【西尾市立矢田小】あすなろ運動

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 矢田小学校では、あすなろ運動を、児童会が中心となって行いました。

・「あ」…「明るい挨拶」
 朝のあいさつ運動を児童会と生活委員会で取り組みました。
・「す」…「進んで発言」
 発言強調週間を設け、全員が発言できるように取り組みました。
・「な」…「なくそうゴミ」
 清掃強調週間で無言清掃運動に取り組みました。
・「ろ」…「廊下は静か」
 事故ゼロ運動で、廊下や階段を静かに歩くことを心掛けました。

 特に今年度は、「みんなで矢田心」とテーマを決め、あすなろの花と思いやりのハートをサーフェル紙に貼って、目に見える形にしました。あすなろの花では、あすなろ運動で自分ができたことを花びらに書き、それぞれの運動の成長が見られる花を作りました。また、思いやりのハートでは、友達に優しくしたり、優しくされて嬉(うれ)しかったりしたことをハートに書き、思いやりの心の増え方が分かる花を作りました。各学期の最後に、どこまで成長したかを全校で見て、達成感を感じることもできました。
 この二つの活動を一年間実施することで、あすなろ運動を意識した学校生活を送ったり、高学年が低学年を思いやったりすることができるようになってきました。

【一宮市立西成中】 情報モラル教室を開催しました

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 11月28日(月)の午後、講師の方を招いて、「情報モラル教室(スマホ教室)」を開催しました。
 スマートフォンを始め、インターネットに接続できる機器の危険性について、改めて学ぶ機会でした。主に以下の点について、具体的な事例を紹介していただきながら、分かりやすく教えていただきました。
・インターネットに載せた写真は消せないこと
・メールを送るときは、もう一度読んでから相手に送ること
・誤解を招く表現に注意すること、悪口などを書かないこと
・人の写真を勝手に撮らないこと、載せないこと
・写真から位置が分かること(カメラの設定で解除するとよいこと)
・ゲームでは名前を書かないこと
・アプリを入れる時、確認すること(にせものがあること)
・フィルタリングを確認すること
・危険を知って正しく使うこと
・社会的な責任が問われることがあること
・保護者も責任が問われることがあること
 今後も、情報モラルに関わることを学び、正しく判断し、適切に使用できるようにしていきます。
 家庭においては、フィルタリングを行うとともに、携帯電話やスマホを使用する際の約束事を確認したり、危険を知った上で安全に使ったりするようにお願いしていきます。 さらに、情報モラルについて、機会を捉えて家族でも話題にしてもらえるように働き掛けていきたいです。
<生徒の感想>
・軽い気持ちでネット上に写真を載せることは危ないことだと分かりました。自分の写真が載ったらと考えると怖いです。気を付けようと思います。
・写真に写った内容からだけでなく、写真そのものからも位置が分かることを初めて知りました。早速、家に帰って設定をしようと思います。
・アプリの偽物があって、よく見ないと間違えるかもしれないことが分かりました。しっかりと確認してからインストールしたいと思いました。

【豊田市立寿恵野小】メールやラインのルールやマナー

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 本校の6年生の約6割の児童が、自分の携帯電話やスマホ等の情報機器を持っています。また、家族所有の情報機器を使っている児童も合わせると、約9割がラインやメールなどを通して交流しています。児童の会話や様子からメールを気軽に使っていることが分かります。
 そこで、ICT支援員の協力を得て、メールやラインを送るときのルールやマナーについて考える学習を行いました。始めに、コンピュータを使って、友達とメールのやりとりをしているうちにトラブルが発生してしまった物語を見て、感想を出し合いました。次に、いくつかの言葉の中から言われると嫌だなと思う言葉について話し合いました。「よくできているね」や「がんばっているね」という言葉を言われると嫌だなと感じる子がいることを知り、自分にとっては、良い言葉だと思っていても、受け取る立場で感じ方が違うことを理解しました。そこで、普段話している言葉より慎重に使う必要があることを学びました。さらに、顔文字や絵文字は、手軽に使えて気持ちが伝わると思っていたが、相手によって捉え方が違ったり、失礼にあたったりすることも知りました。
 今後も、情報モラルの授業を行うことで、自分の情報モラルに対する考えを確認するきっかけにしていきたいと思います。

