【瀬戸市立古瀬戸小】 ハッピータイム1. うなずきながら聴く 2. 友だちのよいところをみつける 3. まじめにやる この約束を守って行います。プログラムは養護教諭が中心となり、子どもたちの実態に合わせて考えていきます。どのプログラムも子どもにとって少しゲーム感覚が入った活動です。子どもたちは、目と耳と心で話を聴き、友だちのことをより知って、良さをみつけ、自分のことを笑顔で受け止めてもらい、この時間は本当にハッピーな時間のようで、どの学級も子どもたちの笑顔でいっぱいです。 【常滑市立西浦南小】なかよし活動鬼ごっこやドッジボールはもちろん、宝探しや玉入れ・しっぽとりゲーム・くつとばし・ぐるぐるタッチ・だるまさんの一日・・・、毎回みんなが楽しめるように工夫された遊びばかりです。学校が、子どもたちの歓声であふれます。 そして、遊びの最後は、グループみんなで集まって、楽しかった時間を振り返ります。楽しかった感想を聞き合ったり、リードしてくれた6年生に感謝の言葉をかけたりします。ゲームで興奮した気持ちが心地よく静まるよい時間になっています。 他にも、この「なかよしグループ」で読み聞かせを行ったり集会活動や運動会をしたりします。低学年の時に優しくしてもらった体験があるので、自分が高学年になったときはどの子も頼りになるお兄さん・お姉さんになります。 楽しい時間の中で、他を認め、思いやりの気持ちを育むことのできるこの活動は、西浦南小学校の宝です。 【愛西市立立田北部小】心を育む運動会ペア学年競技【犬山市立犬山西小】つなごう 心のバトン 〜ポートフォリオを活用して〜【知立市立知立南小】 計画委員会「boxプロジェクト」
本校の児童会活動では、計画委員会で「BOXプロジェクト」という活動を行っています。各学年の廊下に投書箱(以下BOX)を置いて「うれしかったこと」「すてきだと思ったこと」「こんな学校にしたい」の3つの内容について投書を募集しています。また、「みんなのものを大切にしよう」「みんなと外で遊ぼう」など、テーマを決めて募集する月もあります。
そして、BOXに集まった投書は、低学年・中学年・高学年に分け、投書内容を昼の放送を利用して、全校に紹介しています。自分が見つけたよい行いや友達が見つけてくれた自分のよさを紹介されることは、とてもうれしく心温まるものです。また、発表の仕方も工夫されています。善行者のすばらしさだけでなく、投書者の気付きの良さを認める発表の仕方を意識しており、毎回、誰の投書が読まれるのか、放送を楽しみにしています。次は、「自分がよい行いをしよう」「友達の良い行いを見つけよう」と意欲を高めています。この活動は、帰りの会の日直の話や道徳や学級活動の授業などで活用されています。 【投書用紙】 【投書箱(BOX)】 【昼の放送で全校に流す】 【西尾市立室場小】 ネット上での情報の広がりについて考えました。
情報モラル学習として、4年生で「大人向けの情報に気をつける」、5年生で「悪口を書くのをやめよう」を学習してきた6年生は、中学校への準備段階として、「ネット上での情報の広がり」について考える授業を実践しました。
最初に、『友達から来たメールを早くみんなに知らせたくて電子掲示板に書き込んだが、それがまちがいと分かり、消そうとした。しかし、既に次々と転載され、大きな出来事に発展してしまう』という映像クリップを視聴しました。ネット上での情報が広がるしくみを知り、その時々の掲示板に書き込む人の気持ちを考えていきました。 子どもたちは、「インターネットでの情報の広がりはこわいと思った。」「しくみを知った上で使った方がいい。」「情報が正確なものか確かめてから発信することが大切。」「軽はずみに書き込みをしない方がいい。」等の感想をもちました。ネット上では、一瞬にして情報は広がり、取り消すことは難しいことを知ったことで、よく考えて、慎重に責任をもって正しい情報を発信することの大切さに気づきました。 【東郷町立春木中】地域清掃美化活動本校では、地域を美しくする校区内清掃活動を毎年行っています。その実践を通して、生徒が地域の環境に目を向ける機会をつくるだけでなく、地域の一員であることを再認識し、郷土愛を高めることをねらいとしています。 〈生徒の実践〉 当日は、生徒全員で、教職員も一緒になり活動を行います。活動中は、地域の方と協力してゴミ拾いや草とりを行ったり、通りがかった地域の方に、生徒が大きな声で挨拶を交わしたりするなどの場面があります。その中で、地域の方から「きれいになるから感謝しているよ」といった声をかけられることもあり、その表情から充実感をみてとることができます。こうした活動を通して、生徒が地域の一員であることを再認識し、郷土愛を高めることにつながっていると感じます。生徒からは、「日ごろ使っている公園をきれいにできてよかった」という声がありました。 