【東浦町立生路小学校】もしも、話す言葉が目に見えたら…

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 11月25日(金)、東浦町の「心の健康相談員」の先生をお迎えして、「ことばのかたち」という授業を行いました。
「もしも、話すことばが目にみえたら…」という発問から心の授業は始まりました。これは、児童が自分の気持ちや考えを言葉で伝えるとき,言葉そのものではなく、「心どうしが、ずっとちかづくような」という、おーなり由子さんの本の中の文章を引用したものです。先生の静かな子どもたちへの投げかけは、休み時間中、騒いでいた子どもたちの心を一瞬にして柔らかな世界へ引き込んでしまいました。今回は4年生の児童を対象に心の掘り起こしを実施していただきました。

 主な内容は以下のとおりです。
(1)おーなり由子さんの「ことばのかたち」という本を読み聞かせる。
(2)「もしも、話す言葉が目に見えたら…」という問いかけから、言葉には心を明るく
  するものや暗くするものがある。また、華やかな花束のように心を明るくする言葉や、
  針のように心を突き刺す言葉があることを知らせる。
(3)もしも、心に色がついているとしたら、今の心の色は何色か、自分で自分の心の中
  を見直し考える場面を作る。

 終了後、参加した児童からは「言葉には色や力があるんだ。友達が明るくなるような、優しい言葉がけをこれからはしたい」「励ましの言葉をかけたい」という感想が聞かれました。今後も、このように児童の心を耕し、育むことのできる授業を計画していきたいと思います。

【東海市立上野中】異年齢交流「わたうちふれあい塾」

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 上野中学校では,渡内小学校と異年齢交流活動を定期的に行っています。中学校入学前には,6年生が中学校体験入学を行い,実際に中学校の教員の授業を受けたり,給食を中学校で食べたりして中学校での生活を体験します。また,校区の小学校の運動会で「つなひき大会」に中学生が加わったり,中学校の文化祭に小学生が踊りを披露したりします。 夏休みは「わたうちふれあい塾」,冬休みは「渡内ふれあいゲームラリー」が行われ,校区の保育園児,小学生,中学生に加え,各校のPTA役員,教員,市防災担当者などの大人もサポートとして参加します。小学生は,春から入学する中学校生活への期待を高め,手をつないで遊んでくれたり,ゲームなどのやり方を優しく教えてくれたりする,お兄さんやお姉さんにあこがれを抱きます。中学生になると「自分もあこがれの先輩のようになりたい!」と,これらの活動に多くの生徒が意欲的に参加を希望します。
 「わたうちふれあい塾」では市防災担当の方から,防災関連の話を聞き,ペットボトルを使った簡単な水のろ過装置の作り方を教わったり,昼食はグループで非常食の試食をしたりしました。その後は,保育園児から中学生までが一緒に遊べるゲームを中学生が企画し,指示を出すことで,年長者としての自覚を養うことができました。
 今後も異年齢交流を通して,生徒たちが人間関係を広げ,コミュニケーションを取る楽しさを体感し,相手を思いやる言葉掛けや行動が,人と関わる上で大切だということを学んでいけるとよいと思っています。

【新城市立作手中】自然とわく応援の声

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 「ラスト、ファイトー!」薄暗くなったグラウンドを走る仲間を応援する駅伝部員の声。最後の一人がゴールするまで、走り終わった子たちの応援は自然と続きます。本校は全校56名の小さな中学校。特設の駅伝部員の数は、全校の半数以上になりました。

 10月の市内、そして10年ぶりに参加した東三河の駅伝大会。小さな本校のチームが、他の大きな学校の選抜チームと競うのは厳しいことでした。次第に離れていく先頭との距離。そんな中、子どもたちは仲間のランナーを応援しようと、ランナーに声をかけられるスポットを求めて西へ東へ猛ダッシュ。「がんばれ がんばれ!」と、励まし合いました。

 今月行った縦割り班対抗の校内駅伝大会でも、やはり温かい応援を見ることができました。学年の垣根を越えて、先輩が後輩に、後輩が先輩に「○○、ファイト!」。自然に起こる子どもたちの応援、本校の自慢です。

