【豊田市立藤岡南中】 さわやかさんに学ぶ

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 開校6年目を迎える本校には、地域ボランティアの方が毎月第2・4木曜日に、校内の清掃に来てくださっています。「新しくできる学校を美しく保ちたい」という思いをもって、開校以来6年間、継続して活動を続けてくださっています。生徒たちもその姿を見習って、自分たちでできることをやろうと、「ダイソンズ」と名付けた清掃活動を、昨年度から継続して実施しています。地域の大人の姿に学ぶ藤岡南中学校の生徒です。

【清須市立新川中】中学生と赤ちゃんのふれあい交流会

 毎年、清須市生涯学習課から委託を受けた家庭教育支援チームMOMOの皆さんに、「中学生と赤ちゃんのふれあい交流会」を企画していただいています。この交流会は、次世代の親である中学生が、赤ちゃんとその保護者とふれあい、交流をする中で、赤ちゃんのぬくもりや重みを直接肌で感じ取り、「命の大切さ」を学ぶ機会とすることをねらいとしています。今年度も11月5日(土)に、中学3年生と乳児とその保護者が参加して交流会を行いました。
 交流会では、保健師さんより妊娠から出産までのお話を聞いた後、お母さん方へのインタビューがあり、新しい命を授かることの喜びや育児の苦労話など、貴重な体験談を聞かせていただきました。その後、実際に赤ちゃんを抱っこしたり、一緒に手遊びをしたりして楽しく過ごしました。
<お母さんのアンケートより>
・保健師さんの話を聞いて、妊娠中の赤ちゃんの成長を懐かしく感じました。妊娠した時の喜びや出産時のことを思い出すきっかけになりました。
・中学生に、自分の思いを少しでも聞いてもらえてよかった。結婚や出産をためらう時代になってしまっているので、少しでも子どもをもつことはいいなと、思ってもらえたらうれしいです。
・子どもをもてた喜びを改めて感じました。お姉さんたちに遊んでもらって赤ちゃんもうれしそうでした。こういう機会はいいなと思いました。
<中学生のアンケートより>
・保健師さんのお話を聞いて、普通に生まれてくるのが本当に奇跡だと思いました。この命を大切にしたいし、お母さんに感謝したい。
・赤ちゃんを産むことはとても大変だけど、生まれるととてもうれしいことが分かった。
・私たちが生まれた時のお母さんたちの思いが分かった。
・生のお母さんのお話が聞けて、喜びや辛(つら)さなどが分かってよかった。

 今回の交流会を通して、子どもたちは「自他の命の大切さ」や「親に対する感謝の気持ち」を改めて考えることができたようです。今後もこのような取組を続けていきたいと思います。
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【豊田市立末野原中】伝統を受け継ぐVS活動

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 末野原中学校では、VS(ボランティアサービス)活動という取組を行っている。VS活動は、ボランティアを高尚なものとして捉えるのではなく、人や周りのために、自分にもできることを進んで行う活動である。自分から進んで配付物を配ったり、窓を開けたり、トイレのスリッパを揃(そろ)えたりするなど、様々なことが、VS活動として行われている。
 伝統であるVS活動をつなげていくために、3年生は卒業に向けて、校内VS、校外VSに取り組んだ。その姿を見た後輩が受け継ぎ、2年生も級長会を中心としたキャンペーンで啓発活動を行うなどVS活動に対する意識を高めた。1年生の宿泊学習では、VSをするとシールをもらえるVS活動を行った。はじめはシール目当てに活動を行っていた生徒も多かったが、宿泊学習が終わるころには、「VSをすると気持ちがいい。どんどんやりたい」と答える生徒もいた。
 このように先輩から後輩へと様々な活動を通して、伝統のVSが受け継がれている。

