【安城市立錦町小学校】「楽しいコミュニケーション」を考えよう

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 6年生の学級活動で、「自分も相手も楽しいコミュニケーションの在り方について進んで考えようとする」ことをねらいとして、コミュニケーションアプリでの友達とのやり取りを想定した授業を行いました。
 スタンプだけが送られてきたときの友達の気持ちを予想して考えたり、グループトークでのトラブルの対応を個人で考えたりした後、グループや全体で交流しました。これらの活動を通して、「考え方が人それぞれ違うこと」「インターネット上の会話では、自分の意図とは異なる意味で相手が受け取ってしまうおそれがあること」に気づくことができました。
 授業後の振り返りでは、「自分が感じたこととは違うことを、友達が感じていてびっくりした」「顔が見えないので、気をつけてメッセージやスタンプを送らないと、大きなトラブルになってしまうことが分かった」というものがありました。
 今回の授業で学んだことを、これからの日常生活で生かしてほしいと思います。

【豊川市立長沢小学校】情報モラル教育の実践

 今年度は、4月の授業参観で、高学年と保護者を対象に、「スマホ・ケータイ安全教室」を実施しました。本校の子供たちも、スマートフォンを所持していたり、親のスマートフォンを使ったりして、SNSやゲームをしている子が増えてきています。スマートフォン・携帯電話について、家族で考える機会を作ってほしいと願い、保護者にも参加してもらいました。
 講師からは、SNSで、写真や動画をアップロードすることで、個人情報が特定され、犯罪につながってしまうことがあることや、SNSウェブサービスでのやりとりから友達とのトラブルになることを、具体例を出しながら教えていただきました。
 昨年度は、「スマホ・ケータイ安全教室」の実施はありませんでしたが、5年生では副読本「いのち」の内容とあわせて、3学期の授業参観でスマートフォン・携帯電話との付き合い方を学習しました。29名のうち、SNSウェブサービスを知っていた子は25名、実際に使ったことのある子が18名おり、子供たちにとって、SNSがより身近なものになってきていると感じました。
 既読になっていても返事がない「既読スルー」について、メッセージを送った側とメッセージを送られた側の両方の立場になって話合いをしました。お互いに決して悪気はないけれど、気持ちのすれ違いが起きてしまうことが分かりました。授業の後、家庭でもスマートフォン・携帯電話の使い方を話し合ってもらいました。
 これからの社会では、どんどんスマートフォン・携帯電話が身近になってくるでしょう。家庭にも呼びかけながら、子供たちがうまく付き合っていくことができるように、学校として支援をしていきたいです。

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【みよし市立南部小学校】SNSと安全に付き合っていくために…

 高学年にもなると、SNSに興味が出てきます。何らかの形でSNSを利用している児童も少なくありません。本校6年生で、アンケートを採ったところ、自分のスマートフォンをもっている児童が45%、持っていない児童でスマートフォンが欲しいと答えた児童が74%いました。自分の携帯電話を持っていない児童も、家族の物を借りるなどして、実際にメールのやり取りなどをしたことがある児童は、59%もいました。このような実態の中で、メールによるトラブルなどに不安を抱いている児童も少なくないようです。
 そこで、実際にパソコンを使って、情報モラルについて考える授業を行いました。自由に書き込んでよいという条件で、友達とのメッセージのやり取りの疑似体験をし、一度書き込んだメッセージは、匿名であっても「IPアドレス」という、いわゆる「パソコンの住所」に記録されるため、個人を特定されたり、一瞬で世界中に拡散されたりする怖さがあることを、実際にあった事例とともに児童に説明をしました。授業を終えて、児童から「誰も見ていないと思っていても、みんなが見ているのだという気持ちで気をつけたい」「犯罪に巻き込まれないように、これぐらいならいいやと思わずに、気をつけてインターネットを使いたい」などの感想が聞かれ、これから安全に使いたいとの意識を高めることができました。
 さらに、道徳科「カスミと携帯電話」で、携帯電話を使うために必要なルールを学んだ児童は、「生活のリズムが狂わないように、スマートフォンなどを使う時間と場所をしっかりと決めることを大事にしていきたい」「自分のやりたい気持ちだけではいけない」「メッセージのやり取りをしている相手の気持ちを考えたい」「友達同士で、何時までには、メッセージのやり取りをやめるなどの約束事を決める」などの感想が聞かれました。
 この先SNSに触れる機会が多くなる児童に、正しい付き合い方を教えることの重要性を改めて感じました。

