【知立市立知立中】インターネット上でのやりとりで気をつけること

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 本校では、1年生の生徒に、『情報化社会の新たな問題を考えるための教材〜安全なインターネットの使い方を考え〜』(エフ・エー・ブイ2016)の教材7「ひとりよがりの使い方にならないように」を用いて道徳の授業を行いました。指導のねらいは、インターネット上でのコミュニケーションの特性を理解し、相手の状況や気持ちを考え、思いやりをもって接する心を育てることです。

 授業に先立ち、インターネットの利用に関するアンケートを行ったところ、9割の生徒が家庭でインターネットを利用していることが分かりました。端末は、スマートフォン、ゲーム機、パソコン、タブレットが多く使用されています。利用目的は、動画を見たり、ゲームをしたりすることが最も多く、6割の生徒がSNSや無料通話アプリを利用しています。そして3割の生徒が、インターネット上のトラブルを経験していると回答しました。

 授業では、動画教材「ひとりよがりの使い方にならないように」を視聴しました。動画の内容は、「インターネット上のやりとりで、友達の書き込みにすぐに返信をしなかったことから誤解を受け、その友達から無視されるようになってしまった」というものです。次に「トラブルの原因は何か」、「どのようにしたらそれを防ぐことができたか」について議論しました。トラブルの原因としては、「3分以内に返信しないといけないという無理なルールを作ったこと」、「すぐに返信できない事情があるかもしれないのに、それを考えずに怒ってしまったこと」、「それぞれの家庭でスマートフォンを使うときのルールがあることを伝え合っておかなかったこと」などの意見が生徒から出されました。登場人物の気持ちについて理解できる点を生徒に尋ねると、「自分も返信が来なかったとき、無視をされたと思って悲しくなったことがあったので、いらいらしてしまったことが理解できる」や「返信したくてもできないときがあるので、誤解を受けた子のつらい気持ちがわかる」という声が聞かれました。そして、トラブルを防ぐ手段として「返信がすぐに来なくても怒らない」、「返信できなかった理由をきちんと聞く」、「メールではなく、きちんと話して確認をする」、「無理なルールを作らない」などの意見が出されました。このようなやりとりから、多くの生徒が、インターネット上のコミュニケーションでは、相手の状況を考えることや、大切なことは直接話して確認することが大切だということを確認し合えたと思います。実際にインターネットでコミュニケーションを取る上でも、十分にそのことを意識してほしいと思います。そのために、今後も情報モラルの授業を継続的に行っていきたいと考えています。

【扶桑町立柏森小】 情報モラル「確かめなかったせいで」

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 本校では、「事例で学ぶネットモラル」という各学年に対応したカリキュラムを組んで、学習に活用している。子どもたちは今、インターネットに触れる機会が多くなった。便利になったこともあるが、危険も増えている。不特定多数の人が利用していることや無責任な書き込みはトラブルのもとであることなど、安全・安心して活用するためには、是非、子どもたちに知らせておきたいことがある。その一つとして、「情報を発信するときの責任」について授業を行った。
<ねらい>
 話合いを通して、発信した情報が多くの人に影響を及ぼすことや発信した情報には責任が伴うことなどに気付く。
<授業の流れ>
(1)教材のアニメーションを見る。
(2)予想される問題点を考える。
(3)情報の広がり方と及ぼす影響について話し合う。
(4)まとめのアニメーションを見た後、気を付けることを発表する。
<感想>
・あやふやな情報を自分で流さないようにしたい。
・情報が合っているのかきちんと確かめるようにする。
・実際に疑似体験をして、情報がどんどん広がっていく様子がよく分かった。

 今後は、講師を招いて、5、6年を対象に「スマホ・ケータイ安全教室」の講演を行う予定である。子どもたちが安全に安心してスマートフォンや携帯電話を活用することができるように実践を行っていく。

