【清須市立清洲中】情報モラル教室

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 本校では、1年生を対象に情報モラル教室を実施し、講師に、臨床心理士の西川絹恵先生をお招きして「今すぐ取り組む情報モラル〜ケータイ・スマホの光と影〜」というテーマでご講義をいただきました。この教室には20名を超える保護者の方々にも参加していただきました。
 携帯電話は多くの機能をもち、とても便利なツールです。現在では多くの生徒が所持しており、メールやLINEなどを利用していることがアンケート結果からわかりました。その便利さの一方で、様々なトラブルが起きていることも事実です。
 そうした携帯電話の正しい使い方を学び、相手に思いを伝えるにはどうしたらよいかの学習をしました。一つの例は、スクリーンに文字が映され、その文字だけを見て風景を想像して絵を描く活動を行いました。生徒の皆さんは千差万別の絵を表現し、その活動を通して、文字だけでは相手に意志がうまく伝わらないということを学びました。また、講義では、目を見て会話をすればきちんと相手に思いを伝えることができるのに対して、メール文では伝えたい内容の7%しか伝えることができないというお話もありました。
 情報モラル教室を終えた生徒からは、携帯電話の使い方に気を付け、マナーを守って使用しなければならないとの感想を聞くことができました。
 来年度以降も、情報モラル教室が計画されます。生徒の皆さんのコミュニケーション能力が高まる中で、健全な人間関係の育成につながる活動となるようにしていきたいと思います。

【蟹江町立蟹江小】パソコンや携帯電話を安全に使おう

 蟹江小学校では、12月10日(火)に、愛知県警察本部 生活安全科から講師を招き、パソコンや携帯電話での正しいインターネットやメールの使い方について、5年生を対象に講習を行いました。
 最近使用者が増えているLINEやアメーバピグなどを例に挙げながら、ネット上でのどんな行動が犯罪行為に当たるのかを教えていただいたり、個人情報や写真などの情報発信をすることの危険性、ネットいじめなどについて、具体的な事例をもとにお話しいただきました。実際に小学生や中学生が軽い気持ちで犯罪行為を行ってしまったり、被害にあったという話を聞いて、子どもたちも真剣な表情になっていました。
 講演後、子どもたちは、「クラスの友達には気をつけているけど、ネットでも相手の嫌がることをしてはいけない」「軽い気持ちで相手のアドレスやパスワードを使うと犯罪になることがわかったから気をつけたい」「インターネットを使うときは、よく考えて、決まりを守って使いたい」など、パソコンや携帯電話の安全で正しい使い方について考える良い機会になりました。
 保護者にも、学級通信や学年通信で今回のことを取り上げて、これを機会に家庭でパソコンや携帯電話の使い方を話題にしてほしいとお願いしました。今後も保護者と協力し、子どもたちの安全・安心のために情報モラルの向上に力を入れていきたいと思います。

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【岡崎市立奥殿小】ふるさと奥殿クリーン作戦

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 11月7日に、JRC活動ふるさと奥殿クリーン作戦を実施しました。
 奥殿は日本赤十字社の生みの親、大給恒が治めていた奥殿藩があった場所です。1年生は学校創設をした加藤家の方の墓所を、2年生は子どもの家、3年生は市民ホーム、4年生は熊野神社、5年生は熊野神社の小道、大給恒の顕彰碑、6年生は奥殿陣屋を掃除します。ふるさとを愛する気持ちをもって、無駄話をせずに、子供たちは精一杯取り組みました。時間がきて終了を告げると、まだきれいになっていない、もっとやりたいと担任の先生にお願いする子もいました。
 子供たちは「ふるさとをきれいにすることは、今まで住んできたたくさんの思いを大切にすることだと思う。」と感想を書きました。
 何百年もの時を経て、今自分たちがいるふるさとを大切にしたいという心を育むことができるこの活動は、今後もずっと続けていくべき、心のバトンです。
※写真は大給恒の顕彰碑へお参りをしているところです。

