【安城市立三河安城小】「携帯電話・インターネット安全教室」

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(1)三河安城小学校の高学年の児童の実態(事前アンケートから)
 自分専用の携帯電話を所持している児童は、全体の39%、スマートフォンを所持している児童は、全体の13%。「小学生が携帯電話を持つことをどう思うか」という質問に対し、「持つべき」「持ってもよい」と答えた児童が全体の75%に上る。携帯電話でやることの第1位は、電話、スマートフォンでやることの第1位は、ゲームという結果。「困っていること・心配なことは何か」という質問に対し、「知らない人からメールが来て、怖くなる」「すぐに返信をしないと相手から何か言われそうで、不安」「いっぱいメールをしてくる子にどうすればよいかわからない」という回答が挙げられた。
(2)講師(NTTドコモ)の講演
携帯電話・スマホ・パソコン・タブレットは便利な反面、悪用され、様々な事件に発展することが多い。必ず行いたい対策は、以下の通りである。
○インターネットを使う時に気をつけること
・自分はもちろん、友人・家族の個人情報を載せない。
・個人情報につながる情報も載せない。
・インターネット上で知り合った相手と会わない。
○メールを使う時に気をつけること
・会話以上に相手の気持ちを考えて言葉を選ぶ。
・返事がすぐに来なくても気にしない。
○自分を守るために気をつけること
・ID・パスワードを他人に教えない。
・迷惑メールブロックを設定する。
・フィルタリングサービスを活用して自分が必要なサイトを家の人と相談して設定する。
○スマホ・携帯電話で気をつけること
・けがをしないように、歩きスマホをしない。
・その場所にあったルールやマナーを守る。
・家族や友達と約束を決め、何かあったら、周りの大人に相談する。

【西尾市立鶴城小】ケータイ安全教室

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 本校では、6年生を対象に、携帯電話の使い方について考える「ケータイ安全教室」を実施しています。本年度は、NTTドコモの方をお招きし、専門的な立場からお話しいただきました。
 インターネットは世界中の人々とつながるという話から始まり、コミュニケーションアプリを使った、文字だけのやりとりによる意志のすれ違いや、ソーシャルネットワーキングサービスによる、個人情報の流出など、便利さとそこに伴う危険について説明いただきました。
 ケータイ安全教室終了後、子どもたちの感想には、「インターネットは便利だけど、使い方を間違えると危険な目にあうんだなと思った」や、「LINEで「何できたの?」と送ると、同じ言葉なのに意味の全く違う意味になってしまうということが驚きました」「ブログの利用の仕方によっては家の場所などの個人情報が知らない人に分かってしまうということもあることを知りました。私が将来ブログをやるときは、気をつけないといけないと思いました」など、インターネットの危険性や今後気をつけたいことを一人一人が考える機会となりました。
 

【豊橋市立賀茂小】情報モラルについて学習しました。

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 豊橋市立賀茂小学校では、5、6年生のクラスで「情報モラル」についての授業を行いました。本校では、携帯電話やスマートフォンを持っている子は少なかったのですが、パソコンでインターネットやゲームをしたり、動画を見たりする子は多かったです。また、中学生や高校生になるまでに、スマートフォンやタブレットなどを持ちたいと思っている子が多くいました。そこで、スマートフォンやインターネットを利用する上でのマナーやモラル、危険性について知り、正しい使い方を知ることが必要だと考えました。今回は、映像教材「事例で学ぶNetモラル」の内容の中から、特に子どもたちと関係が深い「電子掲示板・ブログ」「著作権」「ソーシャルゲームサイト」の内容を視聴し、内容ごとに意見交流をしながら授業を進めました。授業を終えた児童は、「家の人のスマホを使っていろいろやっているけど、いろんな事件とかになるかも知れないので、今日教えてもらったことを守って使いたいです。」「僕はまだ持ってないけど、携帯電話やスマホ、タブレットを使う時は、モラルを守っていきたいです。」「メールやブログ、ラインをやる時は、人の気持ちを考えていきたいと思います。著作権や無料ゲームの危険なところがよくわかりました。」「私は、ゲームを通じて会ったこともない人とかかわっていることを深く考えさせられました。でも、(一度ネット上に出した情報は)もう消したりすることができないから親と相談して気をつけてやりたいです。」などという感想をもちました。今回の授業を通して、多くの子が情報モラルについて知り、理解を深めることができたと感じました。これから先、子どもたちはスマートフォンや携帯電話を持ったり、パソコンを使用したりすることが多くなると思いますが、今日の授業で学んだことをいかしてほしいです。

【岡崎市立南中】 「LINEのトラブル」の授業に取り組んで

中学生になると携帯電話やスマートフォンの所持が増えている。特に無料通話・メールアプリである「LINE」を使用している生徒が多い。「LINE」を使用している生徒同士のトラブルが学年を上がるにつれて増えていく。1年生のあるクラスでは、29人中11人の生徒が、何らかの情報端末を介して「LINE」を使用している。そこで「LINE」上のトラブルが起こった自作の物語を道徳教材にして、授業をした。
○A子とB子のLINEのやり取りの中で突然A子のLINEが途切れた。B子がスマホの画面を見ると「既読」の文字が入っている。無視をされたB子が他の子とA子の悪口を書きこむようになった。
という内容である。悪口を書きこんだ方が悪いだけでなく、無視をされたB子の気持ちを考えつつも、やっていいことといけないことがあるということを生徒に考えさせた。
この物語では、A子は突然母親から頼まれごとをされたため、LINEを見ることができなかった。このように顔を会わせることがないため起こりうるトラブルである。