【田原市立伊良湖岬中】4つの縦割り班を中核とした異学年交流活動の実践を通して

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 本校は、渥美半島の先端にある海と山に囲まれた全校生徒111名の小規模校です。特色ある活動として、全校を「青龍・白虎・玄武・朱雀」の4つに分けた縦割り班があります。この縦割り班で、全校合宿や運動会などの行事を行っています。
 4月に行われた全校合宿では、3年生が入学したばかりの1年生に飯ごうすいさんや演舞の振り付けを手取り足取り教える姿がいたるところで見られました。みんな自分に与えられた役割を果たそうと、一生懸命に取り組んでいます。そこには「先輩が後輩を育てる」「みんなの中で自分の役割を果たす」という考え方が根付いているように感じました。今年は長距離歩行に挑戦しました。歩き始めは会話も弾み、みんな元気に歩いていたのですが、半分を過ぎたころには、かなり疲労が見られるようになり、班から遅れる1年生が出てきました。そんなとき、「もう少しだからがんばろう」という3年生の声に、多くの1年生は励まされました。最後の班がゴールするときには、先にゴールした友達や保護者の方から大きな拍手が送られました。
<1年生の感想>
・炊事では1日目に御飯を炊くのに失敗してしまいました。しかし、先輩たちはその失敗から、どうすればよいかを考えていました。次の日、上手に炊いていてすごいと思いました。
・演舞では動きの速いところが覚えられなくて心配だったけれど、同じ場所の先輩が丁寧に教えてくれたので不安だったところも覚えることができました。
・この歩行を通して、どんなに道のりが長くても疲れがでてきても、みんなで励ましてゴールすることができ、仲間と協力しあうことの大切さを実感しました。

【豊川市立東部小】楽しく活動ちょボラ隊

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 本校では、「おまかせちょボラ隊」という活動に取り組んでいます。ちょボラとは、ちょこっとボランティアの略で、学校の中のほんの少しの困りごとや学校全体のための活動を行っています。例えば、校庭の草取りをしたり、使ってない花壇を耕してお花を植えたりといった活動を行っています。みんなおそろいのベストを着て、放送が入ると「よ〜し、今日もがんばるぞ」と、ちょボラ隊に参加している子たちが元気に飛び出していきます。
 学校の子どもたちだけでなく、地域の方も「おたすけちょボラ隊」として同様の活動を行っています。小中合同学区のクリーン作戦では、たくさんの方がお手伝いに来てくださいました。また、学校で避難所生活体験をしたときには、炊き出しをしてくださるなど、気軽に楽しみながら活動をしてくれています。

【東海市立大田小】笑顔作戦!!

 先日、年に一度の市内小学生ドッジボール大会がありました。高学年の部と中学年の部があり、どの学校も大会目指して、ふだんから休み時間などに練習を重ねてきました。大田小学校の6年1組も、小学校生活で最後のドッジボール大会ということで、気合が入っていました。この学年の子たちはみんなドッジボールが大好きで、4年生のときに中学年の部で準優勝しており、大会優勝が目標でした。「今のクラスの仲間と一試合でも多くゲームをしたい」…そんな気持ちでいっぱいでした。
 練習を始めたころは、一部の子だけで練習をしていたり、自分勝手にボールを投げて失敗を人のせいにしていたりして、いつしか笑顔が消えていました。しかし、だんだん練習を重ねていくうちに、「ドンマイ!」「ナイス!」という声を掛け合えるようになってきて、笑顔を取り戻し、クラスの雰囲気も良くなってきました。
 6年1組が校内予選を勝ち抜き、大田小の代表として、市内ドッジボール大会に出場しました。予選リーグも強敵ばかりでしたが、厳しい状況でも笑顔が絶えることはありませんでした。それは、「笑顔作戦」効果です。今の仲間とドッジボールができることに感謝し、ドッジボールを心から楽しもうという作戦です。笑顔作戦は最強でした。子どもたちの笑顔のパワーで胸がいっぱいになりました。結果は、準優勝でしたが、どこの学校より笑顔があふれていました。
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【豊田市立堤小】すてきな堤っ子たち

