【瀬戸市立古瀬戸小学校】ケータイ・スマホ安全教室

 本校では、毎年2学期の学校公開日に合わせ、5、6年生が、「ケータイ・スマホ安全教室」を行っています。小学校高学年になると、半数近くの児童が、携帯電話やスマートフォンを持ち、「情報モラルを学校で学習すること」「保護者とともに問題点や使用の注意点を確認すること」が必要となっています。そして、瀬戸市の社会福祉課や人権擁護委員の協力のもと、携帯電話会社から講師を派遣していただきました。
 「インターネット上での情報公開が、原因となり犯罪に巻き込まれてしまう事例」「使い過ぎにより睡眠時間が削られたり、家庭学習がおろそかになってしまったりする事例」の映像を、子供たちは真剣な表情で見ていました。ふだん、スマートフォンでのゲームが楽しいと話している児童も、「ここまでには、なりたくない」「家の人との約束を守りたい」という感想をもっていました。保護者も、改めて家庭での約束事を考え直そうと思われたようです。
 今年度は、12月の人権週間に合わせて、「ケータイ・スマホ安全教室」を開催する予定です。3月の閉校に伴い、来年度は、にじの丘学園の開校により、学区の範囲が広くなり、交友関係の広がりも予想されます。携帯電話やスマートフォンのマナーやルールを考えた使用が、更に望まれます。

【南知多町立日間賀小学校】学校保健委員会「メディアと上手につきあおう」

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 12月11日に、4〜6年生児童と保護者を対象に、「メディアと上手につきあおう」というテーマで、学校保健委員会を開催しました。
 はじめに、健康委員会の児童により、スマートフォンなどの情報通信機器の使用と睡眠との関係性等について、劇で紹介しました。また、劇の中で、本校の4〜6年生児童の約8割の児童がスマートフォンを持っており、無料通信アプリでのトラブルがあることや、ゲームでの課金についての話が紹介されると、聞いている児童や保護者から驚きの声が上がりました。
 次に、「スマホ・ケータイ安全教室」として、外部講師に来ていただき、話をしていただきました。講師からは、「SNSウェブサービス等で情報を公開するときに、気を付けること」「無料通信アプリでのトラブル」「情報通信機器を使った犯罪に巻き込まれる危険性」についての話がありました。話の最後には、情報通信機器を使う際の注意点として、「ルールを作ること」「人を傷つけたり、人に迷惑をかけたりしないこと」「困ったときには、大人に相談すること」という三点を教えていただき、児童もその大切さに気付くことができました。
 会の終了後、児童の振り返りからは、「情報通信機器を正しく使わないと、怖いことがよく分かった。これから気を付けて使っていきたい」等の感想が多く見られ、情報通信機器によるトラブルや、心身に与える影響について理解し、正しく使用しようとする意識の高まりを感じました。

【豊橋市立高根小学校】 携帯スマホ講座

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 5年生を対象に、「携帯スマホ講座」の出前授業が行われました。ビデオを見ながら、様々な場面で起こりうる問題について考えました。
1.SNSでつながった人が、実は悪い人だった。
2.スマートフォンのゲームにはまってしまい、「ゲーム依存症」になってしまった。
3.無料通信アプリでグループを作ったが、一人だけ仲間外れにされてしまった。
 5年生の中には、実際に自分のスマートフォンを持っている児童がいます。そして、「早く自分のスマートフォンが欲しい」と言っている児童も多くいます。そんな中で、実際に起きてしまう問題について考えることができました。子供たちからは、「こんなことになってしまうなんて怖い」「家の人とルールを決めて使うようにしたい」という感想が出ました。
 今後は、子供たちだけでなく、大人も巻き込んで実践していくことが必要だと思います。そのためには、健全育成会や出前授業など、家の人も参加して、親子が一緒に「情報モラル教育」について考える場面を設定していかなければいけないと感じました。

