【扶桑町立扶桑北中】友の言葉の力

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 ある日、はっとさせられる出来事に遭遇しました。
 最後の大会を目前に、黙々と泳ぐ水泳部。ほとんど顔を出さなかった男子生徒がやって来て、一部の男子生徒とおしゃべりに花を咲かせています。顧問の先生も着替えるよう声掛けをしましたが、全く動じません。すると、泳いでいた女子生徒たちが「最後の大会だよ。着替えてきて。」「集中力を途切れさせないで。」と口々に語りかけたのです。彼らが、反論もせず更衣室に向かう姿に、ただただ驚くばかりでした。生徒相互の信頼関係から発せられる言葉の力は、教師の指導よりも価値がある。友を受け入れながら、ならぬことはならぬと伝えられる。そんな生徒集団の自浄能力を高めることこそが、一番の近道だと痛感しました。

【岡崎市立額田中】間伐材で作ったベンチを母校に寄贈

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岡崎市立額田中学校1年生は、3月13日に学区の小学校である豊富小学校、形埜小学校、夏山小学校、下山小学校、並びに岡崎森林組合に間伐材で作ったベンチ18脚を寄贈しました。1年生は74人は昨年6月、千万町町の森林で同組合員や額田林業クラブ(山本恵一会長)会員の指導を受けながらヒノキを間伐。業者に製材してもらったあと、2学期の総合的な学習の時間を利用してベンチに仕上げた。同組合で行われた贈呈式には、生徒4名が参加。眞木宏哉代表理事組合長は、「職員の休憩用として大切に使います。これからも森林に関心をもってください」とお礼を述べました。松下大暉君は「木材を寸法通り切るのに苦労しましたが、うまくできました」と話していました。

【安城市立安城南中】 ボランティア活動隊

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 安城南中学校では、道徳教育の一環として、地域に働きかける活動を行っています。先日地域のイベントである「昭林公民館まつり」に参加し、ボランティア活動や合唱の披露を行いました。「わた菓子作り」に参加した生徒は、次のような振り返りを書きました。
 私は初めてボランティア活動に参加しました。ずっと立ちっぱなしで大変でしたが、つま先立ちしながらわた菓子を作るのを見ている子や「ありがとう」と満面の笑顔で受け取ってくれる子たちを見ると、疲れなんて1秒も感じませんでした。むしろ、こちらまで笑顔になれました。
 また、人が少なくなった時には、散らばってしまった砂糖を集めたり、機械にこびりついた砂糖のかたまりや汚れをふきました。職員の方は「後で私たちがやるよ」と言ってくださったのですが、ここでお手伝いをさせてもらっている以上、できる限り力になろうと思いました。
 また、生徒会の呼びかけで、有志による「南中合唱隊」を結成し、地域の人たちの前で合唱を披露しました。「南中合唱隊」には100人を越える生徒が集まり、休み時間や休日に意欲的に練習に取り組む姿が見られました。地域を盛り上げていこう、南中の歌声を地域に広めていこうという意志をもった生徒が多く、当日は地域に住む様々な年齢層の方方の前で、堂々と歌声を披露しました。        

【一宮市立向山小】エコキャップ運動

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向山小では、児童会が中心となってエコキャップ運動に取り組んでいます。エコキャップ運動とは、ペットボトルのキャップを捨てずに回収することによって、焼却されるときに出る二酸化炭素の量を減らすと共に、集めたペットボトルのキャップを寄付することによって、途上国の子どもたちにワクチンを届けようという、「環境にも人にも優しくする」運動です。
 4月の児童集会で、児童会役員と代表委員が、エコキャップ運動の意味と回収方法、キャップを出すときに注意することなどを説明しました。スライドなどを使ったわかりやすい説明で、全校のみんなが「がんばって集めよう!」と思うことができました。
 そこから一年を通して回収運動を行ってきました。クラスごとに回収箱を作り、代表委員がそれを回収しました。家庭にもご協力いただき、どのクラスもたくさんのキャップを集めることができました。
 3月に、一年の活動の報告を行いました。一年間にみんなで協力して集めたキャップの数は、29,407個にもなりました。

