【稲沢市立大里中】セルフディフェンス講座

画像1 画像1
 インターネットや携帯サイトでのトラブルを未然に防止するために、「セルフディフェンスコミュニケーション開発」代表理事の青嶋宮央先生ら3名を講師にお招きし、セルフディフェンス講座を開催しました。
講座は学校公開日を利用して、1年生及び保護者を対象に行い、被害者にも加害者にもならないための方法やトラブルに巻き込まれてしまったときの対応の仕方を学びました。また、友達とのコミュニケーションのとり方として、上手な断り方や自分の気持ちの伝え方についても学びました。
○ 生徒の感想
・ LINEなど、相手の顔を見ないで会話するときは、誤解が生じやすく、トラブルになりやすいことがわかった。
・ 言葉の暴力や心理的暴力についての説明を聞き、LINEに書き込む言葉には十分気を付けなければいけないと思った。
・ 嫌なことを頼まれたときや悪いことに誘われたときに、相手が嫌な気持ちにならない断り方を教えてもらい、とても参考になった。

【豊田市立松平中】ルールって何のためにあるの? 〜スマートフォンの使い方を考えよう〜

画像1 画像1
 本校では11月22日の授業参観の日に、全校で情報モラルについて学んだ。今や中学生の多くが持っているスマートフォン。だがその使い方は個人や家庭によって様々である。友達や親とどんなルール作りをしていけばいいのかを考えた。
まず、インターネットサイトからの引用で、「スマートフォンを使っていてイラッとしたランキング」を見た。すると、上位は「既読無視」に関すること。お互いコミュニケーションをとりたくてスマートフォンを使っているはずなのに、なぜイライラしてしまうのか。そこで豊田市教材データベースPOTETOに掲載されている情報モラルの動画を視聴した。最初は仲が良かった友達同士でも、スマートフォンだけでコミュニケーションを取ろうとすると、少しの行き違いや相手への理解不足がやがて大きな関係の悪化を招いてしまうことを学んだ。お互い気持ちよくコミュニケーションを取るためにはどうすればいいのか。使う時間を決める、相手に自分の予定をしっかりと伝えるなどの意見がでた。どの意見にも共通して言えることは、相手のことを考えながらコミュニケーションをとることが大切だということ。スマートフォンはとても便利だが、使い方次第では相手を傷つけてしまう。相手のことを考えながら一緒にルールを作っていく必要があることを学んだ。
<生徒の感想>
・ルールを決めることは大切だけど、そのルールのせいで仲が悪くなったりケンカしたら意味がない。相手のことを考えてちゃんと話し合えばいいと思ったので自分も気をつけたいです。
・お互い悪いところがあって、それがトラブルにつながっているので、互いの事情、ルールを知り合うことが大切だと思いました。ルールは相手との良い関係を保つために重要なものだと分かりました。

【豊田市立東広瀬小】著作権に関する授業を行いました。

画像1 画像1
東広瀬小学校2年生を対象に、情報モラルについての授業を行いました。

1.絵や工作などの自分の作品に、他の子から落書きをされたら、どんな気持ちになるか考える。
2.パソコンルームで、イラスト作成ソフトを使って絵を描く。その際、パソコンに慣れた子が、好意で不慣れな子のイラストを手直しする。手直しされた子は泣いてしまうという動画での教材をみながら、なぜ泣いてしまったのか考える。
3.絵や工作の作品と同様に、パソコンでの作品も作った人のものであり、たとえ好意であっても手を加えてはいけないことを知る。

という流れで授業を行いました。モラルNETの動画を使うことで、小学生低学年の子にも、手を加えられた作品は自分の作品ではなくなってしまい、悲しい思いをすることわかりやすく伝えることができ、著作権の考え方の基礎が学習できました。

