【大府市立大府小】6年生授業「スマホの課金トラブルについて考えよう」今回の映像教材は、誕生日にスマホを買ってもらった男の子が無料ゲームを進めるうちに、一度入力した親のクレジットカード番号が記憶されていることを知らずに、どんどん課金してしまうという内容でした。課金を続けてしまう男の子に対して、「友達がゲームをやっているのを見て、課金したい気持ちが高まった」や「簡単に課金ができてしまったのがいけなかった」などの意見が子どもたちから出てきました。また、まとめの部分では「自分が大人になったら気を付けて使おうと思う」という意見や、「親との約束をしっかり守らなければいけなかったと思う」という意見が出てきました。 今回の授業を通して、スマホの使い方を熟知していない子どもたちは、実際に起きたトラブルを知ることで、「ルールを守って、気を付けて使わなければいけない」という気持ちを高めることができました。 【東郷町立東郷中】情報モラル教育「KDDIケータイ教室 安心・安全講座」<講座の内容> ・改正著作権法と無断での写真公開やアップロードについて ・メールにひそむ「いじめ」や「仲間外れ」の罠(わな)について ・安易な情報発信やネットでの無責任な発言について ・なりすましによる個人情報を盗み出す手口について 実例の紹介があったり、アニメーションによる例を見たりして、人権や情報モラルについて学びました。 <生徒の感想> ・「私のスマホルールは部屋に持ち込まないことです。これからもルールを守って、怖い思いをしないようによく考えて使おうと思いました」 ・「インターネットはすごく便利だけど、同時に自分の行動に責任を持たなくてはいけないと思いました。LINEやメールのやりとりは、表情が分からないので、相手の気持ちを考えながら行動したいと思います」 ・「今日見たアニメ映像は、決して人ごとではなく、自分もそうなってしまうかもしれません。インターネットは便利ですが、危険はつきものです。よく考えてから行動するようにしたいです」 ・「ちょっとした出来心や一つのコメントで、自分の人生が台無しになってしまうことを知り、改めて情報モラルについて考えさせられました」 このように、今の自分を見つめ直すとともに、ルールやマナーを守って利用していきたいという感想が多く見られました。 【南知多町立日間賀小】考えよう!睡眠とメディアの関係そこで、6月28日、「考えよう!睡眠とメディア(テレビ、スマホ、ゲーム等)の関係」をテーマに4〜6年生対象に学校保健委員会を行いました。健康委員会の児童による劇や先生の話、グループでの話合いを通して、メディアと睡眠の関係について考えました。まとめでは、「寝る時間が遅くなることで、体や心、脳にとても悪い影響が出ることが分かりました」「睡眠をしっかりとって、心と体を休めることが大切だと思いました」などの感想を発表しました。児童にとって、メディアとの上手な付き合い方を考えるよい機会になりました。 また、学校保健委員会において、夜9時以降のメディアの使用を止める「メディアストップデー」を実施することを決定し、7月に実施しました。保護者の方からも、「ふだん、テレビやゲームに夢中になっていつまででも起きているから、この取組を学校から発信してくれて有り難い」といった声をいただきました。 【半田市立花園小】情報モラル活動1年生で「人の作ったものを大切に」の授業を行いました。「コウタが一生懸命に描いたクワガタの絵を兄が落書きだと思い込み、勝手にザリガニに描きかえてしまった」という話。映像を見せながら考えさせたので、絵を描きかえられたコウタの気持ちを容易に想像することができました。「なんじかんもかけてかいたのに、くやしい」「みんなにみせたかったのに、かなしい」「あーあ、いやだなあ」などコウタの気持ちに寄り添うことができました。コウタの兄はコウタの気持ちを考えずに行動してしまったことがよくなかったという意見も話合いの中で出されました。「人の気持ちをきちんと考えて行動することが大切で、人がつくったものは大切にしなければならない」ということは1年生にもよく理解できました。 <その2「その情報本当かな?」> 3年生では、情報を正しく安全に利用することができるようになることを目指して「その情報本当かな?」の授業を行いました。コンテンツ「あんしん・あんぜん情報モラル」を利用しました。ホームページに掲載された富士山の噴火や巨大地震の予知情報がシミュレーションで示され、その情報が本当なのかどうか、信用してよいのかどうかを話し合いました。 