【常滑市立鬼崎南小学校】全校であいさつ運動
本校では、全校であいさつ運動に取り組んでいます。「進んで・元気に・笑顔で」を合い言葉に、一週間ごとに1クラスずつあいさつ運動に取り組みました。教師は、学級であいさつについて考え、児童が主体となって活動できるように支援しました。そして、教職員からも進んで笑顔であいさつをしました。取り組み方は、以下のとおりです。
○ あいさつ当番になったクラスは、「どのような取組をすると、たくさんの人があいさつをしてくれるか」を話し合います。 ○ どんな活動をするのかを、全校にお知らせをします。 ○ 活動を終えた後に、振り返りをし、あいさつ運動ファイルに記録し、次のクラスへと引き継ぎます。 あいさつ運動では、各クラスで創意工夫して活動が行われるので、様々な取組が行われました。例えば、校門や昇降口など立つ場所の工夫、じゃんけんやハイタッチなどあいさつの仕方の工夫、スタンプカードを作り各教室を回って大きなあいさつができたらスタンプを押すなどの工夫がありました。1年生から6年生まで全校で1週間取り組んだ後、ペア学級でも取り組みました。全校で取り組むことにより、本校のあいさつの現状を知ることができ、自分たちの問題として考えることができました。それによって、学校に元気なあいさつがあふれるようにがんばろうと、大きな声で自分たちからあいさつをしたり、話合いや振り返りを真剣にしたりすることができました。2週間目のペア学級での取組では、1週間目の振り返りを生かすことができたこと、ペアでの取組ということペア学年で力を合わせることができました。 あいさつ運動を全校で取り組むことができ、朝からいろいろなところであいさつの声が広がってきました。しかし、振り返りでは「あいさつをしてくれない人がいる」という意見もあり、みんながあいさつできる、笑顔あふれる学校になるよう、更に取り組んでいきたいと思います。 [豊明市立三崎小学校]スマホ・ケータイ安全教室
平成29年度は、5,6年生を対象に外部より講師の方をお招きして、スマホケータイ安全教室を行いました。
最初に、メールを送られてきた場合、言葉がどう受け取られるかについて考えました。文字だけで気持ちを伝えるのは難しいということを学びました。 SNSのウェブサービス等で相手の言っていることが、本当だとは限らないということをアニメを通して教えてもらいました。女子だと思っていたら、怖い男の人かもしれないというような内容でした。また、個人情報とはどのようなものかを、資料からクイズ形式で学びました。写真は個人情報になることもあるそうです。 無料通信アプリで既読したからといって、すぐに返信が来るとは限らない、仲間外れにしてはいけないと、講師の方から強く言われました。 最後に、困ったときは大人である先生や家の人、又はトラブルの電話相談窓口に電話をするように、アドバイスをしていただきました。 スマホケータイのルールやマナーをしっかり学ぶことができた授業でした。 【稲沢市立平和中学校】人権週間での取組資料「掲示板を見て・・」を使い、いじめられているクラスメイトのインターネット上の書き込みを見た主人公が、その後どのように行動するべきかを全学級の全生徒が考えました。生徒たちは自分が主人公の立場であればこうすると積極的に発表するとともに、友達の意見にも真剣に耳を傾け、時に互いの意見に対して質問し合いながら、考えをより深めていきました。中には友達の意見を聞いて自分の考えに変化が生まれた生徒もいました。授業の最後には、落ち着いた雰囲気の中で感じたことをワークシートにまとめました。 生徒たちの感想には「自分たちなりにできる解決策を考えることはいいと思いました。」「勇気を出して直接行動していきたいです。」「友達の意見を聞いて、自分にもできそうな行動を知ることができました。」などがありました。 人権週間に、生徒たちの感想を載せたポスターを校内掲示することで、「人を思いやること」をより意識して生活することができました。 今後も、生徒たちの「豊かな心」を育むための道徳の授業を大切にし、全校体制で実践を重ねていきたいと思います。 【長久手市立長久手中学校】 ローテーション道徳
1 ローテーション道徳とは
