【豊田市立挙母小】スマートフォンの扱い方本校では,ICT授業支援員による授業を各学級,年間2回程度行っている。ワードやパワーポイントの技術習得をめざしたり,国語や算数のコンピュータを利用したお勧め教材を提供してもらったりしている。 6年生の3クラスでは,10月23日,ICT授業支援員による情報モラルの授業をコンピュータ室で行った。本授業では,スマホ体験アプリを使ってメールのやりとりをした。はじめに各児童に教師から迷惑メールを送った。「なんか面白いメールがきたよ」などのつぶやきが聞こえ,楽しくメールを読み始めた。そして,メールにはURLのようなものが記載されていた。出会い系やアダルト系サイトへ誘引する迷惑メールの大半はURLである。予想以上に警戒する児童が多く,2,3名の児童を除き,ほとんどの児童はURLを開くことはなかった。その後,友達同士で自由にメールのやりとりをした。他の子の話が出ていないか確認したところ,好きな人,テストの点等の友達の秘密に関わる話題をやりとりしていた児童がいた。 スマホ体験の次時の授業では,「迷惑メールによる被害」についての学習を行い,サイトを開いただけで個人情報が引き出されてしまう怖さについて話し合った。前時にスマホ体験をしたことで,スマホを使った経験がなかった児童も自分の考えをもつことができ,積極的な意見が出され,スマホの危険性に対する認識を深めることができた。 授業後の児童の感想として,以下のようなものが出された。 ・自分のせいで人に迷惑をかけることは絶対にしたくないので,怪しいメールがきたら親に相談したいと思います。 ・僕はまだ携帯電話は持っていません。でも,中学生になったら使うと思うので,変なメールがきたら開かないようにしたいです。 ・個人情報が簡単に流れないように,もっと安全になってほしいと思います。 ・僕は,前の授業で怪しいページを開いてしまいました。そして,今日の授業で自分の携帯に入っている友達の電話番号がばれてしまうことがあることを知り,恐ろしいと思いました。 【津島市立西小】全校縦割り集会 トンネルリレー
全校縦割り集会「トンネルリレー」
縦割り班の団結力を高め、協力し合うことによってゲームを楽しむことができるようなスポーツ集会を全校で行いました。班全員が縦一列に並び、代表の児童が股の下をくぐっていきます。班員は次々と素早く移動しながら、新たな列(トンネル)を伸ばし、代表児童をゴールへと導きます。どの班も班長が的確な指示を出し、早く代表の児童をゴールへ導こうと必死になっていました。また、トンネルを構成する児童たちは、前の児童の肩を持って、しっかりとつながりあうことができました。 【児童の感想】 ・おにいさんにやりかたをおしえてもらって、うれしかったです。(1年生) ・結果発表の時、順位は何位でもべつによかった。なぜなら楽しかったからだ。 順位が最下位でも楽しくできたから、それでよかった。こんな、みんなで遊ぶ集会はおもしろいです。(5年生) ・他の班とも一緒に協力し合ってできて、とてもよかったです。班の人たちと声を掛けあうことで交流ができ、仲良くできるのはとてもよいと思いました。(6年生) 【知多市立つつじが丘小】いのちってスゴイ!自分ってスゴイ!【知多市立八幡小】心の笑顔をみつけよう〜人権集会〜当日は,体育館に全校児童が整列し,総務委員会の司会で会が進んでいきました。総務委員会の話の後,「ビリーブ」を歌って心を一つにしました。次に,予め学級で話し合った「うれしかった言葉ベスト3・いやだった言葉ワースト3」を学年ごとに発表しました。学級では,自分のうれしかった経験やいやだった経験を発表したり,友達の経験を聞いたりしながら,集会で発表する言葉を選んでいました。集会では,うれしかった言葉やいやだった言葉とともに,言葉をかけられたときの児童の気持ちが発表され,互いの気持ちを思いやることの大切さを学びました。これからも,いやだった言葉を使わずにうれしかった言葉を使っていけるよう,カードで自己チェックをしていきます。全校ゲームには友達と協力しながら取り組み,連帯感を感じることができたようです。最後に校長先生の話で会を閉じました。 【春日井市立岩成台中】 サイバー犯罪防止教室ネットを利用する際に何を使うかという違いはあっても、基本的には人と人がつながる世界なので、それぞれの家庭環境に合わせて家の人と話し合い、具体的なルールを決めて使用することが大切である。 