【南知多町立師崎中学校】情報モラル教室に参加して

 4月19日(火)午後より、体育館で、全学年を対象として「情報モラル教室」を開催した。目的としては、有害サイトにアクセスすることにより、犯罪に巻き込まれたり、高額請求をされたりするなどの危険性について知ること、インターネット上でのトラブルに巻き込まれない方法や、正しい活用のしかたを知ること、メールやライン等でのトラブルの現状を知り、インターネットでのコミュニケーションマナーを身に付けることの三点とした。

 講話の内容は以下のとおりである。

◆チャットの世界は姿の見えない文字しか見えない透明人間のようなもので、どんなによい人にも、悪い心が生まれやすい環境である。
◆ツイッターで不用意に写真投稿すると、背景に他人が映っていることがあり、後ででトラブルになることがある。
◆理性をもって、集団心理から生まれる悪い心に負けないようにする。

 また、生徒からの質問に、一つ一つ丁寧に答えていただいた。

Q「スマホでのいじめを見つけたら、どうすればよいか。」
A「告げ口したと思われてもかまわず、親や先生に相談することが大切である。」
Q「サイトで変なところをクリックして不正請求された場合はどうするか。」
A「クリックだけで契約成立はあり得ない。請求自体が詐欺だと認識する。」
Q「有害サイトには、どんな危険があるか。」
A「普通のサイトの脇に、有害サイトにつながるバナーが貼り付けられている場合があるので、注意する。」

 講話を聞いた生徒の感想
「気軽にインターネットを利用しているけれど、危険なことがいっぱいあるということがわかった。これからは、インターネットを利用する時は注意したいと思った。」
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【豊橋市立下地小】メールって便利だね、でもマナーも大切

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 5年生を対象に「メールって便利だね。でもマナーも大切」と題して、電子メールのルールやマナーに関する授業を行いました。事前のアンケートでは、学級の約3分の1の児童が携帯電話やスマートフォンを所持していて、そのほとんどの児童が、メール又はLINEをしていました。また、通信のできる携帯ゲーム機を持っている子も学級の半分以上いました。
 この実態を基に、授業では、まずメールのよい点について考えました。すると、「いつでも連絡できる」「困ったときに連絡できる」という意見が出てきました。次に、メールの問題点を考えました。個人情報の流失や迷惑メール、悪口やいたずら書きなどの意見が出て、メールに問題点があることも理解していることが分かりました。その後、友達同士のメールのやりとりの様子をビデオで視聴しました。視聴後、どこが問題だったかを質問すると、「疲れていても丁寧に返事を書く」「悪口を見た人が嫌な思いをすることを教えてあげる」「時間を考えてメールをしなければいけない」などの意見が出てきました。
 授業の振り返りでは、「メールにもマナーが必要だと思いました。」「自分は、今は携帯電話を持っていないけど、持ったらメールの使い方に気を付けようと思います。」などの感想が聞かれ、メールのルールやマナーの大切さに気付くことができました。
 携帯電話やスマートフォンだけでなく、携帯ゲーム機を使ってもネットや通信ができてしまう今、子どもたちがこれからもネットや通信を安全に利用することができるような学習を進めていきたいと思います。