【蟹江町立蟹江北中】全校生徒の絆で1つの作品を

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 全校生徒が参加し、大きな盛り上がりと感動を繰り広げた「蟹北祭」が、本年度も大成功のうちに幕を閉じた。蟹北祭は2日間にわたり、文化祭、体育祭が行われ、様々な形で全生徒が参加する。生徒にとっては、楽しみにしている行事の1つである。
 写真は、蟹北祭のシンボルともいえるジャンボモザイクである。この作品は、生徒会テーマをもとに全校生徒から原画を募集し、蟹北祭が近くなると原画を学級数に分割し、小さな色紙を模造紙に貼り付ける。その模造紙を持ち寄り、貼り合わせ、体育館のステージの壁面全体を覆う1枚の大きなモザイク画として完成させるのである。
 学校祭のオープニングセレモニーの中で、BGMにのせ披露されると、その完成度の高さと迫力に、体育館に集まった生徒や保護者から大きな拍手がわいた。今年のジャンボモザイクのテーマは「輝立」である。一人一人の個性を輝かせ、みんなで力を合わせ、自立し、規律ある学校を築き上げようという思いが込められている。


【愛西市立勝幡小】言葉は、絆を育む

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 昨年のことでした。5年生の教室で、東日本大震災で被災された方々に対して、自分たちのできることはないのか、探し出そうとする動きがありました。模索しながら3ヶ月という時間が流れ、給食にサメの竜田揚げが出されたことが行動のきっかけとなりました。それが、被災地の工場で作られたことを知り、心配な気持ちや元気になってほしいという思いを手紙で伝えようということになり、この食品を扱う会社との交流が始まりました。被災された工場のみなさんが励ましの気持ちを込めた子どもたちの手紙をとても喜んでくれたことも知りました。さらに、この会社が進めておられる「キッズシェフ」という企画にも参加させていただき、世界で活躍されている三國シェフをはじめ、一流のシェフのみなさんの指導のもと、食育の授業を受けさせていただく体験ができました。
 この体験は児童に大きな喜びと新たな意欲をもたらしてくれました。「思いは、言葉や文章や行動で表すことで伝えることができる。」ということを学ばせてもらったのです。その思いがその後、児童会活動に反映されていくことになります。
 毎日の学校生活の中で、うれしかったことや感謝したいことを言葉にして伝え合い、全校でその思いを共有しようという企画が生まれました。「ニコニコの虹」運動です。一人一枚のカードに思いを書き、それを虹のようにつなげて、全校の思いが詰まった大きな虹が出来上がりました。昇降口の近くに設置されたその虹には、多くの子が立ち寄り、それぞれの思いを感じていました。改めて言葉にすることで、思ってもなかった気持ちが見えてくるものです。読んでいると一人一人の言葉に、みんなニコニコ顔になっていました。 言葉は、絆を育むものと職員も学ばされました。互いの思いを上手に出し合い、理解し合い、より深い絆で結ばれた勝幡小の仲間になっていくことを願っています。

【瀬戸市立祖母懐小】 縦割り班でのなかよし遠足

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 祖母懐小学校では、1〜6年生が一緒になる縦割り班を作って、様々な交流活動に取り組んでいます。児童会が計画する行事として、毎年5月には、1年生に学校での人間関係を深めてもらうことを目的に、「なかよし遠足」を行っています。
 今年は、5月7日(月)に、尾張旭市にある森林公園へ出かけました。学校から名鉄瀬戸線の尾張瀬戸駅まで約20分歩き、そこから三郷駅まで10分ほど電車に乗り、その後、森林公園まで約30分歩きました。およそ1時間弱歩くため、入学したばかりの1年生が途中で歩けなくならないかと心配しました。しかし、高学年の子たちが優しく手を引いて、1年生の歩くペースに合わせて歩いてくれたため、無事歩ききることができました。帰り道では、疲れてしまった子も多く、眠気まなこで手を引かれている1年生も多く見られました。
 森林公園では、班ごとに遊具で遊んだり、お弁当やおやつを一緒に食べて過ごしました。高学年の子たちは、低学年の子が楽しく遊べるように工夫してくれました。どんな遊具で遊びたいかを聞いて、1年生から6年生までが仲良く一緒に遊ぶ微笑ましい姿が、あちらこちらで見られました。
 普段の休み時間にも、学年を越えて一緒に遊んでいたり、低学年の子が困っている姿を見つけると、進んで手助けをしてくれたりする高学年の姿がもよく見られます。なかよし班活動を続けている成果が表れているように思います。

