【一宮市立北方小】  〜ちがいをみつけて考えよう〜

画像1 画像1
本校では、全学級がよりよい人間関係づくりのために、話し合い活動を取り入れ、コミュニケーション能力を向上させる学習を行っています。4年生では、「人によって感じ方や受け止め方の違いがあることを知り、友だちとの接し方を考えよう」をめあてに、授業を行いました。
『あなたなら どう思う?』1.友だちから「消しゴムをかして」と言われた。2.班の人に言われて班長になった。3.友だちから「宿題を見せて」と言われた。4.もう少しで完成する図工の作品を、友だちが手伝った。5.友だちと遊ぶ約束をしていて、遊びにいくと、違う友だちも来ていた。6.友だちと遊ぶ時、やりたい遊びとは違う遊びに決まった。
 6つの質問について考え、イヤイヤ度について話し合いました。「考え方は、一人一人違うので、友だちと接するときは、人の気持ちを考えることが大切だと気づいた。そして、自分の考えを人に伝えることも大切だと思った。」「人には、それぞれの好みがあります。それぞれの好みに合った人への接し方をこれからもしていこうと思いました。」など、友だちの発表を聞いて、様々な感想を述べることができました。
 よりよい人間関係を築くために、今後も、心豊かに深く考え、たくましく生き抜こうとする子の育成を目指していきます。

【美浜町立河和小】 テーマ インターネットの怖さ

画像1 画像1
 本校では,小学校1年生から情報モラル学習を実施しています。最近では,小学生でも携帯電話やインターネットにふれる機会も多く,その危険性やマナーを知っておかないとネット犯罪の被害者や加害者になることも考えられます。そのため,4年生では,「インターネットの怖さ」について実践をしながら学習しました。人間の心には善と悪が2つあり,日常生活では理性が働くので,善い心が勝っている。しかし,インターネットの世界は,自分や相手の顔が見えないことで,人間の心の中にある悪が強くなり,人を知らない間に傷つけてしまったり,自分が傷ついたりすると話をしました。また,実際にチャットを体験して,顔が見えないネット上の会話では,言葉の意味を取り違えたり,思っていることが伝わらなかったり,お互いに誤解が生じることを実感することができました。
 授業の最後には,写真の掲載の怖さについても学習しました。ブログやプロフなどで,自分の写真を掲載してしまうと,GPS機能によりその写真を撮影した場所が特定されてしまいます。自分の写真を軽い気持ちでネット上に掲載したり,よく知らない相手に写真を送ってはいけないことも学習しました。
 学習後,児童からは,「写真は絶対ネットに載せない」「家族にも写真は危険だと教えてあげる」などの意見が出ました。インターネットの見えない怖さについて学習するよい機会となりました。

【一宮市立今伊勢西小】ネットいじめ防止講習会

画像1 画像1
一宮警察署の少年係の方を講師に迎え、4・5・6年生を対象に、「ネットいじめ防止講習会」を実施しました。サイバー犯罪について具体的なお話を聞き、どんなことが犯罪になるのか、また、犯罪にまきこまれないためにどのようにしたらよいのかということを細かく教えていただきました。いったんネット上に流出した情報は、元に戻すことができないことや世界中の不特定多数の人に閲覧されること等のネットの特性をしっかり学ぶことができました。また、講師の方から「人に迷惑をかけない。ネット上で人を簡単に信用しない。困ったらすぐ相談する。」ということも教えていただきました。この教えを子どもたちが今後ネットを利用する際、守っていけるように周りの大人たちで見守りたいと思います。
 さらに、愛知県安心ネットワークインストラクターの方を講師に迎え、保護者対象に、「ネット時代の子育て〜子どもの未来は親次第〜」という演題で講演会を実施しました。児童・保護者からは「大変役に立つ会でした。」という感想が多く聞かれました。これからも児童と保護者、両者の意識を高めながら情報モラル教育を実践していきたいと考えています。

