【弥富市立栄南小】 地域に学び、語り継ぐキャリア教育 〜トマト作りを通して〜

 本年度、本校は、「地域に学び、語り継ぐキャリア教育」推進事業の委託を受けました。そこで、「人や地域とふれあい、自分で未来を切り拓き、たくましく生きる児童の育成」という事業主題を設定しました。5・6年生を対象に、地域の方々を招いて体験活動や講話等を実施する中で、子どもたちが働くことや自分の生き方について考えを深め、さらに、その深めた考えを下級生に語り継ぐことで、子どもの発達段階に応じたキャリア教育を推進していきたいと考えました。
 【トマト作り〜トマトを使ったケーキ作り〜下級生に語る会】
 栄南小学区には、鍋田干拓があり、田畑が広がっています。5・6年生は、地域の特産物であるトマトを育てる農家の方を講師としてお迎えし、トマト作りを通して農業について考えました。4月下旬の苗植えから脇芽取り、受粉作業、そして収穫まで、講師の方には、何度も学校に来てもらい、ていねいに世話の仕方を教えていただきました。また、講話では、農業の楽しさや大変さを語っていただき、働くことの意義を知ることができました。
 7月下旬には、自分たちで栽培したトマトを使ってチーズケーキ作りに挑戦しました。講師は、弥富市にあるケーキ屋さんにお願いしました。児童は、実際にお店で販売している「みょうなとまと」というケーキを作りました。味、色合い、形など、手ほどきを受けながら上手に作ることができ、大変満足した様子でした。
 10月中旬には、3・4年生の前で「トマトの栽培からケーキ作り」までの様子を自分たちで発表の仕方を工夫して報告しました。
 児童からは、「トマトの世話は大変だったけど、農家の方がやさしく教えてくださった」「弥富市にこんな有名なお店があるとは知らなかった」「下級生には地元の素晴らしさをいつまでも忘れないでほしい」などの感想が出され、「働くことの意義」を考えるよい機会になりました。そして、同時に児童は、郷土の人々の温かさを肌で感じ、自然の豊かさを再認識し、郷土を誇りに思う心も芽生えました。下級生にもこの郷土をいつまでも愛し守ってほしいという願いを伝えることができました。

 






 【5月中旬 トマトの世話】 【7月下旬 ケーキ作り】
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【刈谷市立平成小】 自分のいいところを見つけよう

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 本校では、毎年10月の授業参観で全学級で、子どもたちの豊かな心を育んでいくことを目指して、授業公開をしています。ここでは、3年生で行われた「自分のいいところを見つけよう」の様子をお知らせします。
この授業では、日頃意識しない自分の長所について、友達に伝えてもらうことで自分のよさに気付き、自己肯定感を高めていくことをねらいました。
「活動1」は、『☆いくつ?』というタイトルで、「おもしろい人」「元気がある人」「じっくり考えられる人」などの10項目の質問に対して、自分がどれに当てはまるかを質問用紙にチェックしました。その後、その質問用紙をグループ内で回覧し、友達はその子をどう見ているか、同じ項目でチェックしてもらいました。手元に戻ってきた用紙を見た子どもからは、「みんなから見た自分と、自分から見たのとは違っていました」「自分では優しいと思っていなかったけれど、『やさしい』の☆がいっぱい塗ってあってよかったです」という感想が聞かれました。このように、自分の長所について友達に伝えてもらって気付くことができました。
 「活動2」では、『そうだねゲーム』を行いました。これは、教師が作った例文を、グループ内の一人が言い、それに対して他のメンバーが「そうだね」「うんうん」と、相づちをうちながら肯定的に話を聞くゲームです。この活動を行ったことで、互いに意見を言いやすい雰囲気が自然に生まれてきました。
そして、この雰囲気の中、「活動3」として、グループ内で友達のいいところを具体的に伝え合うことを行いました。子どもは、「いいところを言ってもらえて、嬉しくて、いっぱいありがとうと言いたくなりました」「友達のいいところを言うと、いい気分になりました」「いいところを言ったら、嬉しそうな顔をしていたので自分も嬉しかったです」という感想が聞かれました。このように、授業を通して子どもは、自分のいいところを言ってもらうことだけでなく、友達に言ってあげることにも喜びを感じることができました。

【豊橋市立西郷小】気持ちを込めてありがとう(命の講演会)

