【あま市教育委員会】職員研修

 あま市教育委員会では、道徳教育推進のため、道徳教育に関する職員研修を数多く行っています。
 初任者研修では、前期に市内の道徳授業の達人先生をお迎えして、模範授業(本年度はコロナのため模擬授業)を行い、その後、「特別の教科 道徳」に関する研修会を行いました。また、後期には市内の初任者の代表の先生が研究授業を行い、その後に参観した初任者からは、さまざまな観点から意見を出し合いながら、グループ協議を行いました。
 さらには、年間10回程度行われる「Ama Teachers College(通称:ATC)」と題した、市教委主催の職員研修では、さまざまな分野の研修を行いますが、情報モラル教育や「特別の教科 道徳」の研修などの内容を毎年取り入れています。
 各校でも岐阜聖徳学園大学との連携協定を結びながら道徳教育の研修を行うなど、市内全体で道徳教育の充実に向けて意欲的に取り組んでいます。

【江南市教育委員会】江南市立古知野南小学校の取組「友達レベル」

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 江南市では、学校教育目標「他人を思いやる豊かな心を育む」ため、みんなでさまざまな考えを比較し、問題を解決できたという充実感を味わうことのできる魅力ある道徳授業の実現を目指し、各小中学校が道徳教育の充実を推し進めています。
 江南市立古知野南小学校4年生では、道徳科の授業「泣いた赤おに」の実践が行われました。
 赤おにが青おにの手紙に涙する場面で、赤おにと青おにの思いを推し量るために、役割演技を取り入れたり、相手を思う気持ちを「友達レベル」表に数値化するように問いかけたりしました。(写真)また、ワークシートに、「今までの自分は(過去)」「今日の教材を考えて(現在)」「これからは(未来)」を書き込ませ、授業を振り返りました。
 これらにより、「本当に親友の関係じゃないと泣けない。赤おにの友達レベルは90%だ。」「青おにの友達レベルは60%。それは、思いやりがあって優しいが、手紙だけ残して長い旅に出て、赤おには悲しんだから。私は友達が悲しまないように、いつもWin Winで接したい。自分のことばかり考えるのではなく、他人のことを思って行動し、友達の笑顔を増やしたい。」など多数の意見が交わされ、友達を心から思うことの大切さについて深く考えることができました。
 江南市教育委員会は、これらの取組を市内小中学校で共有しながら、「友達の考えをもっと知りたい」とのつぶやきが聞かれる授業実践を重ねることで、自分の感じ方や考え方をさらに広げ、深める子供もたちを育てたいと考えています。

【北名古屋市教育委員会】いじめ防止に対する取組

 市内全小中学校に学級会などの場で、いじめをなくすために自分たちにできること、いじめのない学級、学校にするためにできることは何かなどについて、実際の学校生活を振り返りながら議論を交わしました。その後、各学級で話し合ったことを、児童議会や生徒議会等に持ち寄り、各学校で一つ「いじめ防止行動宣言」を決定し、市教委に提出してもらいました。児童生徒のみなさんは、「いじめ」という問題に真剣に向き合うことができたという報告が学校からありました。
 12月23日(木)には、「北名古屋市いじめ防止サミット」を開催し、各学校一人、代表児童生徒が市役所に集まります。そこでは、各学校のいじめ防止に関する1年間の活動について、身近に起きているいじめにつながる言動等の実態、またそれに対する対応、各学校で決めた「いじめ防止行動宣言」の趣旨などについて話し合い、北名古屋市の「いじめ防止行動宣言」を採択します。採択された行動宣言は、これから1年間(来年のサミットの日まで)、北名古屋市児童生徒の合言葉にしていきます。各学校で、この言葉を基に、さまざまな活動につなげていきます。

【豊田市教育委員会】道徳科の授業改善の推進

 豊田市では、道徳教育推進教師等を対象に、道徳教育の第一人者である大学教授などを招聘し、授業改善の研修を継続的に行っています。令和3年度は、大学から講師をお招きし、6月に「価値観を深める道徳科授業とSociety5.0に対応して」と題して道徳科推進研修をオンラインで開催しました。参加した教員から「子どもたちの考えを深めたり焦点化できたりするように、中心発問をもっと研究したい」等の感想があり、充実した研修となりました。さらに、講師自らが授業者となり、模擬授業を行いました。オンラインで参加者からの発言を受けながら授業を進めるなど、より実践的な研修にも取り組みました。
 今年度は、豊田市立小原中学校が県委託事業「道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業」の研究推進校として、「特別の教科 道徳」を要とした道徳教育の充実について研究実践に取り組んでいます。学年主任や研究主任など多くの教員が関わりながらローテーション道徳を進めたり、大学教授を招聘して授業改善の指導を受けたりしながら、授業力向上を目指して実践しています。さらに、地域の伝統文化や地域講師に触れる体験を通して道徳的価値に向かうなど、地域の特性を生かしながら創意工夫ある授業づくりを行っています。
 今後も、豊田市では、道徳科の指導に力を入れ、知・徳・体のバランスのとれた児童生徒の育成に努めていきます。

