【愛西市立立田南部小福原分校】インターネットを楽しく安全に使おう

画像1 画像1
 インターネットは、様々な情報を短時間で調べることができる便利なツールです。児童にとって、インターネットは、学校でも家庭でも便利で身近なもので、その快適さは体験していますが、近年、社会問題となっているネットの落とし穴については、ほとんど知りません。今回の授業では、インターネットを楽しく安全に使うために気を付けるべきことを、ネットマナーに関するサイトを使い、5つの注意点について学習しました。

・名前、住所、顔写真などの個人情報を書き込まない
・人の心を傷つけることを書き込まない
・インターネットを使っていて困ったり、迷ったりしたときは、大人に相談する
・インターネットを使う約束事を決めておく
・他人が作った絵、写真、文章を勝手にコピーし、ネット上で使わない

 本物の悪質なサイトに見立てた画面を指示に従ってクリックして進むと知らないうちに、法外な金額を請求されてしまう仕掛けになっています。授業後の感想では、「インターネットは危険な面もあるので正しく利用することが大切だと思った」「個人のことを書き込むことは怖いので、絶対やってはいけないと思った」などの感想が聞かれました。この授業を通してネットに潜む危険な落とし穴に気付いたようでした。

【春日井市立鳥居松小】たった一言の違いが・・・

画像1 画像1
 スマホ依存、課金、ネットいじめなどスマートフォンによって引き起こされる問題は多岐にわたっている。また、本校5年生のスマートフォンの所持率は全国平均よりも高いという実態がある。そこで、スマートフォンが原因で起こる問題点に気付かせ、トラブルを回避する方法を身に付けさせるために、実話を基にした映像教材を用いて、5年生のクラスで授業を行った。
 まず、児童に、スマートフォンのよい点と問題点を発表させた。よい点としては「インターネットができる」「メールができる」などが、問題点に関しては「歩きながらスマホをする」「いじめにつながる」などがあがった。そこで、「NHK for School スマホ・リアル・ストーリー」を児童に視聴させ、無料通信アプリのトラブルの原因や回避策を考えさせることとした。主人公と友人3人のやりとりの中で、主人公が入力した何気ない一言が原因で、友人関係が悪化していく。そこに至るまでの主人公や友人3人のとった行動や気持ちについて児童に考えさせた。
 そして、実際に会って話すこととネット上のコミュニケーションとの違いを話し合い、「相手の顔を見ると、どういう気持ちかわかる」「ネット上だと、顔の表情や声がわからないから、同じ言葉でも捉え方が違ってしまう」などが出された。ネット上でのコミュニケーションで気を付けなければならないこととして、「相手がどう感じるかを考える」「間違いに気付いたら、すぐに伝えたかった内容を直接言う」などの発言が児童からあがった。
 最後に、児童の発言をもとに「文字や絵だけでは自分の伝えたいことは伝わらない」「大事なことは直接言う」の2点をまとめとして、授業を終えた。

【豊田市立飯野小】パソコンを使ったモラルジレンマの授業

画像1 画像1
 本校5年生(1組23名、2組23名)の児童は、明るく素直な人柄の子が多い。学校行事だけでなく、ふだんの授業の中でも仲間と協力して学ぼうとする意欲が高く、まとまりがある。その一方で、仲間の言動に対して深く考えることなく賛同してしまい、その場の雰囲気に流されてしまう傾向にある。そこで、モラルジレンマ「ぼくは伴奏者」を実施し、本当の友達とは何かを考えた。
 本校には、セパレートパソコンが導入されており、教室にもネットワーク環境が整備されている。タブレットパソコンとして教室に持ち込むこともでき、様々な教科で利用できる。そこで今回は、ネットワークを利用した「アンケート機能」や「資料配布機能」などを使って道徳の授業を実施した。
 初めのアンケートでは、「助ける」の意見が圧倒的に多く、その理由としても、「危ないから」「押してあげるのが友達」といった理由が主なものだった。その後、意見交流の中で、「親友なら、信じて最後まで応援する」「親友なら、くじけそうな時に叱ってでも励ます」などの意見が聞かれ、深く考えずに「助ける」を選択した児童たちの考えが揺さぶられる場面があった。最後に、もう一度アンケートをとったところ、「助ける」「助けない」の意見は半々になり、理由も「今回は助けるが、もう一度一緒に練習して大会に出る」など、初めと比べて明らかに深まりのある言葉が聞かれた。
 授業のまとめでは、「一緒にいるだけが友達じゃない」「一緒にいい方向に成長できるのが親友」などの感想があり、これからの学校生活を良い方向に変えていこうとする児童たちの思いが感じられた。

