【一宮市立三条小】尾西公園美化活動

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 本校では年に2回、地域の公園である尾西公園の美化活動を行っています。自分たちが使っている公園を清掃することで、落ち葉だけでなく、空き缶やペットボトルといったゴミが多く落ちていることに気づき、「ゴミを捨ててはいけない」、「地域を自分たちがきれいにするんだ」という気持ちを高めています。
 活動は異学年でペアをつくって行います。上級生が下級生をうまくリードしながらゴミを集める姿はとても頼もしく、互いの心の成長につながることを期待しています。また、地域の老人クラブの方にも参加していただいています。グループに一人ずつ入っていただき、草の抜き方やくさみの使い方を教わりながら一緒に活動します。児童にとっては、地域のお年寄りの方と交流する大切な機会にもなっています。活動後にはお礼の手紙を書き、「一緒に掃除してくださり、公園がとてもきれいになりました」「掃除の仕方を教えてもらい、ありがとうございました」という感謝の気持ちを伝えました。
 この尾西公園美化活動は、児童にとっても地域にとっても大切な行事です。今後は保護者の方にも多く参加していただけるよう、計画していきたいと考えています。

【蒲郡市立竹島小】eネットキャラバン安心講座

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 現在、携帯電話やパソコンから気軽にインターネットに接続して人とコミュニケーションをとることができるようになった。一方、様々なネット犯罪やトラブルも起きている。また、携帯電話やネットゲームは、ネット依存による子どもたちの健康被害も心配されている。昨年5月、蒲郡市で小5以上の小中学生を対象に「ゲーム機と携帯電話についてのアンケート」を行ったところ、蒲郡でも多くの小学生が携帯電話やスマートフォンを使用していることが分かった。
そこで、こうしたネット社会の中で子どもたちが犯罪やトラブルに巻き込まれないために、竹島小学校では、e−ネットキャラバンから講師の方をお迎えし、「e−ネットキャラバン安心講座」を5・6年を対象に行った。この講座で、ネット機器から守るためには、次の7つを理解しておくことが大切であることを学習した。
 ・自分のことはまず自分で守る。
 ・情報発信の際には法律とマナーを守る。
 ・ネット上の個人の行動は特定される。
 ・怪しいサイトや見知らぬ人に近づかない。
 ・群集心理にのらないで冷静な判断をする。
 ・セキュリティ対策を万全にする。
 ・ネット上のトラブル解決には協力体制で取り組む。
この講座の後、子どもたちは、
 ・事実と違ううわさ話は書いてはいけない。
 ・携帯やインターネットは楽しいけれど、危険なことがあることが分かった。
 ・携帯依存にならないよう、使い過ぎに気をつけたい。
などの感想をもつことができた。

【あま市立正則小】考えよう!みんなのインターネット

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 本校では、7月11日(金)に総合的な学習の時間を利用して、4年生を対象に情報モラル学習を行いました。
サッカーW杯で、とある選手の怪我をきっかけにして起きたインターネット上の誹謗中傷や犯行予告などについての記事を導入とし、「『誰もが使える』インターネット」を利用する際に気を付けたいことについて考えました。児童からは、「よく分からないリンクを勝手にクリックしない」「コメントに悪口を書かない」「うその情報を書かない」などの意見が出ました。
 その後、『ミッキー&フレンズとネチケットを学ぼう』『総務省情報通信白書 for Kids』を見ながら、ネチケットについて学習しました。児童は、メールでのやりとりや掲示板でのトラブルなど、色々な事例を見て、どんなことに気を付けたらよいかを考えたり、大切なことをメモしたりしていました。
 インターネットは、誰でも見たり、参加したりすることができる反面、誰かに見られたり、悪用されたりする恐れが潜んでいます。この学習を通して、インターネットの危険性やネチケットの大切さを理解し、気を付けて利用する意識を高めることができました。

【北名古屋市立五条小】情報モラル教室 『安全に正しく利用しよう』

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 本校では6年生と保護者を対象に情報モラル教室を行っています。本年度は株式会社DeNAの方を講師にお招きし、「子どもたちのネット利用とトラブル回避について」という内容で、インターネットやメールに潜む危険についてお話をしていただきました。