同じ情報を目の当たりにしても、「あやしいと思うけど、本当に起こるかもしれないから、うその情報とは決めつけることはできない」と考える児童がいる一方、「情報の出所がわからない。みんなに注目してもらいたい気持ちだけでこんなことを書いてしまったのかもしれない」「テレビや新聞で同じ情報が流れないのはおかしい」などの根拠をもとに信用するべき情報ではないと主張する児童がいました。 話合いの終盤では、今回のように火山の噴火や巨大地震の情報に限らず、ホームページやSNSで見つけた情報が本当かどうかを確かめる方法や、信じてよいかどうかわからない情報への対処方法を扱いました。 インターネット上の情報に限らず、友達に言われたことをうのみにしてトラブルに発展してしまった例を取り上げ、目の前の情報が本当かどうかを考えて行動することがふだんの生活の中でも大切だということにも気づくことができた児童も多くいました。 【刈谷市立双葉小】情報モラルの授業を通して「ネットゲーム」については、やり過ぎによる身体への影響だけでなく、ゲームで使用するアイテムをグレードアップさせるためなどの課金によって、膨大な金額を払わなければならなくなってしまった事例や、個人情報の流出による被害の事例などを知り、楽しさの裏にある怖さを知りました。また、「メールでの気持ちの伝え方」では、相手に送ったメールが言葉足らずの文であったり、「何で来るの?」などのように受け取り方が一つでない文であったりしたことで、友達関係が崩れてしまった例を知りました。 児童からは「遊ぶなら家の人とルールを決めて、それを守って遊ばないといけない」「ゲームをやっているだけだと思っていたのに、大金を払わなければいけなくなったり、事件に巻き込まれてしまったりして怖いなと思った」「メールは連絡するのに楽だけど、言葉の使い方を気をつけないととんでもないことになることが分かった」などの感想が出ました。 しかし、ネットゲームやメールなどの使い方については、子どもだけでは守りきれないことも多いので、今後は保護者の方にも理解、協力が得られるような工夫をしていきたいと思っています。 【蒲郡市立塩津小】SNS利用安全・安心講座そこで、子どもたちがインターンネットを安全に使うためのマナーを知らせることを目的に、蒲郡市青少年センターから講師をお迎えし、5、6年生を対象にした「SNS利用安全・安心講座」を6月30日に行いました。 まず、インターネット=Web=クモの巣であることから、情報は一瞬で多くのコンピュータを通して世界中に広がり、発信した情報はそれぞれのコンピュータに残ってしまうので、慎重に情報を発信する必要があることを学びました。また、深夜にゲームやSNSをやっていると、脳が昼間だと勘違いし、寝つきが悪くなることや、「視力低下」「斜視」「加齢黄斑変性症」、更に病状が進むと「失明」することを知り、多くの点でやりすぎは身体に良くないことが分かりました。 そして、SNSは、文字だけで自分の気持ちを伝えなければなりません。そのため、国語力、作文力、読み手の想像力が必要であることや、直接話すことも大切であることも学びました。最後に、インターネットの技術を使って、人の役に立つ仕事ができる人になってほしいという願いとともに、本講座を締めくくっていただきました。 <講座終了後の児童の感想> 「SNS利用安全・安心講座」に参加して、インターネットは使い方を間違えると危険であることが分かりました。インターネットは、調べ物やいろいろな予約もできる優れものだけど、人の悪口を書いてはいけないと改めて思いました。私はよくインターネットで調べものをするので、この講座で教えてもらったことに気をつけて使おうと思いました。(6年・女子) 【幸田町立北部中】大切なのはコミュニケーション能力 〜情報モラル講習会を通して〜前半は、ネット依存やSNSを使った誹謗(ひぼう)や中傷、いじめ、架空請求など中学生も被害者となるケースが多くなっており、携帯電話を使う以上、本人も保護者も覚悟が必要という話をされました。自分たちも、いつ被害者になってもおかしくないという話を生徒も保護者も真剣な表情で聞いていました。 後半は、使用する上での心構えについて話をされました。その中で「道具を上手に使うためには、上手に使える人になることが大切」「人としてのコミュニケーション能力が必要」「基本はFace to Face」という3つのことを大事にしてほしいと言われました。難しい話ではなく、生徒が興味をもって聞くことができるように、楽しい雰囲気の中、お話を頂きました。 最後の「インターネットもスマートフォンもただの道具。大切なことはコミュニケーション能力である。