【西尾市立室場小】「思いやり集会」今年は、人とのかかわりについて考える

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 本校では、毎年11月27日、ブロック学年ごとに集まり、人とのかかわり合いやいじめなどについて考える、「思いやり集会」を行っています。
 低学年は、「人によって思いや感じ方が違う」ということを学びのテーマにしました。
 はじめに、電子黒板を使って絵本を大きく見せながら、「あんなになかよしだったのに」という絵本の読み聞かせをしました。何でもできちゃう「だい」とうまくできな
い「ちい」の気持ちに迫りながら、ばかにされて悲しい気持ちになるちいと、ちいの悲しい気持ちを感じることができただいの気持ちに迫ることができました。その後、「体育と図工」どっちが好き、「ドッジボールとおにごっこ」どっちが好き、などと質問しながら、人によって思うことが違うんだということを学んでいきました。
 中学年は、「相手を思いやることの大切さ」について感じ取らせることにしました。
 まずは、仲良くなれる魔法のゲームを行いました。うまくできないチームがいくつもありました。どうしたらよいか考えた後、「花咲き山」の読み聞かせを行いました。相手の
ことを思いやることは大切だと感じ取らせ、もう一度仲良くなれる魔法のゲームを行いました。子どもたちは、チームの仲間を思いやりながら、笑顔いっぱいで魔法のゲームを楽しんでいました。
 高学年は、すれ違いから相手への不信感を抱く教師の寸劇から始まりました。急にけんかし出す先生におろおろしながら、教室へ戻った子どもたちは、先生たちはどうすべきだったのか、今からどうしたらよいかについて学級ごとに話し合いました。
 6年生の中には、「どうして遅れてしまったのか、大人なんだから怒る前にきちんと確認すべきだ。」と先生をいさめる発言もあり、担任も思わず苦笑してしまう場面もみられ
ました。5年生は、担任の先生が相手の先生と仲直りできるようにするためにはどうしたらよいか、「仲直り大作戦」と題して、相手への対応の仕方を必死に考えることができました。
 11月27日、この日は本校の子どもたち全員で、人とのかかわりについて考え、学ぶことができた日でした。

【岡崎市立北野小】情報モラルについて学ぼう

 ネットモラルの重要性が叫ばれる昨今、本校でも、児童が、携帯電話やパソコンを利用し、メールやインターネットを楽しむという実態があるので、6年生を対象に、情報モラルの授業を行った。子供たちに情報に対する責任感や危険性を認識させ、それらを上手に活用することで、望ましい情報社会を作り上げていく態度や知識を養ってほしいと考えた。
 授業では、最近、話題に上がった若者のインターネット投稿の画像をもとに、投稿された画像を見る側の気持ちになって考えた。「なぜ、そんな写真を撮るのだろう」「見ても楽しくない」という思いをもち、ネットの活用方法について話し合った。
 授業後の感想には、「投稿する側は、顔は見えないけれど、その投稿を見る側の気持ちを考えて行動しなければならない」「使い方を間違えると大変なことになると思った」とあり、真剣に考えることができたようだ。また、保護者に向けた「情報モラル講習会」も行い、学校でも家庭でも情報機器の扱い方について考え、話し合う場を設定する大切さを確認した。
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【岡崎市立形埜小】家庭・学校・地域が共に子育てに参加するための地域の「ふれあい共育センター」に

 形埜小学校では、9月14日(土)、形埜学区青少年健全育成会講演会を開催し、道徳の授業参観と児童による保健委員会発表と講演会を行いました。これは、家庭・学校・地域で一体となって心豊かな子どもを育てていこうと、毎年行われているものです。今年度も大勢の保護者・学区の方々に参観・参加していただきました。

