【美浜町立河和小】 テーマ インターネットの怖さ

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 本校では,小学校1年生から情報モラル学習を実施しています。最近では,小学生でも携帯電話やインターネットにふれる機会も多く,その危険性やマナーを知っておかないとネット犯罪の被害者や加害者になることも考えられます。そのため,4年生では,「インターネットの怖さ」について実践をしながら学習しました。人間の心には善と悪が2つあり,日常生活では理性が働くので,善い心が勝っている。しかし,インターネットの世界は,自分や相手の顔が見えないことで,人間の心の中にある悪が強くなり,人を知らない間に傷つけてしまったり,自分が傷ついたりすると話をしました。また,実際にチャットを体験して,顔が見えないネット上の会話では,言葉の意味を取り違えたり,思っていることが伝わらなかったり,お互いに誤解が生じることを実感することができました。
 授業の最後には,写真の掲載の怖さについても学習しました。ブログやプロフなどで,自分の写真を掲載してしまうと,GPS機能によりその写真を撮影した場所が特定されてしまいます。自分の写真を軽い気持ちでネット上に掲載したり,よく知らない相手に写真を送ってはいけないことも学習しました。
 学習後,児童からは,「写真は絶対ネットに載せない」「家族にも写真は危険だと教えてあげる」などの意見が出ました。インターネットの見えない怖さについて学習するよい機会となりました。

【一宮市立今伊勢西小】ネットいじめ防止講習会

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一宮警察署の少年係の方を講師に迎え、4・5・6年生を対象に、「ネットいじめ防止講習会」を実施しました。サイバー犯罪について具体的なお話を聞き、どんなことが犯罪になるのか、また、犯罪にまきこまれないためにどのようにしたらよいのかということを細かく教えていただきました。いったんネット上に流出した情報は、元に戻すことができないことや世界中の不特定多数の人に閲覧されること等のネットの特性をしっかり学ぶことができました。また、講師の方から「人に迷惑をかけない。ネット上で人を簡単に信用しない。困ったらすぐ相談する。」ということも教えていただきました。この教えを子どもたちが今後ネットを利用する際、守っていけるように周りの大人たちで見守りたいと思います。
 さらに、愛知県安心ネットワークインストラクターの方を講師に迎え、保護者対象に、「ネット時代の子育て〜子どもの未来は親次第〜」という演題で講演会を実施しました。児童・保護者からは「大変役に立つ会でした。」という感想が多く聞かれました。これからも児童と保護者、両者の意識を高めながら情報モラル教育を実践していきたいと考えています。

【豊橋市立向山小】今こそ考えよう,ケータイメディアとコミュニケーション

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豊橋市立向山小学校では,5年生のクラスで「情報モラル」についての授業を行いました。本校の5年生の携帯電話の所持率は20%弱で,それほど高くはありませんが,高機能化された携帯電話と同じような通信機能をもつ携帯ゲーム機の所持率は80%を越えています。携帯ゲーム機の高機能化に伴い,携帯電話やスマホで起きているさまざまなトラブルが携帯ゲーム機でも同様に起こりうる可能性を考え,携帯ゲーム機を含めた携帯電話,スマホ,タブレット等を「携帯メディア」と称し,「今こそ考えよう,ケータイメディアとコミュニケーション」という単元を構想し,実践に取り組みました。
 携帯メディアに関するトラブルの多くは,メディア自体ではなく,使い方の問題です。今回の実践にあたっては,携帯メディアをニュートラルな立場でとらえ,さまざまな問題解決場面を提示する映像教材「春野家ケータイ物語」(NHKエデュケーショナル制作)を活用しました。
 第8話「立ち向かえ!ひきょうな書き込み 深まるキズナ」は,インターネッ上におけるコミュニケーションは,使い方によっては相手を不快にさせたり深く傷つけたりすることがあるということを考えさせるストーリーです。子どもたちは,この教材を通して,「自分が掲示板に悪口を書かれたらどうする?」「友達が悪口を書かれたらどうする?」ということについて考えました。
 授業を通して,子どもたちは「悪口を書かれたら,一人でかかえこまずに,家族や先生に相談しようと思います。」「自分がトラブルに巻きこまれたらどのようになるのかということを知ってからケータイをもちたいなと思いました。」「困ったら,家族や先生に話せばなんとかなりそうだということがわかりました。」「友達が悪口を書かれたら,自分も悲しいし,助けてあげたいと思います。」というような感想をもちました。
 情報モラルの授業は,「○○は危険だ」「○○はやらないようにしよう」とネガティブな指導になりがちですが,携帯メディアの利便性にも目を向け,「□□のように使えば安心だ」「□□に気をつけて積極的に使ってこう」というポジティブな指導を心がけていきたいです。