【豊橋市立向山小】今こそ考えよう,ケータイメディアとコミュニケーション

画像1 画像1
豊橋市立向山小学校では,5年生のクラスで「情報モラル」についての授業を行いました。本校の5年生の携帯電話の所持率は20%弱で,それほど高くはありませんが,高機能化された携帯電話と同じような通信機能をもつ携帯ゲーム機の所持率は80%を越えています。携帯ゲーム機の高機能化に伴い,携帯電話やスマホで起きているさまざまなトラブルが携帯ゲーム機でも同様に起こりうる可能性を考え,携帯ゲーム機を含めた携帯電話,スマホ,タブレット等を「携帯メディア」と称し,「今こそ考えよう,ケータイメディアとコミュニケーション」という単元を構想し,実践に取り組みました。
 携帯メディアに関するトラブルの多くは,メディア自体ではなく,使い方の問題です。今回の実践にあたっては,携帯メディアをニュートラルな立場でとらえ,さまざまな問題解決場面を提示する映像教材「春野家ケータイ物語」(NHKエデュケーショナル制作)を活用しました。
 第8話「立ち向かえ!ひきょうな書き込み 深まるキズナ」は,インターネッ上におけるコミュニケーションは,使い方によっては相手を不快にさせたり深く傷つけたりすることがあるということを考えさせるストーリーです。子どもたちは,この教材を通して,「自分が掲示板に悪口を書かれたらどうする?」「友達が悪口を書かれたらどうする?」ということについて考えました。
 授業を通して,子どもたちは「悪口を書かれたら,一人でかかえこまずに,家族や先生に相談しようと思います。」「自分がトラブルに巻きこまれたらどのようになるのかということを知ってからケータイをもちたいなと思いました。」「困ったら,家族や先生に話せばなんとかなりそうだということがわかりました。」「友達が悪口を書かれたら,自分も悲しいし,助けてあげたいと思います。」というような感想をもちました。
 情報モラルの授業は,「○○は危険だ」「○○はやらないようにしよう」とネガティブな指導になりがちですが,携帯メディアの利便性にも目を向け,「□□のように使えば安心だ」「□□に気をつけて積極的に使ってこう」というポジティブな指導を心がけていきたいです。

【愛西市立西川端小】毎年実施の携帯安全教室

 全国的に,小学校の高学年になるにつれて,携帯・スマートホンの所有率が上がってきます。本校もその例にもれず,携帯・スマートホンを持っている5・6年児童は半数を超えています。それに伴って,児童間のトラブルの原因がメール等のやりとりから始まっている事例が増えています。また,悪質な勧誘等,様々な危険が児童を取り巻いていると考えます。さらに,スマートホンの普及によりインターネットへの接続が容易になり,ますます不安材料が増えています。このような現状から児童の情報モラルの学習は不可欠なものと考え,本校では,5年生を対象に毎年携帯安全教室を開催しています。携帯やスマートホンでできることの学習から始まり,インターネットのしくみと情報発信における注意,姿の見えない人とのやりとりの怖さなど,インターネットに潜む様々な危険について学習しました。児童は,終始真剣な表情で話を聞いていました。
画像1 画像1 画像2 画像2 画像3 画像3

【田原市立赤羽根小】 コピーライトって何?

画像1 画像1
 本校5年生ではコピーライト(著作権)について知っている児童は少なく、また、その意味や適応される範囲について正しく理解していない。今日、ネット社会でも著作権侵害でトラブルとなることが多くなってきた。これからの社会を正しく生きてく中で、情報を扱うルールの第一歩として、コピーライト(著作権)について学習をした。
 コピーライトの学習では、「コピーライト・ワールド」というインターネット上のウェブサイトを活用した。コピーライト(著作権)に関わるクイズを解きながら、正しいコピーライトについて学んだ。 
 児童の感想には、「著作権というのは、その作品を作った人の権利で、使うときは許可がいることがわかりました。」「大人になってからもルールを守っていきたいです。」「ぼくも大人になってパソコンやスマートフォンを使うようになったら、他の人の作品を勝手にコピーして使わないように気をつけます。」などあり、コピーライト(著作権)の意味や大切さを学ぶことができようだ。