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【西尾市立三和小学校】 コンピュータの授業の前に

 本校では、1年生に、コンピュータの授業を行う前に、情報モラルの授業を行いました。児童にとってコンピュータやスマートフォンは、便利で楽しいものとなっています。しかし、いろいろな弊害も叫ばれています。児童が少しでもそれらの危険性を知り、自分を見失わないように、約束を守って使用することができるようにしたいと思います。

(1)家の人と一緒に使おう
・コンピュータやスマートフォンで電話をかけたことがある児童46%
・ゲームをしたことがある児童73%
・動画共有サービスなどを見たことがある児童62%
という実態の中で、これらを家の人と使う児童が19%でした。
 一人で使っている間に、悪い人にだまされてしまうこともあると注意を促しました。

(2)家の人と一緒に使う時間を決めましょう
 使う時間を決めずにだらだらやり続けると、体によくないこと(寝不足、目や姿勢の悪化など)や、心によくないこと(怒りっぽくなる、素直な気持ちがなくなるなど)が起こってくると話しました。

(3)顔を見て話をしよう
 無料通信アプリなどを使用し、直接顔を見ないで会話することは、自分の思いとは違う意味で相手に伝わってしまう可能性もあるという危険性を示しました。

 授業を終えて児童たちからは、「こわかった」「気をつけよう」などの声を聞くことができました。親子でコンピュータやスマートフォンの使い方や約束についてしっかり話し合っていただきたいと思います。

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【田原市立田原東部小学校】スマホ・ケータイ安全教室

 7月10日、4、5、6年生児童148名を対象に、携帯電話会社から講師を派遣していただき、「スマホ・ケータイ安全教室」を実施しました。本校でも、多くの数の児童が、スマートフォンやタブレット端末を操作しており、依存が心配されます。そこで、スマートフォンの使い方を中心に教えていただきました。
 講師の話から、世界保健機構(WHO)が、5月25日に「ゲーム依存」を病気に追加されたことを学びました。
 ビデオ1は、「ゲーム依存」について家庭でのルールを決めたのに守らず、課金を繰り返し、高額な請求がきたという内容でした。防ぐためには、課金のルールや時間のルールを作って守ることが大切だと、改めて教えてもらいました。
 ビデオ2は、「今度は、わたし!!」と無料通信アプリでのやりとりによるトラブルについての内容でした。文字のコミュニケーションでは、「伝わる印象が違う」「勘違いしやすい」「いじめがエスカレートしやすい」など、自分が伝えたいことと相手の受け取り方が違うことがあり、悪口やグループはずしなど、いじめの原因につながることがあります。防ぐためには、思いやりの気持ちを忘れずに、相手の立場を考えることが大切だと分かりました。
 子供の感想は、「何かトラブルに巻き込まれたり、心配なことがあったりしたら、早めに先生やお家の人に相談したい」「家に帰って、もう一度、使い方を親と確認したい」などがありました。この経験を今後の生活に生かしてほしいと思います。