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〈その1〉
 通学団の班長さんは、ふだんは厳しいところもあります。でも、「学校へ行きたくない」と言っている子の家まで迎えに行ったり、欠席なのに連絡帳が届いていない子がいると家まで確認しに行ったりしてくれます。いつもみんなの安全を考えて、「ちゃんとならんでよー」と声もかけてくれます。荷物が多いときにも手伝ってくれて、とても優しいです。
〈その2〉
 体育の授業で、「3人組になって、表現運動をしましょう」という先生の言葉に、子どもたちは、ささっと3人組を作ります。しかし、今日は、この単元に特別支援の友達が初めて参加しました。困ってうろうろするその子たちの手を引いてくれる子たち。そのため、余ってしまった子を「4人組を作ろう」と引き入れた子どもたち。担任の先生の指示がなくても、気付いて行動できる子どもたちの姿に、仲間としてつながっていると感激しました。
〈その3〉
 堤小では、今年度の縦割り活動で赤青黄緑の4チームに分かれて、運動会などの行事に取り組んでいます。清掃の時にも、全校の外庭清掃の子が集まり、チーム対抗で、草取りや落ち葉拾いを行っています。暑い中、みんなの協力で、たくさんの草が集まりました。その集まった草を片づける6年生。今年は、オリンピックイヤーということで、草の五輪マークを作っていました。その遊び心を微笑ましく感じました。

【設楽町立設楽中】伝統を継承し、全生徒が繋がる学校祭

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 11月19日に第16回学校祭が行われました。全校ソーラン、合唱コンクール、各学年による総合的な学習の発表、委員会による企画など多くの発表が行われました。
本校は全校で78人と小規模で、生徒一人一人の出番がたくさんあります。そのため、準備に時間を要するため、1か月前から準備に取りかかりました。
3年生は自分たちの活動だけでなく、下級生に本校の伝統である全校ソーランを教える役割があります。放課後、1、2年生が部活動を行っている中、3年生は一生懸命ソーランを練習しました。
 10月下旬になると全校で学校祭の準備に取りかかりました。この活動の中で3年生が、1、2年生の生徒にソーランを披露しました。3年生が「学校祭の伝統であるソーランで、学校祭のフィナーレを盛大に飾りたい」と熱意を込めて語りました。練習は、グループに分かれて行いました。3年生が主体となり、下級生たちに振り付けをわかりやすく教える姿が見られました。 
 学校祭当日は多くの保護者や地域の方が参観し、それぞれの企画を楽しむ姿が見られました。
 フィナーレは、全校ソーランです。
 生徒たちは、これまでの練習で磨いてきた踊りを存分に披露しました。参観者から、アンコールを頂き、生徒たちは満足な笑顔で、学校祭を終えることができました。生徒の振り返りには「練習よりも声を出すことができた」「後輩に教えることができた」など、手応えを感じたことがわかる感想がたくさん書かれていました。伝統を継承することで、全校の絆を深め合った学校祭となりました。 

【豊川市立桜町小】人権集会〜日本赤十字社を招いて〜

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 12月8日(木)人権集会を行いました。日本赤十字社から講師の方を招いて、赤十字社の理念「人道」についてのお話をうかがいました。「人道」とは、易しく言い換えると、「命や健康を大切にすること。困っている人がいたら親切にすること。世界の人たちと仲良くすること」だと教えてもらいました。
子どもたちは、「アンリさん(赤十字社の創設者)は、戦争でけがした人を助けようとしていてすごい。アンリさんと一緒に働いた人もすごいと思う」「日本中、世界中に平和が広がってほしい」「困っている人がいたら、ぼくも助けたいと思いました」などと自分の気持ちを講師の方に伝えました。
 今回の「人道」のお話は、大人だけではなく子どもたちが「自分自身、何ができるか」を考える良いきっかけとなりました。

【あま市立七宝北中】寒中見舞いの絵手紙を渡しました

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 「東日本大震災で愛知県に避難されている方へ寒中見舞いの絵手紙を送ろう」という取組をしました。避難されている方の声を聴く会を開催し、東日本大震災がどんな災害であったのか、どんな思いで生きることと向き合っているのかを学習しました。集会で絵手紙の描き方を学び、道徳の時間では「生きる・命」について話し合いました。寒中見舞いの絵手紙を全校生徒が心を込めて作成しました。あま市の小中学校の代表者が、愛知県被災者支援センターの方や避難者の方にそれぞれの学校で取り組んだ絵手紙を手渡ししました。避難者の方から、「毎年いただいた絵手紙を大切に飾っています。我が家の長女が今年、高校生になり、新しくできた友達と絵手紙の話になったそうです。そのお友達はあま市出身で昨年、絵手紙を送ってくれた生徒の一人でした。このような出会いにとても感謝しています。是非これからもこの活動を続けてもらいたいと思います」と感謝の言葉を頂きました。