【豊田市立花山小】 チャレンジ・ザ・花山

 花山の子が「もっと仲良く」「もっと元気に」「みんなで遊べる」ようにするにはどうしたらよいか、企画委員会で話し合いました。「全校に呼びかけるだけでなく、みんなが遊びたい!!って思えるような提案をしたらいいんじゃない?」という意見が出て、下山地区体育大会で行われていた「チャレンジ・ザ・下山」をもとに、「チャレンジ・ザ・花山」を行うことになりました。
 一週間、毎日長い休み時間に行われた「チャレンジ・ザ・花山」には、たくさんの児童が集まりました。ドッジボール・サッカーのPK・バスケットのフリースロー・ぐるぐるじゃんけん・長縄跳びなど、日替わりメニューのように内容が変わり、最終日には「来てのお楽しみ」など、子どもたちが「遊びに行きたい!!」と思うような工夫がされていました。教師が前に立って指示を出すのではなく、企画委員を中心に、高学年の子が、低学年の子に自然と優しく接したり声をかけたりする姿や、みんなで一緒になって笑い合う姿がたくさん見られ、とてもほほえましく感じられました。
 特別な企画がなくても、こんな素敵な風景が、毎日見られるような花山小学校にしていきたいと思います。
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【豊田市立小渡小】お年寄りとの交流

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 小渡小学校では毎年、地域の高齢者福祉施設「ぬくもりの里」を訪問し、お年寄りとの交流を深めています。施設を訪問する前に、社会福祉協議会のインストラクターの方を学校に招き、「お年寄り疑似体験」をしました。80歳のお年寄りになるために、関節を曲げにくくする膝と肘のサポーターをつけるなどして、自由に体が動かない不便さを実感することができました。また、お年寄りが困っている時には、どのように声を掛けて手助けしたらよいかについても学びました。
 11月17日の「ぬくもりの里訪問」では、班ごとに分かれてかるた取りなどのゲームを一緒に楽しみました。事前に学んだことを生かして、子どもたちは、遊び道具をお年寄りの手が届くところに動かしてあげるなど優しい心遣いを見せてくれました。子どもたち、お年寄りの笑顔がいっぱいあふれる楽しい交流となりました。最後に、小渡小学校が伝統的に取り組んでいる竹楽器の演奏を披露しました。
 この経験が、子どもたちの心が豊かに育っていくことにつながっていくことを願っています。
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【安城市立桜井小】卒業プロジェクト〜感謝の気持ちを伝えよう〜

 6年生は、3学期に入り、卒業プロジェクトという活動を行いました。残り少ない小学校生活の中で、自分たちに何ができるかを考え、プロジェクトのテーマを「感謝」とし、次の3つのグループに分かれて活動をしました。
〇 清掃・製作プロジェクト(学校に感謝をしよう)
〇 下級生と遊ぼうプロジェクト(在校生に感謝をしよう)
〇 感謝の会プロジェクト(地域の方々に感謝をしよう)
 清掃・製作プロジェクトでは、校舎内の普段できない場所を清掃したり、テレビカバーを製作して各学級に届けたりしました。下級生と遊ぼうプロジェクトでは、1年生と大縄跳びやビンゴゲームをして遊びました。感謝の会プロジェクトでは、日頃お世話になっている地域の方々をお招きして、全校みんなで感謝の気持ちを伝えるための感謝の会を企画・運営しました。地域の方とのエピソードを全校児童にアンケート調査し、感謝の手紙を作成しました。
 また、全校児童にありがとうメッセージを書いてもらい、それを貼り合わせて、ありがとうの大きな垂れ幕を作りました。会に参加された方からは、「会に参加できてうれしかったです。ありがとうの垂れ幕は全校みんなのメッセージで作られていると知り、桜井小の団結力を感じました」との感想を頂きました。会を企画・運営した子からは、「全校にアンケートをしたり、メッセージを書いてもらったりするのは大変だったけれど、参加してくださった方に喜んでもらえて良かったです。今回の活動で、みんなでやることに意味があるということがわかりました」といった感想が出てきました。
 今回の卒業プロジェクトは、6年生一人一人がそれぞれのグループの中で自分の役割を見つけて活動に取り組みました。感謝の気持ちを伝えるために、自ら考え、互いに声を掛け合ってより良い活動をしていこうとする姿に成長を感じました。 
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【豊田市立則定小】卒業する6年生に在校生から感謝の気持ちを