授業後の生徒の感想
【無視をされたB子について】
 ・私も突然無視をされたら、嫌がらせでスタンプを大量に送ってしまうかもしれない。なぜなら、LINEは無料だから。
 ・ちょっと無視しただけで、悪口を書きこむなんて。でも先生から実際にこういうことが起きていると聞いて怖くなった。
などと「LINE」を使っている生徒にとって、やってしまう可能性がある危険を感じていた。しかしそれによって友人関係が修復不可能になることを自覚することができた。

【扶桑町立山名小】メールのルールについて学びました

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 授業に先立って,6年生対象にアンケートを行ったところ,クラスの半数以上の児童が携帯電話やインターネットを使用したり,メールを送ったりしたことがあることが分かりました。しかし,各家庭での使用についてのルールやマナーがまちまちであり,特にメールについて知らない児童が多くいました。そこで,「メールのルール」について,4月の授業参観で授業を行う計画を立てました。
 はじめに,メールに関する事例映像を視聴し,メールを使う時に気を付けることを考えました。次に事例の登場人物について,どうするとよかったのかをグループで話し合いました。そして最後に,まとめの映像を見て,「こんな場合はどうしたらよいか」という映像を使ったドリル学習を行いました。
 振り返りの中では,「メールでは伝えきれないこともあるので,送るときには,相手にどう伝わるかを考えて送りたい」「メールを送るときは,時間や相手のことを考える思いやりが必要なことが分かった」「自分がメールを使う時に,気を付けたい」などの感想がありました。
 保護者の方にも,ネットモラルについて興味・関心をもってもらうことができたので,授業参観で情報モラルについての授業を行ったことは有効であったと思います。

【蒲郡市立蒲郡中】情報メディアの利用は夜9時まで!?

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 生徒たちのケータイ・スマホ・パソコン・ゲーム機などの利用は、生活習慣や人間関係に少なからず影響を与えています。近隣の市では、中学生のメディア使用時間を制限する動きも出てきました。そこで蒲郡市立蒲郡中学校では、生徒がメディア利用と生活習慣について考え、自分で生活を管理する力を身につけてほしいと願い、平成26年6月17日(火)に、「自分で管理、自分の生活 〜メディア利用は夜9時まで!?〜」をテーマに学校保健委員会を実施しました。生活習慣に関する意識や問題点を全校生徒で把握し、自分のメディア機器の利用について問い直すことをねらいとして話し合いました。話し合いでは、「夜9時以降は眠くなるから、LINEやメールのやりとりを続けると相手にも迷惑がかかる」「時間を区切ることで、良い生活リズムにつながる」「中学生は勉強が大切だから、メールなどのやりすぎはよくない」という賛成意見に対し、反対意見として「塾で遅くなるときに、夜9時以降宿題の調べ学習にインターネットが使えないのは困る」「ルールを決めなくても、一人一人が自分のルールを決めて、守ろうとすることが大切」などが挙がりました。各学級での話し合いでも生徒はこの問題に対してよく考え、「自分で責任をもって、自分の健康や相手のことも考え、メディア媒体を利用することが大切である」という意見がたくさん出ました。この会で学んだことを生かし、今後も生徒一人一人がメディア利用と生活習慣について真剣に考えて生活していけるように、さらに話し合いを深めていきたいと考えています。

【豊田市立道慈小】情報モラル・4年「写真撮影してもいいですか」

 現代は、パソコンや携帯電話で、ラインやフェイスブックなど様々な書き込みが普及している。これによる犯罪も少なくない。子どもたちは遊びのつもりで行っていることが、犯罪に巻き込まれることもある。情報が速く伝わり、便利な点も多いが、簡単に個人情報までもが流されてしまうことが心配される。今後、多くの子どもがパソコンや携帯電話を操作するであろう。その時、安全面に気を付けて、さまざまな使い方を学ぶことが大切である。
 そこで、本校の4年生で、「写真撮影してもいいですか」という情報モラルの授業を行った。子どもたちに、「勝手に写真を撮られたらどうか?」と聞いたところ、「何も言わないで撮られるのはいやだ」という反応が多かった。そこで「どのように言ったら撮ってもよいか」を考えさせたところ、「自分の名前、何に利用するか」と言えばよいという話になった。授業参観日であったので、実際に保護者の方にこの言い方でお願いをしてみたところ、「これだけでは、写真を撮らせることはできない。」との答えだった。では、どのようにしたらよいかを話し合わせて、使う理由とその後の写真の扱いに関しても理解を得てから撮らせてもらうという考えにまとまった。
(言い方の例)
「○○(名前)です。○○小学校に通っています。今、授業で○○について調べています。そのときに写真を使いたいので撮らせていただけますか。この写真は、この目的にしか使いません。」    
 保護者の方も、これなら写真を撮っても良いとうなずいていた。
 情報社会であるこの世の中で、様々な機器を使うことになる。それを使う自分も、それにかかわるまわりの人にも気持ちよく利用できるようにしたい。そのためにも、自分で適切な判断ができるように、これからも考え学ぶ授業をつくっていきたい。
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