【豊橋市立牛川小学校】 がんばれ「あいさつし隊」

画像1 画像1 画像2 画像2
 本校では、年3回「あいさつキャンペーン」を行っています。計画運営委員会が中心になって行いますが、それだけではなく各学年からボランティア「あいさつし隊」を募集して、朝の立ち番を行いました。子供たちの活動に対する意識は高く、ほとんどの子がボランティアに参加するクラスもありました。
 「豊橋一あいさつのできる学校」を目ざして、毎朝、20人とあいさつをすることを目標に活動をしました。「あいさつし隊」が、校門や廊下に立ち、登校してくる子供たちを待って、元気よく「おはようございます」と声をかけます。登校してくる子たちも、目標達成を目ざして元気よくあいさつを返しています。
 回を重ねるごとに、ふだんの生活でもあいさつが定着していっているのを感じます。今後は、友達のみならず、学校の内外で保護者や地域の方にも元気よくあいさつができる子供たちに育っていってほしいと思います。

【犬山市立羽黒小学校】みんなでがんばった大縄大会

画像1 画像1
 1月に、体育委員会の企画で「大縄大会」がありました。休み時間や体育の時間に、クラスで練習する姿が多く見られました。うまく跳べない子には、みんなで縄に入るタイミングで声をかけたり、クラスで跳ぶ順番を考えたりして、より多くの回数が跳べるように、クラスみんなでがんばりました。どのクラスも、練習を通して、「みんなでがんばった」という達成感が得られました。

【豊橋市立豊南小学校】となみンピック「長縄大会」

 本校は、全学年単学級の小さな学校です。そのため、毎日のそうじや各委員会が企画する「となみンピック」などを、1年生から6年生の縦割り班で取り組んでいます。「となみンピック」とは、委員会ごとに計画したゲームやクイズに縦割り班ごとに取り組み、異年齢の児童が互いに関わりあっていくものです。どの班も協力して真剣に取り組んでいます。
 1月の運動委員会提案の「となみンピック」は、「長縄大会」でした。朝の練習では、高学年の子は、すぐに所定の位置につき、低学年の子が困らないようにと、すすんで縄の準備をすることができました。回し手の子は、縄を回す速さを低学年に合わせてゆっくりにして、みんなが跳べるように工夫していました。うまく跳べない子には、縄を跳ぶタイミングを大きな声で教えたり、そっと背中を押してあげたりと、優しい行動が見られました。跳べるようになったことを目を輝かせて伝えにきたり、跳べる回数が増えて班のみんなで喜び合ったりする姿がほほえましかったです。

画像1 画像1

【岡崎市立美川中学校】 資源回収・ごみ拾いデー

 10月9日〜11日の3日間、生徒会が主体となり、「資源回収」が行われました。生徒は、朝の登校時に、新聞紙やアルミ缶、古着などを持ち寄ります。地域の方に声をかけ、自宅の近所の方の家に寄り、協力してもらえる物を受け取るなど、中学生と地域の方々との関わりも大切にしています。ここで集められた資金は、東日本大震災の被災地へ義援金として送っています。甚大な被害を風化させてはならないという思いを大切にして、震災当時から関わりをもち続けている活動です。
 また12日は、「ゴミ拾いデー」。日頃、お世話になっている通学路や地域をきれいにする活動を行いました。登校時に、ごみ袋をもって、通学路に落ちているごみを拾います。ふだんは、何げなく歩いている道ですが、生徒たちは、多くのごみに気づき、持っている袋をごみでいっぱいにして登校しました。
 これらの活動を通して、生徒たちは、通学路や自分たちの住んでいる地域を大切にしようとする意識、協力する精神を学ぶことができました。今後も、生徒主体に、校内だけでなく地域との関わりを大切にした取組を継続していけたらと思います。

