【大府市立北山小】ケータイ・スマホ安全教室を開催【豊橋市立東田小】責任感や協力性を高めるなかよし班活動高学年は,学校内のお兄さんお姉さんという立場として,下の学年の子を思いやり,学校を自分たちの力で動かしていこうという思いを強めます。中学年は,高学年の活躍を見ることで,1〜2年後に自分たちが担うんだという意識を向上させます。低学年は,年上のお兄さんお姉さんと楽しく活動することで,学校生活を楽しんでいこうという意欲を高めるとともに,上級生に対して感謝の気持ちをもちます。 全校を男女偏りなく30の班に分け,一班14〜15人とします。お昼の清掃の時間から昼休みまでの30分間を「なかよしタイム」とし,活動します。活動内容は6年生が考え,それぞれ担当の先生の所へ児童が出向き,内容をチェックしてもらったり,アドバイスを受けたりします。 実際のなかよしタイムでは,6年生が1年生を教室まで迎えに行きます。5月は教室で班ごとにお弁当を食べながら自己紹介。その後椅子取りゲームなどをして楽しみました。6年生は低学年が楽しめるように計画を立てます。例えば,王様ドッジボールでは,3年生以下の子がボールを当てないと当たったことにならないルールとし,4年生以上がボールをキャッチしても低学年にボールを渡すことが当たり前に行われていました。どの班の高学年の子も低学年の子に優しく接する姿が見られ,また,低学年の子たちもお兄さんお姉さんと遊べることが本当に楽しそうで,たいへんほほえましい時間です。 なかよしタイムの成果は,ある6年生男子の「自分たちが5年生までは6年生に任せきりだったけど,6年生になったら全部考えなきゃいけないから大変です。だけど,みんなの笑顔が見られるとうれしいです。」という言葉に表れています。 【豊川市立千両小】スマホ・ケータイ安全教室
今日では、大人だけでなく子どもがスマートフォンや携帯を使用することが増えてきました。子どもたちにとって身近である携帯も、正しい知識をもっていなければ使い方を間違えてしまいます。そこで、本校では、5・6年生を対象として「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。NTTドコモのインストラクターから、使うときに気をつけることをいくつか教えてもらいました。(1)メールでは気持ちが伝わりにくいので、相手にどう受け取られるか考える(2)相手の姿が見えないので、書いてあることが本当かどうかわからない(3)一度送ってしまった情報は、完全に消すことができないため、情報が広がってしまうなど。家庭によっては、使う前に正しい使い方について、保護者からしっかりと説明してもらっている子もいました。しかし、初めて知るという子も多かったです。今後、スマートフォンや携帯を使うときには、家でルールを決め、公共でのマナーを守って使ってほしいです。
〜活動後の児童の感想〜 「今まで使っていたけれど、ここまで考えたことがなかったです。」 「メールをやっているけど、文字だけでは表情がわからないから、相手に伝わりにくいことがわかりました。」 「フィルタリングがしてあるかとても心配です。家に帰ってすぐに確認したいです。」 【豊橋市立羽根井小】「いのち」について考える〜道徳授業の実践を通して〜2年生の『ぼくの金魚が・・・』の授業では,役割演技を取り入れ,主人公の気持ちによりそいながら,考えることができました。 5年生では『命のアサガオ』という資料を使って授業を行いました。骨髄性白血病のため7歳という短い生涯を終えた光祐くんが育てたアサガオの種が,同じ病気をもつ人たちに受け継がれていくという内容です。子どもたちは,光祐くんの生き方について着目し,「光祐くんの生き方のどんなところに感動したのか」ということを中心に話し合いをすすめていきました。 どの学年も発達段階にあった資料をもとに,1時間の道徳授業を通して,「いのち」について向き合い,自分なりの考えを深めることができました。