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【知多市立八幡中学校】e-ネット安心講座を通して

 近年、生徒の多くが個人でスマートフォンやタブレットを所有し、便利な生活に役立てている。しかし、正しく使うと便利なインターネットや携帯電話も、使い方を間違えるとトラブルに巻き込まれたり、気づかぬうちに問題を起こしてしまったりすることがある。
 そこで、本校では、利便性だけではなく、インターネットの危険性についても理解し安心・安全に利用できるよう、全国で開催されている出前講座の「e-ネットキャラバン」を利用し、全学年の生徒を対象に、「e-ネット安心講座」を開いた。
 講座では、ネット依存やネットいじめ、なりすましや誘い出し、個人情報漏えいなど、様々なトラブルの例や、その対処法を学んだ。特に、「ネット依存」「ネットいじめ」は、モデルとなる学生を通して、自分にも起こりうる身近な問題として、生徒の印象に残ったようだった。未然にトラブルを防ぐことの大切さはもちろん、巻き込まれてしまったときの対処の仕方も学ぶことができた。
 今後も、ますます発展する情報社会の中で、インターネットを正しく使って便利な生活を送ることができる生徒を育成していきたい。


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【豊田市立大蔵小学校】サイバーポリスゲームでモラルチェック

 本校では、情報教育年間計画で、情報モラル指導に関する指導が位置付けられている。低学年では3時間、中学年では5時間、高学年では7時間計画され、発達段階に応じた系統的な指導をしている。
 「サイバーポリスゲームでモラルチェック」は、何が違反であるかを知り、絶対に違反行為をしない態度を身に付ける実践である。
 ここでは、スマートフォンやタブレットなどを使うときに、気をつけなければならないことを学習をした。愛知県警が作成した「サイバーポリスゲーム」というゲームを通して、知識として知っていたことや、知らなかったことを明確にし、新たな知識を増やすことができた。
 このゲームの中で起こるトラブルや、ネット詐欺、肖像権などについての問題を自分で考え、判断したり、グループで正しい行動を考えたりしながら知識を身に付けていった。すごろくのように進めるゲームなので、興味をもって意欲的に活動に取り組むことができた。
 この活動の終盤には、
1、人を傷つけない。
2、自分の情報を教えない。
3、インターネットで知り合った人と会わない。
4、人のパスワードを勝手に使わない。
5、困ったことが起きたら、すぐに大人に相談する」という5つの約束がまとめられた。
 実践を通して5つの約束を守りながら、スマートフォンやタブレットなどのメディアを有効に利用していこうという気持ちが育った。
<子供の感想より>
 自分が軽い気持ちでやってしまったことが、誰かを傷つけてしまうことがあると分かったので、やってよいことかいけないことかをよく考えて利用したいです。

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【西尾市立津平小学校】ネットモラルってなんだろう?

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 本校の6年生は、今年度、いろいろな教科で電子黒板を用いたり、インターネットを使って防災レポートをまとめたりするなど、情報を活用した授業を積極的に行っています。このような中、児童の多くが興味をもっているインターネットの活用をする上で、今後、起こり得るトラブルに対応する力をつけるため、ネットモラルの授業を行いました。
 授業後の子供たちの感想に、以下のようなものがありました。
・ゲームの個人情報や請求などは、特に気をつけたいです。自分自身あまりインターネットをしないからと言って、油断しないようにしたいです。
・利用規約をしっかりと読むことが大事だと思いました。無料のアプリを使うときは、気をつけたいと思います。 
・無料だからと言って、説明などを読まずに同意すると、トラブルなどが起きてしまうので、これからも気をつけていきたいです。 
・無料のアプリでも、メールアドレスなどを入れて、メールがたくさん来るときがあって怖いと思いました。私はまだトラブルにあったことがないけれど、気をつけたいです。
 このような授業後の感想や授業中の児童の反応から、トラブルに遭わないための知恵や工夫、またトラブルになったときの対応の仕方などは、今後、さらに児童とともに学んでいく必要があると強く感じました。今後も、繰り返しネットモラルを学ぶことで、児童がより安心して適切に情報を活用する力を身につけていくことを願っています。

