【豊明市立唐竹小】ケータイ安全教室を行いました

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 NTTドコモの方に来ていただき、4〜6年生の児童を対象に「ケータイ安全教室」を行いました。携帯電話やスマートフォン、インターネットによるトラブルを防止するための正しい使い方、情報モラルについて学びました。
 これらの通信可能な機器は便利ではあるけれど、危険な面もあります。教室では、起きやすいトラブルの例として、次の3つのことについてビデオや資料を使って説明してもらいました。
 ア. SNSでは個人情報の取り扱いに注意が必要で、画像
   データに位置情報が含まれている場合があるため写真
   掲載が危険だということ。
 イ. 顔を知らない人とのやりとりでは、なりすましをしている
   場合もあるので、相手の誘いにのって会いにいってはい
   けないこと。
 ウ. コミュニケーションアプリやメールでのやりとりにおいて
   は、文字だけでは相手に気持ちが伝わりにくいため誤解
   が生じ、トラブルが起きやすいこと。
 
 また、トラブルを防止するために気を付けることとして、次の
3つのことを確認しました。
 ア. ルールとマナーを守ること。
 イ. 有害サイトへの接続を制限する「フィルタリングサービ
   ス」をつけること。 
 ウ. 困ったらすぐに大人に相談すること。

 教室終了後、6年生のある児童は「わたしの今使っているケータイは子ども用で、お父さん、お母さんとしかやりとりできないけど、いつかスマホを買ってもらったらルールを守りたい。」と話していました。
 正しく安全な使い方を知って、トラブルを回避できる力を身に付けられるよう、これからもこのような取り組みが必要だと感じました。そして家庭でも話題にしてもらい、家庭でのルール作りができるよう、学校からも支援していきたいと考えています。

【愛西市立勝幡小】子どもをとりまく携帯端末事情とその対応

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 児童における携帯端末等の利用の状況はどのようであろう?見えてくる課題は何だろう?この点に重点を置き、情報モラル教育の実践を進めている。
 まず、児童の実態を把握するために3年生以上の児童を対象に、自分専用の携帯電話やスマートフォンを持っているか、どのくらい使っているか、どんなことに使うか、使い方について家の人との約束はあるか、などの項目でアンケートを行った。結果、所有率は25%ほど、使い方は家族への電話やゲームとの回答が多かった。他には写真・音楽・動画視聴などが目立ち、高学年になるにつれて、アプリ・インターネットの利用との回答が多くなっていた。使い方についての約束は、「ある」という回答が3・4年生については80%を越えていたが、5・6年生は40%程度になっていた。
 このアンケートは、回答用紙を配付する方法ではなく、個々に教育相談を進める中で聞き取る方法で行った。その中で、今は使っていない携帯電話や携帯音楽プレーヤー、ゲーム機などからWi-Fiを介してネット環境に入り、活用するという方法が予想以上に児童の間で広まっていることがわかってきた。
 こうした結果を受け、保護者には文書で、「子どもたちのインターネット利用に潜む危険性」や「トラブルの例」を示し、携帯電話を持たせるときには、目的を明確にすること、フィルタリングの活用、家庭でのルール作りなどに留意していただくことを伝えた。
 児童には、情報教育の授業の中で「情報モラル」についての学習を進め、6年生児童を対象に「ケータイ安全教室」を依頼し、実施した。その中で写真をネットに公開するだけで、個人情報が思わぬところから知られてしまう危険があることなど、児童もはっとする場面もあり、関心をもって話を聞くことができた。
 今後、この実践を継続していきながら、その時その時の課題を見極め、子どもたちがより安全に有効に、情報社会を生きる力を養いたいと考えている。