【愛西市立草平小】大丈夫?! ”ケータイ・スマホ”

画像1 画像1
 最近になって、街中で小学生とみられる子どもたちが“ケータイやスマホ”を片手に持って歩いている姿をよく見かけるようになりました。小学生における“ケータイ・スマホ”の普及率は36.6%(2013年11月〜12月内閣府調査)と急増していると聞きました。本校においても、子どもたちの会話の中で、“ケータイ・スマホ”といった言葉をよく耳にする機会が増えてきました。
 このような状況をふまえ、情報モラル教育の必要性を感じ、6年生で9月8日(月)に授業実践をしました。
 この授業を通して、子どもたちが巻き込まれやすいインターネット上のトラブルや犯罪について知らせました。それとともに、“ケータイ・スマホ”や通信機能のある家庭用ゲーム機の利用の仕方を確認しました。夜遅くまでインターネット上で会話をしたり、インターネット上でコミュニティーを形成して不特定多数の人と意見を交わしたりしている子どももいました。
 このような実態を受け、「スマホ18の約束」というアメリカ合衆国に住む家族の話を紹介し、インターネット上のルールやマナーについて考えさせました。
 今後、授業参観や懇談会を通して、フィルタリングやセキュリティ対策も含め家庭におけるルール作りが大切であることを保護者へ訴えていきたいと思っています。

【一宮市立大和南小】インターネットに気をつけて

画像1 画像1
本校では、4年生を対象に「インターネットに気をつけて」というテーマで情報モラル教育を行いました。事前に行ったアンケートでは、78%の児童が自分は「インターネットが使える」と回答しました。しかし、著作権について「よく知っている。」「知っている。」と答えた児童は21%という実態でした。
指導にあたっては、昨年度に引き続き、インターネットサイト「ネット社会の歩き方」から、サイト内のページを参考に、著作権とコンピューターウイルスについて指導を行いました。
著作権については、パソコンの普及により、簡単にデータのコピーができてしまうことや使い方によっては、児童が著作権の侵害をしてしまう可能性があることについて指導しました。
コンピューターウイルスについては、児童はウイルスが恐ろしいものだと知ってはいるものの、どんなことに気をつけたらよいのか、万が一ウイルスに感染したらどうするのか、具体的な自衛手段については保護者任せであり、よく知らないことが分かりました。そこでウイルス対策ソフトについて学習を行い、対策ソフトをインストールして定期的に更新していくことや、知らないメールや添付ファイルは開かないこと、SDカードなどの記録媒体を通じて感染が広がらないよう気をつけることが大切であることなど、ネット社会のルールと自衛手段について指導を行いました。
授業後の児童からは「ウイルス対策ソフトがパソコンに入っているか、お父さんに聞いてみよう。」などの声があがり、インターネットについて、家族で話すよい機会になったようです。

【愛西市立市江小】なかよし班活動を中心とした交流活動

画像1 画像1
 本校では、「なかよし班活動を通して異学年の児童との交友関係を広げる」「集団の一員としての態度や能力を身につけ、一人一人の児童が主体的に活動できるようにする」ことをねらいとし、なかよし班活動を行っています。
 4月に全校児童をなかよし班にグループ分けし、5月には「はじめまして集会」、6月には「交流会」、7月には「ギネス大会」を行いました。そして9月には運動会の中で、なかよし班全員がバトンをつなぐ「なかよし班リレー」を行いました。
 運動会では、ほかに児童・保護者・職員がジェンカを踊ったり、異学年交流種目を積極的に取り入れたりすることでも交流を図りました。
 事後アンケートでは、一番がんばった種目に多くの子が「なかよし班リレー」をあげていました。
 今後も、なかよし班活動において、事前にリーダー会を設けながら、児童が主体的に活動できるよう全職員で支援していきたいと思っています。

