【蒲郡市立三谷小】三谷海岸で環境チャレンジ2回目は,海岸で「海の生きもの探索」や「潮のひく様子の観察」などをした後,学校に戻って,「アサリの浄化作用」,「貝の試食」「生き物調べ」,などの課題別活動を行いました。最後に,活動のまとめ報告会を行いました。 2日間,思いっきり海に触れることで,生き物への愛着や自然の素晴らしさを実感することができました。そして,三谷の海のすばらしさを再発見するとても良い機会となりました。 【安城市立桜町小】感謝と奉仕の心を育む「ありがとうの木」「ありがとうの木」は、児童会活動や委員会活動が区切りとなる前期と後期の終わりに行った。まず全校児童がそれぞれの活動をふり返り、自分が感謝の気持ちを伝えたい児童会執行委員や委員会委員に「ありがとうカード」を書いた。次に、書いた「ありがとうカード」を児童会執行委員が回収し、各委員会に届けた。さらに、各委員会で読み終えた「ありがとうカード」を集め、桜町小学校のシンボルである大きなくすの木をイメージした紙に貼り付け、掲示をした。 高学年は、低学年・中学年から感謝の言葉を聞いたり、高学年同士で互いの活動を認め合ったりすることができ、次の委員会活動への意欲を高めることができた。また、低・中学年は、児童会や各委員会がどんな活動をしているのか改めて知る機会になり、上級生が学校を支えてくれていることを感じて、感謝の気持ちをもつことができた。 【豊田市立前林中】地域社会貢献活動写真は3年生のテーマ「みちをひらく」の課題の一つとして、人と関わり、人のために働く「プロジェクト」の1つで、地域の神社の清掃をしているところである。 神社の清掃は地域の方々が活動する毎月第2土曜日に行った。総代さんを始め、毎回30人近くの大人が参加している。その中に中学生も交じって活動した。活動時間は、朝8時から1時間程度であったが、生徒は7時40分に活動場所に集合し、任された社殿の清掃を毎回進んで行うことができた。熱心に活動する様子を見て、総代さんから祭礼の準備も手伝って欲しいと言われ、子ども御輿の補助や地域の家庭に配るお花飾りの作成も手伝った。通算7回の活動を行ったが、生徒は回を重ねるごとに、地区の方と挨拶を交わし、積極的に話をするようになった。 このプロジェクトを通して、生徒は「僕たちが生きていく上で地域との関わりは欠かせないことなので、自分たちも助け合いの心をつなげていこうと思った。」とか「この活動で、人との関わり方や礼儀、小さい子どもへの配慮の仕方を学ぶことができた。普段小さい子と接することがないので、適切な行動が取れるようになってよかった。」といった感想を述べていた。地域の方と一緒に活動することで、地域の方との交流が深まり、やがて大人になったとき、地域に根ざした活動の中心になっていくことを期待したい。 【尾張旭市立旭中】サイバー犯罪防止教室インターネットを使うときのルールとして、情報は慎重に書き込み、発信する前に考えること、困ったらすぐに親や先生に相談することなどを学びました。生徒の感想として、「これから学んだことに気をつけながら、楽しく安全にインターネットを使いたい」というものがありました。 また、夜9時以降スマホ(携帯電話)の使用をひかえ、家族・家庭の時間等にするよう学校集会や各学級で指導したり、長期休業中の心得や通信等でよびかけたりしています。 【岡崎市立岡崎小】ちょっとまって携帯電話、スマートフォン岡秀之さんを講師としてお迎えし、携帯電話、スマートフォンを使用する際、犯罪に巻き込まれないようにするにはどのようにしたらよいのかをパワーポイントや動画を用いて分かりやすくお話していただきました。 5・6年生で携帯電話、スマートフォンを持っている児童は、まだあまり多くありません。しかし、講演会を聞いたあと、「いじめにあったり、犯罪に巻き込まれたりする恐れがあるので携帯電話、スマートフォンを持ったら正しく使わないといけない」という感想を持つ児童もいました。