【田原市立福江小学校】 安心・安全スマートフォン教室

画像1 画像1
 本校では、高学年の児童の半数が、スマートフォンやタブレットPCを持っており、ほぼ全員が使用したことがあります。児童たちは、スマートフォンやタブレットPCを利用して、家族や友達と手軽に連絡をとったり、何かを調べたりするのに役立てています。しかし、SNSを利用する子が増え、たびたびトラブルが起きるようになってきています。そこで、5、6年生を対象に講師を迎え、「安心・安全スマートフォン教室」を行いました。
 「安心・安全スマートフォン教室」では、講師からスマートフォンやタブレットPCを利用するとどんな危険があるのか、どんなことに気をつけるとよいのかということを実際にあった事件を基に、映像を使って話をしてもらいました。児童たちが知らなかったことも多かったようで、真剣に話を聞くことができました。
 授業後の児童からは、「SNSに写真を載せることで、いろいろな情報がみんなに伝わることが分かりました」「メールを送る前に、読む相手が傷つかないか考えてから送りたいと思いました」「スマートフォンはとても便利だけれど、使い方を間違えると大変なことになることが分かりました。気をつけて使っていきたいです」というような感想が出されました。
 スマートフォンやタブレットPCは、とても便利な道具です。しかし、使い方を間違えると危険が潜んでいます。今後も、児童たちに、スマートフォンやタブレットPCを正しく、安全に使っていくことを呼びかけていきます。さらに、児童たちだけでなく、保護者にも情報モラルについて知らせていく機会を設けていきたいと考えています。

【あま市立甚目寺南小学校】 情報モラル学習

 夏休みが目前に迫った7月、夏休みの生活と関連付けて、スマートフォンの使い方や、気をつけるべきルールを確認した。6年生では、同じ週に、情報モラルに関する道徳科の教材を用いて、学年統一して情報モラル教育を行った。取り扱った教材は、道徳科の教科書に掲載されている「ほんとうのことだけど・・・」と「カスミと携帯電話」である。
 「ほんとうのことだけど・・・」は、委員会で、運動会の様子を知らせる壁新聞を作ることになった主人公が、リレーで転んでしまった子のことを、おもしろおかしく記事にしようとしている友達と話をする中で、どんな記事を掲載するべきなのかを考えるという内容である。
 「カスミと携帯電話」は、周りの友達が、みんな携帯電話を買ってもらい、自分も買ってもらいたい主人公が、母親の携帯電話をお試しで使わせてもらう場面から始まる。その後、主人公は、友達とのメッセージ交換に夢中になり、夕食中や夜ふかしをしてまでメッセージ交換をしてしまう。その結果、主人公とメッセージ交換をしていた友達が、寝不足による体調不良で倒れてしまい、主人公が携帯電話の使い方を見つめ直すという内容である。
 この二つの教材を用いて、「掲示板やインターネットのサイトなどに掲載する内容は、見る人の気持ちを考えて掲載すること」「使うときは、家族でのルールや、社会のマナーに気をつけて使うこと」など、夏休みに注意するべき内容を中心に授業を行った。
 授業後の児童の振り返りには、「ふだん楽しくて動画をたくさんアップしているけれど、アップするときには、本当に大丈夫かを確認しようと思った」「スマートフォンやインターネットなどは、使い方を間違えると大変なことになるので、親とルールを決めて使いたいと思った」「使うときを考えて、時間を決めて使いたいと思った」など、ふだんの生活におけるスマートフォンやインターネットとの関わり方を、振り返る児童の姿を多く見ることができた。
 保護者との懇談会では、二つの授業での子供たちの様子を伝え、保護者と協力をして、子供たちが自ら情報モラルを守ることのできる環境を整えていきたい。

画像1 画像1

【春日井市立高森台中学校】情報モラル講座の実践

画像1 画像1 画像2 画像2
 本校では、毎年7月に、「情報モラル週間」を設定し、各クラスで情報モラルについての授業を行っています。そのまとめとして、本年度も、春日井警察署から講師を招いて、全校で「情報モラル講座」を実施しました。
 本校でも多くの生徒が、インターネットにつながる環境で、スマートフォンやゲーム機を使用しています。情報モラルの大切さを繰り返し伝え、使い方を考えさせる時間をもつことが大切です。
 講座では、初めにSNS上での悪口や口コミサイトへのいたずらといった、実際に起こりうる実例を動画で視聴し、その後、実例を具体的に教えていただきました。中学生でも犯罪に巻き込まれていることを知った生徒は、「とても怖いと思った」「よく考えてから使用をしたい」といった感想を述べていました。
 講座の中では度々、「STOP TO THINK」(立ち止まって考える)というキーワードが出てきました。インターネット上のコミュニケーションも、顔を見ながら行うコミュニケーションも、考え方は同じであり、行動する前に一度考える大切さを学びました。また、夏休みは犯罪に巻き込まれることが多いという話も聞き、夏休み前に生徒の意識を高める大変よい機会になりました。