【犬山市立東小】情報と安全について学ぼう

画像1 画像1
4年生から6年生の児童を対象にした携帯・スマホなどのアンケートを行いました。その結果、およそ4割の児童が自分用の携帯・スマホを持っていることがわかりました。持っていない児童の6割が自分用の携帯電話を欲しいと家族に言ったことがあり、携帯を持つ時期について家族と話し合ったことがあることもわかりました。また、携帯・スマホ以外にもゲーム機を情報端末として活用しているといった実態もわかりました。また、使い方について、家庭で話し合っている割合は7割であり、安全に利用するためにも意識を高める必要性が明らかになりました。
そこで、これらの危険を知り、安全に活用できる子どもを育てたいと考え、情報モラルソフトの「あんしん・あんぜん情報モラル」を活用した教育実践に取り組みました。学年の発達段階に合わせて、6年間を見通した計画を立てました。年間1〜2時間を犬山市教育委員の委託を受けた民間業者の支援を得て、担任が指導を行いました。
学年別の主な学習内容は以下ものとなります。
1年生:知らない人に、連絡先を教えない
    決められた利用の時間や約束を守る
2年生:大人と一緒に使い、危険に近づかない
    不適切な情報にあわない環境で使用する
3年生:情報には誤ったものもあることに気づく
    危険に出会ったときは、大人に意見を求め、適切に対応する
4年生:情報の発信や情報をやりとりする場合のルール・マナーを知り、守る
個人の情報は、他人にもらさない
5年生:ネットワークは共用のものであるという意識をもって使う
情報の正確さを判断する方法を知る
6年生:情報の破壊や流出を守る方法を知る
人の安全を脅かす行為を行わない
 1年生の実践例では、「知らない人に、連絡先を教えない」に取り組みました。小学校1年生の主人公が、一人で留守番をしている時に、電話で知らない人から名前や連絡先を尋ねられるというストーリーの動画を見ながら、どのような対応をしたらよいのかを考えました。「知らない人に教えない。」とか「お母さんに相談する。」などの意見がでました。
授業後に、家庭通信を配布し、家庭への話題提供を行いました。授業を通して、「知らない人に電話番号を聞かれても絶対教えない。」「分からないときは電話を切る」などの感想をもちました。
支援者によると、情報モラルは繰り返し指導していくことが大切だそうです。繰り返し指導することで、安全に活用できる子どもを育てたいと考えます。

【豊田市立朝日小】1月の授業参観で情報モラルの学習

画像1 画像1
 1月10日土曜日に、授業参観がありました。
 2年生は、「事例で学ぶnetモラル」の教材を使って、「ゲームに熱中するとどうなってしまうのか」「ゲームをするときはどんなことに気をつけたらいいのか」を考える授業を行いました。子どもたちは、自分のこれまでの生活をふりかえりながら、つい長い時間ゲームをしてしまうことがあるけれど、やりすぎると悪影響がたくさんあるから気をつけなければいけない、という気持ちをもてたようでした。保護者の方にも見てもらうことで、家に帰ってからもこの授業のことを話題にしてもらえるのではないかと思いました。
 また、高学年と保護者向けには、「情報モラル講演会」が行われました。講師としてNTTドコモの方をお招きして、「スマホやケータイを持つ際の予備知識」「スマホ・ケータイの安心安全な使い方」「基本的なルールやマナー」についてアニメーションを使用して説明していただきました。小学生にも大変分かりやすい講演で、とても好評でした。

【豊明市立舘小】ネットトラブルに巻き込まれないために

画像1 画像1
 本校では、全校児童及び保護者を対象に「ケータイ・スマホ・ネットゲーム」についてアンケートを行った。その結果本校児童を取り巻く環境や保護者の意見を広く知ることができた。アンケートによれば、スマホを持っている答えた児童が、13%もいた。さらにその内の16%の児童は、1日に5時間以上もさわっていることが分かり、スマホへの「依存」が心配された。そこで、PTA委員会で保護者と話し合い、「舘小が推奨する『お子様と情報機器との望ましい関わり方』」を作成し、学校通信で「ケータイ・スマホ・ネットゲーム機特集号」とともに配付した。その基本方針は、以下の通りである。

