【豊田市立敷島小学校】本校の異学年交流について

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 本校では、「なかよし班」と称して1〜6年生が四つの班に分かれ、様々な場面で積極的に異学年交流を行っている。
 4月の「1年生を迎える会(ひよこ集会)」では、1年生と6年生が手をつないで一緒に入場する。1年生は、同じ班の6年生と一緒に、笑顔いっぱいで入場できた。班対抗の「新聞じゃんけん」では、じゃんけんに負けると新聞がどんどん小さくなっていき、途中から6年生が1年生を背負って立つ姿が、どの班からも見られた。その光景はとても温かい感じがする。また、昼食がお弁当のときは、上級生が下級生を誘って一緒に弁当を食べる。どのグループも、必ず異学年の児童でグループを作り、上級生が下級生に気を配りながら、いろいろな話をして弁当を食べている。
 6月の「ブロックミニバスケット大会」に、優勝を目指して5・6年生が出場する。ある児童は、大会への意気込みに「バスケが上手になれたのは、Aくん(中学1年生)のおかげだと思う。今年は、僕が下級生に教えてあげるようにしたい」という感想を書いていた。また、大会直前には、卒業生が練習にきてくれて、練習試合を行っている。卒業生は本校で6年間、異学年交流を行ってきたからこそ、久しぶりに会う下級生とも笑顔で話し、進んで相手役を引き受けてくれている。
 このような異学年交流を6年間通して行うことで、思いやりの心と地域を大切にする心を育むことにつながっている。

【蒲郡市立西浦中学校】生徒会スローガン「美徳」を行動に

 6月5日から3日間、1年生は「デイキャンプ」、2年生は「職場体験」、3年生は「修学旅行」と学年行事が行われました。
 その週は、学校には、1年生しかいない週でした。デイキャンプを行いつつ、1年生が、いつもお世話になっている先輩たちのために、ある行動を起こしました。ある行動とは、2、3年生の教室の黒板にいつもお世話になっている感謝のメッセージを書き、先輩のげた箱を掃除してきれいに整頓することです。これは、先生に言われてやったわけではなく、1年生が自主的に行った活動でした。まさに、生徒会スローガン「美徳」を行動に移したかたちとなりました。このように互いに思いやる気持ちがとても素敵でした。

(2年生の感想)
 「今日は、久しぶりに学校に行きました。学校に着いてげた箱を見たら、『きれいにそろってる』と思いました。月曜日に、こんなにきれいにしたかなと思っていました。その後に、1年生が自主的にやってくれたと聞いて、1年生もまわりが見られるようになったと思い、朝から気分がとてもよかったです。今回は、1年生に気持ちよくしてもらったので、いつか1年生にもよい気分になってもらえるようなことをしたいです」
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【江南市立古知野南小学校】古南ぴかぴか大作戦!

 古知野南小学校には、「あたりまえのことをあたりまえにできる古南っ子」という合い言葉があります。自分の役割を果たすことで奉仕の心を育てる掃除もその一つです。
 掃除の「さしすせそ」の校内放送で、毎日の掃除の時間が始まります。『「さ」最初から最後まで時間いっぱい、「し」真剣に、もくもくと、「す」隅々まで、「せ」精一杯協力して、「そ」掃除を頑張る古南っ子』。外回りは、全学年が協力して縦割り活動で行っています。この時期は、しっかり根をはり大きく伸びた雑草を、みんなで協力してぬいています。掃除後の子供たちの表情は、達成感にあふれています。上級生が一生懸命活動する姿を見て、下級生は「あんなふうになりたいなあ」との思いを強くしていきます。
 掃除の時間は、みんなが気持ちよく過ごせるように、何をすべきかを考える機会です。美化委員会の呼びかけで行う『ぴかぴか大作戦』では、自分の役割をしっかり果たしながら、心も美しく磨いていく古南っ子です。

