【東栄町立東栄小】決まりを守るマスターマンだいかつやく

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 「はーっはっは。ぼくの名前はマスターマン。みんな、おはよう」
 「おはよう」
 「昨日の靴箱の様子はどうだったかな。4年生がとってもきれいだったよ。」
 「やったー。」
 「今日の朝も4年生ができてたよ。だからみんなも4年生を見習おう。」
 「分かったよ。」
 朝読書の数分前の全校放送です。
本校では、本年度から児童会執行部が毎朝、決まりやマナーを守るように全校に向けて放送しています。マスターマンやマスターナ、ダークベアなどのキャラクターをつくり、1分程度の放送劇を行っています。テーマは毎週変わりますが、今週の目標と昨日の様子を放送の中に盛り込んでいます。どの学年も放送を楽しみにしています。
執行部の子どもたちは、週のテーマ「元気よくあいさつをしよう」「トイレのスリッパをそろえよう」等、計画にそって、毎日の放送内容を考えてきます。
一週間同じテーマで放送し、よく取り組めている学年を紹介しているので、自分たちができるようになった実感がもてるようになっています。
4年生は、最初に2年生の靴箱が褒められたとき、すぐにその様子を見に行きました。そこから、自分たちの靴をそろえようとする子が増えました。
決まりが守られている様子を放送することで、意欲が高まると共に「自分たちの靴箱がきれいかな」という意識をもって見られるようになってきました。みんなができていることに満足感を得られるようになり、みんなのことを考えられる気持ちが育つよい活動になっています。

【美浜町立河和小】地域の民謡にふれる

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 美浜町は,知多半島南部に位置する町制60周年を迎えた歴史と伝統ある町です。その町にある本校では,毎年6月の土曜にふれあい学級を行っています。ふれあい学級では,親子で一緒に活動することにより,ふれあいの時間をもち,親子のつながりをさらに深めたり,地域の方を講師として招くことによって,地域とのつながりを深めたりする目的で行っています。
 3年生は,総合の学習で「民謡を知ろう」というテーマで,美浜音頭と美浜小唄の2曲を踊りました。曲を聴いたことはあるけれど,踊ったことがない児童が多くいました。本番までに,3年生の児童だけで練習用DVDを見ながら練習をしました。手と足を同時に別々に動かさなければいけないので,最初は難しくて上手に踊れなかったようでした。ふれいあい学級当日には,地域の民謡保存会の方々が講師で,たくさん来てくださいました。子どもたちの間に,お父さんやお母さんが並び,一緒に踊りました。昔から美浜町に住んでいる方は,踊ることはできましたが,そうでない方は難しかったようです。しかし,1時間ほど練習すると,みんな踊れるようになりました。踊れるようになると楽しくなってきて,みんなの顔に笑顔があふれてきました。終わった後,保護者の方々からは「いい汗をかけました」,子どもたちからは「夏祭りでは民謡を踊ってくるよ」という声が聞かれました。これを機に,自分たちの住んでいる美浜町のよさにふれることができました。

【新城市立八名小】みんなで高め合う縦割り班活動

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 本校では,楽しい学校生活づくりのために子どもの創意工夫を引き出すことをねらいの一つとしています。そして集団の一員としての自覚を深め,自己を生かす能力を養う目的で,縦割り班活動を取り入れています。1〜6年生の縦割り班で,日々の清掃活動や班遊びを行います。
 4月に,「こんにちは集会」が計画され,班の顔合わせと新1年生を歓迎するゲームを行いました。班員が自己紹介をしたあとで,意見を出し合い,班名を決めました。「なんでもするズラー班」,「ピカピカクリーニング班」などユニークな班名がそろいました。簡単なゲームを行うころには,ずいぶん打ち解けることができました。
 5月からは,縦割り班による清掃活動が始まりました。そうじの分担を行うときも,高学年と低学年が組んで活動できるように6年生の班長・副班長を中心に工夫をしています。また,ほうきやぞうきんの使い方を実際にやってみせて教えている高学年の頼もしい姿も見られました。
 6月には,縦割り班対抗ドッヂビー大会が行われました。子どもたちが心待ちにしていたドッヂビー大会。当日は,集会委員会の子どもたちがはりきって準備・運営をしました。ふだんは,学年をこえて集団で遊ぶことが少ない子どもたちにとって,いっしょに盛り上がる楽しい時間となりました。
 1年間,同じ班員が同じ目標に向かって,ともに活動することにより,高学年は班のリーダーの自覚をもって活動し,低学年は,高学年の姿を見て自分の理想の姿を求め,お互いを高め合うよい機会となっています。