画像1 画像1

【清須市立清洲小学校】心温まる、異学年交流

画像1 画像1
 本校では、毎年2月に、「長なわ大会」を開催しています。児童会の企画で、「今日から僕らは長なわ王者」というテーマを掲げ、学級の団結力を高めたり、友達と協力したり、寒さに負けない丈夫な体をつくったりすることをねらいとしています。
 業前の時間や休み時間、体育の一部の時間を使って練習しました。そこでは、異学年での交流を行い、6年生の児童が、初めて長なわに取り組む1年生の輪に入り、声をかけてタイミングを教えたり、なわを回してアドバイスをしたりする姿が見られました。6年生が一緒になって活動をすることで、はじめは、何度も引っかかって失敗したり、なわを怖がったりしていた1年生も、次第に動きに慣れ跳び方のこつを身に付けていき、「楽しさ」が生まれ、「やる気」につながり、跳べる回数が増えていきました。また、6年生も進んで1年生と関わろうとする児童が多くみられ、意欲的に取り組み、思いやりのある行動が見られました。
 大会当日は、大きなかけ声とともに学級の団結する姿、他学年を応援する姿が見られました。失敗しても責めることなく励まし合う姿は、とても気持ちのよいものでした。

【岡崎市立上地小学校】防犯パトロール隊員さんに感謝する会

画像1 画像1
 2月18日、「防犯パトロール隊員さんに感謝する会」を開きました。防犯パトロール隊員の方々は、雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も欠かさず、子供たちの登下校を見守ってくれています。現在、防犯パトロール隊員として登録されている方は、140名ほどです。子供たちの安全のために多くの地域の方が協力してくださっています。
 1年間の感謝の気持ちを伝えるために、花の苗とお礼の手紙を送りました。苗は、学校花壇のデザインや日々の世話をしているFBC部の子供たちが、部の活動として種から育てました。きれいな花を咲かせるために、毎日、苗の様子を見ながら世話を続け、全校の子供たちが心を込めて書いた手紙とともに、プレゼントすることができました。


【東郷町立音貝小学校】 縦割り活動

画像1 画像1 画像2 画像2
 本校で行っている縦割り活動の中心は、「なかよし清掃」です。1〜6年生でなかよし班を編成し、前後期に分けて班ごとに担当場所を決めて清掃活動を行います。初めは、ぎこちなかったやり取りも、1か月も過ぎればほぐれていきます。
 その関係がぐっと近づき仲良くなる活動が「なかよし班遊び」です。朝の集会の時間を利用して、なかよし班の高学年を中心に体を動かす遊びを考えます。高学年は、下学年に分かりやすいように説明の仕方や遊びのルールを工夫する、中学年は高学年の話を聞き低学年をサポートする、低学年は高学年の指示をよく聞いて協力的に遊ぶように心がけています。
 このような活動を通して、高学年は諸活動の中で、下学年のことを考えて行動できるようになってきています。登下校時は、歩くコースによって下学年を車道から遠い列に並び変えたり、歩くペースを合わせたりできるようになってきています。清掃では、掃除道具の使い方を丁寧に教えたり、困っていると優しく声をかけたりしています。
 下学年もそんな高学年を慕って、休み時間に教室まで向かい、交流している姿も見られます。また、高学年が行っている「挨拶運動」にも自主的に参加するなど、年長から年少へとよい活動が広がっています。

【岡崎市立六ツ美中部小学校】 異学年交流

 学区は、矢作川に接し、春には、伝統のある「六ツ美悠紀お田植えまつり」が行われる、田畑が広がる自然豊かな地域です。
 本校は、全学年が通年でペア学年を組み、異学年交流活動を行っています。5年生は2年生とペア学年となり、遊びだけでなく、教科等の学習でも一緒に活動することがあります。
 その一つが、5年生社会科の農業の学習です。「米作り」について、地域に住む農家の方に苗の植え方を教えていただき、手で植えます。2年生も5年生も、興味をもって農家の方の話を聞いています。また、秋には稲の刈り方も教えていただきます。3学期には、農家の方を学校に招き、2、5年生が一緒になって「感謝する会」を開きます。2年生が楽器の演奏をしたり、5年生が歌ったりと楽しく過ごします。その後、収穫した米を学校で炊き、5年生がおにぎりを作って、農家の方と一緒に給食の時間に会食をしました。
 異学年交流で、活動を共有し、相手を思いやる心や他者理解の心をはぐくみ、地域の人と関わり触れ合うことで、郷土に目を向け、愛着を高め、郷土を大切にしようとする心を育てる活動を進めています。

