【一宮市立浅井中】 「好きです 笑顔の 浅井中」をめざして●10月「いじめ防止の標語づくり」 ・全校生徒が、いじめを防止するためにはどうしたらよいのかを考えるために標語づくりに取り組みました。 〈校内優秀作品「一人じゃない 君をおもう 人がいる」〉 ●11月「ありがとう週間」 ・1日の生活や授業の中で、「『ありがとう』を言おう、『ありがとう』と言われるように友達に接しよう」をめあてに学校生活に取り組みました。 【生徒の感想】 ○「『ありがとう』を言うことがとても大切だと思いました。これからも相手に感謝の気持ちを伝えていこうと思いました。」 ○「『ありがとう』は言われた方も言った方も幸せな気持ちになると思いました。」 ●12月:話し合い活動(学級)「自分が言われてうれしい言葉を考えよう」 ・各学級で議員が司会役を務め、「言われてうれしいことば、言われていやなことば」について話し合いました。 【生徒の感想】 ○「声をかける方もかけられる方も言い方次第で気持ちが変わってくると思いました。」 ○「言い方で人の気持ちを傷つけることになるので、これからは気をつけたいと思いました。」 今後も、相手への思いやりの気持ちを持って生活することができるように、友達への接し方について考えていきます。 【一宮市立大和南中】心と体の成長のために【小牧市立小牧南小】ネチケット【稲沢市立牧川小】人とのかかわりを大切にし、共に高め合える児童の育成−体験活動を生かし、思いやりの心を育てる総合単元的な道徳学習を通して−1 道徳の授業改善 毎回講師を招き指導を受け道徳的な価値を高めるための授業方法の改善を図りました。5月の学校公開日には全クラス道徳の授業を行い保護者に参観してもらいました。11月20日には道徳の授業公開を行い市内外の先生や保護者に参観してもらいました。 2 体験活動の工夫 ・ 縦割り班活動 縦割り班遊び(年6回)、縦割り班読み聞かせ大会(学期1回)縦割り班給食(学期1回)、縦割り班遠足(10月)を計画し、異学年との交流を通して、思いやりの心や感謝の心を育てるようにしています。 ・ 地域とのつながりを生かした体験活動の工夫 生活科や総合的な学習の中に地域とのつながりを生かした体験活動を取り入れ、その事前・事後に道徳の時間を組み込んで活動しています。また、地域の伝統行事への参加を通して、地域への郷土愛を高めていけるようにしています。活動後の児童の感想には伝統文化を自分たちも引き継いでいきたいといった内容が多くありました。 3 心を育む環境整備 ・ 心を育む掲示物 学校生活の中でうれしかったことや感謝の気持ち、縦割り班活動や体験活動後の感想を、全校児童の目に触れる場に掲示し、互いの良さを認め合えるようにしています。年度当初と比べ今では、多くの児童が感謝や思いやりの気持を表せるようになってきました。 体験活動と要となる道徳の時間の関連を図り、総合単元的な道徳学習を展開してきたことで、道徳の時間にも実体験(共通体験)を踏まえた話し合いが可能となり、「どのように行動したらよいか」と考える道徳的判断力の高まりがみられるようになりました。また、縦割り班活動による異学年交流・各教科における体験活動の充実・心を育む環境整備を進めたことで、互いの良さを認め合ったり、思いやりのある言動をしたりする姿・きまりを守って生活をよりよくしようとする姿が多くみられるようになり、道徳的実践意欲の高まりにつながりました。 【大府市立大府西中】清掃ボランティア活動今年度も、10月30日(金)の午後、市の環境課や市民ボランティアの方々の協力を得て、1年生から3年生まで学年ごとにコース内を分担し、実施しました。1時間余りの活動でしたが、みんなで力を合わせ、空き缶やたばこの吸い殻など,大きなコンテナ袋に10袋以上のゴミを拾い集めました。 大府シティ健康マラソンは、大府市の一大イベントであり、市の内外、遠くは北海道からも毎年参加者があるそうです。そんな大会の準備としてのゴミ拾いを行い、生徒たちは、「選手のみなさんがきれいなコースを気持ちよく走り,大府市はすばらしいと思ってくれるといいな。」とか,「自分たちも大会の成功のための一役を担い、大府市民として活躍できてうれしい。」など,大府市民としての誇りや大府市への愛着を感じていました。また,活動中,地域の方からも労いの言葉をかけていただくなど,地域にとってもなくてはならない活動となっています。 【江南市立草井小】スマホ・ケータイ安全講座本年度は、NTTの方にお願いして「スマホ・ケータイ安全講座」を開きました。架空請求などのスマホ・ケータイを使ったいろいろな犯罪に関して、その手口などについてアニメ映像や寸劇などを駆使して詳しく教えていただきました。