【豊橋市立中部中】テレビ番組を活用した情報モラル教育

 2年社会の授業では、週1回、旬の話題を取り上げ、感想を話し合っている。12月にネット依存についてとりあげた。
 題材として取り上げたのは、「脱ネット依存に動く」というビデオである。 http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/feature/post_3...で見られる。内容紹介文は次の通り。
 機能が豊富なスマートフォンの普及で、さらに身近になったインターネット。SNSやソーシャルゲームが登場し、利用時間も増えている。その便利さの陰で、ネットがなくては苛立ちすら覚えるという「ネット依存」が、本人の自覚がないままに広がっている。日本では270万人以上という推計も。いち早く危機感を覚え、ネットの利用を一部制限する企業が業績を上げている。ネットがもたらした副作用とは・・。
生徒の感想を右に2つ載せておく。感想の中で、「自分にも覚えがある」といったものが多数見られた。上の生徒は、「授業中だというのに、頭の中で聴いた音楽が流れている」といった自覚をもち、何とかしなければいけないという意識をもっていた。
この実践を1,2年生で行ったが、スマートフォンにも着目したネット利用を見直す機会になったと思う。
 今後も教員自身がアンテナを高くし、ネット利用の現状について学習し、機会を捉えてネット利用について考えさせる機会を設けて実践を続けていきたいと思う。

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【西尾市立横須賀小】4年 情報モラル実践報告

 本学級4年生29名のうち、自分の携帯電話を持っている者は5名、インターネットを使える環境にある者が21名であった。インターネットを使う主な目的は、「何か調べるため」が7名、残りは「ゲームをするため」「動画・音楽のため」であった。この実態から、インターネットの使い方や個人情報の取り扱いについて考えることをねらいとして授業を行った。教材は高知県教育委員会の情報倫理教育教材「疑似体験ソフト」を使い、授業を進めた。
<授業実践の概要>
 本教材では、検索サイトで「ひまわり」と入力すると、6つのページがヒットするようになっている。その中には、危険要素があって、フィルタリングシステムにかかる仕組みになっている。
 子どもたちは、「なんだ、これ。あやしい。」と言いつつも、クリックして先に進もうとしている様子が分かった。中には「学校だから大丈夫。」と言っている子もいた。
 子どもたちに「どうして見られなくなってるんだと思う。」と尋ねると、「危ないから。」や「学校では見てはいけないものがあるから。」という答えが返ってきた。さらに、「どういうものが見てはいけないの。」と尋ねると、「20才未満は見られないもの。」「お金がかかるもの。」と答えた。その後、教師からフィルタリングシステムについて説明し、『フィルタリングシステムでも十分防ぐことができないこと』や『何かあったら先生や家族に相談すること』を学習した。
 授業後には、「インターネットは調べるのに便利だけど、危ないところがあるということが分かりました。」や「家でインターネットを使うときは、お母さんと一緒に使おうと思いました。」という感想をまとめることができた。
 疑似体験ソフトを使うことにより、体験しながら学習を深めることができた。

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【日進市立赤池小】「言葉の力」から考える情報モラル教育

 情報モラル教育では「コンピュータ、携帯端末を中心にSNSの使い方やその特性」について学習することが多い。もちろん、高い匿名性や素早い情報の伝達など、SNSは、今まで無かった特性をもっており、それらの、長所・短所を児童生徒が十分理解させることは大変重要である。しかし、SNSで使われている言語は、当然のことながら日本語であり、日本語の特性を合わせて学ばせれば、より大きな効果が期待できる。
 そこで、本校では、6年生2学級の道徳の授業で、インターネット上に悪口を書かれた筆者の思いを綴った資料を使って、SNSの利用方法について考えさせた。

    資料のあらすじ
1 インターネット上に悪口を書かれる
 (人を傷つける言葉の力を実感する)
2 学校に行くのが怖い
3 いつもと変わらず優しい友達の言葉に接する
(心をいやすことができる温かい言葉の力に気付く)
4 今回の件を境に、いじめに関心をもち、深く考えるようになる
5 筆者を救ってくれた家族や友人に対する感謝の言葉

   児童の授業の感想例(抜粋)
・ 何気ない発言が人を傷つけているかもしれないので気を付けたい。
・ メールだけではなく、言葉で人を傷つけないようにしたい。
・ 言葉の力を考えたことが無いので注意したい。
・ 相手の気持ちを考えた言葉を使いたい。
・ インターネットだと無責任になるかもしれない。

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【安城市立今池小】チェーンメール!何だろう?