【みよし市立南中】 「朝の会で行うちょっといい話」

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 本校は今年度、道徳教育を「道徳」の時間だけでなく、各教科・領域においても充実させる取組を行っています。その一つに、「朝の会の充実」があります。担任が中心となりますが、朝の会で生徒の心に残る話をするために様々な工夫をしています。今日はその一部を紹介したいと思います。
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本当に
仲よくならんと
目なんて
あわせられん
==============(1/4の奇跡 マキノ出版 13ページより)
葉っぱだって
石ころだって
そこにあるだけで
心を動かす力がある
それが「ある」ということなんかな
僕だってそこに「ある」
「ある」ものはみんな大切なんや
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「1/4の奇跡」(マキノ出版)という本にある養護学校の生徒が書いた詩の一部です。養護学校との交流に合わせて朝の会で紹介することで、生徒の活動の充実につなげることができました。
 その他にも「お父さんが教える とっておきの知恵」(はまの出版)を紹介したり、絵本の読み聞かせをしたりするなどそれぞれの教師が工夫しています。たかが10分であっても生徒の心に残る「朝の会」をこれからも実践していきたいと思います。

【一宮市立大徳小】 ビオトープ作り

 自然環境について学ぶために、ビオトープを作ることになりました。NPO法人「トンボと水辺環境研究所」の川口さんの指導を受けながら、計画を立て、中庭に造成することになりました。
 子どもたちは、7月2日に川口さんをお招きし、ビオトープ造成の流れや、ビオトープをつくる意義などについて、お話を聞きました。自分の命も小さな動物の命も、一つしかない大切なものだというお話がありました。
 そして、7月27日、川口さんの指導のもと、ビオトープ造成地の石拾いや地ならしを行いました。ボランティアを希望した子どもたちや保護者のみなさんも、強い太陽の日差しが照りつける中、汗だくになりながら熱心に作業をし、予定通りの時間で整地作業が終了しました。
 続いて7月29日、「防水シート敷き」「栗石敷設」「盛り土」などの作業を行いました。子どもたちが、草蓑や一輪車を使って、何往復も重い石や土を運んで、意欲的に作業をしたおかげで、時間内に水入れまで工事を進めることができました。8月には水生植物を植え、9月には魚類等の放流を行う予定です。子どもたちにとって貴重な体験になったと思います。

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【東浦町立森岡小】「私たちにもできるボランティア活動」

 子どもたちは、毎年夏休みに様々なボランティア活動を行っています。今年も社会福祉協議会やコミュニティセンターなどが募集するボランティア活動に、多くの子どもたちが参加しました。
 コミュニティセンターでは、盆踊り大会に向けて提灯張りと絵付けを行い、盆踊り会場も華やかな提灯に彩られました。デイサービスセンターやふれあいサロンでは、お年寄りとゲームをしたり、童謡を歌ったりして楽しくふれあいました。また、おやつ作りもしました。保育園では、園児と遊んだり保育士さんの手伝いをしたりする子、町の図書館では本の整理をしたりする子もいました。
 参加した子どもたちからは、「提灯張りは、のりがくっついて大変だったけど、みんなでたくさん作れて楽しかったです。」「おばあさんといっしょに盆踊りを踊りました。昔のこともいろいろ教えてもらいました。」「私たちの近くにも介護が必要な人がいるということがわかりました。」「小さい子のお世話は大変だったけど楽しかったです。」など、ボランティア活動を通しての素直な感想が聞かれました。「自分たちが少しでも役に立つことができました。」という充実感をもった感想もありました。
 これからも地域の一員として、お年寄りや地域の方々と楽しくふれあい、自分でもできるボランティア活動に多くの子どもたちが進んで参加してくれることを願っています。

