【豊川市立一宮西部小】スマホ・ケータイ安全教室

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 第1回「学校の日」PTA教養講座にて、講師の方をお招きし「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。低学年では、おしゃべり好きでおっちょこちょいなうさぎ「ウサペッキー」の失敗から、正しい使い方や、気を付けることなどについてクイズ形式で考えていきました。スマホや携帯になじみがある子もそうでない子も、ウサペッキーがどうするとよかったか、何がいけなかったかを考えながら、楽しく参加することができました。

 高学年では、「かわいくない」「かわいくない?」というような文字と言葉の伝わり方の難しさや、ゲームの課金、インターネットで知り合う友達の例などから、安全に使うための注意などについて考えていきました。書き込んだ子と書かれた子では誤解が生じやすいこと、ラインいじめやゲームの課金トラブルなど、インターネットの怖さについても感じることができました。講座を終えて「文字だけだと、自分の思っていることや伝えたいことがうまく伝わらないことがわかりました。いじめになってしまったり、いじめに巻き込まれたりしたくないので、気を付けようと思いました」「ゲームのアイテムを買うだけで何十万円にもなってしまうことがあるとわかりました。ゲームのやりすぎに注意して、おうちの人との約束を守っていきたいなあと思いました」と、携帯やスマホはとても身近で便利なものだけれども、使い方には十分気を付けなければならないことを楽しく学ぶことができました。

【岡崎市立上地小】きまりを守ろう

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 7月、全学級が情報モラルの授業を行いました。

 1年生の資料は、友達とのオンラインゲームが楽しくて約束を守れず、朝起きられなくなることもある、まさおくんの話です。資料名「まさおくんとゲーム」【出典:「わたしたちの道徳3・4年」(文部科学省)】

 「このままずっとゲームをしていると、どうなってしまうでしょう」と問いかけました。子どもたちは、「目が悪くなる」「頭が悪くなる」などと答えました。その後、どうすればよいかを考えました。「時間を決める」「習い事のない日だけやる」「土日だけやる」「1日60分にする」といった意見が出る中、「でも、決めても楽しいと、やりすぎちゃうよ」「じゃあ、お母さんに隠してもらえばいいよ」「やるときだけ出してもらって、駄目なときは預かってもらうのはいいね」「ぼくは、やりすぎるとお母さんに取り上げられるよ」など、自分の生活を振り返った多くの意見が出ました。
 子どもたちは、ゲームをするときは、時間やきまりを守る必要があることに気付くことができました。
 生活のリズムを崩しやすい夏休みです。その前に実施する内容としてよかったと感じています。

【岡崎市立竜美丘小】情報機器を上手に使おう

 夏休み前、きまりを守って適切に情報機器などを利用しようとする態度の育成を目指し、各クラスで授業を行いました。

★低学年資料『まさおくんはどうすればいいのかな』
「ゲームが大好きなまさお君は、オンラインゲームで友達とよくゲームをしています。ときどき宿題が後回しになってしまうことや、約束を守れないこともあります。つい、遅くまでゲームをしていて、次の朝起きられないこともあります」
 まさお君がどうしたらよかったかを話し合った後、これからは「時間を決めてやる」「他のことを始めて気持ちを切り替える」「やめられないときは、お母さんに止めてもらう」など、気を付けたいことについて考えました。

★高学年資料『動画サイトについて考えよう』
 動画サイトの視聴・投稿の経験について確認した後、視聴・投稿することについて話し合いました。「動画サイトは時間を決めて見る」「動画を投稿するときは、親と相談してから個人情報が分からないようにして投稿する」など、考えることができました。

 今回の授業を通し、情報機器の利用について、自分が決めたことを進んで実行したいという意識の高まりが見られました。夏休み前の良い学習となりました。
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【豊橋市立八町小】情報モラルを学び,気持ちよく利用する方法を考えよう

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 本校の5年生は、携帯電話を8割以上、インターネットを9割以上利用している。夏休みを迎えるにあたって、「情報モラルを学び、気持ちよく利用する方法を考えよう」をテーマに授業を行った。
 まず、携帯電話やインターネットの便利な点や危険な点について、事例を基に学習した。その後、気持ちよく利用するためにはどうしたらよいかを考えた。