【一宮市立奥中学校】安心・安全なスマートフォン・携帯電話の使い方について

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 全校生徒を対象に、講師を招いて「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。ゲームや動画サイト、SNSなど、スマートフォンや携帯電話での中学生に起こりやすいトラブルの事例、トラブル回避のポイントや対処法について学びました。
 具体的な事例を動画で見て、周りの仲間と一緒に考えながら受講しました。あまりのリアルさに悲鳴をあげて怖がる生徒もおり、使い方を間違えると大変になるということがよく分かる内容でした。そして、正しい知識をもつことが、自分の身を守ることにつながることを改めて教えていただきました。
 この機会に、スマートフォンや携帯電話の使い方について、家庭でも話題にして、安心・安全な使い方を再確認してほしいと思います。

【豊川市立平尾小学校】 情報セキュリティすごろく

 本校では、高学年を対象に、「情報セキュリティすごろく」を行いました。これは、インターネット利用に関するトラブルなどの問題点に加え、インターネットを有効活用する手段について、すごろくを用いて学ぶものです。さいころを振って、たどりついたマスのインターネット利用の仕方について、それが適切な行動なのか不適切な行動なのかを、グループで話し合いました。子供たちにとって、すごろくはゲーム性があり、楽しみながら情報モラルについて考えることができると考え、本実践に取り組みました。遊ぶことが目的ではなく、知識や課題の共有を行うことが大切であるため、授業の最初には、自分の考えをしっかり伝え、真剣に話し合うように話をしました。
(取組後の振り返り)
・情報モラルのことを友達と話すことが初めてで、話をしてよかったと思いました。
・やりたいことをするのではなく、きちんと考えることが大切だと思いました。
・これからは、悪い情報に気をつけようと思いました。
 この振り返りから、情報モラルに関して気をつけていこうという意識付けができたと考えます。今後も、更なる情報化が進んでいくことが予想されるため、子供たちが安全に、また、加害者になることがないように対策を講じていきたいと思います。

【一宮市立大志小学校】情報モラル教育の取組について

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 夏休みを前に、児童がインターネットにおけるトラブルに巻き込まれないようにと、6年生を対象に、情報モラルについての授業を行いました。
 様々な情報機器がある現在、SNSなどにおいて、個人情報のやり取りができることのよさと問題点を考えました。はじめは、よさに注目していた児童たちでしたが、グループでの話合いを深めていく中で、スマートフォンの依存症や個人情報の流出、自他を傷つける行為などの問題点があることに気が付いていきました。また、映像資料をもとに、SNSではたった一言の違いによって自分の思いを正しく受け取ってもらえず、トラブルに巻き込まれていくことがあるのだと学習しました。
 児童の感想には、「自分の思いを相手に伝えるのは簡単ではない」「自分もこれから相手に送る言葉を、よく考えて送りたい」「友達と会話しているように使えて便利だが、自分がよい意味で言ったつもりでも、悪い意味で相手に伝わっていることもあるから気をつけたい」など、SNSの使い方を見直す姿がありました。
 今回は、情報モラルの中でも、特に、SNSを取り上げて授業を行いました。しかし、インターネットの利用には、まだたくさんのよさや問題点があります。自分の行動が、どのような危険を生むのか繰り返し学習をしながら、情報モラルを身につけさせたいと思います。