【長久手市教育委員会】 令和3年度長久手市現職教育事業

 長久手市では現職教育として、市内教員に研究委嘱をし、複数年で研究を行い、研究レポートとしてまとめ、発表する事業を行っています。令和元年度から令和3年度にかけて、長久手市立市が洞小学校の研究員は道徳科の研究を行い、先日、市内学校へ発表をしました。
 主題を「自ら考え、主体的に伝え合おうとする児童の育成」、副題を「道徳科の授業実践を通して」として、高学年を対象に研究を進め、まとめました。
 「目指す児童像」「研究の仮説」「研究の手立て」が明確に構築された研究でした。
 研究手だての「発問の工夫」「振り返りの工夫」「ワークシートの工夫」は、授業活動として非常にシンプルにまとめ、実践に生かしやすいものとなっています。特に「発問の工夫」として、「場面発問」「自己投影発問」「テーマ発問」、さらに「ゆさぶり発問」を想定したことは、児童の考えを深めるためには主発問が重要だと認識した取組になっています。
 道徳を教科としてとらえた内容であり、市内の担任の先生方に実践していただきたい内容の研究となっています。

【犬山市教育委員会】「特別の教科 道徳」を要とした道徳教育の充実

 犬山市には、14の小中学校があり、道徳の時間を中心に、各教科、総合的な学習の時間、特別活動と関連を図りながら、教育活動全体を通して道徳教育を進めています。
令和3年度は、池野小学校が研究推進校となり、道徳の授業づくりの研究を行いました。一学年一学級の特色を生かし、全担任が一人一研究授業に取り組み、道徳の授業力向上を図っています。児童の考えを視覚的に捉え、考えの変容を把握しやすくするための心情表を活用したり、個人用ワークシートだけでなく、学習用タブレット端末を使って一覧表に各自の考えを入力し、電子黒板に提示することで、すぐに各々の考えを共有できるようにしたりしました。
また、外部講師を招聘し、授業研究や協議会を通して、道徳の授業力向上とともに評価についての研究も進めました。道徳の学習活動の状況や、道徳性の成長の様子の評価に役立つように、心情表やICT機器の有効な使い方を模索しました。道徳の授業の他に、他学年の児童と交流する縦割り協力班活動を行っており、今年度は、学校公開日に全学級の道徳授業参観を行うだけでなく、保護者向けの道徳ワークショップを開催しました。PTAによる子育て月間の取組を継続し、家庭・地域との連携・啓発を図りながら、児童の道徳的な判断力・心情・実践意欲と態度を育てていきました。
犬山市教育委員会では、池野小学校での取組を他の学校にも発信し、今後も犬山市の子供たちの健やかな成長を願いながら、これからの取組につなげていきます。

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【常滑市教育委員会】道徳教育の充実・発展に向けて

 常滑市では、今年度、常滑市立常滑中学校が愛知県教育委員会から「道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業」の研究実践校として委嘱を受け、−「考え、議論する道徳」の指導と評価−をテーマに、研究・実践に取り組んでいます。
 常滑中学校では、5月に生徒を対象に「道徳アンケート」を実施し、「人間関係を築いていくこと」に課題を感じている生徒の多いことが分かりました。その実態を受けて、8月には「人との関わり方を学ぶ構成的グループエンカウンター」についての研修会を、9月には外部講師を招き(リモート研修)、「人を人にするアプローチ」というテーマの講演会を、どちらも教員を対象として行いました。
 そして、10月に1年生、11月に2年生で、それぞれ提案授業を行い、教員間で更なる授業改善に向けて意見を交わしました。また、両授業共に、外部より講師を招き、「教材に内在した道徳的価値観」を考えていくことの重要性についてご教示いただきました。
 今後は、日頃より地域でお世話になっている「見守り隊」の方をお招きして生徒が講話を聴く機会を設けたり、「見守り隊に感謝する会」を計画・実施したりしていく予定です。

