【豊橋市立天伯小】あいさつバトン運動

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 7月8日(金)から一週間、毎年恒例のあいさつ運動を行いました。

 天伯小学校に、より元気なあいさつが響くようにするにはどうしたらいいのかを、児童会の子どもたちが考えました。

 そこで、楽しみながら大きな声であいさつができ、更に他学年にもあいさつが広がることを願い、バトンを手渡ししながらあいさつをする「あいさつバトン運動」を、企画しました。
 毎朝、児童会の役員はバトンを持ち、正門に立ちます。そして、大きな声で「おはよう」と言いながら、バトンを手渡します。手渡された子は、自分とは違う学年の子に「おはよう」と言いながらバトンを手渡します。バトンを受けた子たちは、はにかみながらもふだんあまり話をしない学年の違う友達に「おはよう」と言いながら、次々とバトンを手渡していました。正門から校舎に向かう通路には、楽しげなあいさつの声が飛び交っていまいた。

 休み時間には、1年生が「あっ、今日バトンを渡したお兄ちゃんだ」と言って、手を振っていました。このあいさつバトン運動を機に、クラスの友達だけではなく、ふだん関わることの少ない他学年の子とも「あいさつ」を通して関わりを持てたようです。今後もさらに、元気なあいさつが響くことを期待しています。

【常滑市立鬼崎北小】掃除のやり方を教えてもらったよ

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 1年生は、国語や算数の勉強以外にも給食当番や係の仕事など、初めてのことがたくさんあります。毎日行う『掃除』もその一つです。ほうきの使い方や雑巾の扱い方、掃除のやり方など覚えることがたくさんあります。

 そんなとき、今年は6年生の児童が自主的に掃除の時間に手伝いに来てくれました。ペアのお兄さんお姉さんと一緒に掃除をすることは1年生にとって楽しみのようで、掃除の時間を心待ちにするようになりました。6年生と一緒に掃除をすることで掃除が上手にできるようになりました。進んで一年生を手伝おうと行動した6年生にとっては、一緒に掃除をすることで「1年生って大変だな」「自分たちもこうだったのかな」など経験しないと分からないことを学ぶよい機会となりました。

【豊橋市立富士見小】 「子つばめ隊」の取り組み

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 本校は6年生になると「子つばめ隊」を結成します。「子つばめ隊」とは、学校をよりよくするためには何が必要かを考え、様々な活動に自主的に取り組む子どもたちのことです。

 この活動は6年前から始まりました。きっかけは、子どもたちが保護者や地域の有志で結成した「おやじの会―つばめ育み隊―」の活動を知ったことです。当時の6年生が自分たちのためにボランティアでプール掃除や資源回収の手伝いをしてくれている大人の姿を見て、「私たちにもできることがある」と立ち上げたのです。それ以降、6年生になると子つばめのリーダーとして、挨拶運動や読み聞かせ、学校環境の美化活動など、活動に工夫を重ねながら取り組み続けています。

 また、25年度からは、講師の先生をお招きし「命の授業」や「気持ちの授業」を聴く機会を継続して設けています。今年度は6月に親子講演会を開催し、自分や友達の命を輝かせることの大切さを学びました。その中で、「5つの誓い」や「ドリー夢メーカー」という教えを、全校のみんなで実践していきたいと考えた子つばめ隊が、朝の放送を利用して情宣活動に乗り出す姿も見られ始めています。

 このように、学校の教職員だけでなく地域の方も「親つばめ」となって、「子つばめ隊」を支えてくれています。今年度も、様々な活動に取り組み始めた「子つばめ隊」。今後も自分たちの力で羽ばたいていけるように、「親つばめ」をみんなで見守っていきたいと思います。

【東海市立明倫小】1学期 がんばったことの発表

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 明倫小学校では、7月20日(水)終業式に、1年生から6年生までの各学年の代表者が1学期にがんばったことを発表しました。それぞれ、授業や生活の中で努力を重ねることで、できるようになったことがたくさんありました。算数をがんばった子、漢字をがんばった子、掃除をがんばった子、鉄棒をがんばった子、ドッジボールをがんばった子、1年生のお世話をがんばった子。

 発表者は、マイクを使わず、大きな声で、原稿を見ないでしっかり発表することができました。足を開き、顔を上げまっすぐ前を見ます。聞く方も、静かに耳を澄まします。聞き終わった後は、拍手が湧き起こりました。

