【豊田市立美里中】情報モラル教育の取組

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 平成24年7月,NTTドコモから講師の方をお招きし,情報モラルについての講話を聞きました。携帯電話の利用方法にまつわる問題を,以下のようなクイズに答える形式で,携帯電話の使い方について楽しく学びました。
 1 勝手に写真にとってはいけないものはどれ?
 2 無料で音楽をダウンロードできるサイトを見つけました。あなたならどうする?
 3 知り合いのブログで悪口を見つけたらどうする?
 4 インターネットで公開すると危険な個人情報はどれか?
 5 かわいそうな内容のメール(チェーンメール)がきたら,どうする?
 生徒たちは真剣に講師の方のお話を聞き,ネットに関わる人権の問題,迷惑メールやSNSを使った「なりすまし犯罪」の危険について理解し,その予防法について学ぶことができました。また,フィルタリングサービスの利用や災害時の携帯電話の活用法など,携帯電話と上手につきあっていく方法についても学びました。
 美里中学校では,この他にも朝の会や帰りの会を使って,情報モラルについてのDVDを定期的に流して人権やモラルについての啓発活動を行ったり,道徳の授業で事例をもとにして肖像権や著作権について考える取組を行ったりしています。今後も生徒の実態に即した活動を行っていきたいと考えています。 

【豊田市立高橋中】生徒のコミュニケーション能力の育成をめざして

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 本校では、テーマを「自分の思いや夢の実現に向けて主体的に活動する生徒の育成」、サブテーマを「生徒のコミュニケーション能力を育てるために」として教職員の研修に努めています。
 コミュニケーション能力とは、相手に自分の考えや思いを正しく伝える力です。そして、相手の考えや思いを正確に聴き取る力です。コミュニケーション能力の育成によって、自分の考えや思いを他と比較して違いを見つけたり、さらに深めたり広めたりする力をつけることができるようになります。また、人間関係を柔軟に円滑にしていくことができるようになります。
 私たちは、生徒のコミュニケーション能力の育成のために、次の1〜4のような方策をとっています。生徒が自分の考えや思いをもち、お互いに伝え合い、聴き合う話し合い活動を通して、自分の考えや思いの違いに気づいたり、深めたり広めたりできるような授業をめざしています。
 
 1 生徒が自分の考えや思いをじっくりともつ時間の確保
 2 小集団で自分と他の生徒の考えや思いの違いを知ることによって、自分の考えを深める時間の確保
 3 学級全体で考えや思いを広める時間の確保
 4 生徒の興味関心を高めるための電子黒板やデジタル教科書などの活用

 授業だけでなく、朝の会や帰りの会、学活、道徳と各行事も上記と同様の考えで行っています。
 今年度はこれまでに、たくさんの授業研究や研修会を行ってきました。今後も学力の向上はもちろんのこと、コミュニケーション能力の育成をめざしてがんばっていきます。

【豊川市立千両小】 インターネットを正しく使うために

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 「インターネットを正しく使うために」をテーマに、インターネット上で発言する際の注意点を考えるという授業を、PowerPointを用いて小学5年生を対象に行った。
 まず、「炎上」というものが何かということから始めた。この際に、具体的な事例をいくつか紹介することで、インターネット上の発言は不特定多数の人に見られているということが伝わるようにした。子どもたちの考えでも、多数の人が見ているから炎上するという考えを持った子が何人かいた。
 次に、掲示板を用いたネットいじめに関して「ある子が友人の悪口を実名で書きこんだ。」という想定のストーリーを作成し、その後の展開を考えさせた。ワークシートには、その後悪口が広まっていったという予想や、いじめにつながって自殺してしまったなどの意見が書かれていた。その後、実際にあった似たような事例を紹介し、ネットいじめが分かっているだけで一日に約16件起きているということを伝えると、驚きの声が上がった。
 今回の授業を通じて、インターネットは便利な反面危険も多いということが伝えることができたと感じた。

