【豊川市立平尾小】 やさしい心を育む「やまびこ交流」

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 豊川養護学校との交流活動を「やまびこ交流」と名付け、昭和59年から、25年以上も続けています。全ての学年が年3回、一緒にゲームをしたり、歌や踊りをしたりして楽しい時間を過ごします。「ペアの友達のことをもっと知りたい」「どうしたらペアの友達に喜んでもらえるか」を考え、めあてや願いをもって交流をしています。
 上の写真は、2年生の交流の様子です。本校の児童2人と養護学校の児童1人でペアを作りました。そして、的あてや魚釣りなど、本校の児童が作ったゲームで一緒に遊びました。ペアの友達にやりたいゲームを聞いたり、上手にできるように手助けをしたり、できたときには一緒に喜んだりするなど、やさしさあふれる姿が多く見られました。交流後の作文には、「ペアの友達が楽しそうな顔をしたので、わたしもうれしくなりました」とあり、共に活動する喜びを感じる温かい心が育まれていることがわかりました。
 やまびこ交流を通して、自分にできることを考えたり、相手の良さを見つけたりすることで、障害のあるなしにかかわらず、同じ人間として共に生きる姿勢を身につけていってくれることを願っています。

【春日井市立中央台小】五文字の言葉と「いちょうっ子まつり」

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 本校の伝統行事「いちょうっ子まつり」は,下校見守りなどでお世話になっている地域の方々や,次年度入学する幼稚園児たちを招待して,毎年10月に行われます。「いちょうっ子まつり」を通して,児童はいろいろなことを学び,身につけていきます。
 その一つが五文字の言葉「ありがとう」の気持ちが生まれるさまざまな場面に出会い,感謝の心が培われることです。「いちょうっ子まつり」に向けて,子どもたちは6年生が中心となってアイデアを出し合い,みんなに楽しんでもらえる「広場」(=遊び場)を工夫して作ります。自分たちで作り上げていった「広場」を楽しんもらえた充実感「楽しんでくれて,ありがとう」です。3・4年生は,「広場」作りの時,5・6年生からハサミの使い方からガムテープの貼り方,宣伝用ポスターのかき方など,生活の中で生かせる技能を学びます。「いろいろ教えてくれて,ありがとう」です。
 まつりの終わりには,PTAのお母さん方から,心のこもったおいしい豚汁がふるまわれます。とってもおいしくて,児童は何杯もおかわりします。みんなにこにこ顔で豚汁をいただきます。「おいしい豚汁をありがとう」です。このように,たくさんの「ありがとう」の気持ちが生まれます。
 たった1日の行事ですが「いちょうっ子まつり」を作り上げていく過程の中で,子どもたち同士,また,人と人との出会いの中で,あちらこちらから「ありがとう」と感謝の言葉が聞こえてくるのです。そして,いつも子どもたちの顔は何とも言えない笑顔で輝いています。また,この活動ではアルミ缶やベルマークを「いちょうっ子まつり」のスタンプカードと交換したり,「広場」で使うものを廃品で作ったりするエコ活動に取り組んでいます。地域や周りの人たちに支えられている,こんなすばらしい「いちょうっ子まつり」をこれからも本校の伝統行事として続けていきたいと思います。

【東海市立上野中】コンピュータやテレビゲームなどの使用による健康への影響について学びました。

 平成24年12月6日(木),3年1・2組(女子)の保健体育の「休養・睡眠と健康」の授業の中で,VDT作業と健康について学習しました。
 一般的にVDT作業という言葉は,聞き慣れない言葉であり,授業の中で,生徒に聞いても答えられる生徒はほとんどいませんでした。しかし,今日,VDT作業は,日常生活の中で一般的に行われており,パソコンやゲーム機を所有している生徒であれば,当たり前のように行っていることなのです。つまり,VDTとは,Visual Display Terminalsの略でディスプレイやキーボードなどから構成される機器を使用して,データの入力などの作業を行うことで,生徒が自宅で,コンピュータやパソコン,テレビゲームなどを行っていることなのです。それにより,目の疲れやドライアイ,肩こりや腰痛などを引き起こすことがあるのです。
 生徒たちの中には,毎日,数時間もテレビゲームやパソコンなどを行っている生徒も少なくなく,体調の変化や視力低下,腰痛の原因になっていることに始めて気付いた生徒もいました。授業の感想には,「改めて自分の生活を見直すよい機会となった」「ゲームをやる時間を少しは減らして,やるときの部屋や画面の明るさに気を付けたい」というような,前向きな感想が多くありました。