【安城市立梨の里小】梨の里の小さな見張り番

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 梨の里小学校では、4年生の呼びかけで、全校を巻きこんだクリーン活動が行われました。学区の自然環境に目を向けて総合学習に取り組んでいる4年生は、「学区のごみ拾いを行うことによって、学区の自然やその自然の中で生きる生き物を守る」という目的で、
ポスターやちらし、給食時のTV放送を利用して、精力的に参加への働きかけをしました。その結果、自由参加という計画ながら、全学級参加するという大きな波になりました。
 低学年は学校周辺のあぜ道、3年生以上は大きな通りや駅の周辺のごみを真剣に集めました。4年生は学習の場となった水の駅や吹戸川をきれいにしました。
 総合学習の講師をしてくださった地域の方、保護者の皆さんも、子どもたちと一緒になって活動してくださいました。普段は気付かなかった植木の陰や田んぼのごみに、子どもたちは「ポイ捨てをなくして、きれいな町にしたい」という思いを強くしました。

【新城市立八名中】自分と相手を知り、お互いを大切にできる生徒の育成

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本校では10年以上前から、身の回りの整理整頓等、規律のある生活を心がける「きそうあじ活動」、感謝の気持ちを伝える「ありがっさま運動」、自分の育てた花を友だちや地域の方に贈る「SUNフラワー活動」など、豊かな心を育む活動に取り組んでいる。本年度は日常生活の中で起こる様々な人間関係のトラブルを防ぎ、関係をよりよいものにするため、保健体育で生命についての授業実践を行い、自分と相手を知り、お互いを大切にすることのできる生徒の育成を目指した。
生命の誕生についての基礎知識などを教える中で、数億分の一の確率で生を授かったことは一つの奇跡であること、生まれた時の自分の大きさを実際に紙テープで表現したり、赤ん坊の人形を抱いたりすることで生命の重さを具体的に実感させた。また、その後、実物の卵子大の模型を配付した。生徒たちは余りにも小さな存在からここまで成長したことに驚きを隠せない様子であった。自らの十数年間の成長を意識したところで、最後に保護者から出生時の様子や成長の喜びを綴った手紙を読ませ、ここまで大きくなったことへの感慨を味わい、かけがえのない自分を感じることができた。そしてそれは一人ひとりみな同じであり、お互いを尊重しなければならないという気持ちを高めることができた。

【岡崎市立連尺小】温かな思いに囲まれて

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本校では、昨年度に引き続き、算数科の授業研究会を行いました。600人もの参観者に囲まれて、子供たちは初め少し緊張した面持ちでしたが、チャイムと同時に自信をもって臨みました。本校では、子供の言葉を大切にし、子供の言葉で授業を進めていきます。自力解決の場では最後まで到達できなくても、集団解決の場で友達の意見を聞いたり、板書された数やことばを関係づけることで、どの子も思考力・実践力を深めていきます。
4年生の「変わり方」の授業では、四角形を階段状に並べたとき、まわりの長さが段数によって変わっていく様子について考えます。はじめ、鉛筆が動かず、険しい顔をしていた児童が、ある友達の発言を聞いたとき、「あっ、わかった!!4をかければいいんだ」とつぶやき、一気に表情が明るくなりました。その児童のは授業の最後の振り返りのときに、「変わり方のきまりを使うと、知りたいところが簡単な計算で求めることができて驚きました。」と発言することができました。
授業後、「いつもの計算と違って、正方形が組み合わさって段が無限に増えていく関係におもしろさを感じました。クラスのみんなもお客さんも温かい目で見てくれて、安心して発言ができてうれしかったです。」と話し、算数の楽しさに触れることができました。
そしてそんな温かな思いが、子供たちの成長を支えていると実感できた瞬間でした。