【東浦町立緒川小学校】インターネットの安心・安全な使い方について学ぼう

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 本校では、9月の学習公開で、eネットキャラバンから講師を招き、「インターネットの安心・安全な使い方について学ぼう」と題し、3、4、5年生を対象に、「情報モラル教育」を行いました。
 スマートフォンやゲーム機の普及により、本校の児童にとってもインターネットは、身近な存在です。大人も子供も、インターネットが必要不可欠となっている今、身に迫る危険について学ぶことができました。
 個人情報の取扱いや、なりすましの危険など、子供たちに身近な話題が多い中、特に、印象に残ったのは、「ネットいじめ」でした。インターネット上の文字のやりとりで、言葉の意図が間違って伝わってしまったところから、仲間外れにされるという物語を、子供たちは真剣に見ていました。子供たちからは、「インターネットのやり過ぎに注意したい」「相手に間違って伝わらないように気をつけたい」等の声が聞かれました。
 学習公開だったため、講師からは、保護者へ向けて、「フィルタリングの設定の仕方」「SNSへ写真を掲載する際の著作権」「肖像権に気をつけてほしい」という話もありました。保護者からは、「スマートフォンの使用時間を設定しようと思う」という声が聞かれました。
 今後も、インターネットを正しく活用できるよう、そして、トラブルに巻き込まれないよう、「情報モラル教育」を進めていきたいと考えています。

【豊田市立若林東小学校】4年生の情報モラル授業

 4年生の学級活動で、「スマートフォンのメール等で起こるトラブルを取り上げ、相手の状況を推し量ることの大切さや、思いやりをもった行いをしようとする態度を育てる」ことをねらいとして授業を行った。
 「いいよ」という言葉は、了承の意味で捉えられる場合と、断りの意味で捉えられる場合がある。「何で」という言葉は、理由を問う場合と、方法を問う場合が考えられる。これらの文が含まれている教材を使い、トラブルの原因を考え、話合い、誤解を招くことを防ぐコミュニケーションの方法を考えさせた。
 子供たちは、振り返りに、「相手に伝わる文にすれば、けんかにはならないことが分かった。これからは、相手に分かりやすく伝えるようにしたい」「はじめは、メールなどは、直接会わなくても連絡がとれて便利だと思ったけれど、意味がしっかり伝わらないとお互いに嫌な気持ちになることが分かりました。話せるときは、直接、話をするようにしたいと思いました」と書いていた。
 メールのよさを理解しつつも、直接会って話をすることが大切だと考える児童もいて、コミュニケーションの仕方を振り返るよい機会になった。今後も、学校の中で、系統的に取り組んでいきたい。

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【岩倉市立岩倉北小学校】情報モラル教育実践

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 本校では、ICT(情報通信技術)活用の視点を明確にして、以下の三点をバランスよく育成させることを目標に、情報教育を進めています。
1.情報活用の実践力
2.情報の科学的な理解
3.情報社会に参画する態度
 これらの目標に向けて、1学期は、「ネット安全利用講座」を行いました。インターネットの利用やスマートフォンの使用が増えている5、6年生と、多くの保護者が参加しました。
 インターネットが普及することで、私たちの暮らしが便利になる半面、危険なことに巻き込まれることもあります。自分のちょっとした気持ちでしたことが、どんな危険につながるのかなど、多くの事例をもとに教えていただきました。これから、インターネットを利用する上で、情報モラルをしっかりと身に付けて、安心・安全に利用することができるようになってほしいと思います。
 また、2学期から、タブレットコンピュータの導入に伴い、ICT支援員が情報教育の手伝いをしています。5年生の授業では、身の回りには、多くのプログラミングをしたものが使われていることを教えいただき、驚いていました。実際に自分でプログラミングを行い、お気に入りのキャラクターを思うように動かすことができる面白さや、難しさを感じながら学ぶことができました。

【豊田市立下山中学校】e−ネット安心講座

 本校では、携帯電話のトラブルから身を守る「情報モラル教育」に取り組んでいる。近年増加するメールやSNSによるトラブルの防止をめざし、「e−ネット安心講座」を開催した。この講座の開催を学校公開日に設定し、生徒と保護者が一緒に学べる機会とした。企画、準備、当日の運営をPTAの会員研修部の方々が進め、保護者が学校の取組に積極的にかかわる場とすることができた。
 講座の内容は、ネット依存、ネットいじめ、個人情報の流出、誘い出しやなりすまし、著作権侵害、ネット詐欺など幅広いジャンルに渡って講演をしていただいた。「サイトに友達の写真をアップしたら」「見知らぬ人に相談事をして『会って話そう』と誘われたら」など、具体的な例を挙げて、生徒に考えさせる内容もあった。
 講座の後半には、インターネットを使う上での家族の決まり事を、親子で考える時間を設け、ふだんできないことを確認する時間とした。本校では、道徳科の授業の中でも、年に2〜3回は、情報モラルの内容を取り上げている。インターネットという便利なツールを、生徒たちが安心安全に使っていけるように、今後も、計画的に取り組んでいきたい。

