【岡崎市立美合小】オンラインゲームの怖さを学ぶ

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 5、6年生で「無料オンラインゲームの利用で気をつけること」について学ぶ時間を持ちました。5年生でアンケートをとってみると、自分専用のスマートフォンをもっている子はまだわずかでしたが、親から借りたり、ゲーム機でオンラインゲームをやったりしたことがある子は、クラスの半数以上に及びました。
 今回の学習は、「始めるときは無料でも、進めていくうちに有料となるものがある」「いつの間にか多額の請求が来て、トラブルに巻き込まれることがある」といった危険な面を学び、親に黙って課金や情報入力をしないことを確認することがねらいでした。しかし、実体験を話す子供たちの中から、「削除しても同じメールが一日何度も届いた」「お金を振り込むサイトが画面に表示された」などの話も出ました。
 身近な友達からの話に驚き、「テレビで見たようなことが実際に起こっていたので、とても怖かったです。親が知らない時には、変なサイトは開かないようにしたいです」という感想をもった子や、「自分はオンラインゲームをしているけど、請求が何万円にもなる話は怖かったです。用心しないといけない。ちゃんと親の許可をとらないといけないと思いました」と書く子もいました。
 この学習を通して、実際にオンラインゲームをやったことがある子もない子もオンラインゲームの危険な側面を再認識し、それぞれ自分のルールを決めてゲームとの関わり方を振り返ることができました。

【豊田市立小清水小】疑似体験ツールで実感する文字の力

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 5年生児童を対象に「メールの書き方を考える」授業を行いました。学校の給食の時間に食べ物をこぼしてしまい、多くの子に迷惑をかけた友達に対して、メールで励ますという事例を取り上げました。事例のメールにはいくつかの問題点があったので気になる点を確認すると、「わざわざ本人が知らない文句を教えたら、悪口を言いふらされているんじゃないかと不安になる」「『まぁ、〜しろよ』という威張った言い方が、友達なんだろうけど、落ち込んでいるときにはつらいと思う」「『気をつけろよ』って書いてあると、怒られているような気がする」
 人は会って話している時は、表情から同じ言葉であっても、ニュアンスが違うことが分かるけれども、メールではそれができないからこそ補う言葉を忘れないようにすること、必要であれば絵文字や顔文字で送り手の表情を伝えて安心させることもできること、何より、相手の気持ちに寄り添って伝える内容や言葉を選ぶことなど、大切なことに気が付くことができました。また、コンピュータ室の疑似体験ツールを用いることで、本文だけでなく、メールのタイトルにも気をつけなくてはいけないことに気が付きました。話合いを生かして、改めて友達を励ますメールをワークシートに考えました。児童たちは、「誰にも失敗はあるもんだよ」「心配しなくていいんだよ」「元気を出してね」と、言葉を選んで書くことができました。
 スマートフォンの疑似体験ツールを用いた授業は、子どもたちの興味を強く引き、メールを受け取るわくわく感と、内容に問題があったときの衝撃を十分味わうことができ、メールのやりとりについて学ぶには効果的です。今後も本校では高学年を対象にスマートフォンの疑似体験ツールを用いた情報モラルの授業を実践していきます。

【東海市立船島小】情報モラルを身につけよう

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 今年度は2月17日(金)に6年生とその保護者を対象に情報モラル教室を行いました。講師の方をお招きし、スマホやインターネットを使う時のルールや注意点について学びました。

 本校の児童は、自分のスマホを持っていたり、ゲーム機やパソコンからインターネットに接続したりしています。しかし、スマホやネット利用で生じる問題について、他人事と捉えている児童が、少なからずいます。そこで今回は、メッセージアプリと画像投稿によって引き起こされる問題に絞って具体的な事例を紹介していただきました。誤解を招きやすい文字表現によって生じた友人間のトラブルの事例からは、文字だけでは正しく自分の気持ちが伝わらないことに気付くことができました。また、インターネットに載せた写真がもとで様々な問題が生じてしまった事例からは、画像投稿の危険性を実感することができました。今後の生活でスマホやインターネットなどを利用するときに役立ててほしいと思います。

