【瀬戸市立水野小】手作りは人の心を変える

画像1 画像1
「先生、手作りって何だかいいね。」先日、理科の「流れる水のはたらき」で自作の立体模型を用いて、授業を行いました。子どもたちには「先生も夏の自由研究をしたので、授業でみんなに紹介しますね。」と言い続けて、ようやく披露する時がやってきたのです。
 日頃から、身近な素材を使って理科の楽しいおもちゃを制作していることもあってか、ものづくりが好きな子どもが増えつつあります。「この模型は、発砲スチロールで作ったのですね。でも、石は紙粘土かな。」と興味津々の子どもたち。
 現代は、情報機器が発達し、携帯電話やパソコンなどでコミュニケーションをとることも多いかと思います。そんな現代だからこそ、人の温もりの良さを今一度確認したいものです。

【豊川市立一宮中】より良い人間関係を創るスクラム活動

画像1 画像1
 本校では、1年生から3年生までの縦割り集団による交流活動「スクラム活動」を行っています。スクラム活動を開始したのは平成6年度で、18年間続く本校の伝統的な活動です。スクラム活動を通して、縦のつながりからより良い人間関係の構築を図ることを目指しています。3年生がリーダーシップを発揮し、集団の絆を深める「スクラム顔合わせ会」に始まり、5月にはそれぞれのスクラムがスクラムの活動でめざす方向を発表し合い、お互いの士気を高める「スクラム結成式」を行っています。体育大会や合唱コンクールでも、スクラムごとに1つの演技や合唱を創りあげます。
 「僕たち1・2年生のために動いている3年生はすごいと思った。賞は取れなったけど、3年の先輩はとても優しかった。」という下級生。「スクラム演技はみんな1つになって踊りました。泣いている人や達成感を感じている人がたくさんいました。私も終わった後にはEスクラムでよかったと思いました。」と充実感でいっぱいの3年生。スクラム活動の中でさまざまなドラマがあります。
 今年度は、さらに絆を確かめ合うための活動として、生徒会から「スマイル写真館」の提案がありました。生徒会から指定されたテーマで写真を撮って掲示しています。また、「スクラム掲示板」を使い、スクラムごとにメッセージを書きあって交流しています。お互いを励ますような温かいメッセージがいつも書かれています。
 3年生の姿を見ていると、スクラム活動を通して、生徒たちが3年間で大きく成長しているのを感じます。

【岡崎市立福岡小】エコボラ11デー(大松の松ぼっくりツリー)

画像1 画像1
 本校では、「東日本大震災を忘れないようにしよう。」「自分たちにできることをしよう」と、毎月11日を「福岡小ボランティアの日」として、福祉委員会が中心になってエコボラ11(イレブン)の活動をしています。エコボラとは、エコ活動とボランティア活動から成ります。エコの活動としては、アルミ缶とペットボトルキャップを集め、ボランティア活動としては、草取りなどの活動を縦割りで行っています。
 大震災後、毎年集まったアルミ缶を換金し、被災した小学校に児童図書購入のために寄付しています。昨年度末には、その小学校からお礼の手紙が届きました。その手紙を見て、子供たちは、「お金だけでなく、心のこもったプレゼントをしたい」と思いました。福岡小学校には、岡崎市の天然記念物の大松があり、たくさんの松ぼっくりが落ちています。それを使って今年度は、「大松パワーの松ぼっくりツリー」と「なかよしカード」を作ってプレゼントすることにしました。
 10月11日のエコボラ11デーのボランティア活動は、1〜4年生は草取りなどを行い、5・6年生は、被災地の子供たちのことを思い浮かべながら、松ぼっくりのツリーを作りました。2学期の終わりには、プレゼントする予定です。また、本年度も、エコボラ活動で集まったペットボトルキャップは、世界の子どもにワクチンを日本委員会に寄付する予定です。
 大震災のことを忘れないで、自分のできることをしようという心が育っていくことを願っています。