【豊田市立新盛小】 親子で学ぶ情報モラル

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本校は全校児童19名の小規模校である。児童は、調べ学習を通して、インターネットを身近な便利なものとして利用している。情報モラル教育においては、知識・技能を磨くだけでなく、情報社会で適切な行動をとろうとする道徳的心情を、並行して育てることが必要となる。また、家庭における使用頻度が多いことから保護者にも一緒に学んでもらうことが重要となる。そこで、道徳の時間において、児童の実態に合わせた資料を選び、社会的心情を育てる授業づくりを行うと共に、授業参観において保護者にも参加をしていただいている。
本年度の授業参観において、高学年は「困ったWebページにたどりついたらどうするの?」というテーマで、事例をもとに親子で学んだ。家でパソコンをインターネットにつないだり、親のスマホを使ったり、ゲーム機がインターネットにつながっていたりと、困ったWebページにたどりつく確率は非常に高いと考えられる。電子黒板を使い、モラル資料で「困ったWebページにたどりついた事例」を見た後、登場人物の気持ちを考えた。「危ないページだから、見ない方がいい。」「前のページに戻りたい。」という意見の後、「おもしろそうだから見てみたい。」「興味があるからみてみよう。」という意見がでた。その後「ウイルスに感染するかもしれない。」「ワンクリック詐欺かもしれない。」などの意見が出ると「それ以上進まない。」「前のページに戻る。」「すぐに親に言う。」「自分で閉じることができなかったら親に閉じてもらう。」という意見に落ち着いた。「DSで遊んでいるから大丈夫と考えないで、ネットにつながっているから危険なことがある。」という意見も出た。困ったときに自分で適切な判断ができるように、今後も親子で学ぶ機会を作っていきたい。
〈保護者からの意見〉
ネット使用はよい方に使用すれば便利なものだが、一つ間違えば大変なことになる。使用する子どもも低年齢化していると思うので、家庭内のルールも必要になると考える。

【清須市立西枇杷島中】情報モラル教室

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 1年生対象に情報モラル教室を開催しました。携帯電話やスマートフォンが、生徒にとっても身近なものになっています。そのため、メールやSNS、LINEなどでさまざまなトラブルが起こり大きな問題になることもあります。講師の先生の話を通して、トラブルに対する心構えや対応の仕方について学ぶことができました。生徒たちは最後まで集中して話を聴き、ネット社会の便利さと危険についての意識を高めました。今日学んだことを、今後の生活に生かしてほしいと思います。
 参加した保護者からは、「子ども任せにしているので、トラブルに巻き込まれないよう、携帯電話やスマートフォンの正しい使い方ついて一度話し合ってみたい」という感想がありました。生徒が携帯電話やスマートフォンと上手に付き合っていけるようと家庭と協力しながら見守っていきます。

【知多市立南粕谷小】インターネットでできることについて考えました

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本校では,3年生で情報モラルの授業を行いました。事前の調査から,ゲーム機DSの通信機能を利用している児童がクラスに多くいることが分かりました。そこでインターネットについての学習を,クイズ形式で行い,インターネットは世界中につながっていること・インターネットを使ってできることなどを学びました。児童からは,インターネットが世界中につながっているなんて知らなかった・インターネットにかいてある情報は全部正しいと思っていたなどの声が挙がりました。また,簡単に個人情報をゲーム機械でインターネット上に公開してはいけないと学習しました。学年が上がるにつれて,子どもたちがインターネットに関わる時間も増えてくると思います。中学年のうちから学習をすることで,情報モラルについての感覚が身についてくれればと考えます。

【豊田市立矢並小】 『落書きから学ぼう』

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 ネットやブログ、掲示板などに書き込みをしていじめに発展したり悩んでいる人がたくさんいる。本校でも携帯電話を持っている子が軽い気持ちで書き込みをしたことで、トラブルになったことがある。低学年も、インターネットや携帯電話に無縁ではない。親の携帯電話でゲームをしたりメールをしている子がいる。今のところ書き込みをしている様子は見られないが、将来のために今から情報モラルについて学ぶことはとても重要なことと考えた。 
 「情報」といっても低学年にはなじみがない。そこで、日常生活の中で起こりうる落書きをテーマにした紙芝居「さるおくんのらくがき」をもとに、情報を発信するときや情報を受け取るときのルールについて考えた。紙芝居は、くまおに意地悪されたさるおが、くまおの悪口を壁に落書きして、それを見た人たちの反応を場面に表したものである。落書きをしたさるおや書かれたくまお、落書きを見た人たちの反応を役割演技させると、さるお役の子は、「誰にも僕が書いたって気付かれないぞ」と満足そうだった。それに対してくまお役の子は「こんなこと誰がしたんだ」と怒ったり「悲しい」と落胆したりした。さらに「うそなのに本当と信じてしまう人がいるかもしれない」「みんなに広まらないように早く消したい」と間違った情報がうわさされる危険を感じていた。落書きを見た役の子は「くまおくんかわいそう」とも言うが、「くまおくんってこんな子だったんだ」と情報を鵜呑みしてしまうことに気付いた。こうした発表を聞いて、子どもたちは、さるおは悲しい思いをしたくまおやその家族に謝るべきだ。読んだ人やそのことを聞いた人にもちゃんと説明すべきだ。でも、全員の人に伝えることは難しいので、「落書きはすべきでない」という結論に達した。
 授業の最後に、落書きは思っている以上にたくさんの人に広まってしまい、時には取り返しもつかないトラブルに発展してしまうこともあるので、書かないだけでなく書いたものを広めるようなことをしてはいけないことを話して授業を終えた。
近い将来、携帯電話やインターネットの掲示板を利用することがあるだろう。そのときは、情報を発信するときや受け止めるときのルール、また、見えない相手の気持ちを考えた上で使ってほしいと願う。