道徳ノート『ハッピーノート』のふり返りにも,「限りある命を大切にしていきたい」「精一杯生きることの大切さを学んだ」などの記述が見られ,自分自身の生活に結びつけながら,命の大切さを改めて感じることができました。 【稲沢市立長岡小】「安心、安全に正しく使おう」児童たちが学んだことは、「自分を止められなくなる使い過ぎ依存症に注意すること。」「ネットいじめ、悪質な書き込みをしないこと。」「誘い出し、なりすましに注意すること。」「個人情報を載せないこと。」「お金や物でだまされないこと。」「著作権、肖像権に注意すること。」「チェーンメール、迷惑メールに関わらないこと。」という内容であった。また、使い過ぎによって、時間やお金がかかったり、見てはいけないサイトに繋がってしまうこと。通信記録が残るので誰が書いたかが必ず分かり、『冗談でした』では通用しないこと。スマホのカメラによって場所が特定されることなどの危険性や、「人助けだよ、呪われるぞ、幸せになるよ」と書かれたメールは、無視をして、人に回したり、返信したりしないで、受信ブロックをするとよいといった対処法についても知ることができた。 講座を終えた児童の感想には「言葉で直接伝えるより、言葉をメールで伝える方が相手を傷つけてしまうことがあることが印象に残りました。インターネットは、使い方を間違えると恐ろしいものになると思いました。心配なことが起きたら、親に相談した方がいいと思いました」と書かれていて、危険性について考えることができたようだ。 これからは、周りの人のことを考えて、自転車の運転中や歩行中、電車やバスの優先席近く、公共施設等では使用しない、許可なく充電をしないといったルールやマナーを守ること。安心、安全に活用するために、おうちの人や友だちとルールを決め、誘惑に負けないで、困ったときはおうちの人や先生に相談したり、文章を書くときには書くことに責任をもったり、使わない時間や場所を決めたりすることが大事だと気付くことができた。 【豊田市立四郷小】心が交わり合うファミリー活動1.ファミリー遊び 全校を24の縦割りグループ(ファミリー)に分け、毎週火曜日の給食後にファミリーで遊びます。高学年が中心となって遊びの計画を立てていますが、ファミリー全員が楽しめるようにと知恵を出し合いルールを工夫しています。15分間という短い時間ですが、四郷っ子の笑い声や互いに名前を呼び合う声が響く、心温まる時間となっています。 2.なかよし弁当 四郷小の近くには運動公園があります。ファミリーごとに並んで、公園へ行き、お弁当を食べて一緒に遊びます。1年生にとってはちょっと長い道のりですが、6年生の励ましでがんばって歩きます。低学年の子と手をつなぎ、体調を気遣いながら歩く高学年。時には荷物を持ってあげる姿も見られます。 3.四郷っ子フェスティバル 2つのファミリーで1つの店を計画します。店の計画・準備は、5・6年生が縦割りの時間を使って進めます。全校規模のファミリー活動であるため、5・6年生の取組にも熱が入ります。材料を持ち寄り、役割分担をして、手際よく準備を進めていきます。全校集会でファミリー長が行う店のPRを、下級生は目を輝かせて聞いています。フェスティバルを心待ちにしている様子が伝わってきます。店のゲームの内容は、ファミリーを低中高の人数が均等になるように3つのグループに分け、合計得点をファミリーごとに競う形式であるため、お互いにアドバイスし合ったり励まし合ったりする姿が見られて、とてもほほえましい活動となっています。 4.なかよしランチ 1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生がペア学年となって、交流給食を行います。クラスの半数が入れ替わり、一緒に給食を食べた後、グループ対抗の室内遊びを行っています。頭がくっつくほど体を寄せ合ってゲームをする姿が、子どもたち同士の心の距離を表していると感じます。 なかよしランチで1年生ととても仲良くなれたと思います。あまり話せなかった子も「バイバイ」と手をふってくれてハイタッチしてくれてとてもうれしかったです。