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【東海市立緑陽小学校】各学年の発達段階に応じた情報モラル教育

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 本校では、文部科学省の情報モラル教材やNHK for school の教材、ビデオや資料をもとにしたオリジナル教材などを活用して、情報モラル教育の授業を行っています。
 6年生では、実際に起きたトラブルや事件のビデオや資料から、文字だけによるコミュニケーションの恐ろしさを実感するとともに、情報機器端末とのよい付き合い方について考えを深めました。12月には、「情報モラル教室」を予定しており、情報社会での規範意識を更に高めることをねらいとしています。
 5年生では、講師を招いて7月に、「スマホトラブル防止教室」を行いました。個人情報の取扱いにおける注意事項や、文字のみで会話することの難しさなどを学び、スマートフォンの便利さの裏側にある危険性を認識し、自分の身を守る使い方や注意点について学びました。
 4年生では、「スマートフォンやタブレットなどの使いすぎ」について学習しました。スマートフォンやタブレットを使いすぎてしまうという主人公に共感しながら、使う時間や見る回数を制限するために工夫できることを話し合い、これからどう行動すればよいかについて考えを深めました。
 低学年では、テレビやゲームは時間を決めて利用することの大切さを確認したり、家庭で決めたルールを交流し合ったりして、意識を高めています。
 特別支援学級では、話合いから、携帯電話を使って友達と連絡を取るときや、友達と話すときは「悪口を言わない、汚い言葉を言わない」ことに気をつけようと約束しました。
 今後も、児童が自身で判断して行動できる力を高めることをねらい、各学年の発達段階に応じた情報モラル教育を行っていきます。

【豊川市立中部中学校】SNS等のトラブル

 本校では、中学1年生の時点で、クラスの3分の1以上の生徒が、スマートフォンをもっているという実態がある。スマートフォンを使って安易に写真を撮り、SNS上に公開してトラブルになったり、SNS上で悪口を言ったことで、トラブルになったりする事案が発生している。本校のアンケートによると、SNSの危険性への認識が十分でなく、SNSをゲーム感覚で安易に利用している生徒が多いことが分かった。そこで、SNSへの理解を深め、安全で安心してSNSを利用できるように、中学1年生を対象に授業を行った。
 授業の導入では、SNSの危険性を具体的にイメージすることができるようにするために、SNSの利用が原因となった実際の事件の新聞記事を提示した。SNSは、生徒にとって身近なものであるため、興味深そうに新聞記事を読んでいた。その後、より自分たちに身近な問題として把握させるために、SNSのトラブルをテーマにした事例映像を見せた。自分たちの日常生活で見られる場面が多く再現されており、授業の振り返りに、「自分のこととして考えることができた」と書いている生徒もいた。
 その後、SNSでトラブルが起こらないようにするには、どうすればよいかを考える活動の中で、生徒から、「危険だから使わなければよい」という意見を引き出すとともに、その利便性についての意見も引き出し、意見が対立する場面を設定した。話合いの中で、SNSの危険性と利便性の二つの面から、SNSを安全で安心して利用できるようにするための方法を考えさせた。生徒からは、「家庭でのルールを決める」「相手がどう感じるかを考えてから送信する」「SNS上だけでなく、ふだんの関わりを大切にする」などの意見が出た。
 授業の振り返りからは、「SNSでトラブルになるのは、なぜかが分かった」「ふだんの生活でダメなことは、SNS上でもダメなことが分かった」「SNSは、危険な面もあるが、よい面もあるので、使い方をきちんと考えたい」などの意見が出た。
 情報モラル教育は、一度で完了するものではないので、今後も、継続して、生徒の実態把握を行い、その時々で必要な授業を行っていきたい。