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 6月13日(土),「西郷・学校いのちの日」に,朝倉三恵さん(豊橋市民センター長)を講師にお迎えし,『命の講演会』を行いました。
 朝倉さんには,二歳で小児がんを発症し,七歳で天国へ旅立った長男の将(まさし)くんがいました。「命を大切にして過ごしていますか。生きていると,辛いことや悲しいことがいっぱいあります。でも,あきらめずにがんばることを子どもから学びました。」と語り始めました。
 抗がん剤治療による下痢や嘔吐で体調が悪くても学校へ行きたいと言い,がんばっていたことや治療で抜けた髪の毛のことでからかわれたこと,病院の売店で聞こえてきた将くんに対する心無い言葉など,将くんとの日々を通して,命について考えるお話をしていただきました。将くんの最期の言葉は,「お母さん,大好き,ありがとう。」でした。どんな時でも『ありがとう』を忘れない心や,あきらめない姿,そして感謝する気持ちをもつことなど,子どもたちの心に強く伝わってくるお話でした。
 最期に,「いつまでも健康でいること,自分自身を大切にして,笑顔いっぱいで過ごしてください。」と,子どもたちに呼びかけてくださいました。 

【津島市立北小】豊かな心をはぐくむ読書活動

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 本校では、豊かな心の育成を目指して読書活動に取り組んでいます。
 授業では、様々な教科にブックトークを取り入れています。生活科では、生き物探検に出かける前に生き物に関する物語や図鑑の紹介をしました。家庭科では、裁縫道具を初めて開く時間に、裁縫道具が主人公の絵本を読み聞かせたり裁縫に関する本を紹介したりしました。授業後は、担任が紹介した本を手に取る児童が多く、「生き物探検のときに本に載っていた生き物を探したい」「裁縫道具を大切に使っていきたい」という感想がありました。
 また、本校では毎朝「読書タイム」を設けており、読書をしたりPTA読書クラブの方たちの読み聞かせを聞いたりしています。PTA読書クラブは、朝の読み聞かせだけでなく、年に3回、全校児童や低中高学年の各児童に向けて読み聞かせの会も開催しています。写真は、低学年向けの読み聞かせの会の様子です。PTAの読み聞かせを楽しみにしている児童が多く、読み聞かせが始まると耳を傾け、物語の世界に浸る姿が見られます。

【豊山町立志水小】「親子情報モラル教室」をきっかけとして

 最近、小学生でも携帯電話やスマートフォン、タブレットなどを使った経験がある割合が増えてきています。そのような状況の中、本校では毎年、5年生とその保護者を対象に「親子情報モラル教室」を実施しています。今回は、「KDDIケータイ教室事務局」より講師をお迎えして実施しました。
 当日は、中高生の具体的な事例を見ながら、トラブルに巻き込まれないために、また、他の人を傷つけてしまわないために自分がどんなことに気を付けていかなければいけないかについてクイズ形式で学ぶことができました。クイズの中では、「LINEで『かわいくない?』とみんなに聞いたつもりなのに、『かわいくない』と決めつけたように思われてしまった」「プロフィールに写真を載せただけなのに、学校や家まで追いかけられた」など、身近で起こりそうなトラブルに、児童だけでなく保護者の方も驚いていました。
 今回の「親子情報モラル教室」をきっかけとして、携帯電話やスマートフォンの使い方だけでなく、児童一人一人が情報化社会で生きる力を伸ばせるよう、これからも家庭と学校が協力して子どもたちを見守っていきたいと思います。
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【みよし市立三好丘中】中学生と赤ちゃんとのふれあい体験

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活動のねらい
 ○赤ちゃんとその母親とのふれあいを通して、生徒が子育ての喜びや命の尊さを実感することができる。
 ○体験活動を通して、生徒自身が今まで受けてきた親への愛情に対し、感謝の気持ちを再認識できる。
 ○体験活動を通して、生徒が次世代の子育ての担い手としての自覚をもつことができる。