【岡崎市立翔南中】あいさつ運動

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本校では、明るいあいさつをすすんで行うことができる生徒の育成をねらいとして、毎月10日、20日、30日に「あいさつ運動」を行っています。生活委員、教職員、保護者が登校時間に昇降口や学区の通学路に立ち、登校してくる生徒にあいさつをしています。先生、友達、保護者の方とあいさつを交わすことで、さわやかな気持ちで学校生活を始めることができるようになったり、多くの人とコミュニケーションをとってよりよい人間関係を築くことができるようになったりしてほしいと考えています。
 あいさつ運動を継続して行っていくことで、年度当初にくらべて大きな声で明るいあいさつをする生徒が増えてきています。また、先生や来校されたお客様にすすんであいさつする姿が多く見られるようになってきました。
毎日の出来事等について生徒が記入する「生活の記録」や各学級の学級日誌には、「あいさつ運動で先生、保護者、生活委員の人たちが大きな声であいさつしてくれて明るい気持ちで学校生活がスタートできました」「自分からすすんでいろんな人にあいさつをしていきたいです」などの感想があいさつ運動の日に書かれていました。また、あいさつ運動に参加してくださった保護者の中には「翔南中の生徒のあいさつをたくさん聞いて嬉しい気持ちになりました。」と言われた方もいました。これからもあいさつ運動に継続して取り組み、いっそう明るいあいさつが飛び交う翔南中学校・学区を目指していきたいと思います。

【豊橋市立野依小】身近な人に対する温かい気持ちを育む体験・交流活動

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 本校の4年生は、総合的な学習の時間に、身近な人に温かい気持ちで接しようとする心を育てるため、交流や体験を通して、子どもたちが自分たちで考え、自分にできる活動を実践しています。
 初めに、調べ学習や出前授業を通して、ユニバーサルデザインについて子どもたちは学びました。多くの人にとって、利用しやすい街づくり、物づくりをしていて、市内の施設や市販の商品など、身近なところにも多くの工夫があり、使いやすいものがあることがわかりました。また、社会福祉協議会から車いすや体験セットを借り、体験活動を行いました。車いすの扱い方や押し方を知ったり、自分の手足や頭に器具を装着してお年寄りの感覚を体感したりすることができました。
 学習や体験をもとにして計画を立て、本校近くの福祉村の若菜荘に出かけ、お年寄りと交流をしました。1回目の訪問では、入居者の方とお話をしながら、昔の暮らし、今好きな食べ物や遊びなどについてインタビューをしました。また、若菜荘の中での生活の様子について施設の方々からわかりやすく説明をしてもらい、部屋の中まで案内していただきました。多くの人から笑顔でやさしく接していただいたため、子どもたちは、お年寄りたちがみんなで楽しくおしゃべりをしたり活動したりして、元気に暮らしていることを感じました。また、2回目の訪問では、若菜荘の方たちと昔の遊びやトランプ、折り紙などをして活動する計画を立て、楽しく過ごす時間をつくりました。子どもたちは、お年寄りとの交流を通して、「若菜荘の人たちは明るくてやさしい」「仲良くなれてうれしかった」「話がおもしろくて行けてよかった」などの感想をもち、温かい気持ちで接しようとする心を高めることができました。