【愛西市立西川端小】毎年実施の携帯安全教室

 全国的に,小学校の高学年になるにつれて,携帯・スマートホンの所有率が上がってきます。本校もその例にもれず,携帯・スマートホンを持っている5・6年児童は半数を超えています。それに伴って,児童間のトラブルの原因がメール等のやりとりから始まっている事例が増えています。また,悪質な勧誘等,様々な危険が児童を取り巻いていると考えます。さらに,スマートホンの普及によりインターネットへの接続が容易になり,ますます不安材料が増えています。このような現状から児童の情報モラルの学習は不可欠なものと考え,本校では,5年生を対象に毎年携帯安全教室を開催しています。携帯やスマートホンでできることの学習から始まり,インターネットのしくみと情報発信における注意,姿の見えない人とのやりとりの怖さなど,インターネットに潜む様々な危険について学習しました。児童は,終始真剣な表情で話を聞いていました。
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【田原市立赤羽根小】 コピーライトって何?

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 本校5年生ではコピーライト(著作権)について知っている児童は少なく、また、その意味や適応される範囲について正しく理解していない。今日、ネット社会でも著作権侵害でトラブルとなることが多くなってきた。これからの社会を正しく生きてく中で、情報を扱うルールの第一歩として、コピーライト(著作権)について学習をした。
 コピーライトの学習では、「コピーライト・ワールド」というインターネット上のウェブサイトを活用した。コピーライト(著作権)に関わるクイズを解きながら、正しいコピーライトについて学んだ。 
 児童の感想には、「著作権というのは、その作品を作った人の権利で、使うときは許可がいることがわかりました。」「大人になってからもルールを守っていきたいです。」「ぼくも大人になってパソコンやスマートフォンを使うようになったら、他の人の作品を勝手にコピーして使わないように気をつけます。」などあり、コピーライト(著作権)の意味や大切さを学ぶことができようだ。


【愛西市立草平小】大丈夫?! ”ケータイ・スマホ”

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 最近になって、街中で小学生とみられる子どもたちが“ケータイやスマホ”を片手に持って歩いている姿をよく見かけるようになりました。小学生における“ケータイ・スマホ”の普及率は36.6%(2013年11月〜12月内閣府調査)と急増していると聞きました。本校においても、子どもたちの会話の中で、“ケータイ・スマホ”といった言葉をよく耳にする機会が増えてきました。
 このような状況をふまえ、情報モラル教育の必要性を感じ、6年生で9月8日(月)に授業実践をしました。
 この授業を通して、子どもたちが巻き込まれやすいインターネット上のトラブルや犯罪について知らせました。それとともに、“ケータイ・スマホ”や通信機能のある家庭用ゲーム機の利用の仕方を確認しました。夜遅くまでインターネット上で会話をしたり、インターネット上でコミュニティーを形成して不特定多数の人と意見を交わしたりしている子どももいました。
 このような実態を受け、「スマホ18の約束」というアメリカ合衆国に住む家族の話を紹介し、インターネット上のルールやマナーについて考えさせました。
 今後、授業参観や懇談会を通して、フィルタリングやセキュリティ対策も含め家庭におけるルール作りが大切であることを保護者へ訴えていきたいと思っています。

