【新城市立鳳来西小】LINEへの心構え

画像1 画像1
【実態とねらい】
 3・4年生を対象に情報モラル教育を行うことになり,まずアンケートを行った。その結果,自分専用の携帯電話はないが,全員親のものを使った経験はある。なかには,週に4日以上,1日につき30分から1時間ぐらい使用するという児童もいた。使用目的としては,ゲームやカメラが中心だが,アプリを自分で取ったり,LINEを利用してメッセージのやり取りをしたりしている児童も少なくないという実態がわかった。そこで,今後成長するにつれ,LINEを含むSNSを利用する機会が多くなると思い,個人情報の扱い方を中心に授業を行った。
【授業の様子】
 LINEを利用している児童だけでなく,そのスタンプのキャラが有名なので,どの子もどこかでLINEという言葉は聞いたことがあるようだった。使ったことがある児童を中心に,その利便性や仕組みを説明した。使ったことがない子は非常に便利なものだと思ったようだ。その後,ブログなどを含む書き込みが問題になっていることを話した。軽い気持ちが大きな問題となることに驚いたようだ。「ぼくは絶対にやらない。」とつぶやいていた児童もいた。最後に,やってはいけないこととして,「個人情報はのせない」「人の悪口は書かない」「確かな情報しか書かない」を確認して,授業を終えた。
【児童の感想】
・LINEのことで,どんなことはしていいのか,どんなことはしていけないのかがよくわかりました。また情報モラルでいろいろなことを知りたいです。
・私は情報モラルでLINEのことをやって,いろいろ知らないことややってはいけないことがわかったのでよかったです。もっと大きくなったら,利用するから参考になりました。

【田原市立若戸小】「電子メールを使うときのルールを考えよう」

画像1 画像1
 本校5年生を調査したところ、LINEなどの無料通話アプリを使ったことがある児童が3割程度、自宅でインターネットに接続できる情報端末機器を持っている児童は学級の8割以上おり、使用頻度は少ないものの環境は整っていることがわかりました。
 現在、トラブルはおこっていませんが、「ネット依存」「ネット内いじめ」等の問題が中高生の中で話題になっている昨今、大きなトラブルに発展させないためにも、小学校から適切な指導をする必要があると考えます。
 そこで、田原市の学校間情報ネットワーク上に導入している「事例で学ぶ Netモラル」(広教)のソフトを活用し、「電子メールのルールやマナー」を身につけさせるため、5年生で情報モラル教育を実施しました。
 まず、事例を見る前に、電子メールで気をつけることを記述させました。多くの児童が未経験のため、「アドレスを抜き取られないようにロックをかける」「知らない人からのメールは返さない」などの不審者を警戒する記述がほとんどで、「悪口を書かない」などのコミュニケーションに関する記述はありませんでした。次に、事例を見て、気がついたことや何がいけなかったのかを話し合いました。送り手と受け手の両方の気持ちを考えさせることで、「悪口を書いてはいけない」「言葉使いに気を遣う」「時間帯を考える」などのルールについて実感することができました。また、ドリルで繰り返し検定することによって、学んだことを確認することができました。
 情報モラルの指導には、家庭の協力が不可欠です。今後は、外部講師などを活用し、保護者への啓蒙を促進する必要があると感じました。

【豊橋市立磯辺小】情報モラル教育実践について

画像1 画像1 画像2 画像2
 本校では、6月17日に「インターネット・携帯電話の危険性について親子で学ぶ会」を計画して実施しました。愛知県警察署の方に来ていただき「インターネット6つの約束」についてのお話を聞かせていただきました。
 話を聞いた子どもたちは、6つの約束を覚えておこうという気持ちでふり返りを一生懸命書いていました。自分の思いを書いたり、気づいたことを上手にまとめたりしている子がいました。下にその一部を紹介します。
1 人の悪口をかかずにちゃんと使いたい。私は今回話を聞いて、こんなことを書いたらダメということが分かった。知らない人からメールがきても無視をすることも大切だと思うし、変なことが書いてあったら大人の人にすぐに相談したいと思った。
2 私は、たくさんのことが分かった。一つ目はネットで悪口をかかない、二つ目はネットで個人情報を書かない、三つ目はネットで悪口を書かれたら大人の人に相談する、四つ目はネットで知り合った人に実際に会わない、五つ目はネットでチェーンメールを送らない、六つ目はネットでは長いパスワードを作るということである。

