【蒲郡市立西浦中】ふれあい食堂

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 10月28日(日)、西浦町民運動会の日に恒例の「ふれあい食堂」が行われました。この食堂は、西浦小・中のPTAが中心になって企画、運営します。西中生は、ボランティアとして参加し、お母さんやお父さんの手助けをします。今年も70名を越える生徒(全校生徒数159名)が参加し、うどんを茹でたり、だんごを焼いたり、かき氷を作ったりしました。また、接客・ごみの片付けもしました。
 朝、9時に集合し、一日の仕事の打ち合わせをした後、それぞれの係に分かれ、活動を開始しました。例年は、3時頃まで活動し、4時近くに解散になっていましたが、今年は、天候の関係で1時頃まで活動し、2時には解散になりました。
 このような活動のなか、地域の方々には、西中生の働きぶりを見て、「よく働くね。」「仕事を頼んでも気持ちよくやってくれる。」と褒めていただきました。また、食べに来られた町内のお年寄りからは、「大きな声であいさつができるね。」と言っていただきました。
 生徒たちには、働く楽しさ、人の役に立つ充実感、人に認められる満足感を味わうことができた一日でした。

【蟹江町立須西小】花いっぱいの学校 みんなで花壇づくり

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 本校の校舎の前には、大きなくすの木があり、みんなの成長を見守っています。ところが、元気があまりなくなってきました。そこで、昨年、そのまわりに花壇を作ることを計画しました。いろいろな太さ、長さの塩ビ管(建設会社の方に用意していただきました。)をくすの木の周りに埋めていき、そこに土を入れて花壇にしていきます。とても大がかりな工事になるので、地域の建設会社の方の協力を得ました。
 まず、12月に、5・6年生全員で、塩ビ管にペンキで色を塗りました。そして、約3週間、乾かしました。1月に入り、いよいよ、地域の方の登場です。早朝から、パワーショベルで、塩ビ管を埋める溝を掘っていただき、その溝に5・6年生で手分けしてきれいに色をつけた塩ビ管を埋め込みました。1本1本色や太さが違うので、バランスを考えながら並べました。また、細い塩ビ管はぐらつかないように、管の下に穴をあけて鉄棒を通して並べた後、コンクリートを流し込みました。塩ビ管が並んだところで、まわりに土を入れて固めました。塩ビ管の中にも、砂や土を入れました。最後に、細い管はコンクリートでふたをしました。太い管は上に花を植えるようにして花壇の完成です。そして、1週間後、栽培委員会で、パンジーやビオラなどの苗を丁寧に植えました。
 春には、くすの木のまわりには、チューリップやパンジーなど色とりどりの花が咲きました。夏には、サルビアやマリーゴールドの苗を植え、くすの木も、以前よりたくさんの水をもらい、元気になり、葉を茂らせました。9月には、サルビアやマリーゴールドが満開でした。
 くすの木は、これからも、毎日、子ども達の成長を応援してくれることでしょう。

【豊川市立中部小】心をひとつに、中小魂!

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 中部小学校では、昨年度から青年部職員が応援団を組み、陸上、バスケットボール、サッカー大会の選手激励会では、子どもたちの応援団とともにエールを送り、おおいに盛り上げていました。
 本年度の運動会では、青年部職員の応援団から、全職員の応援団へと進化しました。全職員が「中小魂」と背中に書かれたユニフォームを着て応援しました。これから運動会が始まる子どもたちに向かって、全職員が心をひとつにし、エールを送りました。先生たちからの突然のプレゼントに、子どもたちは驚き、喜びました。(「アンコール!」の声が湧き上がるほどでした。)
 その後の運動会では、子どもたちも期待に応えてくれ、赤組も白組もどの演技もすばらしいものでした。逆転に次ぐ逆転の展開に、最後まで目が離せない思い出いっぱいの運動会になりました。