〈今後の経過〉 このような取組も一つの良い機会と考え、今後もさまざまな場面で行われる学校教育活動を通して、郷土愛を育む教育活動につなげていきたいと考えます。 【犬山市立東部中】「男らしい」「女らしい」ってどういうこと? 道徳の時間で考える。11月2日(月)、犬山市立東部中学校2年2組の教室では、道徳の教科書「明るい人生」の中の題材「たまたま女に生まれただけ」の授業が行われていました。 男子にけんかでも勉強でも負けたことがなかった主人公は、ある日、初めて男子にケンカで負け、泣き出してしまいます。一方、負かした男子生徒は「ひどい」「謝れ」と周りにひどく責め立てられ、結局、泣いてしまいます。女性は泣くと同情を集めるけれど、男性は泣いただけで「男のくせに」といわれるのはおかしいのではないか、と主人公は思います。 生徒たちは、この題材を通して自分たちが日常生活のなかで「男らしさ」「女らしさ」というフィルターを通して人を判断していないか、ということを改めて考えました。生徒たちは男女混合の生活班になって「男の子(女の子)もけっこう大変なのだ」と感じた場面を話し合い、発表しました。「女性でも、お裁縫が好きじゃない人もいるよね」「力仕事はいつも男にまかされる…」担任の塚原菜月先生が「お互いを認め合うことが大切だね」と話すと「性別にこだわるより、その人の心や考えに関わっていきたい」といった意見が出されました。 【授業後のワークシートから】 ● 「男のくせに」「女のくせに」と人をバカにせず、その人の個性をしっかり見つけて、互いに相手のことを認め合うことが大切だと思った。普段の生活で互いのいいところを見つけていけたらとよいと思う。 ● 「女だから静かにしてなさい」と家族によく言われるたびに「また、それか」と思う。女の子だって元気にしたいし、男の子だって強くなければいけない、と決めつけるのはよくないと思う。 ● 男女で得意な分野があるとしたら、互いに助け合って生活するのが大切だと思う。 【尾張旭市旭丘小】異学年交流行事「エンジョイ旭丘」【一宮市立三条小】ゲームを行う際の安全と健康への配慮学習後、「寝不足にならないよう、夜遅くまでやらない」「家の人と約束を決め、守ることが大切」「ゲームをやり過ぎると健康ではなくなってしまうので、やり過ぎないようにする」という感想が多く出ました。 携帯型ゲームに加え、スマホゲームも流行してきたことで、子どもたちがゲームをする時間は、これまで以上に長時間化しているように思います。映像クリップを視聴した時には「やり過ぎてはいけない」と考えることができても、いったんゲームを始めたらやめられないことの方が多いのではないかと思います。 今後も教師と保護者が一体となって「情報モラル」について取り組んでいきます。 【一宮市立小信中島小】なかよしペア活動(なかよし読書)今ではしっかり落ち着き、授業時間を確保するためなどにより、学期に1回授業時間を使うことにし、組み方も1・6年、2・4年、3・5年で組むペア学年交流を行うことにした。 基本的には学級間の交流とし、1対1の対応がしやすいように、そして教師の指導・支援が入りやすいように変更した。このことで、教師・児童の工夫次第で、授業時間外にも自由に交流できるようになった。 現在はペアで、主に、1学期に高学年たちが考えた遊びを行う活動、2学期に地域清掃ボランティア活動、「なかよし読書」、3学期に全校大縄大会を行っている。 その他に、1・6年では、卒業前に「なかよし給食」も行い、できるところで工夫している。就学時健診や体験入学のときは、入学後のペアを考え、5年生が担当してお手伝いをしたり、園児との交流をしたりしている。 今回取り組んだのは「なかよし読書」「お兄ちゃんは上手によんでくれて楽しかった」と、普段上手に読めない高学年も低学年の子に褒められ、何とも言えないうれしそうで、少し恥ずかしそうにしています。どんな子も高学年は優しいお兄さん、お姉さんに変身です。 【豊橋市立南陽中】茨城県への義援金を募る活動下は中心となった生徒会役員の思いである。 ○ニュースで台風被害を聞き、同じ中学生で困っている人が多くいることを知りました。少しでも力になりたいと思い、全校生徒に呼びかけようと決心しました。 ○呼びかける際に、特にいくらもってきてほしいというお願いはしなかったのに、多くの人が100円を持ってきてくれたので、みんなの助けたいという強い気持ちを感じました。また、友達の親戚の方が茨城県に住んでいて、被害にあったという話を聞き、募金活動の話をしたら、お礼を言われ、さらにやりがいを感じました。短期間で多くの義援金が集まって、南陽中生はボランティアの意識が高いと思いました。 ○自然災害はいつ起こるかわからないことで、起こると困るけど、みんなで協力すれば乗り越えられることもあると思いました。