 高学年は各クラスで道徳の時間を利用して情報モラルの授業に取り組みました。携帯電話をどんなふうに使っているのかという話し合いをしたり、インターネットで情報を調べるときに気をつけなければならないことは何かなということを考えたりしました。  
6年生は、「ミニブログへの書き込み」について考えました。その時の授業の中で、ワークシートに「ミニブログを安全に使うために気をつけなければならないこと」を書いていましたので、その一部を紹介します。
1 自分の名前や居場所が分かることをのせないようにする。
2 人の迷惑になることを絶対に書かないように十分気をつける。
3 写真がドラッグできないファイルを作るようにする。
4 本名や自分の顔写真を絶対にのせないようにすることが大切である、
5 自分のブログを登校する前によく考える。もしも誤って登校したらすぐに消す。

【東浦町立片葩小】「モラルを守って楽しくコンピュータの授業」

画像1 画像1
 片葩小学校では、1年生を対象に,コンピュータをみんなが気持ちよく使うために,実際にコンピュータルームで情報モラルの授業を行いました。
 コンピュータルームでの活動の前時に,コンピュータを使う楽しさについて話し合い,すでに使ったことがある子から,「楽しい」「おもしろい」「難しい」などの意見が出ました。次に正しい立ち上げ方,終了の仕方について説明し,パスワードの存在の大切さについても伝えました。最後に,みんなが気持ちよくコンピュータを使うためにどんなことを大切にしたらよいのかを話し合いました。次に使う人のことを考えて,大切にすべきことを考えることができました。
コンピュータルームでの活動は,コンピュータの正しい立ち上げ方とパスワードの入力の仕方と終了の仕方を中心に,お絵かきソフトで自由に絵を描きました。スタンプの中にある50音で自分の名前を書くことを楽しむ子どももいました。
 活動後,子どもたちはパスワードがあることを始めて知り驚いていました。またそれを秘密にしておかなければならないことを理解することができました。
 今回はコンピュータルームという現実的な場所でしたが,これからはコンピュータネットワークという仮想的な場所でのルールやマナーを身に付けていかなければなりません。この授業が,これからのさまざまな情報モラルを学んでいく上で「人を大切にする」という考え方の基礎になるよう,今後も子どもたちに語りかけていきたいと思います。

【稲沢市立千代田小】ケータイ安全教室

画像1 画像1
 近年,私達の生活には携帯電話やスマートフォンが大きく関わっており,なくてはならない存在と言っても過言ではありません。また,メールやインターネットなどは,いつでも,世界中とつながることができ,子ども達にも身近な存在になってきました。しかし,SNSに絡んだ事件や犯罪が増えてきており,我々がその利用について正しく理解する必要があります。
 そこで,本校では,学校公開日に6年生児童と保護者を対象にケータイ安全教室を開き,携帯電話会社から講師を招いて携帯電話やスマートフォンの正しい使い方や注意点などについて学びました。場所に応じてマナーモードにすることや,「歩きスマホ」は事故につながること,写真撮影は肖像権・著作権の侵害の恐れがあること,違法サイトからの無料ダウンロードは犯罪であることなど,クイズ形式や事例を交えてわかりやすく教えていただきました。また,「迷惑メール対策」や「フィルタリングサービス」などの安全対策や「エルマーク」の意味,ゲームを利用する場合の家庭のきまりづくりなど,その使用方法や持たせ方について,それぞれの家庭でしっかり話し合っておくことが大切であることを提言していただきました。携帯電話を安全に使うための方法や心構えについて,親子で話し合うよい機会となったと思います。
【児童の感想】
・ ケータイを持つということは,便利になることも多いけど,悪用されないように気をつけたいと思いました。
・ 「無料ダウンロード」をむやみにしないことや,知らない人から「待ち合わせしよう」などのメールがきても絶対行かない事が大事だと思いました。
【保護者の感想】
・ 携帯電話のお話,「ウン,ウン」と頷いて聞ける内容ばかりでした。使い始めたばかりの我が家の子供達は,今一番楽しい時期のようです。ラインをしているというより,ラインに遊ばれている状態です。友達と楽しそうでいいのですが,日常生活に支障がないようにルール・マナーを考えて使わせたいです。