【田原市立泉小】 海岸清掃・海と親しむ会

画像1 画像1
 本校では、毎年5月に海岸清掃を行っている。
 「心の教育推進活動」の一環として、「奉仕」「環境」に関連する項目について次の3つのねらいを設定した。
・道徳授業や学級指導等で奉仕する心や環境を守ろうとする思いをはぐくむこと
・協力し合ってごみを拾い、海岸をきれいにすることで、環境保全の大切さと郷土の良さに気づくこと
・学年や縦割り班の人と一緒に活動したり、弁当を食べたりすることで、異学年との交流を深めること
 当日は、はじめに縦割り班で海へ行き、海岸清掃を行う。その後、例年は潮干狩りを行うが、今年は不漁のため海と親しむ会として縦割り班で遊ぶ。学校へ戻り、お弁当タイムには、PTAの人が作ってくれたあさり汁をいただき、活動は終了した。
 参加した子どもたちは、「すごく大きなごみがいっぱいだった。やっぱり海はきれいな方がいいので、絶対ごみを捨てないでほしい」と感想に書いていた。また、保護者の方からは、「6年生を中心に、高学年が小さい子たちの面倒をよく見ていて、感心した」などのご意見が寄せられた。
 海に親しむ会では、あさりが採れないと聞いていても、何とか採りたいと一生懸命潮干狩りをする児童が多かった。「来年は絶対採りたい!」そんな感想も多くあった。

【あま市立美和小】縦割り清掃班を生かした児童会活動「ギネス大会」

画像1 画像1
 本校では、伝統的に清掃活動を1〜6年生の縦割り班で行っています。毎日行われる清掃活動を縦割り班で行うことにより、異学年交流の機会が増え、低学年の子に思いやりをもって行動できる高学年が育っています。また、掃除の手順が高学年から低学年に受け継がれていくというよさもあります。
 昨年度より、縦割り清掃班を生かした児童会活動「ギネス大会」を年間3回行っています。これは、校内の様々な場所で開かれるゲームに清掃班単位で参加する「ゲーム集会」です。ゲームの運営は、児童会を中心として、全て児童が行っています。各ゲームの記録は、美和小ギネス記録として残るため、どの清掃班も協力しながら一生懸命取り組む姿が見られました。活動後のアンケートに書かれた感想をいくつか紹介します。 
〈ゲームがうまくできなくても,「だいじょうぶだよ」とやさしく言ってくれた。〉
〈班長と副班長がすごく協力し合っていた。〉
〈班長がゲームを1番にやらせてくれた。〉
〈前半は班長がゲーム運営のためにいなかったけど,代わりに5年生ががんばっていた。〉
〈1年生が「やりかたがわからない」と言ったときに,班長が「お手本見せるね」と言ってお手本を見せていたから,やさしいと思った。〉
〈いつもはなかなか話せない子でも,みんなが話していたからよかった。〉
 今後もこの活動を続けていき、相手のよさに気づいたり、思いやりの気持ちをもったりすることができる児童を育てていきたいと思います。

【春日井市立出川小】 情報の広がりについて考えよう

画像1 画像1 画像2 画像2
 パソコンやスマートフォンなどの普及により、インターネットが子どもたちの身近なものになり、小学生も日常的にこれを利用している環境の中、本校では、高学年は年間6回、低学年は年間3回程度、情報モラルの学習を行っています。
 先日5年生で「情報の広がりについて考えよう」という授業を行いました。映像を見た後、みんなで情報の広がりについて考えました。情報を気軽に発信したことにより、悪気はなくても多くの人にその情報が広がってしまう可能性があることを知りました。その後、情報を発信するときはどういうことに気を付けたらよいのか、みんなで考えました。
 情報を扱うときには、その情報が正しいかどうかをきちんと確かめること、そして発信するときには気軽にせずに、発信する前にこれでよいのか、もう一度考えることが必要であることを学びました。
 事後の子どもたちの感想にも、「インターネットは、楽しかったり便利なこともあるけれど、まちがえたりトラブルにまきこまれたりするからこわいと思いました。」
「けいじばんを使うのはこわいと思いました。でも、ちゃんと確認すれば安心して使えるので、これから使うときは確認してやっていこうと思います。」など、怖い面、便利な面の両面に気付き、気を付けて使っていこう、という感想が多く書かれていました。