生徒の実態
 中学校3年生の生徒を対象に体験を行ったが、生徒は全体的に明るい生徒が多い。ただ、自分のことを中心に行動する生徒が多く、気遣いや優しい気持ちをもっていても、行動として表せないことがあった。親への感謝の気持ちはあるものの、素直になれない時期でもあるので、この体験を通して感謝の気持ちも育てていきたいと思い、体験を行った。
 体験では、1時間で赤ちゃんを抱っこさせていただくことや、赤ちゃんを育てる上で大変なことや質問してみたいことをお母さん方に聞いていくことを行った。保護者ボランティアの方にも協力していただいて、安全に行うことができた。生徒たちも赤ちゃんを抱っこする機会はなかなかないので、様々なことを感じたり学んだりすることができた。赤ちゃんを初めて抱っこするときの不安な表情や、抱っこできたときの安堵の気持ちや喜びのような気持ちなどから、貴重な経験になったように感じた。
 活動後の体験を行ってみての生徒の感想には、
 ・赤ちゃんは何でも口に入れるので常に赤ちゃんに目を向けて家事をこなしているお母さんはすごいと思った。
 ・お母さんたちは表情や行動から赤ちゃんがどうしたいのかを判断できてすごいと思った。
 ・抱っこしたときにとても温かくて、笑顔になってくれたときは私も心があったかくなって本当に嬉しかった。
 ・赤ちゃんを育てるのは大変だと実感し、親への感謝の気持ちを大切にしようと思った。
 
 などの感想を書いていた。一方、参加していただいたお母さんの感想には、
 ・中学生の率直な反応に感動した。
 ・生徒の皆さんが臆することなく子どもにさわってくれたり、話しかけてくださったり、こんな風に育ったらいいなと思った。
 ・上手に抱っこしてくれた。みんな笑顔で抱っこしてくれてうれしかった。
 ・生徒さんがていねいに大事に赤ちゃんにふれあってくれてとても良かった。

 など、前向きな意見を多くいただけた。生徒たちも「命の大切さ」やお母さんたちの愛情を感じ、とても良い経験となった。次年度も今回の反省を活かし、よりよい心の教育推進活動として継続して取り組んで行きたい。

【瀬戸市立西陵小】インターネットの正しい使い方

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「インターネットの正しい使い方」についての学習を,学校公開日に小学校3年生で実践しました。インターネットの良い所・悪い所について聞いたところ、遠く離れていても連絡を取れたり、見たい画像や映像などをすぐに見られたりと便利な面がたくさんある反面、知らない人からメールが来たり、ウイルスに感染したりなどよくない面もある、という意見が出ました。また、「あんしん・あんぜん情報モラル(オンライン版)」の「その情報、本当かな?」「やくそくやきまりを守る」のアニメーションを視聴し、正しい情報かどうか確認することや家庭で使う際にきまりを決めておくことの大切さを学習しました。
 学校公開日ということもあって、授業後、情報モラルについて話し合った家庭や、改めて子どもと使う際のきまりを話し合った家庭もありました。保護者からは「今後もこういった授業を行ってほしい」という意見もありました。

【蒲郡市立三谷東小】 インターネットの正しい使い方講座

本校では、5・6年生を対象に、インターネットの正しい使い方について、蒲郡市青少年センターから講師を招いて、講座を毎年開いています。
本年度の講座では、パソコンはもちろんですが、携帯電話やスマートフォン、アイパットやゲーム機なども簡単にインターネットにつながること、しかも世界中の人とつながっていて記録として残ることなどを教えていただきました。その後、クイズをしながら、インターネットを使うときに起こるさまざまな問題点を学んでいきました。ゲーム機がインターネットにつながるということを初めて知った子もいました。写真もその1枚だけで、場所が限定され、その人が特定されてしまうことに驚いている子もいました。また、使い過ぎによって依存症になってしまうことを聞き、体にも影響が出てくることも教えていただきました。インターネットで気軽にしていることが、人を傷つけてしまい加害者になること、逆に犯罪に巻き込まれて被害者になってしまうことなど、インターネットの怖さについても教えていただきました。インターネットはとても便利なものですが、使う人の意識によって危険なものになってしまう怖さがあることがよくわかりました。子どもたちの感想の中には、「家族ともインターネットの大切さと気を付けなければいけないことを話し、注意して使っていきたいと思います」や「自分の体にも影響が出ることを知りました。インターネットなどをやりすぎないようにし、家族との会話も大切にしていきたいと思いました」など今後、インターネットとどのように付き合っていったらよいのかを考えるよい機会になりました。