画像1 画像1 画像2 画像2

【東浦町立北部中学校】 Let’s チョボラ

 本校では、毎年、数多くのボランティア活動を行っています。学区の小学校の正門前で行われる「あいさつ運動」、東浦マラソンの走路のゴミ拾い、一人暮らしのお年寄りの方へ花をプレゼントする通称「花プレ」など、どれも毎回多くの生徒が参加し、活動が展開されています。
 2・3年生が継続して熱心に取り組んでいる姿を見て、1年生も自然に参加し始めます。本校では、そんな伝統が誇りの一つとなっています。
 その中でも、「花プレ」は、毎年、地域の方々から励ましやお褒めの言葉をいただいており、それが生徒の「もっとボランティアに参加したい」という意欲につながっています。
 また、生徒に、「なぜボランティアに参加するのか」と聞くと、「喜んでくれる笑顔がうれしい」と答えてくれました。
 一人一人の温かい心遣いが、他の誰かの幸せにつながることを願いながら、ボランティア活動に取り組んでいます。
 これからも、「Let’s チョボラ」を合い言葉に、地域の方々や保護者の皆様の支えのもと豊かな心を育て、地域が誇れる学校を目指していきたいと思います。
画像1 画像1

【あま市立甚目寺西小学校】なごみレクにて

 つい早足になる高学年の後ろを、低学年がランドセルを揺らしながら小走りについていく姿。元気な中学年に「一列で並んで」と注意するのをためらう高学年。異学年が集まる通学団では、小さなトラブルが尽きません。
 そこで、今年度は、現職教育部会が中心となり「通学団なごみレク」を企画しました。といっても、学期ごとに行う通学団会議の隙間時間に、みんなで一緒にミニゲームを楽しむという簡単なものです。4月、初めての「なごみレク」は、教師主体で行いました。副団長の児童は、「自分はやらなくていいよ」と言いながらも、周りに促されてジャンケンゲームに参加しました。やり方が分からずとまどう1年生を見かねて、「こっちに座るんだよ」と指示を出していました。そのうち、ゲームが盛り上がってくるとジャンケンに一喜一憂し、気が付くと場の中心となってみんなを楽しませていました。たった10分ほどの時間でしたが、ゲームの後には使ったイスを進んで片付ける姿がありました。
 お互いを少しずつ思いやることで、人間関係はずいぶん変わります。新しく入学してくる1年生を温かく迎えることができるよう、子供たちの心の準備も始まっています。

画像1 画像1

【小牧市立篠岡中学校】ボランティア活動に積極的な中学生

 本校は、全校生徒171人と小牧市内で最も小さな中学校ですが、一小一中の校区で、小学校との交流も盛んです。交流は、生徒の自発的な参加によって行われるボランティア活動「Sクルー」を中心に行われます。毎年、多くの生徒が、「Sクルー」に参加し、小学校との交流以外にも、地域の運動会、盆踊りや秋祭りなどの季節の行事、防災訓練などで活動しています。
 今年度も、12月までに、のべ215名の生徒が活動に参加しました。小学校時代に、「Sクルー」とふれあった経験から、中学校に入学してから「Sクルー」に参加する生徒も多くなっています。
画像1 画像1 画像2 画像2

【蟹江町立蟹江北中学校】 ジャンボモザイク

画像1 画像1
 本校では、毎年、「ジャンボモザイク」と呼ばれる、体育館ステージ壁面を飾るための、色紙による巨大モザイク画を、全校生徒で制作しています。制作は夏休みから始まります。図案は、夏休みの課題として提出された全校生徒の作品の中から選ばれ、夏休み明けに全クラスで作りあげます。クラス全員で協力し、どこにどの色を貼るのか、はがれてしまっている部分は無いかなど、細部にまで気を配って声をかけあいます。作業をしていくうちに、自然と役割の分担がなされ、「お願い」「ありがとう」「ごめんなさい」という声が聞こえてきます。一つの作品を通して、クラスメイトの心を一つにする、本校の伝統ある活動です。
 できあがった「ジャンボモザイク」は、体育館ステージに掲示され、「全校の生徒全員でつくりあげたもの」として一年間掲示されます。文化祭のプログラムの一つに「ジャンボモザイク発表」があります。原案者が絵に込めた想いや表現したことを語ります。その後、おひろめをするために幕が開いた瞬間、生徒の「おぉー」という声と大きな拍手が、毎年、体育館を埋め尽くします。小さな力が集まって、大きな作品を作りあげた一体感と達成感を味わった後の生徒のあの表情を見られることが、教師にとっても至福のひとときでもあります。