【岩倉市立南部中】 心をつなぐ

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 本校の体育大会は、3学年縦割りの4色対抗戦。大会ではたくさんの感動シーンが誕生します。その感動への布石は、夏休みから既に始まっています。3年生は部活動引退後から、さっそく計画作りをスタート。その後、学級の応援幕の製作、各ブロックの門柱の製作、応援合戦の振り付けの創作へと、それぞれの分担に分かれて活動します。9月に入ると、各ブロックで3年生が1、2年生に指示を出しながら作業を進め、大会当日に向けて準備は一気に加速します。
 大会当日に行われる競技は、すべてブロック対抗の団体競技。勝敗の行方に一喜一憂し、感動シーンがいくつも生まれます。その感動シーンのクライマックスは、大会終了後に訪れます。閉会式後に各ブロックで行われる「感謝の会」です。3年生のリーダーが、下級生に対して、これまでの協力に感謝の言葉を伝えます。真剣に自分の思いを語る3年生。じっと耳を傾ける下級生。感動で涙を流す3年生の姿が、グラウンドのあちこちで見られます。3年生の心が下級生に伝わる瞬間です。
 この3年生の中心とした縦のつながりは、合唱コンクールや南中ふれ愛フェスティバル(文化祭)などの様々な行事にも生かされています。行事に懸ける3年生の思いは、縦のつながりの中で下級生へと大切に受け継がれ、本校の伝統を形づくっています。

【高浜市立吉浜小】伝統の継承で、はぐぐまれる心

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 吉浜小学校では、毎年2月に「吉浜っ子フェスティバル」を行っている。「フェスティバル」というと名前の通り「お祭り」とか「文化祭」のイメージをもたれる方が多いことだろう。児童が色々楽しそうなお店を考えて、お客である他学年の児童を楽しませる、というものである。しかし本校の「吉浜っ子フェスティバル」は、少し違う。一年間学習してきた「総合的学習の時間」での学びを発表するという、「学習発表会」の意味合いがあり、この点が重要である。この会の目的は「吉浜っ子フェスティバルを通して、他学年との交流を深める」「総合的な学習の時間で学んだことを伝えたり、知ったりする」「お店の活動を通して、友達と協力したり、相手の立場になって考えて行動したりする心を育成する」とある。2月13日金曜日の午前中、4・5・6年生の教室や体育館、図工室や多目的室を使いこの会は行われた。前半後半に分け、日頃から給食や音楽会の練習などで交流のあるペア学級の児童(高学年と低学年)が手をつないでお店を回るのである。6年生は「防災学習」のまとめとして、「6年1組避難でゴー」「防災アドベンチャー」「防災体験クイズ」「防災迷路Q」と名付けたお店で発表を行った。発表する相手は1年から6年まで、幅広い年齢層が対象である。クイズには、様々に難易度を変える工夫があった。5年生は「お米づくり」から学んだことを元に、ゲームや体験型の発表を行った。教室に残ってお客となる児童を迎える児童は、大きな声でお店を宣伝したりやり方を丁寧に説明したり、皆真剣な顔で自分の仕事を行っている。お客となる児童は年上のお兄さんお姉さんに手を引かれ、とてもうれしそうな笑顔である。本校では、学区の幼稚園や保育園の児童を招待している。今年は園の行事の関係で幼稚園児のみの参加であったが、まもなく迎える入学を前に、小学校を身近に感じてもらえるよい機会ともなった。異学年が交流することで「6年生になったら、こんな勉強をするんだな」と先の見通しをもったり、「去年は田植えをしたり、稲刈りをしたり、こんな勉強をしてたんだな」と自分をふり返ることもできる。ある学級のふり返りには「フェスティバルが思い出に残っています。みんなで協力してやり、楽しかった。今までにない、一番いいものができた」「準備は大変だったけど、みんなで協力してできたし、お客さんがたくさん来てくれてうれしかったです」「ペアの子と移動するのが楽しかった」などとある。こうして吉浜小学校の伝統は、ちゃんと次の学年に受け継がれている。

【岡崎市立翔南中】感謝の気持ちを伝え合う

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 本校は12月に「絆を深める会」を体育館で開催しました。日頃、本校生徒は仲良く協力しながら学校生活を送っています。周りの人のおかげで楽しく充実した毎日を送ることができているということを再認識し、感謝の気持ちを伝え合ってほしいという願いを込めて会を設定しました。友達、家族、地域の方、先生方等、多くの人に普段なかなか伝えられていない感謝の気持ちを伝え合う場面を会の中で設定しました。会の前日までに、全校生徒が花びら形のメッセージカードに感謝の気持ちを書き記しました。そして、会の中で代表生徒が感謝の気持ちを発表しました。その後、その花びら形のメッセージカードが貼られ、全校生徒の「ありがとうの心」が詰まった「感謝の木」が体育館のステージに登場しました。会の終了後に生徒から「これからはもっと感謝の気持ちを伝えていきたい」という言葉を多く聞くことができました。翔南中学校の生徒・保護者・地域の方・職員がみんなで心をつないでいくことの大切さを学んだ心温まる会になりました。