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【安城市立錦町小】支えを力に

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 西尾中学校の小島裕治先生からお話を聞きました。小島先生は4歳の時に両腕をなくしましたが、足を使うことで、他の人と同じように生活できるようになりました。7年前に採用され、先生として担任をもちながら授業では英語を教えています。
 6年松組の授業では、書くことが遅く、まるつけができないから先生は無理という意見もありましたが、まわりのみんなが協力すればできるという意見が多くありました。小島先生は、足を使って黒板に字を書き、習字も見せてくれました。「努力すれば、夢はかなう。ひとりではむずかしいけれど、支えてくれる人があればなんとかなる。」
と、話していただきました。
 全校の子どもたちには、両手がなくても同じように生活できる器具の紹介や、自分に負けずにチャレンジしてきたことを話していただきました。
<子どもの声>
・小島先生に会った瞬間心が温かくなった気がしたよ。
・感動して泣きそうになった。支え合うって大事だね。
<家庭の声>
 子どもは感動したことを話してくれます。家庭でも親子で話題にしています。
<小島裕治さんの声>
 4才の時、両腕を交通事故で失った私は、足で何にでも挑戦しました。足で箸が使えるようになり、習字は3級。運転もできます。自分のやる気と友達の温かい支えで教師の夢をかなえました。夢を持って!

【瀬戸市立深川小】携帯電話とのつきあい方

 本校では6年生を対象に「メールと依存症」というDVDを使用しながら、自分の携帯電話との付き合い方について考えました。
 始めに携帯電話に対する知識や所持率、使用頻度などを確認しました。自分用の携帯電話を持っている子は1割ほどでしたが、メールなどを使ったことがある子は約8割でした。メールの利点を確認してからDVDを視聴しました。DVDの内容は、携帯電話を買ってもらった主人公が食事の時にも手放せなくなる依存症になってしまい、生活のリズムが携帯電話中心になってしまうというものでした。
 視聴後、グループに分かれ、主人公の問題点についての意見交換をしました。食事中や夜遅くまでメールをしていること、返信がないだけで不安になりイライラしていること、他のことに集中できなくなっていることなど様々な意見が出されました。主人公に対してのアドバイスを考える場面では、家族や友達と携帯電話を使うときのルールを決め、約束をしっかり守ることが大切であるという意見が多かったです。
最後に、自分のこれからの携帯電話との付き合い方を考えました。今回の内容を踏まえた前向きな意見がたくさん出されました。
携帯電話やスマートフォンが子どもたちの生活に大きく関わっている、またはこれから大きく関わってくるであろうことを考えると、情報モラル指導を継続して取り組んでいく必要性を強く感じました。

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【田原市立若戸小】 みんな笑顔に〜幸せの脳科学〜

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「みんなの毎日が笑顔でいっぱいになるように」という願いをこめて、ハートマッスルジムから桑原規歌先生をお迎えし、学校保健委員会を開催しました。
 桑原先生の講演の前に健康委員会の子どもたちが「言われてうれしい言葉」と「言われて悲しい言葉」を発表しました。日頃子どもたちが何気なく使っている言葉が、周りの人の心を優しくしたり傷つけたりしていることが分かりました。
そして、桑原先生の講演がスタートです。前半は、全校児童と保護者、教員が対象でした。クイズやゲームを取り入れながら、「言葉が脳の動きを変える」ことを教えていただきました。「自分や友だちのいいところをさがすぞ!」と思っていると、脳は「たくさんのすてきなものを見つけよう」と働いてくれるのです。反対に、人の悪口やぐちばかり言っていると、自分が言った言葉は自分の耳と脳が聞いているので、心が満たされないどころかますますイライラしてしまうのだそうです。「ぼくはこれから自分が言われていやな言葉は友だちに言わないようにしようと思いました。」「今日先生に教えてもらったみたいに、優しい言い方を考えていこう!と決めました」等、子どもたちは前向きに捉え、日々の生活に生かしていこうという気持ちをもつことができました。
後半は、保護者と教員対象に「ほめる」と「しかる」の脳科学について教えていただきました。どんな言葉かけをしたら子どもたちに生きる力が生まれるのか、たいへん分かりやすく話していただきました。保護者の方からは「否定的な言い方をしないように、今日から気をつけていきたいと思います。」「もっと子どもを認めたり、可能性を伸ばしたりしていけるように心がけていきたいです。」等、早速変わっていきたいというご意見をたくさんいただきました。
桑原先生のお話を伺って、大人も子どもも前向きに明るくがんばろう!という気持ちをもつことができました。