【豊田市立若林東小】学校保健委員会

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 若林東小学校では、学校保健委員会で「メディアとのつきあい方を考えよう」をテーマに、講師の方々から、正しいスマートフォンの使い方やスマートフォンの使用で気を付けなければならないことを学んだ。インターネットに気軽にあげた動画や写真から名前、学校、住所などの個人情報が、知らないうちに外部に漏れてしまうことやSNSなどを使う際に言葉に感情がついていかず、受け取る方に不愉快な思いをさせてしまうことがあることも学んだ。
 スマートフォンは、便利な道具ではありますが、使用の際は、正しい判断をしたり、フィルタリングをしたり、安全に使うことが大切です。

【豊田市立若園中】 情報モラル実践

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 文部科学省「ちょっと待って!ケータイ&スマホ」リーフレットを使用して、1年生を対象として情報モラルの授業を行いました。

 このリーフレットには、ネットへの書き込み、SNSでの被害実態、違法ダウンロード、アプリやサイトの利用、生活への影響やフィルタリングなどについて書かれています。

 生徒は、リーフレットの内容や教師の話から、インターネットやスマホの扱いについて深く考える時間となりました。

【日進市立赤池小】電子メールにおける情報モラルについて

 学校内でのみメールの送受信が行うことのできるソフト「スクールイントラパック」を使って、子どもたちで電子メールの送受信を行わせる取組を行った。前時の学習では、電子メールの良いところだけを学習しており、子どもたちが自由に楽しんで学習を行えるようにした。この学習では、電子メールを送る際には、相手のことを考え、自らルールとマナーを守って正しい情報を伝えようとする態度を育てることをねらいとした。
 前時に電子メールの良いところを学習していたこともあり、子どもたちは楽しそうに学習に取り組んでいた。しかし、少しずつ慣れてくると相手に対する思いやりを欠いた言葉を使ったり、意味のない文字列をただ送ったりするというような変化が見られた。「教師に見られていない」「誰が送ったかわからないから大丈夫」ということから、何人かの児童も同じような行動を始め、モラルのない行動が増えた。そこで、児童たちには自分が送信したメールの内容を考えさせるとともに、相手から送られてきた電子メールを見て自分が思うことをワークシートに記入させた。児童からは「相手が見えていなくても相手のことを考えた電子メールを送った方が良い」「自分の立場に置き換えてから送るべき」という意見が出た。
 本時の授業では、相手の姿が見えないことで起こる、心の緩みや危険性を実感し、相手のことを考え、自らルールとマナーを守って正しい情報を伝えようとする態度を育てることができたと考えている。集団生活でもネットワークでのコミュニケーションでも相手を思いやる気持ちの大切さは同じである。今後は自らを律し適切に行動できる正しい判断力と、相手を思いやる豊かな心情、さらにはネットワークをよりよくしようとする公共心を育てることも目標としたい。
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【安城市立安城南中】「イエローリボン会議」〜ネットモラルの取組〜

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 安城市教育委員会では、「安城市ふれあいネット事業」が展開されており、各小中学校が地域の方々と語り合い、共によりよい学校づくりや地域づくりを進めています。
 安城南中学校では、この事業の良さを生かして、学級の仲間と共にいじめなどの諸問題について積極的に話し合い、常に仲間と共によい関係づくりを進めていこうとする「イエローリボン運動」を展開し、その中で3回ほど、地域の方を招いた「イエローリボン会議」を展開しています。
 3学期に本校で開催した「第3回イエローリボン会議」では、「ネットモラルについて考えよう〜安城ケータイ・スマホ宣言を生かして〜」をテーマとして話合いをしました。
ここでは、SNSの使用について、グループで起こりうる問題を地域の方も交えて協議し、スマートフォンの適切な使用について議論をしました。今回も白熱した議論がなされ、どのグループも大いに盛り上がりました。年配の方々には、SNSで生じている問題が十分理解できていなかったこと、生徒と大人との間には、問題として考えるレベルが違うことなど、ネットモラルの難しさが露呈するとともに、だからこそ一定のルールづくりのもとに利用が上手になされるべきだという意見が出ました。
 近隣小学校区の皆様には、午後、小学校での「ふれあい会議」に重ねて参加を頂きました。本当にありがとうございました。
 今後も本校では、イエローリボン会議での話合いの成果を学級に還元して、スマートフォンの適切な利用について協議し、ネットモラル教育を進めていきます。

