【岡崎市立矢作西小】 1年生への思いやり通学班の班長さんが,とてもゆっくりと歩いています。そして,何度も後ろを振り返りながら歩いています。毎年,今の時期はこうした姿が当たり前のように見られます。ちょっと間があくと,班長さんは,1年生が追いつくまで黙って待っています。1年生の歩く速さに配慮しての気配りがみられ,とても心温まる思いがします。6年生の子に「ありがとう。」と言うと,どの子も笑顔になります。 先日は,PTAの旗当番のお母さんが,「1年生の荷物を持ってあげている6年生の子がいて感心しました。」と教えてくださいました。 こうした思いやりの芽を大切にし,思いやりの輪が広がることを願っています。 【田原市立東部中】オリエンテーション合宿で深めた絆まず、プチ合唱コンクールの練習は、行きのバスの中からくり返し歌い、体育館の練習では、クラスで肩を組んで歌う姿が見られました。また、長なわ大会では、一回でも多く跳ぼうと、一人一人が「せーの」のかけ声で、最後まであきらめずに跳び続けることができました。さらに、東中ソーランコンテストでは、「もっと腰を落としたほうがいいよ。」「まだ、動きがあってない。」と、クラスで話し合いながら練習を進め、コンテストでは、どのクラスも息のあった力強い踊りを披露することができました。 子どもたちの様子を見て、改めて団結することの大切さを感じました。オリエンテーション合宿を通して深めたクラスの絆を、これからの学校生活でさらに深められるとよいと思います。 【豊川市立豊川小】今度はわたしがしてあげたい豊川小学校で、4月25日(水)3時間目に新入生(1年生)を迎える会を開催しました。1年生を全校で温かく迎え、みんなで楽しいひとときを過ごすことで、1年生が豊川小学校に親しむことを目標にした行事です。ゲームを全校で楽しんだ後、在校生は新入生のために笑顔いっぱい、全身でリズムをとりながら「ドキドキドン」を歌ってあげました。 4年生の子の感想文です。「わたしが1年生のとき、2年生から6年生のお兄さん、お姉さんが歌を元気よく歌ってくれてとてもうれしかった。だから、今度はわたしたちが新1年生がよろこぶように、せいいっぱい歌いました。目の前の1年生が笑いました。わたしは、心の中で1年生が『すごいなあ』とよろこんでくれたかなあと思いました。すっきりしました。今度(来年)の1年生にも大きな声で歌ってあげたいです。」 ちょっといい話です。 .【犬山市立東部中】 東部中の伝統 あいさつ・清掃・合唱本年度は生徒会の一層の絆を持つために縦割り活動の充実を掲げています。体育大会・合唱コンクール・生徒会レクリエーションをより充実した活動にするために共に活動する縦割りブロックの抽選会がありました。1年間共にする仲間がどのクラスになるか一喜一憂しました。後期からは、清掃活動も縦割りで実施する予定になっています。新入生を感動させたのが先輩たちの合唱でした。体育館中に響き渡る合唱は圧巻でした。1年生は自分も共にこの伝統を受け継いでいきたいと感じたようです。 4月15日、16日に1年生は旭高原での宿泊学習を実施しましたが、いうまでもなくあいさつ・清掃・合唱はとびきりの笑顔で行い、さわやか東中生の仲間入りができたようです。 【常滑市立大野小】 トイレそうじって楽しいね子どもたちは,たわしで便器の汚れを取ったり,床をデッキブラシで磨いたりしました。便器に顔を近づけて黙々と取り組んでいる子もいました。 終わってみると,「トイレそうじって楽しいね。」と,何か新しい発見をしたかのようにうれしそうな子どもたちの声が聞こえました。 「凡事徹底」という言葉があります。あいさつを自分からする,ごみを拾う,スリッパをそろえるなど,平凡なことを徹底して続けていくことはすごいことだと思います。「平凡」がやがて,「非凡」に変わります。トイレそうじを通して,子どもたちの可能性を感じさせられました。 【蒲郡市立形原中】気配りすること、思いを伝えることただし、少し声が小さかったようで、校長先生が「もう少し大きな声で言えるといいね。」と声かけをしたそうです。すると、その生徒は、「電話で話している先生がみえたので、少し声を小さくしました。」と答えたようです。校長先生は、その生徒の気配りのある対応と、自分の思い(なぜそういう行動をとったか)を落ち着いて伝えることができたことに、感心したそうです。 この話は、学校集会の場でも校長先生が話され、我々教員も感動しました。ちょっといい、いやとてもいい話でした。 【一宮市立千秋小】 花いっぱい 友だちいっぱい 夢いっぱい