また、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)などの不用意な書き込みで起きるいじめや犯罪についても、実例を交えてお話ししていただきました。児童の中にはSNSの環境をすでに使用している子もいて、いろいろな実例を聞いて深く考えさせられたようでした。また、「映像の中には個人を特定できる情報がたくさん含まれてている」「不用意に個人名・顔写真などの個人情報を流さない」「文字で書いた言葉は受け取る人によってとらえ方が違う」「都合のよい話には乗らない」など、使用に関して注意することやエチケット、自分の身を守る方法について十分理解することができました。 全体のお話を通して、児童はスマホ・ケータイの使用に際しては「親と相談して使用の制限を設ける」「親の許可を得る」「困ったことが起きたら親や先生に相談する」などを約束することができました。児童だけではなく、我々大人も十分に注意しなければいけないと痛感しました。今後は、このような講座だけではなく普段の授業の中にも取り入れて、児童が事件に巻き込まれないように、また、自らが犯罪者に陥ってしまわないように、情報モラル教育を推進していきたいと考えています。 【新城市立鳳来寺小】今年も人権教室
人権週間に、今年も人権擁護委員の方をお招きして人権教室が開かれました。
第1部 ドラえもんの替え歌に、自分の好きな言葉を入れよう。 こんなことあったよ どうしたらいいかな ひとりぼっちで なやんでしまうけど みんなみんなみんな ( )しよう じぶんのきもちを はなしてみよう ( )に入れたことばは、 〔ぶらんこ、はなしを、なかよく、おにごっこ、そうだん〕 でした。 第2部 ビンゴとかるた 一人1枚、かるたを引いていきます。その文字で、ビンゴゲーム。その文字の字札を読みます。 「し」を1年生の子が引きました。 みんなで、「し」の字札を読みます。 「知らん顔 それって いじめと同じじゃない」 こんなふうにゲームは進みました。 ひ ひとりぼっち そんな あの子に一声を く くるまいす おしてあげます よかったら さ さしのべた その手に 笑顔がこぼれたよ(写真右) たくさんの思いやりの標語の書かれたかるたを読みました。 本校は全校児童31人の小規模校。いじめがあれば、教師がすぐにピンとくるとは思います。ですが、人間である以上、いついじわるな気持ちになるかもわかりません。もしかしたら、自分がいじめをしていることにも気づかないかもしれません。 だから、今日みんなで読んだ標語はよいと思うのです。 自分では気づかないことに気づかせてくれる。いじめられている子がいることにも気づくかもしれません。そんなときどうしたらよいのか。そのヒントがこれらの標語の中にあります。さて、子どもたちの胸には、どんな標語が残ったでしょうか。 おしまいに擁護委員の方が「ほうらいじ」で絞めてくれました。 ほ ぼくだって みんなといっしょに遊びたい う 受けるなよ いじめのボール投げかえす ら らんらんらん 思わず歌える 良い家庭 い いじめはね いたいよいやだよ いけないよ し 知らん顔 それって いじめと同じじゃない 最後はしっかりとあいさつです。6年生が人権教室の感想を述べ、お礼を言って人権教室は終わりました。 人権擁護委員のみなさん、今日はありがとうございました。 【常滑市立常滑西小】作った方の気持ちを大切に考えた著作権の学習このような状況の中で、ウェブページ上の著作物を適切に扱うことを学ばせたいと感じ授業を行いました。レポートを作成するときには、コピー&ペ−ストが問題になっていること、人の作品を勝手にそのまま真似してはいけないことなどを映像を見ながら学習しました。文章、絵、音楽、写真などには、制作者の著作権があり、無断で使用したり、変更したりすることはできません。使用したり変更したりしたいときは、著作権者に許可をとる必要があります。いろいろな作品を参考にするのはとてもよい勉強になります。ウェブページを制作した方のおもいを大切に考えて活用していきたいことを、あらためて確認することができました。 【蒲郡市立蒲郡東部小】「心の授業〜心豊かなとがみっ子の育成〜」
年々複雑化・多様化が進む社会において、児童生徒が抱える問題は、いじめ、不登校、暴力行為、心身の発達、虐待被害等々、多岐にわたるようになっている。そんな中、本校はみかん畑や田んぼが広がる南は三河湾を眺望でき、北は砥神山などの自然に囲まれた地域であり、学区内に大型スーパーやコンビニ店もないのんびりとした環境下にある。そのため、高度な「専門性」と教職員とは異なる「外部性」を兼ね備えたSCの主な職務の中でも、ア:「児童生徒および保護者や担任に対する相談・助言やアセスメント」イ:「児童生徒の学校生活における問題行動の未然防止(予防的な取組)」を中心として学校教育を進めることができている。