【春日井市立石尾台中】情報モラルを守らないとどうなるの?

画像1 画像1
 情報機器の普及が進み、本校の生徒においてもスマホを所持する生徒数は増加傾向にあり、SNSによる生徒同士のトラブルも見聞きするようになってきた。
 こうした中、本校では、技術科の授業を中心に情報モラル教育を推進している。今年度は、1学期の3年技術科「情報モラルを身に付けて情報を安全に利用しよう」において、情報モラルについての様々な心掛けについて学習した。また、「これらを守らないと、どのような事態に発展する可能性があるのか」をテーマに、個人で考え、グループで話し合う活動を取り入れた。身近なテーマということもあり、友人の意見に対して真剣に耳を傾ける姿が多く見られるなど、話合いが活発に行われた。
 生徒が記入した振り返りプリントには「悪気はなくても、トラブルに発展する可能性があることを実感した。相手の立場を考えて情報を発信したい」「正しく使用すれば便利な反面、間違った使い方をすると、大変な事態に発展することを実感した」といった感想が多く、社会生活においても重要な心構えや考え方などを確認する時間となった。
 今後は、学級でもより一層情報モラルをテーマにした授業実践を推進できるよう教職員研修を進めていきたい。

【武豊町立富貴中】ケータイ・パソコン安心安全講座

画像1 画像1
情報化社会の発展によって、生徒の多くがインターネットに接続して情報を手に入れたり、友達との交流に使ったりするなど、情報機器の利用が身近になっています。しかし、その中でネット依存やいじめ、詐欺など、危険なことやトラブルに巻き込まれる可能性も高まっています。
 そこで本校では、5月28日に講師の先生をお招きし「ケータイ・パソコン安心安全講座」を実施しました。携帯電話やスマートフォン、パソコンやゲーム機に潜む危険やトラブルと、安全に使う方法を学びました。

◆ネット依存について
 睡眠への影響や歩きスマホでの事故の危険性がある。
⇒利用時間の制限や専門家への相談
◆ネットいじめについて
 相手と顔を合わせないため、誤解や誹謗(ひぼう)、中傷が起きやすい。また、写真などの無断での拡散も問題になっている。
⇒送信する前に相手がどう思うか考える。また、いじめに遭ったときは証拠を残すこと。いじめは犯罪になることもあるという意識をもつこと。
◆個人情報の漏えいについて
 グループ内だけだから大丈夫と思っていても、ウイルスなどから情報が流出することもある。GPS機能やSNSから位置情報や個人が簡単に特定される危険性もある。
⇒一度載せた情報は完全に消せないので安易に投稿しない。写真の位置情報はオフにする。フィルタリングをするといった対策が必要。

 上記のような内容を学ぶとともに、再現VTRの視聴も行い、身近にこういったトラブルが起きる危険性を強く感じることができました。学校公開の日でもあり、多くの保護者にも参加していただきました。家庭とも協力しながら、情報機器を安心、安全に利用できるよう、更に情報モラルへの意識を高めていきます。