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【尾張旭市立旭中】あ!あぶない

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 「あ!あぶない」。朝、プールの用意を忘れ、家に取りに帰る途中のAさん(2年生男子)が思わず叫んだ。一匹の迷い犬が、車道に走り出たため車にひかれそうになった瞬間であった。それは、蝉が鳴き始めた7月初めの朝の出来事であった。
Aさんは、車にひかれそうになった犬を抱きかかえ、無事だったことにほっとし、その犬をあらためて見た。首輪とバンダナをしていることから、飼い犬が逃げ出してきたに違いないと思い、プールバッグをあきらめ、犬を連れて近くの家を一軒一軒たずね歩いた。
 しかし、飼い主は見つからず、途方に暮れて犬を抱きかかえながら、学校に登校したAさん。外の大時計を見たら8時30分。それは「遅刻」になる時間であったが、自分のことよりも、一匹の迷い犬を守りたい、飼い主に戻したいという強い気持ちが、Aさんを突き動かしたのだった。
 犬を連れて遅れてきたAさんに、外で生徒たちを出迎える教師たちは「何を連れてきたんだ」といぶかしげに声をかけたが、朝の出来事をAさんから聞くとその行動を理解し、「あとは任せなさい」とAさんを笑顔で教室に送った。
 迷い犬は、市役所が対応してくれるが、飼い主が見つからない場合は、悲しいことにもなりかねない。その場合のことも心配しながら、Aさんから得た情報をともに市役所に届け出た。飼い主が、この犬を捜していてほしい、見つかってほしいと一番願っていたのはAさんに違いないが、タイムリミットが迫ってきていた。
 翌週火曜日の夕方、市役所から、飼い主が見つかったという嬉しい知らせが学校に飛び込んできた。犬の命が助かったことへの安堵とうれしさからの「よかった」の声が職員室に広がった。飼い主さんかその日の夜、学校にお礼にみえ、車にひかれそうになったところを助け、飼い主を一生懸命捜したAさんのことを伝えると、感謝の言葉をたくさん残していかれた。次の日、Aさんに伝えた時の、心の底からうれしそうなAさんの笑顔が忘れられない。

【刈谷市立小垣江東小】ゴンからのおくりもの

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 「あきをみつけよう」の学習をしている1年生の教室に、毎日のようにどんぐりや葉っぱなどが届けられるようになりました。
 朝、1年生が教室に入って来ると、給食配膳台の上に手作りの紙で作った箱の中に、茶色のどんぐりや緑色のどんぐり、どんぐりの帽子、ふちがぎざぎざの緑の葉っぱなどが入っています。紫色の花や松ぼっくりのこともありました。1年生の子どもたちは、いつの間に、どこから、誰が持ってきてくれたのか興味津々です。「天井から来たんじゃない?」「小垣江東の人じゃないんじゃない?」等々、子どもたちはあれこれ考えていました。担任が、「1年1組のみんな、運動会お疲れ様。よくがんばったね!」っていうメッセージかもしれないねと投げかけると、1年生の子どもたちは目を輝かせて大きくうなずいていました。
 6日目のプレゼントには、葉っぱの手紙が添えられていました。「おてがみのはっぱ いちじくのにおいがするよ ゴン」「きいろいおおきなみは かりんだよ ゴン」「うろこがらのパンツは マテバシイだよ ゴン」「もさもさのはっぱは クヌギだよ ゴン」「あけると くさいみが でてくるよ ゴン」と書いてありました。「ゴンって誰だろう?」「人間かな?動物かな?」と大騒ぎです。そして、手紙に書いてあったことを早速確かめ始めました。「本当だ、いちじくのにおいだ」「これがクヌギなんだ」とあちらこちらから歓声があがりました。
 しばらくして、1年生の子どもたちが小学生新聞で「『ごん』のヒガンバナが見ごろです 愛知県半田市」という記事を見つけました。「ねえ、ここに『ごん』って書いてあるよ」「ごんって、きつねだったの!?」「どこどこ?」教室中大騒ぎです。
 ゴンからのプレゼントを生かした「あきのおくりもの」の飾り作りが始まりました。めあては「あきのおくりものをつかって、ゴンもよろこぶ すてきなかざりをつくろう!」でした。1年生の子どもたちは、ゴンからプレゼントされたどんぐりや葉っぱを、それはそれは大切そうに扱っていました。
 ゴンからのプレゼントは、どんぐりが無くなった冬に入っても続きました。折り紙の作品や励ましの手紙などが届けられました。
 さあ、ゴンの正体はいったい誰だったのでしょうか。実は5年1組の子どもたちが1年生のために集めてくれていたのでした。ふれあい活動で仲良くなった1年生のためにという意識が芽生えたのでしょう。また、全学年を通して行っている「いのちの教育」で育ってきた思いやりの気持ちが行動を後押ししたように思います。