【安城市立桜井中】「あいさつが桜井をひとつにする」−WE LOVE 桜井 〜絆プロジェクト〜−

画像1 画像1 画像2 画像2
 桜井中学校では生徒会が中心になり、学区にあいさつの輪を広げ、絆を深めるプロジェクト、「絆プロジェクト」を実施しています。学区にある桜井小学校や桜林小学校、安城南高校、そして地域の方々にも協力のお願いや広報活動を積極的に行っています。
 生徒会役員が小学校に出向き、「あいさつ」のすばらしさや大切さを話しました。児童が真剣なまなざしで耳を傾ける姿が見られるとともに、大きな声ですてきなあいさつを返してくれました。持参した横断幕も学校のベランダに掲げていただけることになりました。高校とは、生徒会役員との交流から、朝のあいさつ運動の交流を定期的に実施し、ボランティアで参加する人も増えてきました。また、地域の会合にも参加させていただき、新旧生徒会長が、絆プロジェクトのポスターを掲げPRを行ったところ、町内会から登り旗100本を寄付していただき、通学路や公共施設にも設置できるほどになりました。
 この桜井中学校区にあいさつの輪が広がり、地域の絆がさらに深められるように、今後も継続的して取り組んでいきたいと思います。

【日進市立日進中】熱い体育大会

画像1 画像1
 本校の体育大会は、少し、他に誇れる特徴がある。プログラムの最後に3年生女子全員による集団演技「柔(やわら)」と3年生男子全員による「エッサッサ」を披露することである。当日の発表まで3年生はグランドに遅くまで残り練習する。1.2年生の応援練習や部活動もあるため、全体練習ができるのは下校時間ぎりぎりである。それでもほとんど全員が残り、残暑厳しい中で大きな声と太鼓の音がグランドに響く。教師の指導も熱い。伝統を引き継ぐことの大切さを多くの教師が語り、一挙手一投足に細かな指示がとぶ。何度も何度もやり直す。誰も嫌がらない。体育大会前日は、生徒たちの前で、指導してきた教師たちが全員で「エッサッサ」を行う。明日の本番は頑張ってほしいという気持ちが伝わる。生徒たちから起きる大きな拍手。
 大会当日。熱戦を繰りひろげ、いよいよ最後の3年生の発表。男女とも、まずはリーダーの元気いっぱいの挨拶。親や教師への感謝の言葉に続き、後輩たちへのメッセージ。練習の成果のしっかり表れたすばらしい演技。保護者の皆さんや教師たちの大きな拍手、涙。演技している3年生自身も、達成感が満ちあふれたきれいな涙。後輩が来年は僕たちがやるんだと思いを強くする瞬間である。
 いつまでもこんな体育大会を続けていきたいと思う。

【豊田市立旭中】地域とつながる文化祭

画像1 画像1
 旭中学校では、「地域の人たちとつながる文化祭」を目標に活動してきました。「旭のみんな 全員集合!!」をスローガンにパンフレットやポスターを作成し、小学校や交流館の方々の協力のもと、広く旭地区に呼びかけました。おかげで、文化祭には、たくさんの地域の方々に来校いただきました。
 本校では、総合的な学習の時間を『びの時間』と呼んでいます。「旭地区の人たちとの交流を通して、旭を大切に思う生徒を育てたい」との願いのもと、地域との関わりを核にした活動を進めています。文化祭は、そんな日頃の活動の発表の場でもあります。
 1年生は、旭全般の調べ学習を行い、旭の伝統芸能である「太鼓」に出会いました。その経緯を劇で演じ、「旭太鼓」を披露しました。2年生は、旭地区での職場体験学習を通して、生き方や職業観を学びました。同時に、職業の場として旭地区を見つめ直し、新しい産業を創出したいと考え、旭に多く自生する「竹」に着目しました。そして、地域講師から竹細工を学び、作品作りに取り組みました。そんな経緯と思いを、劇と制作した作品で発表しました。3年生は、旭地区の活性化のために自分たちのできることを考え、「旭の魅力を引き出し、広げ、発信する」活動に取り組んできました。身近すぎて気づかなかったり、逆にあまり知られていなかったりする旭の魅力を広げ、地域に発信したいと考え、旭の食・温泉・名所などを紹介しました。(掲載した写真は、3年生のブースの1つである「足湯」です。使った温泉は、旭町の加塩地区の保養所から分けていただいた本物の温泉です。)
 参加していただいた地域の方からは、「旭のために一生懸命になって考える若者たちがたくさんいると知って嬉しくなった」と感想をいただきました。本校では、これからも旭地区の人たちとの交流を通して、旭を大切に思う生徒を育てていきたいと考えています。

