【春日井市立高蔵寺中】みんなを笑顔にする三大祭り

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 生徒会からこんな提案がありました。

 「活力のある学校・助け合いの気持ち・資源の有効活用を意識させ、生徒一人一人の優しい心を育んでいきましょう」

 そこで「みんなを笑顔にする三大祭り」と銘打ち、挨拶運動・募金活動・リサイクル活動を同時に行うことになりました。生徒会の呼びかけにより参集した生徒ボランティアが朝、昇降口に集い、元気な挨拶と回収作業に携わりました。登校してくる友人たちを元気な声と笑顔で出迎え、回収に協力してくれた生徒に対し深々と頭を下げお礼を述べ、その様子から、温かくほほえましい時間の流れを感じました。

 この活動が実施されるまでには、生徒会以外にも生活安全委員会、広報委員会、環境緑化委員会、ベルマーク委員会にも協力を依頼し、大がかりな行事となっていきましたが生徒会役員の努力で実を結ぶことができました。
 このように生徒会が発した小さな波紋が徐々に広がりを見せ、学校全体を包む波紋に発展させていくことで、子どもたちの自治の精神や他を思いやる気持ちが育まれていくことと思います。

【田原市童浦小】ふるさとを感じて〜笠山だでのんまつり〜

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 毎年10月、童浦校区では「笠山だでのんまつり」が開催されます。だでのんまつりは、本年度で19回目を迎え、校区コミュニティ協議会や童浦小PTAなど、校区の多くの大人たちによって支えられています。また、校区のシンボルである笠山のふもとで毎年開催され、笠山周辺も登山道や遊歩道、公園など、年々きれいに整備が進められています。

 オープニングセレモニーでの校区コミュニティ協議会会長からの言葉に、校区の大人たちの気持ちが集約されているように感じました。
「君たちが大人になったときも、この場所を『自分のふるさと』として、みなさんの心にとどめておいていただきたいです。今日は、心に残る楽しい思い出づくりをしてください」
 その後、大人たちが準備した屋台では、様々な食べ物が振る舞われ、子どもたちはそれらをおいしそうに食べたり、だでのんギネスで大会記録に挑戦したりしました。また、5年生は餅つき、6年生は野点(のだて)を行い、校区の方々にお餅や抹茶を振る舞いました。一方、仲間とともに笠山の頂上に登り、心地よい風を感じながら、童浦校区を一望して気持ちのよい時間を過ごしている子どももいました。最後には、子どもたち全員で会場のゴミ拾いをし、さわやかな気持ちで一日を終えることができました。
 子どもたちの心に、笠山での思い出が「心のふるさと」となってくれることを願っています。

〜6年生児童「ふるさと童浦の一句」より〜
 ・ 笠山の ふもとでみんなと だでのんまつり
 ・ 童浦っ子 地域の方に めぐまれて
 ・ 童浦地区 思い出いっぱい 宝物

【知多市立岡田小】 ともに生きる福祉の心

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 岡田小学校では、4年生を中心に福祉活動に取り組み、「共に生きる明るい社会」を目指しています。
10月19日、秋晴れの中、4年生の児童と地域の老人クラブの方々とグランドゴルフを通して交流会をしました。自己紹介を行い、道具の使い方・ルールを学び、早速試合を開始しました。老人クラブの方の指導のもと、ホールを目指して意欲的にプレーする姿が見られました。試合後は、小グループに分かれ、昔の暮らしや小学生だった頃の思い出話などを聞き、和気あいあいとした楽しいひとときを過ごすことができました。児童からは、「おじいさんがこれまで培ってきた経験について学び、尊敬した」「これからもグランドゴルフを続けて健康に長生きしてほしい」といった感想が聞かれました。
 6月には「高齢者疑似体験」を行い、重りやゴーグルなどの疑似体験セットを装着し、高齢者の身体機能を体感しました。自分達の日常生活との違いを考え、高齢者をいたわる気持ちを持つよい機会となりました。また、9月には、「福祉体験教室」を行い、4年生は車いす、5年生は手話、6年生はガイドヘルプ・点字を講師やサポーターの方々から学びました。「困っている方がいたら、『何かお手伝いはありませんか』と自分から声をかけたい」などの感想が聞かれ、障がいに対する理解も深まりました。
 岡田小学校では、こうした取組によって、福祉活動やボランティア活動が日常生活の中で広がっていくことを期待し、共に生きる福祉の心が育っていくことを願っています。

【設楽町立田峯小】 中学生、ありがとう!