【豊田市立美山小】安全なネットの使い方

画像1 画像1
 パソコン、スマートフォン、タブレットなどの普及により、インターネットは子どもたちにとって、非常に身近なものになっています。大人が使用する様子を見て、子どもが興味をもつことは自然な流れと言えます。高学年になると、一人でインターネットを楽しんだり、友達とメールのやり取りをしたりする児童も増えてきます。しかし、インターネット上には、子どもに見せたくない有害情報や違法サイトなど、様々な危険が潜んでいます。そのため、インターネットを使用する前に正しい使い方やネット上に潜む危険性について理解しておくことが、小学校低学年の頃から必要となります。そこで、3年生を対象に、安全なインターネットの使い方について考える授業を実践しました。
 本時の授業は、「事例で学ぶNetモラル」を活用し、インターネットは大人と一緒に使用すること、家族との約束を守って使用することなど、危険な目に遭わないための方法について学びました。多くの児童は、既にインターネットの便利な面に気付いており、自分も楽しみたいと感じていました。しかし、危険な面については、知識が浅く、幾つかの危険性を紹介すると、子どもたちはそのたびに驚いていました。
 授業後の感想には「インターネットをするときは、こわい思いをしないために、お父さんお母さんと一緒にやりたい」「インターネットは便利だけど、きけんなこともたくさんあると分かった」などの言葉が見られました。この授業を機に、家族との約束をしっかりと守り、正しく安全にインターネットを活用できるようになってほしいと願っています。

【大治町立大治小】SNSの恐ろしさ

 現在、大人も子どもも問わずに無料通話アプリが大流行しています。一度にたくさんの人とやりとりができることや、かわいいスタンプがあることで気軽に、簡単に相手にメッセージが送れて使いやすいためと考えらます。しかし、この無料通話アプリやSNSでのトラブルが増加しています。これは携帯電話やスマートフォンを持つ子どもが増えてきたことも原因であり、本校の6年生も約6割が携帯電話やスマートフォンを持っています。ほとんどの児童が携帯電話やスマートフォンを使い、メールやゲームをしたり、音楽を聞いたりしています。また、インターネットにより、天気など知りたいことをすぐに知ることができるという便利さを感じています。反面、いじめや悪口、個人情報の流出、歩きスマホなどの危険性も感じています。そこで、NHK「スマホ・リアル・ストーリー」の実話を基にした映像教材を用いて、無料通話アプリでの間違った使い方を考えたり、SNSでのコミュニケーションについて、実際のコミュニケーションとの違いについて理解したりしました。
 SNSでのコミュニケーションは、相手の表情がわかりにくく、自分の表情や伝えたい内容も伝わりにくいことや、たった一言や一文字で相手に勘違いされてしまう可能性があるといった「SNSの恐ろしさ」からトラブルにつながると発表する児童がいました。文字だけのコミュニケーションでは、「正しく伝わらない、誤って伝わる、本当の気持ちは伝わらない」ということを学習しました。このことから、直接会って伝えることの良さを改めて確認することができました。SNSを安易に利用するのではなく、好ましい人間関係を築くためのコミュニケーションスキルを身につけさせるように今後も指導していきたいと思っています。
画像1 画像1

【半田市立成岩小】安全に楽しくインターネットを使うために必要なこと

画像1 画像1
 文部科学省の動画教材を使って、インターネットの利用を通じたネット詐欺の被害について6年生が学習しました。授業では、インターネット上で知り合った見知らぬ人と安易にID交換をすることの危険性や、安易に写真や個人情報を提供することの危険性に気付かせることを通して、安全にインターネットを利用しようとする態度を養うことを目標に設定しました。動画を視聴後、児童は怖いと思ったところを挙げ、なぜトラブルに巻き込まれてしまったのかを考えて話し合いました。そして、インターネット上でやりとりをするときにどのようなことに気を付けたらよいかを考え、発表しました。
 この授業実践の他に、修学旅行説明会の折に、「保護者向け安全スマホ教室」を行いました。また、今後の授業参観では、インターネットの特性を理解し、利用する際には自分自身や他者の人権を十分に意識し、尊重する態度を養う授業を計画しています。 