【田原市立伊良湖岬中】明日は我が身かも〜校区生徒指導連絡会講演会

画像1 画像1
 10月2日(水)に、田原警察署大場警部補をお招きし、「サイバー犯罪の現状と対策」について講演をいただきました。知らず知らずのうちに加害者になってしまうこと、便利なLINEも集団攻撃になりいじめのもとにもなること、違法データをダウンロードすることも犯罪になることなど多くのことを学びました。一人一人がルールを守ってインターネットを利用することの大切さも守りました。

【豊橋市立高師小】命の尊さ、動物愛護について考える

画像1 画像1
 本校では、9月の動物愛護週間に合わせて、全校で動物愛護について考える機会を設けました。
 全校集会で、4年生男子児童が、『犬たちをおくる日』(今西乃子著)を読んだ感想文を発表しました。「子犬を連れて行くとお金をもらえると知っていた子どもたちが、プラモデルほしさに子犬を保健所に売りに行くのです。この本を読んで、ぼくは涙が止まりませんでいた。」という内容で、自分の飼っている犬と照らし合わせながら書かれていたので、どの児童も真剣に聞いていました。
 会の後には、「殺されてしまう犬がかわいそう」「捨てられた動物がいたら、家で飼ってあげたい」「どんな動物も、命は一つなのに」など、児童からいろいろな感想が聞かれました。
 これをきっかけに、それぞれの児童が命の尊さについて今一度考え、自分の家のペットの世話を進んでしたり、学校で飼育している動物の世話を責任をもってしたり、行動に移すことができたらと願っています。
 今後も、子どもたちが心優しく明るい気持ちで学校生活を送ることができるような取り組みをしていきたいと思います。

【瀬戸市立水野中】観察池よみがえらせ隊

 本校校区には豊かな自然が広がるエリアがあり、自然を愛する生徒がたくさんいます。そんな生徒たちが最近結成したのが「観察池よみがえらせ隊」です。
 観察池が汚れ、魚にとって劣悪な環境となってしまった時、生徒たちは立ち上がりました。教師の許可を取り、進んで観察池の清掃に取り組んだのです。池の水を抜き、ブラシで徹底的に清掃し、見違えるような観察池にしてくれました。観察池がきれいになると、今度は魚の数や種類が物足りなく感じ、生徒たちは地域の川に採集に出かけ、充実した観察池にしてくれました。その後も鳥除けのネットを張ったり、水の調節を行ったり、熱心に観察池の管理に取り組んでいます。
 豊かな自然に恵まれていることに感謝し、動植物を愛し、進んで奉仕作業に取り組む生徒たち。本校自慢の生徒たちです。

画像1 画像1 画像2 画像2

【豊橋市立石巻小】お互いを認め合えるクラスを目指して

画像1 画像1
 5年生で,道徳で自分の長所について考える授業を行いました。多くの児童が,「長所なんてないよ。」と、自分の長所についてあまり関心がない様子でした。一方で「友だちの長所は?」と問いかけると,多くの児童が様々な長所をあげることができました。そこで,次の道徳の授業で,「秘密の友だち」という授業を行いました。匿名で友だちの「いいところ=長所」を手紙に書き,ポストに入れます。その手紙を毎日の帰りの会で読み上げます。
 この活動を通して,児童から「今まで、自分のいいところなんてぜんぜんないと思っていたけど,友だちが教えてくれてうれしかったです。」や「長所がない人なんていないんだと思いました。」などの声を聞くことができました。帰りの会で自分の長所が読み上げられた児童の表情からは,喜びとほんの少しの自信を感じ取ることができます。そのほんの少しの自信を,大切に育てていってほしいと思います。
 多くの児童がこの活動に熱心に取り組む中,ある児童が「いつかはこのポストをなくしたいな。」とつぶやきました。ポストがなくても自然とお互いを認め合える,そんなクラスになっていくことを期待します。