この能力を学校生活や家庭生活の中で伸ばしていくことが大切」という言葉が特に印象に残っています。 本校でも携帯電話の所持率が上がってきています。学校でも度々携帯電話やSNSに関する話はしてきました。しかし、今回、保護者も一緒に聞くことができたということが大きいのではないかと思います。学校、家庭、地域が連携して、大切な生徒たちを守るという取組を今後も続けていきたいです。 【豊明市立豊明中】スマホ・ケータイ安全教室(1)インターネットの特徴 (2)文字によるコミュニケーション用アプリケーションにおける問題点 (3)ネット利用で犠牲にしている時間 という観点で講話をしていただきました。 (1)インターネットの特徴では、「発信した文字や写真は、世界中に公開されているものである」、「インターネット上の情報は、不確かなものもある」、「発信した情報は永遠に残ってしまう」、「使っているスマートフォンに不正なアクセスが来ることもある」、「匿名投稿であっても、実際には匿名ではなく、個人が特定できる」、「インターネットは、実際の公共の場と同じである」という6つの内容を、動画やグラフを交えて紹介していただきました。 (2)文字によるコミュニケーション用アプリケーションにおける問題点では、LINEに代表される会話アプリによって起きる(と予想される)、読み違いによる誤解を解く方法について、友達であれば実際に会って会話をするとよいことを紹介していただきました。 (3)ネット利用で犠牲にしている時間では、最も多く削られる時間として、睡眠と家庭学習の時間が挙げられていました。それ以外の項目の多くが、自分が好きなことをする時間であるのに対し、睡眠と家庭学習の時間は生活をする上で重要な位置を占める時間なので、できるだけ削らないように生活することが大切であると教えていただきました。 この教室では、生徒同士が対策を話し合う時間を設けていただき、大切なことは、まずは自分で考えることであると教えていただきました。また、この教室には保護者の皆様にも参加していただくことができました。子どもの意識だけでなく、大人の意識の向上や家庭でのルールづくりに役立てられればと思います。 【北名古屋市立天神中】情報モラル教室
6月29日(水)に全校生徒、職員を対象として「情報モラル教室」を実施しました。講師として、携帯電話会社の方をお招きし、携帯電話やスマホに関するトラブル(インターネットコミュニティサイト、アプリに潜む危険など)をDVDやスライドを使ってわかりやすく説明していただきました。他にも、携帯電話やスマホと正しく付き合うために、「困ったときにはすぐに相談する」「周囲に迷惑をかけない」「ネットスキルを身に付ける」「フィルタリングの設定をする」ということも教えていただきました。中学生は、ちょうど携帯電話やスマホを持ち始める頃であるため、その怖さ、危険性を知る良い機会になりました。
また、情報モラル教室後の生徒アンケートの中で、「今まで、トラブルに巻き込まれたことはないが、正しく安全に使うことを心がけたい」とあるように、使い方に対する意識の変化が見られました。 さらに、今回の情報モラル教室のアンケート結果をもとに、生活委員会が夏休みを控えた終業式の日に、携帯電話やスマホ等を安心・安全に活用するための方法を提案しました。そして、一人一人に行動目標を考えさせ、保護者と話し合うよう呼びかけました。 今後も、生徒がトラブルに巻き込まれないよう、定期的に啓発活動をしていきたいと考えています。 【豊橋市立中部中学校】学校保健委員会「みんなと生きる・ひとりで生きる」本校では、携帯やスマホを自宅で2時間以上使用している生徒が半数ほどいることから、保健委員による生徒の携帯やスマホの使用状況などについて発表し、問題点について考えました。その後、「みんなと生きる・ひとりで生きる」というテーマの講演を聴き、スマホとのつき合い方や睡眠と成長の関係などのことを教えていただきました。 学校保健委員会後の生徒の振り返りには、「メールなどで返信が来ないだけでけんかをするのは本当の友達ではないと聞いたとき、確かにそうだなと思いました。私もすぐに返信しなければと思うことがあったけど、講演を聴いて、気にしなくていいことがわかりました」や「無理に周りの人に合わせる必要はなく、自分を大切にすることが必要だということがわかりました」、「自分の成長のために、スマホを使う時間を少しずつ減らしていけるといいと思いました」など、自分の生活について振り返ることができました。 【豊川市立金屋中】 情報モラル教育 “炎上って何?”