 まず、各教室で授業参観が行われました。どの教室でも、子どもたちが活発に自分の考えを述べる姿が見られました。授業で取り上げた内容は以下になります。
1年生:「なくしたクレヨン」…物を大切に使う心を育てる。
2年生:「ぼくのたんじょう日」…家族の思いを考え、命の大切さを知る。
3年生:「おばあさん」…思いやりの心と勇気をもつことの大切さを学ぶ。
4年生:「自分の将来について考えよう」…今までを振り返り、将来の生き方を考える。
5年生:「メールって便利だね。でもマナーも大切!」…電子メールにおけるマナーを学ぶ。
6年生:「将来の夢について」…夢に向かって今何ができるかを考える。

 次に、場所をトレーニングセンター(体育館)に移し、保健委員会の児童による発表が行われました。保健委員会の子どもたちが、心と体の成長についてのアンケートをもとに、発表しました。子どもたちや学区の方々も、保健委員会の発表を真剣に聴いていました。

 そして、最後は形埜学区青少年健全育成会講演会です。昨年度好評だった岐阜大学教授近藤真庸先生を再度講師としてお招きし、「いのち・こころ・ともだちII」を演題としてお話していただきました。近藤先生は、ご自身の小学生時代の経験をもとに、聴いている人が思わず引き付けられてしまうようなやさしい口調で、友達の大切さを教えてくださいました。

 この日は、道徳の授業や講演会を通して、子どもたちがさらに心豊かになった一日でした。このように、形埜小学校区では、学校が地域の「ふれあい共育センター」として、心豊かな子どもたちを育てる中心的役割を担いつつ、地域全体で子どもたちを見守っています。

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【豊田市立豊松小】感謝の気持ちを形であらわす

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 春、1年生の子どもたちは、学校アドバイザーの杉下さんのご指導のもと、サツマイモの苗を植えました。はじめは、よそよそしかった子どもたちも毎週大切に畑を見回り、水やりのことや育ち具合のことなどをていねいに教えてくださる様子に、だんだん親しみを感じてきました。秋になると収穫のタイミングを教えてくださったり、「いもが息をしている穴があるから探してごらん。穴の数でいもの数が分かるよ。」など興味のわくことも教えてくださったりしました。子どもたちは、ますますサツマイモを大切に思うようになりました。
 そこで、サツマイモの収穫の機会をとらえ、「イモができたらどうするか。」話し合いました。「料理して食べたい。」「家に持って帰って、お母さんに料理してもらう。」などの意見の中で、A子は、「みんなで料理をして、杉下さんにも食べてもらいたい。」といいました。すると全員が、そうだ!というように笑顔でうなづきました。全員賛成で感謝する会となりました。
 感謝するという思いをもった子どもたちは、やる気いっぱいで料理を調べることから、会の進行を考えることまで行いました。当日は、保護者2名の力も借り、料理を上手に作ることができました。そして、杉下さんを中心に、お手伝いしてくださった家の人にも感謝の言葉を述べて、楽しく会食をしました。
 自分たちのために活動してくださる人を意識すること、そしてその人に感謝する心をもつこと、それから、感謝の心をどう表すかを考え、実行していく子の育成の一つの機会になりました。

【知立市立知立西小】笑顔いっぱい!やさしい知立のまちづくり

身の回りの地域に目を向け、まちの福祉を調べたり考えたりする中で、自分たちにできることは何かを考え計画し、実践していくことをめあてとした。
今までに赤い羽根募金やエコキャップ集め、ベルマークの回収など学校のさまざまなに参加しているが、学級の中では、人のために進んで行おうとする姿は見られず、相手の気持ちを考えて行動できる児童は少なかった。
そこで、さまざまな活動を通して、身の回りの人の気持ちを考えて行動し、地域を笑顔いっぱいにできるやさしい人に成長していこうとする気持ちを高めて欲しいと考えた。
主な具体的な実践としては、以下の通りである。
・福祉について調べる。
・高齢者擬似体験をする。
・高齢者・ほっと宝「サロン」のみなさんとの交流・・・(おもてなしプロジェクト)
・地域の見守り隊といっしょに公園のごみひろいを行う。・・・(smileプロジェクト)
・学校のなかよし活動のメンバーである、3年生、1年生との交流をする。
(実践の様子をビデオで撮影し、活動の振り返りを行った。)
これらの実践を通して、地域の人を笑顔にできる喜びを感じ、相手のことを思いやることの大切さ、見守ってくれている方々への感謝を感じることができた。
児童の感想より
私は、「ほっと宝」の方と交流して、とても笑顔になれました。私だけでなく、他のみんなも「ほっと宝」の方も笑顔になれたと思います。
プロジェクトの目標である「笑顔」「協力」「思いやり」「感謝」全てができるように交流の場にどんどん参加していきたいです。