【尾張旭市立渋川小】情報モラル

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 パソコンや携帯電話などの通信機器を、個人的に持っている児童が増えてきています。「楽しいから」、「便利だから」と考え、安易に利用するとトラブルを引き起こしたり、トラブルに巻き込まれたりすることもあります。また、SNSやゲームにのめり込むあまり、勉強がおろそかになったり、生活が不規則になったりする場合もあります。そこで、家庭と学校が連携し、児童が正しく利用できるように、メールやSNSやインターネットの使い方や危険性について継続的に学習させることが必要となっています。
 本校は、毎年5、6年生を対象に情報モラル講座を開催しています。本年度は、5月20日に携帯電話会社より講師を招いて、携帯電話の使い方やマナーについての講演会を行いました。ワンクリック詐欺の危険性や対処の方法、無料ゲームにはアイテム購入や次のステージに進むために課金されることがあること、インターネットは世界中に情報が流出してしまうことなどの話を、キャラクターのアニメーションやクイズを通して、分かりやすく説明していただきました。児童はクイズに積極的に参加し、講師の話を真剣に聞いて学習していました。
 児童からは、「アニメーションが分かりやすく、無断で写真を撮ってはいけないことが理解できました」「勝手にメールアドレスなどの個人情報を教えていけないことが分かりました」などの感想があり、携帯電話やインターネットを正しく利用しようとする意識や態度を育てることができました。来年度は、保護者にも参加していただき、新しい情報をお伝えし、情報を共有したいと思います。
 また例年、保護者向けの「夏休みのくらし」では、「インタ−ネットの利用、携帯電話の使用についても十分な御配慮をお願いします」と明記し、保護者への協力を依頼しています。
 今後も各教科や総合的な学習で情報モラル教育を進め、情報社会をたくましく生き抜く児童を育成していきます。

【瀬戸市立古瀬戸小】 そんなつもりじゃなかったのに

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 携帯電話やスマートフォンの普及に伴い、本校でも自分の携帯電話やスマートフォンを所有する児童が増えている。児童の会話の中から「LINEで連絡するね」などという声も飛び交っている。
 しかし、6年生では文章を作成する力や読み取る力が乏しく、メールやラインで相手の気持ちを考えずに思ったことをそのまま書いてしまい、人間関係がうまくいかなくなってしまう例も多いため、情報モラルに関する授業実践を行った。

(1)授業の目当て
 限定されたメンバーでのグループトークであっても、完全に閉鎖された空間ではないことから、軽い気持ちで書いた悪口が思わぬ影響を及ぼすこと、投稿した写真が悪用されることを知り、慎重に投稿する必要があることを理解する。

(2)授業の流れ
 携帯電話やスマートフォンなどの所持の質問から、インターネットトラブルについての質問をした後に、コンピュータルームのパソコンでネットモラル教材「そんなつもりじゃなかったのに…」のアニメーションを視聴した。その後、ネットでのいじめ(トラブル)を起こさないためにどうすればいいのかを考えた。
 ネットトラブルが起きる原因を学級でまとめると大きく3つあった。1つ目は、「文字には気持ちがないから、絵文字があっても本心が読み取れないこと」、2つ目は、「たくさんの人が見ることがあること」、3つ目は、「気軽に書き込めるので、相手が傷ついているのかどうかわからないということ」であった。
 今後は、被害者にも加害者にもならないために画面上に見えない相手のことを考えてコンピュータと接するようにしようというまとめをした。

【弥富市立十四山西部小】情報モラルを学ぶ

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 9月16日(金)に、3年生で情報モラルの学習を行いました。3年生では、21人中19人がスマートフォンを欲しいと思っています。理由の中で、最も大きい割合を占めていたのは、「ゲームで遊びたい」というものでした。また、保護者に借りるなどして半数以上の児童がスマートフォンのゲームで遊んだことがある、と答えていました。
 スマートフォンのアプリやオンラインゲームは、その中毒性が問題となっているものが少なくありません。そこで、「スマホ リアルストーリー」という映像教材を用いて、スマートフォンを利用する際の注意点について考えさせました。
 「スマホ リアルストーリー」は、実際に起きた出来事を基に作成されており、子どもたち自身も「自分も気を付けていかなければいけない」という意識を持って学習することができました。
 