【岡崎市立翔南中】情報モラルについて考える道徳授業を行いました

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 現在、スマートフォン等の携帯端末の普及率は高く、愛知県内の小中学生の所持率も高い。携帯端末を所持しているか否かで生活の中に不平等感が生じることも起こり得る。スマホの所有や使用が公平性を侵す可能性があることについて知り、公正・公平を保つために自分ができることを考えるとともに、正義を重んじる心情を実際の行動に移せるようにすることを目指して、全学年の道徳で「生徒会役員選挙」という岡崎市情報教育推進委員会作成の資料をもとに授業実践を行った。
●本資料のあらすじ
 中学校で初めての選挙で選挙管理委員になった主人公は、選挙管理委員の役割の重要性を実際の活動を通して徐々に実感し始めていく。主人公は帰宅後に最近買ってもらったスマホでコミュニケーションアプリを開くことを毎日楽しみにしている。ある日、主人公がいつものようにスマホのコミュニケーションアプリを開くと、生徒会役員に立候補した親友の田中がコミュニケーションアプリ内のグループのメンバーを相手に選挙活動をしていた。選挙管理委員である主人公は、スマホを使用して選挙活動をすることに対して疑問をもつグループのメンバーから、スマホを使用しての選挙活動をすることの是非についてコメントを求められる。
●授業を終えて
 本資料を用いて公正・公平性に基づいて行動する気持ちを高めることを目指して授業を行った。資料を読んだ後、2つの発問を行った。「自分のスマホを持っている人が,それを使って生徒会選挙で自分をアピールすることについて,あなたはどう考えますか」という第1発問の後には、「携帯端末を持っている子と持っていない子の間で不公平が生じるからやめた方がいい」や「選挙で当選する人の資格が、機器を持っているか否かに左右されてしまうのはいけない」等、公正・公平性に基づいて行動したいという内容の意見が多く出された。その後、メッセージを受けた主人公はこの後どうコメントしたり,行動したりすればよいかについて自分の考えをワークシートに書く時間を設けたところ、「選挙管理委員として不公平にならないように『これ、ダメだよ』と返信するのがいいと思う」や「先生や選挙管理委員会のメンバーに報告して、他の人も同じようなことをしないように全体で呼びかけるべきだと思う」等の意見が出された。最後に本授業から考えたことをワークシートに書く時間を設けたところ、「携帯端末を持っている、持っていないということで不公平が起きないように一人一人が考えていくことが大切だと今日の授業を通して思いました」という感想があった。スマホ等の携帯端末は便利であるが、使用する際には公正・公平性に基づいて行動することも大切であることを学んだ時間となった。

【豊橋市立鷹丘小】個人情報を守ろう

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 「先生、昨日名札を付けたまま帰っちゃった」「でも、どうして名札を付けたまま帰っちゃいけないの?」こんな会話から、個人情報の大切さや、身の安全を守るために気を付けなければならない態度を養うことを目標に1年生の授業を行いました。
 「知らない人に、声をかけられたらどうしますか」の問いに、子どもたちからは、無視をする、逃げる、知らん顔をするなど全員がついて行かないという意見が出ました。「では、『○○くん、お母さんが事故をして病院にいるから急いで行こう』と声掛けされたらどうしますか」という問いには、子どもたちは困惑していました。「家族がけがをしたから心配になってついて行ってしまうかもしれない」「本当かもしれないからついて行くかも」「いや、家に早く帰った方がいい」「学校に戻ればいいんじゃないかな」など意見が分かれました。その中で、一番子どもが悩んだのは、名前を呼ばれたことでした。子どもの中では、知らない人が自分の名前を呼んだことで、『自分を知っている人=安全』と思ってしまうようです。このことから、安易に名前を知られてしまうことは、危険なことに巻き込まれてしまうかもしれない大切な情報であることを知らせました。個人情報の一つに、電話番号も同じと伝えたところ、「家に変な電話がかかってきて、困っているとお母さんが言っていたよ」「個人情報がばれちゃったのかな、怖いな」などの声もありました。
 1年生には難しい内容でしたが、授業を通して、子どもたちなりに、個人情報は大切だからこそ守らなければいけないという意識が高まりました。