【高浜市立高浜小】明るい心を活用した情報モラル教育

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今年度、3年生以上の学年で、副読本である「明るい心」を活用した情報モラル教育の実践をしました。
◆「3年生」・・・とどいた広こく(節度・節制)
 偶然使ったインターネットのサイトで、ゲームソフトが無料でもらえるというバナーをクリックし、氏名と住所を入力してしまうというお話です。節度・節制を心がける内容ではありますが、授業の最後にインターネットの使い方についても話をしました。一般的によく使われる検索エンジンのページにも広告が貼られており、パソコンでその画面を紹介しながら、むやみにさ触らないということを伝えました。
◆「4年生」・・・あなたはどう思う?(思いやり・親切)
 グループ日記に友達の悪口が書かれてあるのを見つけた、友達がいやな呼び名で呼ばれてしまった、というケースにおいて、それぞれ自分はどう思うかということを話し合いました。「悲しい気持ちになる」「友達が傷つくところを見たくない」「自分が言われたらどうしよう」などの気持ちを発表しました。それらの気持ちを踏まえて言葉や絵をかくとき、みんなの前で話をするときに気をつけることを発表し合いました。
「自分ではいいと思っていても、相手が嫌な気持ちになるからもしれないから気を付ける」など、相手を考えた意見が出されました。
◆「5年生」・・・正しく使えば便利な道具(節度・節制)
 道具を正しく使うことで生活は便利になり、道具を正しく使う義務があるということを最初に話し合いました。そして、自転車に乗っているときに持っている携帯電話が鳴ってしまったとき、撮影禁止のマークが出ている動物園でかわいい動物の写真を撮りたくなったときの二つのケースについて、自分ならどうするかということを発表しました。授業の最後には友達の写真をむやみにLINEなどにあげるのもいけないことだということを話し、肖像権の侵害についても紹介をしました。
◆「6年生」・・・メールの返信(信頼・友情)
 午後9時以降はメールが使えないという約束があるユミと、ユミに対し悩みを聞いてほしいと夜遅くにメールを送る友達ナナ。その心のすれちがいを取り上げた物語です。
「私たち親友だよね?ちょっとユミちゃん冷たくない?」というナナからのメールが送られてきたユミの気持ちを考えることで、友達という言葉の意味について考えました。また、相手が見えず言葉のみが伝わるメールの怖さについても「ナナがどんな口調や表情で言っているのか分からないから怖い」と言う意見が出ました。携帯電話やスマートフォンのルールは学校でもよく取り上げます。授業の最後にもルールを確認し、適切な使い方についての話をしました。

【豊橋市立東田小】 ネットモラル 〜やっていいこと悪いこと〜

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子どもたちは、インターネットを利用した経験から、情報の多さや、利便性に気付いている。しかし、利用の楽しさがある反面、利用の仕方を間違えるとトラブルを引き起こす可能性が高いとは思っていないようである。そこで、インターネットを使う時のルールやマナーについて考えさせたいと考えた。
 最初に、「事例で学ぶNetモラル」から「ネットモラルけんてい」を行うと、「動画投稿サイトに載せてよい内容」の問題で、意見が分かれた。選択肢は「友達、自分の飼っている猫、自分、クラスのみんな」の4択である。普段から動画投稿サイトを見ている子が多くいたが、選択肢を一つ選ぶことは難しそうであった。また、なぜ他の選択肢がいけないのかの理由についても分からない様子であった。ある子が「個人情報がばれてしまうから」と発言したので、「個人情報って何があるだろう」「個人情報がばれてしまうと危険なことって何だろう」と、知っていることや考えたことを話し合うこととした。子どもたちの知っている事件や知識から、情報漏えいの危険性を考えることができた。十分に意見が出たところで「正しく怖がるインターネット」のスライドを見せた。個人情報が漏れてしまい悪用されると、自分だけでなく、家族や周りの人にも迷惑をかけることにつながることや、一度インターネット上に出てしまった情報を消したり取り戻したりすることは困難であり、取り返しがつかなくなることなど、実際に起きた事件を元に情報漏えいの危険性を示したものである。
<子どもたちの感想>
・インターネットは便利だけど、危険なところもあるので、個人情報は絶対に載せないようにしたい。
・インターネット上では、簡単にコピーすることができるので、個人情報が消えにくいことが分かった。
・悪いことをネット上に出した時に、すぐに自分の名前も特定されてしまうのがとても怖いと思った。

