【みよし市立市立緑丘小】携帯&スマートフォン・パソコン

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 昨年度は、6年生の間でスマートフォンの利用に関連して、LINEによる仲間外れなどの問題が発生した。本年度は、こうした問題を未然に防ぐために、情報支援講師の協力を得て、高学年全児童を対象にネットモラルの学習を実施した。6月に実施した授業では、DVD教材を使い、迷惑メールの禁止や有料サイトへの接続によるトラブル防止などについて学習した。児童は、ネットモラルについて、具体的な事例を基に自分の問題として捉えることができた。10月現在スマートフォン等によるネットトラブルは発生しておらず、6月に実施した学習が有効であったと考えられる。しかし、少しのきっかけでトラブルに巻き込まれることがある。情報モラルについても、繰り返しての指導を考えている。

【小牧市立北里中】 ゲーム機、スマホを知ろう!

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北里地区三校(北里中、北里小、小木小)で連携した交流会や学習会を年に1度行っており、その講座の1つとして子どもと保護者を対象にした、ゲーム機やスマホで起こりやすいトラブルについての学習会を実施しました。
 今やゲーム機を使ってもネットショッピングができたり、知らない人とメールや会話をしたりできます。ネット環境さえあれば、パソコンやスマートフォンと変わらないことができるのです。これらの危険性について、家庭で十分話し合ったうえでゲーム機を使っていく必要があることを伝えました。
また、スマートフォンのアプリであるLINEについて、大人と子どもの捉え方の違いがあることが分かりました。子どもの発言のなかに「返信しないといけない気持ちになる」というものがありました。返信の義務があると感じることによってトラブルになりやすいので、発信者、受信者ともに相手のことを考えて利用する必要があることを確認しました。
最後に、トラブルを防ぐスマートフォンの約束事を紹介し、家庭におけるルールづくりが大切だと伝えました。

【あま市立美和中】美和中版「道徳週間」での取り組み

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本校においては、毎年、人権週間に併せて道徳週間を設定し、道徳の授業の充実を図っています。その中では人権や情報モラルなどの題材を取り上げて授業実践を行っています。本年度は、海部地区が独自で行っている教材ビデオの貸し出しシステムである「ビデオライブラリー」より、情報モラルに関するビデオ教材を借りて授業実践を全クラスで実施しました。
今回、使用した教材ビデオは「情報ネットワーク上で起こるトラブル」を題材にしたものでした。最近の中学生はスマートフォンや携帯電話を使って、メールやLINE上で会話をすることが当たり前のようになってきています。しかし、相手の素性が見えない情報ネットワーク上でのやりとりであるだけに、多くのトラブルに見舞われることも少なくありません。顔が見えないのを良いことに大量の嫌がらせメールを送りつけられたり、受け取ったメールに即時反応しないために翌日から人間関係に歪みが生じたりすることもよくある話です。
ビデオを見た後に、生徒たちと情報ネットワーク上におけるトラブルを防ぐための方法について考えました。「相手の気持ちを考えて書き込みをする」「送り主がわからないメールには反応しない」などの、情報モラルを意識した回答が得られました。中には「ネットワーク上のやりとりに深入りしない」「興味本位でメールグループに参加しない」などの、情報ネットワークの環境から一歩距離を置くといった回答も見られました。
来年度以降も趣向を凝らしながら、情報モラルへの意識を高める取り組みを続けていく予定です。

【知立市立竜北中】自分たちの手で決めるケータイ・スマホ行動宣言

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 知立市では今年度、子どもたちの携帯電話やスマートフォンなどの使用についての標語(小学校)・行動宣言(中学校)を作ることになりました。それも、子どもたち自身が話し合ってその標語や行動宣言を作り上げていくというスタイルで行うことになりました。
竜北中学校では、6月に「ケータイ安全教室」を行いました。生徒たちは、携帯電話やスマートフォンによるさまざまな問題を知り、その危険性に気付けたようでした。そこで得た知識をもとに、夏休み前に生徒個々で「行動宣言」を作りました。その後、全校集会で人権啓発委員が「学級の行動宣言」を作るように、生徒から生徒へ呼びかけ、それを受けて各クラスで行動宣言が作られました。そして、各クラスの行動宣言を持ち寄って、3年生の人権啓発委員が中心となり、「竜北中学校の行動宣言」をまとめあげました。
これをまとめる話し合いで、生徒たちは「自分たちに優しすぎてもダメだし、厳しすぎて守れないようなものでは意味がない」と言いながら素直に本音をぶつけ合ったり、一旦決まりかけたのにどうしても納得がいかず、また日を改めて話し合いの場をもったりしていました。生徒たちのこだわりと責任が見られました。
今後は、11月29日(土)にパティオ地鯉鮒で行われる「第1回知立市子ども会議」に、竜北中学校の行動宣言を持っていき、他校の代表と共に話し合い、知立市の行動宣言を作り上げていく予定です。