そこで本校では、時間的な余裕ができて使用頻度があがる夏休み前に、春日井警察署少年係の担当者を講師にお招きして「サイバー犯罪防止教室」を開き、生徒が被害者にも加害者にもならないために必要な心がまえを学んだ。 以下は、生徒の事後感想である。 ・ 普段何気なくLINEを使っていたが、改めて考えると使い方を少し間違えるだけでとても恐ろしいことになると実感した。ネットを利用するときは、顔の見えない様々な人たちとつながり、中には犯罪者の目もあることを意識したい。 ・ LINEを利用するときは軽はずみな行動をせず、送信する前に一度よく考える習慣をつけたい。ネットばかりにとらわれる生活で健康被害(睡眠障害やネット依存)にならないようにしたい。 ・ 個人情報をむやみやたらに公開してはいけないし、IDやパスワードの管理をしっかりするなど、危機意識をもって安全に利用したい。 ・ 世の中で起きているサイバー犯罪を他人事にせず、今日聞いた話を忘れずに通信機器をうまく利用したい。 【蟹江町立舟入小】「ようこそ先輩」今月は、心つくりの活動の一環として、舟入小学校を卒業し、世の中で活躍する先輩のお話を聞く「ようこそ先輩」を昨年度に引き続き行いました。講師は自然の雄大さを精神性豊かに描き、日本美術院同人として活躍する日本画家の川瀬麿士先生です。 金粉など日本画に用いる画材や風景のどこに焦点を置いて描くかなど作品づくりの一端を紹介していただいた後、河原の石のデッサンに全校児童がチャレンジしました。 先生に「あなたの絵は、石の重みを感じるね。」と褒められ、イラストレーターになる夢に自信がもてた児童がいたり、「大きな石を見て描いたのに、小さく描いてしまった」としょげる児童には、「君は正直だ。そう言えるところが良さだよ。失敗から学ぶことは大切だよ。」と励ましの言葉をいただいたりしました。 そして、自分に感じたことを作品に表したことや作品に対する称賛やアドバイスを受け入れたことで向上できた経験から、夢に向かって素直でいることの大切さを教えていただきました。 作業後の質問コーナーでは「絵は題名から描くのか、描いてから題名をつけるのですか。」や「ぼくは学校に飾ってある作品の塗り方がいいと思います。川瀬さんご自身の気に入っている作品は何ですか。」などの問に、真摯にお答えいただきました。 後日、児童の感想に対して先生からお礼状が届きました。そこには、「…72歳の自分がみんなの手紙を見て、ゼロからまた作品づくりに取り組んでいきたいです。」と、言葉が添えられていました。 【豊橋市立高師小】いのちを大切にする高師っ子
自分たちの生活を自分たちで見つめ直せるようにするために,本年度から生活委員会を立ち上げました。毎月の生活のめあてを決めたり,あいさつ運動の中心となって活動したり,さまざまな活動をしています。夏休み前には,生活委員会主催の児童集会で,「ついていかない・みんなといつもいっしょ・きちんと知らせる・大声で助けを呼ぶ・にげる」の頭文字をとった防犯の合言葉「つ・み・き・お・に」など,自分のいのちを守るために大切なことを紹介しました。低学年にもわかりやすくするために,クイズや劇を取り入れた集会でした。子どもたちからは,「自分の命は自分で守れるように,つみきおにを覚えたい」「もしものときにどんなことをすればいいかよくわかった」などの声が聞かれました。
いのちを育む教育の一環として,毎年4年生が中心となって,ヤギ・ウサギ・チャボの飼育をしています。飼育小屋の掃除やえさやりをして,大切に育てています。年度末には,4年生から3年生に飼育のことを伝える活動をして,伝統を引き継いでいます。 また,5年生では,総合的な学習の時間を活用して,米作りをしています。PTAや地域の方々に協力をしていただきながら,いのちや感謝について学んでいます。この他にも,道徳や特別活動などで,いのちに関わる授業をして,いのちを大切にする高師っ子をめざしています。 【日進市立赤池小】 地域キラキラ隊2回目は10月23日を予定しています。今度は縦割りの清掃班での活動になります。高学年がリーダーシップを取り、班全員で頑張って取り組んでくれることを期待しています。 【小牧市立大城小】 地域に学ぶ 地域を学ぶ今年度、主に三年生で地域の老人会「大草むつみ会」の方々や保護者の方々に活躍していただいています。春の校区探検では、大草神社のことや八田川の清流を守る活動について教えていただきました。