【稲沢市立平和中】クリーン隊〜ボランティア活動で学校をきれいに〜

【稲沢市立平和中】 「自分たちの学校を自分たちできれいにする」というねらいで,今年も行われたクリーン隊の活動。生徒会活動の一環として,校内できれいにしたい場所を生徒が自ら考えて決め,環境委員会が中心となって取り組みました。6月は昼休みに約50人の生徒が集まり,敷地の東側の草取りを熱心に行いました。1日では終わらないので、次の日もその次の週も雨が降らない限り昼休みに入れ替わり立ち替わり参加して草を取り除きました。9日間頑張り続けて,目標の場所の草をほぼきれいに取り切ることができました。今後も継続して行うべく,今は11月下旬に実施するように,生徒たちで計画を立てています。
【参加した生徒の声】
・学校をきれいに出来て達成感がありました
・やっているうちにのってきて楽しくなってきました。
・暑くて,虫がいて,嫌だったけど,やってよかった。
画像1 画像1

【春日井市立柏原小】 伝統を受け継ぐ踊り

 柏原小学校では、5年生が伝統的な踊り「みかぐら」を運動会で踊ります。1学期中に6年生から5年生に踊りとその心が受け継がれ、柏原小学校の伝統となっています。「みかぐら」には一つ一つの踊りに意味があり、米の収穫の喜びを踊りで表現しています。「みかぐら」は、南部神楽の一演目で別名「鶏舞(とりまい)」とも呼ばれ、太鼓とかねと歌のお囃子にのって、右手にしゃく杖、左手に扇を持って舞いながら躍動的に踊る、大変エネルギッシュな踊りです。こうして毎年柏原小学校では、先輩から後輩へ食物への感謝の気持ちが受け継がれていきます。
 9月27日(土)には運動会が行われ、5年生の元気な掛け声とともに、地域の方や保護者から大きな歓声がわいていました。

画像1 画像1

【瀬戸市立東明小】 そのイラスト、使ってもいいの?

画像1 画像1
 5年生の国語の単元「豊かな言葉の使い手になるためには」での調べ学習に合わせ、インターネット検索の特性や情報モラルについての授業を行った。今回利用したのは、小学校向け教育用統合ソフトキューブきっず3の「あんしんあんぜん情報モラルオンライン」である。「そのイラスト、使ってもいいの?」のムービーを観て、勝手に友だちの描いたイラストを自分のホームページに使った子、使われた子の気持ちを考えることで、文章やイラスト、写真をコピーして使いたいときの注意点に気づくことができた。また、CDやインターネット上の音楽、動画などの著作権は意識したことのない子がほとんどであったので、著作物を正しく利用することについて考える良い機会となった。
≪児童の感想≫
・ 自分で一生懸命思いを込めて作ったものをまねされたらいやなので、他の人が作ったものを使いたいときは気をつけようと思った。
・ 作品を作った人から許可をもらってから使わなければならないことがわかった。
・ 買ったCDはコピーしてもいいと思っていたけど、音楽CDや本にも著作権があることを知ったので、コピーするときは気を付けたい。