 田峯小学校は、近隣の清嶺小学校と集合学習を行っています。年間4回の通常の集合学習では音楽と体育を一緒に学習します。さらに、中学年の社会見学、高学年の修学旅行や臨海学習、冬季のスキー教室なども合同で行います。それ以外に、運動会も合同で、会場は二つの小学校で交互に行っています。

 合同運動会では、両校を卒業した中学生が大活躍をしてくれます。「思い出のグランドで」という名の中学生種目はもちろん、それ以外の一般の種目にも積極的に参加しています。そして、器具係の仕事や決勝テープの係など、裏方を一手に引き受けてくれます。「小学生のためにやってやる」という空気は、微塵(みじん)も感じさせず、本当に当たり前のように活動してくれるのです。
 小学生は、そのおかげで、自分の種目だけでなく、他学年の種目も応援でき、運動会を心から楽しむことができます。そして、そのことへの感謝の気持ちが、卒業後、中学生になってからの協力的で前向きな姿勢につながっていくのではないかと思います。
 教員にとっても、送り出した子どもたちが母校の運動会に協力し、後輩に「すてきな後ろ姿」を見せてくれることは、何よりもうれしいことです。
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【豊田市立市木小】あいさつの輪を広げよう

 本校では、児童会活動のやまびこ委員会を中心に、あいさつ運動の取組を進めています。

 これまで春、夏、秋の交通安全市民運動に合わせて、登校時にあいさつ運動を行いました。各クラスで募集した「あいさつボランティア」を中心に、登校した子から列に加わっていき、後から登校してきた友達に大きな声であいさつをします。その列は、本校では「あいさつロード」と呼ばれています。あいさつロードを通る子どもたちも周りからの元気な声に押され、あいさつを返していました。

 前期も終わりに近づいた9月26日から10月7日の2週間は、「あいさつGOキャンペーン」と称してあいさつ運動を行いました。朝のあいさつだけでなく、ふだんからあいさつをできるようにするために、各クラスであいさつリーダーを毎日決め、良いあいさつができた友達にカードを配りました。毎日繰り返していく中で、あいさつ運動も盛り上がりを見せ、大きな声であいさつを交わす姿が多く見られるようになりました。
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【豊橋市立芦原小学校】『この木なんの木』

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 芦原小学校は緑がいっぱいの素敵な学校です。校庭や中庭には、たくさんの木々が植えられています。春には大きな夏みかんを実らせる木もあれば、秋にはきれいな赤い葉を見せる木もあります。そんなたくさんの木々と、もっと触れ合ってもらおうと、『この木なんの木』という取組があります。木にぶら下げられた樹木名表示器をのぞいてみると、そこには木の名前や種類が書かれています。

「これは何の木かな・・・サルスベリって言うんだ!」
「ヤマモモの木に赤い実がいっぱいなってるよ!」
と、校庭からこんな声が聞こえてきます。

 最近の1年生のブームは、「大当たりシール」を見つけることです。「大当たりシール」は学校のいろんな場所に貼られています。見つけた大当たりシールには、「ヤマモモの葉をもってくる」「ヤエザクラの葉をもってくる」などミッションが書かれています。ミッションをクリアするために一生懸命に葉を探して校長先生に見せます。正解なら1ポイントをゲット。そして10ポイントをためたら素敵な景品と交換できるので、子どもたちは必死です。こうして子どもたちは緑いっぱいの学校で、楽しそうに木々の名前を覚えていきます。

【一宮市立大和東小】地域に開かれた学校を目指して

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 本校は保護者によるボランティア活動が盛んです。読み聞かせやガーデニング、食育サポートなど様々な活動が行われています。
 中でも、毎月第3日曜日に行われるファミリーボランティアの活動は多岐にわたっています。家族で学校内の環境整備を行います。それぞれの仕事や得意なことを生かして、ペンキ塗りや扉の修繕、カーテンの補修や草むしりなど、大勢でにぎやかに活動しています。
 このように、地域の皆様、保護者の皆様に支えられて、本校の児童は素直に伸び伸びと成長しています。これからも地域に開かれた学校づくりを目指していきたいと思います。