<授業後の児童の感想>
・携帯やインターネットの危険なところを知ったので、ワンクリックなどに気をつけ、正 しく賢く利用していきたい。
・暴力言葉や悪口、差別などの書き込みは絶対にいけないと思った。
・簡単に削除できないので、書き込みをする前に相手の気持ちを良く考え、本当に書き込んでいい内容なのかをしっかり判断することが大切だと思った。 

【稲沢市立大里東小】不用意なダウンロードやクリックは危険

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 6月に、5年生の児童を対象に情報モラルについての授業を行いました。インターネットを使うときの注意点を学ぶために、情報モラル教材を使い、疑似体験をしながら授業を行いました。

 まず、子どもたちが自分の判断でゲームや音楽などをダウンロードした結果、コンピュータの設定が変更されたり、ウイルスが侵入したり、自動的に個人情報を送信するプログラムが入り込んだりすることがあることを動画を見て学びました。また、よく分からない掲示板のURLをクリックしたり、個人情報を入力したりするなど人との関わりを通して、パソコンが操作できなくなるだけでなく、不本意な契約が発生したり、個人情報が漏えいしたりすることがあることを学びました。

 続いて、実際にパソコンを使った疑似体験で、不用意にダウンロードしたり、掲示板に書き込まれているリンクにむやみにクリックしたりするなどの軽はずみな行動が、大きな失敗につながる可能性があることを体験しました。
 振り返りの感想では、「ダウンロードしたら、急にパソコンが動かなくなってびっくりした」、「どんどん新しい画面が出てきて、画面が見えなくなり困った」、「危険なページやリンクがあることを初めて知りました。勝手にダウンロードしないで、親に相談しようと思いました」など、これからパソコンの使い方を気を付けようというものがたくさんありました。

 子どもたちは疑似体験を通して、ゲームをダウンロードすることやむやみにクリックすることについて真剣に考え、これまでのパソコンの使い方を反省し、学校だけでなく家庭でパソコンを使うときのルールを見直すよい機会となりました。

【阿久比町立草木小】スマホ教室

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 5、6年生を対象にスマホ教室を行いました。昨年度に引き続き、縁(ゆかり)エキスパートの講師の方に話をしてもらいました。
 今年度は2回目ということで、「最新情報と実践的対策」の内容でした。スマートフォンは便利な機器ですが、使い方に気をつけないと、大変危険であるということを学びました。子どもたちの知らない危険な使い方(操作)を具体的な例を挙げながら説明してもらいました。例えば、気楽に身近な場所の写真をインターネット上にアップすると、場所やアップした人物までが特定される危険にさらされるということです。このようにこれまで安易に考えていたことが、危険につながっていることがよくわかり、子どもたちは真剣に耳を傾けていました。また、スマートフォンに限らず、インターネットに接続できるさまざまな機器すべてに共通することがわかりました。
 そして、配られたワークシートに学習した内容を記入しました。家庭に持ち帰って家族にも知ってもらい、使い方のルールづくりや危険防止の取組に役立てました。

【豊田市立大蔵中】情報モラルストップ!ネットゲーム依存

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 5・6年生を対象に、ネットゲーム依存に陥ることによって引き起こされる影響について学習しました。授業の導入では、事前に行った「ゲームに関するアンケート」結果を示しました。子どもたちは、オンライン利用をしてゲームをしている人が身近にいることや、ゲームの約束を守れなかったことがある人が複数いること等に気付きました。
そして、ネットゲーム依存に関する動画を視聴し、主人公がゲームにのめり込んでしまった原因や問題点、改善点を出しながら話し合いました。

 子どもたちからは、「ネットゲームは友達と一緒にできるから、夢中になってやめられなくなる(原因)」や、「深夜までゲームをすると寝不足になって、次の日友達とうまく遊べない(問題点)」等の意見が出ました。また、「家の人が見ている場所でゲームをする」「なるべく友達と外で遊ぶ」等の改善点が挙げられました。