【知多市立東部中】人権集会における情報モラル「見えない危険性」

画像1 画像1
 本校では、12月9日(月)、生徒にとって起こりうるかもしれない「いじめ」をテーマに人権集会を実施しました。その中でも「見えない危険性」に焦点を当てた携帯電話を使った問題を取り上げ、情報モラルに関係づけながら行いました。集会内では、実際に起きたネット上でのトラブルを紹介したり、携帯アプリの「LINE」を利用したいじめを寸劇にしたりして人権について見直すと共に、通信機器の取り扱いを今一度考え直す機会となりました。
 生徒の感想には、
「自分の知らないネット上で平然と自分の悪口が書かれていると思うと怖くなりました。」
「何気なく書いた一言で、加害者になったり、非難の的になったりすることを知りました。メールをしたり書き込んだりするときは、相手の気持ちをよく考えてから使いたいです。」
「もうすぐ携帯を買う予定ですが、便利な反面、使い方を間違えると大変なことになることがわかりました。他人とのかかわりに気をつけて使いたいと思いました。」
など、通信機器の危険性を理解し、今後の取り扱いを考えていきたいという感想が多く見られました。

【大治町立大治中】携帯安全教室

画像1 画像1
 本校では、11月に全校生徒を対象とした携帯安全教室を開きました。
 KDDIケータイ教室事務局の方を講師に迎え、携帯電話やスマートフォンを使うときの「ルールやマナー」「ネットトラブル」についていろいろな事例を紹介してもらいました。
 特にソーシャルネットワーク利用によるトラブルが起きていることを知り、LINEなどのコミュニケーションアプリは、「正しく気持ちが伝わりにくい」「普段言えないことも書き込んでしまい、文字として残る」などの問題があることを理解しました。
 携帯安全教室実施後に書いた生徒の感想には次のようなものがみられました。

〈生徒の感想の一部〉
・一歩間違えれば、大変なことになるということ常に意識することが必要だと思う。
・相手の気持ちになって、わかりやすい表現を心がけたい。
・「既読恐怖症」…「既読」ひとつだけでもトラブルのもとになるのは本当に怖いと思った。
・インターネットは世界中の人が見ているということを忘れかけていた。

これからも、携帯安全教室で学んだことをもとにして、携帯電話やスマートフォンの正しい使い方、情報モラルを守ることの大切さについて、考えていきたいと思います。

【常滑市立南陵中】情報モラル教育の一環で4コマ漫画を作りました

 南陵中学校第2学年では、情報モラル教育の一環として、IPA情報セキュリティー4コマ漫画コンクール2013に参加しました。
活動のねらいは、インターネットを正しく利用する上で、必要な知識や正しい行いを学ぶことです。
 南陵中学校の生徒の中には、インターネットの被害にあったという生徒もいました。
そこで、授業において、インターネットを利用すると、たくさんの情報を見付けることができたり、自分の考えを発信できたりすることができるが、ウソの情報に惑わされたり、大切な情報が盗まれたり、自分の発信した情報で自分が傷ついたりすることを学びました。
 積極的に情報モラルの内容について友達と意見を交わしながら、生徒は、モラル意識の向上と普及のために4コマ漫画を作成していました。
この授業を通して、生徒に、自分を守るとともに、迷惑をかけたくないという気持ちを高めることができました。
画像1 画像1
画像2 画像2

【高浜市立高浜小】ケータイ安全教室を行いました。

画像1 画像1
 本校では、10月15日(火)にNTTドコモの方を講師にお招きして、6年生対象にケータイ安全教室を行いました。すでに携帯電話を持っている子も、まだ持っていない子もいますが、将来的には誰もがかかわってくる問題となってきます。携帯電話を使うときに、どんなことが危険なのか、どんなことに気をつけたらよいかということを分かりやすく教えていただきました。
 個人情報の扱い方、危ないダウンロード、チェーンメール・迷惑メールの怖さ、人を傷つけてしまうかもしれないという恐ろしさ、写真も犯罪につながることがあることなどを聞き、子どもたちは驚いているようでした。便利なものでも、使い方を間違えれば、人を傷つけたり犯罪に巻き込まれてしまうことに気付くことができました。
 最後に、NTTドコモの方が、高浜小学校の「たかはま」で合い言葉を作ってくださいました。
 
 「た」…大切にしよう思いやり!
 「か」…勝手に写真は撮りません!
 「は」…話し合おう!ケータイルールとケータイマナー
 「ま」…守ってくれるよ!フィルタリング
 
 この合い言葉を忘れず、携帯電話を使うときには家の人とルールを話し合いながら使ってほしいと思います。子どもたちにとって、身近な話題でありながら、なかなか取り上げられる話題ではなかったので、携帯電話のことを考えるいい機会になりました。