(6年女子) これら4つの取り組みを通して、高学年の児童にはリーダーとしての自覚が芽生え、下級生に対して思いやりのある言動が取れるようになってきています。また、活動が進むにつれ低学年の児童は、高学年の児童を慕うようになってきています。今後も、ねらいと成果を明確にして、心が交わり合うファミリー活動にしっかりと取り組んでいきたいと思います。 【岡崎市立矢作北小】 6年生 スマホ・リアル・ストーリーを使って本時は、文章や画像を送るときに気をつけることについて資料動画(スマホ・リアル・ストーリー)を使って考えました。動画では、送ったメッセージが友達に誤解され、仲間はずれになってしまった小学生が取り上げられています。動画内の文面については、同じように誤解して受け止めた子どもが多くいました。そこで、どうすれば誤解が生まれなかったかを考えました。「文末に?をつける」「紛らわしい表現を避ける」「楽しそうなスタンプをつける」などの意見が出されました。 さらに、友達の立場からも考える場を設けると、「すぐに、仲間はずれにするのではなく、どういう意味かと聞いてみればよかった」「電話で確認するとよかった」など、友達の側にも問題点があるという意見が出され、どちらの側も相手のことを考える必要があると感じていました。 授業後の感想では、「メールをするときには、読み返して意味が通じるかどうか確認するようにしたい」「話す言葉と書いた文章は違うことがあるから気をつけたい」という声が聞かれました。さらに、携帯やスマートフォン利用に限らず、相手の気持ちを考えたり尋ねたりすることの大切さを感じた意見も出されました。 今後、継続的にこのような授業を行い、実際の生活の中で正しい判断や望ましい態度をとることができるようにしていきたいと思います。 【豊橋市立鷹丘小】 ―心の教育推進活動―
鷹丘小学校では、昨年度から年2回「ハッピータイム」という異学年交流活動に取り組んでいます。この行事は、子どもたちが異学年との交流を深め、活動内容を主体的に計画・実践することを通して、自主性・社会性を養うことをねらいとしています。
本年度も、それぞれのペア学年、ペア学級が遊びや催しを企画し、協力して活動する姿が見られました。子どもたちは相手も自分も楽しめるように、活動内容を考えてゲームのルールを変えたり、下級生にとってわかりやすい説明をしたりするなど、工夫を凝らしています。自分たちで一生懸命考えた活動内容に、子どもたちは自信に満ち溢れた顔をしています。活動中には、上級生が堂々とルールを説明したり、下級生に優しく声をかけたりする姿がいたるところで見られます。また下級生も、楽しく思い切り遊んでいます。 「ハッピータイム」の活動を通して、友達が増え共に仲良く遊ぶ姿が多く見られるようになるなど、異学年の交流の増加や相手を思いやる気持ちの高まりが感じられます。 【蟹江町立蟹江小】人権週間の講話より
12月9日(水)に5年生を対象に、蟹江町人権擁護委員の3名をお招きして、人権に関するお話を聞きました。
代表してお話をされた木全さんからは、人権とは「人が幸せに生きる権利」であり、その権利を友だちから奪うことがあってはならないと言われました。また、いじめとは、友だちを叩いたり、無視したり、傷つくような言葉を発したりするなど事例をあげて、わかりやすく説明してもらいました。その後、木全さんから「一度や二度なら我慢はできるけど、これが、何回も何日も続くと心が折れてしまい、みんな、立ち直れなくなってしまう。これは、大人でも子どもでも同じだよ」と言われた時、児童は自分のこれまでの生活を振り返りながら真剣に考えている様子が見られました。そして、いじめを減らす一つの例として「褒められたり優しくされたりするとみんなうれしいよね。教室でたくさんの言葉がけをして、明るい5年生になっていきましょう」というアドバイスもいただきました。 最後に、「相手の心を想像しながら、自分の心を動かして行動に移すことが、みんな一人一人の幸せにつながるんだよ」と締めくくられました。 とてもわかりやすい内容の講話であったため、子どもたちは安らかな気持ちで教室に戻っていきました。