もしも、またどこかで災害が起こってしまったら、募金活動や私たち中学生にできることを積極的に行っていきたいと思います。普段の生活にも、思いやりの気持ちを生かしていけたら、よりよい学校を作っていけると思います。 【扶桑町立山名小】親子スマホ教室「会って話せば、表情や声のトーンで気持ちが伝わりますが、メールなど文章だけでは、誤解が生じる可能性があります。『何で来るの?』と書くと、『どんな方法で来るの?』と『あなたはどうして来るの?』という意味があって、相手を怒らせてしまうこともあります。この表現はよいのか、もう一度よく読んでから、相手に送るといいですね」 と具体的な話を通して気を付けることをいろいろと教えていただきました。他にも ・インターネットに載せた写真は、消せない。 ・名前を載せなくても誰が載せたか分かる。 ・写真から位置が分かる。 ・個人情報を載せない。 ・アプリを入れる時は、保護者に確認する。 ・フィルタリングを使う。 ・危険を知って安全に使う。 などたくさんのことを学ぶことができました。 インターネットにつながるゲーム機も同様の危険性があります。親子できちんとルールを確認し、危険な目に合わないよう安全に使うことを考えるきっかけとなりました。 【日進市立東小】スマートフォンのメッセージのやりとりから学ぶ番組を見た後、「勇気を出していじめを止めたい」という意見と、「自分だったら同調してしまうと思う」という意見が出ました。また、今までの学習から「直接コミュニケーションしないからおかしくなる」という意見も多く出ました。さまざまな意見が出る中、「こんなふうにならないように使いたい」という点は共通していました。便利な道具を上手に使える子どもたちを育てていきたいと思います。 【日進市立南小】インターネットを使うときの注意点家庭用コンピュータの普及が進み、1年生でもインターネットを利用する機会が増えている折、10月には1年生が、「連絡先を教えないようにしよう」というねらいで、インターネットを使うときの注意点についての学習をしました。 クイズ形式の分かりやすい学習内容で、メールアドレスやパスワード等は他人に教えてはいけないことや、インターネットは大人と一緒に利用すること等を学習しました。 学習後、「インターネットは分からないことが多いので、親と一緒にしようと思いました」という感想が多く出され、情報モラルへの理解を深めることができました。 【春日井市立神領小】情報モラル授業「文字だけでつたえるたのしさやむずかしさ」メールでは、気持ちが相手に伝わらないことがあります。今回取り上げたネットモラルの教材では、主人公が友達をドッジボールの特訓に誘ったところ、「特訓はいいよ。」という返事をメールでもらうことから始まります。主人公は、友達が特訓に来るのかどうかわからなくて悩みます。教室の子どもたちも一緒に悩みます。 「“いいよ”って言葉には、オッケーって言うのと、いらないって意味があるよ。」 「特訓に来るのかどうか、わからんね。」 「意味が二つあって、どっちでも取れる。行けないって書けばいいのに。」 この言葉には、賛同と拒絶の意味どちらとも取られてしまうことに、子どもたちは気づけたようです。 「それじゃあ、自分だったらなんて書いてメールを送る?」 活発な話し合いが始まります。 3年生の子どもたちの約半数は携帯電話やスマートフォンを使ったメール送信の経験をもち、2割の子どもたちが日常的にメールやラインの通信機能を使っているとのことでした。もしかすると、メールなどの情報技術は、私たちが想像している以上に、子どもたちの世界に浸透しているのかもしれません。 今回の授業を通して、子どもたちは言葉で伝えるときに気をつけないといけないことをについて学びました。 【岡崎市立夏山小】 月一回のエンカウンターの取り組み子どもたちはエンカウンターを毎回楽しみにしていて、『全校フルーツバスケット』や『仲間をゲットするぞ』、『新聞使って1,2,3』、『人間コピー機』など、縦割り班対抗で行ったり、くじで班を決めたりして全校みんなで楽しんでいます。先回行った『暗やみでドッキリ』では、ペアになった片方の子がアイマスクをし、手を取って連れて行く活動をしました。これは、連れて行く子が相手のことを考えて、信頼関係を高める活動です。ふり返り用紙からは、「階段があるよとか、次に○○があるよと教えてくれたので、安心して行けました」「前が見えないのでドキドキしたけど、ゆっくり連れて行ってくれたのでうれしかった」など、子供たちの信頼関係もぐんと高まりました。 【岡崎市立大樹寺小】 1年生の情報モラルの授業
1年生の情報モラルの授業です