 学んだことは、以下の点です。
・スマートフォンのアプリやゲームには、お金を出してアイテムを買うことができるも のもある。
・「あと1回だけなら…」という気持ちで何度も課金し、大変高額の支払が来ることもある。
・「20歳以上ですか?」という確認に、「はい」と答えてしまうと、小学生が支払っ たとしても、取り消すことは難しい。
・小学生の間でもこのような被害が年々増えてきている。
 
 最後に、これからスマートフォンを持った時に、気を付けなければいけないことについて考えました。

<感想>
・スマートフォンのゲームには、楽しいだけではなく、怖い面もあると知りました。
・スマートフォンを使うときは、ルールを決めて使っていきたいと思います。
・欲しいと思っていたけど、もっと詳しく知ってからにしたいです。

 正しく使えば、大変便利で、私たちの生活を豊かにしてくれる道具となります。関わり方を考えて、適切に扱っていけるようになってほしいと思います。

【長久手市立長久手小】SNSへの書き込みの影響

 本校では、6年生の児童に、「SNSへの書き込みの影響」と題し、情報モラル教育を行った。活動のねらいは、「不適切な書き込みの問題点と影響を考えさせることを通して、インターネット上に情報を発信する際の責任を理解させ、インターネットを適切に利用しようとする態度を身につけさせる」である。

 はじめに、インターネットの利用に関するアンケートを行ったところ、家庭でインターネットを使用したことがある児童は、27名中26名であった。パソコンや携帯電話、スマートフォン、ゲーム機、音楽プレイヤー、タブレット端末などでインターネットが利用されていた。

 次に、教材動画を視聴した。動画は、「ウソの書き込みをする」という軽はずみな行動により、少年の所属する野球チームのホームページが炎上し、書き込みをした少年が特定されるとともに批判等をされ、周囲に大きな影響を及ぼすという内容である。その後、少年の行動がなぜ大きな問題に発展したかを考えさせ、解決策を探った。児童の感想には、「インターネットは世界中に公開されて怖い」「一度広がってしまえば消すことはできないから、よく考えて書き込みをしないといけない」などがあった。
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【設楽町立津具中】 睡眠の学習とタイアップした取り組み

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 本年度、本校では、睡眠の学習とタイアップして、情報モラルについて学びました。1回目(5月)は、スクールカウンセラーから、生徒と保護者に「コミュニケーションツールを上手に使おう〜LINE・メール・手紙・電話といったコミュニケーションツールを使って伝えることと直接伝えることの違い〜」と題し、お話を頂きました。便利な道具も使う人次第であることや情報機器の使い方で注意することなどを教えていただきました。話を聞いた後、親子で帰宅後の時間の使い方を考え、親子で情報機器の使用ルールを確認しました。生徒の感想には、「夜遅くまでスマホをいじってしまうことがあったけれど、ルールを決めたのでそれを守り、11時には寝られるようにしたい」など、情報機器の使い方を振り返る感想が多く見られました。

 2回目(7月)は、保護者を対象に睡眠健康指導士をお招きし、「中学生の睡眠と生活リズム〜心と体を大切に 朝からスカッと〜」と題し、質のよい睡眠を取るための方法をお話しいただきました。睡眠のメカニズムや子どもの睡眠に関する課題について話を聞く中で、テレビ、ゲーム、スマホなどの長時間利用は睡眠に悪影響を及ぼすことを学びました。そして、子どもにとって質のよい睡眠を取るために家庭での過ごし方をどう改善していくのか、話合いをしました。