【春日井市立篠原小】著作物の利用

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 2学期も残り1か月となり、日頃の授業や校外学習等について、パソコンを利用してまとめ学習を行っている学年が増えてきた。本校の6年生も調べ学習や修学旅行について、パソコンを利用して学習を進めようとしている。しかし、パソコンを利用する時に文字だけでなく、イラストや写真を活用してまとめを行う。インターネット上からのイラストや写真を掲載する場合、著作権に注意しなければならない。そこで、今回は「著作物の利用」について授業を行った。
 授業では、CDをダビングして自分で楽しむのと、自分のWebページにアイドルの写真を載せるのとでは著作権上どのような違いがあるのかを話し合い、著作物の利用の仕方について全体で学び合うことができた。授業の振り返りでは、子どもたちから「インターネット上にある物を使用する時はURLや記載場所の提示をしなければならないことがわかった」「著作権をしっかり守り、まとめ学習をしていきたい」等の感想を聞くことができた。
 今後、今回学習したことに注意して、まとめ学習をしっかりと行っていってほしいと思う。

【津島市立天王中】 ケータイ安全教室を開きました!

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 ケータイ電話が多機能となり、生活のあらゆる場面で利用が進み便利になっている。一方、出会い系サイトにまつわる事件やワンクリック詐欺と呼ばれる架空請求詐欺、インターネットでの誹謗・中傷などのトラブルも多発している。
こうした危険と隣り合わせの現状を慮り、本校では、1年生を対象に、携帯電話会社より講師を招き、『ケータイ安全教室』を開いた。
誘引メールに焦って返信すると、個人情報を漏らすことになることや、巧妙な『なりすまし』にだまされ、見知らぬ人と会って危険な目にあうこともあるなど、様々な実例を紹介した講義は、生徒たちにとって興味深いものだった。
また、「スマートホン」で使う様々なアプリについての問題も多くなっていることが挙げられた。複数の仲間でメールや会話のできるアプリを例に挙げ、文字だけでは感情が伝わってこないのでひどく心が傷つけられたり、相手の嫌がっている画像を載せて迷惑をかけたりするなどのトラブルが多いことを聞いた。
画像をネット上に載せると、GPS機能から位置を特定できるため安易な気持ちで載せないことやアプリのゲームで課金を一度してしまうと更に欲しいアイテムが出てきて気がついたら多額の請求書が届いてしまったなどの例を挙げ注意を呼びかけた。
グループに入れなかったり、仲間はずれから特定の人への攻撃となったりする例も多いことを知った。また、個人情報やパスワードを安易に教えてしまったことで、金銭的なトラブルに発展した例もあげられた。
今ケータイをもっていない生徒も、これから手にして,様々な問題に巻き込まれる恐れがある。そこで、今のうちに相手のことを考えることや犯罪に巻き込まれないための手段を身につけることが大切であることがわかった。
「携帯を安全に利用するためには、ルールやマナーを守ることが何より大切!」「ルールには理由がある。自分くらいとか、自分だけはという考えをもたない!」というまとめでこの学習会を終えた。生徒たちからは、「不用意なアクセスは注意しよう」とか、「人に迷惑をかけるような使い方をしないようにしよう」とかいう声が聞かれた。

【田原市立泉中】LINEで考える楽しいコミュニケーション

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 本校では、情報モラル教育の一環として、株式会社LINEと静岡大学が共同開発した教材を利用した授業を行いました。内容は、「何時からが遅い時間か?」などについて意見を出し合って人それぞれで考え方が違うことを確認したり、「塾の友だちにあなたの写真見せていい?」と友だちからLINEで連絡を受けたときにどんな対応をするか話し合って、適切なコミュニケーション方法を考えたりするものです。実際にLINEを利用しているという生徒も多く、自分に起こった経験をもとに話す生徒や、自分が気をつけていることを伝える生徒もいました。生徒の感想には、「人それぞれで嫌なことも違うし、理由も違った」「自分も気づかないうちに相手の嫌なことをしているかもしれない」「送信するときに相手のことを考えることが大切だと思った」などがありました。スマートホンやタブレット、ゲーム機からもネットにアクセスできるようになり、SNSなどのサービスを利用する生徒も多くなりました。情報化が進む社会の中で適切なコミュニケーションがとれる力を身につけていってほしいと思います。