城山の公園探検では、保護者がポイントに立ってくださったり、お借りするトイレの清掃をしてくださったりしました。 夏は地元の特産物でもある桃を栽培している桃畑の見学にでかけました。 秋には「昔遊び体験」活動を実施し、お手玉やおはじき、竹とんぼなど昔の遊び方を教えていただき、一緒に楽しみました。 そして冬は「昔話を聞く会」を行いました。老人会の方々とは、何度も顔を合わせてきたため、「昔話を聞く会」の頃には、すっかり打ち解け、心安く質問ができるようになりました。 本校の児童は、祖父母より年長の方々と話す機会は殆どありません。実際に体験できる行事は、地域を知り、地域と自分たちのつながりを実感する大変よい機会でもあり、今後も続けていきたい取り組みです。 【豊田市立五ヶ丘小】広げよう ふわふわ言葉で みんなの笑顔今年度の学校保健委員会は、「ひろげよう ふわふわ言葉で みんなの笑顔」をテーマに開催した。全校児童のアンケートをもとに、保健委員会とスクールカウンセラーの先生と一緒に、ふわふわ言葉のよさや相手がうれしくなる言葉の伝え方について考えた。 主な内容は以下の通り。 (1)ちくちく言葉・ふわふわ言葉を使った場合の相手の気持ちは、それぞれどう違うでしょうか? 委員会児童の劇を見て考えてみましょう。 ◇ちくちく言葉を使うと、相手の気持ちは?・・「悲しい」「傷つく」「嫌な気持ち」 ◇ふわふわ言葉を使うと、相手の気持ちは?・・「やる気になる」「うれしい」 「元気」 (2)ふわふわ言葉がもっとふわふわになるポイントは? 相手の目を見て、はっきりと、笑顔で 伝える! (3)全校一斉ふわふわ体験 『ふわふわになるポイントを意識して、「ありがとう」を伝え合いましょう』 ≪終了後の児童の感想より≫ ふわふわ言葉を使うと友達や家族が笑顔になるのでどんどん使って笑顔を広めていきたい。ちくちく言葉はみんなの顔から笑顔が消えてしまうので、絶対使いたくないと思いました。これからも気持ちをこめて、ふわふわ言葉を言って、みんなを笑顔にしたいです。 【田原市立神戸小】 メールの返信 6年
○ねらい
友達どうしお互いに気持ち良く付き合うことの大切さを感じ取り、友達どうしでも、マナーを守ってメールや携帯電話を使用する態度を養う。 ○児童の実態 本学級の児童は、アンケートによると、ほぼ半数が「メールをしたことがある。」と答えた。また、「したことがない。」と答えた児童でも、「メールをしてみたい。」と答える児童も入れると学級の3分の2の児童がメールに関心をもっていると言える。なぜ使用する(したい)のかという問いには、「メールは便利で、いつでも相手に伝えられる。」「好きなことを書ける。」など、自己中心的な考えで使用している児童がいることがわかった。 ○授業の様子 道徳の授業で「メールの返信」(出典:明るい心)という資料を扱った。主人公とその友達の言動を通して、よりよい友達関係をつくるには、メールでも相手のことを考えた行動をすることが大切であると気づくことができた。 ○児童の感想 「私は、この授業を受ける前は、友達は何でも打ち明けられる、どんなことでも聞いてくれる存在だと思っていました。でも、授業を受けてから、友達と関わる時もマナーは守らないといけないなと思いました。ナナのように、マナーを守れないとどんなに仲良しな友達でもはなれていってしまうんだと分かり、マナーを守ることがとても大切だと知りました。これから先、マナーを守って友達と仲良くできたらいいなと思います。」 「ぼくは、メールは手軽にできて楽しいものだと思っていたけど、授業を受けて、メールへの考え方が変わりました。メールは楽しいけれど、使い方で、人間関係を悪くしてしまうことが分かりました。注意して使わないといけないと思いました。」 【高浜市立高取小】豊かなかかわり〜縦割り活動や異学年交流〜常時活動として、縦割り清掃を行っています。高学年は、縦割り班の中心となって掃除をすることで責任感や思いやりの気持ちが、低学年は、高学年を手本として掃除に取り組むことで、高学年を信頼する気持ちが育ってきています。 児童会活動では、ペア学年(1・6年、2・4年、3・5年)を作り、活動しています。今年度は、今までに「1年生をむかえる会」「運動会ペア学級旗作り」「稗田川でのペア学級弁当」を行ってきました。なかでも高取小学校の側を流れる稗田川の土手でペアで食べる弁当は、子どもたちが楽しみにしている行事の一つです。ペアで仲良く弁当を食べた後は、ペアで仲良く土手をすべり台にして遊んだり、稗田川のゴミ拾いを行ったりしました。このようなペア活動を通して、思いやりの心や助け合いの心が育ってきていると感じています。 【西尾市立平坂中】心を育てる教育活動
