【岡崎市立竜海中学校】 情報モラルを学ぶ生徒は、集会を通して、「写真を撮るときには、許可や個人情報が分からないようによく考えないといけない」「いじめにつながることもある」「知らないうちに、人を傷つけたり、犯罪に巻き込まれることがあるので、注意しようと思った」と多くの生徒が情報モラルの大切さに気づくことができたようです。これからの適切なネット利用を期待しています。 【犬山市立犬山中学校】 スマホ・ケイタイ安全教室本校のホームページでも、夜9時以降はスマホ・ゲーム機は触らないようにするなど、家庭でルールを確認する機会を設け、ネットやスマホばかりではなく、家族や友達との直接的なコミュニケーションを大切にするようお願いしました。今後も保護者、地域と協力して情報モラル教育に力を入れていきたいと思います。 【西尾市立鶴城中学校】 iモラル集会「ネット上での写真や動画などのやりとり」「ネットを通した他人へのひぼう・中傷」などを主なテーマにして約1時間、講義をしていただきました。インターネットを通したやりとりが触法行為になってしまう場合があること、そして、それが自分の将来にも影響を与えてしまうことを話していただきました。そして、何かトラブルに巻き込まれそうなときは先生や保護者、警察などに相談するように呼びかけをしていただきました。 このiモラル集会を通して、生徒たちは「スマートフォンや携帯電話は、便利なものだからこそ、その裏にある危険性を考えて使わなければならない」「まずは自分が使い方に気をつけて、他人を傷つけたりいじめにつながったりすることのないようにしたい」というような感想をもつことができました。来年度以降も情報モラルに関する取組を続けていき、生徒たちが安全に、安心して情報社会に対応できるよう支援していきたいと思います。 【新城市立東郷西小学校】「共育の日」に親子で学ぼうICT終了後、保護者から次のような感想がありました。 ・私自身、近頃スマホに「感染しています。対策アプリをインストールしてください。」とのメールが再三ありました。携帯電話ショップへ行こうか、紹介通りインストールしようか迷っていましたが、危険性のあるアプリであるかもしれないとのお話があり、安心いたしました。感謝しております。 ・DSやYouTubeなど、最近の子供たちの話題の中には、インターネットの世界が出てきます。楽しいだけではなく、一つ間違うと怖い世界にもなり得ることが、話を聞いて心に響いてくれるといいなと思いました。 ・子供たちも、便利ゆえに見落してしまう情報モラルの盲点のようなものが分かったのではないでしょうか。大人になっていくうえで身に付ける必要を求められるモラルの問題。親子で見直し、話ができるきっかけになると思います。 今後も、親子や地域で学ぶ機会を設けていきます。 【刈谷市立朝日小学校】小学校3年「わたしたちの道徳」を活用した情報モラル教育実践そこで、情報モラルに配慮し、自分自身の行動についてよく考え、節度ある生活をしていこうとする態度を育てていけるよう、「わたしたちの道徳」に収録されている「少しだけなら」の実践を行った。 「少しだけなら」は、主人公「あつし」が留守番中にパソコンを使って調べ学習をしている際に「名前と住所を入力すればゲームの割引券がもらえる」という言葉を見つけ、誘惑に負けそうになる話である。 子供たちには教材を配付せず、教師の範読によって授業を進めた。名前と連絡先を主人公が入力しそうになるところで一度範読を止めて、そのときの主人公の気持ちを考えさせた。子供たちは「だめだと分かっているけど、少しだけならいいかな」「お母さんがいないからいいかな」「お母さんと約束してるけどゲームの割引券ほしいもんな」と、揺れ動く主人公の気持ちに寄り添う意見が出された。話の続きを範読すると「連絡先を入力しなくてよかった」とつぶやく子が数名おり、親との約束を守った主人公に共感している様子であった。 授業の最後の感想には、「パソコンを使うときにはお母さんが良いって言ったときにします」「名前とか入力したくなることがあるけど、絶対に入れないように我慢します」などと書かれており、節度を守ろうとする様子が伝わってきた。 今後も、情報モラルについて折に触れて話題に取り上げ、よく考えて行動し、節度ある生活をしようとする態度を育てていきたい。 【西尾市立吉良中学校】情報化社会から自分の身を守る会の中では、個人が特定される情報をインターネットに流す危険性や、拡散した情報を消すことは不可能だという怖さを知り、人に迷惑をかけず、トラブルに巻き込まれない使い方をする必要性を、生徒たちは感じたことと思います。掲示板や無料通話アプリなどでひぼう中傷すると、取り返しのつかない大変なことになることを、実際にビデオを見て理解を深めることができました。 講師の方が、危険性を熱く語ってくださり、その思いが生徒たちに伝わる会となりました。講演後、「ふだん、あまり危険性を感じないで使っているけれど、自分の情報は何よりも大切にしたい」「軽はずみな行動で取り返しのつかないことになるとは知らなかった。