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【豊田市立本城小】インターネットで調べるとき、どんなことに気をつけたらよいか

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 本城小学校は、美しい野山に囲まれ、また、近くには田代川が流れる自然豊かな環境の中にある。そのため、子どもたちが地域に出かけたり、地域の方々をお招きしてお話を聞いたりして地域とかかわりながら教科や総合的な学習を進めてきた。しかし、近年は3年生くらいから、見学や聞き取りといった直接的な情報収集だけでなく、インターネットを使って情報を得る機会が多くなってきた。そこで、11月19日(火)に3年生の児童を対象に「インターネットで調べるときにはどんなことに気をつけて調べたらいいのか」を考えさせる授業を行った。授業は、ICT支援員の方に補助をしていただきながら進めた。
 取り上げた資料の内容は、主人公の男の子が調べ学習をすることになり、インターネットの情報だけに頼り、さらに情報の見落としにより、間違ったことを発表してしまうというものである。
 はじめに、子どもたちに主人公の男の子はどうすることがよかったのかを話し合うと、子どもたちからは「自分で地域を歩いて調べるべきだった。」「地域の人にインタビューするといい。」「インターネットの小さな情報もしっかり見る。」「インターネットのすべての情報が正しくないから、いろんな方法で調べる。」といった意見が出された。
 その後、社会科や総合学習でインターネットを使って調べ学習をした際には、子どもたちはその学習を生かして細かいところまで情報を見て、本当に大丈夫かなと慎重にインターネットの情報を活用するようになった。

【稲沢市立祖父江中】自分を幸せにするコトバ、不幸にするコトバ

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「自分にもっと自信をもってほしい」「自分のよさに気づき、伸ばしてほしい」との願いから、本校では、自己肯定感を高めるためのさまざまな取り組みを行っています。その一環として、今年度の学校保健委員会では、ハートマッスルトレーニングジムの桑原規歌先生をお招きし、「しあわせ脳科学〜コトバと脳のふしぎな関係」というテーマで、全校生徒及び保護者の方々にご講演いただきました。
 まず、最近の脳科学では「知らない間につい使っているコトバが、やる気や心、そしてその人の能力、人間関係に影響を与える。」「コトバの使い方を変えると、学習や運動、人間関係によい変化が起きる。」「私たちの目や耳は、自分が心を向けたものしか、見たり聞いたりすることができない。」「脳は思い込んだ通りに現実を作ろうとするので、思い込みに気づき、自分のイメージが変われば、現実はいくらでも変化する。」「自分が話すコトバや文字は、自分の耳と脳が聞いている。それは自分の心に言っているのと同じこと。」と言われていること。そして、自分をダメにする口癖として「〜してくれない」「〜せいでこうなった」「〜のくせに」「どうせ私なんか」「はい、やります。でも」「〜してあげたのに」の6つを挙げ、それぞれ「クレナイ星人」「セイデ星人」「クセニ星人」「ドウセ星人」「ハイデモ星人」「ノニ星人」と名付け、これらの星人に自分を乗っ取られると、やる気も能力も低下すると教えていただきました。
 講演会後の生徒の感想では「自分のできないところばかり見るのではなく、よいところもちゃんと見ようと思った。考え方次第で発揮できる能力が変わってくるなんて驚いた。」「自分を育てるのは自分の心。自分ができないと思ったらそこで成長は止まると学びました。」「幸せは自分の言葉から出てくるとは思いもしませんでした。自分に対する考え方を改めたいと思いました。」など、自分の価値や可能性を見いだし、自分を幸せに導くための大きなヒントを得たことが伝わるものが多く見られました。

