第1回は、5月11日10時〜12時です。講師は『田中博史先生』です。田中先生は算数科教育の第一人者です。算数の授業を通して、学級経営や子どもとの接し方を学びます。ふるってご参加ください。

第4回(通算141回)野口芳宏先生(対面)

■日時 10月10日(月祝)10時〜15時
■会場 大口町立大口中学校ランチルーム
■講師 野口芳宏先生(植草学園大学名誉教授)
■演題 教育界のレジェンド「野口芳宏先生から学ぼう!」
・第1部 模擬授業 4年国語「世界にほこる和紙」(説明文)
・第2部 対談「野口先生から学ぶ」(参加者を巻き込んで行います)
・第3部 教養講座
■プロフィール
千葉県で公立小学校教諭・教頭・校長を歴任。退職後は大学教授。著書は「鍛える国語教室シリーズ」をはじめ、100点を優に超える。87歳になった今も「授業道場 野口塾」を主宰し、現役教師の指導に取り組んでいる。

9/3 樋口綾香先生 小倉美佐枝先生

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「2学期が楽しみになる!授業&学級づくり」をテーマに、「アヤミサ」コンビとしても絶大な支持を集めている、樋口綾香先生と小倉美佐枝先生に講演をしていただきました。
 その内容の一部を紹介させていただきます。

第1部 学級づくりの根底を考える 小倉先生

 子どもたち一人ひとりの成長が、学級の成長につながっていく。子どもたちには常に、「自分はどうしたいのか」「その理由はなにか」と問いかけていくことで、自分事として考えられるようにする。
 2学期は行事が多く、子どもたちが成長する絶好の機会。子どもたちにとって行事は参加するのが当たり前、教師が計画し、主導していくことになりがちではあるが、そんなときこそ、「行事はなんのためにするのか」と考えさせ、「自分は〜を学びたい」「クラスのみんなで〜したい」という気持ちを引き出していく。
 また、教師が子どもたちに毎日かけている言葉。言葉を「選ぶ・変える」という意識をもっていたい。例えば、伝えるときに少し笑いのセンスを入れてみる。その方が子どもに響くことが多い。ちょっとした声かけ一つで、学級の雰囲気は変わっていく。

第2部 文学の授業づくり 樋口先生

 「物語の大事なことに気づける子どもをどう育てるか」という視点で授業づくりをしている。大事なことというのは、「言葉の見方、考え方を働かせながら文章を読むこと」。具体的に授業で意識しているのは、以下の5つがある。
・言葉を大切にする
・問いをもつ
・これまでの作品と比べる
・積み重ねの実感
・読み方を知る
 また、教師自身が読み方を知ることが重要である。そのために、題名、場面、設定、山場・結び、アイテムの5つの観点で教材分析を行う。

第3部 対談「教師として大切にしていること」

〈若手の頃〉
とにかく一生懸命やる、そこに価値がある。
自信がなく、不安だったからこそ、謙虚になれた。年の近い先輩から学んだ。
〈子どもとのつながり方〉
その子のそのままを認める。否定しない。
裏に隠れている思考過程をよむ。その子自身をみる。

○学級づくりと授業づくりは両輪である。
○主軸として変わらないものをもつ。
○プラスの積立貯金をしていく。


あっという間の2時間で、2学期に活かしたいことがどんどん湧き出てきました。
樋口先生、小倉先生、ありがとうございました。
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