【安城市立桜井中】 WE LOVE 桜井 〜絆プロジェクト〜

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<職場体験学習からつながるボランティア活動と地域の輪>
 桜井中学校では、1学期に2年生が公共施設や事業所等で職場体験学習を行っています。
ある生徒は、学区の幼稚園での体験学習を行う前に、「めんどくさいな」と呟(つぶや)いていました。しかし、一週間の体験学習を終えて帰ってきた生徒は、「先生、小さい子の相手は大変だった」と充実した表情で話してくれました。
 
 2学期に入り、体育大会や各部活動の新人戦など多くの行事に追われる中、ボランティア活動の募集を行いました。「幼稚園のボランティア」を呼びかけると、その生徒が「僕、いきます」と爽やかに申し出ました。担任が「今は新人戦も忙しく、部活に燃えているのによく参加すると言ったね」と声をかけると、「近所の大型スーパーで、園児に会って、『おにいちゃんまた来てね』って言われちゃったんだよね」と少し照れくさそうに言いました。地域のつながりの中で心が耕され、生徒も成長していくのを感じた出来事でした。

 心と心の交流を目指した「絆(きずな)プロジェクト」は今年で4年目になりました。生徒会を中心にあいさつ運動を始め、多くのことに取り組んでいます。このプロジェクトは今、学校から地域に飛び出して活動しています。更に人と人との結びつきを強めるために、力を入れていきます。

【東栄町立東栄中】縦割り班で合唱練習!

 東栄中学校は全校生徒が61名。そこで、文化祭や卒業式など、多くの場面で全校合唱を披露しています。昨年度から、縦割り班活動充実の一つとして、写真のように、男女それぞれ1・2・3年各1名ずつの異学年グループを編成しました。
 新しい曲が決まると、先に3年生が練習します。3年生はこれまでの経験から、曲を覚えるのも早く、音程も安定しています。3年生が覚えたところで、パートごとに分かれて練習を開始します。このとき、3名から4名の同性異学年の班で活動します。

 下級生は先輩の声にあこがれ、先輩の歌声を目標として取り組む中で技能が高まります。上級生は、下級生のよい手本になろうと、練習に身が入ります。また、下級生に頼られることで、ますます自信をもつことができます。こうして、1年生だけだと、不安定な合唱でも、全校で練習することで、東栄中学校の合唱のレベルが向上します。

 昨年度の文化祭では、特に3年生の合唱が感動的で、多くの方が涙を流して聴いていました。本年度は文化祭の前に、東栄中学校研究発表会があり、100名を超える先生方を前にして合唱を披露する場が与えられ、生徒は張り切って練習しています。
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【豊川市立小坂井中】坂中体育大会

 豊川市立小坂井中学校の体育大会は、一年間で最も熱く、最も生徒たちが力を注ぐ行事です。クラスの全員がバトンをつなぐ全員リレー、障害物競争や二人三脚リレーがあります。生徒会が運営する「ぐるぐるハリケーン」は毎年行われる伝統競技であり、学年の枠を超えてタイムを競い合います。今年の入賞はすべて3年生。「やっぱり先輩は強いや」と後輩が悔しがりつつも3年生のすごさを感じる立派な走りでした。クラスの絆(きずな)を深め、クラスが一つとなって取り組んだ長縄の全員跳びでは、様々なドラマが生まれました。回し手の前で跳んでいる子がその苦しそうな顔を見て「あと少しだから頑張って」と心からの励ましの言葉を贈ったり、終了の合図とともに崩れ倒れた回し手にかけよって、3分間みんなで頑張りきったことを肩を抱えながら喜び合う姿があったりしました。