 これから、夏休みを経て、2学期も子どもたちのますますの成長を願っています。2学期には、どんな力をつけることができるでしょうか。子どもたちのがんばりに寄り添い、子どもたちの心を育んでいきたいと思っています。

【一宮市立大和西小】あいさつをしてよかったこと

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 本校では、「あいさついっぱいの学校」を目指して、毎学期、児童会を中心にあいさつ運動を行っています。本年度は、特に、子どもたちがあいさつの大切さを意識する取組として、全校児童がこれまでのあいさつを振り返って、「あいさつ作文」を書きました。集まった「あいさつ作文」を生活委員会の児童が、昼の校内放送で紹介しました。

・近所の人にあいさつをしたら、「げんきだね。おばちゃん、うれしいわ」と言われてうれしかったです。
・自分から「こんにちは」って言ったら、「こんにちは」ってあいさつしてもらえて、うれしかったです。
・朝、散歩をしているおじいさんやおばあさんがいたので、「おはようございます」とあいさつをしました。そしたら、次の日は、おじいさんやおばあさんから、あいさつをしてもらいました。
・朝、あまり元気が出ないときに、誰かが「おはよう」と声をかけてくれました。とても明るい気持ちになって、一日ずっといい気分で過ごすことができました。
・下校の途中に、近所のおじさんにあいさつをしました。帰り道でよく見かけるので、何度かあいさつを続けていると、そのおじさんは私を見ると手をあげてあいさつをしていただけるようになりました。少し親しくなれた気がして、あいさつをしてよかったなと思いました。

【豊明市立双峰小】上級生も下級生も一緒になって「仲間づくり」

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 本校では、10年以上前から異学年集団が集まった「やまびこグループ」による交流を行っています。そして、児童の自主的な生活態度の育成や望ましい仲間作りを支援することを目的とした「やまびこ活動」を進めています。今年度も、日常的な清掃活動や定期的な読書活動を始め、様々な活動を各グループの6年生がリーダーとなって進めています。6月23日(木)5時間目に開催した「ゲーム集会」では、児童会主催のもとで、この「やまびこグループ」がお互いのきずなを深める楽しいひと時を過ごしました。

 前半の「子とり鬼遊び」では、蛇のように守りを固めるグループや積極的に相手に立ち向かうグループなど、6年生リーダーが個性を発揮して陣形を考えました。また、下級生は、上級生のもとで奮闘しました。後半の「人文字遊び」では「笑」という文字をグループ全員で作り、タイムを競いました。体育館のいたるところに「笑」が出現する様子は、大変ほほえましいものでした。

 こういった活動を通して、学年の枠にとらわれることなく、「仲間」として必要なスキルやモラルを自然に学んでいくことができます。2学期も「遊び」を通して「仲間づくり」をすすめていく予定です。

【蒲郡市立蒲郡東部小】縦割りグループでの七夕集会

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 本校では、毎年縦割り活動での七夕集会を行っています。
 
 上級生の子が下級生の子に七夕飾りの作り方を教えてあげ、楽しく作ることができました。また、短冊には「水泳で25m泳げるようになりますように」「卓球が上手になりますように」「みんなが楽しく、幸せにくらせるように」など思い思いの願いを書くことができました。願いごとをグループ内で読み合った後は、協力して笹(ささ)に飾りました。

 こういった縦割りグループでの活動は、上級生の子には、思いやりの心を育み、下級生の子には、上級生の子の優しさに触れる、とてもよい機会になっています。

【尾張旭市立旭丘小】友だちのよいところ

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 2年生のあるクラスへ、帰りの会の指導に行ったときのこと。

 司会の子が、「今日のピカピカさんを発表してください」と言うと、たくさんの子の手が勢いよく挙がった。どの子も、椅子からおしりが浮き上がるほど、発表したいという気持ちを全面に表し、ピンと手を伸ばしている。司会の子が、「○○さん」と指名すると、指名された子が「今日、△△さんが、消しゴムが落ちたときに拾ってくれました」と満面の笑みを浮かべながら、元気に発表した。すると、教室全体からたくさんの拍手がわき起こる。そんな中、教室中の視線が集まる先では、△△さんが照れながらも何とも言えない笑顔を見せていた。こんなやりとりが続く様子を、「これがきっと毎日の光景なのだろう」と思いながら、しばらく黙って見守った。司会の子が「先生のお話です。いい姿勢をしてください」と続けた。背筋をぴんと伸ばし、きらきらした目で私を見ている子どもたちに、「みんなとっても良い顔をしているね。明日もその笑顔で元気に学校に来てください」と一言。そんな私の顔も、とびきりの笑顔となっていた。最後に全員で「さようなら」と元気にあいさつ。どの子も笑顔いっぱい。「また明日、この笑顔に会えることが楽しみだな」と思いながら、子どもたちを見送った。
 