学級担任が道徳の時間の指導をするのが原則であるが、学級枠(いずれは学年枠)を外し、学年主任や副担任をはじめ様々な教員が担当学年(いずれは全校)で、同じ授業を行う取組である。担当学年が4学級あれば、同じ授業を4回行うことになる。今年は2年目の取組となり、道徳の時間割を学年ごとに統一し、まずは学年内でローテーション道徳が、スムーズに実施できるようにした。 2 目的 ・ すべての教員が道徳の時間を担当し、道徳教育を学校全体のものにする。 ・ 特定の教材や内容項目について、全学級で授業を行うことで、より深く教材研究を行い、より高い指導技術を培う。 ・ 毎週指導教員が入れ替わることにより、授業形態や発問法、思考の深め方等を変化させ、生徒に新鮮な学習刺激を与える。 ・ 生徒に学級担任以外の教師の道徳観にも触れさせ、多様な考え方や生き方があることを実感させる。 3 ローテーション道徳の反省 ・ ローテーション道徳は、生徒はとても楽しみにしていた。 ・ 授業以外で他のクラスの生徒と関われたので、とてもよい経験になった。 ・ 道徳の授業を複数の教員が互いに見てアドバイスし合うことができ、一つの教材をよりよく改善することができた。 ・ 中学校は平成31年度から特別の教科道徳になるため、ローテーション道徳の授業でどのような評価をしていくか課題である。 4 課題 ・ 特別の教科道徳の評価をどのようにしていくか。 ・ 複数の教員が関わるメリット・デメリットを考えながらよりよい道徳の授業の構成をどうするか。 【春日井市立松原中学校】資源回収活動を通して
本校では、年2回資源回収を行っています。
平成29年度は、6月10日(土)と11月11日(土)の午後に行いました。 生徒は、1か月ほど前に通学団のブロックの各家庭を回り、資源となる古紙・牛乳パック・布類等の回収品を予定された日に家の前に出してもらうように、チラシを配って依頼をします。回収日には親子が協力して、回収作業を行います。 高層住宅や公営住宅では、何度も往復して回収品を運ばねばなりませんが、どの生徒も精力的に活動しています。地域の人から「ありがとう」の声が掛かると、生徒の顔も自然とほころびます。親子だけでなく、地域の人々とのふれあいの中で、生徒は限りある資源を大切にし、地球環境の保全に努めることの大切さを学んでいます。 このように、資源回収の取組は、親子や地域の方々との結びつきを深め、地球環境を守る活動として、本校の伝統的な行事となっています。 【武豊町立富貴中学校】コミュニケーションは上達する!・コミュニケーションとは何か ・話を聞く(気持ちを受け取る)こつとは ・話す(気持ちを伝える)こつとは コミュニケーションは、練習によって上達するので、こつを学んで実際に多くの人と向き合い、話してみることが大切であるという内容でした。生徒たちは、コミュニケーションがうまくとれなくて悩むことや、人間関係でトラブルを抱えることなどを身近な問題として感じているので、真剣に耳を傾けていました。 聴覚的なコミュニケーションから伝わる情報は全体の3割程度であり、相手を見たり、あいづちをうったりすることなど視覚的な情報が占める割合が大きいので、それによって相手への伝わり方が大きく変わってきます。講演の中で、生徒はペアで1分間自由に話す活動を行い、言葉以外の部分を意識することでコミュニケーションが変化することを実感することができました。 【津島市立暁中学校】みんなで考え合った情報モラルこの一連の活動により、生徒からは、「相手が見えない怖さがわかった。」「個人情報は絶対に載せてはいけない。自分に責任が取れるのか不安だ。」などという感想が聞かれ、軽はずみな行動が自分だけではなく、周囲にも大きな影響を与えてしまうことに気付くことができました。 【豊田市立童子山小学校】相手の気持ちを考えて
12月、6年生の保護者を対象に、親向けのスマホ教室を開いた。中学生になる子供たちは、大半の子がスマートフォンを持つであろうことを想定し、親にもスマホに潜んでいる危険性を認識した上で買い与えてほしいという願いから行った。参加した保護者からは「たくさんの事例を挙げて話をしてくれたことで、簡単に危険につながってしまうことが分かってよかった。」という声が多かった。