本校では、ここ数年、外部の方を講師としてお招きし、全学年を対象としたインターネット利用安全講座を開催しています。今年度も11月に予定をしていますが、急速に普及したスマートフォンにより、生徒のSNS利用の頻度がかなり増えたと思われます。そこで、この講座に先立ち、第1学年ではSNSの理解、正しい利用法、伴うリスクについて担任指導の下で学習しました。この授業を通して、便利さや楽しさの裏に潜む危険さを学ぶことができたようです。
<感想> ★「私はタイムラインでよく写真を載せていました。1回だけ自分の顔を載せてしまいました。お母さんが、個人情報がもれるからやめなさいと言っていたのでやめました。タイムラインは誰が見ているかわからないので、気をつけます」 ★「私は今日学んでよかったと思います。大切なのは個人情報をもらさないということです。個人情報を載せるだけで、すぐに居場所がばれたり、ストーカーされたりすることがあります。すごく怖いなあと思います。気をつけます」 【西尾市立中畑小】「ゲームは時間を守って遊ぼう!」の授業を行いました「ゲームをやりすぎるとどうなってしまうでしょうか」という発問に対しては、「やりすぎると目が痛くなって視力が悪くなるんだよ」や「宿題をする時間が遅くなるから、お母さんに怒られてしまうよ」など、自分自身の経験に基づいた意見が多く出てきました。その後、パソコンを使って「時間を守らずにゲームで遊んでしまうA君」についてのアニメを見たことで、ゲームばかりし続けていると体力が落ちたり、多くの友達と一緒に遊ぶ楽しさが味わえなくなったりしてしまうという危険もあるのだと気付くことができました。 学習のまとめでは、「これからは、時間を決めてゲームをすることを守ります」や「今日からは友達と外で遊ぶ日もつくろうと思いました」といった意見が出ていたので、今回の授業で学んだ内容が今後の児童の生活にしっかりと生かされていくよう、継続して学級、学年で話題に取り上げていこうと思います。 【豊川市立平尾小】スマホとの正しいつきあい方まず、スマートフォンの有用性について話し合った後、インターネット利用に潜む危険性について次の事例から考えさせた。 (1)パンつくり大会で優勝した写真をインターネットで公開した。 (2)写真つきの「友達募集中」の書き込みへ返信した。 (3)悪口を言った子がメールで謝ってきた。「もういいよ」と返信した。 (1)では、「電話番号や名前を知らない人に知られてしまう」「嫌がらせの電話がかかるかもしれない」「顔写真を出しているのが危険」と言った個人情報漏えいを危惧した意見が出された。(2)では、「本人とは限らない」「誘拐されるかもしれない」といった『なりすまし』を心配する声が聞かれた。(3)では、「もういいよという言葉は怒っているように受け取られる」と言うように、文字だけでは気持ちがうまく伝わらないという意見が多く出された。 インターネットの危険性を意識し、有効に活用していくことができるよう、情報モラルの学習を積み重ねていきたい。 【西尾市立平坂中】スマホ・ケータイ安全教室まず、中学生が巻き込まれやすいインターネット上のトラブルについて、具体的事例を交えながら教えていただきました。講師の先生には、生徒に問いかけながら話をしていただき、とても分かりやすい内容でした。 携帯電話やスマートフォンは非常に便利なものですが、使い方に十分注意しなければならないことを学ぶことができました。 ○生徒の感想 「少しの勘違いで友達をなくしたり、写真で他人に迷惑をかけたりすることが分かりました」 「SNSで少し間違えると相手に嫌な思いをさせたり、仲間外れにされてしまったりすることがあるんだなあと思いました。メッセージを送る前に、相手の気持ちを考えてから送りたいです」 ○保護者の感想 「GPS機能の危険性など分かりやすかったです。親はスマホの世界を知らないので、子どもが知らないうちに問題に巻き込まれていないか心配です。親も一緒に勉強しなくてはと思いました」 「携帯電話によるトラブルの怖さがよく分かりました。