【あま市立伊福小学校】忘れることのできない運動会

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 運動会の途中、大粒の雨が降り出しました。競技は一時中止、テントに一時避難して、雨がやむのを待ちます。
 昼過ぎ、やっと雨がやみました。太陽も顔を出し、青空が見えてきました。ところが、運動場に目をやると、無残にも、運動場は水浸しです。あちらこちらに水たまりができています。このままでは、運動会を続けることはできません。
 せっかく保護者の方が見に来てくださったのだから、せめて音楽クラブのドリル演奏と低学年・中学年の表現運動は実施したい、先生たちが話し合って、昼休みの時間に、運動場の整備をすることにしました。先生たちは、めいめいが雑巾やちりとりを使って水たまりにたまった水をバケツにくみあげます。すると、いつの間にか高学年の子どもたちも、運動場に入って雑巾で水たまりの水をくみ上げています。知らないうちに、どんどんお手伝いの子が増えてくるではありませんか。参観にみえた保護者の方も、だれからともなく運動場に入って黙々と運動場整備の作業をしています。中には、土を運んでいるお母さんの姿、トンボをもって整地をしているお父さんの姿もありました。
 先生たち、高学年の子どもたち、保護者のみなさんのおかげで運動場の整備が終わりました。あちこちにできていた水たまりもすっかりなくなり、音楽クラブのドリル演奏、低学年・中学年の表現運動を行うことができました。その上、みんなの気持ちが通じたのか、強い日射しのおかげで運動場が随分乾き、高学年の組体操も行うことができたのです。運動場には、保護者席から惜しみない拍手が響き渡っていました。
 時間の都合で、この日はブロック対抗リレー等の一部の競争遊技はできませんでしたが、みんなで力を合わせて運動場整備をして実施した平成23年度の伊福小学校の運動会は、一生忘れることのできない運動会となりました。運動会に参加した誰もが、力を合わせることのすばらしさを肌で感じることができました。

【刈谷市立雁が音中】夏ボラ2012

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 8月19日(日)の早朝に刈谷市総合運動公園で夏ボラ2012を実施しました。
 前日に行われた刈谷わんさか祭りでは、たくさんの人が訪れました。日頃部活動の練習や行事で使っている公園に感謝の思いを込めてゴミ拾いをしました。学年ごとに分担場所を決め、40分ほどの活動でたくさんのゴミを集めることができました。また、夏休みに地域の盆踊りの手伝いなどでたくさんの生徒がボランティア活動に参加しました。

【みよし市立三好丘小】丘小学区、虹の絆!