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【新城市立作手中】 当たり前のことが、自然にできる人に

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 PTA講演会では,毎年,生徒も参加し親子で人生の先輩のお話を聞くようにしています。本年度は,元トヨタ自動車人事部計画室に勤務されていた西堀康行氏を講師にお招きし,「中学生のうちに身につけたいこと」という演題で講演をしていただきました。
 「手をしっかり挙げて発言する」「相手をしっかり見て話を聞く」小さい頃から,親や教師に耳にたこができるほど聞かされてきたことは,企業の採用試験で面接をする際の観点の一部だと聞き,多くの生徒が驚いていました。
 「1 笑顔であいさつ。 2 決められたことは守る。 3 自分の行動に責任を持て。今できなければ,社会に出てもできるはずがない。」ご自身が勤められていたころの出来事を例に挙げ,社会に出たときに必要とされる資質やそのために今がんばっておきたいことなどについて,冗談を交えながらも熱く語ってくださいました。
 西堀さんの言葉に,生徒は自分の生活を見直す新たな視点を得ました。

【設楽町立清嶺小】心を育てる親子美化活動

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 私たちの学校は豊川上流の寒狭川のほとりにあります。地区の川は、夏にはアユ釣りを楽しむ多くの釣り人でにぎわいます。このきれいな川をいつまでも守っていきたいというのが、清嶺小学校みんなの願いです。
 11月24日(土)に、親子での河川清掃を行いました。全校児童25名と、保護者、職員あわせて50名ほどでの清掃作業となりました。
 総合的な学習の時間に、故郷の川について勉強している3・4年生が、川をきれいにすることをみんなに呼びかけて行う活動です。今年は保護者も参加してくださることになり、これまでよりもずっと広い範囲の清掃をすることができました。
 空き缶やたばこの吸い殻を見つけて、「すてちゃあいかんよねえ。」と声をあげる子ども、お父さんお母さんと一緒にもくもくとゴミを拾う子ども、そして集まった空き缶やゴミの山を見て、「これだけ川がきれいになったね。」と喜ぶ子ども達の姿を見ると、地区の川をきれいにするこの活動が、子どもの、そして保護者・職員の心をきれいにすることにもつながっていることを強く感じました。

【愛西市立開治小】 思いやりの心を育てる縦割り交流

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 本校では、6つの縦割り班を編制し、児童集会や奉仕活動などで継続して異年齢活動を行っています。
 今年度、各縦割り班が、全校で行うミニ児童集会を企画・運営することになりました。これまで3つの班が「しっぽ取り」「ケイドロ」「ムカデさんがころんだ」の遊びを企画し、楽しいミニ集会を運営してきました。この遊びを通して、児童の仲がとても良くなり、運動場で声をかけ合う姿がたくさん見られるようになりました。
 また、児童会主催の「第2回開治っ子集会」では、「縦割り班で、力を合わせて交流を深めよう」をテーマに、縦割り班が、6つのゲーム会場をまわりました。「良いところみつけ」「サイレントものまね」「ダンス!ダンス!ダンス!」などのゲームをしました。この活動を通して、児童が互いに気遣い、協力し合う姿が見られ、学年にとらわれず、交流が深まりました。
 ゲームの得点は児童にわからないように、文字で記入し、ボーナス得点として、態度も先生たちの審査の点に入り、最後まで勝負がわからないところが児童の意欲や班で助け合おうという思いにつながったようです。
 今後も児童の思いを大切にした集会活動を予定しています。