【豊明市立三崎小】1年「著作権について」

 1年2組で、著作権について学習しました。パソコン教室で、webサイト「コピーライトワールド」を利用しました。
 まず、著作権とは何かの説明をし、次いで、同サイトにある初心者向け著作権学習コンテンツを使って楽しく学習することができました。図工の時間に描いた絵に著作権はあるか、という問題に対しては、解答発表前に児童から「有名人が描いていないから、著作権はないんじゃないか」という声が出ました。解答を発表し、誰が描いた絵にも著作権はあるということを確認することができました。
 その他にも、著作権は著作者の死後50年で消滅すること、著作権は外国にもあることなどを学習することができました。
 他人の作品を、無断で使ってはいけないということと、漢字スキルなどにテレビゲームのキャラクターが用いられているのは、きちんと許可を取っていることを確認して、学習を終えました。
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【蒲郡市立蒲郡南部小】 ネットのサービス なぜ無料?

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 インターネットが身近に利用でき大変便利な反面、安易に扱いトラブルになるケースも少なくありません。そこで今回、メディアのめ第8回「ネットのサービスなぜ無料?」(NHKEテレ)をもとに、パソコンやスマホでつながるインターネット上の無料サービスの仕組みを知り、かしこく使おうとすることをねらいとし5年生を対象に授業を実施しました。
 本校5年生60名の携帯電話の保有率は36.6%と高い傾向にあります。また、ネットの無料ゲームは95%の子が体験しています。その際に、課金をしたことがある子は23.3%見られました。
 番組後半の視聴時に無料ゲームに夢中になり、安易に課金をしてしまう主人公の様子を、多くの子が食い入るように見ていた姿が印象的でした。
【子どもたちの感想】
・無料の広告から→「けんさくしたキーワードに関係した広告が出ることはさそいをかけられ有料へとつながるのではないと思いました。」「前に見たページや広告から、きょうみがありそうな広告が出ることは個人情報がもれていないか心配になります。」
・無料ゲームから→「わたしはいつも動画や無料ゲームをしていました。でもこれからはフリーミアムにならないようにしっかりかしこく使っていきたいです。」「ネットって便利だからいいなあと思っていたけど,ちゃんとネットの性質を知ってやらなきゃこわいことにもつながってしまうので気をつけて使いたいです。」「ゲームが強くなるからとか、あの子もやっていたからとかそういうことは考えずにだまってやるんじゃなくて、お母さんに聞いてから許可をもらい課金をした方がよいと思いました。」

【小牧市立米野小】ネットモラル教室

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 本校においても,スマートフォンや携帯用ゲーム機を使ってインターネットサービスを利用する児童が増えてきました。特に高学年では,SNSへのアクセスする児童もおり,その中での友達同士のトラブルも見受けられるようになってきました。そこで,本年度初めて,5・6年生を対象にネットモラル教室を開催しました。講師の派遣は「e−ネットキャラバン」に依頼をしました。
 子どもたちは「ネット依存症」「ネット誘引」「ネットいじめ」の話に特に関心を寄せたようで,真剣に話を聴いていました。事後の振り返りでは,「インターネットをやっている人はいい人だけじゃないことがわかった」「これまで友達の返信が遅いと確かにイライラしていた」「インターネットは情報を得るための大切な手段でもあるので,気をつけて活用したい」といった声が多く聞かれました。

