【西尾市立東幡豆小学校】大切な思いを伝えるには 〜「思いを伝えたはずなのに」〜

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 本校では、道徳や学活などの時間を活用し、情報モラルについて学習をしています。今回は、第5学年の道徳で行った授業について紹介します。
 サッカー仲間の健太に、「ぼく」が何げない気持ちで送ったメールの内容を題材にして、どうして本当の思いが伝わらなかったのか、どのようなことに気をつければよかったのかについてグループやクラス全体で話し合いました。
 子供たちからは、相手に本当の気持ちを伝えるためには、「自分が言われて嫌なことは言わない」「できるだけ優しい言葉で伝える」など多くの意見が出ました。また、話合いを通して、相手を勘違いさせないために、送信する前にこの文章を送ってよいのか考え直すこと、相手の気持ちになってもう一度文面を読み返すことが大切だということに気づきました。
 メールだけでなく、メッセージのやり取りが簡単にできるアプリケーションが普及し、気軽に子供たちがSNSを活用できるようになってきました。便利さの裏側にあるリスクを正しく理解し、自分の思いを上手に伝える力が身に付くように、様々な機会を通して指導に努めていきます。

【瀬戸市立品野中学校】 感じ方は人様々

 昨年度、2年生各クラスで、無料通信アプリ会社の人に情報モラルの授業を行ってもらいました。
 導入は、「まじめだね」「おとなしいね」「一生懸命だね」「個性的だね」「マイペースだね」と書かれた5枚一組のカードを全員に配布されました。友達に言われて「イヤだな」と思うカードを1枚選び、班で見せ合います。同じ言葉でも人によって、悪口ととらえることもあることを体験しました。そのあと、送られてきたスタンプからどういうふうに感じるかの違いも体験しました。最後に、実際の無料通信アプリのやりとりで、「この時どう返す?」 という具体的な体験をしながら、大切にしなければならないことを学びました。本校職員もどのように返信するのがよいか悩みながら参加しました。
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【豊橋市立旭小学校】 インターネットに潜む危険性を知ろう!

 6年生が「事例で学ぶNetモラル」の教材を利用して、インターネットに潜む危険性について学びました。
 この資料は、具合の悪くなったハムスターのことを心配した女の子が、インターネットで対処法を相談したところ、見知らぬ人が対処法を教えてくれ、それをきっかけに個人的な情報のやり取りをするようになりました。そして、最後には、直接会ってしまうという話です。
 まず、インターネットで悩みを相談したことがあるかどうかを聞きました。すると、2、3名したことがあると答えました。そこから話を広げ、資料を提示しました。
 「親切に答えてくれたから信用してしまうかもしれない」という声や、「実際に会った人が、聞いていた人と違うから驚いた」などインターネットに潜む危険性を感じることができました。
 授業の最後に、インターネットはとても便利なツールではあるものの、匿名性があり、犯罪に巻き込まれる危険性もあるから、子供たちだけで使うのではなく、親と相談して一緒に利用するとよいということを伝えました。