【北名古屋市立訓原中】「ケイタイ安全教室」〜子どもをトラブルから守るために〜

 今や生活必需品となりつつある携帯。いろいろなサイトも簡単にみられるようになるなど、高機能化によってますます便利になっています。一方インターネットの世界には詐欺メールや出会い系サイトでのトラブルなどさまざまな危険が広がっており、悪質な犯罪の被害にあう子どもたちが多くいる現状があります。
 そこで、12月3日に1年生および保護者を対象として、「子どもをトラブルから守るために・ケイタイ安全教室」と題してNTTドコモの講師2名による携帯安全教室を開催しました。「自分の身近に犯罪が潜んでいることを知りました」など犯罪に巻き込まれない使い方を考えるよいきっかけとなりました。
 また、ブログや最近流行のライン等での「ネットいじめ」も大きな問題となっており、誹謗中傷の書き込みや、チェーンメールの転送、違法ダウンロードによる著作権法違反など子ども自身が加害者になるケースもあります。「携帯を使う上で、どのような危険があるか、何をやってはいけないか」を学ぶことができました。
 今日学んだことを実践し、便利で安全に携帯を使用できるように大人も注意しなければなりません。

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【愛西市立市江小】メールを使うときのルールについて考えよう!

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 小学校の高学年になると、携帯電話やパソコンでメールでのやり取りをする児童が増えてきます。そこで、5年生の情報の授業では、「メールのしくみ」と「メールを使うときのルール」を取り上げることにしました。
 最初に、メールにも「メールサーバー」があり管理されていること、そしてパソコンメールは携帯電話メールよりも即時性がないので、すぐには相手に届かないということを学びました。その後、「ベネッセこどものページ」の「メールの情報モラル講座」というサイトで、いろいろなメールの内容を見ながら、どこがいけないか、意見を出し合いました。そして、次の6つのルールを理解することができました。
  ・読みやすくする
  ・乱暴な言葉は使わない
  ・チェーンメールは送らない
  ・個人情報は書き込まない
  ・タイトルは、わかりやすく短く入れる
  ・よく知らない人からのメールや添付ファイルは開かずに削除する
 今後も情報モラルについて児童に考えさせる機会を設けていきたいと思っています。

【田原市立野田小】ふるさと野田に愛着をもち、進んでかかわろうとする子の育成

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 野田小では、次の4つの目標をもって、毎年秋に登山集会を行っている。
(1)なかよし班で助け合いながら登山することにより、心と身体を鍛える。
(2)班員相互の理解と親睦を深め連帯感を育てる。
(3)問題を解いたり、植物を観察したりして秋の野山の自然に親しませる。
(4)郷土を展望し、自分たちの住んでいる地域や土地利用を眺め、地域への愛着をもたせる。
 この登山集会は今年ちょうど40回目になる伝統行事である。本年度は11月29日(木)に実施した。16班の編制で4分毎に小とぎす山をめざした。途中、急な下り坂やロッククライミングでは、上級生から「足もとに気をつけて」「大丈夫だよ」「ゆっくりと」などの下級生への気づかいや励ましの言葉を何度も聞くことができた。出発して2時間後、全員無事に戻ってくることができた。閉会式後の6年生の充実感あふれる顔が印象に残った。

【犬山市立池野小】みんなで楽しく活動 協力班いもほり大会

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 先日、池野小学校では日頃から活動している縦割班活動によるサツマイモほりをしました。春の苗の植えつけから始まり、水やり、草取りなどを班ごとで活動し世話をしてきました。秋になり、やっと収穫にこぎつけました。当日は、大きく育ったサツマイモをお兄さんやお姉さんと一緒に掘りました。自分の顔のように大きく育ったものもあり、自然の実りと収穫の歓びをみんなで共有することができました。収穫したサツマイモは、サツマイモご飯やおにまんじゅうにして給食でいただきました。
 縦割り班活動は“協力班”と言い、1〜6年生の全校児童を6班に分け活動しています。低学年の子どもが少し手を差し伸べられたり、励まされたりして頑張れることを体感・味わうことができています。また、高学年は支えなければならない小さな子や友達がいたり、我慢しながら目的を達成していくことの大切さを学んでいきます。集団の中で一人一人が大切な班員として活動し、支え合いながら成長していくことをねらいとしています。
 毎週水曜日の協力班清掃、春の校外学習、班対抗の運動やゲーム、栽培活動、会食等日々の学校生活の中で機会あるごとに展開していくように計画されています。