【阿久比町立東部小】スマホ・ケータイ教室安全

画像1 画像1 画像2 画像2 画像3 画像3
 スマホ・ケータイのトラブル事例を学び、その対処法を考える目的で、本校5,6年生151名を対象に、兵庫県立大学生2名を講師として招き、スマホ・ケータイ安全教室を実施した。スマホ・ケータイのトラブル三つの物語を例に児童に対処法を考えさせる内容だった。そして、トラブルを防ぐために大切なこととして、次の4点を教えていただいた。
(1)想像力と思いやりを大切に!
(2)ルールを作って、守ろう!
(3)投稿する前に一歩立ち止まる!
(4)トラブルに巻き込まれたら、一人で抱え込まず、保護者に少しでも早く相談する

 「私は、スマホを持っていませんが、これから中学校・高校とスマホと関わることが増えてくると思います。なので、今日のスマホ・ケータイ安全教室の内容をしっかり覚えておいてスマホ・ケータイと付き合っていきたいと思います」などの児童の感想があり、とても有意義な教室となりました。

【豊橋市立岩田小】携帯・スマホをどのように使っていくとよいか考えました

画像1 画像1
 近年、携帯電話やスマホを利用している小学生が増えています。本校の6年生のある学級では、保護者のものを利用している子を含めると約8割の児童が携帯電話やスマートフォンを利用していることが分かりました。成長とともに、更に利用者や使用頻度が増えるであろう携帯・スマホをどのように利用していくべきなのか学習しました。
 「スマホ・ケータイ安全教室」で使い方について学んだ後、「携帯やスマホを使うときは何に気をつければいいのかな」と投げかけ、話し合いました。「個人情報を勝手に載せちゃいけないと思った」「相手のことを考えて、メールを打たないといけないと思う」など相手のことを考えて利用することが大切だという意見が多く出ました。また、依存症になってしまう怖さを感じた子もいました。その後、携帯やスマホを使うときのルールを考えました。使う時間、課金、SNSについてなど様々な視点で子どもたちは考えることができました。「どうして家の人がルールを作るのかわかったから、これからは守るようにしたい」「ルールが厳しすぎると思ったけど、家の人の考えが分かったからよかった」など保護者が何を心配しているのか、授業を通して理解したようでした。
 今後も、児童が正しく携帯電話やスマートフォンと付き合っていけるように、情報教育に努めていきたいと思います。

【瀬戸市立品野台小】Netの正しい使い方を考えよう

画像1 画像1
 本校は瀬戸市の郊外にある小規模校です。山に囲まれたのどかな地域ですが、児童のスマートフォンの利用は学年が上がるごとに増えており、コンピュータ、ゲーム機などのネットを使っている児童を合わせると4、5、6年では100パーセント(42人)になります。個人用のスマホやコンピュータを持っている児童も少なからずおり、正しい利用の仕方を指導する必要を感じていました。
 そこで担任が話し合い、3学年合同で「Netの正しい使い方を考える」学習をすることにしました。使用した教材は「事例で学ぶNetモラル」(2016年度版Netモラル研究会編)です。チャットでのなりすましや、ゲーム依存、悪口の書き込み等の事例をワークシートで自分と比較しながら見ていきました。なりすましからストーカー被害に発展してしまったり、ゲームばかりしていて健康や学習に悪影響を及ぼしてしまったりする場面では「怖い」「かわいそう」「ぜったいやらない」などつぶやきながら視聴していました。

 4年生は初めて知ったことが多く「相手の顔がわからないだけで、危険なことに巻き込まれたりすることがよく分かった。簡単に住所やメールアドレスを教えてはいけないことがよく分かった」と述べています。
 5年生では「お母さんに教えてもらって全部知っていた」という感想や「お母さんの携帯だけど、アプリの料金が高くなって、お母さんに迷惑をしまったことがあるので、ゲームをもう少し控えたいと思います。インターネットでは安全に使いたいと思います」「ゲームで知らない人と友達になったことがあるので、気をつけなきゃと思いました」と自分を振り返っている児童もいました。
 6年生では「心配なことがあったら必ず信頼できる大人に相談します」「インターネットは便利だけどセキュリティが難しく、危険なことがたくさんあるんだなと思った。インターネットは使い方次第で、いろいろなことができるということがわかった」「なりすましはすごく怖かったです。自分にそのつもりがなくても、個人情報につながることって書いちゃうんだなあと思って、気をつけようと思います」と述べていました。これからもNetモラルに関心を持って正しく安全な使い方をしていってほしいです。