保護者も参加したことで、家族で携帯電話やスマートフォンの使い方について話し合うきっかけになりました。 【岡崎市立緑丘小】 「生きる力」を育む三校合同ふれあいデー今回の様子を見ていると、中学生は、小さい子を大切にし、楽しい時間となるよう気遣う姿が見られました。小学生はその姿を見て、逆の立場になった時、小さい子や困っている人に手を差し伸べる優しさや思いやりの気持ちを培っていくことができます。 内容は、レク活動や奉仕活動、また東日本の大震災に少しでも支援ができればと、ベルマーク集めとその分類活動などをしています。 活動後には、「自分たちがやったベルマーク集めが、東日本で被災した学校の友達の助けになるなんて、すごく嬉しい。」「小さな子の世話は大変だったけど、いろいろと勉強になった。」「前は自分たちがお世話してもらう立場だったけど、今回は逆の立場になって、難しかったけど、一生懸命やれて嬉しかった。」などの感想を聞くことができました。 児童と生徒が直接触れ合う三校合同ふれあいデーが、それぞれの立場を理解し、他を思いやり支え合う心を育てると同時に、自分ができることを見つけ、進んで考えたり行動したりする力「生きる力」を培っていきたいと思います。 【豊田市立石野中】情報教育に関する防犯教室豊田警察署の方を講師として招き、身近な携帯電話やスマートフォンによって起きている情報メディアに関する犯罪について話していただいた。 LINEやfacebookといったSNSは、未成年である児童・生徒も利用できる。しかも、そこで何が話題とされているのか保護者が実態を把握しにくい現状がある。素性の知れない人と関わることから起こる被害や加害、素性の知らない人と関わることから起こる倫理観の低下、また金銭トラブルに発展した事例を挙げながら、決して対岸の火事という認識をもたないように、という話をうかがうことができた。 直接、警察の方から話を聞くことで、自分たちが普段何気なく使用している情報端末は、発信した情報は回収困難であることや思わぬ凶器になりうるということを多数の生徒が感じた。生徒の中には、情報端末に依存傾向を示している者や、顔も名前も知らない人と通信して不審なものを感じたことがある者も少数ではあるがいた。 情報化社会の中で、今後も情報モラルに関する児童生徒の知識理解を高めていく必要がある。同時に学校教育の中で、他者を思いやることをはじめ、道徳や倫理の大切さについて実感させていくことも大切である。次年度以降も、継続して行っていきたい。 【新城市立鳳来中】地域の中で心が育つボランティア活動○「長篠合戦のぼりまつり」でのボランティア 新城市・新城市観光協会・長篠合戦のぼりまつり奉賛会が主催する「長篠合戦のぼりまつり」は新城市の中でも大きな観光行事です。この行事が行われる長篠城址は、本校から徒歩30分程度の距離にあります。本年度も観光協会からの募集要項を全生徒に配布したところ、84名の生徒が参加を申し出、以下の活動をしました。 ・小のぼり立て 長篠城址内の小のぼり立て作業を地域の方々と共に行いました。約200本もののぼりがありましたが、生徒たちは真剣に作業に取り組み、きれいに立てることができました。 ・長篠城址周辺のゴミ拾い 授業後に長篠城址まで歩いて移動し、ゴミ拾い活動などを行いました。 ・合戦行列の補助、のぼりまつり後の掃除 朝から合戦行列につき、途中でお茶を配るなどの補助をしたり、会場での写真撮影の準備などをしたりと、様々な仕事に関わりました。また、夕方には、のぼりまつり後の長篠城址周辺の掃除を行いました。地域の行事と関わる中で心の育ちが感じられるようになってきました。 <参加した生徒の感想> ・暑い中を重い甲冑を着て大変そうでした。少しでも疲れがとれるようにと、僕たちはお茶を配りました。長篠城址では、写真撮影のために旗を並べたり、イスを並べたりしました。いろんな人に「ごくろうさま」と言われてうれしかったです。 ・のぼりまつりは、とても大きなお祭りです。