【常滑市立鬼崎南小学校】よく考えて行動しよう

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 本校の4年生が、「よく考えて行動する」をテーマに考えました。道徳科の教科書「けいたい電話の落としあな」を資料に話合いを進めました。本教材は、携帯電話を持つ周囲の児童の姿を見て、自分も持ちたいと考える主人公「とも子」の話です。
 授業では、「現在、買ってほしいと思っているもので『もっと大きくなってから』と親に言われているものはありますか」という問いに対して、「スマートフォン」と多くの児童が答えていました。買ってもらえない理由として、「SNSのトラブル」「不正高額請求」など危ないことに巻き込まれる危険があることを知っている児童が多くいました。しかし、「自分は、多くのトラブルを知っているから、買ってもらっても大丈夫」と考える児童も多く、「主人公の父親が、心配しすぎなのではないか」という意見も多くありました。
 一方で、自分が、「トラブルに遭うのが怖い」「使うのには不安がある」という意見も出ました。両者に共通した意見としては、「トラブルに遭わないように、携帯電話の使い方について知りたい」がありました。トラブルに遭わないように、ふだんからよく考えて節度ある行動をすることが大事だということに気付くことができました。

【津島市立東小学校】スマートフォンに使われない!幸せになる使い方をしよう

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 本校の5年生児童のおよそ半分くらいの児童が、スマートフォンやタブレットPCを持っています。今後、所有する児童の数が、ますます増えていくことは、容易に想像することができます。
 スマートフォンは、メールをはじめとしていろいろな連絡が手軽にでき、日々の生活の中でとても役に立っています。しかし、その反面、友達とのメールのやりとりで問題が生じたり、トラブルに巻き込まれたりはしないだろうかという心配もされます。ただ、これからの情報社会において、スマートフォンは、大変便利なツールとして、ますます活用されることが考えらます。
 そこで、5年生児童に、「東っ子に今、学んでほしい『情報モラル教育』」と題して、文部科学省のパンフレットの内容を中心に、スマートフォンの利用についての学習をしました。何らかの事件に関与したり、巻き込まれたりしたときに、誰が悲しむことになるか、それを具体的な事実をもとに話しました。ポイントは、次の四点です。
1 相手の気持ちを考えて、コミュニケーションを取ろう。
2 個人情報は、インターネットに載せないようにしよう。
3 スマートフォンやインターネットに、夢中になり過ぎないようにしよう。
4 他の人を傷つけたり、権利を侵害したりしないようにしよう。
 授業後の児童からは、「スマートフォンは、便利な道具です。でも、使い方によって、危険な目に遭うこともある。上手に使っていきたいと思います」「スマートフォンは、使い方を間違えると、凶器になってしまうので、学んだことを生かしていきたいです」というような感想が出されました。
 いかなる道具も人を幸せにするために発明されたはずです。つまり、使用する人間の「良心」=「モラル」が求められます。今後、児童たちだけでなく、保護者向けにも情報モラル教育の実施をしていくことが必要であると考えています。

【東郷町立春木中学校】 携帯スマホ安全教室

 現在、中学生の多くの生徒が、スマートフォンをはじめとする携帯電話などの端末を所有している。その結果、無料通信アプリ上でトラブルが起きたり、SNSに危険な投稿をしてしまったりするなど、深刻な被害を招いてしまうことが起きている。
 こうした事態を防ぐため、本校では、携帯電話会社から講師を招いて、1・2年生を対象に、「携帯スマホ安全教室」を開いている。この講座では、「端末機器における個人情報の扱い方」「アプリを使う際の危険性」「SNSに投稿する際の注意点」など、中学生が知っておくとよい情報を、動画などを交えて分かりやすく説明してもらうことができる。
 講座の中で紹介された内容は以下の通りである。
1 SNSに投稿された写真からは、想像以上に情報が読み取られ、個人が特定されることがある。
2 SNSやコミュニケーションアプリなどで知り合った人は、本当に信用できる人か分からないので、安易に会ったり写真を送ったりしない。
3 「面白い」と思って投稿した記事や写真が問題となり、炎上して、今後の人生に大きく影響したり、損害賠償の請求をされたりすることがある。
4 文字だけのやりとりでは誤解が生じやすく、自分の気持ちが相手に正しく伝わらないことがある。
5 スマートフォンの使いすぎで、学習や健康に影響が出ることがある。
6 歩きながら、又は自転車などの乗り物に乗りながらの使用で、周りの人にけがをさせてしまう危険性がある。
 インターネット上では、一度の誤った行いが取り返しの付かない事態を招き、その記録が永久に残ってしまうことがある。多くの生徒が真剣に話を聞き、事後の感想では、SNSなどの扱いには、十分気を付けようとしていることが書かれ、意義のあるものとなった。
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【津島市立藤浪中学校】情報モラル教育の実践