【東浦町立緒川小】思いやりのつどい

 福祉の自治(福祉の委員会)主催の「思いやりのつどい」が行われました。クイズや劇を通じて、思いやりのある言葉や行動について、全校児童で考えました。
 初めに自治長(委員会の委員長)があいさつし,「福祉の自治では,思いやりのある緒川小学校になるために,いろいろな活動をしています。(中略)そこで,今日は劇を通しておがわっ子一人一人が思いやりのある言葉について考えてほしいと思います」と,つどいを開催したねらいを全校児童に訴えかけて始まりました。
 劇では,体育の授業中に跳び箱が跳べなかった児童に対して,数人の子が冷笑したり陰で悪口を言ったりした,学校生活の中で実際に起こった場面を紹介し,「こんなとき,みなさんならどうしますか?」と投げかけ,全校児童がそれに答えていきました。
 最後に,自治長が「これらの劇は,緒川小学校で実際にあった出来事です。これからはこんなことが起こらない,おがわっ子みんなが思いやりのある言葉づかいや相手の気持ちを考えることができるようになってほしいと願っています」と,このつどいをきっかけに緒川小学校がさらに思いやりのある学校になるように,全校児童に呼びかけて終わりました。
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【安城市立安城北部小】 腹話術で「人権集会」「あいさつ集会」

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 10月17日(水)に、元小学校長で元豊田市人権擁護委員の宇野政博さんを講師に招き、「人権集会」、「あいさつ集会」を行いました。
4年生児童を対象にした「人権集会」では、図書サポーターの方による電子紙芝居「わたしのいもうと」の後、宇野さんが相棒のけんちゃんと登場しました。宇野さんは人形を巧みに操りながら「いじめを見て黙っているのもいじめ」「一人で悩まないで」と児童に話しました。ユーモアあふれるけんちゃんとの掛け合いに、児童たちは時折大きな笑い声を上げながら熱心に聞き入っていました。
 「今日は、いじめをなくす3つのポイントを教えてもらいました。1つめは、体のことでいろいろと言わない。2つめは、見て見ぬふりをしない。3つめは、友達に相談する。この3つのことをしっかりと守り、少しでも相手のことを思いやって動ける人がふえれば、いじめも少なくなると思います。わたしも、今日の人権集会で学んだことを生かしていきたいと思います。」4年生児童の感想より
また、この日は3年生児童を対象にした「あいさつ集会」も行いました。ビデオ「勇気あるホタルと飛べないホタル」を視聴した後、宇野さんとけんちゃんから、心の通うあいさつのコツを教えてもらいました。
 児童たちは、腹話術や電子紙芝居を通して、楽しみながら命の大切さやいじめの残酷さを学ぶことができました。

【稲沢市立明治中】携帯安全教室を実施しました

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 5月7日(月)に,KDDIケータイ教室事務局から講師の方を2名迎えて,全校生徒を対象に携帯安全教室を実施しました。
 まず始めに近年作られた携帯電話を使用する際に関係してくる法律の話を聞きました。その中で以下のような事例も紹介されました。
 1.携帯電話を使いながら自転車を運転中に人に衝突し,5000万円の損害賠償
 2.漫画をインターネット上に無断で投稿し,20億円の損害賠償
 3.自転車に乗りながら携帯電話を使用し,5万円以下の罰金
 また,出会い系サイトや架空請求メール,そしてチェーンメールなど
携帯電話が招くトラブルに関することも学びました。「ウソ」や「悪意」
の潜む可能性があるインターネットの世界の危険性についてよく理解できたと思います。生徒にも馴染みのあるSNS,プロフ,掲示板でのトラブルも紹介され,ショートムービーを織り交ぜながら,わかりやすく説明していただき,真剣に話を聞くことができました。