のぼりまつりには、全国から多くの人が訪れます。地元の人は、もっと人が来てくれるように努力しています。私たちがその手伝いをすることで、少しでも地元が盛り上がればいいなと思います。 【豊田市立御作小】「このことばで相手に気持ちが伝わるかな」(メール疑似体験)教材は、ドッジボール大会に向けて、なかよしの仲間が、ドッジボールの苦手な子へ特訓をしようと呼びかけに対して、メールと電話で返事をした時に「ことばの誤解」を生じたという内容である。 パソコンを使いメールの疑似体験する場を設定した。 簡単な短いことばで返事を送った時に生じた問題を話し合った。その結果、次のことが出された。 ・声のトーンが分からないと、ごまかされるんだ。 ・文字を読んだだけでは、友達の思いとは違う気持ちを感じることがある。 ・友だちを信じられなくなることがある。 ・友だちを傷つけることがある。 ことばだけで、自分の気持ちを伝えることの難しさを子どもたちは感じた。 普段、ことば数が少なくても気持ちがわかりあえる子どもたちでも、文字にして送ることで、問題が起きることに気づいた。これから、メールを送ったり読んだりする時に気をつけたいことについて、次のような意見が出された。 ・家で、使っているから、誤解されないように気をつけたい。 ・絶対使うから、教えてもらってよかった。 ・話すときでも、気をつけないといけない。 【小牧市立小牧小】インターネットにひそむ危険体験では、最初に「利用確認」を行った。その後は「掲示板」以外を自由に操作してよいという指示にしたがい、児童は喜々として体験を始めた。すぐに、新ゲーム無料体験の登録に進んだ児童から、「名前って、変えていいの?」とか、「えっ、電話番号を入れるの?」という声が上がった。素直に入力した児童もあったが、個人情報を守ろうとする意識があることがうかがえた。 しばらくして操作をやめさせ、全児童が「利用確認」で回答した結果や違法ダウンロードになる操作をした状況などをグラフにしたものを示した。個々に操作したことがすべてデータとして記録されていて、瞬時に表示されることに驚いた。グラフから学級の実態を統計的にとらえて確認した。 次は、本題の「掲示板」利用である。児童には自由に書き込みをしてよいと指示をし、疑似体験をさせた。そして、表示された書き込みを参考にして、「掲示板」のよいところと危険に思うところを隣同士のペアで考えさせ、全体で発表をさせた。危険に思うことが多く出され、「書き込んだ人の顔が見えないからこわい」とか「勝手に名前を使われたら大変だ」という意見から、「悪口を書き込まれるといやだ」、「いじめにつながる心配がある」と深まった意見につながっていった。そこで、掲示板を利用するときの注意点を4人グループで考えさせた。「ルールを守る」という意見が出されたので、どんなルールが必要かをさらに考えさせた。そして、「どうやって使うとよいか」という視点で授業を振り返らせ、自分の考えをプリントにまとめさせた。 最後に、掲示板管理者の画面を見せ、管理者のコンピュータには書き込みの日時・コンピュータ名・内容などの記録がすべて残り、匿名で書き込みをすれば誰にも分からないと思っていても、調べれば分かることを説明した。児童の驚きは大きく、「怖いから掲示板はやらない」というつぶやきが聞かれた。しかし、便利なものであることも事実であるため、今後はよい掲示板かどうか、信用できる書き込みかどうかを見極める力をつけることにつなげていきたいと感じた。 【豊橋市立東陽中】福祉施設交流体験生徒は事前学習から当日の体験を通して、自分だけでなく周りの人々のことを思うやさしい心や実践力を身につけることができました。また,班別分散行動を経験し、グループで協力して計画的に行動する力を身につけることもできました。この体験を通し,生徒の「福祉」へのとらえかたがより身近になり,福祉委員会の常時活動にも高い関心をもって,協力できるようになりました。 |