○ 夜遅くまでメールやゲームをすることで生活習慣が乱れ、授業に集中できなくなります。また、オンラインゲームで高額な課金を請求されることがあります。家族でルールを決めて使うことが大切です。
○ 冗談のつもりだった、ちょっとした悪ふざけ…そんなことから他人の心を傷つけてしまいます。相手の表情が見えないネットの世界では、言葉をよく選ぶことが大切です。また、一度ネット上に流れた情報は決して消えることはありません。
○ 出会い系サイトを通して犯罪に巻き込まれそうになった。ネット社会はあなたの友達とつながっていますが、同時に世界中の人たちともつながっています。顔の見えない相手とのやり取りは要注意です。

 児童のほとんどが何らかの形でSNSを利用しており、身近なものから犯罪やトラブルに巻き込まれる事例に、終始真剣な顔つきで授業を受けていました。

(児童の感想より)
 インターネットはとても身近にあって便利だけど、とてもこわい部分もあるということがわかりました。文字だけで会話する道具なので、相手がどう受けとめるかをしっかり考えずに送信して、相手を傷つけてしまうことが、こわいと思いました。

 私は電話やメールはできないけれど、アイポッドを持っていてアプリをとってLINEやゲームをしています。今回の授業で、サイトにアクセスしたり、LINEなどをしたりするときも相手とのコミュニケーションが大切だとわかりました。

 私はお母さんのスマホでゲームをしています。そのときお母さんから「アイテムは絶対買っちゃだめだよ」と言われます。その言葉にはとても大切な意味がこめられていたことを今回の授業で知ることができました。

【西尾市立幡豆小】メールで伝えるとき、気をつけること

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○ねらい
メールの文章は、言葉を選び、わかりやすい文章であることが大切だと気付かせる。
○実態
子どもたちは普段何気なく使っている言葉や日常会話から誤解が生じ、うまく友達とのコミュニケーションがとれなくなることがある。特に間接的なコミュニケーションの手段であるメールでは、行き違いが生じやすい。
○実践 5年授業実践『ことわったつもりなのに』
子ども同士の言葉のすれ違いや誤解をなくすために行った実践である。本資料は、遊びの約束をしたのに言葉の解釈の違いから当日来ない子がいて困ったというものである。子どもたちに、資料前半のあらすじを動画によりつかませ、正しく伝わらなかった訳を考えさせた。電話は直接話すことで、質問など応答ができるが、メールは一方通行なので受け取った側の解釈になると多くの子が発言した。どのように伝えればよかったかとの教師の問いかけに対しては、「電話で直接伝えるか、メールの場合は『練習には行けないよ』と書けばよかった」と発表した。全員の子どもたちが、「相手にわかりやすい言葉を選ぶ」「大事なことは、直接自分で話す」「必要な言葉や内容を抜かさないようにする」などと書いていた。まとめの動画を視聴した後の授業日記には、「言葉を選ぶことが大切だと思った」「相手がわかるかどうかを考えて伝える」「『いいよ』など、勘違いされるような言葉を使わないように心がける」といった振り返りを書くことができた。
メールは簡単でよい、使いたいと考えていた子どもたちが、気をつけて使いたいという思いと言葉に気をつけようという考えを深めた。

【碧南市立西端中】LINEに関する道徳授業をしました

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 携帯電話やスマートフォンなどを使った中高生のトラブルが全国で相次いでいます。本校では、5月末に生活アンケートを実施しました。その中の項目にLINEなどのSNSによるトラブル経験があるかを聞いたところ、どの学年にも経験がある生徒がいました。
 LINE既読無視やメール返信の遅れなどによる友人関係のこじれを元に、道徳の授業を行いました。相手の顔が見えないことによる「気配りの足りなさ」「自分勝手な想像」が、悪口や仲間はずれにつながっていることに改めて気づくことができました。
 また、碧南市では、6月よりSNSの使用について、以下の通り、具体的な取り組みを進めています。
・必要のない携帯電話やスマートフォンを持たせない。
・携帯電話やスマートフォン等を契約する際には、親子で約束をしっかり結び、必ずフィルタリングサービスを受ける。(解除しない)
 (使用時間、自分と友達の個人情報(写真を含む)をアップしない等)
・夜9時以降、お子さんから携帯電話やスマートフォン等を預かる。
 (保護者の目の届く場所に置く)