【豊田市立追分小】『きけんなWebページにたどりついたら‥‥』(情報モラル)

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 2年生のパソコンやスマートフォン使用の実態として、次のようである。
・自分の携帯電話(スマートフォン)は持っていないが、父母・兄・姉が持っており、操作をしたり、無料ゲーム等をしたりしたことがある。
・自宅のパソコンはインターネットにつながっていて、YouTube等から、見逃したアニメーションや好きな芸能人の映像を検索して見たことがある。
・自宅のパソコンで検索ソフトを使い、ネットゲーム(無料ゲーム)をしたことがある。
以上のような経験があり、兄や姉から教えてもらい一緒に楽しんでいるケースがほとんどであり、ゲームなどにのめり込んだり、メール交換などをしたりしていない。
そこで、検索ソフトから危険なWebページに出合った場合の対処の方法やどのようなWebページが危険なのかを見分ける方法を学習した。教材として、「事例で学ぶNetモラル」を使用した。
個々での事例は、3人で調べ学習をしていて満足するページを見つけたが、他にもないかと探していたら「18才以上」ページにたどり着き、先を見たいつばさと見てはいけないと思うゆいの気持ちの対立から考えさせる流れになっている。
 事例を見た2年生の考えは、
・(つばさの気持ち)→ちょっとだけならいい。見てみたい。だれもこまらない。
・(ゆいの気持ち)→18以上と書いてあるから、だめだよ。こんなページ見ていたらおこられるよ。
となり、ここから「危険なページには、どのようなものがあるのか。」を紹介し、「もしたどりついたら自分ならどうするか?」を考えさせた。
 「見ない。クリックしない。」という意見がすぐに出されたが、簡単なアンケートに答えると賞品がもらえたり、登録するとポイントがもらえたり、デマの情報が載っているものもあったりすることを紹介した。びっくりしていたが、「こんな時はどうするか?」と尋ねると、「ひょっとすると、クリックするかもしれない」と答えていた。
 最後に、インターネットは知りたい情報をすぐに得ることができるよい面と、甘い誘い文句にまきこまれしまう危険性について十分気をつけるよう指導した。

【稲沢市立山崎小】インターネットを安全に正しく使おう

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 情報教育の推進にともない、インターネットを活用した学習場面が増えてきています。インターネットは、手軽に必要な情報を収集できる反面、多くの有害な情報もあります。また、使い方によっては、大切な個人情報が第三者に漏洩する危険や詐欺にあうおそれがあます。そこで、4年生児童を対象に、安全にインターネットを使うことができるように正しい使い方やルールやマナーなどについて学習を行いました。学習を進めるにあたっては、教育総合ソフト「キューブ」の中にある「あんしん・あんぜん情報モラル」の教材を使いました。
 まず、ホームページには、「子どもが見てはいけないページ」や「トラブルに巻き込まれるページ」があり、そのような画面が出てきたら、「戻る」ボタンや「閉じる」ボタンをクリックして、それ以上進まないことや先生や家族に相談することを学びました。次に、アンケートに答えさせるようにして個人情報を集めるホームページがあることを知り個人情報が漏れたことで、いたずら電話や迷惑メールが増えたり、詐欺にあったりする怖さを模擬体験を通して学びました。
 授業後の児童の感想で、「個人情報や家族の情報を教えたり、子どもが見てはいけないページを開いたりすると、とてもおそろしい目にあうので、困ったらお家の人に相談したい。」「インターネットは便利だけれど、こわいものでもあると思いました。自分の情報は相手に教える必要があるのかをよく考え、気をつけて使いたい。」など安全なインターネットの使い方を考えることができました。