 6年生でも、クラス全員分の良いところを自主学習のノートいっぱいに書いてきた子がいると聞いた。2年生の帰りの会を思い浮かべながら、きっとあの光景がここにつながっているのだなと感じた。人の良いところに目を向け、気づいてあげられる。そんな子どもたちがたくさん育っていることをうれしく思った。幼い頃の経験・体験は、良くも悪くもその人の人柄を大きく左右する。旭丘小学校での日々の心温まる生活が、子どもたちがより良く成長していくための糧となるよう、今後も全力で支援していきたい。

【常滑市立青海中】林間学校でのできごと

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 青海中学校の2年生は、6月20日(月)〜22日(水)の3日間、宿泊研修として旭高原少年自然の家に行きました。今回の宿泊研修では、2年生全員が何らかの実行委員になり、皆のために企画を練り、それらを実行に移すことができました。1日目のキャンプファイヤーでは、ファイヤー実行委員が、皆の先頭にたって盛り上げました。2日目のウォークラリーは、残念ながら中止になってしまいましたが、道中で皆の絆(きずな)が深まるように様々なクイズや企画を考えました。そして、夜には、夜レク実行委員が、クラスの団結力が深まるように、クラスで協力して優勝が狙える種目を考えました。また、バスの中で、皆が盛り上がれるように、CDや曲目を書いた紙を作った生徒、そして、朝のつどいや入所式、退所式で会の進行を担当したつどい実行委員、しおり作成にかかわったしおり実行委員、「Just do it(思い切って行動を起こせ!)」を掲げたスローガンを作成した生徒たちと、2年生全員が活躍した林間学校でした。退所式では、5月から昼休みの5分間を積み重ねて練習してきた「あとひとつ」を全員で三部合唱で歌いました。3日間お世話になった職員の方に感謝の気持ちを伝えようとする生徒たちの真剣さが、見ている私たちの心を動かしました。2年生全員が活躍した林間学校の締めくくりにふさわしいすばらしい合唱でした。 

【豊橋市立前芝小】まめしば活動の取り組み

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 本校では、一年を通して、縦割り活動「まめしば活動」を行っています。1年生から6年生まで、11人で1グループとなり、木曜日の昼の休み時間に一緒に遊んだり、校内の行事に参加したりしています。

 この写真は「まめしば紅白歌合戦」の発表の様子です。全校でまめしば班を4つに分け、それぞれ6年生を中心に、歌の歌い方や振り付け、並び方などを考えて発表しました。「1年生にも分かるように」「楽しく歌えるように」など、今までの先輩たちの様子を思い出しながら、企画・練習をし、本番の発表では、どのグループもそれぞれ個性あるものになりました。今後、「まめしばオリンピック」「まめしば百人一首大会」など、縦割り活動をする中で、高学年としての自覚をもつ場面や、お互いを思いやる場面が一層増え、より仲よく交流できていくようになると考えています。

 低学年の子に「楽しかったよ」と言ってもらって喜んでいる6年生を見ることが増えてきました。お互いの心が育つ「まめしば活動」を、更に充実したものにできるよう支援していきたいです。

【一宮市立北方小】七夕集会

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 本校では毎年、児童会主催の七夕集会を行っています。各クラスが話し合いで決めた願い事を代表児童が発表します。「げんきいっぱい! なかよしこよし! いつもえがおですごせますように」「あさがおのように げんきで かしこい子になりますように」「元気いっぱい100%けんかなし テストまん点ハッピーなクラスになりますように」「いじめなし! みんなで作ろう 笑顔の輪」など、様々な願いを込めて発表しました。また、一人一人が書いた願い事は、510個の星となって七夕飾りになりました。この七夕飾り【夢】は、『一宮七夕まつり』で飾られます。