【西尾市立吉良中】情報モラル教室「インターネットを安心安全に使うために」

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 5月30日(金)に全校生徒と職員、保護者の合計約820名を対象に情報モラル教室を実施しました。キャッチネットワークより職員をお招きして、「インターネットを安心安全に使うために」というテーマのもと、講演をしていただきました。
 講演では、まず、インターネットでできることはたくさんあり、便利になった一方で、危険なことやトラブルもあることを話されました。無料のように見せて有料だったというアプリで大変な目にあったことや、写真をアップしたことで住所など個人の情報が漏れてしまい、犯罪に巻き込まれそうになったという事例から、心にすきを作らないことが大切ということを教えていただきました。
 また、LINEの使い方については、悪口は一度書きこんだら消えないこと、仲間外れされて心が傷ついてしまうことを具体的な事例をもとに話されました。何かあったら、家族や先生に相談することを、インターネットや携帯に振り回されず、トラブルに気を付けて楽しいコミュニケーションを上手に使っていくことが大切だと話されました。
 生徒たちは、職員の方の講話を真剣に聞いていました。その後、教室に戻り、感想を書きました。 

生徒の感想から
・改めて気を付けようと思ったことは、インターネットは便利だけど、やり方を間違えると大変なことになってしまうことです。私はLINEを毎日使っているので、これから気を付けようと思いました。
・今日の話を聞いて、私はアプリを入れるのはよく見てから決めたいと思いました。無料だからといってもよく考えたいです。カメラでもGPS機能がついていて、すぐにだれがやったかわかってしまうのは怖いなあと思いました。危ないことやわかっていていけないことをせずに、安全に使っていきたいです。

【岡崎市立六ッ美西部小】 命の誕生 家族の思いを知り、自己肯定感を高める

 4年生の児童は、今年10歳という節目の年を迎える。心身共に大きく成長するこの時期に、改めて自分の命を見つめさせ、自分の存在の大きさを実感することで困難なことも乗り越えられる強さをもってほしいと考えた。命には始まりと終わりがあること、奇跡ともいえる自分の命をつなげたり支えてくれたりした先祖や家族をはじめとした周囲の人の存在があることに気付かせ、将来に向け自分に与えられた時間を精一杯使う方法を、家族の協力を得ながら考えていこうと計画を立てた。
 まず、へその緒で母親と自分がつながっていたことや胎内で赤ちゃんが成長する様子を知ることで、生命の神秘さや不思議さを感じ取らせた。その後、事前に家族から聞き取りをしてきた自分がおなかのなかにいたときの母親を含めた家族の思いについて話し合った。「喜び」「うれしさ」「楽しみ」以外に「心配」「我慢」も出てきて、家族の気遣いや支えも理解することができた。また心配、不安といった気持ちが胎児であるわが子の成長につれて喜びやうれしさに変わっていくことも子供たちの話し合いで押さえることができた。話し合いの終末、一人の児童が「今、お母さんは怒ってばかりだけど、おなかの中ではこんなに大切に思ってくれていたことを知り、うれしい。」と発言し、たくさんの子が共感した。今は注意されたり叱られたりすることが多く自己嫌悪に陥ることもあるが、自分のために我慢までしてくれる家族の存在を知ることは、子供たちにとって自分自身の存在そのものが家族の喜びにつながっていることへの気付きになったのではないかと考える。