【一宮市立大和南小】インターネットに気をつけて

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本校では、4年生を対象に「インターネットに気をつけて」というテーマで情報モラル教育を行いました。事前に行ったアンケートでは、78%の児童が自分は「インターネットが使える」と回答しました。しかし、著作権について「よく知っている。」「知っている。」と答えた児童は21%という実態でした。
指導にあたっては、昨年度に引き続き、インターネットサイト「ネット社会の歩き方」から、サイト内のページを参考に、著作権とコンピューターウイルスについて指導を行いました。
著作権については、パソコンの普及により、簡単にデータのコピーができてしまうことや使い方によっては、児童が著作権の侵害をしてしまう可能性があることについて指導しました。
コンピューターウイルスについては、児童はウイルスが恐ろしいものだと知ってはいるものの、どんなことに気をつけたらよいのか、万が一ウイルスに感染したらどうするのか、具体的な自衛手段については保護者任せであり、よく知らないことが分かりました。そこでウイルス対策ソフトについて学習を行い、対策ソフトをインストールして定期的に更新していくことや、知らないメールや添付ファイルは開かないこと、SDカードなどの記録媒体を通じて感染が広がらないよう気をつけることが大切であることなど、ネット社会のルールと自衛手段について指導を行いました。
授業後の児童からは「ウイルス対策ソフトがパソコンに入っているか、お父さんに聞いてみよう。」などの声があがり、インターネットについて、家族で話すよい機会になったようです。

【春日井市立出川小】 情報の広がりについて考えよう

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 パソコンやスマートフォンなどの普及により、インターネットが子どもたちの身近なものになり、小学生も日常的にこれを利用している環境の中、本校では、高学年は年間6回、低学年は年間3回程度、情報モラルの学習を行っています。
 先日5年生で「情報の広がりについて考えよう」という授業を行いました。映像を見た後、みんなで情報の広がりについて考えました。情報を気軽に発信したことにより、悪気はなくても多くの人にその情報が広がってしまう可能性があることを知りました。その後、情報を発信するときはどういうことに気を付けたらよいのか、みんなで考えました。
 情報を扱うときには、その情報が正しいかどうかをきちんと確かめること、そして発信するときには気軽にせずに、発信する前にこれでよいのか、もう一度考えることが必要であることを学びました。
 事後の子どもたちの感想にも、「インターネットは、楽しかったり便利なこともあるけれど、まちがえたりトラブルにまきこまれたりするからこわいと思いました。」
「けいじばんを使うのはこわいと思いました。でも、ちゃんと確認すれば安心して使えるので、これから使うときは確認してやっていこうと思います。」など、怖い面、便利な面の両面に気付き、気を付けて使っていこう、という感想が多く書かれていました。

【瀬戸市立東明小】 そのイラスト、使ってもいいの?

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 5年生の国語の単元「豊かな言葉の使い手になるためには」での調べ学習に合わせ、インターネット検索の特性や情報モラルについての授業を行った。今回利用したのは、小学校向け教育用統合ソフトキューブきっず3の「あんしんあんぜん情報モラルオンライン」である。「そのイラスト、使ってもいいの?」のムービーを観て、勝手に友だちの描いたイラストを自分のホームページに使った子、使われた子の気持ちを考えることで、文章やイラスト、写真をコピーして使いたいときの注意点に気づくことができた。また、CDやインターネット上の音楽、動画などの著作権は意識したことのない子がほとんどであったので、著作物を正しく利用することについて考える良い機会となった。
≪児童の感想≫
・ 自分で一生懸命思いを込めて作ったものをまねされたらいやなので、他の人が作ったものを使いたいときは気をつけようと思った。
・ 作品を作った人から許可をもらってから使わなければならないことがわかった。
・ 買ったCDはコピーしてもいいと思っていたけど、音楽CDや本にも著作権があることを知ったので、コピーするときは気を付けたい。

【豊橋市立細谷小】個人情報を守るには(細谷小5年実践)

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ネットゲームに夢中な児童が多い私のクラスでは、ある新聞記事を使って個人情報を守るにはどうしたらよいか考えさせる授業を行った。
 まず、子どもたちに「好きなネットゲームは何ですか?」と問いかけた。子どもたちからは「スティールダイバー」「パズドラ」「モンスターハンター」などの人気ゲームが次から次へと出てきた。子どもたちがゲームにかなり高い関心をもっていることが伺われた。 次に、「ネットゲームはとてもおもしろいようだけど、困ったことも起きているんだよ。それはどんなことかしているかな?」と尋ねた。すると、「個人情報が漏れる」「お金を請求される」「利用料金がかかる」などの反応がでてきた。
 ここで、子どもたちに多かった「個人情報漏洩」に焦点を当て、個人情報が漏れてしまう具体的な場面を、ネットモラルのクリップ映像で理解させた。このクリップ映像に出てくる登場人物の心の動きを考えさせていく中で、情報を「だまし取る」手口を理解させていった。その後、実際に新聞に載っていた事例を紹介し、自分たちの身近なところでも、情報がだまし取られる危険性があることに気づかせていった。
 事後のワークシートには、子どもたちは、「大人に相談する」「甘い言葉にはのらない」「無料というのはインチキだ」「慎重に考えたい」という感想を書いていた。しかし、本当にネットゲームが好きな子は、「つい、個人情報を入力してしまいそう」と本音を漏らす子どももいた。