 本校の教育目標「心豊かで、たくましく、未来をひらく北方の子を育成する」は、保護者や地域の願い「よく考え、よく学び、心身ともに健康な子」と教師の願い「確かな学力を身につけた子・豊かな心を持った子・健やかなからだを備えた子・社会性を身につけた子」から立てられました。
 北方小学校みんなの願いがかないますように…。

【弥富市立弥生小】学校大好き

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 本校では、毎年1・2年生合同で行う取組があります。

 4月、「なかよし会」と「学校探検」を行いました。2年生は、一年前を思い出し、「なかよし会」でする簡単な遊びの練習や「学校探検」用の各教室のポスター作り、順路の確認などの準備をしました。なかよし会では、自己紹介、「ずいずいずっころばし」「おちゃらかほい」の昔遊び、アサガオの種のプレゼントをしました。昔遊びを知らなかった1年生も楽しく遊べ、その後の学校探検にスムーズに移ることができました。学校探検では、2年生と1年生が手をつないで出発です。2年生は、「この部屋は、図書室だよ。シューズはぬいで、げた箱にきちんと入れて」と教えたり、「みんな、きちんとならんで。次へ出発するよ」と声かけをしたりしてグループで回ることができました。学校探検が終わって、2年生からは、「1年生が少しでも教室を覚えてくれたらうれしいです」「1年生だけでする学校探検がうまくいくといいです」などと、1年生を思いやる言葉が聞かれました。
 
 5月には、運動会で行う「弥富音頭」の練習をしました。2年生がお手本を見せながら手や足の運びを教え、1年生も本番までに上手に踊れるようになりました。
 これらの活動は、2年生が去年してもらったことばかりですが、上の学年の立場としてどう接したらよいか考えながら行動する姿が見られました。入学して間もない1年生にとっては、学校での楽しみを見つけるきっかけになったのではないかと思います。2学期も、サツマイモのおやつプレゼント、おもちゃランドへの招待など企画し、それぞれの学年の立場で「弥生小大好き」な子どもたちを育てていきたいと考えています。 

【蟹江町立舟入小】ギネスに挑戦!

 我が校は、全校児童70名と大変小規模な学校です。ですから、全校児童が顔見知りで、休み時間も仲良く過ごしています。上級生が下級生の世話をする縦割り班活動も、なかよしタイムに週4回あり、ドッジボール、竹馬や一輪車を縦割り班ごとに行っています。コートを描いたり、ボールの用意をしたり、竹馬や一輪車を支えたりするのは、6年生の役割です。その姿を見て、下級生が育ち、次に自分たちが6年生になったときに同じように下級生の世話をするというのが当たり前になっています。

 児童会運営の「ギネスに挑戦」も縦割り班活動の一つです。六角鉛筆積み、豆つかみ、紙ちぎりのばし、けん玉のもしかめという種目を、班対抗で行います。今年度は、7月8日に行い、練習の成果を出し合っていました。互いの班の友達を応援する一生懸命な姿が、子どもたちのつながりの深さを感じました。初めて挑戦した1年生は、「難しかったけれど、楽しかった」「同じ班の6年生が勝ってうれしかった」と興奮して話をしていました。
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【江南市立布袋中】群団顔見せ会

 本校は体育大会を9月に実施します。体育大会は、三つの学年を縦割りにしたチーム(群団)を六つ結成し勝敗を競い合います(群団カラーは、青・白・黄・緑・桃・赤)。

 本校の体育大会の伝統は、群団全員が一丸となって取り組む応援合戦です。その応援合戦に向けて、群団のメンバー同士が初めて交流する『群団顔見せ会』を、6月に開催しました。

 『群団顔見せ会』は、まず各群団長が応援合戦への意気込みを発表し、次に群団対抗の『大声大会』を行います。『大声大会』というのは、各群団で考えた応援歌(制限時間1分間)を群団ごとに練習し、声の大きさを競い合うというものです。わずか10分という短い練習時間の中で、3年生を中心に、皆で協力し合って完成度を高めていきます。

 結果は青群団の優勝でしたが、どの群団もすごい熱気と迫力で真剣に練習に取り組み、団結力を高めることができました。9月の体育大会の応援合戦がとても楽しみです。
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【清須市立新川小】 EM菌(有用微生物群)出前授業

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 6月16日(木)・17日(金)、4年生を対象に、外部講師を招いてEM菌出前授業を行いました。EM菌とは、乳酸菌や酵母など人にも環境にもやさしい微生物たちの共生体のことです。