○ コミュニケーション能力や自己解決能力及び全身の運動機能を発達させるべき小学生の段階では、ケータイ・スマホ・ネットゲーム機を持たせない・使わせないことが望ましい。
○ 家庭の事情で必要な場合には、ルールを設定し、守らせることが望ましい。

 12月には、全校道徳として愛知警察署より講師を招き、「ネットトラブルの現状」について教えていただいた。児童は、ネットトラブルの恐ろしさ・ネットトラブルに巻き込まれないようにするにはどんなことに気を付ければよいかなどを知り、情報モラルへの意識を高めることができた。

【豊根村立富山中】コミュニケーションの大切さ

画像1 画像1
 本校は全校生徒7名の極小規模校(へき地2級地)です。また、県下で唯一の山村留学受入校で、本年度は5名が山村留学生です。休み時間には同一校舎で生活している富山小学校の児童とドッジボールや鬼ごっこをして、一緒に遊ぶ姿が見られ、上学年が優しく働きかけをしています。
 山間地に住んでいるので、誰も携帯電話やスマートフォンを所持しておらず、携帯型デジタル音楽プレーヤーを用いてインターネットの接続する生徒もいません。しかし、長期休みの前に必ず「携帯電話やインターネットの使用は十分に注意して、犯罪などに巻き込まれないようにしよう」と啓発しています。
 本校が重点的に指導していることは、「さわやかあいさつ」とコミュニケーションの大切さです。画面上の言葉でのかかわり合いではなく、人と「生きた言葉」を交わすことで、活き活きとした豊かな生活を過ごせることを教えています。日々の生活の中で子どもたちの社会性は育っています。
 平成27年3月31日を以って本校は閉校しますが、より一層のコミュニケーション力の向上のため、「生きた言葉」でのかかわり合いを推進していきます。

【一宮市立葉栗北小】 事例から学ぼう Netモラル

画像1 画像1
本校では、ネットモラルについての道徳の授業を、発達段階に応じて、全クラスが2学期中に取り組みました。
 実施した内容は次の通りです。
 1・2年生 インターネットを使用する際のルール
 3年生 不適切なWEBページに遭遇したときの対処法
 4年生 個人情報を守る
 5年生 ネット依存症
 6年生 動画投稿やオンラインゲームについて
1、2年生では警察庁キッズパトロールのWebサイトを活用しました。
 3〜6年生では、市内全小中学校にインストールされている情報モラル教育支援ソフトを活用しました。このソフトには、指導案や動画も事例ごとに掲載されています。また学習後に各自で行う「ドリルテスト」で、児童の意欲を高めることもできます。
情報社会に生きる子どもたちが安心して情報を活用できるよう、継続して取り組んでいきたいと思います。
≪児童の感想≫
 ・インターネットやゲームは、時間を決めてやった方がいいと思った。(5年生)
 ・ネット依存症になると怖いと思った。やる時間をひかえたいと思った。(5年生)
 ・相手の許可をとることが大切なんだということが分かった。(6年生)