これからはインターネットは慎重に使っていきたい」などの感想が見られました。 【小牧市立本庄小学校】情報モラル教育の実践高学年になるにつれて、携帯電話やゲーム機などを使ってメールや無料通話アプリなどを使う機会が増えていきます。メールや無料通話アプリは使い方によっては、人を傷つけたり、嫌な思いをしてしまったりするということを知っておく必要があります。今回は、実際にあったトラブルを紹介していただくことで、どうすればトラブルを回避できるのか考えることができました。 【設楽町立田峯小学校】 ケータイを安全に使おう子供たちからは、「ケータイにはいろいろなトラブルがあることが分かった。」「買うときは、よく考えて買い、トラブルにならないように注意して使いたい。」「思っていた以上に、トラブルはこわいと思った。」などの意見が発表されました。ケータイの便利さや楽しさばかりに目が行きがちだった子供たちに、ケータイのリスクや危険性を知らせ、よく考えて使おうという気持ちをもたせる上で、有意義な教材でした。 ケータイの小さな画面で行った書き込みが、ときには、大きな壁一面に悪口を書くこと以上に、多くの人に広がってしまう事態になりかねないということを話して、授業を終えました。 【豊橋市立つつじが丘小学校】健全育成会〜スマホの危険と家庭のルール〜*デジタル化されネットに出された情報は、コピーさればらまかれてしまうので、消去しようとしても完全に消去することができない。 *ネットでのやりとりは相手の顔が見えないため、別の人格のように振る舞って、悪意ある行動をする人もいる。 *ネットやゲームに使っている時間(1日あたり)、小学生→58.5分、中学生→95.9分、高校生→175.5分。 *「ネットいじめ」には「いじめ」とは違う特徴がある。 最後に、スマホの使い方、情報の送受信、情報の交流などについてまとめた「ケータイ・スマホ20の約束」について話がありました。子供に携帯を持たせるのであれば、約束事をつくること、使い方について話し合うこと、フィルタリングの設定を考えることなど、大人がきちんと管理しなければいけないことについても考えさせられるものでした。 情報モラルについては、学校から繰り返し子供と保護者に伝えていく必要があると改めて考えさせられました。 【豊川市立小坂井西小学校】 インターネットの中でも、自分と相手を尊重しよう〜情報モラルに関する講演会を通して〜昨年度は、SNSサービスのグリー株式会社から、安心安全チームマネージャーの小木曽健氏を講師にお招きし、『正しく怖がるインターネット 〜事例に学ぶ情報モラル〜』との題で講演をしていただきました。インターネットを安全かつ楽しく利用するため、正しいルールや注意点について、わかりやすく説明してくださいました。 子供たちの印象に残ったのは、「小木曽さんの知り合いを5人つなげると、オバマ前大統領にたどりつく(SNSってすごい!)」「インターネットはビジネスに不可欠で非常に便利である一方、使い方を間違えると情報の漏えいやトラブルにつながるリスクも秘めている」「自分のSNSに載せてもよいのは、玄関先に置いておいて、人に見られても大丈夫なものだけ」というお話でした。 小木曽氏によると、子供たちのスマートフォンなどの保有率は、他地域よりも高いとのこと。インターネットの世界に触れることの多い高学年の子供たちにとって、正しい知識をもって利用しようという意識をもつ、よいきっかけとなりました。 【蒲郡市立蒲郡西部小学校】たった一言のちがいが・・(スマホトラブルについて考えよう)初めにNTTドコモの情報モラル教材で、桃太郎の話を引用しました。キジが「来たよ」と打つと、桃太郎は「なんで来たの」と返す。この「なんで」という言葉のとらえについて考えてみました。子供たちは、「なんで」という意味を、来た手段ととらえていました。桃太郎には「呼んでないのになぜ来た?」と怒っている気持はなく、軽く「どうやって来た?」と聞いていると思うと、子供たちは気軽に返事をしていることがうかがえました。 そこで、NHKの学校放送番組「スマホ・リアル・ストリー」の動画配信を視聴しました。内容は「たった一言のちがいが・・・」という無料アプリに夢中の少女の話です。視聴後の話合いで、子供たちから次のような意見が出されました。 ・自分は楽しいと思って打ったつもりが、相手にはそうは伝わらない。打った後よく考えて送らないといけない。 ・一文字間違えたら、それで誤解される。ふだんの生活でもそうだと思う。言葉って気をつけないといけないと思った。 授業後の感想では、「メールは便利なものだと今まで思っていたけれど、やっぱりメールでなく直接話すことでなかよくなるし、楽しい生活が送れると思う。」と書いていました。 子供たちは、同じ年代の子が、トラブルにあっている様子を知ることで、言葉の大切さや仲間外れを作らない気持ち、コミュニケーションの大切さを実感しました。 |