【清須市立清洲東小】情報モラル教室

 今年度は1月11日(水)に、6年生対象の情報モラル教室を行いました。e−ネットキャラバンから2名の講師の方をお招きし、携帯電話やインターネットを使う時のルールや注意点について学びました。自分の携帯電話を持っていたり、ゲーム機からも簡単にインターネットが通信できたりします。具体的な事例を紹介するビデオの視聴も行いながら、講師の先生から実際に使用する場面で気を付けることを教えていただきました。素性のよく分からない相手から甘い誘惑に乗り、怖い体験をしたという事例や、些細(ささい)なことがメールでのトラブルにつながることなどを知り、子どもたちは、使うときには注意することがたくさんあることに気付いていきました。また、困ったときには、家の人や先生にすぐ相談するとよいことも学びました。今後の生活でコンピュータや携帯電話などを利用するときに役立ててほしいと思います。
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【岡崎市立梅園小】メッセージを正しく送ろう

 3年生でも携帯電話を持っている子どもがいることを知り、メールやLINEなどSNSの使い方について道徳の授業で取り扱いました。資料を読んだ後、SNSで言葉を送ると、自分の本当の気持ちが伝わらないことがあるので、自分の気持ちを正しく伝えるためには、どうしたらよいかを考えました。話合いでは、メールを送る前に文章を読み返して内容を確かめることや、本当に大事なことは自分の口で伝えることなどの意見が出ました。授業の最後には、読み物資料に出てきたメールの例文を読み返して気持ちが正しく伝わるように直した文章を友達に聞いてもらい、正しく伝わったかどうかを確認することができました。
 これから、SNSを使うようになった時に、本時で学んだことが生かされることを期待しています。
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【刈谷市立富士松中】いじめチェックリストの作成

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 本校では、生徒会と生活委員会が中心となって、「いじめチェックリスト」を毎年作成し、全校生徒に配付しています。チェックリストは名刺サイズの大きさで、生徒手帳に入れて持ち歩くことができるものです。今年度も、生活委員の生徒たちが案を出し合って作成しました。
 このチェックリストの中に、2年前からスマホ・ケータイの使用を意識した言葉が入るようになりました。今年度も、「LINEでわざと既読無視をしていませんか」「SNSで人の悪口を書き込んでいませんか」といった言葉が入りました。スマホ・ケータイを通したトラブルは、頻繁に起こるようになっています。生徒たちの中にも、こうした状況に対する危機感が高まっていることが分かります。
 12月13日(火)には、講師をお招きして、全校生徒を対象とした「スマホ・ケータイ安全教室」も実施しました。こうした機会を定期的に設けるとともに、本校独自の「いじめチェックリスト」を活用しながら、継続的に生徒たちの情報モラルに対する意識を高めていきたいと考えています。

【春日井市立白山小】スマホ・ケータイの正しい使い方を学んだよ!

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 白山小学校では、昨年度に続き、今年度も、講師の方を招き「スマホ・ケータイ教室」を5・6年生向けに行った。
 高学年になるとスマホやケータイを使う子どもたちが増え、友達間のトラブルも起きてくる。5・6年生には担任も指導をしてきたが、まだまだ怖さ知らずで甘く考えているところがあった。そこで、中学生になる前にきちんとした指導をする必要があると考えた。
 当日は、正しい使い方として、メール・LINEを送る前に受ける相手の立場を考えること、インターネットに悪口や写真の投稿をしないこと、一度投稿すると拡散し一生消せなくなること、そして個人が特定できること等を学んだ。内容によっては、逮捕・書類送検・罰金になる可能性があることも学んだ。
 子どもたちからは、「使い方を間違えると怖い!」「今まで大丈夫だったかな?これから気を付けたい」といった感想が聞かれた。
 今回は楽しんで聞く話ではなく、これから絶対に気を付けてほしい厳しめのスマホ・ケータイの正しい使い方を学ぶ良い機会となった。これを機に子どもたちが上手に使ってくれることを望んでいる。