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 則定小学校では、一年を通して、1年生から6年生までの縦割り班で清掃をしています。また、ファミリー委員会主催による全校遊びも行っています。その他にも音楽大会や芸術鑑賞会の時に、低学年と高学年でペアを組んで観覧するなど、小規模校のよさを生かして、異学年交流を盛んに行っています。 
 3月には、6年生を送る会で、各学年が6年生に向けた出し物を発表し、どの学年も6年生一人一人に関わるクイズを出題することで、感謝の気持ちを伝えました(写真左)。 また、卒業式の式場に飾るパンジーを児童一人一人が育て、手書きのメッセージを添えました。そして、最後の全校遊びの日には、清掃の縦割り班で6年生への感謝の気持ちを伝えました(写真右)。
 家族的な雰囲気の中で、子どもたちは本校の道徳教育の「心豊かで、自ら学ぶ則定っ子」へと育っています。

【豊橋市立老津小】ハッピー集会での取り組み

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 本校には、年に2回、「ハッピー集会」というものがあります。いつも掃除や行事で一緒に活動している縦割り班のメンバー(1〜6年)との仲をより深めるために、全校で遊んだり、いいところを伝え合ったりしています。初めて行ったときには、何を伝えてよいのか分からない子、恥ずかしがってなかなか伝えられない子がいましたが、次第に素直な気持ちを伝えられるようになってきました。
 「掃除の仕方を優しく教えてくれてありがとう」や「いつも笑顔でいてすてきだね」など、いいところを付箋に書き、模造紙にまとめたものを廊下に掲示すると、子どもたちは、一生懸命読んでいました。中には、自分に対するメッセージを見て、うれしかった気持ちを笑顔で伝えてくる子もいて、学校中に温かい気持ちがあふれていました。
 感謝の気持ちはあっても、伝えるのが恥ずかしくなってしまう子たちにとって、この「ハッピー集会」は、よい機会になっているのではないかと思います。そして、私たち教員にとっても、一人一人のよさを知るよい機会になっています。

【岡崎市立東海中】岡崎特別支援学校との交流

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 本校では、毎年、岡崎特別支援学校との交流会を2回実施しています。学校間の交流を通して、両校の親睦を深めるとともに、仲間としての相互理解の心を育てることが目的です。本校の生徒たちは、「自分が笑えばみんなが笑う。つながろう笑顔の輪」をテーマにして、特別支援学校の生徒たちに笑顔で楽しんでもらえるように様々な企画を考えて活動をしました。
 当日は、「みんながみんな英雄」の曲の合唱や、王様転がしドッジなどのレクリエーションを行いました。両校でペアやグループを作ってお互いが交流を深める中で、岡崎特別支援学校の生徒たちが活動しやすいように手を取って助ける場面が多く見られました。活動後、岡崎特別支援学校の生徒からは「一緒に活動ができてとても楽しかった。いい思い出ができました」との感想をもらうことができました。本校の生徒からは「交流会で見せてくれた岡特生のとびきりの笑顔が心に強く残っています」といった意見が出ました。また、企画や運営を行った実行委員からは「人の前に立って指示をすることが難しく、失敗もあったけど、岡特生の笑顔のためと思い頑張りました。喜んでもらえてうれしかったです」といった感想があり、行事を通して人のために活動するといった心を育むことができました。
 来年度もこういったつながりを大切にして、充実した活動が行えるようにしていきたいと考えています。