【北名古屋市立熊野中】安全にネットや携帯電話を活用しよう

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 生徒がインターネットや携帯電話の機能で活用するものの中で、SNSや無料通信アプリの利用が増えている。世界的にユーザーが多いこと、家族や友人が活用していることでこれらの利用に安心感をもっているようだ。
 そこで、1年生と30名ほどの保護者の参加も得て、10月12日の学校公開日に携帯安全教室を実施した。県警本部生活安全部サイバー犯罪対策課から講師をお招きし、従来の内容に加え無料通信アプリについてもお話ししていただいた。サイバー犯罪の件数や年の近い若者が巻き込まれていることが、図やグラフで示され、身近に危険が潜んでいると生徒は改めて認識したようだ。さらに、グループメールからいじめや問題が生じたり、写真や動画を無断で気軽にアップしたら広範囲に広がってしまったりという無料アプリ通信によるトラブルの具体例を教えていただいた。とりわけ、アップした写真から撮影場所が特定されることに多くの生徒が驚き、安易なアップの危険性を痛感した。また、簡単に個人情報がわかってしまうことに対して、IDやパスワードをしっかり設定する、など自分にできる防止策を考えた。
「インターネットもやらないし、携帯も持っていないので便利なものだと思っていました。一つ間違うと怖いことになるので、使うようになったら気を付けたいです」
「他の人の個人情報をブログに載せるようなことは絶対にしてはいけないと思いました」
「サイトやSNSの使い方がわかった。みんなが使っていても安全というわけではない」
「今まで安全に注意といわれてもどこをどう注意すればいいのかわかりませんでした。今回の教室のおかげでわかりました」
「著作権というものやその違反を取り締まる法律があることを初めて知った」
「インターネットを使うときのルールを自分で決め守りたい、お母さんも話を聞いていたので一緒にルールを決めようと思う」
「サイトを見たときやダウンロードするときに、注意文を読まずに『同意』していたのでこれからはがんばって読みたい」 
 自分なりに安全に利用する方法が書かれた感想の数々から、生徒がお話の内容をしっかり心に刻んだことがうかがえた。

【豊田市立保見中】いじめ撲滅をめざす「ほほえみ集会」

 昨年度よりいじめ撲滅をめざす「ほほえみ集会」を行っている。本年度は11月28日と12月9日の2回に渡って実施した。第1回ほほえみ集会では、本校生徒のいじめに関する意識をグラフでスクリーンに映し、その問題点を知らせた。また、リアリティーのあるLINEの映像を盛り込んだいじめの寸劇が行われ、教室に戻って一人一人が感想を綴った。そして、全学級がいじめについて話し合い、次に学級ごとに「ほほえみ宣言」を決め、第2回ほほえみ集会で発表し合った。
 22学級ではいじめの原因について話し合いました。「いじり」がエスカレートしていじめになってしまうのではという意見や、いじめている人自身がストレスをためていて、それをいじめという形で発散しているのでは、などたくさんの意見が出ました。そして、いじめの原因を踏まえて、どうすればいじめをなくすことができるかを考えました。
 私たち22学級の「ほほえみ宣言」は「Action」です。前回の「ほほえみ集会」でSNSなど、ネット上の悪口を見ても何も行動しないという人が多かったです。だから私たちは「一人一人が行動に表すこと」を目標に、このほほえみ宣言にしました。(中略)
 いじめといじりの境界線を見極める。いじられている人が嫌な思いをしていないか表情を見たりして感じ取る。SNSなどのネットでは、文章を送る前にその文章を一度客観的に見て、本当に相手が嫌な思いをしないか、勘違いや誤解されないかを考えてから送るようにする。
 このように、いじめを止めるため、いじめを生まないために具体的な行動を起こすことを22学級は宣言します。