 昨年度までは、地域の老人クラブの方々との交流はほとんどしていませんでしたが、今年は7月末までに、多くの交流の場をもちました。正課クラブの「グラウンドゴルフ」での毎回の講師、6年生の総合的な学習「お年寄りのお話を聞こう」での講師、運動会へのご招待、そして、6年生は、家庭科の授業で老人クラブ女性部の方々に助けていただきながら、防災ずきんを作製しました。
 老人クラブの方々からは、
「子どもたちのグラウンドゴルフの熱中ぶりは驚くほど。素直に学ぶ姿は予想外。これでは追い抜かれると慌てています。」
「老人クラブの活動がどんなに楽しいかを話したときに、子どもたちから『私たちも65才になったら絶対入会したい』と言われて、『やったー』とガッツが出て感無量でした。」
など、子どもたちの素直さがとてもかわいかったという感想がたくさん聞かれました。
 一方、子どもたちからは、防災ずきんを作り終えて、
「おばあちゃんたちの手はとても器用でした。優しく教えてくれたので、とても上手にできました。」
「学校の家庭科の授業で、防災ずきん作りが一番楽しく印象に残りました。学校で地域の方々と交流できるのはすごくいいと思いました。」
など、感謝や喜びの声が伝えられています。
 三好丘小学区には、現在キラキラ光る虹のような絆が広がっています。

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【江南市立布袋小】気仙沼市 花プロジェクト

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 江南市立布袋小学校では,気仙沼市の復興を応援しようと,代表委員が中心となってメッセージ付きのプランターを製作しました。全校児童で,手作りのプランターに応援メッセージを書き込み,気仙沼市の仮設住宅や仮設店舗に届けていただきました。
 この花プロジェクトを通して,少しでも笑顔が届けられるといいなと願っています。

【長久手市立南小】夢と希望に満ちあふれた校長室

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 「校長先生、このソーラーカー動いたよ!」「これは、なんという星ですか?」「スペースシャトル格好いい!」校長室は、毎放課、感動と興奮の言葉が飛び交い、子どもたちで溢れかえっています。校長先生の専門は地学・地球物理で特に地震に関して博学者!ロケットや恐竜が大好きで、太陽系の巨大なポスターに始まり、模型やフィギュアが所狭しと並んでいます。それだけでなく、工作の材料や○○○さん顔負けの遊びながら楽しむ実験道具も!子どもたちだけでなく、来校者も校長室に入った途端、夢広がるこの部屋の話題で30分は盛り上がります。
朝会でのお話にも、このエキスは注入されています。金環日食、流星群等々、世の中の旬の話題に合わせて、映像や具体物を取り入れながらいつのまにか科学の授業が展開されていきます。子どもたちはあっという間に引きつけられ、目はきらきらと輝いていきます。宇宙飛行士、ロケット、台風、太陽光発電、外来生物、ザリガニの脱皮、蚊、等々・・。教師も児童も学校の誰もが、理科の分野に明るくなりました。
 「子どもたちに朝会で話したり、子どもたちとここで一緒に遊んだり・・・・そうすることで、子どもたちにとって理科が少しでも身近なものになり、そして興味を持ち、いずれそちらの分野へと進む子どもが増えてくれたら、とても嬉しいです。」PTA広報部のインタビューにそう答えていた校長先生!本校からは、宇宙飛行士や科学者を目指す人が沢山でるのではと予感させる今日この頃です。

【豊田市立山之手小】地域の方に届いた「ありがとうカード」

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 本校では「心のオアシス」活動を実施しています。
 「オ=おとなもこどもも」「ア=あたたかいこころになれる」「シ=しあわせなきもちになれる」「ス=すてきなはがき」という願いを込めた活動です。「ありがとう」「すごいね」「ごめんね」「がんばったよ」の4種類のメッセージカードを用意し、児童・保護者・教師がこうした思いを互いにカードに書き、児童保健委員が配達する取組です。
 ふだんは、1棟と2棟の校舎1階に「心の伝言板」コーナーを設け、カードを置くとともに、そのカードを後日、届けたい子どものいる学級のポストに入れるようにしています。
 春の運動会後、6年の子どもから地域の方へ「ありがとう」のメッセージカードが4枚も届きました。どのハガキにも、「ぼくたちの運動会のために、テントを貸してくださり、設置までしていただいてありがとうございました。テントのおかげで、熱中症を防ぐことができました。また、ぼくたちの演技に対して、最後まであたたかい声援や拍手をくださり、うれしかったです。」という内容が書かれていました。子どもたちの気付きがうれしいです。
 これからも、地域の方々に見守られながら、いろいろな行事に取り組んでいきます。