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【岡崎市立小豆坂小学校】 広がる朝ボランティア

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 本校では、3年前から6年生の児童が、登校後の朝の時間を利用して、ボランティア活動をしています。活動内容は、1年生の朝の支度のお手伝い、校内全体の清掃等です。今年度の6年生は、4月に担任から、今までの6年生の活動の様子を聞き、「6年生になったのだから、学校を支える立場として学校のために働きたい。学校のみんなが笑顔で快適に過ごせるための活動をしたい」という思いをもち、活動の内容を考えたそうです。
 今年度は、そのような6年生を見習って、他の学年や特別支援学級の上学年の児童にも朝清掃の輪が広がっています。特別支援学級の児童は、「朝清掃をして、廊下がきれいになるから、掃除が楽しくなった」との感想をもち、ずっと続けて清掃活動を行うことができています。
 朝から学校のためにボランティア活動を真剣に行う6年生や他学年の掃除の様子を見て、教職員は快適に過ごせる環境に感謝し、活力をもらっています。
 朝のボランティア活動に限らず、いろいろな場面で活躍する6年生や小豆っ子のこれからの成長を教職員皆で楽しみにしています。

【小牧市立本庄小学校】パトロールボランティアさん

 本校には、100名を超すパトロールボランティアさんがいます。雨の日も、暑い日も、寒い日も、毎日、児童の登下校を見守ってくださっています。パトロールボランティアさんの「おはよう」「お帰り」というあいさつに、児童たちは元気づけられています。
 毎年2月には、パトロールボランティアさんを小学校にお招きして、全校で「感謝の会」を行っています。そこでは、全校児童で歌のプレゼントをして、感謝の気持ちを伝えています。

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【大口町立大口西小学校】仲が深まる「ペア読書」

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 本校では、異学年交流の取組を通して、教育目標である「友達を大切にする子」の育成を目指しています。1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生がペア学年を組み、様々な活動に取り組んでいます。6月の「あじさい読書週間」では、ペア学年による「ペア読書」を行いました。
 高学年が本を準備し、ペアの相手に読み聞かせをします。4年生は高学年の仲間入り。図書館で、どの本にするかを一生懸命考えていました。選んだ理由を尋ねると、「前に、読み聞かせをしてもらっておもしろかったから」「2年生のときに好きだった本だから」と話していました。ペアの相手を思い浮かべながら、どんな本が喜ばれるかを考えていたようです。
 ペア読書当日。高学年の子供たちが、優しい表情で本を読んでいました。教室全体が温かい雰囲気に包まれていました。高学年のお兄さん、お姉さんは低学年の子を思いやる気持ち、低学年の子はそんなお兄さん、お姉さんに憧れ、目標にしようとする気持ちを育んでいます。

【稲沢市立丸甲小学校】みつけたよ!きょうの「いいね!さん」

 本校では、今年度の現職教育の研究テーマを「思いやりの心をもち、自他を大切にする児童の育成 −自分の思いを素直に表現できる話し合い活動の工夫を通して−」として、「道徳科」の在り方や授業の進め方、評価の仕方を追究しています。目指す児童像にせまるために三つの手だてを設定しましたが、その中の一つに、「いいね!」を伝え合う(子供どうしで、教員から)という項目があります。具体的には、「いいね!さん」のカード掲示や、帰りの会での発表などが、おもな活動内容になります。
 全校用の「いいね!さん」掲示は、保健室前にあります。ここでは教員が見つけた「いいね!さん」を、「ここがいいね!」と何がよったのかを明確にして紹介しています。その内容を読むと、どの子もさりげない優しさであふれていて心が温まります。子供たちの目に触れやすい場所に掲示することで、「○○さんに、そんなすてきな一面があったんだ」と友達のよいところの再発見にもつながることを期待しています。
  
6年 ○○さん
 朝、班長としてみんなの安全に気を配っています。車が止まってくれたときに、「ありがとうございました」とお礼を言って頭を下げていました。運転手さんもにこっとして、とってもいいね! 校長先生より

3年 ○○さん
 保健室で具合が悪くて寝ている人に気がつき、「大丈夫?」と声をかけてくれました。とっても優しいね。 保健の先生より

 また、各学級でも、子供どうしが見つけた「いいね!さん」掲示が見られます。今後も、子供たちのよいところがたくさん紹介されることを楽しみにしています。
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