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【安城市立東山中】 中学一年生の情報モラル教育

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 LINEなどのコミュニケーションアプリが元になったトラブルやSNS関連の事件が報道されるなど、情報発信においての問題が多発している。中学校一年生では、自分専用の携帯電話・スマートフォンを持っている生徒は多くないが、LINEについては多くの生徒が使ってみたいと言っており、フェイスブックやツイッターなどのSNSについても興味をもっている。そこで、生徒たちが携帯電話・スマートフォンを所有し、SNSを利用する前に、情報発信における情報モラルを身に付ける必要があると感じ、「ドコモケータイ安全教室」のダウンロード教材と実際にニュースになったツイッターの投稿画像などを使い、中学一年生の学級において授業実践を行った。
 授業は、教材のスライドを提示して、補足説明しながら進めた。便利な道具であるが、使い方ひとつでトラブルの元になるということを示したうえで、刈谷市のスマホ規制について紹介し、規制に賛成か反対かを話し合いを行った。規制に賛成の意見が多く出た一方で、「使う人次第である」という意見や「ルールは個人でしっかり決めればいい」という意見、「便利なものを規制してしまうのはメリットがなくなってしまう」という意見も出た。話し合いの後、「ケータイ安全教室」のスライドを使い、悪ふざけのつもりで書きこんだことが犯罪になってしまうことを押さえた。授業後の感想では、「きちんと両親と相談をして、決まり事を作って利用したい」「情報を送信する前に、見られて困る内容じゃないかもう一度確認するようにしたい」という意見が多く出された。今は携帯電話・スマートフォンを持っていない生徒も、近い将来使い始める。今回のような授業を他学年でも実践し、今のうちから情報機器に関する問題を自分のこととして考えられるようにしていきたい。

【春日井市立高蔵寺中】生徒会活動「奉仕活動」

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生徒会活動として今年も「奉仕活動」が実施されます。
体育大会前ということもあり、来校者が気持ちよく過ごせるよう校地内の環境美化を図る中で、「協力する心」「奉仕する心」を育む事を目的としています。
生徒会が中心となり生徒会新聞や朝の呼びかけで参加者を募るのですが、部活単位での参加が多く学校全体の80%以上の生徒が参加してくれます。9月とはいえ残暑厳しい時期、普段はほとんど立ち入ることのないような場所にでもどんどん入り込み、除草作業を中心に1時間ほど黙々と取り組んでくれます。また、中には分担場所が早めに終わると隣の場所のお手伝いをしてくれる生徒たちもいて、所属する部活以外での共同作業により、生徒たちの協力の輪が広がっていきます。
作業を終えて自分の後を振り返ったとき、綺麗になった校地を見ることで生徒たちは達成感とともに気持ちも晴れ晴れし「参加してよかった」と実感しています。この奉仕活動を通して、つらいことでもやってみる、一人でやるよりみんなでやってみる、そして自分たちの学校は自分たちの手で綺麗にするという気持ちが芽生え、中学生らしい「こころ」が育まれています。

【田原市立伊良湖岬中】 絆を深める縦割り班活動

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 伊良湖岬中学校は、全校生徒102名という小規模校です。そのために、小規模校が直面する諸問題に対し、縦横のつながりを強固にすることで問題解決を図ろうと、縦割り班活動に力を入れています。その中心的な活動として、毎年4月中旬に、「わかたか合宿」という2泊3日の全校合宿を実施しています。この合宿では、毎年異なる重点活動を設定し、生徒の心身の成長を目指しています。
 本年度は、創造力の伸長を重点目標とし、4つの縦割り班ごとにダブルイメージボードの制作に取り組みました。ダブルイメージボードとは、屏風型のボードに2つの異なる絵を施し、見る角度によって異なる絵柄を鑑賞できるというものです。生徒たちは、各縦割り班でアイディアを募った図案をもとに、色つけ作業に取り組みました。生徒たちは、
「グラデーションをつけるには、少しずつ白を足して塗ろうか。」
「筆の向きを変えて塗ると立体感が出るよ。」
などと積極的に話し合いながら、真剣に作業を進めていました。初めのうちは、先輩との共同作業に緊張していた1年生も、次第に表情が柔らかくなってきました。2年生や3年生は、班員が協力して活動できるように、相手の立場を踏まえて声をかける姿が見られました。一つのものをみんなで創り上げる活動を通して、学年や男女を超えた一体感が徐々に高まったように感じました。
 最終日には、ダブルイメージボードの裏面に全校生徒が手形を押し、記名をしました。また、保護者の方に依頼をして、生徒たちの手形の傍らに「お子さんへのメッセージ」を添えていただきました。まだ完成途中ではありましたが、それぞれの班の作品を鑑賞し合う時間も設けました。生徒たちは楽しそうに互いの作品を鑑賞していました。完成したダブルイメージボードは、11月の文化祭など、今後の学校行事で展示をしていく予定です。