【蟹江町立学戸小】心の栄養、読書

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 学戸小学校では、読書を大切にしています。心の栄養となる読書。本校で読書が大切にされているところを紹介します。
 まず、始業前に設定されている読書の時間です。火曜日・木曜日の始業前は、学校中が水を打ったような静けさに包まれています。読書をする習慣が身に付き、落ち着いて一日を始めることができています。また、その時間に月に1回、ボランティアの方が読み聞かせをしてくださる日があり、児童はその日を心待ちにしています。
 次に、朝礼で校長先生がスクリーンに絵を提示しながら行う読み聞かせです。正直に生きることや友達の大切さなどをテーマにした、児童の心に寄り添ったお話の読み聞かせです。全校児童が、キラキラした瞳でスクリーンを見つめ、校長先生の優しい語りに耳を傾ける姿が見られました。
 最後に、図書委員会が行った読み聞かせです。「ボランティアさんや校長先生が行ってくださっているみたいに自分たちも読み聞かせをして、下級生の子に読書の面白さを知ってもらいたい!」という思いで、読み聞かせを行いました。低学年を中心にたくさんの児童が参加していました。このことがきっかけで、読み聞かせの活動が終わっても、たくさんの児童が図書室に足を運ぶようになりました。
 学戸小の児童は本を読むことが大好きです。読書を心の栄養にして、学戸っ子は今日もすくすく育っています。

【半田市立さくら小】 さくら あいさつバトル

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 寒さが厳しくなってきた12月。現在、さくら小学校では、熱いバトルが繰り広げられています。その名も、「さくら あいさつバトル」です。児童会の子どもたちが、「楽しんであいさつをすることで、あいさつの輪が広がってほしい」という願いからこの活動を企画し、今年度から新しく始まりました。
 この活動では、楽しみながらあいさつができるように工夫がされています。子どもたちは、朝、登校したら、校門で児童会の子どもとあいさつバトルをし、児童会に元気なあいさつだと認められると、オリジナルのキャラクターが描かれたカードがもらえます。また、あいさつのレベルが6つに分かれており、あいさつに自信がない子どもでも易しいレベルから挑戦することができます。このような工夫によって、楽しみながらあいさつをする子どもたちの姿がたくさん見られました。
 この活動に取り組んだ子どもたちからは、次のような感想がありました。
「朝、大きな声を出すと気持ちがいい」
「バトル以外の時にも進んであいさつをしてくれてうれしかった」
「学校に早く来る人が増えている気がする」
「カードを渡すと、相手も自分も笑顔になる」

 この活動により、元気なあいさつができる子どもが増え、さくら小がますます明るい学校になりました。

【一宮市立丹陽西小】もちつき大会&あんころもち・きなこもち試食会

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 12月3日(土)に「もちつき大会&あんころもち・きなこもち試食会」が開催されました。この活動は、丹陽連区学校外活動推進委員会と丹陽西小PTAの共催事業として開催されたものです。
 「もちつき大会」では、地域の方々に手伝っていただきながら、「うす」に入れたもちを「きね」でつくという体験をしました。今までに体験したことがほとんどない子どもたちは、新鮮な驚きと喜びがあったようで、とても楽しそうでした。もち米を蒸す道具などをお貸しいただいたり、様々なお手伝いをしていただいたりした地域の方々、本当にありがとうございました。
 「あんころもち・きなこもち試食会」では、PTAの方々の御協力によって、パック詰めされた「あんころもち」と「きなこもち」を、御家族などのグループで、おいしそうに食べる姿が見られました。当日は、740名ほどの参加があり、大変盛況でした。数多くのおもちをパック詰めするなどして、御協力いただいたPTAの方々、本当にありがとうございました。

【新城市立東郷西小】ふるさと先生に感謝!

