【瀬戸市立東明小学校】家族のような人たち

 「おかえり」「ただいま」
 本校は、全校児童122名、1〜6年生まですべて単学級の学校です。猿投山の麓に位置しており、学区は広く、毎朝7時過ぎに家を出る児童もいます。今年の夏はとても暑かったため、休憩しやすい場所を見つけ、給水タイムをとる通学班もありました。また、今の時期は白い息を吐きながら、ほっぺを真っ赤にして教室へ入ってくる児童も多くいます。そんな通学路では、いろいろなことが起こります。
「先生、イノシシがいるので助けてください」「今日、大きなスズメバチが通学路にいたよ」「ここの用水路、カニが捕まえられるんだ」
 心弾ませるようなこともあれば、ドキッとさせられることもあります。そんな日常において、毎日聞かれる会話が冒頭のものです。
 通学路には、交通指導員の方や地元の警察官の方が立ってくださっています。道沿いで農作業をしている方は、子供たちが通るたびに声をかけてくださいます。外に出て見守ってくださる保護者の方もいます。日々のあいさつを通して、子供たちの「安全」が守られ、「安心」して過ごすことができていると実感しました。
 「おかえり」「ただいま」がたくさん聞こえる本校は、家族のような人たちに支えられています。

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