 学習の振り返りでは、アンケート結果や自分の生活を元に、体と心の面から健康に過ごすために、これからネットゲームとどのように付き合っていくのがよいかを発表することができました。

【あま市立七宝小】iモラル教室 〜情報を安全に活用するために〜

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 5、6年生と保護者の方々を対象にした「iモラル教室」を行いました。講師の方を招いて、パソコンやスマートフォンの正しい使い方について教えていただきました。

 今は、知りたい情報が簡単に手に入る時代です。操作が簡単だからこそ、考えて上手に使っていかないと事件に巻き込まれたり、人間関係のトラブルに発展したりと思わぬ落とし穴にはまってしまう危険がひそんでいることを、アニメなどで分かりやすく話してくださいました。子どもたちは、講師の方の質問に積極的に手を挙げて答えたり、問題点について周りの人と話し合ったりして情報を安全に上手に使っていく方法を真剣に考えていました。注意点を心にとどめて、利点を生かして上手に情報ツールを活用していってほしいと願っています。

【春日井市立鷹来小】インターネットや携帯電話の恐ろしさを知ろう

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 5年生の授業で、情報モラルに関する学習を行った際、導入段階でアンケートを行ったところ、多くの児童が携帯電話を使用していることが分かった。
 インターネットや携帯電話のメリットやデメリットを話し合うと、メリットについては様々便利な点があげられ、デメリットについては、「いろいろな犯罪につながる」や「違法なことがある」などの意見が出たが、具体的にどのような事例があるのか説明できる児童は少なかった。
 そこで、教材「ネットモラル検定」を使い、クイズ形式で学びながら、分からなかった箇所は、動画で確認して興味深く学習をすることができた。児童は、ふだん便利なインターネットや携帯電話の恐ろしさについて、改めて考え直す機会とすることができた。

【東海市立平洲小】情報モラル教室

 本校では、5、6年生を対象に、近年増加するメールやSNSによるトラブルの防止を目指し、7月に講師を招き授業を行っていただきました。
 上手に使えば大変便利なアイテムも、使い方次第ではとても危険なことが起こるということを学ぶことができました。子どもたちは、ふだん携帯電話やゲーム機、パソコンなどで自由にネットに触れられる環境であり、今後更に重要度が増すと思われます。そして、無料通話とメッセージ送信ができる携帯電話アプリについても講師の方から便利な機能ではあるけれど、使い方を間違えると、友達との仲が悪くなる原因にもなってしまうということを教えていただきました。

 今回授業で行った「情報モラル教育」は、子どもたちにとって身近な問題なので、学んだことを実生活でも生かしてもらいたいと思います。

《子どもたちの感想》
・今まで何げなく写真や動画をアップしていたけれど、アップしたものが全世界に広がるということまで考えていませんでした。次からはよく考えて携帯電話を使用したいです。
・これからも友達のことを考えてメッセージ送信をしていきたいです。
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【春日井市立東部中】情報モラル教育を行いました

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 本校では、情報社会における正しい判断や望ましい態度を育てるために、道徳の授業を始め、様々な機会を捉えて情報モラル教育を進めています。

 今回は「写真や動画の流出について知ろう」と題して、情報発信に対する責任や情報を扱う上での注意点、加えて情報社会で安全に生活するための危険回避の方法などについて3年生での授業を行いました。
 まず、パソコンやスマホなどの機器をクラスの多くの生徒が所有していること、そしてコメント投稿や動画投稿をした経験がある生徒もいることを確認しました。さらに、ネットの関わりの中で「いやな思い」をしたことがある生徒も少なくないと知ることもできました。授業では、SNSへの軽はずみな投稿が友達を深く傷つけた事例を映像で体験し、みんなが気持ちよく情報社会で生活するためにはどうしたらよいのか、話合いを行いました。

 授業後の感想では、「面白半分に写真をネットに流すということは、どれだけ恐ろしいことかと分かった」「相手のことを思いやる気持ちがなければネットは使っちゃ駄目なのではと思った」「いつか自分がスマホを持ったとき、十分気をつけながら使用したい」などの意見が出ました。