【刈谷市立小垣江東小】SNSの扱い方を考えよう

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 6月に刈谷警察署生活安全課の方々をお招きして『今すぐできる防犯対策』という演題で高学年を対象に講演会を行いました。その中で「携帯やスマホによる悲惨な事件があとをたたない」という話がありました。これを受けて10月に、e-ネットキャラバン協議会の方を講師に招き、『携帯・スマホの使い方講座』を開催し、SNSに関わる事件や扱い方について学習しました。
 児童からは「たった1枚の写真から、誰が写っているかだけでなく、どこで写したのかも分かってしまうことを知って、不要な写真などはネットにアップしてはいけないことが分かりました」、「相手の顔が見えないと、気軽にメールが打てるけど、本当の気持ちが伝わらなかったり、嫌な気持ちにさせてしまったりすることがあり、それがいじめにつながってしまうことを知りました」と感想があり、携帯電話やスマホなど、SNSを安全に扱う方法を促すことができました。

【常滑市立常滑東小】4年総合「ともに生きる」の授業

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 本校では、毎年4年生が福祉について興味、関心をもち、調べ、理解し、実践する中で、自分を生かしながら他と共により良く生きていこうとするということをねらいに総合の学習の一環で福祉体験教室を行っています。事前に、国語の学習の「だれもが関わり合えるように」で福祉について一人一人調べ学習を行いました。その学習をうけて、点字・ガイドヘルプ・車椅子の3講座から、希望の講座を2つ選び学習しました。
 点字教室では、始めに鉛筆で点字の形を練習し、その後点筆という道具を使って、実際に自分の名前や好きな言葉を点字で制作しました。自分の伝えたい言葉が実際に点字のカードになり、みんな嬉しそうにしていました。
 ガイドヘルプ教室では、目隠しをし、手に白杖をもって校内を移動する友達をガイドヘルプしました。できるだけ早く正確に、通り道にあるものを伝えることの難しさを感じていました。また、安心させるように優しく声をかけることが大切であることを学んでいました。
 車椅子教室では、車椅子への乗り降りから気を付けなければいけないことを教わりました。また、少しの段差でも乗っている人のことを考えで向きを変えて移動することを学びました。
 子どもたちは、「点字は、読む人が分かりやすいように、工夫されて形が考えてあることが分かった。」「目が見えないって、とても怖いということが分かった。」などと感想を話していました。
 福祉実践教室で、誰にでも同じようにコミュニケーションをとり、優しく接することが大切であることを学ぶことができました。また、困っている人がいたら助けようとする気持ちを高めることができた貴重な時間になりました。

【新城市立鳳来東小】 こんな場面に出会った!あなたならどうする!

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本校の3・4年生の5名の児童は、自分の携帯電話を持っている子は1人もなく、家にあるパソコンを1人で操作する子もいませんでした。このように自分の携帯電話やパソコンを持つ前の時期(中学年の時期)に、しっかりと情報モラルを行うことが必要だと感じ、文部科学省発行「私たちの道徳」小学校3・4年生を用いての情報モラル教育を行いました。
 三つの場面の絵(コンピュータでゲーム)(個人情報を引き出そうとする電話)(知らない人からのメール)を見て、「もし、このような場面になったらどのような行動をとるか」を考え、話し合い活動を行いました。
授業の流れ:1、絵の場面と説明の文章を読んで吹き出しに自分の考えを書く。2、自分の考えを発表する。3、これから、どのようなことに気をつければよいかを話し合う。(それぞれの場面ごとに1〜3を行う)
 最初のゲームを行っている場面では、「早起きができない」「目が悪くなる」「宿題ができない」などの生活のリズムを崩す意見が多く出ました。説明文に書かれているオンラインゲームを行っている子はいませんでしたが、「友だちとトラブルになる」「お金が多くかかる」など、人から聞いた情報を言う子もいました。話し合いでは、家の人に相談したり、決まりを作ったりしながら行うことが必要だという考えにまとまりました。
個人情報を引き出そうとする電話の場面では、動作化も取り入れながら楽しく行うことも効果的だと感じました。
最後のメールの場面は、授業で考えるとともに、経験豊富な家の人と共に考える場面も必要だと考え、携帯電話のメールについて(ここで取り上げた場面のプリントを参考にして)家でも話し合わせるようにしました。
今後、警視庁が作った、「キッズ・パトロール」を利用して、携帯電話のメール等について考えを深めていく予定です。