 3回目(7月)は、夏休みの情報機器の使い方について全校生徒で話し合いました。これまで学習したことを振り返り、「宿題をやるときに情報機器の電源を切ったり、預けたりして集中して取り組み、早く寝られるようにしたい」「遅い時間に、情報機器を使わないように気を付けたい」といった意見が出ました。そして、『学習のときや、遅い時刻には、電源を切り、使わない』というルールを決め、取り組んでいくことにしました。

【東浦町立緒川小】情報モラル教育校内研修を実施しました

 愛知県総合教育センターにおいて実施された「情報モラル指導者養成講座」を受講した教諭を講師として、「情報モラル教育」についての校内研修を行いました。
 まず、愛知県総合教育センターによってまとめられた「平成27年度 児童生徒の情報機器利用の実態調査」を用いて、「小学校高学年の携帯電話・スマートフォンの所有経験者の割合」「フィルタリングの設定状況」「コミュニティサイトに自分や友人などの氏名等の掲載経験」についての最新情報を共有し、情報モラルの指導が喫緊の教育課題であることを確認しました。
 次に、全教員で児童に指導すべき情報モラルの内容を確認しました。大きくは「人格形成のための指導」「日常のモラルの指導」「情報技術の特性を踏まえたモラル指導」「法律の理解についての指導」の4点があること、この中でも「情報技術の特性を踏まえたモラル指導」については「ネットに個人情報を記載しないこと」「ネットの書き込み、掲載画像は永久に残るおそれがあること」「現実社会でしてはいけないことは、ネット上でもしてはいけないこと」「ネットで知り合った人とは絶対に会わないこと」「ネット依存に陥らないこと」などを指導しなければならないことを情報共有しました。

 これらの活動の後に、4つのグループに分かれて、インターネット等により発生した4つの実例に基づいて問題点や対策を話し合いました。話し合った内容については、グループごとにB紙に付箋紙等を用いて整理し、要点をまとめました。そして、ポスターセッションを行い、更に考えを深め合いました。ポスターセッション後には、講師から指導に役立つ資料と教材を全教員に伝達してもらいました。
 今回、研修した内容を踏まえて、2学期以降、各学級・学年においてさ、様々な機会を捉えて情報モラルを指導していきます。

 また、今回の研修の様子については、学校ホームページでも紹介しました。ホームページを閲覧した保護者から「家庭で教えるのが難しい情報モラルを学校で教育していただき有り難い」との声が寄せられました。
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【大口町立大口西小】正しく使おう、スマホ教室

 本校では、6月4日に5、6年生児童と保護者が参加する教育講演会を開催しました。演題「学スマホ〜大人が知らない子どものスマホ事情〜」のもと、講師の先生からスマートフォンの使用に関する危険性について話を聞きました。

 最初に先生の「皆さん、スマホを利用したことがありますか?」の問いかけに、ほとんどの児童が手を挙げたのには、驚きました。「インターネットに載せた写真は永遠に消せない」「名前を載せなくても、誰が載せたかがわかってしまう」「もう一度読み返してから相手に送る」「写真から位置がわかる」「ゲームの三か条…名前を書かない・課金をしない・広告を触らない」「偽アプリに注意する」などの知識を教えていただきました。そして、危険性を知って正しく使うことが大切であることを学びました。
<児童の感想>
・私は、スマホの危険を知らずに使っていましたが、話を聞いてスマホはものすごく怖いと思いました。今日、教えてもらったきまりを守って、正しく安全に使いたいと思います。
・インターネットでは、軽く考えて写真や動画をアップしてはいけない!人の人生にまで関わる出来事に発展することがあるので、スマホや3DSを使うときは気を付けたいと思いました。
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【南知多町立内海小】情報モラル講座「匿名の危険性について」

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 本校では毎年度、総合的な学習の時間の中に情報教育を位置づけて、情報モラルや情報処理の方法などを学習しています。南知多町の情報アドバイザーの先生と各クラスの担任が連携して、情報機器を扱う危険性や情報機器を活用する利便性について、各学年発達段階に応じた指導を行ってきています。