【幸田町立中央小】情報モラル研修会

画像1 画像1
 10月18日(金)学校公開日に5・6年生と保護者を対象に情報モラル研修会を開催しました。幸田町のPTA連絡協議会では、3年前から情報モラル研修に取り組み、各学校のPTA活動でも取り組んでいます。今年度も、NTTドコモの講師さんを招き、携帯電話やインターネットの使い方のルールやマナーについて親子で学習しました。
 実施前に、携帯電話やインターネットの利用について実態把握をしました。
○子どもの携帯電話所持状況(平成24・25年7月調査)
   学 年    4年     5年     6年
   昨年度   25.0%  13.9%  25.0%
   今年度   19.8%  32.6%  13.9%
 ・学年によって所持状況に偏りがあるが、平均23%の子どもが個
  人で所有している。
 ・男女別に調べると、女子の所持率が高いことが分かった。
○携帯電話・インターネットの使用内容
  電話・メールが59人、ゲーム104人、調べるツールが111人、その他が19人
 ・子どもは、電話・メールよりもゲームの道具や調べるツールとして使うことが多い。
 ・「その他」として、動画を見る・音楽を聴く・ユーチューブ・ゲームリストなど
 携帯電話の個人所持率は、多くはありませんが、家庭にあるパソコンを使ってインターネットを使っている子どもは多いことが分かりました。ゲームを中心に調べるツールとして多用な使い方をしています。
 困ったこととして、いたずらメールが届く・間違え電話がかかってくる・変な画面が出てくるなどのトラブルが出ています。まだ大きなトラブルに巻き込まれることはありませんが、心配されます。予防のために、使用のルールやマナーについて学ぶ必要がありす。
 当日は、最初にPTA会長からこのような挨拶がありました。
「自動車や包丁は、正しく使うと便利ですが、まちがって使うと危険な面もあります。携帯電話やインターネットも便利なものですが、ルールやマナーを守らないと大変危険なこともあります。」と話されました。
 NTTドコモの講師さんが、携帯電話の機能について子どもたちに質問すると、「電話・カメラ・ゲーム・GPS・財布・地震情報」と、答えが返ってきました。実に、たくさんの機能があります。次に、イラストを使ったクイズで、自転車に乗っている時に携帯電話が鳴ったらどうするかという問題でした。子どもたちの中には、どれが正しいか迷う子もいました。講師の方は、付け加えて、歩きながら携帯を使うことも大変危険なことですと話されました。
 次は、パワーポイントを使い、子どもたちにも身近になったインターネット、特にブログやメールのやりとりについて、クイズ形式で楽しく学びました。何気なく撮った写真の背景に場所が特定されるものが写っていたり、これくらいなら大丈夫だろうと思っていた文章に個人が特定できるものが含まれていたりして、個人情報や肖像権の侵害にあたることがあります。このようなことには、子どもはもちろん大人も十分注意しなければならないということが分かりました。
 最後に、情報モラル研修会のまとめとして、「中央小学校」の名前にちなんで、標語を紹介していただきました。
ちゅ 注意しよう使いすぎ! ルールを決めて正しく使おう
う  うそや悪口、インターネットに書いちゃダメ!
お  大人かも? なりすましに気を付けて
う  うれしいね マナーを守る あなたの気持ち
小学校
 親子でいっしょに学んだことによって、家庭でも話題になり、より情報モラルの意識が高まりました。

【東郷町立東郷中】情報モラル教育「KDDIケータイ教室 安心・安全講座」

画像1 画像1
 本校では,2013年11月25日(月)に東郷中学校体育館で「KDDIケータイ教室 安心・安全講座」を実施しました。人権学習・情報モラル教育の一環として,KDDIからゲストティーチャーを迎え,携帯電話のメール,LINEに潜む落とし穴や個人情報について話していただきました。生徒たちは,日頃の友人関係や法に触れる危険性を改めて考えるとともに,今後の生活態度の向上と改善を図る機会となりました。

 講座の内容は,
  ・ 改正著作権法と無断での写真公開やアップロードについて
  ・ SNSメールや出会い系サイトについて
  ・ 安易な情報発信やネットでの無責任な発言について
  ・ 個人情報を盗み出す手口について
  ・ LINEにひそむ「いじめ」や「仲間外れ」の罠について
など,実例の紹介があったり,アニメーションによる例を見たりして,人権や情報モラルについて学びました。