【江南市立藤里小】安全に楽しく使おう!ケータイとゲーム機

画像1 画像1
                              
2014年6月24日(火)に6年生を対象にしたE−ネット安心講座をEネットキャラバンに依頼し,「安全に楽しく使おう! ケータイとゲーム機」と題して学習の時間をもった。
まず初めに「インターネットによって広がる世界」について話を聞いた。その利点は,世界中から情報を入手できること。世界中の人とコミュニケーションがとれること。いろいろなコンテンツを楽しめること。ショッピングやオークションが便利なこと。いろいろな教材で学習できること。宿泊や交通機関の予約が便利なこと。情報発信の主人公になれること。家族の居場所や安否確認ができること等が挙げられた。
次に「トラブルを避けるために知っておかなければならないこと」について話があった。顔を見て話さないので誤解が生まれやすくちょっとしたことでけんかになることがあること。メールだと言葉がきつく感じられることがあること。相手が見えないから,メールなどで仲良くなると会いたくなるが,相手は危ない人の場合があること。一端インターネットにアップされた写真は消せないし,世界中の誰もが見る可能性があること。
続いて項目を挙げてお話をいただいた。1)使いすぎない! 使いすぎると睡眠不足や目の疲れ,肩こり,イライラの原因になったり,集中力が低下したり,友達や保護者と話をするのが面倒になったりする。使いすぎないようにするには,家族のルールを決めたり,友達とのルールを決めたり,有害サイトは見ないようにしたりすることが重要。困ったら保護者や先生に相談すること。 2)いじめはしない! 「○○ちゃんなんか感じ悪い」「○○って○○らしいぜ!」「え!マジ!?キモーイ」「うぜー!」「消えろ!」「死ね!」などの言葉はそれを見る人にとって気分が悪くなったり,何もしたくなくなったりし,最悪の場合死にたくなることもあるので要注意。でも,いじめられたら,保護者や先生に相談し,メールの証拠を残しておく。大事なのはいじめを気にせず相談する勇気。 3)お金やものにだまされない! 無料画像と書かれていたので安心してクリックしても,だまされてお金を失ったり,お金のトラブルに巻き込まれたりすることがある。また,嘘の高額な請求書が届くこともある。これを防ぐには一人でネットショッピングやネットオークションをしないこと。また,偽情報にだまされないように,我慢する心が必要である。 4)個人情報はしっかり守ろう! 個人情報とはメールアドレス,クレジットカード番号,パスワード,顔写真,誕生日,住所,電話番号などのこと。お金をあげて女の子にいたずらをする大人がいる。また,ネットだけでは相手の本当のことは分からないことを理解する必要がある。個人情報は書き込まないことが重要である。また,人の写真やイラストは無断で使ってはいけないことを知ろう。場合によっては損害賠償を請求されることがある。 5)心にスキを作らない! 「自分だけは被害に遭わないだろう」という心のスキが被害を大きくする。「気にしていないだろう」と思っても相手の心を深く傷つけていることがある。「これくらいばれないだろう」と思っても個人は特定される。「ちょっとした憂さ晴らし」が犯罪予告の犯罪を引き起こす。「お金が欲しい」と思っていると詐欺や誘い出しに引っかかる。
 受講した6年生はルールを決めていないケースが多かった。また,家族でルールを決めていても破ってしまうと答えたケースも少なくなかった。しかし,正直に発表する児童の姿から,今日学んだことを大切にしていこうとする雰囲気を感じることができた。

【西尾市立一色東部小】第4学年情報モラル「肖像権に気をつけて」

画像1 画像1
 本学校の4年生は、電話やメールができる情報端末の所持率が8割を超えている。そのうち、LINEを使ったコミュニケーションをしている子も2割おり、今後さらに増加すると思われる。そこで、今回、情報モラル教育として、ウェブサイト「ネット社会の歩き方(http://www.cec.or.jp/net-walk/)」より、肖像権について考えるアニメーションを用いて、授業を行った。
 ケータイを買ってもらった主人公が、無断で写真を撮ったり、その画像をブログに公開したりすることでトラブルとなる話である。子どもたちは、主人公の問題点について話し合い、自分がケータイやスマホを持ったらどう使うかを考えた。

<授業後の子どもの感想より>
・今日の授業で、ブログは怖いと思いました。あと、写真を撮る時も、ちゃんと
 友達に撮っていいか聞いてからにしたいです。
・自分がやられて嫌なことは、相手にもやらないようにしたいです。
・私はケータイを持っているので、これから使っていく中で大変なことにならな
 いように気を付けたいです。