そこで、特に上記のイにおける「心の授業」について昨年度から全学年において実施してきた。以下のような実践を重ねてきたことで、「ことばを伝えることの大切さがよくわかった」「友だちのかおを見てあいさつしたらうれしい気もちになった」「性格が大人になるまでに変われるなんてびっくりした」「自分の新しい発見ができてよかった」(児童の感想)等、子ども同士の人間関係構築が潤滑になってきている場面を見かけるようになった。 1年&2年:「いろんな きもちを つたえてみよう」 3年&4年:「気もちをじょうずに伝えられるかな?」 5年&6年:「自分について知ってみよう」 【常滑市立常滑中】携帯電話・スマートフォンとの関わり方を学ぶ
本校では,毎年,生徒の実態に応じた情報モラル教室を開催しています。本年度は,それに付け加え,11月18日に行われた第2回学校保健委員会においても,携帯電話・スマートフォンとのつきあい方について学ぶ機会を設けました。
学校保健委員会で行った内容は,保健委員によるアンケート結果の発表,各学年の生徒代表による意見発表,保護者代表による意見発表,教師代表による意見発表,専門家による講演,学級での意見交換です。 学校保健委員会での,生徒の感想を紹介します。 ・写真をアップしただけで,住んでいる場所が特定されるなんて恐すぎです。写真や言葉には十分注意しないとだめだなと思いました。 ・私は今までケータイをただの便利な物だと思っていたけれど,今日のアンケート結果や,講師の方のお話を聞いて,改めて便利なだけではなく,恐い面も持ち合わせているということを認識しました。 ・スマホを使わないというのは,現代の情報化社会の中で不可能だと思いました。スマホが不可欠になっている今,スマホトラブルにどう対策していくか,自分がトラブルに巻き込まれたときに,どう向き合うか,それをいつも自分の中にもっておいて,しっかり自制したいと思います。 学級での意見交換は,携帯電話やスマートフォンのメリットとデメリットについて,深く考える様子がうかがえました。 【蒲郡市立中部中】情報モラル・サイバー犯罪防止講座講座では、自分が送った情報を相手がどう使うかはわからないこと、ネットに一度出回った情報は消すことができないことなどを話していただき、実際に中学生が犯罪に巻き込まれた事例も紹介していただきました。生徒たちからは、「自分が書き込んだことが永久に残るなんて知らなかった」「写真を軽い気持ちで送るのは絶対にやめようと思った」などの声があがっていました。 また、保護者の方からも、「家に帰った後、家族でスマホのルールについてもう一度話し合いました」「中学生のネット上での実態が知れて良かった」などの感想を頂き、家庭でも情報機器の使い方について、考えていただくきっかけになったようでした。今後も、長期休暇の前など機会を見つけ、情報機器を正しく使えるように呼びかけていきたいと考えています。 【設楽町立津具小】 情報セキュリティとモラル教育本校では、本年度も個人情報管理の大切さを全職員で共通理解し、情報セキュリティの方策を以下のように確認しました。 端末機及び電磁記憶媒体は、学校保有のものを使用する。(書庫に保管)また、端末機及び電磁記憶媒体には個人情報が保管されているので、校外持ち出しは禁止とする。 これらのことが徹底され、情報が守られています。 「4年生への情報モラル教育」 4年生の中には、すでにゲーム機のアプリで知らない人とメールで会話をしている子どもがいました。 へき地で純粋に育った子どもたちだからこそ、子どもを装った見知らぬ相手を信じ、メールで自分や家族の情報を発信してしまったり、画像を送ってしまったりしてしまうことがない、とは言いきれません。 そこで、4年生の「総合的な学習の時間」の中に位置づけた「ネット・携帯電話と個人情報」と密接に関連させながら、道徳の授業を実践し、ゲーム機で知らない人とつながる危険性を考えさせることを試みました。 資料は、文部科学省が発行している「私たちの道徳」の中の「コンピューターや携帯電話などをどのように使えばよいでしょうか」を活用しました。 子どもたちは、「ゲームでいろいろな人とつながるのは楽しいけれど、怖いことも起こるんだなと思いました。」と感想を述べ、授業を振り返っていました。また、情報を発信することで加害者になりうることもある、という危険性も伝えました。 ユーチューブやスマートフォンを日常のように利用する子は、山村部の子どもたちも増え続けており、情報社会に潜む危険性は、都市部の子どもと違わないと思われます。