【春日井市立神屋小】親子でつなぐボランティアのたすき

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 神屋小学校では、6年生の児童とPTAの保護者や教師がいっしょに、地下道の清掃をするのが伝統となっています。この取り組みは、昭和59年に国道19号線が開通し、児童が安全に登下校するための地下道ができて以来、30年近く続けられています。
 毎月1回、土曜日、年間で10回程度、6年生の児童が、全員1回ずつ担当するよう、年度当初に自分たちで年間の活動計画を立てています。
 清掃当日はPTA補導部の保護者が3名ほど、子どもたちの支援をしてくれます。さらに、教員も数名参加し、児童・保護者・教師の三者が一体となって、いつも自分たちが通る地下道をきれいにします。
 掃除は、地下道のごみをはき、壁面の汚れを落とし、食べものや汚物を水で洗い流すなどの作業を行います。時には、地面にこびりついた汚れもあり、汗を流しながらブラシで洗い落とします。できるだけ子どもたちが中心となって活動できるよう、児童同士で班長を決め、班長の司会、指示のもとに作業を進めています。
 実際に地下道清掃に参加した児童は、「みんなで力を合わせたから、こんなにきれいになった。やっぱりみんなでやると違うなぁ。」「これまでの6年生がこんな活動をしているとは知らなかった。汚れていた地下道がきれいになったので、みんなが気づいてくれたらうれしいです。」「この地下道清掃に参加して、ボランティアはとても大切なものだと思った。これからも、地域のボランティア活動などに参加していきたい。」など、反省会で感想を述べています。
 中には、親子2代にわたって地下道清掃を続けている家庭もあり、地下道清掃を通して自分たちの住む地域を大切にしようとする心が、世代を超えてリレーされています。

【一宮市立今伊勢西小】「ノーマライゼーション」

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 福祉実践教室を行いました。福祉協議会の人たちに来ていただき、手話・点字・車いすのグループに分かれ、体験活動を行いました。子どもたちは初めて体験することにとても興味を持って取り組んでいました。

[ 体験内容 ] 一人、2つの体験を各1時間実施
○車いす・・・屋運、段差の乗り越え、車いすを一人で乗り降りする。
【子どもの感想】
「車いすにのってマットを一人で1周したときに、一人でも進むことはできるけれど、ものすごく疲れました。車いすにのっている人たちはたんへんだと思いました。」
○手話・・・講師の先生(耳が聞こえない)から、手話によるあいさつの仕方や、自分の名前の表現方法を学ぶ。
 【子どもの感想】
 「わたしは手話を覚えたいと思って手話を選びました。手話でのあいさつをいくつか覚えることでき、とてもよかったです。」
○点字・・・基本的な「あいうえお」を、点字シートを使って穴をあける作業。
 【子どもの感想】
 「分かりやすくて、いろんな点字を知ることができました。作るのもとても楽しくて、点字のすごさも知ることができました。目の見えない人にとって、点字は大切なものだと思いました。」


【稲沢市立大里東小】ぼくたちにできることを,みんなに呼びかけました!

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【20110311】
 「みなさんこの数字が何だか分かりますか?分かった人もいると思いますが,この数字は昨年3月11日14時46分18秒に起こった,東日本大震災の年と日にちを表したものです。みなさんも授業中あの地震を感じたと思います。地震の後,東北の町を津波がおそいました。その後,町は壊滅状態になり,多くの方の命が失われました。
 今回,児童会では東日本で震災にあわれた方のために募金を考えました。震災から1年半が過ぎようとする今,私たちは震災があった記憶はあるものの,少しずつ忘れかけており,募金や何かできることをしようとする意識がうすれていることも確かです。ですが,まだあの震災で自分の家にも帰れず不自由な生活をしている方もまだまだいます。だからこそ今,もう一度私たちが思い出し,協力することが大切だと思い,募金を考えました。私たちだけではどうすることもできません。そこで大里東小学校のみなさんにも協力してもらい義援金を送りたいと思います。大里東小学校の力で少しでも早い東北地方の復興のための手助けをしましょう。お願いします。」
 この児童会の呼びかけで集まった募金は,三日間で93712円でした。児童会役員で,稲沢市役所へ届け市長さんに手渡しました。