【豊田市立若園中】朝の全校あいさつで1日をさわやかに

 本校は、後期の生徒会の公約として、「朝の全校あいさつ」を掲げ、毎朝継続してあいさつを行っています。毎日の朝の会の時に、生徒会執行部の生徒が運動場に出て、あいさつの号令をかけ、全校の生徒がその号令に続いてあいさつをするというものです。運動場に向かって元気よくあいさつする生徒の顔は、自然と笑顔になっています。本校では、体育祭の応援コンクールで、1年生から3年生まで縦割り活動を行っています。「朝の全校あいさつ」も、縦割りの組団対抗で声の大きさを競い合っています。全校に、元気な「おはようございます」の声が響き、とてもさわやかに1日が始まっています。
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【長久手市立長久手中】市長との会食会

 長久手中学校では、1月19日(月)に、長久手市長との会食会を行いました。当日は、市長と教育長、秘書課の職員が本校を訪れました。
 会食後には、市長の中学生時代の様子などのお話を聞くことができました。市長の話を聞いている生徒の様子は、とても興味をもって聞き入っていました。
 市長の話にあった「人と人とのつながりを大切に」とのメッセージは、生徒たちの心に響いたように感じられました。話の後には、生徒が市長に質問をすることもでき、生徒たちは「中学生の時の得意教科はどの教科でしたか」と質問をすると、「どの教科もあまりできなかった」と市長も応えていました。
 市長との会食や話を直接聞く機会は貴重なので、生徒たちにとってとてもよい経験となりました。

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【高浜市立高浜小】お互いが気持ちよく生活できるように 〜ありがとうの木」運動〜

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 今年度、高浜小学校では児童会が中心となり、様々な取り組みを行ってきました。他学年とペアになり、それぞれペアの学級で給食を食べて交流を深める「なかよし給食」や、あいさつができた子を「ヒーロー」としてみんなであいさつをし合う「あいさつヒーロー運動」などがその例です。
 その中で、【感謝】を意識した取り組みとして行われたのが「ありがとうの木」運動です。後期児童会役員の子が「進んでありがとうを言える高小生になってほしい。」「ありがとうという言葉は、お互いが気持ちよくなれる言葉ということを実感してほしい」という願いを込めて企画しました。

 活動の流れは、
1.各学年の廊下に置いてある「ありがとうの花カード」に、「ありがとうと思ったこと」「ありがとうと言われてうれしかったこと」などを休み時間に書き、同じ場所に置いてあるポストに投函する。
2.放課後に児童会の子たちがそれを回収し、掲示板にある「ありがとうの木」に貼っていく。
3.投函されたありがとうを昼の放送で紹介したり、給食の時間に児童会役員がクラスに紹介しに行ったりし、さらにありがとうの花が咲くよう呼びかける。
 以上の流れで行いました。

 1月28日(水)から2月6日(金)の8日間、活動を行いました。初めはどうなるかと児童会役員たちも心配していましたが、次々とありがとうの花カードが投函され、ありがとうの木はすぐに満開になりました。
「〇〇ちゃんへ いつも一緒に帰ってくれてありがとう。」
「6年〇組のみんなへ 数え切れないほどの『ありがとう』をくれてありがとう。」
「児童会のみなさんへ いつも楽しい活動を考えてくれてありがとう。」
など、様々なありがとうの言葉を見ることができました。
 全校朝会では児童会の人たちが満開になったありがとうの木を紹介し、全校児童も歓声をあげていました。