【豊田市浄水北小】楽しいね、学校間交流

 本校は、2年前、浄水小学校から分離して開校しました。そして、今年度は、校区内に浄水中学校が開校し、3校による学校間交流を進めています。
 4月、本校と浄水小学校の教諭が集まり、各学年の交流の仕方について話し合いました。そこで、各学年の1回目の交流会の日時が決まりました。4年生は既に交流会を実施し、2回目の交流会を予定しています。
 3年生は、6月22日と24日の両日に交流会を行いました。1日目は、浄水小の3年生が来校しました。本校では、広いワークスペースを利用して活動しました。2日目は、本校児童が浄水小学校を訪問しました。両日とも、活動時間は2時間程度、社会科の学習発表・学校案内、ゲームや遊びという同じメニューで実施しました。社会科の学習発表は、私たちが暮らしている浄水町についてのポスターセッションです。両校の子どもたちは、町探検で見つけた浄水町の「すてき」や「おすすめ」を一生懸命に発表しました。聞き手側の子どもたちも熱心に聞き、進んで質問をしたり感想を述べたりしていました。交流会の活動を通して、お互いのよさに気付いたり親しくなったりしました。
<児童の感想>
・今日は、浄水小学校の人たちが来てくれました。町探検のポスターセッションをしっかり聞いてくれたので、ぼくたちも上手に説明ができました。学校案内では、みんなが離れないようについてきてくれました。ぼくたちは、ちゃんと学校の様子を伝えることができました。その後、ハンカチ落としと大根抜きをして一緒に遊びました。みんなが「楽しい」と言ってくれたので、うれしかったです。浄水小学校の人たちは、楽しく元気に帰っていきました。ぼくは、今日の交流会は大成功だと思いました。次は、ぼくたちが浄水小学校へ行く番です。今度は、ぼくたちが発表を聞きます。どんなことを調べてきたか知りたいです。わくわくしてきました。
・今日は、浄水小学校に行きました。私は、とても楽しみにしていました。町探検の発表では、お店や施設、道路のことを詳しく教えてくれました。私の知らないところをいっぱい発表していました。学校案内は、みんなでキーワードを探しながら見学しました。教室がたくさんあってびっくりしました。浄水タワーにも登りました。体育館では、ジャンケン列車と集合ゲームをしました。とても楽しかったです。今日は、最高でした。また、交流したいです。
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【豊橋市立高師小】米作りを通して学ぶこと

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 毎年、5年生は総合的な学習の時間に米作りについて学習しています。田んぼの草刈りから始まり、田植、稲刈り、もちつき、しめ縄作りと、米作りとともに一年間を過ごします。子どもたちは、田んぼに行くたびに大きくなっていく稲を見て、「作物を育てるのって大変なことなんだな」「もっと食べ物を大切に、残さず食べたいな」という思いをもつことができます。

 子どもたちの思いは、作物への感謝だけではありません。一年間の米作りの活動は、PTAや地域ボランティアの方々に支えられています。田植や稲刈りのときには、子どもたち以上に泥まみれ、汗だくになってお手伝いをしてくださいます。もちつきのときには、朝7時前から学校に来て、かまどに火を熾(おこ)したり、もち米を蒸したりしてくださいます。そんなお手伝いの方々の姿を見て子どもたちは、自分たちの生活が、周りの人にどれだけ支えられているかに気付きます。

 一年間の活動を終えた子どもたちは、米作りボランティアの方だけでなく、交通指導員さんや登下校見守り隊の方々、図書ボランティアなど、たくさんのお世話になっている方に、心からの感謝の気持ちを伝えることができました。

【東海市立三ツ池小】一年の計は笑顔にあり

 3学期始めの校長先生のお話を紹介させていただきます。
◆「一年の計は元旦にあり」という言葉があります。これは、一年の目標や計画は1月1日の朝に立てるといい、と言う意味です。四国の金比羅神社の門前に「一年の計は笑顔にあり」という大きな看板があります。こんな全国的にも有名な神社でも、笑顔のパワーをうたっていて、笑顔は本当に大きな力をもっているのだなと感じました。
 ところで、11月末から19日間、取り組んでもらったサンタクロースプロジェクトですが、全部で877枚のいいことをしている人のことが書かれていました。すばらしいですね。
 「いいとこ見付け」は、心を磨き、心が豊かになり、人が生きていくために、大きくなればなるほど必要なことなのです。みなさんは、これから中学校に行き、多くの人に囲まれて生活します。高校・大学・社会と多くの人に囲まれて生活します。そうすると、自分の思うように周りが動いてくれないことが増えてきます。人のいいところを見られない人は、相手を認められないので、いつも周りの人に腹を立て、すぐに人を責めて、人の悪口を言うようになります。そうすると、どんどん心がボロボロになっていきます。しかし、人のいいところを見付けられる心豊かな人は、大勢と生活する中でも相手を認めることができ、人に優しく接するようになります。
 この話を聞いて、もう一度「いいとこ見付け」をやってみようと思った人は、必ず、笑顔で生活ができ、友達も増えます。何より、あなた自身が豊かになります。
 「三ツ池小学校の一年の計は笑顔にあり」です。
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【常滑市立三和小】ありがとう三和小学校 さようなら三和小学校