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 5年生は米作りを通して、日本の食文化を学ぶ学習を進めてきました。お米作りに詳しいふるさと先生(地域の方々)の指導と援助を頂き、6月に代かき、田植、11月には稲刈りと脱穀を行い、合計60キログラムの米が収穫できました。子どもたちはふるさと先生の話を真剣に聞き、どの作業にも集中して取り組み、米作りを楽しんできました。
 12月1日(木)、お世話になったふるさと先生に感謝の気持ちを込めて「収穫祭」を行いました。まず、「はじめの会」では、ふるさと先生にお礼の言葉と合唱をプレゼントしました。一人一人が心を込めて、感謝の気持ちを伝えました。炭の用意や火おこしは、ふるさと先生がしてくださいました。そして、いよいよ五平餅作りです。かがやきネットの方々に炊いていただいた新米をこねて、串につけて、炭火で焼きました。みそをたっぷり付けると、香ばしいにおいが校内に広がりました。いい香りに誘われ、下級生が5年生の様子を窓からうらやましそうに見ていました。さて、五平餅の味は…。もちろん最高でした。5年生はもちろん、ふるさと先生、保護者の方も笑顔で、有意義な時間を過ごすことができました。地域の方とのつながりを感じる取り組みでした。
<子どもの感想>
・五平餅を焼くときが大変でした。いいにおいがするようになって、すぐに食べたくなりました。おばあちゃんとできあがった五平餅を食べました。すごくおいしかったです。田んぼ先生が田んぼのことを教えてくれたので、おいしいお米ができてよかったです。いい経験になりました。
・炭火の前に五平もちをおいて、みそをたっぷりぬり、また焼いて完成!友達と一緒に五平餅を食べて、とてもおいしかったです。先生方に感謝です。

【東海市立名和小】「思いやりの心週間」の取り組み

 本校では、毎年12月の人権週間に「思いやりの心週間」として、友達に優しい言葉掛けをしたり、思いやりのある行動をしたりと、みんなが笑顔になる取組をしています。取り組む内容は、各学級で決め、それをスローガンとして教室の前方の廊下側に張り、意識をしながら生活をします。
 今年の各学級のスローガンは「自分かってなことを言わない」「やさしいことばとおうえんすることばを大切に」「一日一回笑う」「笑顔で目を見てあいさつをする」など様々です。子どもたちの様子を見ていても、いつもより笑顔で友達と接することが増え、校舎の中が温かい雰囲気で包まれます。子どもたちも、だんだんと優しい気持ちになってくるのが分かるようで、毎日の振り返りの中でも、「一人でいる子に一緒に遊ぼうって言えた」「楽しくできて優しさを伝えられてよかったです」のような言葉が聞かれます。
 「思いやりの心週間」を通して、ますます優しい名和っ子になれるよう保護者とともに見守っていきたいと思います。
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【飛島村立小中一貫教育校飛島学園飛島小 人権教室(初等部)】

 12月1日(木)に本学園初等部(1年〜4年)の生徒を対象に人権教室を行いました。飛島村人権擁護委員の方や保健福祉課の職員の方が「思いやりの心を育てる」というテーマのお話を寸劇で演じて、見せてくださいました。その後、そのお話の中に出てきたくに子さんが、かずみさんやかよ子さんたちに仲間外れにされたことや、かずみさんやかよ子さん、あさおさん、やすおさんが、なぜ、くに子さんに意地悪したのかを、生徒たちに考えさせました。自分の経験と照らし合わせて、仲間外れにされたくに子さんの気持ちや、元気のないくに子さんに声をかけてあげた、きよ子さんやみな子さんの行動、ちょっとした行き違いでくに子さんを仲間外れにしてしまったかずみさんの気持ちなどを考え、発表しました。人権擁護委員の方がうまく子どもたちの意見を引きあげてくださいました。
 友達の意見を聞くことでより一層、子どもたちは人に対して思いやりの心をもって接することが大切だという気持ちになったようでした。「いじめは、絶対に駄目」とか、「いじめられている子を見かけたら、相談にのって」など、だれかが寂しい思いをしていたら声をかけてあげられる仲間になろうという雰囲気が高まりました。
 事後の感想文からも、一人一人がテーマについて深く考えることができたと感じました。人権について真剣に考える機会が与えられたことにより、他を思いやる気持ちの大切さに気付くことができたと思います。
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【西尾市立吉田小】卒業記念に地域の方と

 吉田小学校では、6年生が手形を残して卒業していきます。手形の制作は、ボランティアとして「吉田小学校おやじの会」の方々が指導してくださいます。本年度も、制作作業が始まりました。
 木枠に石こうを入れ、中の空気を抜きます。そこに手を押しつけます。石こうが乾くと、これが手形の型になります。
 焼き入れ・着色は、おやじの会の方がやってくださいます。完成した手形は、吉田小学校運動場の周りに飾られます。