 生徒たちの感想には,
「インターネットの世界の広さを知りました。ほんの些細なことで友人関係が壊れてしまうのはとても悲しいと思いました。」
「Twitterで私の好きな人気アイドルグループが好きな人と,コンサートの時に会おうと約束していますが,今日の話を聞いて不安になったので断ろうと思いました。」
「高校に入ってからスマホを持つことになるので,利用する際に個人情報の取り扱いや,他人とのかかわりに気を付けて安全に使用するようにしたいです。」
など,今の自分を見つめ直すとともに,ルールやマナーを守って利用していきたいという感想が多く見られました。

【稲沢市立千代田中】「考えよう!携帯・スマホ・インターネット」情報モラル教室

画像1 画像1
 本校では、平成25年12月16日(月)6限に、1年生を対象に情報モラル教室を実施しました。愛知県総合教育センターより講師を招き、「考えよう!携帯・スマホ・インターネット」という演題でお話をしていただき、インターネットに潜む危険性や問題点、利用する場合の注意点、フィルタリングや家庭でのルール作りの必要性などを教えていただきました。
 生徒たちは真剣な表情で聞き入り、授業後の感想では、「インターネットは見知らぬ人ともつながる世界なので、危険も潜んでいることがわかった」「よく考え、モラルをもって使いたい」などが聞かれました。
 また、事前に行った情報通信機器に関するアンケート(全校生徒対象)をもとに、自分専用の機器の所持率や利用状況、家庭でのルール等について把握し、各クラスでも使い方を考えるよう呼びかけました。学校・学年通信にも、アンケート結果や情報モラル教室の様子や講演内容を掲載し、保護者にも協力をお願いしました。

【蟹江町立蟹江北中】インターネットモラル講座

画像1 画像1
 5月31日「e−ネットキャラバン」から講師の方をお招きして、1年生を対象にインターネットモラル講座を実践しました。
 わたしたちの日常生活に欠かせないツールとなっているインターネットや携帯電話を使う中で発生する、ケータイ依存、ネットいじめ、ネット誘引、ネット詐欺やLINEなどのトラブルについて具体的な例を挙げて、わかりやすく話していただきました。また、安易にインターネットや携帯電話を使うことによって、自分でも気づかないうちに加害者になることがあり、場合によっては法律に触れて犯罪になってしまうお話もありました。
 生徒からは「個人情報を書き込むのは絶対にやめる」「ちょっとくらいはいいと思って使うと大変なことになるとわかった」「マナーやルールを守って使わないといけないと思った」「フィルタリングは今すぐにでもしたいと思う」などの感想が聞こえてきました。生徒たちはこの講座を受けて、インターネットや携帯電話とどう向き合っていくか真剣に考え,友達とのコミュニケーションツールの在り方を考え直すよい機会となりました。

【西尾市立中畑小】掲示板の使い方を知ろう 〜Netモラルを活用した授業の実践〜

画像1 画像1
 1月23日(木)、5年生で情報モラルの授業を行った。
 今回は、Netモラルの教材を活用し、インターネット上の掲示板の使い方について勉強した。まず、初めにNetモラルのDVDを見て、DVDを見た感想を言い合った。
 子どもたちからは、「あんなコメントを書かれたらかわいそう。」、「相手のことを考えた方がいい。」など、様々なよい意見が出た。
 その後、自分ならどのようなコメントを書くかシュミレーションをした。「100mではなくて、100cmではないですか。」と心温まるコメントを残していた。子どもたちは、この授業を通して、人を誹謗中傷するようなコメントは書いてはいけないこと、また、コメントを書く時には、責任をしっかり持つことを学習した。

【西尾市立津平小】無意識に発信 あなたも加害者

画像1 画像1 画像2 画像2
 本校でもDSやPSPなどのゲーム機から中傷的な言葉がネットにつないでしまい、友だちを傷つける事件が起こった。そこで、6年生は学習情報支援ラインズの方を講師に、「無意識に発信 あなたも加害者」をテーマにパソコンを使って授業していただいた。
 パソコン上にネット犯罪に関する学習教材を使って、途中に質問形式で「こんなとき、どうする?」「これはいいことかな?」など聞きながら楽しく学ぶことができた。授業を終えた児童からは「無料サイトだと思ってどんどん進んでいくと、有料サイトに入ってしまうことがわかった。」「ブログなどに個人情報を載せると、自分の知らないうちにその情報が広がってしまうことがわかった。」などという感想がでてきた。
 2月には「無意識に発信」する怖さを授業参観日に、全校児童と保護者を対象に講演会を開催する予定だ。低学年にとっては難しい内容かもしれないが、保護者と一緒に聞くということで、家庭に帰ってから年齢に応じた会話をしていただけたらと思う。このような問題は、学校だけでなく、家庭や地域を巻き込んで防ぐことが大切だと考える。 