【春日井市立春日井小】老人ホーム・幼稚園での交流

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 2年生が、生活科の校区内探検の一環として、老人ホームと保育園へ行き、交流活動を行いました。今回は、道徳とも関連づけて、園児やお年寄りと直接かかわることを通して、人とのふれあいの楽しさを感じ、「思いやりの心」を持って接することに重点を置いて交流しました。
 子どもたちは、どのような言葉がけや対応をするとよいか、何をすれば喜んでもらえるのかなど園児やお年寄りの立場になって、遊びや発表の内容を考えました。当日は、普段なかなか接することができない方々と積極的にかかわろうとする姿が多く見られ、お互いに笑顔で交流することができました。
 老人ホームでの交流をおえて、帰る時には、別れを惜しんで涙を流すお年寄りもみられ、子どもたちも温かい気持ちになりました。「おばあさんがずっと手を握ってくれた。とってもあたたかかったよ。」「保育園の子が楽しめるよう、ルールを考えました。」などという感想をもち、心の成長を少し感じた交流活動になりました。

【東浦町立藤江小】ケータイ安全教室

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 NTTドコモから講師をお招きし、「ケータイ安全教室」を開きました。5、6年生を対象に携帯電話を使うときのマナーやエチケットなどについて学習しました。
 写真は6年生の授業の様子です。まず昨年度教えていただいたことを振り返るクイズをしました。マナーモードにしたり電源を切ったりしなければならない場所や,自転車に乗りながら絶対に使ってはいけないことなどを確認しました。この他にもチェーンメールやなりすましによるトラブルの恐ろしさがよく分かるビデオも見ました。さらには,著作権や肖像権について知り,携帯電話のカメラで写真を撮るときの注意点を考えました。
 最後には、今回教わったことを本校の「ふじえ」にちなんだ、あいうえお作文にしてまとめました。
 今後は、教わったことを受けて、ネットゲームやSNSを利用するときに気を付けなければならないことやトラブルに巻き込まれないように身を守る方法などを学習する計画をしていきます。

【春日井市立鷹来小】人権教室を通していじめについて考えました。

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 11月15日(木)に春日井市人権擁護委員の方12名に来校いただき、4年生児童を対象に「人権教室」を実施しました。
 体育館のスクリーンに投影された、いじめを題材としたアニメーション「プレゼント」の前半部分を視聴し、どうしていじめが起こったか、いじめられた子はどう感じたかなどについて、人権擁護委員の方の質問に答える形で授業が進みました。その後、いじめられた子たちがポスターを作製し、いじめた子の迷子になった犬を探す姿に、いじめに加担していた子どもたちも考えを改めていく後半部分を視聴し、いじめた子の犬の立場から登場人物にメッセージを書きました。
 最後に、もし自分がいじめられた時は、「話す」「相談する」「電話する」ことによって解決しようと教えていただきました。
 児童は様々な視点から、いじめをなくすことの大切さをメッセージに込めていました。今後の生活の中に生かしていけるとよいと思います。

【豊田市立小原中部小】小原探検ブック作りから情報モラルを学ぶ

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 本校の位置する小原地区は、春と秋に二度花を咲かせる四季桜で有名な所です。11月になるとたくさんの人がこの桜を見に訪れます。本校の4年生も、町の人が大切にしている四季桜のPRに一役かおうと、「小原探検ブック」というパンフレットを作って交流校に送ることにしました。
 パンフレット作りを進める途中、子どもたちからこんな質問がありました。「四季桜の歴史を載せたいんだけど、本に載っている文章をそのまま写してもいいですか」「写真はインターネットで探したものを載せてもいいですか」「私が書いたページに自分の名前を載せたいんだけど、ちょっと心配だな」
 そこで、情報指導員の先生に相談することにしました。情報指導員の先生からは、他の人の文章や写真を使うときには、どこからの情報なのかきちんと書くこと、また、『インターネットを安全に使うために〜インターネット体験ドリル』というサイトを使って、自分の個人情報を教えるとどんな危険なことが起きるのかを教えていただきました。
 パンフレット作りを通して、他の人や自分の情報を大切にすることがどんなに重要かを知ることができました。