【安城市立安城西部小】障害のある方とふれあう会

画像1 画像1
 西部小学校の6年生は、10月2日(水)に障害のある方とふれあう会を行いました。
 初めに、来ていただいた川崎さんから、家の中では、車いすではなくて手すりを使って移動していることや、自動車に車いすを積んで自分で運転して出かけて行くことなど、また、困っていたら声をかけてほしいことなど、障害のある方の生活の様子や、気軽に手助けをしてほしいことなど話していただきました。
 子どもからの質問にも気軽に答えていただいた。「車いすに乗っていて一番大変なことは何ですか。」という質問には、「買い物です。棚に置いてあるものに手が届かないことがある。雨が降ると出かけません。」と答えていただき、自分たちが普通にやっていることが、すごく大変なことなんだということを知ることができました。
 その後、車いす体験を行いました。車いすを押してもらい段差を超えることや自分で車いすを動かしたり床の紙を拾ったりすることを体験しました。
 子どもたちは、「車いすを自分で動かしてみて、すごく大変だった。」、「車いすで段差を超えていくときは、押してくれている人を信頼していても、車いすを傾けるので少し怖く感じた。」、「車いすに乗っている方は、毎日こんな大変なことをしていて、すごいなと思いました。」など感想をもつこともできた。
子どもたちにとって、障害のある方と直接ふれあう良い機会となりました。

【春日井市立高蔵寺中】 生徒会活動 「便教会」

画像1 画像1
 生徒会からこんな提案がありました。「学校のトイレを使う時に『汚い!』『使いたくない!』と思ったことはありませんか?」
 そこで、綺麗なトイレが使える心地よさ、嬉しさ、皆で協力した後の達成感を感じることまた、特に汚れやすいトイレを掃除にすることで学校全体を綺麗にすることを目的として、「便教会」(便器に教わる会)と銘打ち、ボランティアによる全校トイレ清掃に取り組みました。生徒会からの呼びかけに全校生徒の3分の1以上が協力してくれました。あまりの多さに、割り振る便器の数が足りなくなる勢いでした。
 当日、参加の生徒達は武道場に集合し、生徒会長のかけ声に対して「オオーッ」という気合いを発し、持ち場へ移動しました。普段は手をつけない裏の裏まで雑巾を使い一つ一つ丁寧に磨き上げていきました。生徒の表情を見るとイヤな顔もせず、真剣な表情で臨んでいます。中には便器に名前をつけ、我が子のように磨いていく生徒もいた。5分、10分と作業が進むにつれ白い光沢を放つ便器が徐々に姿を現してきます。それを見ることで生徒達もさらに勢いを増して磨いていきます。30分後校内全ての便器がピカピカになりました。生徒達の気持ちも晴れ晴れと。そして大きな達成感。
 今回の活動を通して、イヤなことでもやってみる、一人でやるよりみんなでやってみる、そして自分たちの学校は自分たちの手で綺麗にするという気持ちが芽生えたように思われます。

【知多市立新田小】廊下であいさつキャンペーン

画像1 画像1
 児童会の提案で「廊下であいさつキャンペーン」を行いました。これは「あいさつのできる学校にする」ことと、「廊下を走る人をなくす」ことをねらいとしています。
 休み時間にはたすきをかけた児童会役員が廊下をまわり、すれ違う先生や子どもたちにさわやかにあいさつをしていました。1週間の期間中に、だんだんあいさつの声が広がり、みんなの笑顔があふれていきました。
 廊下を走って遊びに行こうとしていた子も、あいさつをされると立ち止まって、歩き始めました。
 これからも明るい笑顔できまりを守れる学校づくりに取り組んでいきたいと思います。

【稲沢市立六輪小】 訪問演奏! 心を込めて!