【幸田町立北部中】うれしいメール

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 本年度、本校では、生徒会が中心となって、「3W愛拶」という挨拶運動を行ってきました。「挨拶」は、「無言清掃」、「歌声」とともに、本校で生活の三本柱として大切にしてきたものです。そんな中、本校に次のようなメールが届きました。
「豊橋の○○大学に通う学生です。3週間、実習のため幸田町の○○にお世話になりました。毎朝、相見駅から徒歩で実習先に向かうときに、自転車ですれ違う生徒の皆さんが、『おはようございます。』と挨拶をしてくれました。最初は、自分に向けてだとは思わなかったのですが、周りには僕しかいないので……。1日のスタートに、元気な挨拶をもらえてうれしかったです。寒さの厳しい時期ですが、心は温かかったです。見知らぬ通りがかりの人に挨拶するのは、大人でもなかなかできません。お礼を伝えたくてメールをしました。ありがとうございましたと、機会があったら生徒さんにお伝えください。」
 早速、全校生徒に報告をしました。受け取った私たちも、心がぽかぽかになったメールでした。

【春日井市立高座小】全校でふれあうスタンプラリー

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 本校では、他学年との交流や親睦をはかるために、スタンプラリーを行いました。2年生から6年生が、ゲームや出し物を考えてお店を運営し、1年生は、6年生といっしょにお店をまわります。今年は「だれもがいい思い出になるスタンプラリーにしよう!」をスローガンとして,活動をしました。どの学級も自分たちでアイディアを出し合い,楽しいお店をつくることができました。当日はクラスを2つの班に分け、それぞれのお店の運営をしたり、ゲームや出し物に参加したりして学校中が盛り上がりました。6年生は、1年生をつれて優しく声をかけながら、それぞれのお店で楽しむ姿が微笑ましい姿でした。

児童の感想
 ・6年生のお兄さんにつれていってもらってよかった。(1年生)
 ・クラスのみんなで協力して準備を進めてお店をつくり,当日は自分たちの係の仕事をがんばることができました。(3年生)
 ・準備は大変だったけれど,たくさんのお客さんに喜んでもらえるお店になって良かったです。また,どのお店も工夫されていて楽しくまわることができ,とても思い出に残るスタンプラリーになりました。来年がとても楽しみです。(5年生)

 児童は、クラスみんなで協力することの大切さを感じることができました。また、1年生の児童は、お兄さんお姉さんに優しく接してもらうことで、お互いに優しく接する気持ちが育ってきました。

【一宮市立大和南中】出逢いはいのちを輝かす

 本校では,1小1中の特色を生かし,小学校と中学校が毎年交互に会場となる形で合同講演会を行っています。今年は,大和南中学校が会場となり,癒詩作家として活動されている,伊藤一樹さんをお招きしました。講演テーマは「出逢いの力 言葉の力」。伊藤一樹さんは,ご自身がこれまでの人生の中で様々な人との出逢いを通して,人と人とが結びつくご縁の尊さ,人からかけられる言葉のもつ力の偉大さを実感し,自らも出逢っていく人々に同じ思いを広げていきたいという情熱のもと,紡ぎだされる言葉を,角が無く力強い独特の筆文字で描いて,人々の心を癒すという活動をされています。
 中学生という,なかなか自分に自信がもてず,他人と比べて自分への劣等感をもってしまいがちになる年代を迎えている生徒たちに,「誰にも輝けるものがあること」,「ありのままの自分らしさを認めること」,「短所と長所は裏表の関係なので,プラスの発想で見つめること」など,心に響く素敵なメッセージを,さまざまなエピソードを交えて,伝わりやすく話していただけました。 また実際に,生徒たちの目の前で,一枚の作品を書き上げる書道パフォーマンスも披露して下さり,心に残る講演会となりました。
 伊藤さんが最も大切にされている言葉は「出逢いはいのちを輝かす」。
 この講演会での伊藤さんとの出逢いが,生徒たちにとっても,保護者のみなさまや私たち教職員にとっても,まさにいのちを輝かしていくきっかけになる,そんな1日になったと思います。