2月、6年生の児童が、道徳の授業でチェーンメールについて考えた。題材として6年生の児童の間で実際に起きていた事例をもとに、「このメールを回さないと死んでしまう。ごめん。回したくないけど、必ず送って!」という内容のメールを提示した。児童は話をしていく中で、送らないと「死ぬ」というメールが怖くて送ってしまったなど、受け取るがわの気持ちを何も考えていなかったことに気づき、自分が友達を巻き込んでしまっているということについて考えることができた。 今回の授業を通して、チェーンメールが自分に回ってきたときの対処法として、近くの大人に相談することが大切なことだと伝えた。スマホの正しい使い方を知るだけでなく、実際のトラブルについて考えていくことで学びが生きたものとなることを実感した。 【豊田市立土橋小学校】思いやりの心を育むキラキラカード保健委員会がこのキラキラカードを集約し、給食時の放送で読みあげたり、掲示したりしています。同じ学年の友達同士だけでなく、縦のつながりでの信頼関係を深めています。保健委員会の常時活動として取り組んでいますが、運動会や学芸会などの行事のときには、運営委員会や生活委員会が協力して取り組んでいます。 各学級でも帰りの会や行事への取組を振り返る時間となり、積極的に友達のよいところを見つけたり、自分のよさを他者からほめてもらえたりすることで、自己肯定感や連帯感を高めています。 運動会や学芸会では、PTA保護者専用キラキラカードボックスを設置し、親から子への愛情あふれる多くのメッセージが寄せられています。更に地域の方から子供たちへの温かいエールにもなっています。年間約4500枚の温かい心の交流がもたらされています。 【豊田市立加納小学校】親子で学ぼう 情報モラル学習
本校では、授業参観を生かして、高学年から順に親子一緒に情報モラルの授業を行いました。ICT支援員さんに来ていただき、メールでのやりとりの危険性や言葉足らずで気持ちがすれ違ってしまう事例について、実際にトラブルに巻き込まれた具体例をもとに、自分の問題として話し合いました。保護者にも一緒に考えてもらい、子供たちに起こる問題を知る機会をもつことで、子供を見守る体制を作ったり、家族で話し合ったりする機会ができました。
さらに「事例で学ぶネットモラル」という教材を使い、様々なケースについて学ぶことで、ネットの危険や気をつけなくてはいけないことについて考えることができました。 〈保護者の感想〉 ・親子で考えるよい機会となった。家庭でも使い方や気を付けることについて話題にしたい。 ・クラス全体で話し合うことで、子供や保護者での認識のずれが多少解消できたのではないかと感じた。 〈児童の感想〉 ・ネットに個人情報を書き込むと、大変なことになるとわかりました。気をつけたいです。 ・相手に思い違いをさせないようにことばを選び、上手に活用していこうと思いました。 ・スマホやゲームに夢中になって夜中になってもやめられない心配がある。気をつけないといけないと思いました。 〈課題〉 今後は、そのときだけでなく、折りにふれて繰り返し話題にしたり、学習の機会を設けたりしたいと思います。 【豊田市立寺部小学校】情報モラル 言葉に関する道徳の授業本校では、特別支援学級の指導で「なかよし郵便」という取組があります。なかよし学級が郵便局となり、全校児童が、友達や先生に書いた手紙を配達するという取組です。 その時に、2年生児童の書いた手紙に「イェーイ! ジャスティース!」という内容がありました。 テレビのお笑い芸人が使っている言葉で、この言葉自体に問題はありませんが、子供たちが意味も知らない言葉を、文字として発信していることに問題を感じました。やがてこれが、携帯のメールや、無料通信アプリでのやりとりにつながっていくことを心配し、道徳の授業で取り上げました。 2年生の子供たちは、言葉の意味は全く知りませんでした。ただ、テレビで見て知っているというだけでした。 この手紙について感想を発表し合うと、「いじめではないか」「もらったときにうれしくない」「手紙に書くことはいいことにした方がよい」というような意見が出されました。 この授業を通して、年齢が上がると、インターネットやメールなどを使うことが増えることは間違いなく、そのときに、意味の分からない言葉や、読んだ相手を不快にさせる言葉を使ってはいけないことを確認することができました。 【岡崎市立六ツ美北部小学校】 情報モラル授業今後も、定期的に情報モラルについて考える授業を取り入れていくことが大切だと感じました。 【岡崎市立福岡小学校】 スマホによるトラブルを減らすためにまず、導入でスマホ専用アプリ「スマホにひそむ危険」を活用し、様々なトラブルを疑似体験した。次に、問題点についてグループで話し合う活動を取り入れた。