4月から最上級生となる子どもたちの心の変化に多いに期待したいと思っています。 【稲沢市立祖父江中】スマホ・携帯、正しく使っていますか?『携帯安全教室』生徒からは、「コミュニケーションアプリやSNSは、楽しいけれど使い方を間違えるととても危険だということが分かった」「LINEなどのトークはどこで会話を終わればよいか分からないときがあるので、終わりのきまりを作りたいと思う」「危険から守ってくれるフィルタリングをぜひ利用したいと思った」などの感想が聞かれました。 今後も、生徒の実態に応じた授業や講座を行い、生徒自ら考え、判断し、行動できる力を身に付けられるよう、情報モラル教育を推進していきたいと考えています。 【東海市立加木屋中】正しく使おう!インターネット 事例に学ぶ情報モラル問題行動や反社会的な行動をおもしろ半分でインターネットに公開することで,非難が殺到し(炎上)し,個人情報が数時間で暴かれ,本人は友達をなくしたり進学や就職が取り消しになったりした事例,個人情報を「友達のみ公開」にしても,スクリーンショット(画像を保存)し,別の所に公開されてしまった事例などを紹介し,ワークシートに問題点を記入しながら考えていきました。 インターネットは不特定多数の人が利用する「公共の場」であり,実生活となんら変わりは無いこと,日常生活と同様に法律を守ることや常識,マナー,人に対する思いやりが大切だと言うことを実感することができました。 <生徒の感想> ・誰も見ていないと思っていても誰かが見ているので,その場の勢いで情 報を公開して,将来まで棒に振ってしまうので気をつけていきたい。 ・法律に反したことは絶対にやってはいけない。簡単にできてしまうこと が大きな問題になることがあると分かって怖いなと思った。 ・インターネットや携帯電話はとても便利です。より便利で安全な使い方 ができるかは自分次第なので,間違えないようにしていきたいです。「誰かが見ている」ことが当たり前と思って使っていきたいです。 【津島市立東小】言葉の大切さを考えよう講師としてハッピートークアカデミー協会の方に来ていただき、3〜4人のグループに分かれて行いました。まず,言われてうれしい言葉を一人ずつ考え発表し、その後にグループのみんなでその言葉をまねして言いました。はじめの頃は「こんな言葉でもいいのかな」と、恥ずかしそうに小さい声で言っていましたが、慣れてくると声も大きくなり笑顔も増え、ゲームをやっているように楽しそうにまねしていました。ただ言葉をまねしているだけでも、「気持ちが前向きになる」「言われるとうれしい」「言っている方も気持ちが明るくなる」と活動も盛り上がりました。最後に、一日に5回はハッピートークをしようと約束をしました。 「すごいね」「やったね」など、それまでは何気なく使っていた言葉が、実は相手を喜ばせていたということに改めて気がついた児童が多くいました。一つの言葉でうれしくなったり、悲しくなったりすることを実感し、これからは積極的にあたたかい言葉、うれしい言葉を使っていきたいと意欲をみせていました。 【高浜市立吉浜小】心を育てるペア活動毎年、1年生と6年生の交流は、他の学年間よりもたくさん行われている。交流は、入学当初から始まり、2週間くらいの間、6年生が1年生の朝の身支度の手伝い、本の読み聞かせ、トイレへの誘導などの世話を行っている。まだ学校に慣れていない1年生の児童にとって、自分のお兄さんお姉さんという特別な存在でとても頼りになるのである。6年生の児童も6年前に同じようにしてもらったという経験から、「優しくてあたたかい気持ち」で1年生の児童と触れ合うことができるようだ。 今年度は、1年生の育てたさつまいもを使って「おいもパーティー」を行った。1年生だけでは大変な活動も6年生のペアの児童と共に行うことで、スムーズに活動が行われ、楽しくて特別な会となった。また、秋祭りに幼稚園や保育園児を招待する前段階として、6年生のペアの児童を招待して、アドバイスをもらったりもしている。 