最新更新日:2024/06/11 | |
本日:17
昨日:163 総数:1317442 |
3月16日(木) 全校集会 〜校長室より〜本日の集会では、来年度に向けての心構えについてと、震災についてのお話をしました。以下に抜粋して掲載いたします。 修了式まであと1週間ほどとなりました。進級に向けての心構えはできているでしょうか。 2年生は、すでに浅井中の最高学年です。「どうする?家康」ではなくて、「どうする?新3年生」と皆さんに問いたいと思います。最高学年としての自覚とプライドをもって、自分の成長のためには今どうしたらよいかを、「どうする?自分」と自分に問いかけ、自ら考え、自主的に行動できる3年生になってほしいと思います。大いに期待しています。 1年生は、間もなく先輩と呼ばれます。浅井中の中堅学年です。「どうする?新2年生」です。浅井中を真ん中でしっかりと支えて、尊敬される先輩となれるよう、考えて行動してほしいと思います。 話は変わります。先週の土曜日は3月11日でした。12年前の3月11日に、あの東日本大震災が起きました。昨年もお話ししましたが、被災された方々のことを忘れず、教訓を風化させないためにも、今年もお話しします。 2011年3月11日、14時46分、最大震度7、マグニチュード9という日本観測史上最大となる地震が、東北地方で起きました。その日、先生は、当時勤めていた一宮市の学校の職員室にいて、今までに感じたことのない、波打つような大きな揺れを感じたことを覚えています。その後のテレビでは、想像を絶する痛ましい光景が映し出されました。死者行方不明者は約2万2千人。今なお約3万1千人の方が、避難生活をされています。 私たちの地域では、幸いなことに近年に大きな地震は起きていませんが、今後30年以内にマグニチュード8〜9クラスの巨大地震「南海トラフ地震」が70%〜80%の確率で起こるという予測が発表されていますので、決して他人ごとではありません。今、私たちにできることは、過去の震災を教訓として日頃から防災についての意識を高め、できるだけの備えをしておくことです。また、今できている当たり前の生活に感謝するとともに、被害にあわれた方々のことを忘れないことも大切です。さらに、それぞれのできる形で被災地の復興支援に関われるとよいと思います。ぜひ家庭でも防災について話し合う機会を作ってみてください。 |