【知立市立知立東小】あいさつの溢れる学校、地域へ

 本校では、心の教育推進活動の一環として、あいさつ運動を推進しています。あいさつ運動は、児童運営委員会ときずな委員会が中心となって行い、「東っ子から始めるあいさつ〜つなげよう心の輪〜」をテーマに呼びかけをしています。呼びかけは、「心の輪」の語呂合わせから、5と6と8のつく日に正門に立って呼びかけをしたり、放送で呼びかけたりしています。また、今年はあいさつをすることの気持ちよさや、より良いあいさつの仕方を伝える劇を全校朝会で行い、啓発をしました。さらに、校内だけでなく、「東っ子を育てる会」(地域と学校の情報交換の場)や知立団地自治会の夏祭りなどで呼びかけをし、地域とも連携してあいさつ運動を推進しています。
今年は、睡眠の大切さを啓発する保健委員会も、睡眠啓発キャラクター「すっきりん」と一緒にあいさつ運動を行っています。PTAと地域の連携もあり、元気よくあいさつができる子や自分からあいさつができる子が増えてきました。今後も、このような取り組みを続けながらあいさつの溢れる明るい学校、地域を目指していきたいと考えています。

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【田原市立中山小】なかよし班活動

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中山小学校では、校名の「な・か・や・ま」を1文字ずつとって教育目標を設定しています。本年度は、中山の「な」仲良くする子を重点目標として、児童会を中心に縦割り班(なかよし班)活動に取り組んでいます。
 4月には、1年生を迎える会が行われました。1年生は、自己紹介で、名前や好きな食べ物などを元気な声で言うことができました。その後、12班に分けたなかよし班で、自己紹介をしたり、手つなぎじゃんけんなどのゲームをしたりして、楽しく交流することができました。
 6月の4週間は、なかよし班掃除を行いました。上級生が下級生にぞうきんの絞り方やほうきの使い方を優しく教える姿が見られました。
 他にも各委員会による集会活動やなかよし給食なども企画されています。
 中山の「な」。遊びを通して心の交流をするとともに、上級生は下級生の世話をすることで責任感や思いやりの心が育ち、下級生は上級生を見て尊敬や憧憬の念を抱き、それを目標に成長していきます。今後も、様々ななかよし班による実践を通して、仲良しな中山っ子を育んでいきたいと思います。

【江南市立布袋中】全学年で行う「仲間のいいとこ見つけ」

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 本校では、全学年が共通して行っている活動の一つに「仲間のいいとこ見つけ」があります。行事の後や学期末などに、仲間への感謝の気持ちや素敵だと思ったことをカードに書き、それをまとめて、終業式の日に一人一人に渡します。

 1年生の最初は、生活班のメンバーや仲の良い友人など、自分の身近な仲間数人に当てて書く生徒が目立ちます。しかし、回を重ねるごとに、メッセージを送る相手の人数は増えていきます。何度もメッセージを書くうちに、自然と仲間のよさに気付く視点が育つのです。

 終業式の日にメッセージ集を手にしたとき、どの生徒も、はにかんだような、それでいてとてもうれしそうな笑顔を浮かべます。他者に認められることの喜びを知った生徒は、他者を認めることができるようになります。日常生活や行事を通して心を育てる道徳教育の一環として、これからもずっと続けていきたい活動です。

※写真左:笑顔でメッセージを書く生徒
 写真右:うれしそうにメッセージ集を読む生徒たち

【蒲郡市立蒲郡西部小】 地域とふれあう夏祭り

 本校では、7月下旬に児童とPTAとが協力して夏祭りを実施している。この夏祭りは、小学生と地域の方々と学校がふれあう楽しい機会である。PTA活動では、役員の方を中心としてバザーを行い、みたらしだんご、かき氷、冷やしうどん、ジュース、フランクフルトを販売した。小学生は高学年が工夫を凝らした宝つりや射的などのゲームや、手作りのティッシュ入れやコースターを、夜店で販売した。この夏祭りには、本校を卒業した中学生や、両親に手をひかれた浴衣姿の未就学児、涼を求めた近くのお年寄りも参加した。久しぶりに小学校を訪れた中学生は、かき氷を担当したお母さんから「大きくなったねえ、もう中学生だもんね」などと声をかけられて、はにかんでいた。
 このように本校の夏祭りは一年に一度、地域の皆さんが集い、笑顔で過ごすことができる、とても楽しいふれあいのひとときである。