 日々の生活でも、ネットワーク上のコミュニケーションでも、相手を思いやる気持ちの大切さは同じであるということを、今後も様々な場面で伝えていきたいと考えています。

【一宮市立大志小】スマホやネットの危険性や使用法を再確認しました

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 スマホやネットはとても便利ですが、使い方を誤ると事件に巻き込まれたり、子どもたちの間でいじめなどのトラブルに発展したりする危険性があります。特に気が緩みがちな長期休業中に多く発生する傾向があります。そこで、夏休みを控えた今、子どもたちがトラブルに巻き込まれないようにするために、5、6年生児童を対象に、文部科学省が作成したリーフレット「ちょっと待って!スマホ時代のキミたちへ」をもとに各クラス担任が指導を行いました。

 昨年もスマホやネットについて学んでいますが、再度危険性やマナーを確認しました。「大切な睡眠が妨げられないよう長時間利用は避けること」「SNSやメッセージアプリのやり取りのルールをみんなで話し合うこと」「ちょっとした悪ふざけから出た言葉が友達の心を傷つけてしまったり、ネットで知り合った人と連絡先を交換したらトラブルに発展したりすることもあること」「自分で投稿した文章や写真が未来の自分を傷つけることもあること」などを改めて考えることができました。子どもたちからは、「今、スマホは持っていないけど、使うときには気をつけて使用したい」「ふざけ半分で人を傷つけないようにしたい」などの感想が聞かれました。
 
 本授業を通して、スマホやネットの使用についての意識を高めることができました。今後も情報モラルについての学習を機会あるごとに行っていきたいと思います。

【半田市立成岩中】インターネットでのコミュニケーションを学びました。

 5月16日に全校生徒が、情報モラルについての講話を聞きました。本年度は、講師をお招きし、「インターネットにおけるコミュニケーション」というテーマで、お話を頂きました。講話の中で手を挙げる機会が度々あり、生徒は楽しそうに参加しながら聞くことができました。相手の顔が見えないインターネット上の文字によるコミュニケーションでは、注意すべき特徴として五つのことが挙げられました。書き手と受け手の間で誤解が生じやすいこと、一度書き込みをするとその情報は全世界に公開されること、記録として消すことができないこと、人から人へ拡散すること、匿名でも誰の書き込みであるか分かるということです。これらは当たり前のことですが、いざインターネットを使う機会になると、忘れてしまいがちです。インターネットでのコミュニケーションに限らず、SNSやスマートフォンなどのアプリでも同様のことが言えます。これらが身近になったからこそ、「相手がどう感じるか」を想像して自分の気持ちを伝えることが大切だと学びました。インターネットは便利なツールですが、顔と顔を合わせたコミュニケーションを大事にしながら、慎重に使いたいものです。
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【春日井市立柏原中】情報モラル教育について

 本校では、年間を通して、技術家庭科の授業や学級の時間に情報モラル教育を行っています。今回は、5月に行った技術科の授業について報告します。

 本校でも、他の中学校と同じく、携帯・スマホの保有率が年々上昇しています。そこで、今回は情報モラルについて、動画やクイズを用いて学習しました。生徒たちからは「これもやってはいけないの?」や「これはやっちゃいそうなので、気を付けておかないといけないな」などの感想がでてきました。上手に使えば大変便利なアイテムも、使い方次第ではとても危険なことが起こるということを、改めて実感することができました。

 また、本校では、毎年1月に警察の方を講師に迎え、「サイバー犯罪防止教室」を行っています。その際の保護者のアンケートからも「スマホやインターネット上のことは、家族でも把握しきれないことがある。このような会があることはとてもいいことだ」という意見なども頂きました。

 更に重要度が増すと思われる「情報モラル教育」を、今後もしっかりと行っていこうと思います。
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【豊田市立高橋中】情報ツールを上手に使おう!