【知多市立新知小】情報モラル教室を通して学んだこと

 5・6年生対象に、SNSを使うときに気を付けることや考えること、SNS上で発生するコミュニケーショントラブルなどをテーマした講演会を行いました。
 クイズを用いながら楽しく講習を受け、円滑なコミュニケーションに必要な要素やインターネットの特徴、トラブルの際の影響範囲や注意点について具体的で分かりやすいお話をしていただきました。
 講師の先生からは、トラブルを防ぐために大切なこととして、次の2点を教えていただきました。
(1)ルールやマナーを守って正しく使う。
(2)何かあったら、必ず家族や先生など、まわりの大人に相談する。
 授業後の児童からは、「スマホは、便利だけど、自分の知らないところでトラブルに巻き込まれることがあることが分かりました。これからもルールやマナーをきちんと守って、上手に使いたいと思いました」という感想が聞かれました。スマートフォンや携帯電話の安全な使い方を考えるよい機会になりました。
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【半田市立宮池小】外部講師による情報モラル講習

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 2学期に、講師の先生をお招きして、4・5・6年生を対象に情報モラルについての話を聞いた。「小学生のためのネット社会の歩き方」というテーマで、実際の事件や被害を例に、正しいネットの利用の指導を受けた。
 安易に個人情報を載せない、相手がどう受け取るか熟慮するなど、ネットを利用する上で重要となる心構えを知ることができた。

<児童の感想>
・危ないメールやサイトには気を付けるようにする。
・自分の名前や友達の名前を簡単に教えないようにする。
・インターネットがとても怖いものだと思った。
・高校生になったらスマホを買ってもらえるが、情報通信アプリやSNSは、使い方に注意しようと思う。

【豊橋市立吉田方小】 出前講座「スマホ・ケータイ安全教室」

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 5年生になると、スマートフォンやタブレット端末などの携帯情報端末を持つ子どもたちがだんだんと増えてきます。手軽に情報を得たり、家族や友達とのコミュニケーションに使ったりと便利な道具です。しかし、使い方を間違えれば、トラブルに巻き込まれたり、おこしたりしてしまう危険な一面ももっています。そこで、本校では、5年生で「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。

・SNSやメッセンジャーアプリなどに載せてしまいそうな顔写真も個人情報になること
・簡単な情報(性別・学年・飼っているペット・兄弟関係…など)が4、5個あるぐらいで個人を特定されてしまうこと
・使う場所や時間、充電する場所を家族で決めること
・家族と決めたルールを友達にも話し、共有・理解すること 

 上の4つを中心に講師さんに利便性と危険性について話をしていただきました。

<子どもたちの感想>
・私は自分がスマホを持っているから、ラインなどを友達とやっています。だから、今の気持ちが伝わるようにスタンプをつけるようにしています。
・いろいろなアプリがあって楽しいけれど、個人情報が知られてしまうことがあるから、気をつけて使わなければいけないことが分かりました。
・メールのやりとりが誤解を生むことが、講座の文章のやりとりでよく分かりました。私も誤解してしまいそうなので、なるべくメールよりも電話や直接話をして、気持ちが伝わるようにしたいです。

 子どもたちが、携帯電話やスマートフォンなどの使い方を考える機会となりました。

【豊田市立衣丘小】情報モラル講習会

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 スマートフォン・携帯電話は便利な情報手段ではあるが、使い方を間違えるとトラブルが発生したり、トラブルに巻き込まれたりすることも少なくない。そのため本校では、毎年、6年生児童と保護者に向けてスマートフォン・携帯電話の安全な使い方について講師を招き、情報モラル講習会を行っている。
 コミュニケーションアプリを使ったいじめについて、文字のみの短いやりとりは、感情が細やかに伝わりにくく、行き違いが起こりやすいこと、インターネット上に名前や住所がさらされてしまう可能性があること、ゲームを続けるために高額の請求をされてしまうことなどの話を聞いた。
 講師の方の話から子どもたちは、「たくさんの人がスマホを使っていて、自分もその中に入っているし、インターネットでたくさんの人と知らずにつながっていて危険だということが分かりました」「私は、講師の方の話を聞いて、少しの油断から何万円もの請求がくることが分かりました。私もスマホを持っているので、これから気を付けて使いたいです」とあった。子どもたちがスマートフォンの便利さの陰に隠れている危険について十分に理解することができました。