【豊川市立長沢小】地域の方との交流を通して

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本校の2年生は、地域のお年寄りと交流する機会として、毎年7月に『ももサロン』の方と七夕の短冊づくりを行っています。今年も、7月1日(水)に市民館で交流会を行いました。8つのグループに分かれ、短冊や七夕飾り作りをしました。子どもたちは緊張しながら『ももサロン』の方と接していましたが、おじいちゃんやおばあちゃんが丁寧に教えようと頑張っているうちに徐々になじんでいき、和やかな雰囲気の中で活動することができました。その後、子どもたちが「たなばた」の合唱や「かえるの合唱」の鍵盤ハーモニカ演奏を披露しました。地域のお年寄りから「かわいい2年生が来てくれてとてもうれしかった。」という感想をいただき、子どもたちも「緊張したけど楽しかった。また会いたい。」という感想をもちました。来年の2月には、全校で感謝の会を開くことになっています。感謝の会で2年生は、『ももサロン』の方を招待する予定です。

【豊田市立竜神中】伝統をつなぐ、縦割り活動

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 本校は縦割り活動を積極的に行っています。本年度は体育祭において初めて縦割り活動を取り入れました。1年生から3年生までが1組団、2組団など同じクラス同士で団を組み、それぞれの団で応援し合ったり、競技で競ったりしました。準備期間には、3年生が1,2年生のクラスをまわり、それぞれが考えた応援や団紹介の練習を行いました。部活動以外ではあまり接点のない異学年の交流は生徒たちにとっても新鮮で笑顔あふれる時間となりました。体育祭本番では各団が趣向を凝らした団紹介を披露し開会式に華を添えました。また、全校種目のクラス対抗長縄では、長縄に挑戦する1年生を3年生が一生懸命応援し、その姿に感化された2年生が、3年生が競技を行っている間中一生懸命応援する姿がありました。生徒の感想からも「3年生と一緒にやるのは最初緊張したけど楽しかった。」(2年男子)「3年生が応援してくれてうれしかった。また、団で活動をしてみたい。」(2年女子)と異学年との交流を楽しんでいる姿がうかがえました。
 この時の生徒たちの思いは10月の合唱コンクールにつながりました。文化祭準備期間の合唱練習で、体育祭で関係を築いた学級同士がお互いの合唱を聞き合いアドバイスをしあっている姿や、一緒に発声練習をしている姿がありました。
 3年生の姿を近くで見ることは、1年生にとっては中学生としての自覚に、2年生にとっては来年度への意欲につながります。そして3年生にとっては最高学年として竜神中学校を自分たちの手でよりよいものにしたという自負になります。今後も様々な場面で縦割り活動を取り入れながら、生徒の心の成長につなげていきたいと思っています。

【豊橋市立栄小】「スマホ・携帯安全教室(入門編)」

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 5・6年生の児童と保護者(希望者)を対象に、出前授業「スマホ・携帯安全教室(入門編)」が開かれました。今や高学年の35パーセント程度がスマホを利用しているといわれます。スマホや携帯電話の普及で、私たちの生活が便利になった反面、使い方を誤れば大きなトラブルへと発展することもあります。今回、D社の講師の方をお招きして、安全な使い方やルール・実際に起こりうるトラブルの例などについて、映像を交えてわかりやすく教えていただきました。
<授業後の振り返り>
・私は自分の携帯を持っているけど、家族とのルールでメールと電話しかやってはいけないことになっています。授業の再現ドラマの中で、その人はルールがちゃんとしてなかったから大変なことになりました。きまりをつくることでトラブルがなくなることが改めてわかりました。(6年女子)
・驚いたことは、インターネット上に載せた情報は、完全には消すことができないということです。スマホは便利なので不便なことはないと思っていました。でも、危険なサイトもあることがわかったので、高校生になって携帯を持つようになったら、何かあれば、すぐ家族に相談しようと思いました。(5年女子)
 子どもたちは、講師の方のお話を最後までじっくりと聞き、大事なことは熱心にメモをしていました。インターネットで情報を発信する際には個人情報に気をつけることや、メールをする際には会話をするとき以上に相手の気持ちを思いやることなど、スマホや携帯の使い方について学ぶよい機会となりました。