【幸田町立北部中】体験の中から思いやりの心を育む活動

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 本校では、毎年1年生が福祉実践教室として、障がい者スポーツの体験をしています。本年度も、「フロアバレー」、「車椅子バスケット」、「フライングディスク」、「サウンドテーブルテニス」の4講座を開き、それぞれのスポーツを生きがいにしてみえる講師の先生方からご指導をいただいて、体験活動を行いました。障がいをもつ講師の方々が生き生きとスポーツをする姿を見たり、一緒に汗を流したりする中で、生きがいについて考え、福祉への関心を高めることができました。
 以下は、「サウンドテーブルテニス」の講座を受講した生徒の感想です。
「僕は、目隠しをした時点でものすごく怖く、最初は一歩も動くことができませんでした。でも、周りの友達が声をかけてくれることで安心感が生まれ、少しずつ動くことができました。だから、目の見えない方の不安がものすごく分かりました。そして、ほんの少しの声だけでも、ものすごく安心できるんだと感じました。この福祉実践教室を通して、僕は、障がいをもっている方を少しでも安心させられるような社会にし、少しでもサポートできるように頑張っていきたいと思いました。」
 スポーツを楽しむ中で、思いやりの心を自然に育むことができる有意義な機会となりました。

【瀬戸市立原山小】心に響く道徳の授業

 平成27年度の原山小学校では、「心の教育」に力を入れています。その中でも、特に道徳の授業研究に取り組み、子どもたちの心の成長の一助となるようにしています。1学期に2回行われた授業参観の際にも、複数の学年で道徳の授業公開を行いました。普段の授業の様子とは少し違った子どもたちの様子に保護者からは「子どもたちもいろいろ考えているのですね」などの感想が聞かれました。
 また、6月には6年生で道徳の研究授業が行われました。「今、どんな気持ち?」という主題をもとに授業が進められました。授業後には「いろいろな気持ちがあっていいんだということに気づきました」という感想もあり、子どもたちが自分自身の心の在り方について考えるきっかけとなる授業でした。自分のことを知り、友達のことを考え、ひいては社会全体のことにも目を向けることのできる子どもたちが増えてくれることを願っています。

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【知多市立南粕谷小】家庭や地域との交流を深める「ふれあい学級」

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 本校では,6月の学校公開日に「ふれあい学級」を実施しています。本年度は,6月6日(土)に行われ,たくさんの保護者や地域の方にお越しいただきました。
 ふれあい学級では,主に,親子で取り組む体験活動と道徳の公開授業を行っています。本年度の各学年における体験活動の内容は,1年生「牛乳パックを使って」,2年生「カッターを使って」,3年生「絵手紙を書こう」,4年生「点字」,5年生「ミニ運動会」,6年生「切り絵」,3・4組「万華鏡作り」です。どの学年も,温かい雰囲気の中で活動する姿が見られ,保護者とお子さんとの絆をより深められたのではないかと思います。また,内容によっては,地域の方に講師としてお越しいただき,子どもたちと共に私たち教員も学ばせていただき,とても感謝しております。
 本校は,学校と家庭と地域のつながりが厚く,私たちは,子どもたちの健やかな成長を願い,連携して教育活動に取り組んでいます。子どもたちには,たくさんの愛情を受けて学んでいく中で,人を思いやる気持ちやいたわる気持ち,感謝する心などを育んでほしいと願っています。

【岡崎市立細川小】事例で学ぶモラル

 事例で学ぶモラル「ことわったつもりなのに」の学習をしました。
 『じゅんとみゆは、あきらにドッジボールの練習をしようと誘われるが、家の人に尋ねてから返事をすると答える。その後、練習に行けることになったみゆは、あきらに電話で「いいよ」と伝え、じゅんはメールで「いいよ」と伝える。しかし、あきらとみゆが約束通り公園に行ったのに、待ってもじゅんは来ない。次の日、あきらはじゅんを責めるが、じゅんは何のことだか分からず困ってしまう。』という話について考えました。
 ビデオを見た後、じゅんの伝え方の問題を考え、どのように伝えればよかったかについて話し合いました。便利で手軽なメールだが、かんちがいされやすいことも多いことがわかりました。「メールより電話で伝えた方がよかったね。」「電話より会って伝えた方がいいね。」などの感想が多かったです。誤解を招きやすい言葉「だいじょうぶ」についても話し合いました。