 今年度の4年生の授業では、架空のチャット空間で会話する体験を通して、情報を共有しやすい便利さの反面に匿名で言葉のやりとりを行う危険性があることについても学びました。コンピュータ室のパソコンを使って、架空のグループを作り、チャットでのやりとりをしました。その中では、悪いことを書き込んでも本名を名乗っていないため、罪悪感を感じることが少ないことも経験しました。また、情報モラル学習用のソフトを使って、ネットに関係したトラブルの事例なども学習しました。

 子どもたちは、「いろいろな話を聞いて、ちょっと恐くなった」「これからは家でスマホを使うときにも気を付ける」などの感想があがっていました。情報機器を扱う恐さをしっかりと理解した上で、上手に活用して生活やコミュニケーションを豊かにしていってほしいと思います。

【南知多町立豊浜中】写真や動画が流出する怖さを知ろう

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 7月20日(水)に体育館で「写真や動画が流出する怖さを知ろう」と題して、人権学習・情報モラル教育を行いました。実際に起きてしまうことが想定される映像を基に、スマートフォンやSNSを使ったトラブル、個人情報の取扱いについて考えました。生徒たちにとって、安易な考えで行動したことで、取り返しのつかないことが起きてしまうことや、法に触れる危険性について改めて知ることができました。今後の生活態度の向上と改善を図る機会となりました。

−当日の内容−
(1)動画を視聴する。
『教材6 ネット被害(中2〜高3) 写真や動画が流出する怖さを知ろう 全編
文部科学省がネット上にあげている動画になります。よろしければご覧ください。
<動画の内容>
 高校の授業後の教室での風景である。クラスメイトAが放課後に教室で自分の写真を撮った。その画面に後ろで着替えている最中の友人Bが写り込んでしまった。「勝手に撮らないで」と友人Bが訴えたことに対して腹を立てたクラスメイトAは無料通信アプリ上に着替えている友人Bも写っている写真をアップしてしまった。また、腹いせに友人Bの悪口を追加で書き込んだ。そのことが分かった友人Bは学校へ行くことができなくなってしまった。

(2)生徒に何がいけなかったか考えさせる。
<生徒の意見>
・周りを気にせず、写真を撮ってしまったこと。
・深く考えず、写真をインターネット上にあげてしまったこと。
・友達の意見を無視したクラスメイトAが悪い。友人Bがかわいそう。

(3)まとめ
・インターネット上にあがったものは、全世界に公開される可能性がある。
・SNSや無料通話アプリ等への写真や情報は、次々と拡散していく。それらを全て消すことは非常に難しく、深刻な問題に発展する。
・もし写真に個人情報が写っている場合は、ストーカー被害や詐欺など、さらに危険なことに巻き込まれる可能性もある。
・他人の写真や動画の公表・提供を勝手にすることは、犯罪である。
・被害に遭わないためには、写真を撮らせたり、送らせたりしないこと。
・もし被害に遭ってしまったら一刻も早く保護者・学校の先生・警察・人権相談の窓口等に相談する。

 生徒が携帯電話、スマートフォンを使い始めたときに起こるかもしれない問題について正しく判断し、生徒が被害に遭わないようにするために、教師も一緒に考えていきたいと思います。

 今後の予定としては、情報モラル講演会として専門の方に来ていただき、さらに詳しい話を11月29日に聞く予定です。

【一宮市立浅井中】 電子掲示板・ブログの活用方法の学習

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 本校では総合的な学習の時間に、「電子掲示板・ブログの活用方法について」の学習をしました。授業では、一宮市で導入しているソフトウェア教材を使い、展開されるアニメーションやクイズを通して学習を進めていきました。動画の内容は子どもたちの実態と一致しており、登場人物を自分に置き換えて考えさせることができました。電子掲示板やブログは、不特定多数の人が見ていることを理解させ、書き込みをするときには、ふだんの生活と同じように、人が嫌な気持ちになるような書き込みをしてはいけないことを理解させることができました。