【南知多町立豊浜小】児童と保護者が一緒になって汗を流した資源回収

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 10月16日(火)快晴の下,4〜6年生児童と保護者・教員で,地域の資源回収を行いました。通学団ごとで回収する範囲を分担し,古新聞や段ボール,アルミ缶等を回収しました。近年は,児童数や世帯数が減少してきており,作業量はたいへんになってきていますが,児童と保護者と一緒になって汗を流し,たくさん資源となる物を回収することができました。また,地域の方にもいろいろと協力していただきました。
 ここで,6年生の児童が書いた作文を紹介します。「資源回収がありました。3年間やっていて,やり方が分かっているので,4年生に教えながら行いました。新聞や雑誌,服,空きびん,アルミ缶,段ボールがたくさんあって,たいへんでした。それに,とても暑かったので,とても疲れました。最後にもらったジュースがおいしかったです。今年もいろんな家の人に助けてもらいながら,資源回収をすることができました。」
 資源回収を通して,汗を流すことの大切さや保護者・地域との絆を感じた半日となりました。今後も保護者や地域との結びつきを大切にしていきたいと思います。

【美浜町立河和南部小】「感動、涙の教育実習」

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 10月1日(月)、私たちの学校に教育実習の大岩先生がやってきました。
 4年生の学級に入って、いよいよ今日が最終日。感動的な4週間でした。
 自信なさそうで緊張感いっぱいの初日。そして、授業や放課時に子供たちとふれあう中で、大岩先生の表情は明らかに生き生きとしたものに変わっていきました。教職経験3年目の指導教官、鈴木先生共々大きな成長を感じさせてくれました。
 そして、最後は、涙、涙…。4年生の子供たちも涙、涙…。指導教官の目にも…。
 職員への最後の挨拶の中で、「教員になるために、試験勉強を頑張ります!」と力強く宣言してくれた大岩先生。2年後、仲間として一緒に働ける日を私たちは待っています。
 お疲れ様。

【江南市立布袋北小】 市民まつりでの小中合同演奏

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 10月7日(日)に器楽クラブのメンバーは、市民まつりで演奏をしてきました。クラブ員たちのそばには、数名の中学生が一緒について演奏しました。
 実は、3年前から小中連携の一環として、本校の卒業生が通っている布袋中学校の吹奏楽部と合同で演奏をする取組を行っています。夏休みに、中学生との合同練習会をもち、楽器の持ち方、座り方などの基本から指導してもらい、交流を続けています。小学生は、中学生の迫力のあるきれいな音色に驚き、憧れの目で先輩を見ていました。当日も近くに先輩がいるだけで安心して演奏することができ、今までで一番の演奏をすることができました。中学生の中には本校の器楽クラブ出身の部員も数人いました。
 3年前は、教えてもらっていた子がすっかり先輩になり、懐かしい教室で後輩たちの指導をする姿はとてもほほえましいものでした。このような交流を続けていくことで、小学生は中学校の生活に期待を膨らませているのだなと感じました。これからもこのつながりを大切にしていきたいと思います。

【田原市立赤羽根中】阪神タイガース金本選手 引退記者会見より

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 プロ野球21年目となる今季限りでの現役引退を決意した阪神タイガースの金本知憲外野手は、引退記者会見で、ときに笑顔、ときに声を詰まらせながらグラウンドを去る思いを語りました。
 彼は、打点王やMVP、ベストナインなど、表彰されたものがたくさんあります。また、連続試合フルイニング出場などの世界記録や、連続4番先発出場、トリプルスリー(3割30本30盗塁)など、数々の日本記録を打ち立てました。そんな金本選手は、「記録の中で一番誇りに思うのは?」と聞かれて、こんな風に答えています。
 「僕の中では、連続1002打席無併殺記録(注1)。つまり、打率が下がるところでも全力で走って、ダブルプレーにならないようにした。ヒットにならないところでも全力プレーした。フルイニング出場の世界記録よりも誇りに思う。」と。
 金本選手にとっては、あまり得にはならないプレーです。全力で走っても、あまり話題にされないプレーです。チャンスをつぶし、ファンはがっかりしているときのプレーです。全然目立たないプレーです。
 ですが、自分がセーフになることで、次の打者に回ります。もしかしたら次の打者が、ヒットでつなげたり、ホームランを打ったりするかもしれません。その可能性や、チームの勝利を第一に考えて、毎回毎回、全力で走ったのです。
 そんなプレーを地道に積み重ねてきたからこそ、金本選手は長い間活躍し、ファンにも愛され、チームメイトにも愛されたのだと思います。