【稲沢市立片原一色小】正しいスマホ・携帯電話の使い方

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 本校では、高学年になると携帯電話やスマートフォンを持ち始める児童が増え、その利用が原因となる様々なトラブルが身近なものになってきています。そこで、夏休みの直前に4年、5年、6年の児童を対象にしてトラブルやネットの犯罪に巻き込まれないように、通信会社から講師を招いて「情報モラル」の学習会を実施しました。
 今回の教室では、ラインやネット上に情報を公開するときの注意事項や安易に情報を公開することで凶悪な犯罪に巻き込まれてしまった事例をアニメーションやスライドを使って分かりやすく説明してもらいました。
 また、ネットの対戦ゲームに夢中になって生活リズムがおかしくなったり、多額の金額を請求されて困惑したりする事例を紹介してもらいました。
 今後、さらに情報モラルの確立が必要になると思われます。保護者を対象にした講習会も実施していきたいと思います。
【活動後の児童の感想】
私はその授業をうけて、そのときののビデオの男の子がゲームですごいお金をつかっている場面がありました。その場面をみて私はゲームをやると思うけどおかねはぜったいつかわないようにしようとおもいました。

【豊田市立山之手小】「夜9時以降は使わない」に賛成?

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本年度5年生は,情報モラルの意識を高める一つの取り組みとして,国語の
「立場を明確にして書こう」の単元を使って指導した。
 「夜9時以降はケイタイやスマホは使わない」という意見に対して,賛成か反
対か自分の意見を書いた。主な反対意見は,
・「自分のものだから使い方は自分で決めればいい。」
・「夕方は宿題や塾でいそがしいから,9時を過ぎてしまうのは仕方ない。」
・「友達から大事な連絡が入っても出られない。」等であった。
次に主な賛成意見は,
・「目が悪くなったり,寝不足で体の調子が悪くなったりする。」
・「お金がかかるから遅くまで使わないほうがいい。」
・「勉強をする時間がなくなる。」
・「夜遅く親に相談できないから,変なことを書いてイジメにあったり,写真を
勝手に見られたりするかもしれないからこわい。」等だった。
 それぞれ賛成,反対という自分の立場をはっきりさせた意見文を書くという単元のめあては達成できた。そのうえで,実際に9時以降は使わないという意見に対して,意見文をもとに話し合った。
 反対意見は,自分で時間や使い方は調整でき,親も知っているからだいじょうぶだと思い込んでいるようだった。また賛成意見の多くも,寝不足で健康に悪いという意見が多く,友達関係のもつれやネット被害の危険性などは念頭にないことがわかった。
今後は,ケイタイやスマホを使う上でその便利さとその危険性について,講師を招いて学習していきたい。


【豊橋市立幸小】インターネットの情報発信には気をつけよう

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6年の3割近くが携帯電話を持ち,9割が自分の携帯を持ちたいと答えている現状を受け,情報モラル教育の必要を感じました。
そこで,9月のおわりに6年生が学年集会で,インターネットの情報発信について学習をしました。携帯電話やスマートフォン,インターネット等の利用する上でのルールについて理解し,小学生にとってよりよい活用法を考えることができるように学習しました。特に,安易にYouTubeなどへの投稿を行うことでトラブルに巻き込まれたり,人権を侵害してしまったりする可能性があることなどを学び,遊び半分で情報を開示することの恐ろしさがわかりました。
授業後,携帯電話は便利でかっこいいだけではなく,使い方によっては危険で,取り返しのつかないことになるということに気づくことができました。自分で判断できないようなことが起きたときは大人に相談するべきであることも学びました。