【岡崎市立竜南中学校】 ネット依存

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 スマートフォンやタブレット端末によるSNSの利用が、健康や学習に及ぼす影響について授業を行いました。
 学習では、「勉強時間が30分未満で、スマートフォンを使わない生徒の方が、勉強時間が2時間以上で、SNSを4時間以上行っている生徒より、テストの平均点が高い」という資料を見て、生徒たちは驚いていました。
 また、「スマートフォンやSNSの脳への影響は、まだ研究が始まったところ」という話を聞いて、使い方を注意していこうという思いを高めました。
 授業の後半では、情報機器の使い方について考え、「1日のスマートフォン使用時間の上限を決める」「テスト週間は、スマートフォンを触らない」など、自分自身でルールを定めている生徒もいました。

【瀬戸市立祖東中学校】 ネットモラル塾

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 長期休みの前に気がかりなのは、その過ごし方です。特に、ネットによるトラブルが懸念されています。モラルを大切に使用すれば、便利である器機も、その使い方を誤れば、一瞬のうちに凶器と化してしまいます。そのため、本校では、7月2日に、講師を招いて、「ネットモラル塾」を開催しました。
 講座では、「個人情報は安易に記載しない」「ほかの人が不快に思うようなことはしない」「著作権や肖像権に注意する」「メールを送る前には、必ず宛先や内容を確認する」などの話をしていただきました。また、講師が何度も紹介していたのは、「フィルタリング」でした。保護者の責務であるとうたわれているものの、その使用率は大変低いとのことでした。トラブルが起きる前の動きが必要であることを、改めて確認することができました。 

【安城市立安城南中学校】ケータイスマホ教室

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 本校の多くの生徒は、携帯電話・スマートフォンを所持している。家族・友人間で連絡を取り合ったり、ゲームをしたり、調べ物に使ったりしている。また、SNSを利用している生徒も多く、SNSでのトラブルも学年を問わず起こっている。
 そこで、本校では毎年、「ケータイスマホ教室」を開催している。今回は、2、3年生生徒が、インターネットの危険性について学んだ。
 「写真から、いろいろな個人情報を手に入れることができるということを、初めて知りました」「インターネットに、個人情報が載ることは、危険なことだと分かった」などと、写真や動画の一部分から個人が特定され、被害に遭ってしまうことがあることに生徒は衝撃を受けていた。
 今回の「ケータイスマホ教室」を通して、生徒は、携帯電話・スマートフォンの利用方法について、改めて見直すよい機会となった。
 今後、さらにスマートフォンの所持率が上がり、将来にわたって利用していく可能性があるため、このような教室を開催し、情報モラルについて学んでいく機会を設けていきたい。

【南知多町立豊浜中学校】情報モラル講演会

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 本校は、毎年、「情報モラル講演会」を実施しています。今年度は、愛知県教育委員会の事業を活用し、「実践!みんなのネットモラル塾〜正しい知識を身につけよう〜」をテーマに、「講演会」を開催しました。
 講師から、スマートフォンやインターネットに潜む危険性やその対策を理解し、犯罪やトラブルに巻き込まないように自分を守る方法など、具体的な事例をもとに話をしていただきました。生徒の感想には、以下のような記述がありました。
・SNSに画像や動画を載せると、住所や氏名などの個人情報が伝わり、ストーカー被害に遭う危険性がある。
・友達の写真を載せる場合は、本人から許可を得てからアップすることが大切である。
・SNSで、友達だから通じるだろうと思って安易に文を送ると誤解を招き、嫌な思いをさせてしまうことがある。
・一度アップすると拡散し、取り消すことがほとんどできない。
・アップする画像によっては、犯罪につながってしまう場合がある。
・情報を発信する前に、十分内容を確認しなければならない。
・家族でルールを決めて使うようにしたい。
 今回の「情報モラル講演会」を通して、生徒は、改めてSNSやアプリケーションの使い方、言葉の使い方等のモラルやマナーを守ることの大切さや、気軽に使うことの怖さを知ることができました。
 今後、ますますスマートフォンが、身近で便利なものとなっていくと思われるため、家庭でのルールづくりや生活習慣の見直し等の働きかけを、定期的に行っていきたいと思います。