【あま市立伊福小】携帯安全教室

 本校では、5月23日(金)に6年生を対象に「携帯安全教室」を実施しました。ほぼ全員の児童が、家庭でスマートフォンや携帯電話、タブレット、ゲーム機などインターネットにつながる機器を使用したことがあり、3分の1の児童は、LINEなどのSNSを利用していました。そんな状況の中で、「インターネットの危険性」を中心に学習を進めました。
 メールでは気持ちが伝わりにくいことがあること、インターネットでは相手の本当の姿が見えないこと、自分の知らないところで情報が広がってしまうことに注意していく必要があることを知りました。また、フィルタリングサービスの利用や使用する際のルールやマナーの確認ができました。興味深い映像を見ながら、個人情報の漏えいや料金に関するトラブルについても学びました。後半のクイズでは、名前が分からなくても、性別、星座、好きなスポーツだけでも個人が特定できることを知り、児童はとても驚いていました。
 この機会に、今までの自分の使い方をふり返るとともに、安全な正しい使い方を身につけてほしいと思います。

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【豊川市立三蔵子小】「サイバー犯罪対策講話」

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本校では情報モラル教育の一環として、グリー株式会社から講師の方をお招きして「事例に学ぶ情報モラル」について学習しました。4〜6年生が対象でしたが、多くの子どもたちが携帯電話、パソコン、アイポッド、DSなどの通信機器を通してSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を活用しています。ネット上でのルールを知らないまま活用してトラブルを起こしてしまう前に、正しい知識を身につけ、上手く活用していけるようにと考え、この講話が行われました。
講話では、実際にSNSを通して起こったよいこと、悪いことの事例の説明がありました。東日本大震災のときに、SNSでの投稿がきっかけで命を救うことができたというよい事例や、悪口を書きこまれて嫌な気分になった事例、個人のプロフィール(自分にかかわる全ての情報)が短時間で世界中に広まってしまった恐ろしい事例などがありました。ネットを使用するうえで大切なことは、日常生活と同じで、日々の生活の中でやってはいけないこと、非難されることは当然ネットでもやらないことだと教えていただきました。人とのつながりができ、つながりを深めることができる半面、傷つけたり傷つけられたりすることがあるSNS。SNSが人生を豊かにしてくれるかどうかは、利用者次第だということがよくわかりました。子どもたちも、普段なにげなく使用しているSNSに危険があることを実感し、終始真剣な表情で話を聞くことができました。

【児童の感想から】
・SNSが危険なことは知っていたけれど、実際に自分の情報が短時間で広まってしまうことがわかり、すごく危険なものだと思いました。周りの人に迷惑をかけたり、自分の将来にまで影響したりするので、危険な部分があるということを忘れないように使いたいと思いました。(4年生児童)
・便利な分、危険がたくさんあることがわかりました。自分の居場所が特定されるような内容や写真をむやみにアップしないで、上手に携帯電話を使っていきたいと思います。おもしろ半分でやったことが、後に大変なことにならないように、SNSの危険性を一人一人が意識する必要があると思いました。(5年生児童)
・SNSを使うときは、写真に写っている人の許可をとって投稿したり、見た人が首をかしげるような内容になっていないかを確認して投稿したりするようにしたいです。また、今まで会話をしているような軽い気持ちでLINEをやっていたけれど、受け取った側の気持ちを考えた文章にしたいです。今日教えていただいたことを家族にも伝えたいです。(6年生児童)

【春日井市立神屋小】eネットキャラバン出前講座

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スマートフォンなどの携帯端末や,外部接続が可能なゲーム端末などの普及により,小学生の子どもたちが,知らず知らずのうちにネット犯罪などに巻き込まれる危険性が広がっています。
 本校では,子どもたちをこうしたトラブルから守るために,毎年,情報モラル教育に力を入れています。今年度は,総務省が主催するeネットキャラバンで,外部講師を招いて,6年生対象にインターネットを安全に使うための注意点を教えていただきました。
 講師の方からは「インターネットは,使い方によってはとっても便利な道具だけれども,誤った使い方をすると,危険な目にあうことがある。」「困った時や,わからない時には,お家の人などと相談して,安全に使うことが大切です。」との説明がありました。
 今後も,他学年において,携帯安全教室や,ネットモラルの授業などを積極的に行い,児童や保護者への啓発活動を進め,情報モラルの向上を図っていきたいと思います。