【豊田市立堤小】個人情報の大切さについて学びました

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 2年生が夏休み前に個人情報の大切さについて学びました。
 夏休みに入って家庭で過ごす時間が長くなるぶん、個人情報に関連した事件に巻き込まれる可能性があることを考えて学習の機会を設定しました。
WEB上の「さるお君と学ぼう」(http:/www2.odn.ne.jp/yuki-yuki/menu.html)というサイトを使って、個人情報を安易に人に教えないという学習をしました。アニメーション教材なので2年生の児童でも、興味をもって楽しく学ぶことができました。
 さるお君が街頭で勧誘員に住所や名前を教えてしまったばかりに、ダイレクトメールや訪問販売員が自宅に押し寄せる状況に巻き込まれてしまうプレゼンテーションを見ました。子どもたちは個人情報を他人に教える怖さを感じ取りました。そして、友達や自分の住所、電話番号を知らない人に絶対に教えてはいけないということをみんなで確認しあいました。

【一宮市立向山小】 豊かな心をもち、よりよく生きる子どもの育成

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 本校では豊かな心を育てるために,次のような「縦割り班」での活動を取り入れています。
・なかよしランチ
・なかよし読書
・ドッジボール大会
・花いっぱい運動(春・秋)
・なわとび大会
・縦割り班まとめの会→卒業生を送る会
 年間を通じて活動をする中で、異学年への関わりを通し高学年は高学年としての自覚ができ、思いやりの心が育つことを期しています。また、低学年はやさしくしてもらうことで、人に優しくすることを願っています。

 12月13日には、なわとび大会が行われました。(写真)2週間前から放課を利用して練習を重ねてきました。大なわでは、なかなか跳べない低学年の子に対して一緒に跳んだり、励ましの声をかけてあげたりチームみんなで励まし教え合う姿があちらこちらで見られました。

 「縦割り班」での活動は年間を通して行うため、低学年の子は高学年の子に親しみと尊敬の念を持つことができるようになります。「ぼくたちの(縦割り班の)班長が〜している。」と学校行事で6年生が活躍している様子を低学年としてあこがれの気持ちで見ている言葉からもわかります。

 みんなのあこがれの高学年が卒業するとき、優しくしてもらった一年間の思い出があふれてきて、卒業生を送る会の時には、思わず涙が出てくる子もいるほどです。

 向山小学校伝統の縦割り班活動を今後とも続けながら、豊かな心をもった児童を育てていきます。


【みよし市立三吉小】情報モラル授業「コミュニティーサイトの危険性」

 6年生では、みよし市情報教育支援員の支援の下、各学級1時間の情報モラルにかかわる授業を行った。内容は以下の通りである。
1 動画の視聴
・SNSの問題をドラマ化したものを視聴
(内容)1 SNS上では、別キャラでいる 2 SNSの相手に会おうとした 3 SNS上で暴言を書き込む
2 SNSの注意事項の動画からの注意ポイント
 SNSはみんなが見ている!
支援員からの問い掛け「直接会ってもっといろんな話がしたい。」と言われたら。
 (2の動画の内容の確認)
児童の回答:「会わない」が多数
支援員からの助言:嫌な思いをしたら抜ける(カッとなりやすい人は特に)
        :SNSはみんなが見ている。
3 ネット上のいじめについて、激しくなる前にやるべきこと
・悪口のメールに調子を合わせない。
・すぐに保護者、先生へ連絡する。
・書き込まない。(匿名にはできない。書いたら子供でも責任がある。)
・チェーンメールを送らない。
・SNSのルールを守る。
・傷つけない。(犯罪)
・個人情報は書き込まない。
・ネット上でも思いやり。
・冷静に自分自身を見られるようにする。
4 スマホの危険性について
・ダウンロードは要注意
【使用したDVD DISC1子ども向け
「ちょっと待って、ケータイ2」(文部科学省委託事業)】