【春日井市立西尾小学校】スマホ・ケータイ教室

 携帯電話会社の方を講師に迎え、「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。6年生児童を対象に、個人情報の流出やスマートフォン・携帯電話から起こるトラブルなどの危険性を、映像やグラフを使って分かりやすく説明していただきました。児童にとって身近な話題だけに、みんな真剣に話を聞いていました。児童からは、「何げなくSNSを利用していたが、気をつけなくては」「個人情報の扱いに気をつけないといけない」「時間を決めて利用しなくては」といった感想が聞かれました。
 今回の講習会には、保護者の方にも参加いただき、とても有意義な会になりました。家庭でもスマートフォンや携帯電話の使い方について、親子で話し合うきっかけになることを願っています。

画像1 画像1 画像2 画像2

【知多市立旭北小学校】インターネットを使うときの約束

画像1 画像1 画像2 画像2
 3年生を対象に、道徳科の教科書にある「それはだれの作ひん」の教材をもとに、インターネットを利用する際の約束、きまりについて話合いをしました。インターネットが身近になり、気軽に利用できる環境の中で、著作権や、個人情報についての知識が不十分である児童の現状や、家庭での使用について改めて考えるよい機会になればと考え、学校公開日に、保護者にも授業を公開しました。
 本教材は、夏休みの課題に一生懸命取り組む主人公が、インターネット上で見た写真やグラフを無断で使い、自分の作品にしてしまうという話です。なぜ使ってしまったのかを考えた際には、「作品をよりよいものにしたい」「褒めてほしい」「いけないと知りながら、少しだけなら大丈夫」という主人公の心情に共感する声が多くありました。どのような理由があっても、規則を守ることの大切さや、便利さの裏にある怖さにも触れながら、話し合いをしました。中には、他人が作ったものを勝手に使ってはいけないということを知らない児童も少なくありませんでした。
 今回の授業で、著作権の他にも、インターネットを使う上でのきまりには、どのようなものがあるか話し合うことができました。また、インターネットやオンラインゲームを利用する際に、気を付けたいことや、約束を考えさせ、その様子を保護者にも公開しました。「ゲームをするときに友達の個人情報を流さないようにする」と発表した児童もおり、今後、ますます活用の機会が増えるであろうインターネットについて、規則や約束事への意識付けができたと考えます。

【豊田市立西広瀬小学校】 メールの使い方

 5年生10人に、メールに関わるアンケートをとったところ、自分が主として利用しているスマートフォンや携帯電話をもっている児童は3人、保護者のスマートフォンや携帯電話、タブレット端末を使用している児童は7人、ゲーム機の通信機能を使って、友達と連絡を取ったり、ゲームをしたりしたことがある児童は8人、家庭でルールを決めて使っている児童は5人であった。多くの児童は、ゲームや動画共有サービスを視聴していて、自分が主として利用する通信端末でのメールや、無料通話アプリ等のやり取りはなく、保護者の通信端末を利用してやり取りをしていることが分かった。
 そこで、道徳科の授業で、「メールを使い方」をテーマに学習した。教材として、「知らない間の出来事」を使用した。児童は教材から、メールを使うときに気を付けることについて話し合った。メールによって、友達が傷ついたり、自分のメールが思わぬ形で広がったりしていくことに気付いた。
 児童は、「友達がどう思うか考えて使わないといけない」「どんな文を書いたら友達に自分の思っていることが伝わるのか、きちんと見直したい」「携帯電話やスマートフォンの正しい使い方を知ったり、決めたりすることが大事だと思う」などの感想が出された。今後、情報モラルの授業や保護者と連携をとりながら、安全な使い方について考えていきたい。

画像1 画像1 画像2 画像2

【豊橋市立大村小学校】トラブルに巻き込まれないために「スマホ・ケータイ安全教室」

 本校では、今年の学校公開日に、保護者の方を対象として「スマホ・ケータイ安全教室」を実施しました。急増するインターネットを介したトラブルに対応できるよう、専門家を講師として招き、開催しました。
 スマートフォンをはじめ、インターネットに接続できる機器の危険性について、改めて学ぶ機会となりました。以下の点について、具体的な事例を紹介していただきながら、分かりやすく教えていただきました。
・インターネットに載せた写真は消せないこと。
・メールを送るときには、もう一度読んでから相手に送ること。
・誤解を招く表現に注意すること、悪口などを書かないこと。
・人の写真を勝手に撮らないこと、載せないこと。
・写真から自分の居場所が分かること。
・ゲームでは名前を書かないこと。
・フィルタリングを確認すること。
・危険を知って正しく使うこと。
・社会的な責任が問われることがあること。
・保護者も責任が問われることがあること。
 これらの事例から、インターネットと子供の実態を知り、法律や条例で定められた責任や義務について理解を深めるとともに、家庭での話合いやルール作りの必要性が話題となりました。また、使う目的や時間、場所などのルール作りだけでなく、子供が困ったことや悩み事があるときに保護者に相談できるように、日頃からのコミュニケーションがとれる関係性を築く大切さについて考えさせられる内容となりました。児童へのネットモラルに関する指導だけでなく、保護者への理解を深めるための実践の機会をまた設けたいと思います。