【設楽町立田峯小】 SNSについて考えよう―「LINE」でのコミュニケーション体験を通して―

画像1 画像1
SNSについて考えよう―「LINE」でのコミュニケーション体験を通して―
 昨今スマートフォンの普及により、SNSを利用し友達とコミュニケーションを図ることが珍しいことではなくなってきました。スマートフォンの広がりとともに問題となっているのが、コミュニケーションのトラブルであり、最近では無料通話アプリ「LINE」でのいじめを苦に自殺をするという痛ましい事件も起きています。子どもたちの多くもスマートフォンに触れたことがあると言っており、中には「LINE」を活用し、親戚の子とメッセージのやり取りをしている子もいました。本校でも、スマートフォンでのコミュニケーションについて考える時期にきていると感じました。そこで、実際に「LINE」を使って、友達同士でメッセージのやり取りをし、SNSコミュニケーションについてみんなで考えました。
 子どもたちはグループに分かれ、タブレット端末を使って、自由にメッセージをやり取りしました。昨日のテレビの話や、買い物に行ったことなど、慣れた手つきでとても楽しそうにメッセージを送り合っていました。その後思ったことを話し合わせると、「面白かった」「便利だ」という意見が出る一方、「相手に『早く打って』と言われた時には気分が悪かった」「表情がわからないから、何を思っているのかわからない」「相手が見えないから、冗談を言っているのかどうかがわからなかった」などの意見が挙げられ、SNSコミュニケーションでは気持ちが伝わりにくいということに気付くことができました。SNSの体験後、いじめやスマホ依存など実際に起こっているスマートフォンのトラブルを紹介しました。子どもたちは、楽しいSNSには負の側面があることを知り、驚いていました。
 学習を終え、子どもたちは「インターネットやスマートフォンはすごく便利で楽しいけれど、考えて使わないといけないことを知りました。将来はできるだけ会って話をするようにしたいです。」「相手を思いやったり、スマホを使う時間を決めたりするなど、トラブルが起こる前に、自分が使う時のルールを考えたいです。」「スマホにひたってしまうと、勉強などの身の回りのことができなくなるので、守るべきルールは守りたいです。」などの感想をもち、これからのスマートフォンのとの付き合い方について、それぞれ自分なりの考えを発表し、授業を終えました。これからも、子どもや保護者への情報提供など、保護者と連携しつつ、SNSの活用について継続的な指導をしていきたいです。

【豊橋市立津田小】スマートフォン(タブレット端末等)をどう使う?

 現段階で,すでにスマートフォンなどのタブレット端末を日常生活で使用している(家族のものを借りる場合を含めて)児童は,学級内の多くを占めていた。そこで,これから子どもたちがネットワークと付き合って生活していかなくてはいけないことを前提に,どのようにこれらの電子機器(特にタブレット端末)を使っていくべきなのかを考える授業を行った。
導入で,スマートフォンなどのタブレット端末をこれから使いたいか(使っている人はこれからも使いたいか)また,それはなぜかという問いを本学級の6年生全員に問いかけた。その後,「使いたい」「どちらでもない」「使いたくない」のそれぞれの立場から,スマートフォンのよい点とよくない点を話し合った。よい点として多く上がったのは,SNSが便利であることや豊富なアプリが魅力的であることだった。逆に,よくない点として上がったのは,SNSなどがトラブルやいじめの原因につながることや,お金の心配についてであった。ここで,学級全体の共通意識として,スマートフォンにはよい点とよくない点がどちらもあることを確認した。
次に,中学生の人権作文優秀作品集の中から,スマートフォンを使ったいじめをテーマに書かれたものを読み聞かせ,本実践のテーマである「スマートフォンをどう使う?」という問いについてワークシートに書き,話し合った。「知ってはいたけど,改めていじめにつながることを知り,怖いと思った。」「スマートフォンはコミュニケーションのための道具であることをよく理解する。」「コミュニケーションの道具だけど,大事なことは直接伝えるようにする。」「使い方のルールを自分で決めたり,家族で決めたりする。」「スマホのよい点とよくない点をよく理解しておけば,うまく活用できると思う。」などといった意見が出てきた。スマートフォンなどの端末は便利であることとともに,自分たちの使い方によってはトラブルの原因になることや,また,ネットワーク上のコミュニケーションについても,相手の存在とその人の気持ちをよく考えなければいけないということに気づくことができた。
画像1 画像1 画像2 画像2