【豊田市立則定小】地域・お年寄りとの絆を育む体験活動

画像1 画像1 画像2 画像2 画像3 画像3
 本校は、4年生が中心となって米作りを行っています。地域の方が提供してくださっている水田で、「代掻き」から「田植え」「施肥・草取り」昔ながらの方法で「稲刈り・脱穀」まで行います。
 「代掻き」では、1・2年生も田んぼに入って歩いたり、草を踏み込む手伝いをしたり泥んこ体験をしたりします。
 どの作業にも、保護者や地域の方々がたくさんボランティアとして参加してくださり、やり方を丁寧に教えてもらったり、一緒に活動したりしています。
 収穫した米で、「五平餅」や「おこしもの」を作ったり、学芸会で、地域の方に「校内販売」をしたりしています。
    
 9月には、「お年寄りとの交流会」で、3・4年は「すがいづくり」(左写真参照)、1・2年は「おこしものづくり」で一緒に作る活動をしたり、5・6年は、「則定の自然や昔の様子」を地域のお年寄りに聞いたりして交流を深めました。
 
 子どもたちは、「ぼくは、おじいちゃんにすがいの作り方を教えてもらい、こつも分かりました。けど、むすぶときがむずかしかったです。」「すがい作りはむずかしいのに、おじいちゃんたちは、すごくはやく作れてすごいなと思いました。」等の感想をもちました。
 
 この他にも、「鮎の放流」や「魚釣り大会」「お囃子を聞く会」「伝統的クラブの盆踊り練習」などがあり、地域の方々のお陰で、いろいろな体験や交流ができています。
 これらの活動を重ねることによって、地域のお年寄りから、技だけでなく人間性、そして地域の自然や文化、人々の伝統を伝えていこうとする熱意と温かさに直接触れることができ、地域の人々や自然のすばらしさを感じるとともに、感謝の気持ちを育むことができていると考えています。

【豊橋市立細谷小】個人情報を守るには(細谷小5年実践)

画像1 画像1
ネットゲームに夢中な児童が多い私のクラスでは、ある新聞記事を使って個人情報を守るにはどうしたらよいか考えさせる授業を行った。
 まず、子どもたちに「好きなネットゲームは何ですか?」と問いかけた。子どもたちからは「スティールダイバー」「パズドラ」「モンスターハンター」などの人気ゲームが次から次へと出てきた。子どもたちがゲームにかなり高い関心をもっていることが伺われた。 次に、「ネットゲームはとてもおもしろいようだけど、困ったことも起きているんだよ。それはどんなことかしているかな?」と尋ねた。すると、「個人情報が漏れる」「お金を請求される」「利用料金がかかる」などの反応がでてきた。
 ここで、子どもたちに多かった「個人情報漏洩」に焦点を当て、個人情報が漏れてしまう具体的な場面を、ネットモラルのクリップ映像で理解させた。このクリップ映像に出てくる登場人物の心の動きを考えさせていく中で、情報を「だまし取る」手口を理解させていった。その後、実際に新聞に載っていた事例を紹介し、自分たちの身近なところでも、情報がだまし取られる危険性があることに気づかせていった。
 事後のワークシートには、子どもたちは、「大人に相談する」「甘い言葉にはのらない」「無料というのはインチキだ」「慎重に考えたい」という感想を書いていた。しかし、本当にネットゲームが好きな子は、「つい、個人情報を入力してしまいそう」と本音を漏らす子どももいた。

【刈谷市立刈谷南中】心の花を咲かせよう

画像1 画像1
 本校の生徒会では、平成24年から「いじめのない学校」を目指して、さまざまな活動を行ってきました。平成24年度は、全校生徒がいじめ防止の標語を考えました。平成25年度には、いじめ0を呼びかけるポケットティッシュの配付と、「南中ほっとストーリー2013」の作成を行いました。全校生徒に啓発を促すこれらの活動により、日常生活でも、思いやりあふれる生徒たちの行動が数多く見られるようになりました。
 今年度の生徒会が取り組んだのは、「心の花を咲かせよう」です。これは、生徒一人一人が、周りの人にされてうれしかったことを、花びら型の紙に書き、それを全校生徒の目に付く渡り廊下に掲示するという活動です。花びらには「友達が入院先に、毎日来てくれてとてもうれしかった」「部活動でうまくいかず泣いているときに、みんなが励ましたり、なぐさめたりしてくれたことがとてもうれしかった」というような、心温まる話がいっぱいでした。
 現在、本校の渡り廊下は、満開の桜並木となっています。生徒たちの心も、温かい心の花が満開となるよう、こうした活動を継続し、引き続きいじめのない学校を目指していきたいと思います。