本校では、心を育てる教育活動の一環として、全ての学級で人権に関わる道徳の授業実践を行いました。また、いじめを撲滅し、安心して生活できる学校を目指すために取り組んでいる生活アンケートを実施しました。各学級で授業を行ったこと、生活アンケートを通して自分の周りの仲間に対する接し方を振り返ったことで、自分を取り巻く周囲の人に対して関心が高まり、各個人が人権を大切にしていこうという気持ちを高めることができました。その思いをもとに人権標語に全員で応募することができ、さらに思いを高めることにつながりました。
1年生のある学級では「私たちの道徳」を活用して、「本当の思いやりってなんだろう」という内容の道徳を行いました。一見相手のことを思って行動している場面を考えて、その行為を「している人」「受けた人」「周りの人」の三者の立場で考えてみました。宿題を見せて写させている場面では、「自分がよかれと思って行動していることが、本当に相手のためになっているんだろうか」という投げかけに対して、「相手のことを考えてと言っているけど、相手のためにならないんじゃないか」という意見が多く出ました。お見舞いに行って励まそうと長い時間病室で元気に話をする場面では、「逆に迷惑になってしまっているんじゃないか」という意見が活発に出ました。「本当の思いやりとはなんだろう」という問いかけには、「している側の思いだけではなく、相手が望んでいることを理解すること」「相手が望んでも、相手のためにならないことは思いやりではない」という考えが話の中心になりました。 この授業を通して、「思いやりは自分一人よがりの考えではなく、相手のことを先まで考えて、本当に必要な手を差し伸べることである」と生徒たちは気づくことができました。 【豊明市立沓掛中】携帯安全教室携帯電話やスマートフォンをはじめ、LINEなどのアプリが利用できる端末は、多くの生徒が利用しており、トラブルもしばしば発生しています。情報モラル教育については、本校でも大きな課題の1つです。今回の「携帯安全教室」などを通して、ネット社会の危険性を生徒たちに発信し、安全な使用に対する意識を高めさせると同時に、正しい管理を保護者へ呼びかけるなどして、家庭と協力しながら生徒たちを見守っていきたいと思います。 【一宮市立大和東小】 大和三校クリーン大作戦
大和中学校区の三校(一宮市立大和中学校・大和西小学校・大和東小学校)が協力して、地域を美しくする清掃活動「大和三校クリーン大作戦」を毎年行っています。保護者や地域の皆様も参加してくださって、わきあいあいと楽しみながら行っています。
子どもたちは中学生のお兄さん、お姉さんに掃除の手ほどきを受けながら、中学生の頼もしさや優しさに触れます。そして、あこがれの気持ちを抱き、よき手本として自らの成長に役立てます。 また、地域の皆様と触れ合うことは、自分たちを取り巻く社会がいつも温かく見守り、支えてくださっていることを知り、感謝するよい機会となっています。 保護者からは「クリーン大作戦に参加したことをきっかけに、子どもと学校のことについての会話が増え、今まで知らなかった学校や子どものことが分かってよかった」という感想をいただきました。 このように「大和三校クリーン大作戦」を通して、子どもたちに地域の一員としての自覚を高めていきたいと思います。そして、未来の地域の担い手として、大きく成長してほしいと願っています。 【小牧市立光ヶ丘中】 テーマ 「人によって違う」<授業の流れ> 1 「夜、遅い時間と言えば何時からですか」→「12時」「10時」「8時」「午前3時」 遅い時間という感覚も人それぞれであることを知ることができた。 2 「おとなしいね」「個性的だね」「まじめだね」「おもしろいね」「マイペースだね」と書いたカードを嫌な順に並べた。周りと話し合ってみると、自分では嫌だと思わない言葉でも、相手にとっては嫌な気持ちにさせることがあることがわかった。 3 携帯電話やスマートフォンで「すぐに返事がない」「なかなか会話が終わらない」「知らない所で自分の名前が出ている」「話をしている時に携帯電話・スマートフォンを使っている」「自分が一緒に写っている写真を公表されている」と書かれたカードを嫌な順に並べた。