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 生徒たちにとって身近な存在であるインターネットは、便利な反面、様々なトラブルを引き起こす可能性があるものです。トラブルや危険に巻き込まれるのを未然に防ぐための知識や、快適にインターネットを使いこなすスキルを身につけるため、全校生徒と職員を対象とした「情報モラル講習会」を行いました。大手通信業者より講師を招いて、「インターネットを安全に使うために」と題して話をしていただきました。
 インターネットを利用するときに発生するコミュニケーショントラブルや、その他のトラブルを想定して、事例を用いながら円滑なコミュニケーションに必要な要素や、インターネットの特徴、近年増えているスマートフォンによるトラブルの際の影響範囲や、注意点について学びました。講演形式ながらも参加意識を高めるために、自ら考え想像力を働かせる設問に答えながら、上手なインターネットの使い方について考えを深めました。
 以下は、生徒の作文です。
 今日の講習会の話を聞き、気をつけなければいけないと思ったことがあります。一つ目は、無料写真共有アプリです。写真に写った少しの情報で個人情報がもれてしまうと聞き、使うときは細心の注意をはらわないといけないと思いました。二つ目は、無料通信アプリの発言についてです。今日の講習会では、大きな声でしゃべれることを書くようにと言われました。今日の講習会を受け、自分がスマートフォンで嫌な思いをしたり、相手に嫌な思いをさせたりしないために、より注意深く扱わなければならないと思いました。また、情報モラル講習会を受けて、93万人がインターネットに依存していると知りました。依存者が多いということ、また、自分で決めた利用時間が守れないのも依存への第一歩であることを知り、怖くなりました。トラブルに巻き込まれないようにするためには、自分で判断できないときは、両親や先生など大人に相談することも大切だということも分かりました。将来スマートフォンをもったときは、今日の話を思い出して使い方に注意したいと思います。

【碧南市立鷲塚小学校】オンラインゲームとの関わり方を学ぶ

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 7月11日、5年生を対象に、オンラインゲームにのめり込んでしまう主人公の姿を通して、ゲーム依存の原因や問題を理解し、けじめをつけてインターネットやゲームを利用する実践意欲を養うことを目的とした情報モラル授業を行いました。
 授業の導入では、ゲームの利用時間と、その意識についての事前アンケートの結果を提示しました。子供たちは、「クラスのほとんどの人が、ゲームをやっている」「インターネットにつないでゲームで遊ぶ人が多い」「土日に、5時間以上やる人がいる」と感想を発表しました。
 教材の動画を視聴した後で、子供たちは問題点を話し合いました。「ゲームの敵のレベルが上がり倒しづらくなる」「敵を倒そうと長時間ゲームに夢中になってしまう」「深夜にイヤホンをつけてゲームをしていると、家族がゲームをしていることに気づかなかった」などが意見としてあげられ、オンラインゲームのやめられない仕組みに迫ることができました。
 解説動画を視聴し、「これからどのようにオンラインゲームを利用するか」を問いました。子供たちは、ゲームをやめる難しさを実感しながらも、「けじめをつけられるように、時間やルールを家族と決める」「いつもは宿題の休憩と終わった後にやっていたが、宿題が終わったあとだけにする」「タイマーをつけてやる習慣を、これからも続けたい」と考えることができました。よりよい学校生活を送るために、けじめをつけてインターネットやゲームを利用するようにしていきたいです。