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【豊山町立新栄小】 クリーン奉仕活動

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 本校では、6月28日(木)に、クリーン奉仕活動を行いました。この活動は、分団登校の時に集合している場所を中心として、その周辺の清掃を全校児童で行うものです。分団長や班長が前もって清掃場所の下見を行い、交通安全の確認を行ったり、どんな道具が必要かを調べたり、どのようなチーム編成を組むかなどを考えたりして、清掃計画を立てました。それを各分団担当の教師が見て、アドバイスや指導を行いました。
 当日はその計画に従って、分団長や班長を中心として清掃奉仕活動を行いました。各場所とも1年生から6年生までいて、上級生の児童は下級生の児童の面倒を見ながら活動を行いました。各地域の保護者の方も応援に来てくださり、しっかりと清掃活動をすることができました。清掃後のゴミは、地域の方や新栄小の保護者に引き取っていただき、回収日に分別して出していただくように依頼しました。児童は汗だくになりながら除草作業をしたり、空き缶やタバコの吸い殻を拾ったりして、とてもがんばることができました。
 子どもたちからは「きれいになると、気持ちがいいね」「みんながゴミを捨てないようになるといいね」などの感想が聞かれ、環境美化の心が育ちつつあり、うれしく思いました。

【豊田市立益富中】 人としての温もりを感じて −−赤ちゃんだっこ体験−−

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 生徒は社会の世相を反映しコミュニケーション能力は弱まり,家庭や家族の絆さえ希薄さが感じられるようになってきた。生徒に他者と関わる機会を多くもたせたいと考え,2年前から子ども家庭課と協力して,「赤ちゃんだっこ体験」を実施している。
 本年度の活動は10月10日。当日はふれあい活動だけでなく,車までのお迎えやお見送り,手が空かない母親に代わっての荷物持ちなど,様々なことを体験している。赤ちゃんだっこ体験は,子どもの成長や命の重みを感じることができただけでなく,会の運営や手伝いに来た「子ども家庭課職員,保護者ボランティア,母子保健推進委員」など,様々な地域の人々と関わりをもつ機会となっている。
 1時間程度のふれあい体験だが,活動後に自分と交流した乳児親子へ書いたお礼の手紙には,交流した乳児の健やかな成長を望む気持ちや,自分の親に対する感謝の気持ちを抱いた内容が多く書かれている。事前アンケートでは「積極的に乳幼児の世話をしたいとは思わない」,「育児は母親の仕事」という考えの生徒が7割を占めたが,体験後は「育児を手伝いたい」「進んで世話をしたい」という考えの生徒が8割を占めるまでになった。

【豊田市立岩倉小】インターネットを上手に使おう

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 高学年になると、算数や理科、社会、総合的な学習の時間などで、パソコンを使う機会が増える。特に、社会や総合的な学習の時間には調べ学習をすることが多く、インターネットサイトは有力な情報源となる。中学年・高学年と学年が上がるにつれて、インターネットの利用頻度がより高まり、小学生のうちにインターネットに関する基本的な知識や心構えを身に付けておく必要がある。
 小学生に知識や心構えを身に付けさせるためには、まずは体験させることが適切である。そこで、「はむはむのオンライン教室」や「情報倫理教育」などで様々な事例を体験しながら学習していくことにした。
 子供たちは、個人情報を漏らすことの危険性や詐欺サイトの存在、インターネットサイトの情報の信憑性などについて、一つ一つ、5〜10分ほどの時間をかけて体験し、考えていった。体験といっても、子供たちはこのサイトは安全であることをあらかじめ知っているので、「やっぱりな」「知ってたよ」などと言って、わざと間違えて遊ぶ子もいた。しかし、体験したことをみんなで話し合う中では、「家で一人のときだったら怖い」「だまされちゃうかもしれない」などの意見が出て、インターネットを利用することの危険性に気付くことができた。
 その後、「『変だな』『おかしいな』と思ったらそれ以上近付かない」「困ったことが起きたら大人に相談する」などの基本的な心構えを指導した。子供たちは、体験によって具体的な危険に触れた直後なので、心構えの大切さをとても素直に受け入れることができた。
 実際の危険サイトは、もっと巧妙な手口で利用者を陥れようとするので、今回の学習だけで指導が十分とは言えず、繰り返し学習していくことが大切である。しかし、早い時期にインターネット利用の基本を楽しく学ぶことができたことは、今後の子供たちのインターネットの安全・安心利用に生かされていくと考える。