これから家族みんなで真剣にルール作りに取り組んでいきたいです」 【豊橋市立下地小】 メールって便利だね。でもマナーも大切この実態をもとに、授業では、まずメールのよい点について考えました。すると、「いつでも連絡ができる」「困ったときに連絡ができる」という意見が出てきました。次に、メールの問題点を考えました。個人情報の流失や迷惑メール、悪口やいたずら書きなどの意見が出て、メールに問題点があることも理解していることが分かりました。その後、友達同士でのメールの様子をビデオで視聴しました。視聴後、どこが問題だったかを質問すると、「疲れていても丁寧に返事を書く」「悪口を見た人が嫌な思いをすることを教えてあげる」「時間を考えてメールをしなければいけない」などの意見が出てきました。 授業の振り返りでは、「メールにもマナーが必要だと思いました」「自分は、今は携帯電話を持っていないけど、持ったらメールの使い方に気をつけようと思います」などの感想が見られ、メールのルールやマナーの大切さに気づくことができました。 携帯電話やスマートフォンだけでなく、携帯ゲーム機を使ってもネットや通信ができてしまう子どもたちが、これからも安全にネットや通信が使えるように学習を行っていきたいと思います。 【一宮市立向山小】情報モラルに関する学習をしました。本校では、LINE などを利用したネット上の問題やトラブルが起きていることから、コミュニケーションツールとしてのスマートフォンや携帯電話の特徴を踏まえた上で、具体的な事例を通して、適切に活用するためのマナーやルールの大切さについて考え、携帯電話のよりよい活用の仕方について毎年5、6年生児童を対象とし、外部講師による「スマホ・ケータイ安全教室」を行っています。 5・6年生の児童たちが屋内運動場に集まり、スマートフォンや携帯電話の正しい使い方や様々なトラブルについて、アニメや再現ドラマなどでわかりやすく説明してもらいました。(1)誹謗(ひぼう)・中傷に関すること(2)肖像権・個人情報に関すること(3)著作権に関すること(4)ネット上でのトラブルや知り合った人と会うことに関することなどです。 安全に利用するために「家の人の目の届くところで利用する」ことや「困ったときにはすぐ家の人に相談する」ということを確認しました。子どもの感想からは「すぐにスマホを使いたかったが、よく考えてから使おう」「今日聞いた話をしっかり聞いて、安全に使いたい」など、多くの感想が出されました。 「スマホ・ケータイ安全教室」を行うことによって、子どもたちは情報モラルを守る気持ちを高めることができました。 【半田市立半田中】スマホケータイ安全教室6月30日、4時間目は1年生、5時間目は2年生、6時間目は3年生と学年ごとに全生徒に行いました。また、希望する保護者にも参加をしていただきました。 インターネットは、「正しく知って正しく使う時代である」「自分の責任と判断で使うものだ」というお話に合わせ、「SNSで投稿することで何か起こると思いますか?」などの質問形式でその危険性について楽しく学ぶことができました。たった一枚の写真から学校や住所、名前を突き止められたり、コピーして別の目的に使用されたり、情報をばらまくなどと脅されたりとネット社会の陰の部分への注意もありました。また、コミュニケーションアプリのトラブルも現実的な問題でした。 あっという間の1時間で、スマートフォンや携帯電話の危険性や正しい使い方について多くを学びました。 【生徒の感想】 ・ツイッターに写真をアップしていたが、いろいろな人が見ていて危険だと改めてよく分かり、ツイッターの写真を消した。フィルタリングもかけていないけれどかけた方が安全だなと思った。(3年生) ・スマホを持っていないので、親に買ってほしいとねだっていたが、今回、親がスマホを買わない理由がよく分かった。ネットはよく使うので気をつけて使おうと思った。