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【豊橋市立八町小】4つの心の花を育てる「たてわり活動」

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本校は,望ましい人間関係づくりを図るために,異学年集団の交流を活発にした「たてわり活動」に力を入れています。本校は,全校児童が176人の小規模校なので,全校のみんなが顔見知りといった状態です。
本校のたてわり班は,6年生になると必ず班のリーダーとなるしくみです。たてわり班の活動は,週2回の班長が中心となって決めるたてわり遊びの他に,主に6つの集会が行われます。
・たねまき集会(たてわり班の顔合わせ会)
・若葉の集会(たてわり遠足の目的地で行われる会。6年生の企画・運営によるゲームコーナーをまわって仲よくなる会)
・青空フェスティバル(たてわり班対抗の運動会。4色対抗で競技や応援合戦などを行う)
・ふれあい集会(地域のお年寄りを招いて伝承遊びを一緒に楽しむ会)
・実りの集会(地域の園児を招き,たてわり班で育てたサツマイモを食べる会)
・あすなろ集会(6年生の卒業を祝い,感謝する会)
各集会では,「4つの心の花をさかせよう」を合言葉に,各学年の発達段階に合わせて,集会に対する望ましい態度として,あいさつの花,思いやりの花,感動の花,勤労の花のめあてをもって集会に参加しています。また,全校共通の振り返りカードを使って,それぞれの児童が振り返り,より望ましい参加の仕方ができるよう各担任はカードへの朱書きや対話で支えています。高学年は,頼られ,認められる存在だと感じることで,下学年の児童を大切にし,すすんでよりよい関わりができるように考え班長として成長していきます。低・中学年は,各活動を楽しみながら,安心感や居心地のよさを感じ,他の人への感謝の気持ちをもちながら生活することができます。

【岡崎市立緑丘小】「河川美化活動」 わが町の財産、六斗目川をきれいにしました

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緑丘小学校では、毎年河川美化活動を行っています。 
この活動は、「六斗目川を守れ!緑っ子レスキュー隊〜魚の住める六斗目川にしよう〜」のスローガンのもと、全校児童と地域の人々が協力し合い、活動しています。今年もたくさんの人々が集まり一生懸命草取りやごみ拾いをしました。重くて困っている下級生を見て手を差し伸べる優しい姿も見られました。活動の中で6年生は六斗目川に入り、川に沈んでいるごみを拾ったり、壁から生えている草を抜いたりしました。その中で魚がすいすい泳ぐ姿を見て生命の尊さにも気付くことができました。自然や動植物を大切にする心を育むことができたと感じました。
「この活動が終わってきれいになった六斗目川を見てうれしく思いました。これからも、学校の横を流れる六斗目川がきれいで、昔のように多くの生き物が住みやすい自然豊かな川になるように守っていきたいです。」と児童の感想を聞くことができました。自然とのふれあいや河川美化活動を通して、環境保全の意識を高めたり、ふるさとを大切に思う気持ちを育てたりすることもできました。
また、本校の今年の合言葉には「仲間を大切にする子供」を掲げています。毎日の学校生活や今回の活動などでいろいろな関わりをもつ子供たちには、それぞれ活動を繰り返す時間を共有することで、お互いに相手を思いやる気持ちを育てることができると思います。