注1:ダブルプレーが1002打席連続でなかったということ。自分が塁に残ったとしても、1塁走者がアウトになった時点で、金本選手自身の打率は下がります。

【弥富市立桜小】「あいさつ運動」の広がり

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 自分から進んであいさつできる子を目指し、本校では、児童会執行部が1学期より「あいさつ運動」に取り組んできました。
「あいさつ運動」では、次に挙げる3つを意識し、あいさつをするように呼び掛けました。
1 自分からあいさつをしよう
2 大きな声であいさつをしよう
3 にっこり笑ってあいさつをしよう
 火・水・木曜日の朝、児童会役員は各学年の昇降口に立ち、登校してくる児童達に対し、自分から先に、大きな声で、にっこり笑ってあいさつをしてきました。こうした取組により、あいさつの輪が全校に広がり、人よりも先に、自分から進んであいさつをする児童が少しずつ増えてきました。
 また、「あいさつ運動」を実践している中で地域の方より、あいさつ運動の輪が広がっていることが実感できる内容のお手紙を頂きました。一部抜粋し、以下に紹介します。
『 私たちは、安全安心パトロールあかつき会です。津島署・蟹江署の管内の子どもたちの防犯・交通安全のためにパトロールカーで巡回しています。
 5月中頃だと思いますが、パトロール中、小2ぐらいの女の子が下校中、すれ違いざまに立ち止まって帽子をとって、ペコリとお辞儀をしてくれました。感激しました。10年一度も、どこの学区内でもありませんでしたので。
 通学団から分かれて、一人で家への道でしょうねぇ。保護者の躾と担任の先生の躾の良さでしょう。毎週、火・木曜日4時半から5時に桜小学校区を巡回していますが、初めてのことで嬉しかったです。桜小に、こんな良い子がいることを知っておいてください。』
 児童会役員は10月末より後期の役員になりますが、桜小学校児童のあいさつの輪がさらに広がっていくよう、引き続きあいさつ運動を行っていきたいと考えています。


【刈谷市立依佐美中】いじめについて考える

 10月19日(金)に、全校生徒を対象に「非行防止教室」が行われました。刈谷警察署の生活安全課の方に来ていただき、生徒の身近にある犯罪についての講話をしていただきました。その中で、2年生の代表生徒によるワークショップの中間発表がありました。2年生の代表生徒14名は、「安心・安全な学校生活」についての話し合いを授業後に行っています。その中で、「安心・安全」を脅かすものは「『いじめ』である」として、いじめについて深く考えています。
 中間発表の内容は、「いじめのうち、特にひどいものは『無視』と『暴力』である」とし、いじめの加害者と被害者の両方の立場に立って、その解決策について生徒たちなりに考えたものでした。また、いじめについて話し合っている中で、「いじめはなくせないかもしれない」という意見もあったことを正直に伝え、これからも自分たちの話し合いを続けていくので、全校でも「安心・安全な学校生活」について考えていきましょうというものでした。
 代表生徒のこのような取組は素晴らしいものであり、これを機会に、全校で「安心・安全な学校生活」、つまり「いじめのない学校生活」について考えていきたいです。
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【西尾市立三和小】 『三和しぐさ』を広めていこう! みんなで思いやりの心を!