【刈谷市立朝日中学校】 「うれしいお手紙」

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 2泊3日の修学旅行から帰ってきた数日後、1通の手紙が学校に届きました。そこには本校女子生徒たちと、年配のおじさんたちがまばゆいばかりの笑顔でほほえんでいる写真が添えられていました。その手紙には、こんな言葉が書かれていました。
 「私たちは、東京の会社を定年退職した者の集まりで、都内の某庭園の鑑賞に来ておりました。そこで、貴校の生徒さんたちとちょっとしたふれあいがあり、一緒に写真を撮らせていただきました。孫のような生徒さんたちと写真を撮ったということで、一日中気分良く過ごすことができ、生徒さんの素直さ、純真さ、清々しさ、まばゆいばかりの笑顔に感銘を受けました。夕方、会合をもったのですが、その席上で、『久しぶりに子どもらしい子どもに会えた』という話題が口々に出ました。残すところ半年あまりの中学校生活も、実り多く楽しい思い出がたくさん得られることと信じております。本当に素敵な生徒さんたちでした。
 貴校のホームページを拝見させていただきました。素敵なホームページで感激しました。学校行事もリアルタイムで掲示されているようで、このことからも学校と家庭とのキャッチボールが密にできているのだと感じられました。」
 こういったお手紙をいただいたことを集会等でも紹介をしましたが、3年生の生徒や職員のみならず、全校生徒、全職員としても嬉しいお手紙でした。

【東浦町立北部中】北部中学校のいいところ

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 東浦町立北部中学校では、毎年、様々なボランティア活動への熱心な取組がなされ、学校の伝統となっています。この活動は、♪ Let’s チョボラ ♪を合い言葉に行われ、毎月1回校区の小学校正門前で行われる朝の「トライアングルあいさつ運動」をはじめ、地区の公園や河川沿いでの「ごみゼロ運動」、そして、一人暮らしのお年寄りへの「花のプレゼント運動」など、どれも毎回、全校生徒の3分の1を超える人数の参加による活動が展開されています。
 2・3年生の継続した参加とともに、新しく入学してきた1年生からもたくさんの参加があることが誇りです。一人一人のちょっとしたあたたかい心遣いが、他の誰かの安心や安全、また、勇気や希望につながることを願いながら、ボランティア活動に取り組んでいます。また、地域の方々や保護者の皆様からの励ましの言葉掛けが、生徒たちのやる気をさらに高めてくれています。
 地域・家庭・学校が一体となり、伝統の積み重ねがなされている北部中学校は、今日も学業や運動とともに、♪ Let’s チョボラ ♪を合い言葉に、一人一人のちょっとした心遣いがあふれた、地域が誇りに思う学校を目指しています。

【豊橋市立向山小】「新生ちびっ子応援団」デビュー!

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 6月下旬に、市内小学校陸上競技大会に出場する選手を激励する会が、児童会主催で開かれました。写真は、会の中で演舞を披露した応援団の様子です。どの子の表情も笑顔、笑顔、笑顔。ゴムボールのように踊り、「やあっ」という声もびしっと決まりました。
 今年度は、昨年までの6年生中心の応援団をとりやめ、新しい試みとして全校に希望者を募りました。毎日、ふれあい班(全校縦割り班)で掃除に取り組んだり、2週間に1度のふれあい遊びで楽しませたりしてくれるお兄さん、お姉さんを応援したいと集まった子どもたちは、総勢64名!全校の約5分の1にもなり、「新生ちびっこ応援団」は結成されたのです。
 演舞は、選手にも大好評。応援団にあわせて手拍子したり、体を揺らしたり。精一杯のエールを全身で受け止めていました。 
 次の出番は、10月下旬の球技大会激励会です。
「またやりたいな。だって、ぼくの班のお兄さんに試合でがんばってほしいもん。応援も楽しいし。」
 これまでの企画に加えた一工夫によって、改めて子どもたちの温かい心のつながりを感じることができたひとときでした。