【大府市立大府南中学校】ルールとマナー

 本校の特別支援学級では、道徳科の授業で、自分の考えを自ら板書し、意見交換を行っています。板書することで、自分の意見を抵抗なく表現したり、友達の意見と比較したりすることができます。
 11月には、SNSでの「ルール」と「マナー」について考えました。主人公による、投稿から始まったやりとりによって傷ついた友達が、学校に来られなくなり、保護者が弁護士への相談も考える事態になるという話から、「ルールとマナーが、なぜ必要なのか」を話し合いました。生徒たちは、SNS上でも、名誉棄損罪として社会的制裁があることを知り、「不特定の人が目にするものに、個人情報を載せない」「ルールもマナーも、みんなが安心して気持ちよく過ごすためにある」などの意見が出ました。また、「今日から、SNSの使い方を見直したい」と考える生徒もいました。
 12月の人権週間でも、学校全体で、インターネット上の人権について考えていきたいと思います。

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【岡崎市立北野小学校】サイバーセキュリティ教室

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 スマートフォンだけでなく、タブレット端末、ゲーム機などで、子供たちは安易にネットから情報を得たり、顔の見えない人とつながったりすることができる世の中になってきました。子供たちに、情報を取捨選択する力をつけること、ネットモラルを確立することは、早急に行うべきことと考えています。
 そこで、本校では、情報モラル教育実践として、「サイバーセキュリティ教室」を開催しました。サイバー犯罪を起こさない、巻き込まれないように、すごろく型の「サイバーポリスゲーム」を楽しみながら、サイバーセキュリティについて学びました。
 まず、岡崎女子大学の学生から「インターネット5つの約束」を学び、「サイバーポリスゲーム」をしました。インターネット上で起こりうるトラブルの事例について、グループで話し合いながら、すごろくのコマを進めていきます。コマにあるトラブルやクイズについて、丁寧な解説もあり、子供たちも理解を深めることができました。
 そして、岡崎商業高校の学生による「サイバーセキュリティクイズゲーム」にも取り組みました。SNS上にあげられた写真の情報から、個人情報や位置情報を割り出されてしまうことを知り、子供たちも、インターネットに潜む危険について学習することができました。
 子供たちの生活にも欠かせないものとなっている情報機器。サイバー犯罪に巻き込まれることのないよう、よりよく活用することを考える、絶好の機会になりました。

【一宮市立大和中学校】携帯電話・スマートフォン安全教室

 本校では、4月4日、26日に「携帯電話・スマートフォン安全教室」を開催しました。
 4日は、入学式にいらした新1年生の保護者を対象に、26日は、全校生徒を対象に行いました。外部から講師を招き、中学生に起こりやすい無料通信アプリ等によるいじめやゲーム依存、自撮り被害などのトラブル事例を動画を使って分かりやすく紹介していただきました。また、万一トラブルに巻き込まれてしまった場合の対処法も教えていただきました。以下は、講演後の感想です。
<生徒>
・ゲームをするのが怖くなりました。
・使い方を間違えるとこんな恐ろしいことになってしまう。気をつけないといけないと思いました。 
<保護者>
・「我が子に限って」と思うけれど、心配です。
・今一度、携帯電話の使い方のルールを確認しようと思います。
 今後は、家庭でも携帯電話やスマートフォンを安全に使うためには、どうしたらよいかを話しあっていけるようにしていきたいです。

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【犬山市立城東小学校】情報モラル教育の実践

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 6年生の児童を対象に、「無料通話アプリ」の適切な使用方法についての授業を行いました。
 授業の導入では、スマートフォン等の情報機器の使用状況について、子供たちにアンケートをしました。アンケートの結果から、29人中19人がスマートフォン等の機器を所持しており、23人が無料通話アプリ等を使用した経験があることが分かりました。
 次に、NHK for School「『スマホ・リアル・ストーリー』〜たった一言の違いが〜」を視聴しました。実話をもとに作られた動画では、小学6年生の女子児童が、無料通話アプリで楽しく友達とコミュニケーションをとっています。しかし、たった一言の違いで、友達に勘違いされ、トラブルに巻き込まれていく様子が描かれています。
 動画の視聴後、トラブルになった原因や自分ならどうするかをプリントに記載し、クラス全体で話し合いました。実体験を交えた活発な話合いになり、どの児童も真剣に友達の話に耳を傾ける様子が見られました。
 終末に書いた感想には、「相手の顔が見えない無料通話アプリでは、たった一言の違いで勘違いされて、トラブルが起こることが分かった。慎重に使っていきたい」等の記述が多数見られ、子供たちの心に響いた様子がうかがえました。