【高浜市教育委員会】道徳授業づくり研修会の取組

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 高浜市では、学校、家庭、地域が「12年間の学びや育ちをつなげる」という意識をもち、連携を深めています。その取組の一つとして、異校種間で市内の教職員が公開する一人一授業を参観したり、情報交換をしたりすることで、幼・保、小、中の教職員が互いの教育観や指導法への理解を深め、子供のよさを引き出す指導につなげています。市内の教職員が公開する授業においては、「特別の教科 道徳」の公開が増え、意識の高まりが見られています。
 そこで今年度の教職員夏期研修では、参加希望者対象で、道徳授業づくり研修を行いました。市内の道徳の指導員を講師に迎え、「道徳教育のマネジメントと指導・評価について」というテーマで学び合いました。参加者からは、「フリートークの場を設定することで子供の実態に沿った授業展開ができると感じ、実践していきたい。」「見えない心を可視化する板書の工夫にはっとし、すぐに試してみようと思った。」「道徳の授業はもちろんのこと、生徒と触れるさまざまな場面で『心に種をまく』を心がけようと思う。」などの声がありました。高浜市では、今後も豊かな心をもち、他者と共によりよく生きる子供を育む道徳教育を目指していきます。

【大口町教育委員会】道徳教育の充実に向けて

 大口町では、これまでに「考え、議論する道徳科の授業」について、町内での研修会で理解を深めたり、各校で授業改善を中心に置いて実践を積み重ねたりしています。町内の教務主任会議では、授業展開、発問、教材などの工夫について、各校の取組を情報交換し、授業改善へつなげています。
 新型コロナウイルス感染症の影響で、町内の学校間で授業をお互いに見合って研究を行うことができない状況ですが、本年度は特に、学校訪問の機会を生かして助言を行いました。
 提出された学習指導案と当日の児童生徒の記述や発言、担任とのやりとりをもとに、教材分析、課題設定、中心発問、意見交流の進め方、振り返りなど、さまざまな視点から授業づくりについて考える機会となりました。
 各校での取組を共有し、道徳教育を充実させ、大口町の子供たちが健やかに成長できるよう努めていきたいと思います。

【半田市教育委員会】生徒会サミット「ネット5原則」

 半田市では、各学期に1回、市内の5中学校の生徒会役員の生徒が集まり、生徒会サミットを行っています。ふるさと半田をよりよくするために中学生にできることを話し合ったり、今後導入予定の新しい制服について意見交換したりしています。市内の生徒会の代表が直接会って意見交換できる良い機会となっていますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、昨年度からはオンライン会議で行っています。
 最近、SNSでのトラブルが増加したり、GIGAスクール構想で一人一台端末が導入されたりするなど、児童生徒を取り巻く環境が大きく変化し、個人のメディアリテラシーが大変重要になっています。このことに伴い、平成27年度に児童会生徒会サミットで採択した、インターネットの利用の心構えの「ネット五原則」の内容を見直し、今の実情にあったよりよいものにするための話し合いを始めました。デジタルシティズンシップの考え方に則り、デジタル機器のメリットを生かしながら、児童生徒が主体的に正しい使い方ができることを目指して、新たな「ネット五原則」をつくり上げ、各小中学校において啓発活動に今後取り組んでいく予定です。

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【田原市教育委員会】 『特別の教科 道徳』を要とした道徳教育の充実 〜『考え議論する道徳』の指導と評価〜

 今年度田原市では、田原市立泉小学校が「道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業」の研究実践校として研究実践に取り組んでいます。
 授業では、絵やカードを使ったり、話し合い活動で心スケールに表したりするなど「見える化」し、すべての子供が主体的に授業に参加できる工夫をしています。また、話し合いを活発にするために、状況に応じてペアやグループ、全体で話し合っています。そして、教師が、問い返しや揺さぶりをかける発問をすることで話し合いの焦点化を図っています。授業の最後には振り返りを書き、授業で考えたことを自分の言葉で表現しています。
 毎週金曜日の朝、自分の意見をはっきり伝えられるよう「あいトーク」という話し合いの時間を設けています。そこでは、和やかな雰囲気の中、全員が発言することを目標としています。そして、月に1回程度、「あいトーク」の時間に日常の話題を取り上げて話し合う「小さな道徳」を行っています。「小さな道徳」の実践は、子供たちの心を育むとともに、教師の授業づくりの力の向上にもなっています。

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【豊明市教育委員会】市主催少経験者研修での道徳科における授業力向上の取組