そして、グループ発表を通して問題点や解決策を共有し、トラブルに巻き込まれないためのルールを考えた。 また、活動の意欲化を図るために「Myスマホ」「アプリシール」を活用した。単元の終わりには、「スマホ検定合格証」を贈呈するようにした。最後に授業のまとめとして、啓発標語を考える時間を設けた。子供たちはスマートフォンとうまく付き合っていく方法を考え、標語で表現することができた。 【東郷町立音貝小学校】情報モラル教室(5・6年生)本校でも、高学年を中心にメールやSNSアプリを利用した連絡手段によるトラブルや、相談ごとが教育相談や個人懇談会などで話題となります。そこには、自分たちの中でしか成り立たないことを深い考えなしに載せていたり、けじめなくだらだらと利用していたりするなど心配になる内容を多く含んでいました。家庭でもルールを設けるなど、正しく利用できるよう努力をされているのですが、子供たち自身に危機感があまりないように感じていました。 そこで、外部より講師を招き、講義をしていただきました。主な内容としては、 (1) コミュニケーションの基本 実際に会ってのコミュニケーションとインターネットを介してのコミュニケーションの違いを考える。 (2) 自分と相手との違いについて 自分の「当たり前」に対して考える。それによってどんなトラブルが起こるのかを考える。 (3) (1)と(2)に併せ、「長時間利用」について 「なかなか会話が終わらないトーク」について考える。 内容の一部を紹介すると、代表児童がボールも何も持たず「キャッチボール」を行いました。相手の様子をしっかり把握することで相手が受け取ることができるタイミングで見えないボールを投げることができました。インターネットを介したコミュニケーションは、「目をつぶったままでキャッチボール」することと同じであると教えていただきました。 また、「自分の嫌いなこと」と「相手が嫌いなこと」は違うので、誤解が生じやすい。そのため、いかに「想像力」を働かせてコミュニケーションを図るかが大切であるとも話していただきました。 講師の方の上手な講義の進め方のおかげもあり、児童は楽しい中にも真剣に「コミュニケーション」について学ぶことができました。今後の児童の生活に生かしていけるよう指導していきたいと思います。 【愛西市立勝幡小学校】スマホ・ケータイ安全教室を開催しました
平成29年6月27日(火)、携帯電話会社より講師の方をお招きして、スマホ・ケータイ安全教室を開催しました。参加したのは、5年生と6年生、合わせて77名の児童です。
インターネットの普及によって、たくさんのサービスが利用できるようになりましたが、使い方を一歩間違えると大変危険であることを、実例を基に教えていただきました。何の疑いもなく見知らぬ人とやりとりしていたら、実はだまされてお金を取られた話など、身近に危険が潜んでいることを再現動画で見せていただきました。 そして、スマホやケータイを使うときには、 1 ルールやマナーを守って正しく使うこと。 2 フィルタリングを上手に使うこと。 3 何かあったら、保護者や先生など周りの大人に相談すること。 など、ちょっとしたことを意識して使うことで、危険から自分を守れるということを学びました。 「便利なものだけど、使い方を間違えないようにしよう。」「自分の気持ちが正しく伝わるように、書き込み方にも気をつけよう。」など、児童からはたくさんの感想が聞かれました。 【豊田市立小原中学校】地域とともに育つ心の教育「小原安立」とも交流しようと、所員の方に集会で、施設の概要について説明していただいた。話を聞いた3年生は、日曜日に訪問し、入所者の方と話したり昼食サービスを手伝ったりした。そこで働く人々とも接することで、仕事への思いや入所者への接し方を学ぶことができた。様々なボランティア活動に参加した生徒は、「また行きたい」と年数回参加し、所員の方からは「中学生から元気をもらっている」「入所者の方が中学生と話をしているときはすごく元気である。また、来てほしい」と話されていた。 「小原寮」との交流についても積極的に進めている。全校集会で、所員の方に小原寮の施設について説明してもらった。本年度は、掃除の時間に一緒に活動したり、給食の時間の交流を進めるなどしたりして、障がいのある人たちへの理解を深め、思いやりの心、同じ地域に住む人という意識を育てている。 