 学校を楽しくする主役は元気な子どもたちです。今、三和小では、自分たちの学校生活をより楽しくするために、児童会を中心に力を入れていることがあります。それは、『三和しぐさ』を広める活動です。
『三和しぐさ』とは、ご存じの『江戸しぐさ』を参考にして5年ほど前に三和バージョンとしてつくられました。三和小の合い言葉である「元気・やる気・勇気」を行動として具体化したものが『三和しぐさ』なのです。
 1「始まりはあいさつ」・・・自分からあいさつをしよう!
 2「後ろ脱ぎ」・・・トイレなどのスリッパを揃えよう!
 3「他人知らず」・・・他の人に迷惑をかけないようにしよう!
 4「言い方禁物」・・・友だちが傷つく言葉を使わないようにしよう!
 5「時間泥棒」・・・自分勝手な行動で人の大切な時間をとらないように!時間を守ろう!
以上の5つです。

        ◆◆◆ ところで、下の写真は何でしょう?◆◆◆

     【答えは、修学旅行先での、6年生の「後ろ脱ぎ」の写真です。】

 修学旅行の宿で、あまりにもきれいに靴が揃っていたので、宿泊先の方々がたいへん感心してみえました。日頃、学校で実践している「後ろ脱ぎ」が即、当たり前に他の場所でも実践できたことは嬉しいことです。
 修学旅行では、何も言わなくても全員が、いつでも、どこでも『三和しぐさ』の5項目を意識して活動することができました。三和小6年生の子どもたちを通して、京都や奈良の人々に、『三和しぐさ』がさわやかな風となって伝わっていきました。旅先で褒めていただいたおかげで、子どもたちは「もっと、三和小のよさである『三和しぐさ』を広めていこう」と、自信を確かなものにしました。
 学校に帰ってからも、いっそう『三和しぐさ』に磨きをかけて実践しています。『三和しぐさ』を広めることにより、子どもたちに思いやりの心が育ち、笑顔がいっぱい増えてきています。

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【一宮市立大和南小】小中合同運動会

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 小学1年生から中学3年生までが、紅白に分かれて勝負を競う小中合同運動会。小学生が中学生も応援し、中学生が小学生も応援します。最終種目となった紅白リレーが始まる時点で12対7、すでに白組の勝利は確実となりました。
 しかし、赤組控え席では、「もう優勝はできないけれども、楽しもう!」という声があがり、肩を組んで校歌を歌ったり、最後まで全力で応援したりする姿がありました。

 正々堂々と力の限り戦っただけに、
    明るく、温かなハートもあふれた小中合同運動会でした。

【半田市立成岩小】ペア学年・全校児童の触れ合い,学年を超えたつながり!

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 9月29日(土)秋晴れの下,成岩小学校運動会を行いました。この運動会では,毎年全校児童のふれ合いを大切にした取組を二つ行っています。
 一つは,児童会主催による全校種目です。毎年,児童会役員を中心に競技内容が考え出されますが,本年度は,「成っ子ビッグボールレース」です。低学年と高学年が力を合わせ,大玉を転がしたり,頭の上を運んだりします。速くゴールさせるために,一つのボールを全児童の手と心で動かす姿は,とても印象的で,どの児童も素敵な笑顔を見せていました。
 もう一つは,応援合戦です。4・5・6年生の各学年から応援団員が4人ずつ集まり,計12人で構成されます。応援歌・かけ声などは,もちろん子供たちのアイデアから生まれます。できた応援内容は,応援団員によって低学年の児童に直接伝えられます。運動会が近づくにつれ,どの学年も自分たちの色の勝利を目指して,練習にも熱が入ります。高学年の児童が,低学年の児童のことを考え,分かりやすく教えたり,上手くできるようになると「がんばったね。」と励ましの言葉をかけたりしている場面も多く見ることができました。運動会当日は,エール交換を行い,どのチームも大きな声で力いっぱい応援することができました。また,エール交換以外にも自主的に応援する姿がみられ,学年を超えての絆も生まれたようでありました。
 今後も,ペア学級での交流給食やペア遊びも計画されています。学年を超えた心のつながりと触れ合いをこれからも大切にしていきたいと考えています。