これらの活動は、一人一役ということで、学級内で目立たない児童も「しっかりしなくては」という気持ちが働き、活動した際には、「ありがとう」の感謝の心に触れることができる。自分の存在価値を認めてもらえる活動は心に栄養を与えてくれているのだ。下の学年の児童もありがとうの気持ちの伝え方が分かったり、何年後か先の自分を見通すことができたりしている。「あんなふうにしてあげたいな。」「あんなふうになってみたいな。」というあこがれの存在が目指すべきモデルとなっている。このようにして毎年、吉浜小学校の伝統が確実に受け継がれ続けている。 【豊田市立伊保小】ネットいじめは絶対にやめようコンピュータ室で映像クリップを視聴し、実名をあげて掲示板へ書き込んだり、複数の人が一人にメールを送りつけたりすることはなぜいけないのかを考え、話し合いました。授業では「ネットでは、直接話すのとは違って、表情や声の感じも分からないので、相手に誤解されやすいと思います。自分の気持ちをネット上でストレートに書くのはやめたほうがいいと思います。」「友だちと行き違いがあっても、顔を見て話し合いたいです。」「掲示板に名前を出したり、悪口を書いたりすると、たくさんの人に知れわたって、取り返しがつかないことが分かりました。そんな卑怯ないじめを絶対にしないようにしたいです。」といった意見が出ました。 今後もブラウザ機能やメール機能のついた携帯電話の危険性やフィルタリングの必要性を保護者に啓発し、家庭と連携して情報モラルの意識を高めていきたいと思います。 【豊川市立八南小】SNSの危険性授業は、馬の一部分の形の情報を受け取ったブタ君が、1本足の胴の短い形の馬のような動物を想像したという例を挙げながら、「情報は、正しく伝わるとは限らない。すぐに信じることは危険である。よく確かめる必要がある。」ということを考えさせた。また、個人情報の取り扱いの注意点なども伝えた。 子どもの振り返りには、「個人情報を、勝手に流してはいけないことがよく分かった。」「今日、情報の勉強をして、SNSを利用してよいこともあるけれど、悪口を言われたりいじめられたり、課金されたりするので危ないものだと知っておくことが大切だと分かりました。」という様な感想が多く見られた。今回の授業実践から、SNSの利用が低年齢化している今、小学校高学年において情報モラルの授業の必要性をあらためて強く感じた。 【春日井市立高森台小】「インターネットには間違った情報も存在する」「ネットいじめは絶対やめよう」〜Netモラル教材を活用した授業実践〜児童は、インターネットで調べるときにどのようなことに気をつける必要があるのだろう?や実名をあげて掲示板へ書き込んだり複数の人が一人にメールを送りつけたりすることはなぜいけないのだろう?を学習課題として授業に取り組みました。 児童は、「インターネットには間違った情報も存在する」の授業を通して、「いつの年の資料かを調べておく。」「一つの資料だけでなく、ほかの資料でも調べ、くらべてみる。」「ネットで調べるときは、その情報がまちがってないか、正しいかを実際に行って調べる。」などの意見をワークシートにまとめていました。児童は、インターネット上には間違った情報や古い情報が書き込まれていることがあることを理解し、別の資料で確認したり、実際に足を運んで調べたりする大切さを学びました。 また、児童は「ネットいじめは絶対やめよう」の授業を通して、「実名をあげて掲示板に書きこまないようにする。」「人から言われていやな言葉をメールで絶対書きこまないようにする。」「相手の気持ちを考えてからメールに書きこむようにする。」「もしネットいじめをしている人を見たら止めてあげる。」などの意見をワークシートにまとめていました。児童は、ネット上で実名を挙げたり相手を誹謗中傷する書き込みやメールを送ったりするネットいじめは絶対にいけない行為であることを学びました。 今後も道徳や総合的な学習などの時間を活用し、情報モラル教育について計画的に学習していく予定です。 【東郷町立高嶺小】友情ふれあい大作戦!ペア学級でレクリエーションを楽しみました。児童の感想には「1年生が楽しめるように優しく声を掛けました。