 生徒の意見の中には「改めてインターネットの怖さを知った」や「自分や友達の個人情報を簡単にあげてはいけないことが分かった」、「いたずらな書き込みは大きな問題を招き、犯罪にもつながることを知り絶対にやってはいけないことを知った」という感想がたくさんありました。今後も他の事例を紹介して情報モラル教育を進めていき、安全な利用方法を追求していきたいと思います。

【豊田市立滝脇小】情報モラルに関する授業報告

 4月から7月までの間に、5、6年生と3、4年生は3回。1、2年生は2回、情報モラルの学習をしました。各学年の実態に合わせ「事例で学ぶNetモラル」などの教材を使って行いました。

 主な内容は次のとおりです。
(1)「チャットに夢中にならない」のクリップを視聴し、ワークシートを使ってチャットと普通の会話との違いや気を付けることを確認する。
(2)「文字だけで伝える楽しさや難しさ」を画面転送して解説を行い、ワークシートを使ってそれぞれの考えを記入し、話し合う。
(3)「作品を大切に」のビデオを視聴して解説を行い、まとめのクリップで人の作品を見たときに、気を付けることを確認する。
(4)スマホゲーム依存「やめられないスマホ・ゲーム」のクリップを視聴後、大事な場面を振り返りながら、ワークシートにスマホの危険性について記入し、発表する。
(5)柏市教育委員会のサイトを使い、コンピュータの使い方やルール、マナーについて学習する。

 スマホのコミュニケーションツールだけでなく、携帯ゲーム機を使ってチャットができるなど、子どもたちを取り巻くネット環境は常に変化し低年齢化しています。今後も、子どもたちの「情報モラル」の向上に取り組んでいきます。
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【春日井市立坂下中】情報モラル教室に参加しました

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 本校では毎年、ケータイやスマホでの様々な利用実態から起こる問題を知ることから、トラブルに巻き込まれない利用法を身に付けさせることを目的として、春日井警察署生活安全課の方を講師に招き、情報モラル教室を開いています。今年は『サイバー犯罪の現状と対策』というテーマでお話をうかがいました。インターネットや携帯電話の普及により、生活は随分と便利になりました。しかし、使い方を誤ると、犯罪に巻き込まれたり、違法ダウンロードなど、知らないうちに私たち自身が罪を犯してしまったりする危険と隣り合わせである現状や私たちが手にしている情報の取扱い方についてお話を頂きました。

 2年生で行った緊急アンケートの中で、(1)あなたは、携帯電話やスマートフォンなど、インターネットに接続できる機器を使っていますか。という質問に「持っている」と答えた人は146人中79%、(2)現在、LINEをしていますか。という質問に「している」と答えた人は146人中60%でした。この結果からも分かるように、中学生にとって身近な無料通話アプリ、LINEのトラブルについてのお話では、生徒たちの表情は真剣そのものでした。

 講演後の生徒たちの感想は「私もスマホを持っているので気を付けたいです。自分を守るためにフィルター機能などの設定があるそうなので利用したいと思います(3年)」「インターネットは便利だけれど、顔がわからないから犯罪に巻き込まれるリスクも高いなと思いました。私自身も、ネットで人を傷つける発言をしてしまうかもしれないので、被害者にも加害者にもならないように気を付けたいです(2年)」といった感想がありました。情報モラルに従って、安全に使用することも大事ですが、トラブルになったときや困ったときは、周りの大人に相談することも大事であるという指導とあわせて、生徒たちの情報モラル意識を更に高めていきたいと考えています。