【豊橋市立二川中】「インターネット」と上手に付き合うために

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 生徒にとって、大変身近なものになってきたインターネット。気軽に使える反面、トラブルも増えてきている。友達と上手に付き合うためのツールとして、責任をもって使用できるように、情報モラルの向上を目指して授業を行った。

○ねらい
 インターネットのトラブルについて考え、正しい使い方を確認し合い、安全に使用できるようにする。

○実践 第1学年授業実践『インターネットと上手に付き合おう』
 はじめに、インターネットでできることを発表した。「いろいろな情報を素早く集めることができること」や、「離れた人とコミュニケーションが取れること」などが挙げられた。次にグループで、インターネットやメディアでのトラブルについて、意見を出し合う活動を行った。「ネットで知り合った少女に会いに行ったら、成人男性だった」とか、「無料サイトを使っていたら高額請求された」などの人から聞いた話の中で、「うまく気持ちが伝わらず、友達とケンカになったこと」や、「悪口を書かれたこと」など、実際に経験したことも含まれ、身近なところでも多くのトラブルがあることが分かった。
 そこで、「『万引きをした』と、うその書き込みをされたA君が、学校に行けなくなってしまった」という、「誹謗(ひぼう)中傷」のネットトラブルの例を挙げ、その対処法をみんなで考えた。最後に、トラブルに巻き込まれないために気をつけることを考えた。
 生徒は、積極的に話合いに参加し、「相手の気持ちを考えて返信したい」とか「匿名だからこそ、きちんと使っていきたい」などの感想をもつことができた。今後も、情報モラルを高める授業を続けていきたい。

【豊川市立御油小】スマホ・ケータイとの正しいつき合い方

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 子どもたちの会話の中に「ラインで連絡するね」という言葉が当たり前のように出てくる。相談週間には「○○ちゃんが、ラインで怒った…」ということを話した子がいた。本校でも、スマホやケータイを使う子が少なくないことを感じた。しかも、その怖さを知らず、便利な道具と感じているようである。中学校に入ると、同様の問題がさらに増加、深刻化していると聞く。中学生になりネットの利用が多くなる前にきちんとした、学習が必要だと考えた。
 5年生は2学級あるが、コンピュータに詳しい教諭が両方のクラスでネットモラルの授業を行った。プレゼンテーションソフトを使い、分かりやすい授業を心掛けた。街の中で自分の住所や電話番号を持った少女の写真から、不特定多数に個人情報を教える怖さを考えさせることから始まった。そして、一度ネットにあげたものは、何年たっても消えないことや、小さな情報から個人が特定できることなどを知らせた。「ネットに載せていいのは、家の玄関に貼っても大丈夫なものだけ」という言葉で授業をまとめた。
 子どもたちの感想を読むと「ゲーム機で書き込みをしたことはありますが、他の人には分からないことだったので、セーフでした。これからは、今日の授業で学んだことを生かしていきたいと思います」や「包丁は使い方を間違えると凶器になるのと同じで、インターネットも使い方を間違えると人生が壊れることが分かりました」と、ネットの怖さを学んだようだった。  

【東海市立富木島中】ネットいじめ」を未然にふせぐために……

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 11月29日に本校で行われた「人権啓発教室」に、講師の方をお招きし、「ネットいじめ」の事例紹介や思いやりの大切さ、生命の尊さについてのお話を伺いました。社会問題にもなっているSNSを介したいじめについては、本校でも例外ではありません。何気ないやりとりからトラブルになったり、自分の思っていることと違った伝わり方をしたりと問題に直面したことのある生徒もいます。講演の後には、一人一人がいじめ防止に関する標語を考え、本時を振り返りました。
 以下に生徒の考えた標語を載せます。
 o 楽しかった! でも、一生消えないその写真(3年男)
 o 考えよう! 自分の人生 相手の人生 SNSの使い方(2年女)
 o ちょっと待って! その言葉で 大丈夫?(2年女)