【豊田市立豊南中】 情報モラルは思いやりの心から

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 本校では、豊田警察署員の方をお招きし、スマートフォンやタブレットからインターネットを利用する上での注意事項や実際に起きた被害について、寸劇を交えて具体的に説明を頂きました。
 LINE、Twitter、Facebook、などを始めとするSNSや、Youtube、2ch(2チャンネル)などの動画投稿サイトは、便利な反面、軽はずみな行動が発端になり、大きなトラブルや犯罪に発展する危険性があることを考える機会となりました。
 この後、こうしたSNSに依存しない自立した心や、相手を思いやる気持ちの大切さについて、学級で振り返りました。互いに認め合い、一人一人が自分の居場所を実感できることで「つながり」を意識できるクラスづくりや、「駄目なことは駄目!」と言える仲間づくりをしていくことが、モラルを高めていく原動力になることを確認し合うことができました。

【豊田市立足助中】心と術を鍛えて情報メディアを正しく

 本校では、3年生が学活の授業で情報モラルについて学習を行った。3年生は、ほとんどの生徒が携帯電話を持っており、頻繁に使用している。しかし、便利な携帯電話も使い方を間違えると生活に支障をきたすものにもなりうる。そこで、豊田市教材データベース(POTETO)の事例動画を活用し、情報メディアを使う上での心構えなどについて考えた。
 まず、携帯ゲーム依存の危険性について動画を見て考えた。「やる気がなくなる」「眠れなくなる」「家族との会話がなくなる」などの意見が出された。
 次に、自分のネット依存度を調べ、その原因について話し合った。好きなことがたくさんあるが故に、やめるタイミングを見失ってしまうことが大きな原因であることを確認した。
 最後に、携帯ゲーム依存の予防策・対処法について話し合った。抽象的な意見を述べる生徒に対しては、具体的な予防策や対処法をイメージできるように、「もし、今日からやるとしたら」と問いかけたり、ロールプレイングを取り入れたりした。ルールを決める(食事中は携帯電話を使わない、ゲームをしてもよい時間を決める)ことや、親や友達に協力してもらう(ゲーム仲間に上手に「No」と言えるようにする)ことが大事であることを確認した。
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【豊明市立大宮小】情報モラル教室

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 本校では、平成29年2月3日にe−ネットキャラバンの方を講師としてお招きし、4〜6年生対象に情報モラル教室を行いました。保護者の方の参加もありました。スマホやゲーム機が普及する中、非常に大切な取組であると考えます。大宮小でも生徒指導部が中心になって、モデルルールについて検討を始めています。家庭と学校で協力して対応していきたいと考えています。
 この日に教えていただいたことの中の一つに、e−ネットキャラバンのHPがあります。その中にある「インターネットトラブル事例集」などは、保護者として知っておくとよい内容であるということです。家庭でのルール作りの参考になると思います。
 なお、この日の様子は、後日、地域のケーブルテレビでも放映されました。講座を受けた後、インタビューを受けた児童は、「インターネットのやりすぎは良くない」「家にはルールがないのでルールがあった方がいい」と答えていました。

【日進市立日進西中】“ネットのコミュニケーション”でトラブルを防ぐためには?