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 本校では、21時以降は携帯電話を利用しない、フィルタリングをかけるなどのルールづくりを毎年4月に、保護者と本人が相談し行っています。それでも携帯電話やスマートフォンの所有率が年々増加する中で、様々なトラブルが増えています。そこで情報教育の一つとして、豊田警察署生活福祉課の方をお招きし、お話をしていただきました。「食事をするときも携帯を触ってしまう」「ネットをしている最中に誰かに邪魔されるとイライラする」などの10項目からインターネットへの依存度をチェックしました。その後、LINEの中でのトラブルから起こった仲間外れが大きないじめにつながったケースや、無料と書いてあったのでクリックしたら、多額のお金を請求され、支払ってしまった実例を幾つか紹介され、安易な使用がトラブルにつながる危険性についてお話を聞くことができました。

 また、3年生では、文部科学省「中学校読み物資料」に掲載されている『言葉の向こうに』を題材に、全クラスで一斉道徳を行いました。ヨーロッパで活躍するサッカー選手への掲示板内での批判を擁護し続けた『自分』がいつしか標的にされてしまう、身近でも十分に起こりうる出来事を題材に授業を行いました。「ネットの世界では冷静な対応を心掛けないといけないと思います」「ぼくももっと小さなことだけれど、掲示板でトラブルになったことがあります。大事なことは1対1で会って話さないと駄目だと思いました」など、便利さと怖さが共存する情報ツールについての学びを深めることができました。 

【田原市立伊良湖岬小】肖像権について

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 本校では、3年生を対象に、「肖像権」をテーマに実践を行った。3年生の段階での情報モラル学習の一つとして、「他人が写っている写真を使うときの、約束事を知っているか」「人に見せたくない自分の姿が写っている写真を、無断で使われたときのつらい気持ちを考えることができるか」を取り上げた。写真を使うときの約束やきまりをしっかり理解させることが、情報モラルの学習の基礎につながると考えて実践した。

 「一枚の写真」という資料を活用した。話し合いでは、「しょうたはどうしてこの写真を使ったのか」「机に伏せて泣くさきの気持ち」を考えさせた。児童からは、「他にいい写真がなかったから」「とてもショック」などの考えが出された。

 次に、「しょうたはどうすればよかったのか」というテーマで話し合いを行った。最初は、「その写真を使わなければよかった」という意見が多かった。しかし、話し合いを進めていくと、「先にその写真を使っていいか、確かめておけばよかった」という考えが出された。

 最後に、自分自身のふだんの行動について振り返った。現在、総合的な学習の時間に、「地域のおすすめを紹介しよう」というテーマで、地域の写真を用いてガイドブックを作っている。実際に他人が写っている写真を使うことがあることを改めて認識し、みんなで約束を守っていくことが、「肖像権」を守ることにつながると気付くことができた。

【江南市立古知野中学校】「情報モラル週間」を行いました

 本校では、今年度情報モラル教育の一つとして、将来を担う子どもたちに情報社会の中でよりよく生きる力を身に付けさせていくため、「情報モラル週間」を設け実践しました。

 「情報モラル週間」では、業前の時間にWEBサイト「ネット社会の歩き方」にある「WEBサイトの情報を活用しよう」「ネットでの悪口は要注意」「ネットで悪口が罪になる」「ネット依存に注意」といった動画を視聴させながら、教師が補足説明を加えていきました。生徒がふだん気軽に扱っている情報機器の利用について、振り返る良い機会となりました。

 また、校区内の小学校でも同様の取組が始まりつつあり、小中が連携しながらモラルの向上を図っていきたいと思います。

 以下に生徒の感想を紹介します。
○ 今週でWEBサイトの使い方や、ネットでの悪口、その悪口が罪になること、ネット依存症について自分が知らなかったこと、覚えておきたいことを深く考えることができました。ネットを使うときは今週考えたことをちゃんと理解した上で実行していこうと思います。
○ いろいろ便利なインターネットだけど、ちょっとしたことから大問題になったり、デマが飛び交っていたり、注意をしなければいけないことも多いんだと学びました。自分も学んだことを生かしながらネットを正しく使いたいです。
○ インターネットには正しい情報と間違った情報があるので、自分で本当に正しいのかどうかを判断した上で使おうと思いました。
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【愛西市立佐屋中学校】携帯電話の上手な使い方について