【豊橋市立大村小】「みのりファーム」で農園活動

 本校では,土に親しみ作物を育てるおもしろさ,収穫や食することの喜びを体験することを目的として農園活動を行っています。

学校栽培園の他に学校裏の田畑を借りて「みのりファーム」と名付け,ここでも作物の栽培をしています。
 「みのりファーム」では「各学年ごとの農園活動」「なかよし班でのサツマイモ栽培」「5年生のもち米栽培」を行っています。毎年,各学年や「なかよし班」という縦割り班で,苗の植え付けから草取り・収穫をしてきているので,どの子も収穫を楽しみにしています。収穫した作物は,各家庭に持ち帰ったり,学校で調理して食べたりします。
 農園活動は,年間計画に位置づけられており,地域やPTAの協力により耕された畑に,6月になかよし班(縦割り班)活動の一環としてサツマイモの苗を植えます。夏休み前後の草取りを経て,10月末になかよし班でいもほりを行います。収穫したサツマイモは,6年生が家庭科の時間を利用して鬼まんじゅうを作り,全校に食べさせてくれます。 田植えから稲刈りまで体験する5年生の栽培したもち米は,保護者の応援のもと,餅つき会をし,ついた餅は全校にふるまわれます。授業参観に来校した保護者にも食べていただき好評を得ています。余ったもち米は,保護者に安く販売したりもします。

自分たちが育てたサツマイモや野菜の味はまた格別のようです。また、上級生が一生懸命調理してくれた鬼まんじゅうやきなこもちは,下級生にとって単なる食べ物以上のものを伝えてくれているようです。

 「みのりファーム」を中心とする農園活動を通して全校児童の交流がより深まり,なかよし班の1年間で学年をこえた絆が生まれています。
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【豊根村立豊根小】「豊川養護学校との交流」

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豊根小学校では、愛知県立豊川養護学校にご協力をいただき、年に1回の交流を続けています。今年で17回目を迎えるこの交流を、児童も大変楽しみにしていました。10月31日に全校児童50名が豊川養護学校を訪問し、豊根小学校が取り組んでいる和太鼓を介して、小学部のみなさんと交流を深めることができました。
 特に、養護学校のみなさんと一緒に和太鼓をたたく場面では、ばちに手を携えて演奏する姿や、お互いに向き合い1つの太鼓を2人でたたく姿が見られました。初めて交流する1年生の中には戸惑う様子も見られましたが、5・6年生が上手にリードしながら進めることができました。最後は、養護学校のみなさんに教えてもらいながら全員でダンスを楽しみました。
 交流を通じて、相手の気持ちを察する思いやりの心が育っていることを嬉しく思います。

【豊田市立根川小】心の健康づくりのためのライフスキル学習

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 本校では,心の健康づくりのために,具体的学習活動(ライフスキル学習)の仕方を工夫して展開しています。4項目のスキル(セルフエスティーム、コミュニケーションスキル,目標設定・意思決定スキル,ストレス対処スキル)を設定して,それらの定着を目指しています。その中でも特に,セルフエスティーム(自己肯定・自分を好きになり大切にしようとする力)やコミュニケーションスキル(自分の思いを伝える力)に重きをおいています。
 「色えんぴつを忘れちゃった(給食編) コミュニケーションスキル」の授業実践では,給食の献立の絵に色をぬる活動を通して,自分の持っている情報を正しく伝えたり友達の伝えてくれていることをよく聞いたりして,グループの友達と協力して活動することができました。この活動を通して,子どもたちはグループのみんなで協力することの大切さを実感したと思います。                       
 6月は,授業参観日に,親子で行うライフスキル学習「すこやか教室」を実践しました。10月・1月は,1週間をライフスキル週間として,学校では授業実践を行い,家庭では学校から配られた用紙(親子でそれぞれの異なったロールプレイやブレーンストーミングなどの用紙)を使って「親子でコミュニケレッスン」をします。
 子どもたちが他人との人間関係を豊かにし,生き生きと,主体的な生活を送ることができるように,継続してライフスキル学習を繰り返し実践していく予定です。