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【豊田市立浄水北小】「まごころ」でみんなを楽しませる『浄水北ヒーローズ』

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 本校は、この4月に開校した新設校で、「まごころで、主体的に行動できる子どもの育成」を学校教育目標に掲げ、真心で人に接し、互いに助け合い、学びあう人間関係づくりを大切にしています。異年齢の友達と交流する「わくわく班(縦割り班)」の活動は、人間関係づくりの場の一つとなっており、顔合わせ会、わくわく遠足は、子どもたちにとって楽しく有意義な活動となりました。後期のわくわくものづくりやさよなら遠足にも、期待がふくらみます。
 そして、「全校のみんなをもっと楽しませたい」という6年生児童の願いから生まれたのが、この『浄水北ヒーローズ』です。水曜日のロング・ハッピー・タイム(30分の休み時間)に、『ヒーローズ(6年生全児童)』の企画したアトラクションが校内の各所で行われます。6月4日の第1回『ヒーローズ』では、4つのアトラクションが行われ、おおぜいの下級生が参加しました。読み聞かせは、ワークスペースに設置された電子黒板に絵本を映し、6年生が寸劇を披露しました。スポーツは体育館でドッジボールを、コンサートは音楽室でリコーダー演奏を行いました。スタンプラリーは、交流スペースで説明した後、参加者が校舎内のポイントを巡りました。『ヒーローズ』は大人気で、夏休みまでに6回行われました。7月には、ぬりえ、クイズ、昔遊び、すごろく、折り紙などの新しいアトラクションが加わり、下級生も行き先を迷ってしまうほどです。
 6年生は、振り返りをもとに次回の計画を立て、準備を進めます。ぬりえの原画はもちろん児童の手書きで、毎回、新しい原画が追加されます。読み聞かせは、お話の雰囲気作りにも力を入れ、怖い話は暗室で行われました。スポーツは、ドッジボール、宝探し、鬼ごっこなど毎回メニューが変わります。このように、アトラクションには6年生全員の創意工夫が盛りだくさんです。そして、6年生の思いにも変化が現れてきました。「わたしは、『ヒーローズ』が好きです。自分たちが考えて準備したアトラクションで、全校のみんなが遊んでくれるからです。『ヒーローズ』は、一週間に一度、他の学年の子たちと触れ合える場になっているので、これからも続けていきたいです」「ぼくは、みんなをもっと喜ばせたいです。遊び方や進行の仕方を工夫したり他のアトラクションを考えたりすれば、もっと笑顔になってくれると思います」
『ヒーローズ』は、今では『わくわく班』の活動と同様に、異年齢の学びあいの場となっています。下級生は、水曜日のロング・ハッピー・タイムをとても楽しみにしています。そして、6年生もまた、楽しみながらアトラクションの企画運営を行っています。初代『浄水北ヒーローズ』は、子どもたちの『まごころ』が作り上げた本校の宝物であり、思いやりの心を育む大切な活動になっています。

【春日井市立西藤山台小】なかよし班で縦割り交流活動

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5月。全校児童が体育館に集まりました。この日は学級ごとではなく、班長を務める6年生を中心になかよし班ごとに集まりました。なかよし班は、1年生から6年生までの縦割りで構成されています。異年齢集団における交流活動を通して、上級生のリーダーシップ、下級生のフォロワーシップの正しいあり方を体験し、心通い合う集団としての結びつきを強め、親密な仲間作りを進めることが目的です。
 新しい班ごとに輪になって座り、初顔合わせです。班長の進行で順番に自己紹介を始めます。今年度もなかよし班活動がスタートしました。一人ずつしっかり紹介と挨拶をすませた後、児童会役員の司会で○×クイズを楽しみました。
 業前の時間を活用したゲーム集会、地域や保護者の方と楽しむ西藤フェスティバル、百人一首・カルタ取り大会など、この後もなかよし班で力を合わせて準備や運営に取り組んでいく行事を計画しています。

【豊橋市立芦原小】今年も絆コスモスを育てています!