【小牧市立小牧中】ネット社会の歩き方

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 インターネットは瞬時に自分の知りたい情報を検索できたり、簡単に複数の人に情報を発信したり、共有したりすることができる便利な面がある。一方で、不特定多数の人への情報を公開できるという性質上、さまざまな問題を引き起こしたり、大きな事件に発展したりする場合もみられる。本校の生徒も、パソコンや携帯電話を持ち、ネット環境を当たり前のように使用している。そこで、各学年で「情報モラル」を取り扱った資料を道徳の年間指導計画の中に組み込んで、授業を行っている。
 ここでは、5月に3年生で実施した内容を紹介することにする。一般社団法人日本教育情報化振興会制作の動画「ネット社会の歩き方」から「友だちへのネットいじめ」を資料とした。
 親友の悪口が書かれた掲示板を見た主人公。さて、どんな行動をとるか。掲示板にはどんどん意見が書き込まれ、炎上してしまう。主人公の取り得る行動を考え出させ、学級全体で話し合わせた。
 掲示板への悪意の書き込みは文字となって多くの人の目に触れること。掲示板への書き込みは注意をすること。匿名の掲示板では無責任な発言をする人がいるため、匿名での情報発信について考えること。など、ネット使用上の注意点を生徒同士が話し合う中で確認し、親友への思いやりや友情に触れる意見が交換された。
 授業を終えて、次のような生徒の振り返りが書かれていた。「人の悪口を書かない。」「相手の気持ちを考えて行動すれば自分も相手も嫌な思いはしないと思った。」「何か言われても気にしない。気になるなら誰かに相談する。」「ネット上だけでなく本当に仲の良い友達をつくるとよいと思う。」「ネットを使わないで済ませることはできないから、マナーを考えて使っていきたい。」

【常滑市立小鈴谷小】 事例で学ぶNetモラルの利用

 本校では、各学年において道徳の年間計画に道徳的要素を重視したNetモラルの内容を位置づけることとしました。その方法の一つとして「事例で学ぶNetモラル」を教材として利用しました。
○「事例で学ぶNetモラル」の内容
 ・45(50)分教材
 ・ショート教材
 ・疑似体験・ドリル
 ・ネットモラル検定
 45分教材には、A情報安全 B責任ある情報発信 C健全な情報社会の形成があります。その中から学年に応じた教材を選び、授業計画を立てました。
○三年生の実践
 45分教材から、健全な情報社会の形成・写真と肖像権の「いちまいのしゃしん」を利用しました。
 (授業の流れ)
  1 クリップ(約3分のアニメーション)を見る。
  2 キーシーンを活用しながら、発問し、授業展開をする。
  3 まとめの映像を見て、肖像権についてまとめる。
 (児童の様子)
 ・勝手に写真を使われ、それを笑われるなどされた女の子の気持ちを考えることができた。
 ・写真の活用には、他人の許可が必要であることが分かったという感想がたくさん聞けた。
 ・情報を発信したり、活用するときには気を付けなければならないことがあるということが理解できた。
○その他
 教材によっては、体験ができる画像が入っていたり、ドリルを使って内容の振り返りをすることができます。また、ネットモラル検定では、各学年でレベル選択ができ、問題10問を答えると採点してくれます。
 個人でコンピュータを操作しながら進めることもできるので、子どもが興味・関心をもって学ぶことができる一つの方法として、これからも活用していきたいと思います。
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【春日井市立上条小】スマートフォンや携帯電話を使った言葉の伝え方について学びました