 はじめに、EM菌とはどういうものか、紙芝居を見ながら学びました。子どもたちは、EM菌が悪臭を消したり川の水をきれいにしたりすることを知り、真剣な表情で話を聞いていました。EM菌について学んだ後、家庭から持ってきた米のとぎ汁をもとに、EM菌作りを行いました。とぎ汁の入ったペットボトルの中に、糖蜜とEM菌をビーカーで量りながら入れました。その中に60度のお湯を入れて、よく振って混ぜました。作ったEM菌は、それぞれ家庭に持ち帰り、10日〜2週間、発酵させて完成です。

 7月に入り、子どもたちに、持ち帰ったEM菌について確認したところ、各家庭で、植木鉢の土にかけたり、台所の流しの排水溝に流したりと、活用していることが分かりました。この活動を通して、家庭でも自然環境について話題にしていただき、自然を大切にする心を学校と家庭、地域が一体となって育んでいきたいと思います。

【幸田町立荻谷小】保護者とともに道徳教育

 本校の6月の授業参観は、全校一斉に道徳を公開しました。今回は、保護者の方もできるだけ子どもたちと一緒に授業に参加できるように、「事前に親子で資料に目を通しておくこと」をお願いしました。
 1年東組では、「はしのうえのおおかみ」を題材に、「やさしくすること」を考えました。あらかじめ話の内容を知っているので、途中から参観された保護者の方もスムーズに授業に入ることができました。授業後の感想の中に、こんな素敵な感想がありました。

◆その日の夜、子どもからお話を読もうと言ってくれたので、一緒に読み、私がおおかみの役、子どもがうさぎ役で、授業と同じように抱き上げると、「うれしくて、気持ちいい!!」と話していたので、「やさしくしたら、二人とも渡れたね。この方がいいよね」と話しました。友達にもたくさんやさしくできたらいいなと思いました。

 今回、保護者の方に参観してもらったからこそ、家庭でも、授業についての共通の話題ができ、さらに、同じようにロールプレイで役割演技をすることで、親子で「やさしくすることのうれしさ」を共有できたのです。他にも、家に帰り、もう一度、何が大切なのか話し合ったり、親の思いを子どもに伝えたりした家庭もあり、子どもたちの学びが、授業後の家庭でのやりとりを通して、更に深まったことがうかがえました。
 こういう積み重ねが子どもたちの心を育てていくことにつながるだろうという手応えを感じ、学校と家庭の連携の大切さを改めて感じた授業参観でした。
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【瀬戸市立深川小】全校縦割り給食

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 深川小学校は全校児童数56人の小規模校です。各学期に1回、全校児童・全職員が一堂に会して「全校縦割り給食」を実施します。クラス替えのない児童にとって、縦割りグループで行う活動は、ちょっとした緊張感を味わうことができます。高学年児童が低学年児童に優しく接する場面が見られます。

 縦割り活動を通して、児童には責任感や思いやりの気持ちが育まれます。

【豊田市立九久平小学校】梅の実採り

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 本校では、6月8日(水)に梅の実採りを行いました。梅の実採りは、本校の伝統行事です。本校の愛称は、『みどりの学校』です。1年間を通して、樹木に関わる学習や行事を展開しています。学校西側の斜面には、約40年に亘って管理されてきた梅林園があります。梅の実が実る6月初旬、その梅林園で実施されるのが、この梅の実採りです。
 6年生が中心となって、企画運営に当たります。全体会では、みどりに関わる行事のときに歌う『みどりの歌』を歌い、「梅の実採り体操」を行いました。諸注意を聞いた後、出発。

 5年生は、梅の木に登ったり、長い竹の棒などを使ったりして梅の実を落としました。梅林園は、かなりの急斜面になっています。3・4年生は、斜面の上部の方で、1・2年生は、比較的斜面の緩やかな下部の方で、梅の実を拾います。1年生は初めての体験でしたが、コロコロと勢いよく転がってくる梅の実を、目を丸くしながら、必死に拾っていました。時々、梅の実が頭上を直撃しましたが、そんなことはおかまいなしに、負けじと拾い続けている姿はほほえましい光景でした。拾った梅の実は、6年生に渡しました。梅の実を回収した6年男子が体育館へ運びました。体育館では、6年女子が計量、仕分を行いました。