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 6月18日(芦原コスモスの日)、芦原駅周辺に6年生が絆コスモスの植栽を行いました。小雨の降る中でしたが、多くの地域の人たちも参加してくださいました。

 2011年、東日本大震災の大津波で海水をかぶり被災したコスモスの種を、縁あって石巻市渡波中学校からいただきました。それ以来、絆コスモスと名付け、6年生が芦原駅周辺に植え、きれいに咲かせています。あの震災を乗り越えたコスモスはみんなに勇気を与え、渡波と芦原との絆を生みました。

 引き継いで3年、今年の6年生も、種まき・苗づくり・植栽・水やりと、絆コスモスを育てています。子どもたちは、「(絆コスモスを)大きく育てて、東北の人たちを元気づけたい。」「種を渡波小に送り、交流を続けたい」と、夏休みも交代で水やりをがんばっています。

 今年もきっと、絆コスモスはたくさんのきれいな花を咲かせることでしょう。そして、震災を乗り越えた絆コスモスのように、どんな困難なことにあってもたくましく生き抜く子どもたちに育っていくことを願っています

【岡崎市立藤川小】 1年生と6年生、なかよく清掃

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 私たちの学校は、東海道37番目の宿場町にあります。学校のすぐ前には、宿場の端であることを示す西棒鼻があったり、街道沿いには本陣跡や松並木などが残っていたりして、歴史を肌で感じることができます。また、昨年、「むらさきかん」(岡崎市東部交流センター)が開館し、学校の横を走る国道1号線沿いに「道の駅 藤川宿」が開駅したことにより、町が新しく変わっていく様子も目の当たりにすることができます。
 昨年、校舎のトイレが改修されたことをきっかけに、6年生が清掃していた1年生用トイレを、6年生と1年生がペアを組んで清掃することにしました。6年生の当番は1か月ごとに交代しますが、1年生は日直になった子供が日替わりで清掃します。
 掃除が始まる時刻になると、6年生が1年生の教室に顔を出して、1年生を誘ってトイレに向かいます。ぞうきんの絞り方やほうきの使い方など道具の使い方を教えたり、反省会のやり方を教えたりします。早く終わったときには、一緒に1年生の教室に戻って、掃除を手伝うこともあります。また、休み時間には、掃除を通して仲良くなった6年生と1年生が一緒に遊ぶ姿も見られます。
 1年生は、「お兄ちゃんがぞうきんの使い方を教えてくれたよ。」「反省会ができるようになったよ。」「○○ちゃん(6年生)と友達になったよ。」などと、楽しそうに話してくれます。今後もいろいろな場面で異学年交流のよさを取り入れていきたいと思います。

【安城市立安城西部小】楽しくメール交換をしよう

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 本校の特別支援学級たんぽぽ1、2組10人でメール交換をしました。ジャストスマイルのソフトを使って先生や友達にメールを送ったり、返信を受信したりしました。ほとんどの児童が、メール交換が初めてであり、一文字ずつ真剣な眼差しで入力し、返信が届いたときは大喜びをしていました。ジャストスマイルには、メールを発信する前に自分でメールについてチェックする機能があります。

□読みやすいようにくふうしましたか?
□もらった人がいやな気持になることばはありませんか?

 児童は、上記2点について自分の文章をチェックしてから、発信をしました。
 
 次時、教室で「もらった人がいやな気持になることばはありませんか?」についてみんなで考えました。プリントに、いやな気持になる言葉が並んだ文章を記述して児童に配布しました。このメールが自分に届いたら・・・と話し合いをしました。
「悪口の文が書いてあって、いやな気持ちがしました。こんなことは言われたくないから、書いてはいけないと思いました。」「自分がメールを送るときは、もらう人がいやな気持ちになる文は書かない。」等と自分の思いを出し合いました。今後、児童が携帯電話やパソコンを所持しメールを送る際、どんなことに気を付けたらよいか考える機会となりました。