画像1 画像1

【蟹江町立新蟹江小学校】 情報モラル教育「出前授業」

画像1 画像1 画像2 画像2
 本校では、低学年のときからインターネットがつながる状態の中、ゲームをしている児童が多くいます。また、高学年になると、自分専用のスマートフォンを持っている児童が増え、5・6年生では5割の児童が持っています。その中で、自分の動画をインターネット上にあげ、楽しんでいたり、写真を自分のスマートフォンで気軽に撮り、友達に送ったりすることもあるようです。そこから大きな問題が起きるということは今のところありませんが、今後、中学生になっていく中で心配なことは出てくると予想されます。
 本校の取組として、月に1度「ノーメディアデー」を設定しています。これは、ゲーム・テレビ・パソコン・スマートフォンなどを使用する時間をメディア時間とし、メディア時間を少しでも減らしていくことをねらいとするものです。しかし、「ノーメディアデー」になっても、目の前にあるスマートフォンを絶つのはなかなか難しいと感じるくらい、子供たちにとって気軽で身近な存在になっています。
 そこで、3年生から6年生を対象とした、インターネットの安心・安全な使用に向けた「出前授業」を実施しました。3・4年生と5・6年生に分かれて授業を行っていただきました。3・4年生では、ネット依存やネットいじめ、チェーンメールなど、使い初めに起こりそうなことを具体的に話していただきました。ゲームの中の会話から、いじめが起きた例を動画で視聴し、ありそうな問題を目の当たりにしました。5・6年生は、SNSウェブサービスや無料通信アプリ、動画共有サービスを利用する中で、どのような問題が起こるのか考えていきました。ゲーム依存症になったときの生活の様子や、なりすましメールの恐ろしさを体験した動画を視聴しました。子供たちからは、「怖いな」「こんな目に遭いたくない」などの声があがりました。また、講師の方の講話より、スマートフォンやタブレットを使う中で、「ルールを決める」「個人情報を守るための設定をする」「フィルタリングをかける」などが大切だということを話していただきました。「出前授業」を通して、「どのようにインターネットを使うのか」ということを改めて振り返り、再確認する時間となりました。今後は、保護者も参加できる講演会も考えていきたいと思います。

【豊田市立高橋中学校】情報モラルの教育実践

 夏休みは、スマートフォンを使用する時間が増え、インターネットやメッセージアプリを利用することが多くなります。このことに伴い、スマートフォンで間違った使い方をし、トラブルにならないようにするために、本校では、2年生を対象に、「ゴール」という資料を用いて情報モラルの授業を行いました。
 生徒たちは、導入で、メッセージアプリを使用するときの注意点を考えました。個人情報の流出について考える生徒が多く、メッセージの送受信の内容のことについて目を向ける生徒は、あまり見受けられませんでした。
 その後、資料に登場する5人の女の子たちが、メッセージアプリを使って、誰かの悪口を言ったり、仲間外れにする様子から、「自分の意図が間違って伝わってしまうようなメッセージは送らない」「相手を傷つける可能性がある発言はしない」「送る前に相手が傷つかないかどうか確認する」など、相手の立場になった意見をもつ生徒がたくさん出てきました。
 今後、更にスマートフォンが普及し、便利な生活になる反面、トラブルは今より多く発生すると思います。そのため、今後も、情報モラルの実践を継続し、スマートフォンをはじめインターネットなどの基礎知識や危険性を今一度考えながら、安全に正しく利用できるようにしていきたいと思います。

【阿久比町立阿久比中学校】 携帯電話・スマートフォン利用安全教室の開催

画像1 画像1 画像2 画像2
 本校では、情報モラル教育の一環として、「携帯電話・スマートフォン利用安全教室」を開催しました。半田警察署生活安全課少年係の方と、愛知県警本部サイバー犯罪対策課の方の2名をゲストティーチャーに招き、講話をしていただきました。全校生徒に加え、参加を希望された保護者の方も一緒に学びました。
 SNS等の利用実態を確認した上で、「どのような危険性が潜んでいるのか」「どのような対処・対策が必要なのか」を学びました。「個人情報やパスワード、IDが様々な手口によって相手に伝わってしまうこと」「個人情報等を伝えてしまうことで、個人が特定されたり、事件に巻き込まれたりする可能性があること」「SNSにあげた写真から情報が読み取られ、日時や場所が特定されてしまうこと」など、身近なネット社会に潜む、様々な危険性について教えていただきました。
 安全教室を経て、生徒たちは、「自分のパスワードを他人に教えると危険ということを、今回改めて感じました」「他人のIDを使うことが犯罪になることを初めて知りました。スマートフォンは、本当に危険がいっぱいだと思いました」「写真などで住所が分かってしまうということを知って、SNSを怖く感じました。注意して使っていきたいと思います」という感想をもちました。被害者にも加害者にもならないようにするために、講話で学んだことを生かして、使用の際は気を付けようという気持ちが高まりました。