【愛西市立立田南部小】立南っ子に今、学んでほしい「情報モラル教育」

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 情報に関することは身近なものになっている。利便性にも焦点をあてながら、児童らにとってこれからもっと身近な存在になっていくであろう「情報社会」。これを生き抜く力をつけてほしいという願いで、「立南っ子に今、学んでほしい『情報モラル教育』」を実践した。

 児童らが理解しやすいよう、文部科学省発行のマンガ形式のパンフレットを活用して事例を解説した。児童らは、携帯電話やスマートフォンなどのインターネットを介して起きた事件例やその対処方法を知ったり、携帯電話やスマートフォンなどを適切に使うためのモラルやマナー、利用のルールなどについて考えたりした。

 児童の感想には、
「人の悪口など人を傷つけることを書かないよう気を付けたい。スマホは便利だけど、危険なこともあることが分かった。だから、ルールを決めて使いたいと思いました」
「スマホは使い方次第で危険なものになることが分かった。スマホを持つときはトラブルに巻き込まれないよう、笑顔になれる使い方をします!」
と書かれていた。

 家庭においても、親子で話し合い、ルールを考えるなど協力を求めた。学校・家庭が協力して、児童がこれからの情報社会をよりよく生きていくよう指導・支援を継続していきたい。

【田原市立若戸小】スマホ、ケータイを安心・安全に使おう

 9月29日、5・6年生と保護者を対象に「スマホ教室」を開催しました。講師の方に来ていただき、スマホ、ケータイを安心・安全に使うためにはどうしたらいいのか、大変分かりやすく、お話を頂きました。
 事前に子どもたちに質問したところ、実際にスマホを持っている子は少なかったですが、親のラインを使ったことがある子は半数以上いました。ゲームで課金をしてしまったことがある子もいました。「ラインやメールを打ったら必ず読み返す」「有料アプリを勝手にダウンロードしない」「インターネットで知り合った人には会わない」「スマホ、ケータイを使うときのルールを守る」など、安心・安全な使い方について興味を持って学習することができました。
 <児童の感想>
・ラインやメールは便利だと思っていたけど、使い方を間違えるとトラブルになってしまうことが分かり、怖くなりました。今日教えてもらったルールを守って安全に使いたいです。
・私がびっくりしたのは、ルールを守らずにゲームばかりして、成績が下がり、サッカーも下手になってしまった子の話です。たった一つのゲームの課金で20万円も請求がきたそうです。危険な目に遭わないように、使い方には注意したいです。
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【小牧市立小牧中】ネットいじめは人権侵害

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 『ケンタが転んだところを、ツバサが携帯電話で写真を撮った。ツバサは面白がってその写真を友人のタクミに送った。タクミはケンタを快く思っていなかったため、その写真を他の人にも送った。その後、多くの人の間でケンタの写真がネット上に拡散されていった。それを知ったケンタは学校を休むようになった。さて、どうしよう』

 2年生の情報モラル授業の一コマです。面白がって写真を送った者、いじめられた者、相談された担任の先生という3つの立場に分かれ、その後の展開を予想し、意見を出し合いました。
 「謝ることはできても、ネットに載った画像は簡単には消せない。一人一人誰が誰に送ったかをたどっていかないと消せない」
 「軽い気持ちでやったことが犯罪になってしまう」
 「被害者の心の傷は一生消せない」「相手の気持ちを考えた行動をしないといけない」 「ネットいじめは人権侵害」
 生徒にとってネット上のマナーとその責任の重大さについて改めて考える機会になりました。
 この授業の事前調査として、インターネットにつながる機器に関するアンケートを2年生対象で行いました。スマホを所持している割合は男女ともに約80%、一日の使用時間は3時間以上が44%、持っている機器はスマホ48%、タブレット24%でした。また、ほとんどの家庭では使用時間、使用場所、使用方法など約束ごとを決めていることが分かりました。その集約結果については、保護者懇談会の折に提示し、一緒に考えていただきました。

【豊川市立音羽中】スマホ・ケータイを使う際のトラブル事例とその防止策や対処法を学ぶ

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 本年度、本校では情報モラルの学習として、6月20日(月)の6時限目に講師の方をお招きし、「スマホ・ケータイ安全教室」を本校体育館にて行いました。事前に保護者にも開催案内を送り、当日は教師、生徒、保護者がともに情報モラルについて学びました。
 主に話をしていただいたことは次の3点です。
(1)文字と言葉の伝わり方の違いによるトラブル
(2)インターネットで見知らぬ人と知り合う危険性、写真の位置情報によるトラブル
(3)誹謗中傷や写真掲載などの情報発信トラブル、炎上
 
<学習後の生徒の感想>
「私は、ラインをやっているけど、危険なことがこんなにあるとは思っていませんでした。ラインは言葉を打って会話するので、相手の受け取り方が自分の思ったようにはいかないことが分かり、見直すことがたくさんありました」3年女子

「インターネットに一度載せてしまうと一生残ることには、ものすごくびっくりしました。あと『それだけで犯罪になるの?』ということもたくさんあって、びっくりしました」1年男子

「送られた相手がどのような思いをするのか、しっかり考えてから送るようにしたいです。顔を合わせて話すときとメールをするときでは伝わり方が違うので気をつけたいです」2年女子

【一宮市立葉栗小】ネット上のコミュニケーションの取り方について考えよう

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 小学生でも携帯電話やスマートフォンなどの通信機器を利用する機会が増えている。
 授業の冒頭で、メールの良い点と困る点について話し合うと、「すぐに相手に伝わるから便利だ」という意見があったが、その一方で「相手に感情までは伝わらないから困る」という意見が出された。
 そこで、「ネット上のコミュニケーションの取り方について考えよう」というテーマで活動を行った。NHKの動画サイト「NHK for School」に収録されている「スマホ・リアル・ストーリー」を視聴し、出てきた問題点について話し合った。送られてきたメールを間違えて捉えた女の子に対して、「理由を聞かないで無視するのはひどい」「自分だったら、まず話を聞く」などの意見が出された。しかし、「自分もそういうメールがきたら、腹が立つ」という意見もあった。話合いの最後には、送る側も慎重にメールを送信する必要があるし、受け取る側も、文字だけを見るのではなくて、相手に確認する必要があるのではないかという結論に至った。
 これから、通信機器は生活の中で重要度を増してくる。今回の授業は、日頃から情報モラルについて正しい知識と判断をもつ必要があることを考える良い機会となった。