【津島市立暁中】ネットの恐ろしさ

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 中学校に入学してから3か月。人間関係にも少しずつ変化が生まれてくる頃です。さらにこれからの夏休みで心配されるのが、顔の見えないネット上のトラブルです。そこで、学年集会を企画し、ネットを使っていくうえで気を付けないといけないこと、ネットの恐ろしさについて学ぶ機会にしました。
 まず、生徒たちにとって身近な「LINE」をめぐるトラブルについて話がありました。たとえば、いわゆる「既読スルー」から発展するイジメであるとか、タイムラインに友人の写真や個人情報を載せることで起こりうるトラブルなどについてです。生徒たちは真剣に話を聞いていました。
 次に、愛知県から配布されているパンフレットなども使い、具体的なトラブルの事例が話されました。無料のゲームアプリをダウンロードして遊んでいたが、課金が必要になるトラブルや、他人になりすましてアイテムを違法に得ることで、中学生も逮捕されてしまう事態になってしまったケース。コミュニティサイトで知り合いになった相手に会いに行って、性犯罪に巻き込まれてしまうケースなど、生徒たちが思っている以上に深刻なケースになることがあるということがわかったようでした。
【生徒の感想】
・ただの冗談でしたことが、周りの人も巻き込むようなひどいことになるなんて思いもしませんでした。
・気軽にほかの人のメアドとか、IDとかを教えてはいけないんだと思った。
・中学生でも逮捕されたり、犯罪に巻き込まれることがあるなんてこわい。

【豊川市立御津中】 携帯安全教室

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 本校では、半数以上の生徒が携帯電話・スマートフォン・またはSNSを使用できる機器(家族共用も含む)を持っており、生徒間の会話にもLINEでのやりとりの話が頻繁に出ている。生徒指導上のトラブルにも、LINEでのグループ外しやブロック、悪口の書き込みなど、LINEが原因となった件が何度かあった。様々な情報機器の危険性や、正しい使い方を身につけさせるために、NTTドコモの方を招いて、全校で「携帯安全教室」を行った。
 携帯安全教室では、動画を用いて、SNSで親しくなった男性に自分の写真を送ってしまった女子生徒が、身元を特定されておどされる事例や、悪乗りして危険な写真をSNSに投稿して警察に捕まったり、将来的に悪影響を及ぼしたりする事例が紹介された。また、安全にインターネットを利用できるように、ネットモラルやフィルタリングサービスについて教えていただいた。
 生徒の振り返りにも、「携帯やインターネットが危険だと聞いていたが、こういう事件に巻き込まれることがあると知ってびっくりした。」「自分もSNSで会ったことのない人と関わったことがあるので気をつけたい。」というネットの危険性や怖さを実感した内容がたくさんあった。
 今後も情報機器の扱いについて、生徒に声をかけたり、保護者と連携したりして、気をつけていかなければならないと感じた。

【一宮市立千秋南小】メールは相手の立場になって

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中学年とは,人間関係の形成にとってとても大切な時期となります。自分自身は,ちょっとした言動で傷つく反面,他者に対しては知らぬ間に厳しい言動をとってしまう,そこから起こるトラブルが多くなる時期だと思われます。
 そこで本校の4年生では,人間関係形成能力を育むため,年度当初からSST(ソーシャルスキルトレーニング)やGWT(グループワークトレーニング),セルフディフェンス講座など,児童同士で様々な関わり方を学び,これらの能力や態度を育ませる実践を行っています。そして本時では,直接相手が見えない場合のコミュニケーションについて,携帯電話のメールの使い方を事例にして授業実践をしました。
 まず,面と向かって自分の言いたいことを伝え合わせました。児童は,相手の表情や話し方などを見て,相手が嫌がらない話し方をしていました。
 次に,友だちと遊ぶ約束をメールで返答することを行わせました。何人か自分の返信メールを発表させたところ「何かいやな気分」「もう遊びたくない」「どうしてそういうメールをするの」などの発表が出ました。そこで,メールをする時に気をつけるガイドラインを児童同士で考えさせました。
【児童がつくったガイドライン】
・話すことができる時には,できるだけメールは使わない。
・自分がいやな気持ちになっても,いやなメールを送り返さない など
 授業後には「これからは相手の立場になってメールを送ることが大事だと思いました」など,他者理解の大切さを感じさせる感想が多く出ました。
現在,本学級では携帯を所持している児童が約4割,メールに関してはほぼ全員が使用したことがある状況です。今後,児童が携帯電話でのトラブルに巻き込まれないように,ルールやマナーをしっかりと守っていける情報モラル教育を続けて行っていきたいと思います。

【豊川市立一宮南部小】情報社会に生きる私たち

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 本校は周りを畑に囲まれた、児童数145名の小規模校です。
 近年、パソコンやスマートフォンの使い方によって、トラブルが発生したという事件が数多く報道されています。本校6年生では、自分の携帯電話やスマートフォンを持っている子はいません。しかし、これから所持したときの安全性を考えると、今正しい使い方を考えさせる必要性を感じ、平成26年9月24日、6年生を対象に情報モラル教育に関する授業を行いました。
 教材は文部科学省から出されている「私たちの道徳」の中にある「情報社会に生きる私たち」を使いました。全体で情報機器の便利さと危険性を考えた後、グループごとに実際に使用するようになったとき、どのように利用していけばよいかを話し合いました。
 子ども振り返り
「私はまだスマートフォンは持っていないけど、有料ゲームを勝手にやったり知らない人とやり取りをしないように気を付けたいです。子どものうちは自分だけの判断でやってはいけないと思いました。また、メールを送るときもしっかり相手の気持ちを考えて送ることが大切だと分かりました。」