【刈谷市立富士松東小】立ち止まって考えよう

画像1 画像1
 インターネットは分からないことを調べたり、動画を見たりゲームをしたりすることができる、とても便利で楽しいものです。4年生は、1学期にインターネットを使って環境問題について調べ学習をしました。そこで、今回はインターネットでの個人情報の扱いについて考えました。
 「インターネットで調べ学習中、『続きが読みたかったら名前と住所を入力してね』という文が表れました。どうしますか?」の問いかけに、ほとんどの子は「入力しない」と答えましたが、ある子は「先が読みたいから入力する」と答えました。「本当は自分も入力してしまうかもしれない」と思っているかを挙手させたところ、半分くらいの子が手を挙げました。さらに、「入力すると、黒い画面が表れ、お金を払い込むように書いてありました」と伝えると、子どもたちから「怖い」というつぶやきが聞かれました。
 授業の振り返りには「お母さんに聞いて安全も確かめてからにしようと思いました」「インターネットを使うときは、できるだけ親や大人がいるところで使いたいと思いました」と書いてありました。
 有害なサイトと問題のないサイトを自分だけで判断することは難しいので、まずは家族に相談すること、自分だけでなく他人の個人情報も大切に扱わなければならないことを学習することができました。

【稲沢市立稲沢西中】 通信機器と上手に付き合おう

画像1 画像1
 情報化社会が進む昨今、本校でも通信機器を用いたトラブルや悩み事が多くなったことから、通信機器と上手に付き合うことをねらいとして、毎年一度、全生徒を対象とした情報モラルを学ぶ勉強会を開催しています。勉強会では、実際に世間で起きたトラブルとそのてん末をアニメーションで視聴した後、自分が同じ立場だったら、どのように行動すれば良かったかを考えました。「軽い気持ちで悪ふざけの画像をSNSに投稿したために多額の損害賠償と将来を失った青年」の話や「位置情報の付いた写真を公開したためにつきまといを受けた少女」の話など、実際に起こった出来事を前に、生徒達は真剣そのものでした。勉強会を終えて「友達との日頃のメールやラインでのやり取りでも言葉足らずによるトラブルがおこることがわかった。」「大切なことはきちんと顔をつきあわせて話をしようと思う」などの感想が聞かれるなど、様々なことに気付いた勉強会となりました。情報機器と上手に付き合い続けていくために、今後も続けていきます。

【瀬戸市立祖東中】e-ネット安心講座

画像1 画像1
 近年、メールやSNSによるトラブルが急増している。本校においても例外ではなく、「情報モラル」教育に力を入れる必要性を強く感じている。本年度は、10月14日(金)に一般財団法人マルチメディア振興センターが主催する「eネットキャラバン」と題して、携帯やパソコンを安心・安全に使うことを学ぶ講座を開催した。ネット依存、ネットいじめ、ネット詐欺など、生徒たちに迫るネット危機の実態を多くの事例を示してもらうことにより、生徒たちが実感することができ、予防や対策法を意欲的に学ぶことができた。講座を終えて生徒たちは、ネットトラブルを他人事でなく自分のこととして捉えられるようになり、今日学んだことを今後の生活に生かそうとする意欲が生まれた。