【江南市立宮田中】情報モラルの向上と適切な情報手段の活用を促す取組

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 本校では、学級活動、道徳、総合的な学習の時間、技術・家庭科の授業において、定期的に情報モラルの向上とともに、適切な情報手段の活用の指導を行っています。
 第1学年では、「ケータイ安全教室」として、携帯電話会社の担当者から、SNS上のトラブルやGPSの悪用、ネットゲームでの高額請求などの具体例を動画によって紹介していただきました。生徒は、思わず友達と顔を見合わせながら、自分は大丈夫なのか?と疑問をもつことができました。感想の中には、「私は、よく動画サイトを使っていますが、その中には、正しくない情報や違法にアップロードされているものがあることを知り、有害な情報には注意したいと思います。」といったものなど、無意識に使っていたものを、これからは情報モラルを意識して使おうという気持ちが感じられました。
 11月には、第2学年を対象にした、「サイバー犯罪防止教室」として、愛知県警本部サイバー犯罪対策課の方から講話をいただくことになっています。
 本校でも生徒のスマートフォン、携帯電話の所有率が高くなっている状況の中、保護者に向けても、4月の学校公開日に、約束事をつくることやフィルタリングを必ずかけることなどとともに、現在生徒に起こりうるトラブル、犯罪等も伝えるプリントを配付し、情報モラル向上への啓発活動を行っています。

【豊橋市立東陽中】 LINEのトラブルと予防策について

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 最近使用率が上がってきたLINEについて,どんな危険性があるか,またトラブルを回避するためにはどんなことに気をつけていったらよいのかを考える授業を2年生を対象に行いました。
まず,LINEの良い点では

・複数の人とコミュニケーションがとれる。
・自分で好きなグループが作れる。
・会話感覚で楽しめる。
・スタンプが可愛い。

などの意見が多く出ました。
次にLINEの良くない点では,

・自分がメッセージを読むと「既読」のマークがついてしまう。
・いろいろな友達のグループに入ると,数分のうちにたくさんのメッセージが来て返信が大変。

という「既読」マークによる精神的苦痛が多くありました。またそれによるトラブルも多数発生していることは,新聞やニュースで知っている生徒も多くいました。
 では実際に「自分がトラブルに巻き込まれてしまったらどうするか」について,トラブルの事例を2つ挙げて話し合いました。

(事例1)「仲の良かったグループから突然退会させられてしまった」
(事例2)「LINEのグループが多すぎて毎日返信するのが大変になってしまった」

生徒は,個人で自分に起きてしまったらどうするかを考えた後,4〜5人グループを作り,意見を出し合って対処法を考えました。グループ協議の後,全体で意見を共有させましたが有効な対処法は見つからず,その解決方法に難しさを感じていました。
そこで,トラブルになってしまう前に自分たちで何かできることはないかと考え,再び4〜5人グループを作り意見を出し合うことにしました。

・LINEをする時間をみんなで決める。
・自分たちでルールを作る。
・LINEでのコミュニケーションを重視するのではなく,ふだんの学校生活でのコミュニケーションを大事にしていきたい。

などの予防策を考えることができました。LINEは,便利なツールであると同時にリスクを伴うものであり,使い方も様々なので,使い始める前にある程度の約束が必要だということを意識できたと考えられます。

【豊田市立前林中】非行防止集会「インターネット学びましょう。」

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 本校では全校生徒を対象とした非行防止集会として、豊田警察署の方を招いて交通安全と情報モラル教育の講話を頂きました。以下は講話を頂いた後の生徒の感想です。
 「私は携帯で、LINEを使用しているので、携帯を使う時間などを決めて、家族と一緒にいる時間を大切にしたいし、人の悪口や人の顔を勝手に見せたりしないで、許可をとってからやりたいです。文字では、自分の伝いたいことに誤解がうまれてしまったりするので、言葉に気をつけて使用したいです。」
 「私は携帯を持っていないので、今までは関係ないと思っていました。ですが、今日の講話で住所や写真などを載せるとたくさんの人に見られてしまうことがわかりました。そして、(文面などでは)同じ年ぐらいと思っていた人でも、だれだかわからないことや、お店の写真を勝手に撮ったり、友達の写真を勝手に公開してはいけないことを学びました。」