画像1 画像1 画像2 画像2
 本校では、児童の「思いやり」や「支え合い」の心を養うために、毎年、近隣の病院を訪問して、通院や入院している患者さんのために心を込めてマーチング演奏を行っています。
 今年も10月3日(木)、5・6年児童のマーチング演奏を患者さんや、病院職員、保護者、地域の方々など、大勢の方に聴いていただくことができました。病院側の話によると、患者さん達は早くからこの日を楽しみにされていたとのことで、演奏直後、会場は患者さん達の大きな拍手と笑顔で一杯になりました。笑顔は、人の免疫力を高め、病気の予防や回復に大いに役立っているといわれており、子どもたちの演奏は、病気と闘う患者さん一人一人を幸せにする、まさに元気の素となりました。
 演奏から帰ってきた子どもたちの顔は満足感にあふれ、子どもたちも患者さんから元気をもらったのではないかと思います。互いに心が通い合った、素晴らしい訪問演奏となりました。

【春日井市立中央台小】高齢者との交流から学ぶ

画像1 画像1
 本校では総合的な学習の時間で地域との交流に重点を置いた活動を行っています。中でも社会福祉を学ぶ6年生の子どもたちにとっては主体的に計画し活動できるとても楽しみな活動となっています。
 校区内に介護付老人ホームがあります。200人以上入居可能な大型の施設です。6年生はこの施設を訪問することで高齢者との交流を行っています。子どもたちは施設訪問をして披露する歌・楽器演奏やマジック・ゲームなどの準備や練習を1か月間行います。発表を見ている高齢者の顔を想像しながら充実した活動が続きます。
 訪問当日,緊張しながらも練習してきたことを元気よく発表します。ところが,折角何度も練習してきた演奏「ふるさと」の伴奏がうまくできませんでした。そのため,伴奏者は悔しさをこらえながら,班ごとに高齢者とゲームを始めました。失敗して力を落としていた伴奏者に高齢者が声をかけました。手を合わせながら「よかったよ,ありがとう。」と笑顔でほほえんでくださいました。それまで暗い気持ちでいた子がその言葉で目を潤ませました。そして,高齢者の自慢のお孫さんの話を聞きながら一緒にあやとりを楽しみました。
 帰るとき,「私が撮った写真を見ていって」と部屋に案内してくださった方もいて,この日,訪問をした子どもたちはとても心温まる時間を過ごすことが出来ました。子どもたちのお礼の手紙には高齢者の優しさにふれてうれしかった気持ちが綴られていました。

【刈谷市立依佐美中】3年生が中心で応援した新人戦選手激励会 〜チーム依佐美で「夢は日本一!」〜

画像1 画像1
 9月27日(金)に、新人戦大会の激励会を行いました。
 今回は、部活動を引退した3年生で後輩たちを応援しようと、「激励隊」を募集しました。すると、63名もの生徒が集まりました。授業後や自宅での練習を通して、「本気で後輩を応援したい」という気持ちが高まり、その思いが選手以外の生徒に通じて、当日はとても素晴らしい応援をすることができました。写真は、本校の合い言葉である「夢は日本一」を、3年生激励隊を中心に叫んでいる場面です。選手のために本気で応援ができた瞬間です。
 しかし、今回の応援にはもう一つの意味がありました。それは、3年生にとって最後の大会となった選手権大会の激励会で、2年生の「激励隊」を中心に、素晴らしい応援をしてくれたことに対する「心を込めたお礼」でした。「選手権大会のお礼がしたい」「後輩の力に少しでもなりたい」そんな思いが今回の3年生中心の応援に込められていました。
 「先輩が後輩のために、後輩が先輩のために」このお互いの思いが、依佐美中学校の新たな伝統を生み出しそうです。

【安城市立篠目中】篠目中ボランティア活動

画像1 画像1 画像2 画像2
 篠目中学校では、学区クリーンウオーク(全校生徒、PTA、歴代PTA、地域ボランティア参加)、篠目公園夏祭り、ど真ん中祭り、公民館などに出向き、合唱部が敬老会に歌を披露する等を行っている。
 右の写真は、学区クリーンウオークの写真である。生徒職員はもちろん、地域の方々PTA、歴代PTAの方々と共に行った。8月21日残暑厳しい中での取り組みであった。
 左の写真は、公民館で行われた敬老会において、本校の合唱部が歌を披露した場面である。日ごろから練習してきた歌を披露した。
 また、学区で行われる篠目公園祭りでは、踊りや出店の手伝い、吹奏楽部の演奏を含めると200人近くの生徒が参加している。祭りの翌日には清掃活動に意欲的に参加し、祭りの実行委員の方々より感謝の言葉をいただいた。