【西尾市立矢田小】子どもたちと学ぶメディアリテラシー

画像1 画像1
 本校では、今年度、PTA会員セミナーとして、PTA会長さんから「子どもたちと学ぶメディアリテラシー 〜さまざまな情報の取り扱いについて〜」というタイトルで講演会を行っていただきました。
 5、6年生の児童215名と保護者30名程が参加しました。
 PTA会長さんは、もともとパソコンにはくわしい方ですが、この講演のために、京都大学まで行って講義を聞いてきたそうです。
 情報社会である現在、メディアが発信する情報には、偏りや誇張やうそなどが含まれていることが多くあります。
 はじめに、現代社会は情報への依存度が非常に大きく、テレビの情報やインターネット上にある情報などをそのまま信じてしまうことで、成長していく過程で不利益になってしまうことのないよう、情報の受け取り方についてのお話がありました。次に、昨今問題として取り上げられるSNSを使った犯罪について、子どもたちがいつでも情報の発信者となれることを踏まえて、そのリスクについて、会長さん自らの体験談も含めて話をしてくださいました。
 数年前の話ですが、会長さんは、パソコンのオークションで、お金を振り込んだところ、その後何も連絡がなく、数十万円をだまし取られてしまったとのことです。子どもたちは、身近な人の体験を聞くことで、自分の身近にも起こり得ることだと実感したようでした。
 子どもたちの感想に、「ネットはよく使うし便利だけど、顔が見えないからこそ、相手が傷つくことを平気で言ってしまうかもしれません。」「グループ内で情報交換などをしていても、そのグループのだれかから情報が漏れて、下手をしたら、世界中みんなに見られてしまうことが分かりました。」「スマホやタブレットは欲しいけど、大きな事件を起こしてしまうことが怖かったです。」ということが書かれていました。

【あま市立甚目寺中】ケータイ安全教室

画像1 画像1
 甚目寺中学校では、6月13日(木)に、NTTドコモのインストラクターをお招きして、全校生徒を対象に情報モラルについての授業を行いました。

1 ねらい
・ 携帯電話を使う上でのマナーやモラルを学び、正しく利用できる態度を育てる。
・ 携帯電話などを介したトラブル、事件を紹介していただき、未然に防ぐ方法や意識を身につける。
・ 保護者にも可能な限り知らせ、携帯電話やインターネットを介したトラブルの実情を知っていただき、家庭内での携帯電話の使い方を気にかけてもらう機会とする。

2 講話の内容
 ・ 書き込みやメールでの誹謗中傷やいじめ
 ・ 個人情報の流出
 ・ 迷惑メールについて
 ・ SNSサイトの危険性
 「誹謗中傷」などの言葉の意味から「プロフ」などの用語の説明まで、事例を交えて丁寧に解説されました。そして、トラブルを未然に防ぐ方法や、万が一トラブルにあった場合の対処方法についての話がありました。また、最近主流となっているスマートフォンについての説明と、起こりうる問題についても話されました。

3 生徒の感想
 私は携帯電話を持っているし、パソコンも家にあるので、情報関係のトラブルは身近にあると改めて思いました。私自身、被害を受けたことがないので実感がありませんが、一歩間違えれば大変なことになるということを再確認しました。携帯電話やパソコンは便利ですが、使い方に注意しないと自分や周りの人が傷つくので、これから使用する度に授業を思い出して使っていけたらいいと思います。

4 今後に向けて
 夏休み前に実施することで、休みを過ごす上での注意を生徒に投げかけることができました。保護者も話を聞いたことで、携帯電話をもつにあたっての家庭での決まりや約束を話し合うきっかけをつくることになったと思います。
 今後も、より一層、生徒や保護者の意識を高めようと考えています。

