【岡崎市立福岡小】人が作った作品を大切にしよう

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 健全な情報社会を形成するために岡崎教育ネットワーク総合リンクの事例で学ぶNetモラルにある題材『友だちの作品に落書きをしないで』を活用した。
 始めにテレビで『友だちの作品に落書きをしないで』の映像を見せた。それを見て、手直ししたゆうたの気持ちを「鼻が曲がっていたから直してあげようと思った」と言ったR男、落書きされたあかねの気持ちを「落書きされていやな気分になった」と言ったA子、注意したたいちの気持ちを「人の作品に落書きをしてはいけないと思って注意したのに、聞いてもらえずいやな気持ちになった」と言ったY子とそれぞれ発表した。それから、まとめの映像を見て、人の作品はどのように扱ったらいいかを話し合った。そして、「たとえ親切心からでも、人の作品を直すことは落書きと同じになる」「人が作った作品は、作った人だけが直したり、手を加えたりできるものなので、勝手にしてはいけない」ことを知った。最後は「人が作った作品は大切にしよう」とみんなで確認し、授業を終わった。今後も情報モラルの充実を図りたい。

【蒲郡市立蒲郡北部小学校】探せ!インターネットの落とし穴!

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  6年生では「探せ!インターネットの落とし穴!」について学習しました。
<めあて>
・インターネットの危険性を知り、どのように使ったらいいのかを考える。
・個人情報の大切さを知り、取り扱い方について考える。
<授業の流れ>
・インターネットをどんなことに使っているのかについて話し合う。
・インターネットのよい点と問題点について話し合う。
・課題「どのようなことに気をつけていったらいいのだろう。」について話し合う。
<児童の様子>
・インターネットの問題点として、「個人情報」「掲示板」「有料サイト」などで、相手が 見えないから誤解をまねくなどの意見が出ました。そこで、実際にパソコンの掲示板を 体験させました。その結果、どのような危険があるのか考えられるようになりました。
・「どのようなことに気をつけるか。」という問いには、個人情報を教えない、悪口を書 かない、書くときは内容を考えるという意見が出され、トラブルを起こしたり、トラブ ルに巻き込まれたりしないためには、ネチケットの大切さに気づくことができました。

【一宮市立黒田小】 黒田小サロン〜地域のお年寄りと共に〜

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 本校では平成16年より、校内の一室を「黒田小サロン」として開放し、今年度で11年目を迎えます。校下の高齢者の方をサロン会員として募り、毎月第3火曜日にご来校いただき、楽しい集いの場と低学年児童とのふれあい活動を行っていただいています。児童とのふれあい活動では、サロン会員の方によるマジックショー、民謡や大正琴、昔遊びの伝承活動などを行っていただいています。児童はふれあい活動をとても楽しみにしており、高齢者の方に手とり足とり教えていただきながら交流を深め、活動の最後には握手をしたり、お礼の言葉を進んで述べたりするなど、敬愛の念を深め、世代を超えた望ましい人間関係を学ぶ場となっています。また、サロン会員の皆さんには、学校行事、児童とのふれあい給食にも参加をしていただき、本校の教育活動を広く知っていただくとともに、交流をさらに深めていただく機会を設けるようにしています。
 核家族化や両親の共稼ぎなどで、地域での人間関係が広がりにくい児童にとって、「黒田小サロン」でのひとときは、地域の高齢者と顔見知りになり、地域の中での交流が生まれるきっかけにもなっています。また生き生きと自主的に活動をする高齢者の姿から児童は元気をもらい、自分たちも前向きな気持ちで生活や学習に取りもうという意欲が高まる機会となっています。
 今後も地域に開かれた学校、生涯学習の一翼を担う場所としての役割を意識しながら、「黒田小サロン」が家庭、学校、地域の交流の輪となるよう活動を進めていきたいと考えています。

【豊橋市立中野小】 通学団ふれあい活動

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 本校は,本年度30周年を迎える,比較的新しい学校です。同学年の子ども同士では,明るく励まし合って生活している様子が見て取れます。しかし異学年になると,顔は知っているけれど名前を知らなかったり,学年を知らなかったりすることがあります。また上級生から下級生に対する接し方が,なんとなくよそよそしかったり,下級生から上級生に対しての親近感が希薄なように感じられたりします。
 そこで異学年と交流する場を設けることで,異学年と親近感がわき,お互いに励まし合って生活できるのではないかと考え,「通学団ふれあい活動」を取り入れることにしました。ふれあい活動の日は,清掃活動を省略し,昼休みの時間とあわせて30分間,通学班,あるいは通学団ごとに集まり,低学年から高学年までが一緒になって遊びます。4月24日の第1回目は,天気も良く,ハンカチ落としやおにごっこなど,学年に関係なく仲良く遊ぶことができました。ドッジボールで遊んでいる班は,高学年が投げる順番を下級生に譲ってあげたり,下級生は上級生のあとを一生懸命ついていったり,みんな笑顔で過ごすことができました。
 この日から,すれ違う班長を見つけると,うれしそうにじゃれついていく下級生や,泣いている下級生に声をかける上級生の姿が,まだ少数ですが見られるようになりました。これから,このふれあい活動を続けることで,異学年に対する温かい心が育っていくことを願っています。