情報モラルの内容には、相手を思いやり、自分の行動に責任をもつモラルの側面と、ネットワークから身を守り安全に利用するための情報安全の側面があります。今回、道徳の授業で相手を思いやる温かい心で他者に接することの大切さ・相手の立場を考えた行動がとれるようにと考え授業を実施しました。自分のものであれば何を書いてもよいのかという、ネットモラルにつながる内容について考えさせました。掲示板やチャットでは、相手が誰であるのか分からないまま、自分の意見を書き込むことができます。そのため、より一層相手の気もちを考えて発言することが求められます。日常生活においても同じであることを考えさせました。 1年生ということで身近に感じられるような資料を用いました。休憩時間に遊んだ仲間とのトラブルから、その腹いせに周りにいた友達と共に自分の自由帳に悪口を書いてしまう。その後、相手が謝ってくれたが、わだかまりが残るという資料です。 【授業の流れ】 導入 自由帳には、どんなことをかいているか思い出す。 ○あきら君とけんかをした時の気もちを考え話し合う。 ○友達に誘われ、悪口を書くように言われた時の気もちを考え話し合う。 ○あきら君が謝ってきたときの気もちを考え話し合う。 ○あきら君は、どうしたらよかったのか考え、シートに書き発表する。 授業後のワークシート ・じぶんのじゆうちょうだからって、わるぐちはかいちゃいけないね。けんかしたこともあやまって、わるぐちをかいたこともあやまろう。 ・わるぐちかいていたとしったら、また、けんかになっちゃうよ。あやまらないといけない。 ・いいたいことがあれば、ちゃんといったほうがいい。 ・わるぐちをかこうとさそわれても、わるぐちをかいては、いけないな。 【常滑市立西浦北小】縦割り活動○全校を縦割り集団(10グループ)に分けて自主的な活動を経験させることにより、 高学年を中心にリーダーを育てる。 ○異年齢の友達と遊ぶことにより、互いに思いやる気持ちを育てる。 2 児童の実態 ○リーダー的存在が年々少なくなってきており、中心になって活動しようとする児童が 少ない。さらに、人との関わり方も苦手な児童が増えてきている。 3 実践の概要 ○縦割り活動は、「たてわり遊び」と「ペア遊び」とする。 ○4月に班編成をして、5月の「ペアよろしくの会」を皮切りに、ペア遊び年5回及び 縦割り遊び年4回を実施、3月の「ペアありがとうの会」まで毎月1回のペースで活 動している。 ○10月の「たてわり遊び」では、6年生のリーダーは次のような感想を書いた。「何を して遊ぶのか決めることは大変でしたが、「鬼ごっこ」をすることにしました。鬼か ら逃げるために1年生の手を取って走りました。みんなが喜んで遊んでくれ、楽しい 時間になりました。」 【岡崎市立藤川小】正しい情報を伝える大切さを学んだよ不正確な情報を発信することで、他人に多大な迷惑をかけるだけでなく、自分の信用を失うことにもつながってしまうなどの問題が起きることがある。 そこで、よく確かめて正しい情報を伝えようとする心情を育てたいと考え、道徳の授業において文部科学省資料『小学校道徳読み物資料集』より資料「みんなのニュースがかり」を使って授業実践した。 ≪資料の概要≫ ・本資料は、個人の情報を、よく確かめずにニュースに書いてしまい、友達に責められたニュース係のけいすけが、その後、ゆいさんの言葉をヒントに、みんなに喜んでもらえるよう作り直すという話である。 ≪指導の流れ≫ ・導入:「伝言ゲーム」を行う。情報を伝えることの難しさに気づくとともに、正しい情報を伝えるためには、どんなことに気をつけないといけないのかを考えるきっかけとなった。 ・資料の提示:教師が資料を読み聞かせをした。 ・展開(話し合い):みんなに喜んでもらおうとしたが、友達に責められた主人公の悔しい気持ちに十分に共感させた。 ゆいさんからの言葉をヒントに、もう一度みんなに喜んでもらおうとする気持ちが高まっていることを感じ取らせた。 ひろしに「みんなのニュースかかりだね。」と言われたけいすけの気持ちを話し合わせ、けいすけの気持ちにある「みんながよろこんでくれてうれしい。」を考え合った。 ・まとめ:話し合いを通して、主人公けいすけの気持ちに寄り添い、不正確な情報を流すことが他人を嫌な気持ちにさせることに気付かせることができた。また、みんなを怒らせてしまったけいすけの悲しい気持ち、みんなに悪いことをしたと反省する気持ちを発表することができた。さらにけいすけが級友に励まされる場面では、みんなに喜んでもらえるニュースを書くためにがんばろうと思っている、今度はちゃんと確かめてからニュースを書こうと思っているといった意見が出た。 最後に「もし自分がニュース係だったら、どんなことに気をつけてニュースを書くか。」というテーマで感想を書かせたところ、子供たちからは、「友達が怒ったり悲しい気持ちになったりしないように正しいことを書くようにする。」「よく分からないことは確かめてから書くようにする。」などと書くことができた。 |