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 佐屋中学校では、中学校1年生を対象に、「みんなで考えよう、ケータイ・スマートフォン」という教材を用いて、情報教育の授業を行いました。本資料は、携帯電話会社が提供している教材ですが、一般的な携帯電話やスマートフォンの問題に関する知識を直接教えて啓発する形式ではありません。映像教材をもとに問題提起し、主体的に考え、話し合い、問題点を客観的に考えることで、自らの携帯電話、インターネットの利用法や付き合い方を振り返る内容となっています。携帯電話やスマートフォンの所有率が年々増加している中、使い方による友人トラブルが増えてきています。生徒間でも毎年問題が起きており、身近な携帯の問題点を考えることをねらいとしています。

 本授業では、スマートフォンの誤った使い方で起こった友人間のトラブルついてDVDやスライドショーを用いて考えました。『食事しながらスマホ』『歩きながらスマホ』などの基本的な問題点から、メッセンジャーアプリを使う上での問題点について、班やクラス全体で意見を交換しました。

 最後に、今後自分がスマートフォンを使っていく上で気を付けたいことを考えました。「トラブルを起こさないためには、携帯で悪口を言ったりしないようにする。そして、もしトラブルが起きてしまったら、勝手にグループを作るのではなく相手の気持ちも考えてから行動したいと思います」「便利なものだけど、スマホで何でも解決しようとしているけど、夢中になりすぎると、トラブルも引き起こされることを学びました。このドラマは、日常生活でも起こりうる内容で、悪口を言うことや、グループから外すなど、軽い気持ちで行ったことが大きな問題になるので、気を付けたいです」などの感想を聞くことができました。本授業を通して、携帯電話の規範意識を高めることができました。今後も情報モラルについての学習を進めていきたいと思います。

【南知多町立豊浜小学校】情報は消せない

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 5年生が、情報教育アドバイザーを講師として、インターネットの情報を扱うときの注意を学ぶ目的で情報モラルについて学びました。インターネット上の写真をコピーして活用するように、インターネット上の写真は誰でも簡単に使うことができます。インターネット上に一度公開された写真、映像、文章などの情報は、拡散し、世界中を永遠にただよい、後から消すことは極めて困難です。

 また、誰かに写真を撮られた場合でも、その写真がどのように使われるのか分かりません。撮った人物の性別、職業を問わず、簡単に信用してはいけません。そして、軽はずみで載せたふざけた写真が広まり、写っている本人が特定され、本人やその家族までもが信用を失い、職を失った事例の紹介がありました。信用、職を失い、インターネット上で拡散した写真は残ります。

 児童は、講師の方の話に真剣に耳を傾けていました。児童の感想に、「便利なコンピューターも怖い物になってしまう」「ネット上に個人情報を載せない」「他人の悪口を載せない」などとありました。情報社会を生きる児童にとって良い学習の場となりました。

【小牧市立光ヶ丘中】スマホ・携帯の落とし穴に落ちないために

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 青少年を取り巻くスマートフォンや携帯電話などの問題が指摘され続けています。また、その使用を巡って毎日の規則正しい生活に悪影響を及ぼしている状況は、本校においても決して他人事ではありません。そのため、以前より情報モラルに関する学年・学級指導や道徳教育の推進を図っていますが、今回、それに加えて生徒自ら考え合う機会も大切であるとの認識から、生徒会執行部も取組を展開しています。

 昨年度行った生徒会自主調査によると全校生徒の約68%がスマートフォン・携帯電話を所持しており、そのうち約77%もの生徒が「トラブルを起こしたり、悩んだり嫌な思いをした経験がある」ということが分かりました。この状況を受け、生徒議会や学級会で話し合いながら、『スマートフォン・携帯電話の安全に関する5ヵ条』を制定しました。

 保護者への協力を依頼するプリントを配布し、生徒会執行部を中心に集会を開きました。集会では、議員や各委員長の協力を仰ぎ、劇を通して全校生徒に伝えました。生徒から生徒への呼びかけにより、和やかに浸透させていると感じています。

 スマートフォンや携帯電話絡みのトラブル、毎日の規則正しい生活に悪影響を及ぼしている状況を完全になくすことは難しいですが、より減少させていけるよう、今年度もこの5ヵ条を基本に、生徒自らの意識で根気強く取り組んでいきます。