 そして、坂中体育祭の目玉の一つは何と言っても応援合戦です。どの競技中でも、自分のクラスや同じクラスカラーの先輩後輩を、力の限り応援します。夏休みを通して作成した各クラス自慢の旗を思い切り振り回しながら、メガホンを通して声がかれるまで叫び続けました。その応援に全力で応えるように、選手の顔はどれも生き生きとしたものでした。フィナーレを飾るのは3年生のマスゲーム。互いに競い合ってきた各クラスがそれをたたえあうように一つにまとまります。音楽に合わせ、仲間と呼吸を合わせ、この体育大会に込めた思いを胸に演じきります。1、2年生たちは自分の応援席に座り、先輩たちのこのマスゲームを静かに見守ります。先輩たちの雄姿を目に焼き付け、この良き伝統は受け継がれていきます。
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【豊川市立国府小】田植から学ぶこと

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 国府小学校では、5年生の米作りの学習に合わせ、全校で田植を行っています。地域の方々に協力していただき、毎年田んぼを貸していただいて行います。5月に田植を行い、6〜9月に草刈り、10月に稲刈り、11月に収穫を祝う会を行います。米作りの活動体験を通して、生産活動の苦労や収穫の喜びに触れることや、地域の方々との交流を目的としています。活動は1・6年生、2・5年生、3・4年生のペア学年で行います。高学年が苗を分け、低学年が植えるというように、互いに声を掛け合いながら活動をします。活動後のペアで交換した手紙(「こころのかけはしカード」)には、「田植のやり方を優しく教えてくれたから、しっかりできたよ。ありがとう」「4年生になったら3年生の子におしえたいな」などと書かれていました。どの学年も、協力し合って田植や稲刈りをすることができました。

 「田んぼに入ったときはぬるぬるして大変だったけど、だんだん楽しくなってきた」「お米を作るのは大変だということがわかったよ」など、田植を通して、米作りに興味をもつ児童も増えました。給食のときに、食器に御飯つぶがついていると、「一生懸命作ったお米がもったいないよ!」という声が出てきて、クラスみんなが感謝の気持ちをもってお米を頂いています。子どもたちの手でお米を育てているからこそ出てくる姿だと思い、心が温かくなりました。

【一宮市立北方中】平成28年度北方中学校体育祭

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 9月24日(土)、曇り空の涼しい気候の中、体育祭が行われました。自分の種目はもちろん、クラスや群団の仲間へ熱い声援を送り、お互いの健闘をたたえる生徒たちの姿が印象的でした。すべての種目に対して、生徒たちはとても良い表情で取り組むことができました。仲間と協力することや気持ちを一つにすることを学ぶことができ、心に残る最高の体育祭になったと思います。この経験を今後の学校生活、そして2学期に行われるもう一つの大きな行事「歌声コンクール」へ生かしてほしいと思います。

【尾張旭市立本地原小】わたしの大切な風景in本地ヶ原

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 本校校区は、市から地域学校支援推進事業の委嘱を受けており、地域の方々と力を合わせて、子どもたちに学力・コミュニケーション能力・思いやりの心・感謝の心・規範意識を育むことを目指して活動しています。その取組の一つとして、6年生図画工作科「わたしの大切な風景」で描いた校区の絵を本地原公民館、新池交流館「ふらっと」(地域のコミュニティーセンター)に掲示したところ、それぞれの施設で、卒業生や保護者、校区の住民だけでなく、近隣市町も含め、様々な年齢層の方々から感想をお寄せいただきました。

 寄せられた直筆の感想は、6年生の学年掲示板で紹介しました。そこには、「子どもたちが本地ヶ原を大切に思っていることが分かる絵を見ることができてうれしいです」など、たくさんの温かい言葉がありました。中には、作者の名前まで挙げ、作品のよい点を具体的に褒めてくださっているものもありました。感想を読んだ子どもたちは、改めて校区のよさや地域の方々の温かさを感じ取ることができたでしょう。郷土を愛する気持ちを高めるよい機会となりました。

【豊田市立梅坪小】縦割り活動で深め合う心の交流

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 本校では1年生から6年生までの縦割り班を作って、様々な場面で助け合いながら楽しく活動しています。5月に行われた運動会では1年生の子たちは、6年生が考えた応援合戦の動きを何度も何度も丁寧に教えてもらいました。そして、大きな声を出したり、体全体で動きを表現したりして全力で選手の子たちを応援しました。1年生から6年生までが一体になって取り組み、縦割り班の仲間意識が高まりました。
 また、隔週ごとに縦割り遊びも行っています。運動場や体育館で楽しく遊んだり、工作を行ったりしています。どの班も、上級生が下級生を積極的にリードする場面が見られました。子どもたちにとって楽しみな時間になっています。子どもたちがお互いに、心を通わせる様子を見て、ほほえましい思いがすることもしばしばです。
 今後、縦割り班での遠足も予定されています。各学年の児童がそれぞれに異学年の子たちと関わることを通して、一回りも二回りも大きく成長していくことを期待しています。