 豊明市教育委員会では、新規採用から2年目・3年目の教員を対象として、少経験者研修を行っています。この研修は、授業力の向上を目的としており、今年度は、夏季休業中に外部講師をお招きして道徳科の授業について実施しました。
 午前中には、講師の先生から道徳科の指導法について講義を受けた後、4つのグループに分かれて道徳科の模擬授業案を作成しました。どのグループも講義の内容を踏まえ、授業の進め方や発問の内容、予想される子供の意見などについて、真剣に議論して授業案を作りました。
 午後は、授業をするグループと授業を受ける子供役のグループに分かれて、模擬授業を行いました。模擬授業後、講師の先生から模擬授業についてご指導をいただき、よかったところや課題となるところを全体で共有したことで、子供たちにとってよい授業とは何かを考える時間となりました。参加者からは、「たくさんの技術を学ぶことができた」「実践しながら自分のものにしていきたい」といった声が上がりました。
 この研修で学んだことを各学校に持ち帰り、他の教員にも広げていくことで、市全体の教育力向上の一助となればと考えています。

【大治町教育委員会】少経験者研修

 大治町では、少経験(2年目、5年目)の教員を対象に「少経験者研修」を行っています。教育長と指導主事とで少経験者の授業を参観し、研究協議会を行います。今年度は、2年目の先生2名(小学校3年生担任、小学校6年生担任)の道徳の授業を参観し研究協議会を行いました。
 3年生は、相手の状況や気持ちを考えて行動しようとする実践意欲や態度を育てることをねらいとした授業でした。車いすを実際に準備し、車いすを使って児童に役割演技をさせることで、児童がより登場人物の気持ちに寄り添うことができていました。
 6年生は、広い心をもって互いに尊重しあいながら行動しようとする実践意欲と態度を養うことをねらいとした授業でした。コの字型の座席配置や、意思表示をする2色の紙コップ、心情パラメーター等を使って、友達と意見を交流しながら、多面的なものの見方ができるよう工夫された授業でした。
 今後も、教員の道徳科の授業力を高められるよう、町教育委員会として、研修等に取り組んでいきます。

【岩倉市教育委員会】岩倉市子ども人権会議の取組

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《目的》
・市内小中学校における人権教育の取組を、広く市民に知らせる機会とする。
・岩倉市子ども人権の歌を作曲した大野靖之氏と一緒に、参加者で「また明日ね」を歌い、学校だけでなく市民に啓発をする。
・子ども人権会議の一環として、児童生徒の手による講演会づくりを進める。
・“歌う道徳講師”として知られる大野靖之氏の講演により、命や夢、仲間や家族について考える機会とする。

《内容》
◇岩倉市における人権尊重の輪を広げる取組紹介
 ・子ども人権合い言葉、子ども人権の歌「また明日ね」、人権の花運動、各学校での人権尊重の取組を紹介した。
◇岩倉市人権講演会「みんなで人権を考えよう」
 ・大野靖之氏によるトーク&ライブでは、歌と語りを通して命や家族の大切さについて感じ取ることができた。

《成果》
 7月に各校の子どもたちが1度だけ集まり、その後はオンラインのみで随時計画を進めていった。このことで、自分たちで作り上げたという充実感を味わうことができた。また、じっくりと人権について考える時間をもつことができた。市内全体に人権教育の基盤が備わってきたように感じる。


【豊山町教育委員会】情報モラル教育の推進

 社会全体の情報化が急速に進み、子供たちがスマートフォンやタブレット端末等を介して、日常的にインターネットに触れる機会が増えています。そのような中、SNS上の書き込みによる誹謗中傷や仲間外れ等、インターネット上のトラブルが増加しており、情報モラル教育の重要性が一層増しています。
 豊山町教育委員会では、このような状況を受け、ICT教育推進委員会で情報モラルや情報機器を使用する際のマナーについて研修を行っています。ICT教育推進委員からは、「SNS等での発信は子供たちにとって非常に身近なことではあるが、それと同時に危険もすぐそばにあり、自分が発したことでだれかが嫌な思いをすることがあるのだと実感させられるような指導をしていきたい」「子供たちが社会に出たときに必要な力を身に付けさせるために、今どのような指導が必要なのかを考え、研鑽に励みたい」といった声が聞かれました。今後も子供たちが適切に情報機器を扱うことができるよう支援していきます。

【設楽町教育委員会】道徳科の授業研究

 10月18日、津具小学校で、道徳教育の授業研究会を実施しました。
 1年生では、「しぜんとなかよくD(18)自然愛護」と題し、優しい気持ちで動植物に接しようとする心情を育てることをねらいとして授業を行いました。あさがおの気持ちを考えたり、どんな気持ちで動植物の世話をすればよいかについて考えたりする活動を通して、生き物を大切にする気持ちを想起させることができました。
 2年生では、「自分とちがってもC(11)公正、公平、社会正義」と題し、周りと違うところがあっても仲良くすることの大切さについて考え、それぞれの違いを大切にして、誰にでも公平に接しようとする心情を育てることをねらいとしました。
 児童から「友達って一人でも欠けたら面白くない」「できない人がいたら助け合う」といった発言が飛び出すなど、友達の良さを感じさせることができました。