【豊田市立追分小】情報モラル教育「無料につられたら」

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 本校の5年生は11名であるが、半数近くがメールのやりとりをしたり、ゲームなどでインターネットを利用したりしている。そこで、ICT支援員にも協力してもらい、無料サイト・ダウンロードの違法性や危険性について学習した。
 授業の導入では、まず自分たちが利用している無料サービスについて発表させた。ほとんどの児童が無料のゲームを利用し楽しんでいる様子であったので、便利で楽しいめるサービスである一方で問題もあることを伝えた。そして、インターネットサイトの「ネット社会の歩き方」にある「無料につられたら」というアニメーションを視聴した。この教材は、小学生の女の子が、契約内容をよく理解しないまま無料ダウンロードをしたことにより、迷惑メールがたくさん来るようになってしまったという内容である。子どもたちにとっては身近な内容であり、中には実際に同じようなことを経験した児童もいた。
 視聴後は無料サイトの問題点についてわかったことをワークシートにまとめ、全体で話し合いをした。そして、支援員さんから、無料ダウンロードの違法性や危険性について実例も交えながら、詳しく説明をしていただいた。

【日進市立東小】情報の信ぴょう性について考えよう

 本校では、情報モラルに関する学習を学年に応じた目標を設定し、全学年で指導している。また、内容に応じて、ベネッセのICTサポータによる専門的な指導を行っている。
 社会科や総合的な学習の時間などの授業においてインターネットを活用して調べ学習を行い、そこから写真やデータを収集してまとめをする場面が増えてきている。そこで、「情報の信ぴょう性」についての学習を4年生で行った。
 まず、インターネットにはいろいろな人が作ったホームページがあることを知り、次に、情報モラルNaviのコンテンツ「インターネットに書いてあったのに・・・」を視聴した。内容は、インターネットで調べて発表したお祭りが、町の最新の広報では今年はもうないということが分かるものであった。インターネットの発信者にはいろいろな人がおり、情報には古いものもあるので、本や他人の話、他のホームページなどと比べて真意を確かめることも必要であることを学んだ。
 最後にインターネット上の情報の信ぴょう性について考え、正しい情報を選択する必要性を知ったうえで、インターネットでの検索の仕方について学んだ。
 簡単に調べることができるインターネットの情報が、常に正しいと思っている児童が多くいたので、この授業を通して、情報が正しいかどうか確認する意識をもたせることができた。

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【知多市立旭南小】人権講話・人権集会を通して,ともによりよく生きることを考える

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 11月27日,4年生が人権講話を聴きました。半田人権擁護委員知多支部の方から,人権とは何かについて教えていただきました。人権とは,みんなが,にこにこ元気にのびのびと生活できるようにすることで,日頃の生活の場面で気を付けることを,ぬいぐるみを使って教えていただきました。
  「人間には生まれつき,元気にのびのびと生きる権利があることを知った。」「いじめられている人がいたら注意していじめを絶対になくしたい。」「いじめをしないで生きていきたい。」などの感想をもち,子どもたちは人権について学ぶことができました。
 人権週間には,児童会が「言葉の使い方(良い言葉・悪い言葉)」についての劇を行い,全校児童に向けて問題提起をしました。そして,ちくちく言葉とふわふわ言葉の現状を各学級で振り返り,ちくちく言葉が多い学級は改善方法を考えて取り組み,ふわふわ言葉が多い学級はその理由と取組についてまとめます。1月には,各学級での取組を紹介する人権集会を行います。
 ともによりよく生きるために,相手を思う気持ちを言葉や態度に表すことの大切さを感じながら実践してほしいと思います。

【豊田市立衣丘小】自然や人とかかわり合う“みかんまつり”

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 衣丘小学校では、毎年11月に全校児童が楽しみにしている行事“みかんまつり”を行います。校庭を取り囲むように温州ミカンの木が多数植えられており、毎年一万を超える実の収穫があります。みかんの木は開校当時からあり、世話や収穫は、縦割り班を中心として子供たちが行ってきました。今年は、11月8日に“みかんまつり”が行われました。
 この行事のねらいは、「季節を感じ、自然と触れ合うこと」「自分の実り(学び)を振り返ること」「人とかかわり、学び合うこと」です。事前に、縦割り班で話し合って収穫の数を予想して、みかんに関心をもって収穫に臨みました。低中学年の児童は、枝から実を切り、高学年の児童は、決められた数を袋に詰めて数えるなど、協力して作業をしました。また、みかんの実りに合わせて、「みのりの詩」として、自分のがんばりや学びを詩や作文で書き、掲示しました。行事では、6年の代表児童が「みのりの詩」を発表をしました。
 さらに、本校は、道慈小学校と交流を行っており、この行事に全校児童を招待しました。この日は共に、縦割り班や学級で交わり、みかんを収穫したり授業をしたりして楽しみ、仲良くなることができました。
 衣丘のシンボルである「みかん」を通して、自然や人と触れ合い、自分の実りを振り返るこの“みかんまつり”は、本校の誇りであり、子供たちの自慢です。みかんも子供たちも、これからの実りが楽しみです。