 <34学級のほほえみ宣言「強い心」>

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【豊橋市立西郷小】個人情報の取り扱いについて考えよう

 本校3年生23名のうち,家庭でインターネットを利用したことがある児童が19名いる。利用目的は,「ゲーム」15名,「いろいろなウェブサイトを見る」12名,「オンライン学習や調べ学習」9名などが上位を占めた。
そこで,インターネット上には,個人情報の収集を目的にするようなホームページがあり,安易に名前や住所・電話番号・生年月日・メールアドレスなどの個人情報(友達の情報も含めて)を書いたり教えたりしないことが自分を守ることにつながることを学んだ。インターネットだけでなく,電話でも同じようなことがあること知るために,「事例で学ぶNetモラル」の「個人情報を守る」を視聴した。
ふりかえりカードには,『悪いことに使われるかもしれなから教えない』『知らない人から電話がかかってきたり,家に来たりするかもしれないので教えない』などの記述がみられた。

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【西尾市立西尾中】 ラインやSNSのトラブルを防ごう

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 本校では8月5日(月)にKDDIの方を講師にお招きしてケータイ教室をひらきました(左上写真)。携帯電話利用時のマナーや正しい使い方、LINEやSNS利用による被害者や加害者になるケースについて具体的事例を交えてお話しいただきました。スマートフォンをはじめとする携帯電話は高い利便性を持つ機器である反面、使い方を誤ると大きなトラブルを招く可能性があることを生徒たちは理解したようです。生徒のおもな感想には「携帯は、便利でおもしろいものだと思っていた。アプリに危険なものが多いことを知って驚いた。」や「LINEに気軽に自己紹介を書き込んだだけで、事件に巻き込まれたしまった人の話は、とても怖かったです。」など自分の事として、考えているものがたくさんありました。
 トラブルを未然に防ぐには保護者の理解と協力が不可欠です。8月24日(土)、PTA奉仕作業終了後、教師と保護者による学年別の交流会をもちました(右上写真)。笑顔で気さくに交流する中で、やはり話題は子どもたちの携帯電話についてとなりました。「中学生に携帯電話は必要ない。トラブルの元。」と話される方もみえました。また、「持たせてはいるが『我が家のルール』を守らせている」と話してくださった方もみえました。
「親がいるリビングルームでしか携帯電話を使わない。」
「夜10時までしか携帯電話は使わない。」
携帯電話等を持たせる場合、身近な大人が正しい利用法を教え、子どもと話し合ってルールを決めて守らせることが、子どもたちをLINEやSNSによるトラブルから守ることにつながると思いました。


【尾張旭市立旭小】あなたも携帯クイズにチャレンジ!!!

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 携帯教室では、クイズにチャレンジしながら分かっているようだけど分かっていない携帯電話の危険性やマナーについて考え、学ぶことができました。

Q 携帯の電源を切ったり、マナーモードにする必要がある場所はどこでしょう?
 ⇒ 病院や電車の優先席は、電源を切る。(心臓の補助装置ペースメーカーが誤作動する場合があるため)
Q 勝手に写真を撮ってはいけないものは何でしょう?
⇒ 雑誌の表紙や写真、知らない人、友人、美術館の絵など肖像権や著作権があることを学びましょう。
Q ダウンロードで罰せられることはある?
⇒ 無料だからといって違法ダウンロードして勝手に使用すると、使用した本人が罰せられる法律があります。
Q 公開してはいけない情報は何でしょう?
⇒ 自分の住所、名前、写真、勤務先や学校名、アドレスなど個人が特定されるものは公開してはいけません。
Q 知らない人から5人にメールを出すように来た。どうしますか?
⇒ そのメールはチェーンメールなので、絶対に送ってはいけません。「猫や犬をもらってください」とか「災害で困っています」とかいろんな手口があるそうです。無視するのが正解です。