本校は、木曽川の豊かな水に恵まれた尾張平野の北部に位置し、周辺には田園地帯が広がり、西に一宮総合運動公園、東には住宅地や商店街が立ち並んでいます。
広い校地に多くの樹木や花が植えられ、毎年、緑化委員会が中心となって樹木あてコンクールを実施しています。このコンクールを「健康な心づくり」につながるよい機会ととらえ、ペア学年で樹木の学習に取り組ませています。上の学年が下の学年に樹木の位置と名前を教える場を設定することにより、お互いを思いやり、仲良く助け合う心が育つと考えています。「この木はね、こうやって覚えるといいよ。」と木々を指さしながら、上の学年が下の学年に教える姿がたくさん見られます。 5月の連休頃には、校舎北側にさくらんぼがなります。残念ながら全校児童が食べるほどの数はなりません。このさくらんぼは、千秋小の伝統で1年生から順番に食べることになっています。自分が食べたい気持ちを抑え、当たり前のように高学年が下学年の子どもを肩車してさくらんぼをとってあげる姿は微笑ましい限りです。 今後も「花いっぱい 友だちいっぱい 夢いっぱい」の合い言葉のもと、緑化活動を中心に心の教育の推進を図っていきたいと考えています。 【清須市立西枇杷島中】地域に支えられる中学校 4/5本校は、校訓「強く・正しく・親切に」の他に、毎年、合い言葉が決められ、それをもとに日々の学校生活が営まれます。本年度は、「『真・愛・心』と学び」です。何事も真剣に取り組み、人間愛を尊重し、目に見えない心こそ大切にすることを根幹にし、本年度、全面実施される学習指導要領も鑑み、学びを盛り込みました。もちろん、学ぶべきことは勉強以外にもあります。 そういう意味で、学校外の方に関わっていただくことは大変ありがたいです。今年は、地域の人権擁護委員の方に、入学式が始まる前の時間に新入生と保護者に対して、お話をしていただきました。人権擁護委員の3名の皆さんは、生徒にとって小学校の時からなじみの深い緑色のジャケットを着て、人権の大切さを語っていただきました。また、困ったことがあったら、いつでも相談にのるよと言っていただけ、新入生は新しい門出を自信をもって迎えられたようです。 【義務教育課】中日新聞「ヤングアイズ」(投稿欄)より
平成24年3月29日(木)の中日新聞・朝刊の「ヤングアイズ」という投稿欄に寄せられた記事を紹介します。この記事は、半田市の小学生 田中 佑佳さんのものです。
佑佳さんが道徳の時間に今の自分自身をしっかりと見つめ、学んだことが素直な文章で書かれています。佑佳さんが前向きな気持ちで生活しているからこそ、このように学ぶことができたのだと思います。 身の回りのいろいろなことから、大切なことを学び、自分の力にし、成長していける人になりたいですね。 【岡崎市立宮崎小】ツバメのヒナの保護夜一人で仕事をしていると、若い女性の方が段ボールを持って職員室を訪れてきました。段ボールからは、ガサガサと音が聞こえてきます。 「勤めているところの玄関先にツバメの巣があるのですが、ヒナが落ちてしまいました。宮崎小で保護していただけませんか。」 こんなことは初めてなので、事情がつかめず「明日、お返事させてください。」と、その日は引き取ってもらいました。翌日、宮崎小に長く勤務している先生に確認したところ、「6年生の子たちに聞いてみるよ。」と言われました。 そして、6年生の子たちは快く引き受け、幼鳥を保護することになりました。6年生は、ピンセットを使ってえさをあげるなど親身になって世話をし、無事自然に返すことができました。 宮崎小は昭和49年から愛鳥活動を受け継いでいます。今までも、地域の方から、傷ついたり巣から落ちてしまったりして野鳥が届けられることがあったそうです。そうした場合には、6年生を中心に保護活動を行ってきたということ。今回、幼鳥を届けてきた女性も、10年ほど前の本校の卒業生だそうです。直接命に触れて、貴重な経験をし、大きく成長していける学校だなと思いました。 【春日井市立東野小】ありがとうのサンドウィッチ作りどの児童も、低学年の頃の担任の先生や校長先生などへ思い思いのサンドウィッチとメッセージカードを作成しました。 できあがった時、ある子から「授業中だけどやっぱり手渡しがいいと思う。先生手渡ししてきていいですか?」と質問を受けた。授業中だから迷惑だということをわかっていながら、気遣いを忘れず、しかし感謝の気持ちは直接伝えたいというその気持ちにとても感心をしました。 その後、可能な限り先生方に手渡しをして満足げに教室に戻ってきた姿を見て、6年間で何かすてきなものを身につけたように感じました。 「感謝」は直接言って伝わるもの、忘れてはならないと感じました。 |