【一宮市立朝日西小】運動会「親子競技」

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 9月17日(土)に運動会が行われました。本校は、全校児童175名という小規模校のため、児童のみですべての競技を行う他に、親子で行う楽しい種目がプログラムに入っています。

 5、6年生は、親子で手をつないで向かい合い、おなかとおなかで段ボール箱を挟んで運ぶという競技を行いました。高学年ともなると、最近は恥ずかしくて手をつなぐことも少なくなってきたと思います。しかし、競技中はしっかりと手をつなぎ、「いちに、いちに!」と笑顔で声をかけ合う姿が印象的でした。中には、「家でしっかり練習してきました!」と、息がぴったり合った走りをみせてくれた親子もいました。競技が終わった後、「楽しかったね」「次の競技も頑張ってね」と声を掛け合い、それぞれの席へ移動する親子も多く、心温まる時間となりました。

 お家の方も子どももお互いに忙しい毎日を送っているかもしれません。そんな中でも、時には見つめ合ったり触れ合ったりする時間を、今後も大切にしてほしいと思います。

【豊田市立冷田小】ひ:人に優しく え:笑顔であいさつ だ:誰とでもなかよく

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 冷田小学校では、三つの委員会が活動しています。学校生活が楽しく過ごせるようになることはもちろんですが、友達の良いところを見付けたり認め合ったりすることができるような活動もあります。
○運営委員会の活動に「サンキューカード」があります。友達の良い行動を見付け、それをカードに書いてポストに入れると、ランチルームでの会食のときに紹介されます。
「色鉛筆を落としたときに、一緒に拾ってくれてありがとう」(2年生より)
「係の子が欠席しているときに、代わりに机を拭いてくれました。自分で気付いてやっているところがすごいと思いました。進んでやってくれてありがとう」(4年生より)
「自分で気付いてトイレのスリッパを整頓してくれてありがとう。これからも続けて欲しいです」(先生より)
 友達のちょっとした行動を知らせることにより、他の子どもたちもその子のよさを改めて感じることのできる機会になっています。

○元気もりもり委員会は、給食の一口献立メモで、食べ物や調理に関する話をしたり、全校外遊びの計画をたて実施したり、学校保健委員会の仕事をしたりと多くの仕事を担当しています。それ以外にも、誕生日クイズで全校を楽しませてくれています。本校では、児童や先生の誕生日に自分たちの考えたテーマでクイズを作り、給食の時間に行っています。誕生日の子の好きなものだったり、夢だったり、その子らしさを感じさせる内容で全校を楽しませてくれています。小さいころから一緒にいる子たちばかりなので、「〜が好きなんだよ」「〜になりたいって聞いたことある」と、教え合いながらクイズを楽しんでいます。ほほえましいひとときです。

【一宮市立今伊勢中】 「群団応援合戦」を通して

 一宮市立今伊勢中学校の体育祭では、縦割りの群団応援合戦が行われます。3年生が中心となって、夏休みから振り付けや掛け声を考え、2学期の体育祭の練習で1、2年生に伝えます。3年生は、振り付けを教えるため、どう伝えたらよいのか苦戦したり、やる気がない仲間に腹を立てたりして、苦労が絶えませんでした。何度も繰り返し練習を重ねた結果、手拍子などがそろったときには、群団全体が湧き立ち、応援リーダーの喜びに満ちた表情が見られました。体育祭当日に向けて、朝の練習や昼放課などで3年生がこの体育祭にかける思いを後輩に語り、それを聞いた後輩の様子も少しずつ変わっていきました。
 当日の演技は、どの群団も審査員が頭を悩ますほどレベルが高いものとなりました。体育祭後の生徒の感想からは「応援を通して群団が一つになり、最高の体育祭になった」「声をからしてまで全力を出す群団長のために一生懸命頑張りたいと思った」「僕も群団長のようになりたい」など3年生の背中を見て成長した後輩の姿があり、本校に脈々と受け継がれる伝統の重みを実感できるものでした。今後は、合唱コンクールの群団交流会において、更にこの良き伝統は受け継がれていきます。
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【岡崎市立広幡小】あいさつの花を咲かせました。