今後も子どもたちの生活を見守り、保護者への情報モラルの啓発も大切にしたいと考えています。 【美浜町立野間中】ネット利用について考える野間中ケータイ利用の凡事徹底5カ条 〜目と心での会話を大切に〜 1.公共の場でのルールを守る。 (学校に持ってこない,歩きスマホをしない,電車で利用しない) 2.人を傷つける道具にしない。 (表現に気をつける,人の悪口を絶対に書かない) 3.保護者に借りているものだと思って使う。 (パスワードを伝える,親にメール内容を見せる,会員登録の個人情報登録は有料無料に関係なく保護者に許可をとる) 4.テスト週間は,親に預ける。 5.使わない時間・場所を家族と決める。 (夜10時以降は触らない,食事中は触らない) ◎保護者が正しい使い方について手本を示し,子ども任せにしません。 また,11月14日には全校共通の道徳の時間「ネット利用について考える」を設け,具体的な事例を基に問題点や解決案を挙げ,情報モラルについて考えました。以下は生徒の感想です。 ・自分にその気がなくても相手を傷つけてしまうことがあり,気をつけて使わなければいけないと思った。 ・ネットは便利だけれど,使い方を間違えると危険なものでもあることがわかった。 ・ネットの利用にはルールが必要だと思った。もっとケータイ利用5カ条を意識したい。 ・個人情報の管理など自分でできる予防をして,犯罪やトラブルに巻き込まれないようにしたい。 野間中学校では今後もネット利用について考えを深める機会を設け,これからの社会で生きていくための適切な情報モラルを身につけることができるよう取り組んでいきます。 【一宮市立千秋中】小中連携あいさつ運動
生徒会役員と議員で、千秋東小学校にあいさつ運動に行きました。
小学生の元気な声に負けないように、大きな声でしっかりとあいさつ運動に取り組みました。あいさつ運動終了後には、児童集会に参加し、生徒会長があいさつの大切さについての話をしました。 千秋中学校区のあいさつがさらに盛んになるように、引き続き活動していきたいと思います。 【一宮市立向山小】人権週間への取り組み最初に、全校で人権についてのアニメを視聴しました。アニメの題名は「みんなで跳んだ」というものです。運動会のクラス対抗種目である長縄跳びに足の悪い仲間を参加させるかということを、クラスのみんなで悩みながら考えていきます。一度は号令係をしてもらって跳ぶことはさせない方がいいという考えに落ち着きますが、「本当にそれでいいのか。」という声が出て、子どもたちは長い時間をかけて話し合い、「勝てはしないだろうけど、みんなで跳ぶことが大切だ。」という意見を全員でもちました。当日はやはり最下位になってしまいますが、みんなの顔には笑顔が浮かんでいました。このアニメを見て、子どもたちは差別とは何か、仲間を大切にするとは何かということを学年に応じて考えていました。 また道徳の時間には、資料を使い、友達の気持ちを考えることの大切さについて考えました。今まで友だちの気持ちを傷つけてしまったことを振り返り、これからどうしたらよいのかということを考えました。その後、いじめのないクラスにするためにはどんなことに気をつければよいのかを話し合い、クラスごとに標語を作成しました。 12月4日の児童集会では、「私のクラスの人権標語」として、クラスごとに作成された標語を発表しました。どのクラスも大きな声で発表することができました。これからも友達の気持ちを大切にする心優しい向山っ子でいてほしいと思います。 【南知多町立篠島小】情報モラル教室でインターネットの怖さを実感離島に住む篠島小の子どもたちは、インターネットで商品を購入することも多く、本田氏からはネットでの商品購入トラブルについて、実例を交えてお話いただき、「インターネットで商品を買う時は大人と一緒に」と声を掛けてくださいました。 また、「インターネットに個人情報をむやみに入力しない」「写真データから自分の居場所が分かる」「身に覚えのない請求は大人に相談する」「知らない人とのメールのやりとりからストーカー事件に発展する」など、実例を交えて分かりやすく説明していただき、インターネットの適切な使い方やトラブルに巻き込まれたときの対処法などを指導していただきました。 子どもからは「自分の居場所がばれて怖い」「知らない人とはメールをしないようにしたい」などの感想が出て、インターネットの怖さを実感できたようです。 篠島小の高学年は、スマートフォンやタブレット端末でゲームをしたり、LINE等で友達とコミュニケーションをとったりしている児童も多く、冬休みを前にインターネットの怖さについて理解することができ、子どもたちにとって大変有意義な時間となりました。 