【日進市立日進北中】情報モラル教育「それって大丈夫?」

1 ねらい
 インターネットの普及が急速に進み、パソコンだけでなく、携帯電話やスマートフォンなども、いつでも、誰でも利用することができ、また、誰とでも手軽につながりをもてる時代となっている。小中学校においても違法・有害情報に起因する問題が多発している。そこで、生徒が自らの判断で、情報を的確に活用できる能力が必要であると考えた。そのために、体験的な学習を通して、有害サイトの実際やインターネットの正しい知識を身に付けさせ、情報活用の実践力を高める一助とする。
2 実践(中学校3年生、37名)
 インターネットの仕組みや有害サイトなどについて、体験的な学習ができ、かつ、その怖さを強く印象付けることができる教材として、岩手県立総合教育センターの奥田昌夫氏が開発した携帯電話指導用ソフトSutaMobaLANがある。実際の携帯電話と同様の操作ができ、授業では、有害サイトにアクセスしたり、安易に空メールの送信や個人情報の書き込みをしたりすると、その後どうなってしまうか、画面を見ながら体験させた。また、占いサイトなどで意図せず、個人情報の発信をしてしまう体験もさせた。実際にはインターネットに発信した情報は管理者側に記録されていることを学習させ、安易に個人情報をインターネットに発信するのは危険であることの指導に用いた。
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【犬山市立今井小】「インターネットの利便性と危険性」について考えました

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 私たちの周りには、インターネットに繋がるものがどんどん増えています。手軽に情報を手に入れることができて便利になった反面、情報が流出し悪用される危険も急増しています。そんな情報の洪水の中にいる子どもたちが、「インターネットの利便性と危険性」について考え、安全にインターネットを活用できるようことをねらいとして、各学年ごとに情報モラルの授業を行いました。
 1・2年生は、情報モラルに関してまだはっきりとした認識がないことから、情報の大切さを理解できるように、個人情報、情報漏洩について低学年の子どもにも分かりやすく学習できるコンテンツを利用しました。家庭や学校で生活を送る上で、子どもが自分自身で何が大切なのかに気付くことができました。
 3・4年生は、子どもたちに関心のありそうな「オンラインゲーム」に関して、その情報の信頼性や無料オンラインゲームの落とし穴について学習しました。子どもたちが意見や感想を発表し合い、安全への知恵を身に付けることができました。
 5・6年生は、「インターネットの利便性と危険性」について考えました。インターネットに繋がるものにはどういうものがあり、世界中に何台くらい存在するかという内容から始め、「繋がってしまう仕組みと危険性」についての理解を深めました。最後に「何に注意をして安全なインターネットライフを送るか」についてまとめました。子どもたちは、「世界中の人と繋がるのはいいけれど、悪い人に気を付けたい」とか「すぐ検索できてすごいけれど、やってはいけないことが分かった」というような感想をもちました。安全なインターネットの使い方について家庭でも話し合うよい機会になりました。

【扶桑町立扶桑北中】身近な事例から考える

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【ねらい】
・携帯電話利用に関するトラブルや犯罪事例を知ることで、自らリスクを回避し、被害者にも加害者にもならないための知識を身に付ける。
・インターネットやSNSの使用上、守らなければいけないルール・マナー、正しいコミュニケーションのとり方について理解する。

当日は、中学生が巻き込まれやすいインターネットのトラブルについて、事例の動画を見ながら、トラブルに巻き込まれないための方法を考えました。
【事例1(動画)】
友だちにもらったキーホルダーについて、Lineに「これ、かわいくない」という書き込みをした。それに関して、「かわいくない?」と問いかけるつもりが「かわいくない」という否定で伝わってしまったという事例。どうすれば、このようなトラブルを回避できるのか?
「記号や絵文字、スタンプなどを使って言葉だけでは伝わらない部分を伝えていく」
「話し言葉をそのまま、書き言葉にしたのがトラブルの原因だと思った。だから、読み手のことを考えてから言葉にしたい」
「本当に何かを友だちに伝えたい時には、ネットではなく学校などで直接言うことが大切だと思った」
【事例2(動画)】
アルバイト先の飲食店で、冷凍庫に入るなどの過激な行動を投稿している。写真に写っている情報から本人が特定され、その後、損害賠償を求められるなど、とりかえしのつかないことになってしまったという事例。
「気軽に写真を投稿したり、書き込みをしたりしてはいけないと言うことがよく分かった」
「これはやっていいことなのか、フェイスブックなどにアップしても本当にいいのか考えてから行動するようにしたい」
「この文を送ったら相手はどんな気持ちになるかな?この写真は投稿してもいいかな?ということを考えて使っていきたい」
【ネットモラル講座を終えて】
「スマホやインターネットはすごく便利だけれど、使い方を間違えると、友だち関係がおかしくなったり、トラブルや事件に巻き込まれたりする危険性がある」
「スマホを持っていない人やLineをやっていない人でも、友だちが投稿した写真から個人情報が流出していることがあるので、トラブルのことをよく知っておきたい」
「家族などでルールを決め、個人情報を漏らさないようにする。自分で解決できない問題があったら、家族に相談する」