【安城市立里町小学校】おうちの人と食べる給食はおいしいな

 今年も、2年生が「親子ふれあい学級」で、「親子給食」を行いました。まずは、体育館で、栄養教諭から給食や栄養についての話を聞いて学んだ後、教室に移動して親子で楽しく給食を食べました。
 給食についての話では、1000人分のおかずが作れるという鍋と同じ直径のホースの中に子供たちが入ってみたら、なんと20人も入ることができました。体験を通して、鍋の大きさを実感して、「お鍋がそんなに大きいなんて知らなかった」「すごい」と、びっくりする声がたくさん聞かれました。また、オレンジジュースにはカルシウムの「かるちゃん」が9個しか入っていないのに、牛乳には「かるちゃん」が227個も入っていると聞いて、「牛乳には体を元気にするものがいっぱい入ってるんだな」「これから牛乳は残さずちゃんと飲もう」と、改めて牛乳のよさを知ることができました。
 教室では、給食当番の子供たちとお手伝いをしてくださる保護者の方たちで協力して配膳を行ました。てきぱきと動く子供たちの様子を見て、「私たちより上手ね」「慣れていて手際がいいわね」という声も聞かれ、和やかな雰囲気の中で会食が始まりました。この日のメニューは、エビ団子のスープ、チャプチェ、みかんゼリー。保護者の方々からは、「久しぶりに食べる給食はおいしい」「ふだんの給食の様子が分かってよかった」という感想をいただきました。「お母さんと一緒に給食を食べることができて、うれしかった」「お母さんとしゃべりながら食べたので、楽しかった」「またやりたい」と、子供たちの感想からは、親子で食べる給食を喜び、楽しんでいる様子が伝わってきました。ふれあいを楽しみ、親も子も笑顔で過ごせたひとときでした。

画像1 画像1 画像2 画像2

【大府市立大府小学校】 とうちゃんず

 本校には、児童のお父さんたちで結成された「とうちゃんず」というボランティアグループがあります。子供たちが、学校でより快適に生活できるように、自主的に校内整備作業をしてくださる方たちです。平成22年に結成され、30年度で9年目となりました。毎年、参加希望者を募り、年間5回の活動の中、出席できる日に参加するといった方法で取り組んでいただいています。自分の子供が卒業しても、OBとして活動に参加してくださる方もいて、毎回30名前後のお父さんたちが楽しみながら活動しています。
 とうちゃんずの皆さんは、校内の木々のせんていや除草をしたり、側溝にたまった土を取り除いたりといった力仕事から、遊具のペンキ塗りや発表会で使う大道具の製作など、児童や先生だけでは難しい作業をします。夏の暑い日や真冬の寒い中でも快く活動に取り組んでいただき、本当に助かっています。大変な作業をしてくださるとうちゃんずの皆さんですが、話を聞くと「子供が喜んでくれるのがうれしい」「学校に貢献できてやりがいがある」「体を動かす作業が楽しい」「他のお父さんたちと親睦が図れる」など、学校にお父さんたちの活躍の場ができ、活動から得られる満足感や充実感で参加せずにはいられなくなっている方もいるようです。
 児童には、写真を掲示してお父さんたちが活動している様子を伝えています。とうちゃんずは学校環境を明るくすることに貢献しています。子供たちは、学校がきれいになって喜んでおり、児童会では、とうちゃんずにお礼の手紙を書く企画をしています。自分たちのお父さんが学校のために汗を流している姿を見られることが、子供たちの感謝の気持ちを育て、子供たちの心も明るくしているようです。