【豊田市立則定小】ICT機器やインターネットの正しい取り扱いについて学びました。

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学習指導要領に基づいた各教科の指導において、児童生徒によるICT活用を含んだ学習活動が、普段の授業において適切に行われることが必要である。また、校内のICT環境の整備を推進し、児童がいつでもICT機器が活用できる環境を整えておくことや児童が安心してICT機器を活用できるように、セキュリティーの確保などに十分配慮することも必要である。

本授業は、児童の情報モラルおよび情報リテラシーの向上を促し、児童が安心してICT機器を活用できることを目的とした。
はじめに、教室に設置されているICT機器の取り扱いについて指導をした。実際に児童が操作して、適切な行動がとれるように学習した。また、情報モラル教材「事例で学ぶNetモラル」の動画を用いて、ICT機器を取り扱う時には、必ず大人と一緒に行い、さらにトラブルが起きた時には、必ず大人に相談することを伝えた。スイッチを押して、写真2のように怪しい画面になったとき、困った状態になったらどうするかを、写真3のようにグループで考えさせた。

全体の発表で、子どもたちからは、次のような意見が出た。

・教室のICT機器ボタンは、先生に言われた時だけ押す。
・家でインターネットをする時には、お母さんやお父さんと一緒にする。
・友達に誘われても、インターネットは子どもだけで使わない。
・もし、困ったことがあったら大人に相談する。

この授業を実践したことで、ICT機器やインターネットの正しい取り扱いについて考える機会となった。

【稲沢市立領内小】学校公開日で情報モラル学習

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 SNSはとても便利なシステムですが、一度写真を載せると、自分の友人だけでなく、見ず知らずの人も閲覧できる可能性があります。本校の6年生に聞き取り調査をしたところ、半数近くがスマートフォンを使い、SNSに写真を載せる経験をしていました。しかし、写真を載せる方法は知っていても、その写真を不特定多数の人が見る可能性がありトラブルや犯罪に巻き込まれる危険性があることはあまり知らないのが現状でした。また、SNSに載せていい写真かどうかを深く考えず、安易に投稿している子どももいました。そこで、学校公開日に情報モラル学習を行い、その様子を保護者にも参観してもらうことにしました。
 はじめに、教育ソフト「あんしん・安全情報モラル オンライン」の中の「自慢の投稿 社会では非常識?!」を視聴しました。そして、自分の投稿した写真が、社会のルールやマナーから外れていないか、他の人が見たときに嫌な思いをさせたりしていないかを考え、SNSに写真を投稿する時に潜んでいる危険について話し合いました。授業を終えた子どもたちの感想には、「SNSに写真を投稿するときは、載せてもよいかをしっかり考えてから投稿したい」「他の人の迷惑にならないかどうかを考える」など、手軽に使えるSNSに、細心の注意を払っていきたいという思いが表れていました。また、授業後の保護者の感想には、「SNSは、気軽に楽しめる反面、自分や周りの人が傷つくこともあるのでよく考えて使うようにしてほしい」「今回学習したことを今後に活かしてほしい」という内容が多く見られました。
 このように、学校公開日に行った情報モラル学習は、子ども、保護者の両者にとって、SNSの使い方を改めて考え直すよいきっかけになりました。

【知多市立旭北小】情報モラル学習 e−ネット安心講座

 本校では5・6年生向けに情報モラル教育を実施しています。パソコンやスマートフォンを使っている児童が多くいるものの,情報モラルについては知らない児童が多くいます。そこで,知多メディアスネットワーク(株)の方を講師に招き,パソコンやスマートフォンの使い方やその危険性についての説明を聞きました。
 1.ネット依存・・・使う時間を決めるようにする
 2.ネットいじめ・・文字だけでは勘違いがある,いじめは犯罪になる
 3.誘い出し,なりすまし・・ネットだけの知り合いには会わない
 4.個人情報・・・悪いことは載せない,写真を載せる時は注意する
 5.ネット詐欺・・・クリックせずに無視する,家族に相談する
 6.チェーンメール・・転送しないようにする
 7.著作権,肖像権・・違法コピーを使わない,広めない
 児童は1〜7についての説明をメモを取りながら真剣に聞いていました。さまざまな危険について初めて知ったという感想や,気を付けていきたいという感想がありました。どんな危険があるのか児童にとって分かりやすく,勉強になったのではないかと思います。
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