【尾張旭市立東中】ネットトラブル防止講演会

 最近のニュースには、「Twitter」「Facebook」「LINE」など、SNS利用に関するものがよく見られます。特に、LINEは若年層に利用者が多いこともあって、中学生・高校生などの未成年者がこのサービスを使った犯罪被害に遭うケースも多く発生しています。
 そこで本校では、生徒がトラブルに巻き込まれないための具体的な対策や対処法を教えてもらおうと、10月17日(金)に「ネットトラブル防止講演会」を開催しました。講師には、「全国ネット依存レスキュー協議会」の理事長を務めるなど、現代社会のネット問題に精通している愛知産業大学の今井昌彦教授をお招きしました。
 全校生徒が参加した講演会では、はじめに「ゲーム脳」「ケイタイ脳」についての説明がありました。画面からの刺激を長時間受け続けることで、脳の発達や感情の制御、知識の習得などにマイナスの効果を生じさせることが脳科学の面からも解明された、との話でした。成長期にある生徒たちにとっては身近な問題であり、真剣に聞く様子が見られました。また、SNSの課題のひとつ「ネットタトゥ」についても触れられました。ネット上に個人情報や画像が流出すると、それらは瞬く間に世界中に拡散し、二度と消すことのできないものとなってしまうこと、そして、その結果、自分の人生だけでなく家族や知人にさえも影響を及ぼす可能性がある、ことなどが語られました。
 以下は、講演を聞いた生徒の感想です。
○ 私も一時期ゲームにはまったことがあって、夜、ふとんの中でやりました。目が悪くなったり、眠れなくなったりしたので、もうやりたくないです。ゲームを楽しむのはいいけど、勉強する時間、自分の時間が無くなるので、時間を決めるなどして、自分の時間を大切にしたいと思いました。(1年女子)
○ 僕は、よくゲームをするので、少し怖くなりながら見ていました。食事中のLINEは、たまにあるので、家での習慣も見直します。(2年男子)

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【西尾市立福地中】 ネット上に潜む危険・・・

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 本校では約7割の生徒が携帯電話・スマートフォン・またはSNSを使用できる機器を持っています。(家族共用も含む)
 半数以上の生徒がネットを利用できている中で、どのくらいの頻度でどのようにSNSを利用しているのか、LINEを含むメールのやり取りをしているのか、また、SNSを利用したトラブルについてもアンケートをとりました。保護者にも同様のアンケートをとりましたが、保護者が思っている以上に生徒はメール等をしており、ネット上で知り合った人と合っているという生徒もいました。ネット上でのトラブルとしては悪口がほとんどでしたが、利用を間違えるとトラブルに巻き込まれたり、ネット上での危険な事件に巻き込まれる可能性もあります。
 危険性を知り、安全にネットを利用できるように本校では希望する保護者も含めてネットモラル教室を開きました。その結果、「携帯電話の使い方をもう一度家族で確認する」「ネットを利用するときの約束をきめる」「正しい知識を身につけてから利用する」等、ネットの危険性や怖さを実感してもらえたようでした。
 今後も定期的に声をかけていくことで保護者と一緒に、子どもたちが安全に、正しい知識でネットを利用できるようにしていきたいです。
 

【春日井市立大手小】インターネット利用安全安心講座の開催

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 10月15日に、春日井警察署の生活安全課の方に来ていただいて、5・6年生全員を対象に「インターネット利用安全安心講座」を開きました。警察の方からは次のようなお話がありました。「電子掲示板に書き込んだ内容がいじめにつながり、自分が知らないうちに加害者になることがあります。」「チェーンメールが来たら絶対に次へ送らないでください。不安な時は警察に相談してください。」「パスワードはとても大切で、他人に知られると『自分になりすまして』勝手な書き込みがされたりします。」「どの端末機器にもフィルタリングの機能が付いているので、それを使うと不必要なサイトとつながらなくなるので、ぜひ利用してください。」「インターネットの情報がすべて正しいとは限らないので、すぐに信用しないでください。」などです。児童の反応として「インターネットに書き込んだ言葉がいじめにつながることは知っていましたが、それが犯罪にまでつながるなんてとても怖いことだと思いました。」という感想がありました。小学校の高学年になると、インターネットとの関わりが増えてきています。今回のこの講座で、情報社会の倫理について学ぶことができました。これからも情報の扱い方についての学習を続けて、被害者にも加害者にもならないように注意していきたいと考えています。