 本校では、児童会活動の生活委員会を中心にあいさつ運動の取組を進めています。
 5月には、一週間、登校時にあいさつ運動が行われました。登校した子から順に列に加わり、後から登校してきた友達に大きな声であいさつをします。その列は何と校門から昇降口まで長く続くこともありました。本校では、「あいさつ街道」と呼んでいます。列の間を通る子供たちは、その迫力に圧倒され、自然と笑みがこぼれ、大きな声であいさつをしていました。朝から元気な声が校内を包みました。
 2学期が始まり、9月12日から16日の5日間の登校時には、「あいさつの花を咲かせよう運動」が行われました。2つの門に生活委員会の子供が立ち、「笑顔」、「明るく」、「大きな声」であいさつした子にシールを渡しました。学年の昇降口に貼ってある模造紙には、木の絵が描かれており、もらったシールを花びらのように貼り付けていきました。あいさつを交わしていく中で、運動も盛り上がりをみせ、いつしか生活委員のみではなく、登校した子供たちもあいさつ運動に参加する光景が見られました。今でも各学年の昇降口には満開のあいさつの花が飾られています。
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【南知多町立内海中】「天気になぁれ」〜生徒ボランティアの思い〜

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 生徒数の減少で、かつて500名を越える規模であった本校も、本年度は全学年単学級となっています。その分、学校と地域の連携は深く、生徒一人一人が学校・地域で活躍する姿が多く見られます。地域からは、まちづくり協議会(内海海岸津波避難訓練)や体育協会(地区運動会)、社会福祉協議会(福祉施設)などから生徒ボランティアの要請があり、生徒は思い思いに自分に合った活動に参加し、地域に貢献することで自己有用感を高めています。天候に左右される活動が多い中、11月に予定している「内海地区家庭教育をすすめる会」主催のふれあいハイキング大会実行委員には、本年度34名(全校の約3分の1)の応募があり、夏休みから企画を進めています。ここ4年は残念ながら、雨天続きでハイキングが中止となり、中学生スタッフによる屋内でのゲーム大会のみとなっています。「今年こそはハイキングを・・・」の思いを地域で共有し、秋晴れの下の実施に向け準備していきたいと思います。

【半田市立乙川小】ときめきウィークのペア読書

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本校では、学期に1回、ときめきウィークという読書週間を設けています。その中の取組の一つに、ペア読書と題して、高学年児童が低学年児童に読み聞かせをするというものがあります。

 低学年児童は、自分が読んでもらいたい本を思い思いに選び用意をします。本を選ぶことができると、それを高学年児童に渡して、読み聞かせをしてもらうようお願いします。
受け取った高学年児童が、休み時間などに練習をしますが、特に指示を出していないときにも一生懸命練習に取り組む児童が多く、低学年児童に対する思いやりを感じることができます。

 ペア読書当日には、高学年児童が教室までお迎えに行き、手をつないで教室まで連れていきます。いつもは、まだまだ甘えたい年頃の子どもたちも、この日ばかりは、お兄さん、お姉さんの顔つきで対応しています。
親が子に本を読んであげるように挿絵を見せながら、何とも優しい声で読み聞かせをする高学年児童の姿があちこちに見られます。低学年児童も挿絵をのぞき込むように近づき、互いが寄り添っている光景はとてもほほえましいものです。

 活動が終わった後もお兄さん、お姉さんは、ペアの児童が気になって仕方ないようで、休み時間になると自分のペアの児童を誘って外へ遊びに行く姿が、よく見られるようになります。教室へ戻ってきたときうれしそうに話をしてくれる姿もどこか誇らしげな雰囲気が伝わってくるものです。
 年下を気遣う高学年と、笑顔でそばにいる低学年の様子は、「ちょっといい」ではなく、「すごくいい」と感じます。