【尾張旭市立西中学校】 スマホ安全教室

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 全校生徒が、スマートフォン等の正しい使い方を、講師の方から学びました。インターネット上の書き込みでは、気持ちが伝わらないこと、ゲームの課金には、わながあることなどをVTRを見ながら学びました。講師の方は、「スマートフォンは、とても便利で、なくてはならないものになってきていますが、使い方を誤ると自分の将来に大きな影響を及ぼし、一生を台無しにしてしまう恐れもあること」を、強く訴えられました。そして、「もし、トラブルにあったら、家の人や先生に少しでも早く相談することが大事なことだ」と教えていただきました。
 生徒たちは、講師の話を真剣に聞くことができ、スマートフォンを利用するときに、注意をしなければならないことについて学ぶことができました。

【幸田町立幸田小学校】情報モラルに関する講座

 近年、小学生でも、自分専用の携帯電話や、通信機器を持つ子が増えています。とても便利なものですが、危険な犯罪に巻き込まれたり、人間関係上のトラブルが発生したりする危険性も併せ持っています。
 そこで、今回、6年生とその保護者を対象に携帯電話会社から講師を招いて、「スマホ・ケータイ安全教室」の講座を開催しました。
・使用時間や場所、フィルタリングについて、家の人と話し合う。
・写真や言葉から、個人情報が流出する場合がある。
・見知らぬ人と直接会う機会をもたない。
・メッセージは、相手の気持ちを考えて送信する。
・トラブルになった場合には、家の人や学校の先生に相談する。
 以上のことなどを、話していただきました。子供たちからは、「携帯電話は、便利だけれど、使い方に気を付けないと危険に巻き込まれるから、気を付けたい」などという声が聞かれました。

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【安城市立安城南部小学校】考えよう 携帯・スマホのルールについて

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 本校では、5・6年生の児童、保護者、学区の方を対象に、「サイバー犯罪防止講話・人権教室」を実施した。人権擁護委員の方や携帯電話会社の方に、講話をしていただいた。
 講話の中では、「携帯電話やインターネット使用する際には、ルールやマナー、モラルを守ること」「人権を尊重する気持ちをもって、情報のやり取りをすること」、そして、家庭では、「使う場所・使う時間・使う料金を話し合って決め、それを守っていくこと」が大切だということを教えていただいた。子供たちからは、「写真を面白半分にインターネットに載せることは、個人情報が漏れることになり、犯罪に巻き込まれることが分かった」「私は、まだスマートフォンは持っていないけれど、将来、使うようになったときは、ルールを守って使いたい」「自分が何げなく書き込んだことでも、相手が傷つくことがあるので、相手の気持ちをよく考えて使うようにしたい」といった感想が聞かれた。
 講話を聞いた後、小グループを作って、携帯電話やインターネットの使い方など、情報を手に入れたり発信したりすることについて、自分たちはこれからどう対応していったらよいか話し合った。「ゲームと勉強の時間とのバランスを上手にとっている子がいて、参考になった。自分も、家族でどんなルールがあるとよいのか話し合って決めていきたい」「スマートフォンは、とても便利でよいと思ったけれど、怖い物でもあるなと思った。周りの人を傷つけないように考えながら、上手に利用していきたいと思う」といった感想が聞かれた。子供同士で話し合うことで、本音を出し合って互いの考えを確かめながら、情報モラルに対する理解を深めることができた。
 情報ツールが、日々進歩し豊かになっていく社会の中で生活していく子供たちに、情報に関するルールやモラルを教え、考えさせていくことは大切なことである。情報をうまく活用しながら、自分や周囲の人たちの思いについても考えていくなど、道徳科とも関連させた指導を積み重ねていくことで、自らの未来を切り開いて行けるような子供たちを育成していきたい。