 今年は豊作で、収穫量は、129キログラムでした。収穫された梅の実を使い、各学級で梅ジュースを作りました。このジュースは、秋に実施される、みどりのオリエンテーリング終了後に飲みます。また、300円/キロで、保護者への販売も行いました。

 本校ならではの特色あるこの行事を、今後も大切に育んでいきたいと考えています。

【豊橋市立豊小学校】自主性と思いやりの心を育むやまもも班活動

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 本校では、異学年と交流し、協力して活動することの大切さや楽しさを味わわせるため、20年以上前から「やまもも班」縦割り班活動を行っています。「やまもも」は開校当時より本校の中庭に生育する本校のシンボルの木です。今年も4月の「1年生を迎える会」を封切りに、6月の「やまももハイキング」、9月の「やまももオリンピック」、3月の「6年生を送る会」といった大きな行事のほか、毎月2回の班遊びが予定され、6年生を中心に計画運営されています。

今年も、6月7日にのんほいパーク(豊橋総合動植物公園)で「やまももハイキング」が行われました。班ごとに大型バスに乗り、三つのチェックポイントを回り、決められた時間にゴールします。園内の地図をもとに、歩くコースは6年生が決めました。学年ごとに役割が決められており、みんなで協力して楽しくハイキングを行いました。そのときの、ちょっといい話を紹介します。

<やまもも班のAさんの振り返りから>
 とっても手のかかる1年生に、6年生は「もうやだ・・・」「もう無理だよ」と何度も愚痴をこぼしていました。1年生も、疲れてきたのか必死に手をつなぐ6年生に向かって「もうひっぱらんでよ」と怒り出し、「お願いだから歩いて」とため息をつく6年生。どうなるかと心配して見ていましたが、何だかんだでお姉ちゃんの手をぎゅっとにぎっている1年生。絶対手を離さない6年生。ちょっと、きゅんとしました。

<やまもも班のBさんの振り返りから>
 一週間前の「ハイキング準備」の話合いで、美化係になった3年生のC君。やまもも班の教室から自分の教室に戻ってきたC君は「ゴミゼロをがんばるんだって。自分のゴミ袋の他にもゴミゼロ用の袋を持ってこなきゃ」と言っていました。ハイキング当日の昼食のとき、自分のお弁当を急いで食べ終えたC君は、ゴミゼロ用に持ってきたゴミ袋を取り出し、ゴミ拾いを始めました。自分の班の所だけでなく、近くの班や幼稚園の子たちがお弁当を食べていた所まで・・・。
 C君が、みんなのために一生懸命ゴミを拾う姿に胸が熱くなりました。

【春日井市立神領小学校】ふれあいJ交流を通して

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 本校では、1〜6年生で構成されたふれ合いJ(略称:ふれJ)という異学年交流活動を行っています。5月に体育館にて全校で行われる「ふれJ結成式」を皮切りに一年間の活動がスタートします。1年生にとっては、2〜6年生の大勢の上級生に拍手と花のアーチで迎えられ、わくわくどきどきの瞬間です。
 また、月一回行われる朝の「ふれJ自由遊び」では、6年生がボール遊び・大縄跳び・ハンカチ落としなど、バラエティに富んだ楽しい遊びを企画します。

 一年に2回、校内クイズラリー等のお楽しみ企画があり、ふれJ班で教室や体育館を回り、交流を深めます。ふれJ最大イベントとして、1月に行われる毎年恒例の全校凧(たこ)揚げ大会では、河川敷のグランドに数々の色あざやかな凧が澄み渡った空を舞います。凧揚げ当日までに、それぞれが自分の凧に思い思いに絵を描いたり、組み立てたりして、凧を完成させます。特に1年生の凧作りを優しく手伝う献身的な6年生の姿は、心が温まる光景です。また、凧揚げ大会当日も、1年生の凧が揚がるようにサポートする6年生の姿や空高く凧が舞い上がったときの1年生の笑顔や歓声は、見ている人の心を温かくしてくれます。

 このように様々な活動を通して、高学年にはリーダーとしての自覚と責任が育ち、中学年は社会性が養われます。異学年との児童同士の交流により、互いを思いやる心や協力して一つのことを創り上げようとする気持ちが育ちます。本校の児童は、「優しく思いやりのある神領っ子」ばかりです。