画像1 画像1 画像2 画像2

【刈谷市立雁が音中学校】 思いを伝え合う

 給食の配膳室で、ある二人の生徒が思いを交錯させる中で、互いの思いが伝わり合った様子が見られた場面についての話です。
 Aくんはその週の給食委員の一人でした。ある日、給食のデザートにゼリーが出ました。ゼリーは段ボールに入っているため、段ボールの処理や容器の処分があり、いつもより給食委員の仕事が忙しくなります。Aくんは各クラスの給食コンクールの記録や残飯の回収に加え、ゼリーの入っていた段ボールの処理もしていました。一通り、給食委員の仕事を終え、教室に帰ろうとしたAくんのもとに隣のクラスのBくんが走ってきて、
「Aくん、記録用紙を記入する場所が間違っているぞ」
と、少し怒り気味にAくんを問い詰めました。それに対して、Aくんは
「ごめんね。教えてくれてありがとう」
と、答えました。
 本校では、生徒会企画として全校レクリェーションが行われたり、全校討論が行われたりします。また、各教科の授業でも、盛んに話し合い活動が行われています。しかし、ふだんの生活では、それができずに仲違いすることもあります。Bくんの言動に対して、Aくんが怒ってしてしまってもおかしくない場面でした。しかし、AくんはBくんの考えを受け入れ、ふだん何げなく使っている「ごめんね」や「ありがとう」という言葉を、優しい声で、Bくんの目を見つめて伝える姿が見られました。Bくんにもその思いが伝わり、温かい雰囲気で教室へと戻っていきました。 
 互いの思いを大切にし、互いに受け入れ合う。そんな心を大切にしていってほしいと思います。

【春日井市立神屋小学校】 地下道清掃

 神屋小学校では、毎月、第1土曜日に地下道清掃を行っています。「地下道清掃」のボランティア活動は、昭和60年に始まりました。昭和59年に新しい国道19号線(バイパス)が開通したために、本校の児童の通学路が分断され、安全のために地下道が建設されました。そこで、通学路として利用している本校の児童が、毎月「地下道清掃」を始めるようになりました。子供たちが、「地下道清掃」ボランティアに参加することは、地域奉仕や交通安全教育などの意義が大きいと考えています。PTA補導部のみなさんにもいつも協力いただき、子供たちの活動が安全に意義深く行われています。
 清掃しているとき、地域の方から「ありがとう」と声をかけていただいたり、地下道にごみを捨てる人が年々少なくなってきたりして、三十数年続けている活動が確実に実を結んでいます。また、今年度は、長年の美化・愛護運動の推進に多大な貢献をしたということで、国土交通省中部地方整備局より感謝状をいただき、さらなる励みになりました。
 壁面には卒業生による楽しい絵が描かれたこの地下道を、地域の生活道路としてだけでなく、地域の象徴として、これからもみんなで大切にしていきたいと思います。

画像1 画像1

【岡崎市立六ツ美南部小学校】 いじめをなくそう! 「人権集会」

 本校では、毎年、人権週間の時期に「六ツ南にこにこ集会」を行っています。いじめをなくそうと代表委員の児童が中心となって会を企画・運営しました。
 全校児童が考える「いじめについてのアンケート」をもとに、いじめが起こりうる場面について寸劇を行い、「どうしたらみんなが気持ちよく過ごすことができるのだろう」と問いかけ、全校児童で考えました。一人一人、感じ方はちがいます。この会を通して、いじめについて改めて考えることができました。これから友達に対してどう接したらよいのかを考えることができ、とてもよい会となりました。
画像1 画像1 画像2 画像2

【刈谷市立かりがね小学校】校内落ち葉清掃ボランティア

 本校には、緑豊かな校庭があります。秋になると正門から校舎まで色鮮やかな紅葉の道ができます。現在は、高学年の児童が中心となって、朝の登校後に自主的に落ち葉清掃のボランティアをしています。この活動のきっかけは、9月の台風でした。台風が去った後、たくさんの木の枝や葉っぱが落ちていたので、教師が総出で片づけをしていると、その姿を見た児童が手伝いに来てくれました。これが、現在のボランティアの始まりでした。
 初めは高学年の児童ばかりでしたが、いつの間にか、低学年にまで広がりました。低学年の児童は、高学年の児童にやり方を教えてもらいながら、毎日楽しそうに落ち葉拾いをしました。11月の紅葉の頃には、低学年だけで何袋もの落ち葉を集めるようになりました。