【大治町立大治中】携帯安全教室

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 本校では、毎年度、全校生徒を対象とした「携帯安全教室」を開催しています。
 今年度も携帯電話会社より講師をお迎えし、携帯電話やスマートフォン、SNS、インターネットなどに関するルールやマナーの大切さについての話を聞きました。具体的なトラブル事例から、被害者や加害者にならないポイントや対処法について理解を深めました。生徒たちは、ふだんから当たり前のように使っている携帯電話やスマートフォンの利便性の裏に隠れた怖さを実感していました。
 これからも、携帯電話やスマートフォンの正しい使い方、情報モラルを守ることの大切さについて、この「携帯安全教室」で学んだことを生かしてほしいと思います。

【岡崎市立岡崎小】ネットトラブルを防ぐために

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 子どもたちがインターネットを利用する上で犯罪や被害に遭わないようにするために、保護者が子どものネット利用に目を向け、適切に利用していることを確認することが大切であると考えています。そこで、児童の保護者も参加するPTA教育講演会で、岡崎市視聴覚ライブラリーから講師の先生をお招きし、「ネットトラブルを防ぐために」をテーマに講演をしていただきました。
 毎年市内の小中学生や保護者を対象に情報モラルに関わるアンケートを実施しているため、始めにその結果を教えていただきました。「お子さんは携帯電話やスマートフォンを所持しているか」「フィルタリングの設定をしているか」「1日何時間程度ネットを利用しているか」などです。ゲームや携帯音楽プレーヤーの娯楽性の高さをよく知っている子どもたちは、次にネット依存に関する実態を知ると、スマートフォンが欲しいという安易な思いから、よく考えて利用しないと危険なことに陥ることを感じ取ったようでした。
 この講演会を通して、子どもたちが使う道具で何ができるのかを大人が知ること、使い方に関して家庭での約束を決めること、家庭で作ったルールを確実に守らせることなどを学びました。

【豊橋市立東部中】ケータイトラブルに巻き込めれないために

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 5月14日(土)、講師の方を招き、生徒、保護者を対象にケータイ教室を実施しました。ネットワークやメールなどのトラブル事例、ラインをはじめとする携帯アプリのリスクなどについて、生徒たちの身近な事柄を取り上げ、映像を使いながら分かりやすく説明していただきました。生徒たちは、たった1枚の写真が人生を左右するような大きな事件につながったり、賠償責任の重さを知ったりして、改めて携帯、スマートフォン、ゲーム機器等の使い方について考えるよい機会になりました。また、100名ほどの保護者の皆さんや地域の皆さんが参加してくださり、子どもたちの携帯やスマートフォン等の使い方についての関心の高さがうかがえました。
<生徒の声>
・ラインやツイッターなどのSNSは使い方によっては友達を傷つけてしまう。また、大切な友達を失わないように、相手を不快にさせないように書き込む言葉に注意しなければならない。
・個人情報や写真などは許可なく絶対にインターネット上にアップはしてはいけない。犯罪にもなる。
・ダウンロードするアプリは安全性があるのか確認しなければならない。不要なアプリは取り込まないようにしよう。

【岡崎市立根石小】情報モラルに関する内容を含んだ道徳の教材で授業をしました。

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 5年生では、教材「知らない間の出来事」(「私たちの道徳5・6年」)を用いて、道徳の授業を行いました。この教材は、友情をねらいとしていますが、情報モラルに関する内容も含んでいます。「2人が信頼できる友達になるために大切なものは何かを考えよう」という課題で話し合いました。登場人物の「みか」が、みんなにメールをしたとき、自分のメールが原因で「あゆみ」を傷つけたことを知ったときの気持ちを順に話し合いました。「軽い気持ちだったのに悪いことをした」「謝らなくちゃ」そんな気持ちが出たところで、「みか」が「あゆみ」に電話をかけて何を話したかを考えて再現させました。どの子もきちんと事情を話して謝りますが、謝り方も人それぞれです。受け手のあゆみ役も即興的に返事をします。もし自分だったらと体験的に学ぶ機会となったようです。「相手の立場に立って考えること」「直接気持ちを伝えること」「友達のことを書いたメールを送らない」など大切にしたいことが明らかになりました。人間関係の中における情報機器の位置付けを考える機会となりました。