【豊田市立上郷中】互いを支えあう集団を育成する道徳の授業

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 本校では、9月に体育祭、11月に合唱コンクールを行う。生徒は、自分たちの目標を達成するために一生懸命練習に取り組む。そんな中でうまくいかなかったり、失敗したりすることがある。こうした時に大切なのは、仲間の存在である。思いやりの心をもって互いに支え合うことで、「これからも頑張ろう」という向上心をもち、再び目標に立ち向かうことができる。
 今回、道徳の授業で「2010サッカーW杯日本対パラグアイ戦」の自作DVDを使用した。日本は過去最高のベスト16まで駒を進めることができたが、ベスト8をめざしたパラグアイとのPK戦で、ある選手がPKをはずしてしまった。本人の心情や仲間の言動、そしてサポーターやマスコミの反応から、互いに支え合うことの大切さに気付いてほしいという願いをもって授業展開を考えた。
 DVDの前半を観たあとの周りの人の心情を想像する場面では、「おまえだけのせいじゃない」「ベストを尽くしたから気にするな」という意見がある一方で、「おまえのせいで負けた」「引退しろ」という意見もあり、生徒たちは素直に自分の意見を発表することができた。その後、DVD後半の本人へのチームメイトの言動などから、仲間が失敗したときにどうしたらよいのか、どうしたら次につながるのかということを自分たちのことにおきかえて考える生徒もいた。
 協議会では、「生徒の心情に迫るにはどのように資料を提示したらよいか」「資料を離れて自分や学級のことに目を向けさせるにはどのタイミングがよいか」「生徒の本音を引き出すためには教師はどのような切り返しをしたらよいか」などの活発な意見交換を行った。

【豊田市立美山小】  モラルジレンマ資料を活用して

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<モラルジレンマ資料>
5年「仲間を信じて」
     ―支え合う仲間― 
  2−(2)思いやり・親切
  4−(1)規則尊重

6年「ぜったい ひみつ」
 2−(3)信頼友情
 4−(1)規則尊重

 道徳の授業の充実を図るためには、家庭・地域の人たちとの相互理解や協力体制を築いていくことも大切であると考え、学校公開日に各学級、年間1回以上の道徳の授業公開を設定している。
 本年度は、9月の学校公開日において特設道徳授業を行った。高学年においては、現職教育のテーマ「自分の考えをもち、他の考えをよく聞き、自分の考えを深める授業づくり」に迫る手だてとして、モラルジレンマ資料を活用した道徳授業に取り組んでいる。モラルジレンマを手掛かりにして集団討議を行うことで、自分の意見と異なる他者の様々な考えが存在することを知ったり、自分の気が付かなかった見方との出会いがあったりと新たな認知的葛藤を子どもの中に生じさせることができた。
 また、教師自身も授業の中で広く子供たちの思考に耳を傾けることで、子どもについてそれまで気の付かなかった多くの新鮮な発見をすることもあり、モラルジレンマを介することで、子どもも教師も生き生きと授業に取り組めた。また、特設道徳授業を行ったことは、学校の教育活動を家庭・地域に発信するよい機会となった。

【碧南市立西端中】一つになった西端中

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 本校は、普通学級9クラス、特別支援学級2クラスの碧南市内で1番小さい中学校です。
 毎年体育大会の競技・応援合戦を1年生から3年生の全校縦割りにして、それぞれ団を作って取り組んでいます。赤・黄・青の3つの団で競い合うのですが、団の数が少ないため、どうしても「勝ち負け」にこだわってしまいます。
 そこで、今年度の体育大会では、お互いに「よく戦った」と健闘をたたえ合い「全校が1つになる場面」を作ろうと考えました。
 閉会式の前にグランドの真ん中で、全校生徒が輪になって、団同士のエ−ルの交換「全校でいけおせ!」と「校歌熱唱!」をしました。
 ある団長の言葉に「どの生徒もとてもいい顔、いい笑顔をしていました。団や学年関係なく全校で団結できて、すごく思い出になりました。私はそんな西中の一員になれて本当によかった。」とありました。西中が1つになった瞬間です。