【春日井市立南城中】創立30周年を迎えて

 本校は、今年度創立30周年を迎えました。生徒は記念活動などを通して、先輩たちが築いてきた歴史・伝統を感じながら、「当たり前のことを当たり前にできる生徒」として、毎日の学校生活を一生懸命頑張っています。また、校区の再編成と宅地造成により生徒数が年々急増している現状から、さらに活気ある学校づくりをめざしています。
 正門付近にある開校記念樹である大きなクスノキは、生徒が登下校時には必ず通る場所にあり、夏の暑い部活動時には生徒の憩いの場所になっています。一日は「朝読書」から始まります。落ち着いた中での一日の始まりは、すがすがしく感じます。制服は本校独自のもので、「青」を基調としています。この歴史ある制服を生徒たちはこよなく愛し、体育や部活動時を除く普段の授業では必ず制服で授業を受けます。「身だしなみの大切さ」や「時間を守る」ことも、先輩たちから引き継がれているものだと思います。
 緑化委員会では、朝顔の苗をフェンス沿いに植えて育てたり、夏休みの水やりなど花壇の整備に心がけています。9月のPTA親子除草では、校訓碑や10周年記念のモニュメントの周りをはじめとして校地内の除草作業を行いました。参加した生徒や保護者の方々の黙々と取り組んでいる姿が印象的でした。夏の大会や、先日行われた新人戦では、会場に30周年記念で作られた部活ごとの「応援旗」を掲げ、試合や発表に臨みました。
 集会では、校長先生が出題者となり「南城中の歴史」についてクイズ形式で楽しく学習することができました。また、「校章の由来」についても知る機会があり、清掃時や授業後に有志の生徒を中心に、校舎北側の六角形の枠に見事な校章を作りあげました。
 10月25日には記念式典、25日・26日にフェスティバル、さらに11月1日には体育大会が行われます。30周年という節目の年の行事として、例年以上の生徒たちの頑張りを期待しています。
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【刈谷市立東刈谷小】東北に届け!希望の和太鼓

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 昨年度、東日本大震災の被災地支援をきっかけに、宮城県石巻市立渡波小学校との交流が始まりました。2月に現地を訪問した児童を中心に、渡波小学校のみんなに元気になってもらいたい、そして、震災はまだ終わっていないことを私たちは忘れたくないと、本年度プロジェクトが立ち上がりました。
 東刈谷小学校では、総合的な学習の時間を使って、長年和太鼓学習に取り組んでいます。今年度の6年生は、「渡波小学校を元気にしようプロジェクト」を学習の中に組み込み、「東北に届け! 命の音 心と心が通じ合う 希望の和太鼓」をスローガンにして、和太鼓演奏に取り組みました。7月10日の発表会当日は、渡波小学校の子どもたちを招待することはできませんでしたが、この和太鼓演奏の様子をDVDにして渡波小学校に届けました。
 今後も、アルミ缶回収やベルマーク集めをして復興の役に立てるお手伝いをしたり、昇降口前の掲示板で復興の様子を全校児童に伝えたりしていきたいと考えています。そして、心と心が通じ合える交流に発展させたいと願っています。

【岡崎市立城南小】肩たたきのプレゼント

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「おじいちゃん、おばあちゃん、これからもお元気で。」
「長生きしてね。また来年も城南小で会おうね。」

 9月15日(土)、城南小学校では、学区敬老会が行われました。
1・2年生の肩たたき
3・4年生の合唱
5・6年生の手紙渡し
合唱部・吹奏楽部の合唱と合奏
 など、心のこもったプレゼントや出し物で、ご長寿の皆さんをお祝いしました。

 出番を待ちながら、敬老会が行われている体育館へと向かう1年生は、緊張した面持ちでした。しかし、肩たたきを終え教室へ戻ってきた子どもたちは満面の笑みでした。
「おじいちゃんが、上手だねって褒めてくれました。嬉しかったです。」
「おばあちゃんが、とても気持ちがいいよと喜んでくれました。」
「おじいちゃんの肩がすごく凝っていたから、ぼく頑張ったんだ。」
「おばあちゃんが、また来年会おうねって言ってくれました。」

 これからも子どもたちと地域の皆さんが、こうした心の交流を深められる場面を大切にしていきたいと思います。冬になると、1年生は、学区のおじいちゃん・おばあちゃんから伝承遊びを教えていただきます。そこでは、昔の遊びについてだけでなく、昔の生活ぶり、培ってきた経験、生きていくための知恵など、子どもたちが知り得ない、たくさんのことを教えていただけることと期待しています。