【安城市立高棚小】 4年「偶然出会ってしまう有害サイトに気をつけよう」

(1)扱った情報モラルの内容と参考にした資料
内容:安全なインターネットの使い方
資料:インターネット活用のための情報モラル指導事例集
(2)授業の様子
   上記のサイトを利用して、安全なインターネットの使い方について勉強した。このサイトの資料を活用し、「偶然出会ってしまう有害サイト」について、以下の資料のようなプリントに加工して授業で使用した。児童は、紹介された事例を読んで、自分の知っている、あるいは経験したことのあるいろいろな事例を紹介し合った。そして、もし予期せぬ有害サイトに出会ってしまったらどうしたらよいか、あるいは出会わないようにするためにはどうしたらよいのかを話し合ったり、指導者の話を聞いたりした。多くの児童は、何気なくインターネットに接続することの危険性に気づき、有害サイトに出会わないための方法や出会ったときの対処の方法について学んだ。
(3)児童の感想
・とにかく有害サイトに引っかからないようにしたいです。もしも出会ってしまったら、すぐに家の人に相談するようにしたいです。
・大人が近くにいないときにはやらない。大人が近くにいなかったら、使ったことをきちんと伝えるようにしたいです。
・インターネットを使用するときは、きちんとしためあてをもって調べることが大切だと思いました。

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【北名古屋市立西春小】 「ケータイ安心・安全講座」

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 北名古屋市の中で2番目に歴史の古い西春小学校は、児童数637名、21学級の中規模校です。日々の学習をはじめ、地域の方々とも連携をして、教育活動に取り組んでいます。
 近年、携帯電話やスマートフォンの普及率は高く、本校でも6年生児童にアンケートをとったところ、携帯電話・スマートフォン所持率は58.5%、インターネット利用率は68.9%という状況でした。情報機器は、取り扱い方を1歩間違えばいじめや詐欺にあってしまうことから、情報機器の取り扱い方も学習することが必要だと考え、KDDIに依頼し、「ケータイ安全安心講座」を実施しました。
 当日は「ながらスマホは危険!」「無料ゲームはホントに無料?」「書き込みは慎重に!」「ワンクリックが命取り!」という4つのテーマで話を聞き、実際に起きた事例をもとに、携帯電話やスマートフォンの取り扱い方を学びました。児童は質問されたことには積極的に手を挙げて答えたり、講師の話を真剣に聞いたりするなど、意欲的に取り組むことができていました。

【一宮市立西成東小】携帯電話を正しく安全に使おう

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 本校の5年生に挙手による調査を行ったところ、71人中41人が携帯電話を持っていて、現在持っていないが将来的に携帯電話を持ちたいと考えている児童は、24人いることが分かった。また、使用している機能として、通話、メール、ゲーム、動画を見る、音楽を聞く、LINEといったアプリが挙げられた。ほとんどの児童が携帯電話に関わっているという実態を踏まえ、携帯電話の危険性について理解するために、「携帯電話を正しく使おう」というめあてで、5年生に対して授業を行った。
 DVD教材を使用し、バスの中や優先席では、携帯電話をマナーモードにするといったマナー、勝手にお店で売っている本や雑誌の写真を撮ってはいけないこと、個人情報をインターネットに書き込んではいけないことなどを確認した。特に、インターネットへの書き込みで、トラブルに巻き込まれたり、友達を傷つけたりしてしまうことがあるということを確認する中で、携帯電話の危険性に対する認識を深めることができた。
 授業後の児童の感想として、以下のようなものが挙がった。
・LINEを利用して、なりすましやいじめ、誘い出しなどのトラブルに巻き込まれることがあり、LINEはすごくこわいアプリだと思った。
・インターネットに個人情報をのせたら危ないということがわかった。
・携帯電話には、危険がいっぱいあることが分かった。安全に使えるように努力していきたいと思った。
 以上のように、5年生の児童にとっては、携帯電話の良さや、危険性について考える良い機会になった。