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 日進西中学校では、SNSなどネット上でのコミュニケーショントラブルを防ぐために、静岡大学から講師を招いて「情報モラル講座」を実施しました。実際の場面に即した参加型の講座ということもあり、充実した講習となりました。
 最初に考えたのが「炎上事件」。全国で報道されたような事件から、身近な事件まで例を挙げながら、問題点を考えることができました。
 次に、あるツイートの投稿を例に問題点を考えました。ここからはグループ学習です。各クラス4〜5人のグループを作り、意見交換をしました。投稿は一見何も問題がなさそうなものばかりでしたが、ここで学んだのは「情報が蓄積されると、その人の生活スタイルが見えてしまう」ということです。1回の投稿に注意を払うだけでは、不十分だということが分かりました。
 次は、大人気SNSのLINEです。LINE Corporationと静岡大学が共同制作しているカード教材を使って学習を進めました。「言われて嫌だなと感じる言葉」や「LINEでされたら嫌なこと」をランク付けしましたが、生徒たちの回答にはばらつきがありました。「人によって嫌なことは違う」ということを学びました。
 1時間の講習はあっという間に終わってしまい、生徒たちからは「楽しかった」「もっとやりたかった」という声が聞こえました。SNS利用者が年々増えている中、ネットとの上手な付き合い方を学ぶことができたと思います。

【豊田市立益富中】情報モラル教育

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 本校では、2年生が技術科の授業で情報モラルについて学習を行いました。多くの生徒がスマートフォンやタブレットを所持し、インターネットを介して頻繁にコミュニケーションをとれる状況にあります。
 今回の授業では、LINEの送受信におけるプライバシーの侵害や個人情報の流出、名誉毀損(きそん)など、実際に起こる可能性があるトラブルに巻き込まれないように、使用上のルールやマナーについて考える機会になりました。
 インターネットは、私たちや生徒にとても利便性が高く、生活の中で切り離すことのできない存在になってきています。今後も生徒が、嫌な思いをすることなく、生活の中でインターネットを楽しみながら使用できるように、学校や家庭でも情報モラルについて話題に挙げる必要性を感じました。

【豊田市立衣丘小】スマホ・携帯安全教室

 スマートフォン・携帯電話は便利な情報手段ではあるが、使い方を間違えるとトラブルが発生したり、トラブルに巻き込まれたりすることも少なくない。
 そのため本校では、毎年、6年生児童と保護者に向けてスマートフォン・携帯電話の安全な使い方について、講師を招き、情報モラル講習会を行っている。コミュニケーションアプリを使ったいじめについて、文字のみの短いやりとりは、感情が細やかに伝わりにくく、行き違いが起こりやすいこと、インターネット上に名前や住所がさらされてしまう可能性があること、ゲームを続けるために高額の請求をされてしまうことなどの話を聞いた。
 講師の方の話から子どもたちは、「たくさんの人がスマホを使っていて、自分もその中に入っているし、インターネットでたくさんの人と知らずにつながっていて危険だということが分かりました」「私は、講師の方の話を聞いて、少しの油断から何万円もの請求がくることが分かりました。私もスマホを持っているので、これから気を付けて使いたいです」とあった。子どもたちがスマートフォンの便利さの陰に隠れている危険について理解することができたと感じた。
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【豊田市立明和小】 「やくそくをまもっていれば・・・」

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 この活動のねらいは、インターネットを大人の人と一緒に利用することで安全に使用できることや、利用の約束を守ることの大切さに気付くことである。
 そこで、資料「約束を守っていれば・・・」を題材に、授業を実施した。内容は、親との約束を守らずにパソコンの電源をつけてしまい、怪しいページが出てきてしまうものだ。授業の中では、子どもたちは、「1回くらいなら」、「少しくらいなら」という気持ちや「親がいないから」という気持ちをもった。怪しいページが出てきてしまった場面では、「こわい」、「どうすればいいのか分からない」、そして「約束を守っていれば」という意見が出た。
 へき地の小規模の学校でもインターネットを頻繁に使う子どもがいるのが現実である。一方で使わない子どももいる。使っている子と使っていない子の差はとても大きい。その差を埋めるためにもスモールステップで、インターネットの使い方や情報モラルの指導を続けていくことが必要になってくる。

【豊田市御作小】作品を大切にしよう

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 コンピュータで絵を描くのが大好きな子どもたち。出来上がった作品に勝手に描き加えをされたら…。実際に作品を描き換えられてしまった登場人物がどんな気持ちだったかを、動画を視聴して考えました。自分の作品も友達の作品も認め合う大切さを学びました。