 6年生の児童からは、「あらためて携帯の怖さがわかりました」「知っていたつもりだったけど全然わかっていませんでした」との声がありました。今後も道徳の時間や学校の教育活動全体の中で、情報モラル教育を推進していきたいと思います。

【みよし市立北中】地域に愛され、地域とともにある北中学校

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 みよし市立北中学校は、生徒の心が豊かになり、思いやりが溢れ、仲間や地域の方々とともに日々の生活をおくることをねらいとして、「地域に愛され、地域とともにある北中学校」を目指してボランティア活動を実践してきました。
 1年に3回実施されるリサイクルボランティアでは、生徒たちが地域に出向いて空き缶や新聞紙などのリサイクル品の回収を行っています。仲間と協力して行い、また地域の方々とふれ合いながら行うこの活動によって協調性が育まれています。また、効率よく回収しようと生徒たちが話し合いを重ねて、チラシ配りを実施することになりました。考えて行動している姿を見ると、「やらされる活動」ではなく「自分たちの活動」となってきています。
 活動後は、地域の方々から「子どもたちと活動をすることで、元気がもらえる。今後も一緒に活動を続けていきたいです。」といった声をいただいています。また、社会福祉施設しおみの丘の夏祭りにも毎年参加しています。売店のお手伝いを通して小さな子どもからお年寄りまで幅広い年齢層の方々とふれ合っています。
 また、地域の方々へも積極的にあいさつをする生徒が増えています。あいさつを「いつでも・どこでも・誰とでも・何度でも」行う生徒たちの顔には、いつも温かい微笑みが溢れています。今後もボランティア活動を継続し、地域の方々から愛され、地域の方々と共にある北中生を目指していきます。

【あま市立美和中】『クリーン作戦』

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 美和中学校では、毎年「クリーン作戦」を行っています。自分たちがこれまで利用してきた、そしてこれからも利用していくであろう地域の公園や神社、公共施設などの清掃を行い、地域への貢献やボランティア精神、クラスのみんなと協力する心などを育てています。また、地域の「530(ゴミゼロ)運動推進連絡会」の方や、保護者の有志の方が手伝ってくださるので、地域の方との交流もできています。
 今年度は11月21日(木)に行いました。例年より少し遅く肌寒い日となりました。当日は、中学校から各学級でそれぞれの担当場所へ移動したあと、役割ごとに燃えるゴミやビニール、ビンや缶などを集めました。初めは、「汚い」などといやがる生徒も見られましたが、次第に級友と協力しながら木の下に潜り込んだり、溝に足を突っ込んだりと汚れをいとわず活動していました。場所によって差はありますが、多いところでは20袋以上のゴミや落ち葉を集めていました。活動中に通りがかった方に「ありがとう」とか「ご苦労様」と声をかけていただいた生徒もあり、終了後は充実感で笑顔があふれていました。

 【生徒の感想より】
◎ 普段通る道も、いつもは見えていないだけで、結構ゴミが落ちているんだなあと思いました。
◎ クリーン作戦をする前と、した後とでは、すごく綺麗になったと思う。クリーン作戦をすることで、心が綺麗になる。
◎ お菓子のゴミや、携帯電話の破片が落ちていて驚いた。特に、たばこの吸い殻が多かった。大人になってもポイ捨てはしないように気をつけたい。
◎ 久しぶりにクラス一丸となることができた。
◎ 初めはめんどくさいと思っていたけど、とてもいい気分になった。
◎ 小学生の頃によく遊んでいた場所なので、綺麗にできたことがうれしい。