とてもかわいくて楽しかったです」「6年生と遊んですごくおもしろかった。またやりたい」などがありました。休み時間にも、高学年を慕って低学年が高学年の教室を訪れており、学年を越えて楽しそうに遊ぶ姿が見られるようになっています。 【岡崎市立本宿小】3年生のネットモラルへの取り組み今回は、3年生での実践を紹介します。 3年生は、「少しだけなら」という題材で、インターネットに出てくるチラシへのアクセスの危険性について学習しました。何気なく開いた画面に載っている「ゲームの割引券がもらえるよ」という甘い勧誘のチラシにアクセスするかどうかで話し合いをしました。ゲームの割引券がもらえるという宣伝に、「気になるな」「少しだけならいいのでは」など、子供の心が揺れる声も出されました。アクセスすると名前や住所などの個人情報が、所在の分からないところに伝わってしまったり、お金が請求されてしまったりすることがあることも学びました。子供たちは、関心のあるチラシにアクセスしないようにできるか、自問しながら考えました。 授業後の感想には、「私は家でインターネットを使うので、あやしいサイトにはアクセスしないようにしたいです」「変なところをクリックしないようにする」などの声が広がりました。 これからの子供たちにとって、身近な題材を取り上げ、継続的に情報モラルの実践的判断力を付けていくことが必要だと思います。 【東海市立明倫小】 心に響く道徳の授業をめざして
「心に響く道徳の授業をめざして」
心の教育推進活動の取り組みの1つとして,11月27日の学校公開日に全学級道徳の授業を行いました。各クラスで児童の心に響く資料を選び,保護者の方にもいっしょになって考えてもらう場としました。各クラスで扱った資料と内容項目は下表のとおりです。 (クラス) (資 料 名・内容項目) 1−1・・・ はしの上のおおかみ・・・(思いやり・親切) 1−2・・・ くつあらい・・・・・・・(勤労) 2−1・・・ いえたよ七のだん・・・・(勤勉・努力) 3−1・・・ おばあさんのめがね・・・(思いやり・親切) 3−2・・・ とどけられたノート・・・(節度・節制) 4−1・・・ ブラジルのおべんとう・・(国際理解) 5−1・・・ わたしの妹・・・・・・・(公正・公平) 6−1 ・・・手品師・・・・・・・・・(正直・誠実) 特別支援 ・・ぽんたとかんた・・・・・(節度・自制・自立) 話し合い活動を活発にするために,ホワイトボードを使ったり,座席の配置を工夫したりしています。学校生活のあらゆる場面と関連付けながら,子どもたちが,自己の生き方について考えを深められるようにと取り組んでいます。 【西尾市立一色中部小】真心を伝える言葉をのせよう
11月26日(木)学校公開日の授業として、6年生が携帯電話やスマートフォンでのコミュニケーションマナーについて学びました。事前に「わたしたちの道徳」にある読み物資料、「知らない間の出来事」を読みました。何気なく自分が感じたことを発信したメールが思いもかけない速さで広まり、友達を傷つけてしまったというこの資料から、携帯電話やスマートフォンを使う自分たちは、どんなことに気をつけなければならないか、また、似たような例はないかということについて話し合いました。
子どもたちは、とても身近な問題としてよく考え、今の自分はどうか、今後どのように情報機器を使っていけばよいかをしっかり考えることができました。「ネットはまちがった情報もあるから、よく自分たちが考え判断しないといけない」「自分の気持ちが伝わるように使う言葉をよく考えるけど、何より相手との人間関係をしっかりつくりたい」「必要な機器だからこそ、使う時間やマナーをよく知らなくちゃいけないと思う」「相手に嫌な気持ちを与えたり、自分がトラブルに巻き込まれないように、責任をもって発信したい。迷ったら、親や先生に相談したい」「まだ自分たちが持つには早いかなと思う」など、これから情報機器を使っていく子どもたちが、モラルとマナー、自分の心のもちようについてよく考えられた振り返りが多く書かれました。 |