【安城市立錦町小】考えようネットの力

画像1 画像1
 6年生で、インターネット利用における利点と、情報を発信する際の注意点について考える授業を行った。映像資料で登場人物の行動の理由や気持ちについて話し合った。本時で使用した映像資料は、登場人物の会話や場面の簡単な説明によって構成されているため、読み物資料よりも内容をつかみやすい。児童は時折「これはだめでしょ」「やりすぎ」など思ったことをつぶやきながら視聴していた。話し合いの争点となる場面では映像資料を停止し、話し合いのねらいが明確になるようにした。
  本時のまとめとして、映像資料の終盤に収録された「今回のポイント」を紹介した。一度ネット上に出回った写真や情報は、二度と消すことができないこと、不特定多数の人がその情報を目にする可能性があることなどを伝えた。ふり返りの時間では、これらのポイントをふまえた標語作りを行った。児童は、たった一枚の写真でも人の心を傷つけることや、使い方を誤ることで取り返しがつかなくなることを、標語で表すことができた。

【蟹江町立新蟹江小】情報機器の正しい使い方

画像1 画像1
 近年、インターネットが普及し、自分専用の携帯電話やタブレットを持つ児童が増えてきています。それは本校の児童も例外ではなく、メールなどのトラブルも実際に起こってきています。そこで、情報化社会における情報端末の正しい利用の仕方や、正しく活用するために的確な判断ができる力を身につけるために、6年生に授業を行いました。学習課題を「情報機器の正しい使い方について考えよう」と設定し、FREE Wi-Fiについて意見を出し合いました。Wi-FiやFREE Wi-Fiのマークを見たことがある児童は9割近く、実際に利用したことのある児童も4割ほどいました。使っている機器はゲーム機器が多く、Wi-Fiを利用してオンラインでゲームをしたり、動画サイトを見たりしているようでした。 
 自分たちの経験を基に、Wi-Fiの便利なところと危険なところについて付箋紙を使ったワークショップを行いました。各グループでは、「動画が見放題」「いつでも調べたいことが調べられる」など便利なところが多く発表され、「乗っ取られる」「個人情報流出」などの危険なところも発表されました。インターネットの利用とWi-Fiの違いが不明確で、「いじめにつながる」「課金」「勝手にグループに追加される」などの意見も見られました。授業の感想では「インターネットは危険性もあるので、使い方に気を付けたい」といったものも多く見られました。無料のWi-Fiスポットでは誰でもつなげることができる反面、セキュリティが弱いことが多く、攻撃者の絶好の標的になっています。このことを児童が認識できるように、また、児童が被害者にならないように今後も指導を行っていきます。

【豊橋市立野依小】電子メディアとのつきあい方

画像1 画像1
 本校では、電子メディアとの付き合い方を考えていく活動に学校全体で取り組んでいます。10月21日に学校保健委員会がありました。保健委員会の児童がメディアについてのアンケートの結果を発表した後、あいち健康プラザの方から四つの話がありました。
・寝不足で心配なこと
 休みの前には10時過ぎに寝る人が多くなることから、学校の日も休みの日も同じ時刻に寝るとよいことを教えていただきました。
・寝る前に強い光を見るのは駄目
 パソコンやスマホの光に多いブルーライトは網膜まで届いて目を傷つけてしまうため、休憩した方がよいこと。また、寝る前に強い光を見ない方がよいことや、寝る時は暗い方がよいことにも触れていました。
・姿勢は悪くないかチェックしよう
 ゲームをしたりテレビを見たりする姿勢を続けていると、背骨が曲がってしまうことがあることから、背中が丸くなっていないか「姿勢チェック」を全員でやりました。
・電子メディアと付き合うルールを作ろう!
 最後に、この機会にお家の人と話し合って、テレビの時間や休憩のルールや目標を決めて取り組んでほしいとお話がありました。
≪児童の感想≫
・スマホゲームをやり始めると、ずっとやり続けてしまうので、これからは時間を決めてスマホのゲームをしたいです。
・平日に比べて休日の方が寝る時刻が遅いので、これからは10時までに寝ること、ブルーライトが出ていて目に悪いので、電子メディアをあまり使わないようにしたいです。