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 三和小学校では、3月16日に卒業式が行われました。卒業式後の学級活動では、子どもたち一人一人が担任にあいさつをしながら花束を渡しました。
 教室には卒業までのカウントダウンカレンダーが飾られ、カレンダーには一人ずつメッセージが書かれていました。そのメッセージには「このクラスで良かった」「お別れなんてさみしいね」「中学校に行っても仲良くしてね」という言葉が多くありました。小学校で作った楽しい思い出を胸に、新しい世界へはばたいていってほしいと思います。

【蒲郡市立蒲郡北部小】『互いに認め合い,分かり合おう』

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 6年生で授業研究を行いました。主題名を「互いに認め合い、分かり合おう(寛容・謙虚)」とし、 自分と異なった意見を受け止める主人公の心情理解を通して、謙虚な心をもち、自分と異なる意見や立場を大切にしようとする道徳的心情を育てることをねらいとして取り組みました。
 資料「ブランコ乗りとピエロ」には、新しくサーカス団の一員として入ってきたブランコ乗りのサムにいつも腹を立てていたピエロが変容していく様子が描かれています。話合いを進める中で、サムを認め、次第に許していくピエロの気持ちに気付いていくことができました。
 授業の終末に自分自身を振り返る時間を設けました。子どもたちからは「私もいろいろな考えを認め、いろんな立場で考えられるようになりたい」という意見が出されました。
 授業実践後、「相手を受け入れる寛容さ」や、「謙虚」な態度が少しずつ見られるようになってきました。道徳以外の場面でも多様な考えを認め合える場面が増えてきたと感じます。授業での友達の頑張りを認め合ったり、意見が分かれた時に相手のことを考えてお互いを分かり合おうとしたりする姿が見られました。
 様々な友達と共に、よりよい生活を築いていくためには、自分の意見だけにこだわることなく、相手の意見を受け入れる寛容な心が必要です。今後も授業や日常の取組を通じて児童の心を育てていきたいです。

【豊橋市立羽田中】ありがとう

 本校の3年生の中には、1年生の頃から毎朝継続して校庭清掃のボランティアをしている生徒がいる。始めたきっかけを聞いてみると、彼らは「先生が毎朝掃除をしていたから、それを手伝っていただけです」と答えてくれた。その先生は彼らが2年生になったときに、転任されたが、彼らは先生が転任された後もその活動を続けていたのだ。
 彼らの活動は決して目立つものではない。また、何か見返りがあるわけでもない。だからこそ、ボランティアには価値があるのではないだろうか。
 この春、彼らは新しい道を歩むことになる。そんな彼らにこの場を借りて言葉を贈りたい。
「ありがとう。」
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【小牧市立小牧南小】市内一斉挨拶運動

 11月10日に、市内一斉挨拶運動が行われました。PTAの方々、職員、委員会児童が校門に立って「おはようございます」と登校してくる児童を迎えました。少し遅れて校門に行くと既に職員、児童による「挨拶トンネル」ができており、そこを登校する児童らが職員らとハイタッチをしながら、くぐり抜けていきました。その児童らの表情の良いこと!とてもほほえましい、素敵な時間でした。
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【蒲郡市立蒲郡中】カンボジアに文房具を