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【美浜町教育委員会】道徳科研究授業の協議会

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 美浜町では、道徳の授業力を向上させるために、各校で研究授業と研究協議会を実施しています。特に研究協議会は「協議会こそがもっとも先生方の力量を向上させる場」という認識から、授業後の研究協議会を大事にしています。
 ある小学校で、月曜日の5時間目、1年生の道徳授業を指導主事が実施しました。授業後、全職員が参加しての研究協議会を行いました。写真は、そのときの流れなどを板書したものです。
 協議会では、授業内の事実に基づき「この授業はねらいを達成したか」を吟味しました。とても活発な対話がされました。ここでの先生方の協議会の様子が、授業で道徳性を高めるためにクラスメイト同士で対話をしている児童の様子と重なりました。
 「実際の授業場面を見て、道徳授業のやり方が具体的にわかりました」「道徳をするのがだんだん楽しくなり、今ではクラスの児童も道徳の授業を楽しみにしています」などの感想をいただきました。地道な研究と実践が、美浜町の各校で行われています。

【一宮市教育委員会】道徳教育の充実・発展に向けた取組

 一宮市では、豊かな心を育成する取り組みとして「自尊感情を育て、自他の命を大切にする心の教育」に各学校で取り組んでいます。道徳科の授業においては、児童生徒が自己を見つめ、自分の生き方について考えを深めることができる指導を目標とし、物事を多面的・多角的に考え、自己の生き方について深める学習、問題解決的な学習、道徳的行為に関する体験的な学習等を取り入れています。

 各校の道徳教育推進教師のさらなる力量向上と道徳教育の充実・発展に向けて、夏季休業中に「小中学校・道徳指導法研修会」を開催しています。本年度は外部講師を迎え、教材分析の仕方や対話のさせ方等について解説を聞いたり、グループに分かれて演習を行ったりするなど、授業づくりのポイントを学びました。

また、年に1回「道徳主任者会」を開催しています。本年度は10月に評価のあり方やその具体的な方法について学ぶ研修を行いました。子供の道徳性の変化を評価することが、子供の成長と教師の授業改善につながることを確認しました。各校の道徳教育推進教師が研修で学んだことを各校で他の教師に広めていくことで、授業改善・授業力向上、そして一宮市の道徳教育の充実・発展を図っていきたいと考えています。

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【大府市教育委員会】「地球のステージ」

 本市では市内4中学校を対象に毎年順に「地球のステージ」の講演を開催しています。講演内容はカンボジア、パレスチナ、ソマリア等の60を超える国の国際医療支援活動を通し、ボランティアの意味、平和の在り方、命のつながりを考えるものとなっています。特に、復興へ向けて立ち上がる人々の姿の場面では、子供たちの心は大きく揺さぶられ、食い入るように映像を見つめている姿がありました。さまざまな映像、ときには弾き語りを通して、広い世界で実際に起きていることを知り、自分のこととして捉え、多くのことを学びながら自らの生き方を考える機会となっています。
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【岡崎市教育委員会】 豊かな感性を育む道徳教育の充実

 岡崎市では、教育方針とその実現に向けた施策等を明らかにするものとして「岡崎市学校教育等推進計画」を策定しています。その基本施策の一つに「豊かな感性を育む教育の推進」を掲げ、具体的な取組として、「子どもたちの共生の心を育む教育活動の推進」の中で道徳教育を充実させることが挙げられています。
 道徳の教科化を見据える中で、平成27年度に竜美丘小学校、平成28年度に城北中学校に、それぞれ3年間の研究委嘱を行いました。そして、平成29年度には竜美丘小学校において、平成30年度には城北中学校において、その研究成果を市内外の教員や教育関係者等に示し、高い評価を得ることができました。各校では、これらの研究で明らかになったカリキュラムや評価の在り方などを参考にしながら、特別の教科 道徳の授業を中心とした道徳教育の充実に取り組んでいます。
 また、現職研修委員会道徳部では、本年度の研究主題を「豊かなかかわりの中で自己を見つめ、よりよく生きる子供を育てる道徳教育―自分事として考え、議論する『道徳科』の授業を通して」と設定しました。各校では道徳教育推進教師が中心となって研究推進の体制を組織し、発問構成や授業展開、対話の質を高めるための工夫等について研究を深めています。
 引き続き、岡崎市では、豊かな感性を育む道徳教育の充実に取り組んでいきます。