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【大府市立大東小】人権に関する講話

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 大東小学校では、12月4日〜10日の人権週間に合わせて、校長先生から人権についての講話を聞き、全校で人権や権利と義務について考えました。
まず、校長先生から「ノーベル平和賞を受賞したマララさんが、イスラム過激派武装勢力に銃撃されながらも、一命ととりとめ、女子教育の権利やすべての子供が学校に通えるようになるように訴え続けている。」というお話を聞き、人種差別や男女差別について知りました。さらに、子どもたち自身の問題として、「全ての人(人権)は法律で守られていること。しかし、権利が守られるためには義務を果たす必要があること。全ての人が規則やルールを守ると幸せに暮らすことができるということを踏まえ、子どもたちの身近な問題として、意地悪や悪口などを言っているのは、人権を傷つけており、義務を果たしていない。だから、友達や周りの人と仲良くしたり優しくしたりすることで、自分の権利が守られる。」というお話を聞き、人権を守るための方法について考えました。最後に、人権週間の重点目標である『考えよう 相手の気持ち 育てよう 思いやりの心』という言葉で話を終えられました。その後、各学級で「わたしのいもうと」や「かっくん」など人権に関する絵本の読み聞かせ、DVD視聴、人権に関する標語の作成や「心の木(してもらって嬉しかったことや良いことをしている人を見つけ、花の形の画用紙に記入し、掲示板に貼っていく活動)」などの活動を通して、子どもたちは人権についての考えを深めることができました。

【飛島村立小中一貫教育校飛島学園飛島中】1年生と9年生(中学3年生)のすまいる交流会

 本校は、県下にまだ珍しい施設一体型の小中一貫教育校です。その特色を生かして、1年生と9年生、2年生と8年生、3年生と7年生がそれぞれペア学年を組んで交流をしています。ここでは特に「すまいる交流会」と呼ばれている1年生と9年生の交流について紹介します。
 今年度1回目は5月23日に行われました。3時間目には、鼻の頭まで真っ白にしながら一緒にお団子作りをしました。エプロン姿の1年生はとてもかわいかったです。4時間目は9年生も胸にひらがなで書かれた大きな名札を付けて、アリーナに移動して一緒に昔ながらの「はじめの一歩」や「カルタ取り」をして遊びました。9年生もこの日ばかりは自然と表情がゆるみ、とっても優しいおにいさん、おねえさんに変身していました。入学してすぐの頃で、まだ緊張感の見られた新一年生でしたが、学園の生活に慣れるきっかけとなったようです。
 12月12日には、今年2回目のすまいる交流会が行われました。1年生もすっかり成長し、司会や進行も務めることができました。今回はそれぞれ班ごとに身近にある新聞紙やダンボール、ペットボトルなどを利用して手作りで遊び道具をつくり、一緒に楽しむことができました。もうすぐ受検を控える9年生ですが、ほっと息をぬける楽しいひと時を過ごすことができました。

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【一宮市立木曽川中】東日本大震災のスライド

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 本校は、宮城県名取市閖上地区の東日本大震災犠牲者追悼の絵灯篭に参加をしました。私たちは、あの大きな災害を絶対に忘れないそんな思いをもつとともに、東日本の復興に自分たちのできることでこれからも関わっていこうという気持ちで絵灯篭に参加しました。生徒集会で生徒会の役員より、絵灯篭、地震の規模、災害の様子、被災地の現在、被災された方々の思いなど分かりやすくスライドを使って発表できました。
 生徒も、「絵灯篭だけでなく、ベルマーク運動など自分のできることで、被災地の復興のためにこれからもずっと、いろいろな取り組みをしていきたい」などの感想をもつことができました
 多くの生徒がこのような思いをもつことができました。

【東郷町立東郷小】 4年生 命の学習〜生命の誕生の奇跡〜

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 4年生の体育「育ちゆく体とわたし」という単元で、生命誕生までの過程や誕生までの親の思いなどを知ることを目標とした授業を行いました。 現在妊娠中の女性教諭が、この授業の指導を行いました。
 現在おなかの中に赤ちゃんを宿している女性教諭が、胎児のエコー画像をプロジェクターで提示しながら話したことで、子どもたちは生命誕生についてより興味をもつことができました。
最後に学校で歌っている「いのちの歌」の中に出てくる「めぐりあえた奇跡」という歌詞について、一人一人が考え、保護者への感謝の気持ちを高めることができました。