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 蒲郡市立蒲郡中学校では昨年から、カンボジアのバイヨン中学校の学生のために、文房具寄附活動を行っています。昨年度、カンボジアに支援を行っているNPO法人の方との交流をもちました。
 交流の後、福祉について学習を進めてきた一部生徒が「自分たちで何かできないか」を考え、カンボジア支援実行委員会を組織しました。実行委員の生徒でポスターを制作し、カンボジアの学生の貧困の状態、恵まれない学習環境を伝えるとともに、生徒朝会や昼の放送でも文房具寄附への協力を呼びかけました。
 「困っている人たちをみんなで助けたい」「少しの心遣いで、バイヨン中学校の人たちの助けになりたい」「蒲中から心をつなげよう」といった声があがり、多数の文房具、運動靴が集まりました。
 今年度、本校では「思いやり」について考える道徳の授業研究を行ってきました。カンボジアへの支援を行っているNPO法人オアシスの方の話からも、生徒は「私たちにできること」を考えました。この小さな思いやりが、国境を越えてカンボジアの学生の心へ届いていくことでしょう。
 集まった文房具や運動靴は、NPO法人を通してカンボジアへ寄附されました。

【蒲郡市立竹島小】今年も咲いた、いいねの木

 本校では毎年、「いいねの木」を咲かせています。
 いじめ撲滅集会を行ったとき、いじめをなくすためには、友達のいいところを見つけ、よさを認めていくことが大切だという意見から、この活動を始めました。やり方はとても簡単で、友だちのよさを書いた花(用紙)を児童玄関にある木に貼っていくのです。今では満開状態となり、もう貼るところがないほどです。
 子どもたちは自分のことが書かれている花を見つけ、うれしそうに読んでいます。「『いいねの木』を見ると自分では気付かなかった自分のよさがわかる」「読むのは少し照れくさいけれど、いいところをいっぱい書いてくれてうれしい」と好評です。
 また、学級によっては学級独自の「いいねの木」の活動をしているところもあります。この木が枝分かれをして育っているように感じます。これからも友達のいいところをたくさん見つけ、いじめのない温かな竹島小学校を作っていきたいです。
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【豊田市立五ケ丘小】『ありがとうを伝え合おう!』

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 3月の本校のふわふわ言葉は「ありがとう そのきもちに ありがとう」です。全校集会で、保健委員が全校に呼びかけします。
 今、一番、感謝の気持ちを伝えたい相手に、お手紙を書いて、感謝の気持ちを伝え合います。同じクラスの仲間へ、今までずっと助けてくれた6年生のお兄さん、お姉さんへ、縦割り班の友達へ、家族へ…。
 相手は様々ですが、感謝を伝える子も、伝えられる子も、どちらも笑顔いっぱいの表情でした。

<6年生の感想>
 1年生にいろいろなことを教えるのは大変だったけど、頑張ってよかったなと思いました。このお手紙は、僕にとって宝物です。
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【一宮市立貴船小】卒業式の花

 本校では、卒業式に会場を飾る花を1〜4年生の児童がそれぞれプランターに育てています。今年度は2年生がノースポールを種から育てることにしました。6年生と2年生は教室が同じ階にあり、よく顔を合わせているので、子どもたちは「6年生のために」と、意欲的に種まきや植え替えに取り組み、観察カードからもその生長を喜ぶ思いが伝わってきました。
 しかし、冬になって雪が積もったり、外に出ることが少なくなったりすると、徐々に関心も薄れてきました。それでもノースポールは比較的丈夫な花で知られており、緑の葉が生い茂り、世話が十分でなくてもよく育っていると誰もが思っていました。
 ある日のことです。中庭をふと見ると、違う学年の児童が2年生のノースポールのプランターに水やりをしているのを見かけました。よくよく聞いてみると、4年生の児童が自分たちの育てているパンジーと一緒に水やりをしているとのこと。実は、丈夫だからこんなに生長したのではなく、2年生の知らないところで4年生が水やりをしてくれていたのです。4年生は2年生とペア学年であり、ペア読書で本を読んでもらったり、なかよし遊びで一緒に遊んでもらったりしている学年です。
 そこで、3月初旬に行ったペア読書の時に、2年生全員で4年生にお礼を言いました。来年度も仲良くペア学年で活動できることを願っています。
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