【長久手市立北中】「しのびよる性犯罪」〜端末利用からのトラブル〜

画像1 画像1
性指導の一環として,2年生を対象に実施しました。
○ねらい
「出会い系サイトに関係する事件を通して,現代の性犯罪について知ることができる」「携帯電話や電子メールによるトラブルや性犯罪から,自分を守る方法について考えることができる」
○物語の設定
友達から紹介された出会い系サイトに,女子学生が迷いながらも登録する。年上の学生とメール交換を始め,そのうちに楽しくなってくる。その男と会う約束をして,ドライブに誘われる。男は休憩するふりをして,・・・。
○生徒の実態
毎日のように通信端末を利用している生徒が48% 週に数回使用する生徒は30% 使わない生徒は21% (小数点以下切り捨て)
出会い系サイトの利用はない。
○授業での様子
生徒は,登場人物の女子学生の心情の変化や,相手の男のねらいについて想像し,女子学生の行動の良くなかった点について考えることができました。そして,被害に遭わないようにするために,自分自身は,どのようなことについて気を付けたら良いのかについて考えました。
○生徒の感想
「出会い系サイトを使わない」「ネットに個人情報・写真などを載せない」「見知らぬ人と会わない」「友達に勧められても流されずに断る」などがあり,被害に遭わないように気を付けようとする様子が見られました。

【長久手市立市が洞小】 e−ネット安心講座

画像1 画像1
 近年、インターネットやスマートフォンの利用を通して起こる問題点が数多く顕在しています。市が洞小学校では、子どもたちが実際にインターネットに触れる機会が多いのは家庭であるため、問題に対する保護者の自覚を高めてもらおうと、9月にPTAが主催して「e−ネット安心講座」を企画しました。地元ケーブルテレビ局のインターネット担当者を講師に招いた講演会には、約40名の保護者が参加しました。
 インターネットでのトラブルについての再現映像を視聴したのち、子どもに携帯電話を持たせる際のルール設定の重要性や、スマートフォンの普及によって現れてきた問題点についてのお話を聞きました。参加者からは、「子どもがスマートフォンを欲しがったときに検討するよい機会となった。」「自分自身がまだよく分かっていないところが多いので、勉強が必要だと思った。」などという感想が寄せられた。また、「学校でも子ども向けに指導をしてほしい。」という要望も寄せられました。
 そこで、学校とPTAがさらに連携し、インターネットの正しい使い方や危険性について子どもたちにも知らせていこうということになりました。短学活の時間に担任から話をしたり、PTAが啓発文書を作成し各家庭に配付したりするなど、今後も、インターネットやスマートフォンとうまく付き合っていくための取り組みを進めていきます。

【刈谷市立亀城小】子どもや保護者と考える情報モラル学習

画像1 画像1
 本校では、4年生から系統的に情報モラルについての学習を積み重ねています。4年生では、スマートフォン・携帯電話をインターネットに接続して遊ぶオンライン・ゲームを取り上げ、課金の仕組みやID・パスワードの取り扱いについて、どのようなリスクがあるかを考えながら学習しました。5年生では、インターネット上での個人情報の取り扱い方や、ネット上で知り合った人にはなりすましの可能性があることなど、ネット上の安全に関することを、事例を通して気づかせるような学習をしました。6年生では、「LINE(ライン)」などのソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)を利用する際に返信を強要することによって、本来の友達関係が崩れてしまうことや、設定における留意点等を学んでいました。どの学年についても、困ったことが起きた場合、必ず、保護者や教師など、大人に相談することや、ネットの使いすぎによる弊害については、実際の事件など事例をもとに、気づきを大切にした学習を繰り返し行ってきました。
 保護者に対しては、9月17日(水)にはPTA社会学級において、子どもの実態や学校で学習している内容を紹介しました。実際の事件などの事例をもとにして、ネット社会に対する理解と子どもへの安全なネット利用についての協力をお願いしました。
 以上のような取り組みによって、子どもたちの間に、「ネットを利用する時に注意しなければならないこと」が浸透するとともに、保護者には、「学校との協力の必要性」を理解していただけました。今後とも、子どもへの継続的な働きかけとともに、家庭との連携を大切にしていきたいと思います。