(2年生) 【保護者の感想】 ・今日のお話を聞いて、改めて日頃の親子の会話の中で、気持ちを伝える大切さを伝えたい。高校生になって携帯を持たせるときの参考にしたい。(保護者) また、技術・家庭科の情報に関する技術分野でも、デジタルカメラの写真に記録されるジオタグを知り、実際の地図上の撮影場所を特定してみることを行うことで、スマートフォンや携帯電話での写真の便利さと怖さを目の前で見せるなどの情報モラルについて学んでいます。 【春日井市立牛山小】情報モラル実践1年生では、「手紙の書き方」という授業を行いました。最初は、文字の大きさや字形のバランスによって読みやすさが違うことを学習しました。子どもたちは、成長するとともにインターネットや新聞、週刊誌などで様々な情報を知ることになります。そのときにすべての情報を信じるのではなく、情報の信ぴょう性を考える力、情報を発信する力、メディアリテラシーの能力を育てていければと思います。 5年生では、「小学生のための著作権教材」(文化庁)を利用し、6月の授業参観で著作権についての学習をしました。総合的な学習の時間や社会科などの学習で、インターネットで調べたことをまとめることがあります。その場合、無断で資料をコピーするといけない場合があり、著作権マークの有無を確かめる必要があることを、動画を見たりクイズを行ったりして、楽しく学びました。授業後、「身の回りに著作権マークがたくさんあることが分かりました」「自分の作品にも著作権があると知ってびっくりしました」などの感想が出されました。 【豊橋市立松山小】インターネットと正しくつき合う 〜モラルを守れる人に〜
6年生を対象に行った情報に関するアンケートでは、キッズ携帯電話を含め、自分の携帯電話をもっている、又はインターネットを利用していると答えた児童が92%いた。児童の会話にもYou Tubeの話がよく出ており、家庭でインターネットを利用する機会が高学年になるほど増えてきているようである。しかし、「楽しい。便利だ」という気持ちから気軽に利用していて、ネットトラブルに対する認識は余りない。そこで、トラブルに巻き込まれないように情報モラルについて学習した。
指導に当たってチャット体験を行い、インターネットは便利で楽しいツールであるという思いを子どもたちの中に広げていった。初めてのチャット体験をした児童たちは、いつもと違う友達との会話を楽しんだ。しかし2回目のチャットでは、A君になりすました山賊X(教師)がチャット荒らしをして、嫌な気分でチャットを終えた。その後の話合いの授業で、その2回のチャット体験について振り返り、気持ちよくインターネットツールを利用するためには、相手の気持ちを考えて利用することが大切であるということを学んだ。 ★6年い組チャットルール (1)誰かが傷つくことは書かない (2)個人情報はもらさない (3)荒らさない 【豊橋市立大清水小学校】スマホ・ケータイ安全教室「インターネットで情報が広がってしまう」「メールでは、相手にどう受け取られるか考える」「使い過ぎに注意する」など、再現ドラマを見たり、話を聞いたりすることで、スマートフォンや携帯電話を正しく安全に使うために気をつけるポイントを分かりやすく学習することができました。 振り返りの感想で、「課金し続けると、高額で請求されたりする」「メールだと相手に気持ちが伝わらないときがある。ケータイなどの怖さがよくわかった」「SNSを使うと見知らぬ人ともつながってしまう、すごく危険なものだと思った。スマホの扱いには十分に気をつけたい」「SNSなどで事件に巻き込まれることを知れてよかった。決まりを作ってすることが大切」「スマホでのLINEを禁止されていて、今まで理由はわからなかったけど、わかってよかった」と書いていました。 この教室を行うことで、子どもたちは情報モラルを学び、スマートフォンや携帯電話を正しく安全に使う方法を知りました。今回学んだことを、継続して意識できるようにこれからも声をかけていきたいと思います。また、今後も情報モラル教育に取り組んでいきます。 |