【[岡崎市立矢作西小】ゲーム機やスマートフォンの危険について

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 3年生を対象に「ゲーム機やスマートフォンの危険」についてというテーマで授業を行いました。岡崎市情報教育で出されている情報モラルのワークシートを利用しました。資料にゲーム機のイラストがあったので、拡大して掲示しました。
 ワークシートの「あなたは、ゲーム機やスマートフォンを使って、ゲームの世界で知り合った人と会話やメールをしたことがありますか?」の問いに対して、ほとんどの児童は「ない」と答えていました。実際にメールなどで知り合って事件に合ってしまった話をして、今後、このようなことにが起きて、事件に巻き込まれるようなことにならないようにするにはどうしたらよいか。ということを話し合いました。「ゲーム機やスマートフォンを家の人に秘密でやらないようにする」「もし、メールなどが届いてしまった時は、家の人に相談する」など子どもだけで判断して対応しないことを確認しました。
 

【春日井市立藤山台中】ケータイ安全教室

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 スマホやケータイなどの普及により、メールやSNSによるトラブルが多く発生するようになりました。こうした機器を安全に使うために本校では総合的な学習の時間に、講師の方に来校していただき1年生を対象に「ケータイ安全教室」を毎年実施しています。ねらいは、「スマホやケータイを安心・安全に使うためのルールやマナーを知る。」「スマホやケータイでのトラブルとその対処方法についての理解を深める。」です。
 パワーポイントやDVDの映像を使ったとてもわかりやすい内容でした。学んだ生徒の様子ですが、「インターネットへの書き込みについて」という話では、実際にSNSへの書き込み等でトラブルに巻き込まれた生徒もいることから、うなずきながら真剣に聞く生徒が多く見られました。また、写真についたGPS情報から自宅の位置などが知られてしまうという話には、驚いた顔をする生徒が多く見られました。以下は生徒の感想です。

《1年生女子》
 ケータイ安全教室があって、いろいろなことを教えてもらいました。スマホとかネットとかとても怖かったです。そのことをお母さんに話したら、「スマホ、ケータイはいらないね。」と言われました。今まで欲しかったのですが、お母さんが言うとおり「まだ、自分には早いな。」と思うようになりました。

 この「ケータイ安全教室」の前後に、保健委員による「携帯電話についてのミニアンケート」を行い、学校全体として意識を高めるようにしています。また、「ケータイ安全教室」には、我が子にスマホやケータイを持たせる危険性についても知ってもらうために保護者にも案内を出して参加してもらっています。今年度から、PTAの活動として「保護者のための 体験!体感!スマホ教室」を行い、さらに保護者の意識を高めるようにしています。


【稲沢市立六輪小】情報モラルに対して、理解を深めるようにしました。

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 高学年のほとんどの家庭にパソコンがあり、インターネットが利用できる環境にある。最近、いろいろな教科で、インターネットを利用して調べ学習を行うことが多くなっている。そこで、本校では一年間に3回程度、情報モラルについての学習を行っています。各クラスごとで、総合的な学習の時間などに、コンピュータ室を使って、DVD教材を視聴しお互いに意見を出し合い、理解を深めるように取り組んでいます。
 学習内容としては、相手の気持ちを考えて、誹謗中傷などメールやインターネット上での迷惑行為が社会に及ぼす影響について考え、発信する情報や情報社会での行動に責任をもつことや著作権の尊重・個人情報の保護など情報社会におけるきまりを守る態度を養わせること、情報社会で安全に生活するための危険回避の方法や、セキュリティの知識・技能を身につけるとともに、情報を正しく安全に利用する意義を考えるなど、各学年で相談して重点を決め、情報モラルの理解につとめています。

【日進市立竹の山小】サイバー犯罪について学ぼう

 竹の山小学校では、5・6年生を対象に、愛知県警察本部の生活安全課の方を招いて、サイバー犯罪について講話を聞きました。竹の山小学校の児童も、多くの児童がインターネットやLINEを使っていますが、トラブルに巻き込まれることがあることを知りました。小学生になりすまして交流しようとする大人がいたり、クリックすると入会金を請求するサイトがあったりします。インターネットはだれでも利用できる一方で、間違った情報も書かれており、気をつけなくてはいけません。困ったときは、一人で悩まずに大人に相談すること、知らない人に自分の情報をむやみに漏らさないことを学びました。
 この日は、5・6年生以外にも、保護者を対象にネット犯罪について、講話をしていただきました。出会い系サイトやコミュニティサイトの危険性について学び、子どもたちがネット犯罪に巻き込まれないように、日頃から保護者が注意を払うことの大切さを実感することができました。

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