【豊田市立石野中】「スマホ・ケータイ安全教室」

画像1 画像1
 本校では、全校生徒対象の「スマホ・ケータイ安全教室」を実施しました。講師の方から、現在の子どもを取り巻く情報環境の多様化、そして、それに伴って起こる問題や犯罪について講話をしてもらいました。具体的なケースをドラマ仕立てのアニメで視聴したり、クイズ形式で学習を進めたりすることで、自分たちの実生活に置き換えて考えを深めることができました。
 生徒の意見の中には「自分や友達の個人情報を簡単にあげてはいけない」「写真の位置情報も悪用されてしまうなんて知らなかった」「情報を取り扱う人の常識感覚が大事」という感想がたくさんありました。今後も機会あるごとに事例を考えることで情報モラル教育を進め、安全で適切な利用方法につなげていきます。

【新城市立新城中】子どものためのスマホ教室

画像1 画像1
 生徒の多くが、毎日の生活の中でパソコン、タブレット、スマートフォン、携帯、ゲーム機等を利用しています。その機器からインターネットに接続し、いろいろな情報やアプリを入手したり、友達との会話やゲームを楽しんだりしています。しかし、この便利さ、楽しさだけに意識が向き、生徒たちがインターネットを介した犯罪や被害に巻き込まれる事案が後を絶ちません。
 そこで、本校では、昨年度から全校生徒を対象に、「子どものためのスマホ教室」を実施しています。今年も5月20日(金)に愛知県より受託事業を受けている事業者を講師として招き、1年生は4時間目に、2年生は5時間目に、3年生は6時間目に行いました。
 1年生にとっては初めての内容、また2、3年生にとっては昨年度の話から更に発展した内容になり、どの学年の生徒も真剣に聞き入っていました。便利なスマートフォンも使い方を誤ると、個人情報が特定されたり、架空請求やコミュニティサイトなどから犯罪に巻き込まれたりするなど、一瞬にして危険なものになるということがわかりました。また、悪気はなくても相手を傷つけてしまう可能性があることを、実例を交えて多くの話をしていただきました。
 便利なアイテムであっても、その裏に潜む危険を知っているのと知らないのとでは、これからの使い方も大きく違ってくるのではないでしょうか。正しくICTを活用できるように、ルールやマナーを守って正しく使えることを期待しています。

(生徒の感想から)
・私はスマホを持っていないけれど、「スマホ教室」に参加して改めてインターネットの世界は怖いなと思いました。特にアップした写真から位置がわかるということに驚きました。どこでとったか分からない写真でもアプリを使ったら場所がわかるので怖いなと思いました。私もいずれスマホを持つと思うので、「知識・判断・行動」の三つを常に意識して気をつけてスマホを使おうと思いました。(1年)
・私はよくYouTubeを好んで見ます。急いでいたりすると指がずれ、よく広告にいってしまうので、慎重に、そしてしっかり気をつけ、利用したいです。油断するとすぐに狙われる、そしていつでも狙われているんだなと気づきました。もし自分が機器を買ったのであれば、フィルタリングは絶対つけ、LINEでの会話も注意して、何もトラブルがおきないようにしたいです。一度両親とも相談して、ルールを決めて使いたいです。(3年)

【小牧市立小木小】携帯電話の使い方を考えよう

画像1 画像1
 情報化社会が急速に進み、便利で多機能な携帯電話の普及率が高まっています。本時は、学校公開日を利用して、『携帯電話の使い方』について親子で考える機会を持ってほしいと考え、授業実践を行いました。本学級には31名の児童が在籍し、そのうちの9名が携帯電話を所有していました。携帯電話を使ったことがある児童は、ほぼ100%でした。ゲームやカメラ、メールなど、様々なことができる携帯電話ですが、便利なことばかりなのかを学級のみんなで話し合いました。DVD教材『ケータイ安全教室』(NTTドコモ)を視聴し、児童が楽しみながら「三択クイズ」に回答していく形で学習を進めました。「高額な架空請求や犯罪者によるなりすましメール」などに、どのように対応していくべきかを考えさせました。児童たちは「携帯電話に潜む危険性に気付き、慎重に扱うことを学びました。また、保護者からも携帯電話を購入する際『フィルタリング制限』の義務化が定められていることなどを初めて知りました」という声が聞かれました。