【一宮市立瀬部小学校】インターネットで気を付けること

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 7月14日(木)に1年生で情報モラルの授業を行いました。近年では,小学生でもスマートフォンを保護者に借りて使うなど、インターネットが身近なものになってきています。1年生でも、3分の1の児童が「スマホゲームで遊んだことがある」と答えました。そこで、「Disney キッズ」というサイトを使ってインターネットを使うときに気をつける場面を示し、どうすればよいかを考えさせました。

 「Disneyキッズ」では、ディズニーキャラクターたちが登場するため、子どもたちは楽しく学習をすることができました。「ドナルドがこんなこと言っているけど、いいのかな」などと問いかけると、「駄目だよ」と、口々に答えていました。
 学んだことは、以下の点です。
・知らない人からのメールが来たときは、返事をしない。
・インターネットに書いてあることや絵や写真は、作った人のものである。勝手に使わない。
・ゲームの利用には、お金がかかることがある。時間を決めて遊ぶ。
・友達の悪口を、インターネット上に書かない。自分や友達の名前や住所、電話番号など個人情報をインターネット上に書かない。

 最後に、「はい」と「いいえ」で答えられるクイズ「ネットモラルけんてい」を行い、学習のまとめをしました。以下は、子どもたちの感想です。
<感想>
・名前や住んでいるところが人に分かってしまうと、知らない人が来るから、こわいです。
・パソコンの使い方を知りました。
・友達が嫌な気持ちや怖い気持ちにならないようにしたいです。
・お家の人と一緒にスマホを使います。分からないことはすぐに聞きます。

 これからも便利なインターネットを正しく安全に使えるように、情報モラルの知識を身に付けていってほしいと思います。

【一宮市立北部中】情報モラルについて考えよう!〜もしかしたら、あなた、依存症?!〜

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 8月26日の全校出校日に、2年生では、「情報モラルについて考えよう〜もしかしたら、あなた、依存症?!〜」というテーマで授業を行いました。
 夏休み中、部活動や課題に励み、有意義な時間を過ごした人も多かったのですが、その一方で、スマートフォン(以下スマホ)ゲームやアプリなどに夢中になっていた人もいたようです。夏休み初めには、「ポケモンGO」がブームとなり、社会現象になりました。学級で聞いたところ、「ポケモンGO」をやっている生徒は3分の1程度いることが分かりました。また、家族・親戚がやっているという生徒はおよそ半分を占めました。2学期を迎えるこの時期に、自分自身を振り返り、携帯・スマホの使用方法について考えてほしいと思い、実践しました。
≪授業内容≫
・「現在、自分がどの程度、携帯・スマホ、インターネット等に依存しているか」をチェックするテストの実施
・依存症チェックテストを点数化→自分の現状を客観的に評価
・「スマホ依存症」のDVDを鑑賞→正しい知識の習得

≪生徒の感想≫
・私は今まで家族用のタブレットをたくさん使用していました。今は取り上げられていますが、振り返ってみると、依存症だったかもしれないなと思います。
・携帯依存症になりかけていると思いました。しっかりと使う時間を決めてやるようにしたいです。
・私だけでなく、お母さんやお姉ちゃんも依存症っぽいので、これからは声を掛け合って家族で気をつけていきたいと思いました。         
 このように、一人一人が自分と向き合うことができ、情報モラルについて考えるよい機会となりました。「スマホ依存」を人事と思わず、一人一人が節度を持って使用することが大切だということを真剣に考えることができました。

【田原市立田原中】地域ふれあい事業「スマホ教室」

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 8月19日、田原中学校1年生を対象に、インターネットの安全利用と知識の熟成を目的に、実際の端末(スマホ)を活用した体験型インターネット教室「スマホ教室」が開催されました。これは、近年、グローバル化の進展に伴い、インターネットを気軽に利用できる反面、正しく安全に利用するための知識が大人、子どもともに不足している現状を踏まえた教室です。