【岡崎市立北野小】ネットモラルについて

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 本校の児童の多くは、自分の携帯電話やスマートフォンを持っていたり、ゲーム機やパソコンからインターネットに接続したりしています。しかし、ネット利用で生じる問題について、他人事と捉えている児童が、少なからずいます。
 2年生の学級では、ゲーム機の使い方について考える授業をしました。暗い部屋で長時間ゲームをしたり、ゲームをしたいがために、夜遅くまで起きていたりすることで、どのような支障があるかを考えました。そして、楽しくゲームをするには、どのようなことに気を付けるべきか、アイディアを出し合いました。子どもたちの感想には、「1日1時間など、時間をきちんと決めて、お母さんと約束をするようにしたい」「夜遅くまでやらないように、ゲームが終わったら、お家の人にゲームを預かってもらうようにする」などがありました。
 低学年のうちから、情報モラルをしっかり身に付け、情報機器を多く使用するようになった時に、トラブルを起こしてしまったり、トラブルに巻き込まれたりすることを防ぐことができるようにしたいと思います。

【豊明市立豊明小】「LINE」について考えよう

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 6年生の実態を見ると、「スマートフォンを使用したことがある」児童は学級の9割以上に及んでいました。また、「LINEを使ったことがある」又は「現在使っている」児童が、学級の6割ほどいました。「LINE」の使用が思った以上に低年齢化しているという実態があり、中学校に進学する前段階で指導する必要があると考えました。そこで、スマートフォンやパソコンのコミュニケーションアプリである「LINE」を教材に取り上げ、情報モラル教育の一つとして本授業を実施しました。
<授業の流れ>
(1)スマートフォンを活用してできることを一つずつ発表させる。
(2)「LINE」について、プレゼンテーションソフトを用いて説明する。
(3)「LINE」の「よいところ」「よくないところ」を考えさせ、ワークシートに記入させる。
(4)「LINE」の「よいところ」「よくないところ」を発表させる。
(5)授業の感想を発表させる。

 (2)の説明では、スタンプや既読、タイムラインなどについて説明しました。知っているようで知らないことも多かったようで、児童からは「そうなんだ」と驚きの声があがっていました。(3)の長所と短所について考える場面では以下のような意見があがりました。
◆長所
 無料でできる。相手が文章を読んだかが分かる。写真や動画を送ることができる。同じグループの人に一斉にメールを送ることができる。スタンプで気軽に会話できる。
◆短所
 既読スルーがある。悪口を書く人がいる。知らない人とつながることがある。スタンプが相手に間違った認識を与える。トラブルのもとになることが多くある。

 予想以上に活発な話合いとなり、多くの意見を出し合うことができました。

 この他にも、NHK教育テレビの「スマホ・リアル・ストーリー」を視聴させたり、「私たちの道徳」を活用したりするなど、情報モラルに対する意識向上を図りました。今後も、児童の実態に合った情報モラル教育を実施していきたいと思います。

【豊田市立井上小】情報モラル教育の推進

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 昨年度末、児童を取り巻くICTに関する諸問題を明らかにするために、井上小独自で「ICT利用実態調査」を実施しました。調査の結果、井上小の児童のICT環境は全国平均以上に進んでいるが、同時に、生活習慣が悪化したり、対人関係のトラブルを抱えたりしている児童も全国平均以上ということが明らかになりました。
 そこで、とりわけ利用頻度が高く問題が起きやすいコミュニケーションアプリについて、LINE株式会社より講師を招いて、親子参加型の授業を実施するなどして、安心・安全にICTを利用できるよう、情報モラル学習を推進しました。正しく利用できれば幸せな人間関係づくりに役立つことや、目の前にいない相手に対して想像力を巡らせ、相手の立場に立つことの大切さなどを児童に伝えることができました。授業後に保護者アンケートを実施した結果、89%の方が役に立ったと答えています。親にとっても児童にとっても有意義な授業になったようです。
 しかし、情報モラルの指導はまだ十分とは言えません。特に、ICTの弊害や危険性に関する認識が甘いと考えています。来年度は、軽はずみな行動が大きな問題を引き起こしてしまうことを児童に認識させるために、具体的な事例等を用いた継続的な指導をし、慎重な利用を促していきたいです。