【豊橋市立豊岡中】情報モラル道徳授業実践

第2学年2組 道徳授業案
1 日 時 平成25年9月19日(木) 第6時限 2年2組教室 

2 主題名 「メールの友情」 2−(3)友情 信頼
  
3 主題のねらい 
 社会の移り変わりによってコミュニケーションのあり方が変わっても、相手の気持ちを考えて伝え合うことの大切さを知る。

4 題材にかける教師の願い
 中学生となり、生徒たちは親や教師などの、頼っていた存在から精神的に自立し、自分を理解し受け入れてくれる友達の存在を求めるようになる。本学級の生徒もそれぞれの交友関係の中で、心から自分のことを打ち明け合い、互いを認め合える友達を求めようとしている。しかし、メールなどのコミュニケーションツールの普及により、友達関係のあり方も多様化してきている。時には、面識のない相手とかかわることもあり、思いもかけず人を傷付け大きな事件に発展することもある。このように、今の時代を生きる生徒たちにとって、人間関係を築くために大切なことを考えるのは意義深いことと考え、本主題を設定した。

5 本時の授業
(1)資料名 アニメ ブラックジャック 18メールの友情

(2)ねらい 
 面識のない友達との間にも、相手の立場や気持ちを考えてコミュニケーションをとることの大切さに気がつくことができる.

(3)本時にかける教師の願い
 携帯電話が普及し、気軽にメールやインターネットができる環境にある現在、メールでつながっている友達、いわゆる「メル友」やネット上の友達「ネット友達」という存在が浮かび上がってくる.「秘密性」というメールの特殊な性質の中でつながっていく人間関係は、危険性も併せもっている.このため、人とつながりたい目的でメールの世界にのめり込んでいく傾向があるが、相手が見えなくても人間関係を築く上で、人の気持ちを考えて行動することを忘れてはならない.
 メールに関するアンケートの結果を見ると、学級の8割の生徒が友達とメールやSNSでのやりとりをしており、メールなどをコミュニケーションの主な手段として使っている生徒が多い.また、9割の生徒は、面識のない相手がメールで伝えていることは信用できないという考えをもっており、危険性についても知識をもっている.しかし、情報ツールもモラルを守り、大切に使っていくことができればコミュニケーション手段として素晴らしいものである.そのことを忘れなければ、人との関わり方がどうであっても、尊い友情関係を結ぶことができるはずである.本資料を通して、情報ツールの利便性と危険性に触れ、情報ツールを有意義に使用するための適切な判断力を育てるとともに、人間関係を築くために大切なことを考えるきっかけとしたい.
 本資料は、手塚プロダクション製作「ブラックジャック 18メールの友情」を、教材として活用する.本資料にはジュンとトムという人物が登場する.2人は直接の面識はなく、メールやチャットのやり取りをしているが、お互いに嘘の近況報告をしていた.そんな2人が、実際に会うことになる.感動的なストーリー展開は、友情について考えさせる力がある.
 ジュンがトムに偽りのメールを送る場面を通して、生徒が自らのコミュニケーションの姿を振り返ることができる.ジュンの「自分のメールで“トム“を傷つけてしまった」という思いに共感し、「メールの使い方に気を付けて、友達をより大切にしたい」という気持ちを育むことができるであろう.生徒たちがメールのコミュニケーションをするときに、ジュンやトムの姿を想起できることを期待したい.