また、この他にも地域のボランティア活動に積極的に参加している。夏休みの小原地区の「ボランティア体験隊」には全校生徒の半数以上が参加し、10月に行われる地域の「ふくし祭り」には吹奏楽部が参加したり、模擬店の手伝いに約半数の生徒が参加したりするなど、地域に貢献している。地域も中学生の参加を楽しみにして行事を計画している。 【北設楽郡設楽町立名倉小学校】スマホ・ケータイ安全教室ゲーム機を通してインターネットを使う子が多く、ゲームだけのつもりでもつながってしまうことがあるので、注意が必要であると感じました。 インターネットは、簡単に情報を取り入れたり、交換したりすることができますが、 1.個人情報が見られてしまうこと 2.一度発信された情報を完全に消すことができなくなること 3.うその情報もまぎれていたりすること等があり、危険も潜んでいるということを教えていただきました。 <児童の日記より> ○特にわたしがびっくりしたのは、SNSのことです。個人情報を書いてしまうと世界中の人に見られてしまうことがわかってびっくりしました。動画等を見ながらたくさんのことが分かりました。これからは使い方に気をつけたいです。 ○これから気をつけたいことがあります。ぼくは、ゲームが好きなので、今日の安全教室で見たドラマのように、お母さんに聞いて、「やっていいよ。」といわれたらやって、「だめ。」といわれたらやらないように気をつけます。 今日教えていただいたことを忘れずに、これからも安全にインターネットを使うように意識していきたいと思います。 【豊田市立萩野小学校】学区の山に登り、誓いを叫ぶ!
本校の西側にそびえ立つ三角形の山、三角山が学校を見下ろしています。
毎年、全校を縦割り班にし、この三角山に登山をします。1年生は初めての登山ですが、「すべらないように気をつけて。」「もう少しだよ、がんばって。」と高学年が下学年に優しく声をかけ、全員で山頂を目指します。この山道は、地域の皆さんが安全に登ることができるように毎年11月ごろに整備をしていただいています。 約1時間後、登山道を踏みしめて全員が頂上に到着です。山頂からは、学校はもちろん、地域が見渡せます。登り切った達成感があり、風が心地よく疲れを癒やしてくれます。そこで、1年間の自分の目標を学校に向かって大きな声で誓います。子供たちはこの日までずっと運動場で声を出す練習をします。何回も何回も大きな声で叫ぶことによって、自分の決意が一層確かなものになります。三角山で萩野の里に向かって叫ぶことは、応援していてくれる地域の皆さんに誓いを立てることでもあります。子供たちの心に残る大きな体験になっています。 【豊田市立高岡中学校】「TLC活動」とはTLCとは『Takaoka Love Club』の略で、ボランティア活動やあいさつ運動など、高岡中学校への感謝の気持ちを行動に表す活動である。 朝の部活動のない日や3年生の部活動引退後は、多くの生徒が朝の校内清掃活動を行っている。 誰に言われるでもなく活動する生徒の姿は、本当に「TLC精神」が感じられる。 【豊田市立稲武小学校】学年に関係なく友達を認め合う「全校いいこと見つけ」
本校では、これまで学年ごとに帰りの会などで同級生の「いいこと見つけ」を発表してきました。ところが、6月頃に、6年生児童の「友達のこんなに素敵な一面は、全校にもぜひ知ってもらいたい。」という思いから、全校で給食を食べたその後に、みんなの前で発表することになりました。発表を聞いた後、全校児童から拍手が起こり、友達のよさを全校で認め合う雰囲気が生まれました。こうして「全校いいこと見つけ」が始まりました。
その後、他の学年からも発表する子が次々と現れました。内容も、同級生のことだけでなく、「○年生の□□さんが、あいさつの声が大きいのでいいと思います。」のように他学年のよい行動に広げたり、「○年生の□□君は運動会の応援団長でがんばっていて、すごいと思います。」のように、みんなのために努力している子を認めたりする内容も聞かれました。発表する子は、どの子も大きな声で、全校に伝えたいという思いをもって堂々と発表できていました。 発表された内容は「全校いいこと見つけ」の用紙に書き、掲示板に写真付きで掲示されました。それを見て、本人は誇らしげな表情になり、他の子は「次は、僕・私が発表したい。」という思いをもつことができました。そして、1年足らずで、延べ200人以上もの子が発表されました。 |