 この活動は、平成18年から続いている吉田小学校の伝統行事です。
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【常滑市立常滑東小】「結ぶ力−異学年交流を通して−」

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 本校では、毎年1年と6年、2年と4年、3年と5年がクラス単位でペアとなり、ふれあい活動を行っています。1年を通して、自己紹介カードの交換から始まり、休み時間にペア同士で遊んだり、朝読書の時間に読み聞かせをしたりと様々な活動をしています。これらの活動を通して高学年は、相手の立場に立った声かけや行動を考えて交流し思いやりの心を育み、下級生の喜ぶ顔に充実感が表れています。また、下級生から認められ頼られる存在だと感じることで自己有用感も高まります。一方、低学年は、高学年と関わることで、『かっこいいお兄さん』『やさしいお姉さん』になりたいという目標をもつことにつながり、同級生の支え合い・助け合いの活動から上級生・下級生の支え合いの大切さを感じていきます。こうした活動を積み重ねることで、特別な行事のときだけでなく、ふだんからあいさつを交わし合う姿が見られるようになることが、望ましい人間関係を結ぶ力になっているはずです。
<6年生の感想>
・「どんぐりよこちょう」のお店では、1年生が笑顔で聞き取りやすい大きな声でお店の説明をしていたので、私まで笑顔になれました。
・自分たちでお店を盛り上げていたり、混み合ってくると「少し待ってください」と対応したりする姿がすごいと思いました。
<1年の感想>
・読み聞かせが、上手だと思いました。私もそうなりたいです。
・お話を聞いて、寂しくなった後、わくわくしました。

【西尾市立吉良中】50周年記念講演

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〜陸上との出会いと夢の実現〜
     糟谷 悟 氏(トヨタ紡織陸上部・本校OB)
 本校は、今年度統合50周年を迎え、11月5日に50周年記念式典を開催しました。式典後の記念講演として、本校OBで現在はトヨタ紡織陸上部で活躍する糟谷悟氏を招き、「陸上との出会いと夢の実現」という演題でお話をいただきました。これまでの人生の中で何度も挫折を経験しながらも、夢をあきらめずに頑張り続けることができたという糟谷氏。昔は、自分のために頑張っていたそうですが、重い病気を経験した時に、同じ病気を乗り越えてオリンピックで活躍する選手を見て、考えが変わったそうです。今は、他の人を勇気づけるために頑張ろうという気持ちで、走り続けているということでした。講演会の後には、懐かしい吉良中のグラウンドで陸上部の生徒と一緒に走っていただき、アドバイスもいただきました。
<生徒の感想>
 苦しい時を乗り越えるにはどうすればいいかを教えてもらいました。(陸上部で一緒に走り)一生に一度くらいのことを体験できたのでよかったです。

【豊橋市立花田小】 心の花放送局

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 花田小学校には、「心の花運動」と呼ばれる活動があります。心の花運動とは、笑顔いっぱいの学校を目指し、平成25年度から始まった活動です。初年度の具体的な活動としては、学校生活で頑張っていた友達や、友達にされてうれしかったことなどを帰りの会で紹介するというものでした。本年度からは、各学年の廊下に「心の花の木」が掲示され、行事の終わりには友達の頑張りを見つけ、発表する姿が見られました。本年度の掲示の中には、自分自身の頑張りを書いた花もあり、自分自身の頑張りを振り返る機会にもなっています。
 この「心の花運動」を受け、11月に始まったのが「心の花放送局」です。この活動は、放送委員会で話し合い、子どもたちが提案をしました。放送委員長が、児童議会で「心の花がたくさん咲いているのに、クラスで紹介するだけではもったいない。友達の頑張りや友達にされて、うれしかったことは全校に紹介したい」と提案をしました。
 心の花ポストに投かんされた「心の花」の中から選ばれたものが給食の時間に放送されています。「たてわりフレンドのときに、6年生が優しくほうきの使い方を教えてくれてうれしかったです。私が6年生になったときも優しく教えてあげようと思いました(1年女子)」「学芸会の楽器演奏の前に緊張していたら、友達に頑張ってと言われて、頑張れました。そのとき、友達ってやっぱりいいなって思いました(5年女子)」など、笑顔あふれるものがたくさん放送されました。