「ブラックジャック 18メールの友情」 あらすじ
 ジュンは会ったことのない、ニュージーランドに住むトムという親友がいる.2人はパソコンでメールやチャットを楽しむ間柄だ.ジュンは野球でホームランを打ったとトムに話すが、実はこの話は嘘.ジュンは運動ができない病気で、大人にならないと手術することもできない.ジュンの母親が「いずれつらくなるだけだ」と話をするが、「相手はニュージーランドだから分かりはしない」と答える.
 ある日、ジュンはグラウンドで野球を見ていた.転がってきたボールを拾おうとするが、小さい頃からの足の病気でボールが拾えない.それを見たピノコ達が「うちの先生に治してもらったら?」と聞くが断ってしまう.
 ジュンの母親は、父親に対し「治す方法はないか?」と聞くが「手術の出来る年齢まで待つしかない」と言うだけ.母親は「何とか出来ないか」と聞くが「ブラック ジャックなら何とか出来るかも知れない、ただ治療費は大金を請求される」と言う.一方トムとチャットを始めるジュンだが、トムは「今度日本に行く予定がある、野球の試合を見たい」とジュンに伝える.ジュンは母親に、トムに嘘をついていたことを謝るように諭されるが頑なに拒否し、ブラック ジャックのところで診察を受ける.
 ブラック ジャックは、「後5年で手術が出来る」と診察結果を出すが、「野球が出来ないと嘘つき呼ばわりされてしまう」とジュンは話す.「1億で手術する」とブラック ジャックに言われた事に腹を立て、ジュンは結局家に帰ってしまう.ブラックジャックはピノコに手術をしない理由を聞かれるが、「本人に病気と向き合う気が無いなら、どんな手術もムダだ」と話す.また2人はチャットを始め、トムが日本に行く日取りが決まったことをジュンに話すが、ジュンは嘘がばれることを恐れトムに絶交の書き込みをする.
 数日して、母親がブラック ジャックが100円で手術してくれることを告げる.ブラック ジャックはその経緯を話す。「ある会社の社長が手術費用をもつと申し出た.その社長は若くして父親の跡を継いだが小さい頃に視力を無くし、目を治すために日本に来たが、治療する気がなくなった」と.ブラック ジャックはその社長にジュンのことを話した.ジュンはそのことをたずねるが「直接聞いてみればいい」と言い、別室からニュージーランドからの患者、トーマス モリソンが現れる。
 実は、メール相手のトムは、トーマスだった.ブラックジャックはジュンの状況をピノコから聞いていた.そして、そのことをトムに伝えていた.トムは自分が目が見えないことを話す.トムが目の手術を受けるのはジュンに会うためであり、絶交を伝えられたので目を治す必要がなくなったという.ジュンはそのことにショックを受ける.お互いに今までの嘘を打ち明け、どちらが手術するかと問答が続くが、ブラック ジャックは「2人とも手術する」と言う。
 手術が成功し、友情を取り戻した二人は再びチャットを始める。

生徒Aの感想

 とても難しい内容だった.メールには相手の顔が見えなくて不安になる部分があるが、今回の話みたいにそこから友情が芽生えることもあることをしった。自分も携帯電話をつかっているのでネットなどでこのようなことがあった時には、主人公たちのような友情が芽生えることがあればいいと思う。
画像1 画像1

【豊田市立竹村小】モラルを守って楽しくチャット       <チャットの疑似体験を通して>

画像1 画像1
 竹村小学校では、6年生を対象にチャットを使った情報モラルの授業を行いました。
 修学旅行をテーマにみんなで楽しく書き込みを行った後、ICT支援員からチャットの仕組みについて専門的に教えていただきました。授業公開日に行ったので、保護者にも子どもたちの様子や情報モラル教育の大切さを知ってもらうことができました。
 竹村小学校の6年生にとって、チャットやネットいじめ、不適切な書き込みは、まだ身近なものではありません。しかし、実際に体験したりICT支援員から話を聞いたりすることによって、書き込みの楽しさだけではなく恐ろしさも感じることができました。
 興味本位だけで行うのではなく、自分で責任をもって行うことが大切であることを学ぶことができたのは大きな成果でした。
         
      子どもの声「チャットの体験を通して}
 今日は、チャットをクラスの友達と行ったので安心してできました。だけど、最後に友だちが「今はクラスでやっているからいいけど、もし知らない人とやっていたらこわい。」と言いました。私は、何も考えずにやっていたので、その言葉を聞いてこわくなりました。

【長久手市立長久手中】 正しく怖がるインターネット(現職教育)

 携帯電話・スマートフォンやパソコンにとどまらず、ゲーム機器や音楽機器などを通してインターネットへと接続され、教師や親の理解を超えて子ども達が多くの人と結びつく状況が進み、それらの繋がりが、生徒の生活習慣の乱れや人間関係でのトラブルの原因になってきている。
 本校では、本年度、インターネットの利用についての学級指導を行うために、IT企業から講師を招いて、指導内容のポイントを事例に学びながら、現職教育を行った。
 研修では、授業で情報モラルを指導するために作られた「事例に学ぶ情報モラル」について、教材のもとになった事例を詳しく紹介してもらい、ネットの利用についての指導ポイントを押さえながら、講師から授業をする流れに沿って説明を受けた。
 この研修を通して、今、生徒達が接しているインターネットの世界は、保護者や教師の側の意識が不足している現状であること、大人でも完全に安全な利用をすることは難しいことを痛感した。それだけに、インターネットの利用に伴うトラブルや事件の発生は、大人の理解と生徒への指導の不十分さの結果ともいえる。
 研修後も、講師から指摘された掲示板の書き込みによって起こる「ネット炎上」の報道が続いている。インターネットという世界や使い方を、保護者や教師が理解して、生徒へ正しい知識や情報モラルを繰り返し伝えなくてはならない。

画像1 画像1