【一宮市立中部中】 「まわれ右」

画像1 画像1
春の選手権大会で本校の野球部が入賞しました。その閉会式での出来事です。
 競技役員の先生方の雑談の中で、閉会式のことが話題にのぼりました。生徒たちの閉会式中の姿を振り返り、「中部中の生徒の『まわれ右』がすばらしかった。」「3人全員がとてもよくそろっていた。」という話でした。大会で入賞したこともうれしかったのですが、それ以上に、姿勢の面での良いところをほめていただけたことはさらにうれしい出来事でした。

 もちろん、部活動の中で『まわれ右』の練習をしているわけではありません。生徒たちが、体育の授業で集団行動を当たり前のように行っているからこそ、こういったところで自然とできたのだと思います。中部中では、体育の授業だけでなく、他の授業でも話を聞く姿勢がしっかりとできている生徒が多いです。
 このエピソードを生徒に伝え、「普段の生活の中での姿は、色々なところでその人の生き様としてあらわれること。また、そういったところに目を向けている人が周りにいるということを忘れないでほしい。」という話をしました。たった一回の『まわれ右』に大きな意味が込められているように感じました。

【春日井市立西藤山台小】音楽部・バトン部大活躍!

 晴れ渡る青い空。まだ日差しは強いのですが、時折吹く風に秋の気配を感じます。運動会の午後の部、最初のプログラムは「音楽部・バトン部発表」から始まります。
 指揮者の笛の合図で運動場狭しと、ドリル演奏が繰り広げられます。軽快なリズムに合わせて歩調を揃えます。鳴り響く金管とパーカッション。陽光にきらめくバトン。気持ちを合わせた演奏と動きに、会場中が息を飲んで見守る時間が流れていきます。

 子どもたちは、朝や帰りのわずかな時間を大切に使って、練習を積み重ねてきました。夏休みも暑い中、学校に集まって練習に励みました。上手くいかずに、嫌になったり悔しい思いをしたりしたことも乗り越えてきました。だからこそ、みんなに見せることのできた子どもたちの勇姿と笑顔です。
  
 子どもたちの想いが、今年も運動会に大きな花を添えてくれました。
 音楽部とバトン部の演奏・演技は10月20日の春日井まつりのパレードでも披露されます。

画像1 画像1 画像2 画像2

【愛西市立永和小】 「小中合同運動会」

画像1 画像1
 9月21日は、小中合同運動会でした。中学校1校、小学校1校の本学区では、小中合同で運動会を開催するようになって14年になります。この合同運動会は地域へも受け入れられ、高い評価を得ています。
 各学年の競技や当日までの練習には、工夫を必要とします。ですが、それ以上に義務教育9年にわたる異学年が一緒に活動しながら交流を深めていくことは、さまざまな感動と心の成長をもたらします。

 次は、児童が、合同運動会の後に書いた作文です。

 私が一番心に残ったことは、ときょう走です。速い子が何人もチームにいたので、弱気になってしまいましたが、2位になれたからです。スタートダッシュがおくれなかったら・・と思うと残念です。でもロックソーラン(高学年演技)をまちがえずにおどれたこと、家族に見てもらえたことがよかったです。
 中学生のおどりは(中学表現)、とても上手でした。最終的に白組が負けて私は残念でしたが、中学三年生はもっとくやしかったと思います。中学校最後の運動会なので、おどりやおうえんを自分たちで考え、一生けん命がんばったと思うからです。おうえんなどを進めてくれた中学生はとてもかっこよかったです。
                  (四年 女児)

 小学生と中学生が一緒に運動会に参加する経験を積み重ねてきたからこそ、児童が、中学生の活動に込めた思いにまで至ることができたのだと思います。自分自身の気持ちと中学生の思いを重ねて見つめることができたことは、とても素敵です。あんな中学生になりたいと憧れています。そして、この実践が継続できるこの地域に感謝しつつ、地域とともに児童をはぐくみ育てる学校であり続けたいと思います。