【稲沢市立稲沢中】心を育む授業を目指して〜「学校公開日での全クラス道徳授業」『明るい人生』からは、「カーテンの向こう」や「『親切』のできなかった日」を資料として取り上げました。それ以外の資料では、アンジェラ・アキさんの歌「手紙〜拝啓15の君へ〜」を取り上げたり、難病で幼くして亡くなった宮越由貴奈さんの詩「電池が切れるまで」を取り上げたりしました。 「電池が切れるまで」の授業の生徒の感想として次のようなものがありました。「由貴奈さんは、自分の命を最後まで大事に使い切ったのだろう。私も自分の命を精一杯生きたい」 参観後のアンケートでは、保護者の声として、「道徳の授業を参観して、感動してしまい思わず目頭が熱くなりました。命を大切にするってどういうことだろうね、と子どもと話しました。」などがありました。 今後も、家庭と連携のできる機会をつくり、心の教育の一層の推進を目指したいと思います。 【清須市立春日小】スマホ・ケータイ安全教室便利なこととしては、メールを送受信できる、音楽が聴ける、動画が見られる、ゲームができるなどインターネットの世界が大きく広がります。また、知らないことを調べたり、自分の情報を世界中に発信したりできます。しかし、情報は友達だけが見ているのではなく、不特定多数の人が見ており、一度送った情報は、どんどんコピーや拡散をされ、悪用される場合もあること、そして、言葉や画像をもとにネットいじめにつながることがあるなど心配されることは枚挙にいとまがありません。 この教室を終えた児童から、「これからは、情報発信に気を付けたい」、「世界中の人とつながっていることから、姿の見えない人や知らない人とのやりとりに十分注意しなくてはいけない」などの声が聞かれ、ネット社会での危険から自分を守ろうという意識が高まりました。 この教室を通して、「ルールやマナーを守って正しく使うこと」「フィルタリングを上手に使うこと」「何かあったら、必ず家族や先生など、まわりの大人に相談すること」を指導し、情報モラルに対する意識を高めていきたいと思っています。 【南知多町立師崎小】読書を通して,豊かな心と温かい心の子どもたちに
師崎小学校では、年間を通して朝の読書タイムを毎日行っています。毎朝10分間、静かに集中して読書しています。その時間は、学校がシーンとなり、とても静かな時間になっています。学校中の子どもたち、そして教師も一緒になって読書する様子は、1日のよいスタートとなっています。
11月は『図書館まつり』ということで、読書を進める活動をしています。まず一つ目は、「読書活動ボランティア団体 えほん村」を招いての読み聞かせ会です。この読み聞かせは、毎年恒例になっており、子どもたちもとても楽しみにしています。三味線やキーボードで効果音をつけ、読み聞かせは迫力満点です。読み聞かせをしてもらうと、物語のおもしろさを感じ、本を好きになるきっかけになることもあります。二つ目は、保護者・地域の方による読み聞かせです。普段の読書タイムの時間に、読み聞かせをしてもらうというものです。保護者の方や地域の方のボランティアにより、学年に合わせた内容の本を読み聞かせてもらうことで、本に親しむことができています。最後に、今年度は図書委員が図書館まつりを盛り上げようとペープサートを行いました。「ぜひ、ペープサートを見にきてください!」との図書委員の呼びかけに、大勢の子どもたちが図書室を訪れてくれました。この取り組みは、普段本をあまり借りない子も図書室に足を運ぶきっかけとなり、よい企画となりました。 師崎小学校の読書活動は、心の栄養を増やし豊かな心と温かい心を育てています。 【蟹江町立学戸小】思いやりをもって人に接することのできる、豊かな心をもつ子の育成最初のうちは、主に生活安全委員の児童が取り組んでいましたが、生活安全委員会だけでなく、全校の中から「あいさつ運動」に取り組む希望者を募ることにしました。するとたくさんの希望者が集まりました。集まった児童たちを「あいさつ隊」と称して朝のあいさつ運動が展開されていきました。すると、朝から元気な声が聞こえるようになってきました。高学年の児童だけでなく、いろいろな学年の児童が参加するようになり、あいさつの輪が広がっていくことを実感しました。自然と笑顔になり、大きな声が出ている朝の風景は、とてもすがすがしく、微笑ましく感じられました。朝、登校してきた児童がそのまま門に立ち、あいさつ運動に加わっていくといった「あいさつの輪」の広がりから、私たち職員も、あらためてあいさつをすることの、素晴らしさや大切さを実感することができました。今後もあいさつに限らず、いろいろな形で言葉を交わし心を結び付けることのできる活動に取り組んでいきたいと思います。 |