【岩倉市立曽野小】情報モラル教室

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本校では、情報モラル教育の一環として、LINE株式会社の方をお呼びして、「インターネットを使う上で気をつけること」と題して、講演会を行いました。5、6年の児童と全保護者を対象に行いました。具体的な事例を紹介していただきながら、インターネットを介したコミュニケーションも、相手を思いやって行うことが大切であるということをお話いただきました。インターネットを使う機会が増えてくる高学年。夏休みを前に、インターネットを正しく使いこなすことが大切だと再認識することができました。保護者の方にも参加していただいたことにより、夏休み中に携帯電話やスマートフォン、インターネットについて家庭で話題にしていただく良い機会となりました。
【児童の感想から】
・ キャッチボールをやるときは、相手のことを考えて投げます。コミュニケーションも同じで、相手のことを思いやって行うことが大切だと思った。
・ スマートフォンで撮影した写真には位置情報が記録されて、写真をSNSで公開することや、メールで送り合うことが危険だと知り、少し怖くなってきました。
・ 言葉は人それぞれ受け取り方が違って、自分の思いだけで相手に伝えてしまうと、いろいろな誤解を生むことが分かりました。
【保護者の感想から】
・ 子どもたちがSNSについて知っていることが多く驚かされました。今日、家に帰ったら、娘たちとスマートフォンの使い方やインターネットの使い方について、話し合おうと思いました。
・ 中学校にも娘がいます。今日の話を伝え、一緒に使い方を考えていこうと思いました。
・ 全て「ダメ」と使わせないのではなく、子どもの心を育て、正しい使い方を身につけさせていくことも大切だと感じました。

【新城市立海老小】インターネットを正しく使おう!

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 情報モラルクイズ子ども版インターネット編を用い、情報モラルについて考える授業を4年生対象に行いました。

 子どもたちの中には、「インターネットで集めた情報はどれも全部正しい」と捉え、「自分が気を付けていれば、危ないサイトに出合うことは絶対にない」と思っている子がいます。また、「インターネットゲームで無料を表示されているゲームは全ていっさいお金がかからない」を思っている子や、「ホームページを作る場合、誰が作ったかわかるように名前や写真などを入れたほうがよい」と考えている子もいます。

 そこで、インターネットを活用し、インターネットのことを知る学習をしました。登場人物が窮地に立たされたとき、どのように行動したらいいか、登場人物になりきって判断をしていく学習です。
 授業を終え、子どもたちから「自分や友だちの情報を簡単にインターネットにのせてはいけないよ」「個人情報は教えてはいけないね」「ネット上ではニックネームを使うといいよ」という声が聞こえてきました。インターネット上での危険を知り、利用する時のモラルを考えるよい機会となりました。

【江南市立布袋中】ネットトラブルをどう切り返す?