〈2年生のボランティアの感想〉
・高学年のお姉さんに優しく教えてもらえて楽しかったです。たくさん落ち葉を集めて、みんなに「すごい」「ありがとう」って言ってもらえて、うれしかったです。
〈5年生のボランティアの感想〉
・わたしたちの学校だから、自分たちの手でもっときれいにしたいです。一緒にやった低学年がとてもかわいらしくて、楽しくできました。

 2年生では、生活科の地域学習の後に、「ぼくたちもかりがねの町のためになることをしたくて公園のごみ清掃をしたよ」と、校内にとどまらず地域へと活動の場所を広げた児童もいました。こうした活動は、かりがねっ子の行動力を発揮し、さらなる広がりを見せています。子供たちのボランティアの精神を温かく見守り、育てていきたいと思います。

画像1 画像1 画像2 画像2

【豊橋市立細谷小学校】私の町っておもしろい!

画像1 画像1
 本校は、自然豊かな地域にあります。校区には、広大な農地が広がっており、アカウミガメが産卵にくる海岸もあります。
 校区探検に行くと、お茶やキャベツ、しそ、いちご、メロンなどの野菜や果物、胡蝶蘭やデルフィニウムなどの花、酪農家やウズラ農家など、様々なもの・人と出会いました。
 農家の方は、子供たちに「何を作っているのですか」と声をかけられると、突然の訪問にもかかわらず「よかったら中へどうぞ」と中を見学させてくれたり、作物のことを丁寧に教えてくれたりしました。あまりにおもしろくて、時間があっという間にたち、時間を延長してしまうこともしばしばありました。
 探検後には、出会った人たちに教えてもらったことが盛りだくさんの素敵な地図が完成しました。その地図を見ながら子供たちは、「こんなにたくさんのものを作っているなんて、すごい」と自分の住んでいる町のよさを再確認していました。校区の方との素敵な出会いを通して、子供たちは自分の住んでいる町のことが更に好きになったようです。

【稲沢市立平和中学校】合い言葉は「セーフティーライド!」

 本校は生徒全員に自転車通学を認めており、350人近くが自転車通学をしています。本年度は、「セーフティーライド」を合い言葉に、登下校のマナーや自転車の整とん、盗難防止のための取組を行うことにしました。

○自転車の登下校マナーを高める
 これまで、学校周辺を道いっぱいに広がったり、一時停止をしなかったりするなど、安全な登下校とはほど遠い状態が続いていました。そこで、愛知県警察「B−Force」に、安全な登下校について御講演いただきました。実演などを交えた講演で自転車乗用の危険さが分かり、「並列走行はしない」「一時停止は必ず止まる」などの意識が高まり、安全な登下校マナーが身に付いてきました。
○気持ちのよい自転車の整とん
 気持ちのよい駐輪場を目指して、自転車の後輪を全員で整えることにしました。そのために、前輪を駐輪場の柱にくっつけるまで、自転車を整えるようにさせました。年度当初はバラバラにとまっていた自転車が、今ではビシッと整った状態でとめることができるようになりました。
○鍵の抜き忘れ0を目指して
 本年度より、自転車の鍵を抜き忘れた生徒に警察からいただいた「自転車盗難防止カード」を渡し、生徒指導主事が預かった鍵とカードを交換しながら声かけをする取組を行っています。350人近くの生徒全員が鍵を忘れずに抜くことがなかなか難しく、なかなか全校全員が達成することができませんでした。そこで、2学期の終業式、3学期の始業式から全校へ呼びかけをし、3学期が始まった4日目、ついに「鍵の抜き忘れ0」を達成することができました。この達成を生徒たちもとても喜び、継続できる日が続いています。

 これからも「セーフティーライド」を合い言葉に、生徒たちとともに自転車の登下校マナーや盗難防止などの取組に積極的に取り組んでいきたいと思います。

画像1 画像1 画像2 画像2