【安城市立篠目中学校】携帯電話・スマートフォンと正しく付き合おう

 6月5日、全校生徒を対象に、外部から講師を招いて、「ケータイ・スマホ教室」を行いました。中学生になると、スマートフォンの利用率やトラブルに巻き込まれる可能性が多くなる傾向があります。講師から、映像資料をもとに、スマートフォンなどでインターネットを利用する際に、トラブルに陥らないためのポイントを教えていただきました。
 講演後のアンケートでは、「スマートフォンなどで、インターネットを利用するときには、画面の向こうにいる相手の気持ちも考えたい」「まだスマートフォンは持っていないけれど、使うときには、慎重に使いたい」という感想がありました。
 今後は、スマートフォンやインターネットの使い方について、親子で話し合う時間があるとよいと思いました。

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【大口町立大口西小学校】インターネットに画像や動画をアップすることについて

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 本校では、7月に、「インターネットに自分の画像や動画を上げることの危険性についての授業を行いました。スマートフォンなどを用いて、自分の画像や動画を投稿する投稿型SNSについての事例を、オリジナルアニメーションで紹介し、投稿型SNSのよさや危険性などについて考えました。
 児童は、「直接会わなくても、すぐにいろいろなことを伝えたり、見せたりできることは、便利で、楽しいけれど、自分の画像が知らないところで悪用されるかもしれないのは怖い」「楽しいからすぐ載せようとするけれど、それに対して悪口を言われるのは嫌だ」などの感想が聞かれました。
 近年、様々なアプリが出てきている中で、インターネットの使い方やインターネットに書き込むときのマナーを考え直すよいきっかけとなりました。

【小牧市立光ヶ丘小学校】情報モラルについて知る

 「情報モラルについて知る」をテーマに、コンピュータを使って学習を進めました。総合的な学習の時間や学級活動の時間を利用して、日常生活で遭遇する恐れのある、「インターネットトラブルへの対処方法」を授業に取り入れました。小学校5、6年生を対象としたゲーム形式の教材を、6年生で扱いました。高学年の中で、スマートフォンを使用している児童が多いのが6年生です。「本人の所在確認が簡単」「すぐに連絡がとれる」「どこでもいろいろな検索ができて便利」「友達同士の情報を共有できる」など利点が多い理由で購入する家庭がほとんどですが、「モラル」について考えたり話し合ったりすることには家庭により差があるようです。正しい使い方を知り、事故や犯罪につながらないように、まずはゲーム形式で、「情報モラル」について理解を深めました。興味をもって楽しく授業に参加していた児童も、情報の扱い方を間違えると、こんな危険が潜んでいることを知り、真剣に授業に参加する姿が印象的でした。
 本校には、各教室にタブレット形式のコンピュータとコンピュータ室に40台、他にタブレットとして使えるものが10台あります。一人一人が便利さと危険を自覚し、賢い利用者になれるよう、今後も、情報教育を進めていきたいと思います。
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【稲沢市立千代田小学校】夏休み前の情報モラル実践

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 夏休みには、インターネットやSNSを通じて知り合った人とのトラブルや事件が多くなります。夏休みになると、時間的なゆとりができたり、開放的な気分になったりするため、見ず知らずの人と会うきっかけができてしまいます。
 そこで、夏休みに入る前に、上手につき合えば便利なインターネットも、一つ間違うと大きなトラブルに巻き込まれることを理解させるために、情報モラルを題材にした授業を行いました。
 映像資料をもとに、インターネット上に個人情報を載せることや、SNS上の相手のなりすましによる危険について学習しました。
 授業後の児童の感想には、「会ったこともない人を信用するのは、こわいことだと思った」「自分で判断するのはこわいので、困ったときは親に相談するようにしたい」というものなどがありました。
 これから、児童は成長していくにつれ、自分自身で判断する場面が増え、こうした力が必要になってきます。一つの行動、一つの判断には、どんな危険がひそんでいるのか、危険を予知するトレーニングを繰り返しながら身に付けさせていきたいと思います。