【岡崎市立上地小】人権の花運動

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 上地小学校では、4月から「人権の花運動」に取り組んでいます。
スローガンは「(う)れしい (え)がお (じ)んけんのはな」です。
上地小学校の頭文字を使って、福祉委員会の子供たちがすてきなスローガンを決めました。それを合言葉に全学年の子供で、心をこめてマリーゴールドの花の世話をしました。
 一人一鉢、種から育ててきれいな花を咲かせました。水やりの世話を続ける中で、花の元気がなくなってきて心配している子供の姿も見られました。水やりを忘れたから、また、逆に水をやりすぎたからと理由はいろいろですが、自分なりに調べ、元気になるようにと世話を続けました。3年生では、葉っぱに虫がついて枯れてきてしまい、虫の種類を調べて水に弱いと知り、根気よく一枚一枚葉に水をかけることを続け、虫を退治しました。他にも、葉を丸めてさなぎになろうとしている虫がつき、その葉を1枚ずつ取る世話もしていました。このように、たくさんの手をかけてきました。
 そのため、きれいな花が咲いたとき、子供たちは笑顔いっぱいでした。花を大切に育てることで、優しい気持ちを育んでこられたようです。
 公園やお家の方などへ、感謝の気持ちのこもった花をプレゼントして、優しい気持ちをより多くの人へと広げることもできました。
「この花のようにみんな、仲良く、楽しく、すごせたらいいね」 
「オレンジ色と黄色のマリーゴールドのお花が、お友達の元気いっぱいの顔みたいですね」
「花にやさしくするように、まわりの人にもやさしくできる人になってね」
といううれしい感想の言葉をいただき、子供たちも喜んでいました。
 この運動を通して、子どもたちは協力・感謝することの大切さを学ぶとともに、情操を豊かにし、優しい思いやりの心を体得し、人権思想を学ぶことができたと思います。

【岡崎市立南中】「大南中 最後の体育大会を 最高の体育大会に」 愛校心を高めた体育大会

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 来春、岡崎市立南中学校が分離して翔南中学校が開校します。1060人の生徒が集う体育大会は今年が最後です。3年生から「大南中 最後の体育大会を 最高の体育大会に」と、呼びかけがあり、2年生は「来年は私たちがそれぞれの学校の主役だ」との思いから気合が入り、呼びかけに応じます。3年生は、学年演技「溌剌南中太鼓」を最高の演技にしようと、練習にも一段と熱がこもります。それに対して1年生は初めてなので、「大南中 最後の体育大会」の意味が分かりません。そこで、次のような話を学年通信に載せました。
 今年は10クラスの生徒が競って走る学級対抗リレー。10クラスが競う学年競争遊戯。全校に話を移すと、全校男子553人が赤白に分かれて勇壮に戦う騎馬戦。全校女子507人が赤白に分かれて雌雄を決する棒奪い。しかし、来年は全てが半分になる。1060人が行う最後の体育大会であり、これが、「大南中最後の体育大会」の意味なのだと。
 体育大会当日、朝から学校全体の意気込みが違います。入場行進から開会式。真剣に整然と式が行われます。演技・競技そして応援と、歯を喰いしばって頑張る生徒の姿が一日中見られました。係の生徒もきびきびとした動作で大会を支えます。まさに、「溌剌南中ここにあり」です。そして、この伝統を引き継ごうと、1年生は目を輝かせて先輩の演技を見ていました。加えて、参観にみえた来賓や学区の方々は2500人を超えました。生徒は保護者・学区の方の支えがあっての南中であることを実感しました。
 南中生は大会を成功させた喜びと、大南中を支えた最後の一員であった誇りを胸に刻みました。学校を思う気持ち、学校を愛する気持ち(愛校心)が一段と高まりました。来年度、2年・1年生が両校の中心(かなめ)となって、新たな歴史を切り開くと確信できた体育大会でした。次は「大南中 最後の文化祭」です。