【刈谷市立小垣江小】 「インターネットで調べるときに気をつけることを考えよう」

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 子どもたちに「インターネットを使ったことがありますか」とアンケートをとったところ、30人中29人が「はい」と答え、そのうち26人がインターネットを使うことを「楽しい」と回答しました。加えて、「どんなときにインターネットを使いますか」という質問には、「調べ物のため」「動画を見るため」という回答が多く、4年生の段階ではまだ、メールやSNSなどコミュニケーションの手段としてインターネットを用いている子は少ないということがわかりました。
 授業では、特に回答として多かった、調べ物すなわち情報を得るための手段としてのインターネットの正しい使い方を学習しました。「事例で学ぶNETモラル」というソフトを利用し、インターネット上には古い情報や間違った情報があること、正しい情報を得るためには情報元や日付に気をつけることなどを学びました。
 加えて、より情報の信憑性を高めるためには、インターネット上だけでなく、本などで調べたり自分の目で直接見たり聞いたりしたことと併せて総合的に判断することの重要性も学びました。
 授業で学んだことに気をつけながら調べることで、「インターネットで調べることは簡単で楽」という考えから「インターネットで調べ物をするのにも気をつけなければいけないことが多くて大変」と、考え方が変わった子が多くみられました。

【豊田市立五ケ丘東小】 ヤゴ救出大作戦大成功!

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 私たちの学校では、プールでも条件を整えれば生き物が好んで棲み、自分たちと共存できることを学ぶ、命の教育活動として「ヤゴ救出大作戦」を行っています。前年の秋に、4年生が地域講師“カエルの分校”(NPO)の方とトンボの産卵場所を作ると、翌年の6月にはたくさんのヤゴが産まれます。それを、全校児童がプール掃除の前に救い出し、各自でトンボになるまで育てる活動を行っています。
 「ヤゴの救出大作戦」(6月28日)は、縦割り班で行い、高学年が低学年に、たもの使い方やヤゴの見つけ方を優しく教えました。ヤゴを救出後に、1年生から4年生までの学級で、ペットボトルで作った各自のヤゴの「家」で飼育します。毎朝、餌の赤虫をやったり脱皮のための木の枝を入れたりするなど、小さな命を一生懸命に守り育てていきます。  
 今年も、子どもたちが救った150匹以上の小さな命が立派なトンボになって飛び立って行きました。「わらや木の枝を入れるのは、重くてたいへんだったけど、あんなにたくさんヤゴが産まれたし、トンボになって飛んでいけたのでよかったなあと、思いました。」と、5年生は自分たちの活動を振り返っていました。
 そんな声を聞きながら、現4年生も、次は自分たちががんばる番だと新たな気もちを高めています。全校で取り組む小さな命を守り育てる活動が、子どもたちの命を尊ぶ美しい心を育んでいます。
                        

【西尾市立佐久島中】気をつけよう、ケータイ料金(中学校2年生での実践)

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 中学生となれば、携帯電話を持っているほうが普通である。本校の2年生4人のうち3名が所持し、1名は近いうち購入予定であった。
 ケータイでやりたいことはゲームであった。中学生の携帯電話の使い方の課題は、使いすぎることがある。そこで、ケータイの課金の仕組みを学習することで、節約の気持ちを起こすことができるのではないかと考え、ケータイの課金システムを模擬体験させることにした。
 準備したものは、ケータイ、アンテナ、ケータイ会社、銀行、お金、パケットで、全部作り物である。
 電話やゲームをすると、パケットがアンテナから飛び、会社に届く。そうすると会社から銀行へ連絡が行き料金が支払われる、という簡単な模擬体験である。
 交代でそれぞれの役割をやらせていくと、簡単なゲームながら、目に見えて貯金がへっていく。そのさまを見ていると、中学生でも心配になり、使いすぎないような工夫が必要だと感じるようになった。
「お金が目に見えて減っていくのがとても気になりました。使い方を考えないといけないと思いました。」
というように、使い方に気をつけようという意見が4人から出てきた。
 模擬体験により、パケットの移動により、貯金が減ることを切実に感じ取ることができた。