 「スマホ教室」では、スマートフォンでできること、利用の実態や、実際に起こったトラブルの事例を紹介しながら、スマートフォンの利用に関するルールについて考えを深めました。その後、実際に端末(スマートフォン)を使い、体験型模擬アプリ等を活用して安全な利用に関する知識を身につけるとともに、機器の取り扱い方について学びました。
 生徒たちは、何げなく載せた情報が拡散することによって、思いもよらない結果になることに驚き、スマートフォンを使用する上で、「時間を決めて使う」「本人の許可なしに個人情報を載せない」といったルールについて考えることができました。

【美浜町立河和南部小】自他の権利を守る

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 本校では、全学年において情報モラルに関する指導を行っており、低学年のうちに基本的な技能を習得し、インターネット検索なども体験します。家庭でもコンピュータを使っている児童が多く、発達段階に合わせ、分かりやすくルールやマナーを理解できるようにする必要があると考え、授業を行っています。

 3年生の授業では、「インターネットを利用する上でのルールやマナー」をテーマに、情報に関する自他の権利について考えました。まず、インターネットを利用するときに気を付けていることを考えると、「長い時間やり過ぎない」「大人と一緒に使う」「名前や電話番号を書き込むときは大人に相談する」など、家庭での約束を思い出しながらいろいろな意見が出ました。その上で、情報教育アドバイザーから「悪口やうそを書き込まないこと」や「インターネット上の写真に潜む危険」についての具体的な事例を紹介してもらうと、児童は神妙な面持ちで聞いていました。
 その後、Webページ「ネット社会の歩き方」を利用し、「面白半分では無責任」「ネットいじめは人権侵害」「肖像権に気をつけて」などのアニメーションを視聴しながら、インターネット上のトラブルが身近なものであることを学びました。児童の感想には、「写真からいろいろなことが知られちゃうからこわいと思った」「自分がされていやなことは、インターネットでもしちゃいけないと思った」などがあり、ルールやマナーの大切さを実感できたようでした。

【瀬戸市立道泉小】インターネット利用『安心・安全』講座

 瀬戸警察署の方を講師に招き、インターネットを安心・安全に使うための約束を5年生が学びました。高学年になるにつれて、携帯電話の所有率やインターネットの利用率は高くなってきます。情報モラルについて学び、安全かつ有効に活用してほしいとの願いから始めたこの講座も今年で6年目となりました。

 『トラブルに巻き込まれてしまう可能性があるので、絶対に個人情報を掲載しないこと』、『たとえ個人の日記であっても様々な人の目に触れることから、文章の内容について十分考えること』など、様々な事例とともにお話をしていただきました。「こんなことがあったら、あなたはどうしますか?」という警察の方の問いかけに、「勝手な判断はしないで、家の人に話すべきだと思う」、「友達を巻き込んではいけないよね」などと、子どもたちも真剣に考えていました。

 様々な通信機器の発達によって、多様な人との交流が図れるようになった一方、より一層モラルやマナーを意識して活用しなければならないと改めて考えされられました。
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【尾張旭市立旭中】「サイバー犯罪防止教室」

 本校では、愛知県守山警察署の方を招いて、第1学年を対象に「サイバー犯罪防止教室」を開催しました。スマートフォンやパソコンによるインターネットを通じたトラブルや犯罪が増加していること、軽はずみなメール交換や写真の交換、アプリの利用によるトラブル等、軽率な行為が危険なことにつながることを学びました。いろいろな事例をもとに説明をいただき、理解を深めました。

 最近ではスマートフォンを持つ中学生も増え、LINEなどのSNSの利用やインターネットに触れる機会が多くあります。自分が発信した情報が自分では消せず、どんどん広がってしまうこと、ちょっとした写真交換で場所や人物が特定されてしまう等、サイバー犯罪に巻き込まれないよう気をつけて、インターネットやスマートフォンを正しく利用することの大切さを学びました。
 「軽い気持ちからの行動で、人生を棒に振るなんていやです。これからは気をつけてインターネットやスマホを使うようにしたいです」と生徒代表が感想を述べました。
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