【日進市立西小】情報モラルの教育実践

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 日進市では、児童への情報教育の充実と学校間での指導内容の共通化を図るため、教育課程を作成し、各校実践しています。専門的な部分については、ICTサポータの指導に基づいて進めています。学年の情報モラル教育については、携帯電話や情報機器に触れる機会が増えると思われる、夏休みや冬休み、春休みの前に集中的に行うようにしています。
 1年生では、「コンピュータ室のきまりを守ろう」と「連絡先は教えないようにしましょう。」という内容を学習しました。アニメーションを用いて、主人公の行動や発言の良かったところや、良くなかったところを話し合いました。簡単に住所や電話番号を教えてはいけないことを理解することができました。コンピュータ室の使い方については、クイズに一人ずつ答えながら進め、全体で確認しました。使い方については、頻繁に使う教室ではないため、その都度確認することが必要だと感じました。

【弥富市立十四山東部小】 親子で学ぶ情報モラル

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 新聞で裏サイトやコンプガチャが話題になり、保護者や地域から情報モラル教育の期待が高まっている。本校では、月に2回程度PC教室を使用し操作方法のみでなく各学年の発達段階に応じて、モラル面での指導も進めている。
 平成24年4月23日(月)の授業参観で、「親子で共に学び合う」をテーマに情報モラルの授業を6年生で実施した。Q&Aの形式で、親子やグループで話し合いながら一つ一つ課題を解決していった。最後に以下の約束ごとを決め、家庭でも気軽に親子で疑問を話し合えるような雰囲気づくりを行った。
 ・未知のメールやファイルでウィルスに感染する危険性がある→○ウィルス対策を実行
 ・無料ゲームや年齢制限画面で「同意する」が出てくる→○安易にクリックしない
 ・困った時は電源をすぐに切らない→○家庭では保護者に学校では指導者に相談する
 子どもたちは、ウィルス疑似体験でPCが急に動かなくなったり、興味半分で知らない
サイトに出入りすると、多額の金額が請求されたりすることを知り驚いていた。情報モラルの授業を通してお金の大切さも考えることができ、貴重な体験だったと思う。

 

【蟹江町立蟹江小】元気の出る言葉 心安らぐ言葉

 6年生のコンピュータ学習の時間、メールを活用した元気の出る言葉、心安らぐ言葉を児童に考えさせました。友だちが悩んでいるという仮想で、その子を励ますメールを送りました。言葉で直接伝えることはもちろん大事です。それを踏まえた上で、メールでのやりとりが多くなっている現在、メールでも言葉の大切さを考えさせることが目的です。
 児童の考えたメール文を紹介します。
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【東海市立名和中】地域に発信するあいさつ運動

 本校では,全校からボランティアを募り,駅や小中学校の校門などに立って,通学,通勤する児童・生徒や地域の人にあいさつを呼びかける活動を年間2回行っています。「名和中生にあいさつの習慣を身につけてほしい。また,誰もが気軽にあいさつし合える明るい地域をつくりたい」という目的で生徒会が主体となって呼びかけを行っている活動で,毎回全校の8割近くの生徒が参加します。第2回目となった今回は,11月19・20日の2日間の日程で行われました。
 当日の活動には小学校の児童や,PTAボランティアにも参加してもらい,交流を深めながら活動をすることができました。あいさつをした相手からあいさつが返ってくると,生徒の表情も自然に笑顔になり,あいさつの声は少しずつ大きなものに変わっていきました。人との関係を築く,最初の一歩としてのあいさつの大切さを,生徒たちは感じたようでした。
 あいさつ運動終了後,学校に登校してきた生徒たちの様子は生き生きと輝いていました。これからも気持ちのよい,大きなあいさつが学校や地域に響くように,全校で活動を継続させていきたいです。
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