この場合でも嫌なことは人によって違うことに気づいた。 4 携帯電話やスマートフォンは文字だけで、相手の顔が見えないので、相手の嫌がることに気づきにくい。だから相手の気持ちをよく考えて伝えることが必要であることに生徒は気づくことができた。その後、今後どのようなことに気をつけて携帯電話やスマートフォンを使っていきたいかを発表した。 【豊田市立花山小】親子で作ろう「親子ふれあい活動」子ども同士のふれあいや家族とのふれあいが増えることで,自分以外の人に対しての気持ちや接し方に変化が見られるようになっていきた。「親子ふれあい活動」は,子どもが親を頼り,親が子どもを見守り,自然に優しい心や思いやる心が培われていく活動である。 【小牧市立味岡小】「もっと気持ちよく、人と関わるために」・自分の気持ちを言葉で伝えることの大切さに気づく。 ・コミュニケーションをとり、思いやりのある豊かな人間関係を築こうとする気持ちを高める。 をめあてに下記のプログラムを組み立てました。 1.保健委員による日常生活におけるコミュニケーションの場面の寸劇を観劇 2.スライドにより劇を一般化するためのスライド学習 3.実際に本を渡す活動を通して、よりよいコミュニケーションを行うエクササイズ 4.感想交流 5.ふり返り 単語だけで話すと、話し手の意図が聞き手に伝わらないことや、言葉で伝えにくいときは態度で伝えることなどを学び、今後の生活に生かそうという発表がなされました。 <ふり返りより> ・これからは素直に「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えると思う。 ・本の受け渡しの「ありがとう」で、ものすごくいい気持ちになって、本当にまほうのことばだなあと思った。 ・どんな言葉にも魂があって、人生を変えることもあると知ったので、魂のある言葉を大切に使い、いい人生に近づけるような言葉を話したい。 【豊田市立大沼小】よいと思うことを進んで行うことの大切さを考える4月から環境が大きく変わり,たくさんのきまりの中での生活が始まった子どもたちです。成長の段階で,正・不正の判断が周りに流される傾向にあるようです。そんな彼らに小さな勇気についてを考えさせ,たとえ親しい友だちであっても正しいと思ったことをはっきり言うことの大切さに気づかせたくて臨んだ授業でした。 授業の導入で,子どもたちにインパクトを与えるためにブランコの音を聞かせてお話の中に入りこませる工夫をして取り組みました。紙芝居の資料提示にしたり,簡単なクイズを出す予告をして紙芝居を読みました。子どもたちは登場人物の気持ちを各自で予想した後,意見の交換をしました。 私たち教師も,音により子どもに興味をもたせたり,ふきだしを使ったワークシートに気持ちを書きこむことで低学年の子どもを意欲的にさせることを学びました。 【岡崎市立広幡小】情報モラルを高めるために9月には,学習情報の指導員訪問があり,情報教育担当教師が,「事例でわかるNetモラル」というソフトを活用して授業を行った。担当している6年生は,自分専用の携帯電話あるいはスマートフォンの所有率は48%,インターネットに接続できる携帯ゲーム機やミュージックプレイヤーの所有率は45%と高い。そこで,「迷惑メールにどう対処するか」という学習課題を立て,意見交換を行った。児童は,トラブルに巻き込まれないために,不用意にメールを開いたり,応じたりしてはいけないということを理解することができ,情報モラルへの意識を高めていった。 また,11月には,全学年・学級で,情報モラルに関する授業を実践した。高学年は,主人公が思い込みで友達への悪口を電子掲示板に書き込んだことを後悔し,慌てて書き込んだものを削除したという内容の話を読んで,主人公の思いに迫る道徳の時間の授業を行った。授業の終わりに書いた児童の感想には,「友達にとげとげ言葉は言わずに,ふわふわ言葉を使って,友達と仲良くすれば,こういう思い込みをしなくてすんだと思いました。」という内容のものがあった。この授業を通して児童は,相手がどう思うかを考えて行動することが,友達関係を築く上で大切であることに気づくことができた。 今後は,保護者を対象にした情報モラルの研修会を開いて,情報モラル教育の必要性を理解していただき,学校と家庭とが連携しながら,児童の健全な育成に努めていきたい。 |