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普段何気なく使っている「言葉」の使い方を間違えると,人の心を傷つけたり,つらい思いをさせたりします。上条小学校では,21年度から3年間,学校保健委員会のテーマを「自分や友だちのからだと心を大切にできる子の育成をめざして ―言葉の伝え方を考えよう― 」として,言葉のもつ力について考えました。一昨年度は,特に,小学生の間で広がりを見せるスマートフォンや携帯電話の使い方に焦点をあてました。外部講師としてNTTドコモの職員を招き,6年生全員と保護者を対象に「携帯電話の安心・安全な使い方」というテーマで講演をしていただきました。児童にとって身近で具体的な事例をいくつか挙げていただいたため,みんな真剣な表情で参加できました。知らぬ間に相手を傷つけてしまったり,犯罪に巻き込まれてしまったりすることなど,これまで気軽に使っていたメールやインターネットに思いもよらない落とし穴があることを学ぶことができました。授業後の児童の感想からは,「伝えたいことはメールじゃなくて相手の前で言うことが大切」「携帯電話を持つということはそれだけ責任がかかる」など,今後,気をつけていきたい心構えが聞かれ,児童にとっても保護者にとっても大変有意義な時間となりました。25年度は日程の調整がうまくいかず,実施できませんでしたが,本年度からは,5年生の総合的な学習の時間の取り組みとして,毎年継続して開催ができるように,年間の行事予定に組み込んでいきます。

【南知多町立大井小】情報モラル講演会〜透明マントの落とし穴〜

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本校では,4月18日(金)に南知多町の情報教育アドバイザー本田幸男氏を講師にお招きし,保護者を対象とした情報モラル講演会を実施しました。より多くの保護者に講演を聴いていただこうとPTA総会後に講演会を設定しました。
 本田氏には「透明マントの落とし穴」と題して,スマホや携帯に潜む危険性についてご講演いただきました。以下に講演の内容の一部を紹介します。
 「透明マント」とは,ドラえもんのひみつの道具の一つで,このマントをかぶり全身を覆うと透明人間として行動できます。つまり,現在のネット社会は,相手に姿が見えない,「透明マント」をかぶった状態であるといえます。人間の心には善と悪が住んでいて,普段は善人でも,姿が見えなくなることで悪人に変貌してしまう可能性があるということです。したがって,ネット社会には悪人に変貌してしまった人がいても不思議なことではありません。それなのに,お子さんにスマホや携帯を買い与え,自由にツイッターやLINEをさせていて大丈夫でしょうか。これは,夜の繁華街に一人で行かせているようなもので,犯罪に巻き込まれたり,ともすれば加害者になったりする可能性は十分にあるということです。確かに,スマホや携帯,ネットは便利な面もあります。しかし,「みんなが使っているから」とか「LINEは無料アプリで便利だから」という理由で安易にお子さんに買い与えていいものでしょうか・・・。
 講演会後の保護者の感想には,「携帯やスマホは本当に必要なものなのか,子どもと相談してみたい。」「買う前にきちんと話し合い,約束事を決めてから,使わせるようにしたい。」というものがありました。今回の講演会は,スマホや携帯の安心・安全な使い方やネットに支配されるような生活にならないように,親としてどう対処すべきかを考えるきっかけとなったと思います。

【豊川市立御津北部小】携帯電話出前講座

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 高度情報化社会の中で,携帯電話をはじめとする情報機器の誤った扱いが問題となっています。本校では,こうしたトラブルに巻き込まれることを防ぐために,児童への情報モラル教育を進めています。昨年度は外部講師を招いて6年生と保護者を対象に携帯電話のマナー講座を行いました。講師の方から「携帯電話は便利な道具ですが,使い方やマナーを守らないとトラブルや犯罪になるケースがあります。家庭で使い方を話し合ってください。」との説明がありました。保護者からは,「中学校入学前のこの時期に学習ができてよかった。親子でもう一度確認をします。」などの感想が寄せられました。本年度も同様に児童への学習や保護者への啓発活動を進め,情報モラルの向上を図っていきます。

【田原市立亀山小】ケータイについて知ろう

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 携帯電話やスマートフォン、インターネットなどの普及により、子どもたちがいろいろな情報に触れる機会が増えてきた。それに伴い、知らないうちにトラブルに巻き込まれてしまうという問題も増えてきている。
 そこで、本校の3年生を対象に携帯電話の利用状況を聞いてみたところ、親の携帯電話を借りて知り合いとやり取りをしたり、ゲームをしたりしているようだ。また、ゲームや音楽プレイヤーを使って、同じような操作をしている子もいる。子どもの生活に身近なものになってきていることが確認できたため、子どもたちがトラブルに巻き込まれないよう、道徳の時間で携帯電話についての基本を学ぶことにことにした。
 携帯電話のマナー、インターネットサイトやメールの使い方、個人情報などについてクイズを交えた動画で説明した。授業後の子どもの感想には、「ケータイは知らない人から連絡が来ることがあるので、ルールを守らないといけないことがわかりました。」「ケータイを使うのに、安全な方法があることがわかりました。」といったことが書いてあり、携帯電話の使い方について考えることができた。今後も継続して指導をしていきたい。