【常滑市立大野小】  ペア学年との交流活動

画像1 画像1
本校は,「和して進む」を校訓とし,年間を通して「和の教育」(なかよく心を一つにして前に進む)の推進に努めています。1年生と6年生,2年生と4年生,3年生と5年生でペアを組み,異学年との交流活動の中で,手をとりあって協力し合う大切さや,相手を思いやる心を育んでいます。
 5月には,ふれあい遠足を行いました。1年と6年は城山公園へ,2年と4年は大草公園へ,3年と5年は,青海農村公園へ出かけました。高学年の児童は,低学年の児童の手をつないで歩くことはもちろん,ペアの児童が楽しめるように,ゲームを企画したり,一緒にお弁当を食べたり,常に優しく声をかけていました。高学年児童の思いやりのおかげで,低学年児童も楽しく過ごすことができました。少し照れながら世話をしている高学年の姿が印象的でした。
 6月の読書週間には,朝の読書タイムに,ペア学年による本の読み聞かせを行いました。高学年の児童は,優しい表情で読み聞かせをし,低学年の児童は,うれしそうに話に聞き入っていました。
7月のふれあい給食では,ペア学年の児童と一緒に,仲良く給食を食べました。高学年の児童が低学年のために,麺の袋を開けてあげる姿も見られました。給食後は,委員会主催の「献立クイズ」で盛り上がりました。ペアで相談しながらゲームを進め,とても楽しい給食の時間を過ごしました。
 2学期は,ペア学年による「ふれあい読書」や「ふれあい給食」以外に,「ペア学年対抗大縄大会」も予定しています。ペア学年との練習や応援を通して,より一層,クラスやペア学年との絆が深まることを期待しています。

【春日井市立中央台小】  みんなで踊ろう全校音遊

画像1 画像1
 本校では毎年秋に運動会を行っています。市内でも2番目に小さな学校ですから、異学年や地域との交流に重点を置いた演技がいくつかあります。中でも全校音遊は全校児童とその保護者、卒業生、地域の方たちが一緒になって踊る伝統的な演技です。この踊りを考え、全校に伝える活動の中心となるのは5年生児童です。学校の中心として6年生と共に活動し始めた5年生の子どもたちにとっては、主体的に計画し活動できるとても楽しみな演技となっています。6月、5年生は体育の表現の学習として、踊りの振り付けを考えます。まず、全員で話し合って最近の流行の音楽から踊りにつかう曲を選びます。そして、学級が5つの班に分かれ、音楽に合う振り付けを考えます。発表会を開き、それぞれの班が披露し、その中から優秀な踊りを決定します。9月になると、5年生が考えた踊りは、4年生以上の代表児童により組織された「おどり実行委員」に紹介されます。実行委員は何度も練習をして振り付けを覚え、自分の学級や他学年への伝達計画をたてます。給食後、実行委員は各教室を訪問し、踊りを伝達します。この時期は、みんなが一つになって元気に練習に励む様子が教室ごとに見られます。低学年児童にとって、格好良く踊り、丁寧に教えてくれる高学年児童はまるでアイドルのような人気者となっています。運動会本番、おどり実行委員は赤白二つの円の真ん中に並びます。その外側を低学年児童が、さらにその外側を高学年児童が輪をつくり、音楽に合わせて全員で一斉に踊ります。子どもたちが踊ったあと、2回目は卒業生や地域の大人たちも一緒に踊ります。この瞬間、みんなの幸せな笑顔が青空の下で満開となります。本校の児童にとって、心開き、最高のひとときとなっています。