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 スマホを利用している中学生が、LINEなどのグループトークに友達の悪口を書き込まれるなどのネットトラブルに対して、自分ならどのように切り返していくかを考える授業を行いました。資料としてNHKの「いじめノックアウト」を活用しました。

 グループトークに友達の悪口が書き込まれたときの気持ちを考える場面では、生徒意見として、「いきなり驚いた。」「どうしよう。不安。」「突然でどうしたらいいか分からない。」「嫌な気持ちになる。」などの様々な気持ちを意見として発表していました。友達の悪口に対して自分ならどのように切り返すかを考える場面では、「返信をせず、無視する。」「何でと理由を聞く。」「周りの様子を見て、対応する。」「書き込んだ人にやめた方がいいと伝える。」「話題を変える。」「書き込まれた友達に気にしないでね、大丈夫だよと伝える。」などの意見を発表していました。

 以上のようなことを考えていく中で、生徒は誠実に行動することで、友達を助けたり、支えたりすることができるということを学びました。またネットなどで顔の見えない場合でも、相手の気持ちを考えて思いやりのある行動をとることの大切さを改めて実感していました。

<生徒の感想>
・ 友達の悪口を書き込まれたら無視しようと思っていたけれど、書かれた友達の気持ちを考えると、できるか分からないけど無視する以外の方法をとりたいと思いました。友達を励ましたり、書き込んだ人にやめるように言ったりしていくことが大切だと思いました。
・ これからLINEなどを使用するときには、一度文章を読み返し、感情だけで書き込んだりしないように気を付けていきたいと思いました。

【岡崎市立常磐東小】ネット社会の歩き方から

 7月16日、学期に1回行う情報モラルの授業を行いました。3年生の授業では、メールの使い方について、一般社団法人日本教育情報化振興会制作「ネット社会の歩き方」の中の「当番の仕事」を資料にして学習をしました。
 アニメーションでは、ウサギ当番をさぼってしまうツバサ君に注意したいと、グループの子たちがメールを使ってクラスの子に知らせようとしています。ケンタ君がメールのボタンを押すか迷っているところで映像が終わりました。そこで「このあとケンタ君はどうすると思いますか」という発問で話し合いを展開。「知らない人までに伝わってしまうかもしれないから送らない」「メールを送ったことでツバサ君が学校に行かなくなってしまうかも」という意見や、反対に「メールを送ればお母さんにも知られるから、注意してもらえる」「ツバサ君は反省しなければ」などの意見が飛び交い、話し合いがどんどん深まっていきました。
 自分の携帯を持っている子は一人もいません。けれどもメールを送ることでどのような事態になるのかよく考え発言することができました。授業の振り返りでは「メールでなく自分の口で言うことが大事」というところに気付くことができました。

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【春日井市立牛山小】おはぎまつり

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 牛山小学校では、たてわり活動の異学年交流を通して「心の教育」の推進に取り組んでいます。
 たてわり活動は、1年間を通して行われ、6年生をリーダーとして1〜6年生のグループを作り、仲良く交流して遊ぶという活動です。他学年と接することで年下の子への思いやりや年長者としての立ち振る舞い方などを学ぶことができます。
 また、牛山小学校では、2学期に地域や保護者の協力で、たてわり活動のメインイベントである「おはぎまつり」を行っています。1年生はおはぎをおぼつかない手つきで作っていますが、6年生は、この行事の運営を企画し、活動を進めながら低学年におはぎの作り方を教えることができるようになります。毎年、子どもたちは楽しみにしています。

【一宮市立今伊勢中】 SNSを考える

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 情報教育の先生から、SNSの正しい使い方や、SNSによって生じるトラブルについての全校指導がありました。
 中学生でも、SNSに参加している生徒がたくさんいます。遠く離れた友人と簡単につながる、とても便利なツールですが、正しく使わないと、大きなトラブルやいじめ問題に発展します。
 今日の指導の中で、言葉と文字によるニュアンスの伝わり方にずれがあること「なんでくるの」。ネガティブ発言が、周りの子に嫌な気持ちや不安を与えることや、誹謗中傷や無責任な噂話が一人歩きをする怖さについてお話がありました。
 途中動画を使ったり、穴あきの問題を友達同士で考えたりしながら、全校で真剣に考えることができました。