【新城市立黄柳川小学校】  情報社会に生きる私たち

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6年生では、「私たちの道徳」の中の「情報社会に生きる私たち」を使って、情報機器について学習しました。
〈ねらい〉
1 情報機器の「良い点」「悪い点」に目を向けさせる。
2 1をふまえて情報機器の望ましい使い方を考えさせる。
〈授業の流れ〉
・身の回りでどんな情報機器が使用されているかについて出し合う。
・身の回りで使われている情報機器の「良い点」「悪い点」について話し合う。
・情報機器の望ましい使い方について考える。
〈児童の様子〉
・パソコンや携帯電話、スマートフォンなど、身近にある情報機器は、さまざまな情報を得ることができるという「良い点」に目が行きがちであるが、それと同時に、不特定多数の人間が閲覧できるという「悪い点」にも目を向けることができた。
・自分のパソコンや携帯電話、スマートフォンを所有している児童はいないが、今はゲーム機などでもインターネットに接続できることから、トラブルに巻き込まれないように注意しなければいけないという考えをもつことができた児童もいた。
・事後の感想では、「中学生の兄がスマートフォンを欲しがっているので、きちんと使わないと危険だということを教えてあげたい。」という思いをもった児童もいた。

【南知多町立内海中】 3年生と保護者を対象に「ケータイ安心教室」を開催

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 最近、中高生へのスマートフォンの普及によりラインなどのSNSによるトラブルが新聞紙上を賑わわせるようになってきた。本校でもこれらによるトラブルや深夜まで携帯を使用して睡眠不足になるなど様々な問題が起こっている。そこで、昨年度の入学説明会から携帯端末の危険性について、保護者と生徒を対象に通信会社の方に説明してもらう機会を設けている。
 本年度は、4月25日の学校公開とPTA総会の折に3年生と授業を参観している保護者を対象に、情報モラル教育の一環として通信会社の方を講師として「ケータイ安心教室」を開催した。
授業では、新聞記事よりコミュニケーションアプリでの連れ去り事件やいじめ、個人情報の漏洩、ネット依存症などの最新の問題について、具体的な例を紹介しながらわかりやすく説明していただいた。知識としては知っているような内容でも具体的な例については、初めて知ったというような生徒が多かった。どちらかというとまわりの大人や教師の方がついて行っていないような状況である。近年、行政が主導する町ぐるみでの中高生に対する携帯電話等の使用に関する約束事を定める自治体が増えている。学校での指導では限界があるので、保護者や地域社会の助けを借りて子どもたちを守っていきたいと感じた。

【小牧市立村中小】スマートフォンの特性と危険性について

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 スマホ(スマートフォン)が急速に普及する中、小学生の所有率も増加の一途をたどっている。本校でも特に高学年児童の2〜3割はスマホを所有している現状であり、今後所有率が高くなるにつれて、多くのトラブルが発生することが予想される。そこで、現在スマホを所有する子どもたち、また、これから手にする子どもたちに、スマホとのつきあい方について考えさせることは極めて重要である。
 今回は、6年生を対象に、スマホの様々な機能とSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の特性及びそこに潜む危険性について映像教材を活用して授業を行った。初めてスマホを買ってもらった主人公がSNSを活用し、それに没頭するうちに、気づかないまま他人の個人情報を見知らぬ第三者に教えてしまうなど、危険な領域に足を踏み入れてしまったことに焦点をあてた。
 授業後の子どもたちからは、「スマホは便利だが、危険も多い。」「SNSを通じて多く人と交流ができるが、個人情報の扱いには注意が必要。」「情報の全てを信じると、だまされることがある。」といった感想が聞かれた。
 これをきっかけに、今後も情報モラルの充実をめざしていきたい。