【春日井市立北城小】児童と地域の方々が一緒に作り上げた運動会

 去る9月29日に、北城小学校区運動会が開催されました。この運動会は、平成9年度より北城小学校と北城学区体育振興会という地域の組織が合同で企画・運営を行っています。
 毎年、実施3ヶ月前の6月から、何回もの打合せを行って準備を進めます。特に運動会前日は大人と児童が力を合わせて椅子や机を用意したり、万国旗を取り付けたりするなど会場作りに取り組みます。
 開会式の選手宣誓では、児童代表1人と大人代表1人が一緒に行います。地域の方々は、「下市場」「下北・西山」「大泉寺」「不二ガ丘」の4つのブロックに分かれて参加します。演技は学年単位で児童のみが行うものもありますが、合同運動会ならではの種目として、「二人三脚リレー」、「パン食い競争」、「ブロック対抗綱引き」「ブロック対抗リレー」があります。その中で特に盛り上がるのは、各ブロックの大人と児童がチームを組んで競う「二人三脚リレー」と「ブロック対抗リレー」です。勝敗によって得点があり、その合計点数で優勝が決まるので、声を上げて自分の地区のチームを応援します。
 特に今年は接戦で、地区対抗最終種目まで優勝の行方が分からない状況でした。その最終種目がブロック対抗リレーだったのです。これで優勝が決まるとあって、より一層自分の地区を応援する声が会場に響き渡りました。接戦の末、今年は「下北・西山」が優勝しましたが、惜しくも優勝を逃したブロックも「全力を尽くした」という充実感と「来年こそは」という強い決意を持てたようです。
 絶好の運動会日和のもと、児童だけでなく大人も、演技に応援に力を出し切り、清々しい時を過ごすことができた一日でした。まさに、児童と地域の方々が一緒に作り上げた運動会であったと思います。来年の運動会も楽しみです。

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【蒲郡市立形原北小】深まった!地域のたてのつながり

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 蒲郡市では、「青少年健全育成事業」の一環として、地区ごとに「ふれあい活動」を行っています。本校の属する地域では、4地区にわかれて、それぞれ特色のある活動を行っています。竹とんぼや泥団子の作り方をお年寄りに教えてもらったり、グランドゴルフやキンボール(ニュースポーツ)を小学生からお年寄りまでがともに体験し汗を流したり、防災訓練に参加したりしています。本校の子どもたちも、毎年、この活動を楽しみにしており、意欲的に参加しています。活動の企画は、各地区の総代や子ども会、PTAが中心となって行っていますが、実際の準備や運営は、地区の中学生が中心になっていることが特徴です。
 本校の子どもたちは、活動後に、「竹とんぼづくりを地域の方に教えてもらい、良く飛んで、とてもうれしかったです。」「中学生の方が、みんなとても優しくて、しっかりしていました。私もこんな中学生になりたいです。」「ふれあい活動は、子どもから大人、お年寄りまで、みんな笑顔で楽しんでいました。僕の地区は、みんな仲がいいなあと思いました。」というような感想を残しています。
 このふれあい活動をきっかけにして、みんなが顔見知りになり、地域の方への自然なあいさつができるようになっています。そして、様々な交流が深まっています。

【豊根村立富山中】 いっしょに遊ぼう

 富山中学校は、小中併設校で「小中一貫教育」を推し進めています。20年程前までは、小中別々の活動が殆どでした。でも近年は、小中合同での活動が増えてきています。
 その一つを紹介します。
 小学校の児童会、中学校の生徒会が一緒になり、小・中学校の子どもたちで組織する「子ども村活動」を行っています。児童生徒の自立心や社会性を育むことをねらいとし、学校や地域での生活を豊かにするために、集会活動、勤労奉仕活動、福祉活動などに、異年齢の児童生徒が協力して活動しています。
 学校生活の中に「やまたゆタイム(放課遊び)」を設けたことにより、小中の子どもたちがいっしょになって遊ぶ姿が見られますが、みんな活き活きと遊んでいます。こうしたことが普段の学校生活の中でも見受けられるようになりました。
 先生たちも仲間に入れてもらい、子どもには負けるものかと飛び回っている姿も見られます。

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