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 6年生で『チェーンメール』の学習をしました。授業者が「ペットショップが倒産して困っている、犬をもらってくれないか」という内容のメールを子どもたちに紹介しました。次に、授業者の携帯電話にあるもう一通のメールを紹介しました。内容は違っていますが、記載されている連絡先が前のメールと同じものでした。
 子どもたちが「いったい、どういうことだろう」「うそなんじゃないの」と口々につぶやく中、「(記載されている連絡先に)電話をかけてみたい」というつぶやきをひろい、授業者はインターネットで電話番号を検索することを提案しました。実際に検索をしたところ、全く関係のない電話番号であることが分かりました。チェーンメールとは内容にかかわらず、多くの人に広めさせようとするメールで、2通のメールに書かれていることを確認しました。
 子どもたちは「だまされて、こわかった」という体験についての感想だけでなく、「この内容だと自分も友だちに送ってしまう」「みんなが送ったらとんでもない数のメールになる」「内容が良くても迷惑だと思う人がいるので、チェーンメールは送らず消します」や「困ったときは、家族や先生に相談したいです」と、チェーンメールが実際に送られてきたときの対処法を考えるようになりました

【小牧市立三ツ渕小】インターネットを使ってみよう

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 5年生の社会の授業で調べ学習をする際、インターネットも使ってよいことにした。そこで、事前にインターネットの使い方について指導し、そのときにネットモラルについてもみんなで考えることにした。
 「インターネットを使う時の注意点は何ですか」と尋ねると、「変なページを見ないようにする」、「コンピュータを壊さないようにする」、「ウィルスに注意する」
 というような答えが返ってきた。それぞれについてグループで話し合った後、「特に調べ学習をするときに注意すること」を尋ねると、「HPに乗っていることが間違っている」と、答えた児童がいた。すると、「そんなことあるの?」「この前見たら、情報が違っていたよ」と話し合いになり、ネット上の情報は必ずしも正しくないことに児童たちは気づいた。他の児童が「そんなの載せちゃだめじゃん。間違って信じてしまう。」「それを見た子がかわいそう。」と口々に言った。そこで児童たちは、情報を正しく発信することの大事さを理解したようだった。
 次に、正しい情報を得るためにはどうするか尋ねた。
すると「教科書で調べる」、「いろいろなページを見て同じ情報か確認する」などの意見が出た。それで情報の扱い方について話し合いをした。最後に、
 ・ 間違った情報を載せない。よく確認してから載せる。
 ・ 個人情報を載せない
 ・ 人を傷つけるような情報は載せない。見ない。
というまとめをすることができた。これからは、これらを意識させてネットを使わせたい。

【西尾市立東部中】本校の情報モラル教育の取組

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 本校の情報モラル教育の取組を紹介します。

6/23 1年生 『ケータイ安全教室』
 KDDIの方を講師にケータイ安全教室を行いました。携帯電話は、正しく使えば便利ですが、使い方を間違えると危険がいっぱいです。事例をもとにして、携帯電話のトラブル対策について勉強しました。ルールを守って正しい使い方を学びました。

11/22 2年生 『もしこんなことがあったらどうする?』
 養護教諭が2年生に授業を行いました。近年、出会い系サイトから凶悪な犯罪に巻き込まれるニュースを耳にします。そんな犯罪に巻き込まれないために、携帯電話の長所・短所についてグループで話し合い、発表を行いました。便利で、長所の意見が多くある携帯電話ですが、使い方を間違えると危険がたくさんあることを学びました。

【西尾市立米津小】「このことばで相手に気持ちが伝わるかな?」

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 本年度は、11月に、6年生で、情報モラルの授業を行いました。
1 題材名  このことばで相手に気持ちが伝わるかな?(情報モラル)
2 資料名  NetモラルWeb版 (広島県教科用図書販売株式会社発行)
 本資料は、メールでの言葉が足りなかったために、相手に自分の思いが正しく伝わらず、トラブルが起きてしまう話である。本時は、あきらの「ドッジボールの練習をしようか。」という問いかけに対して、「いいよ。」と答えた際の意味の取り違いを事例にして考えさせる。子どもたちには、メールを送っただけでは、言いたいことが正確に伝わっていないことに着目させる。みゆの返事「いいよ。」と、じゅんの返事「いいよ。」では、同じ言葉でも意味が違ってくることを押さえたい。同じ言葉でも全く逆の意味になり、画面を通してのやり取りのため誤解が生じてしまうことがある。会って話すことが一番であるが、電話での声の調子で気持ちが伝わりやすいこと、また、話の中で相手の気持ちを確認することの大切さに気づかせたい。登場人物の立場になって問題を考え、どうして思いが伝わらなかったのか、どうすればよかったのか。これから携帯電話を持つにあたって、気をつけること、責任をもつことを学ばせたい。
 文字だけでは、感情や状況を伝えることが難しく、自分が傷ついたり相手にいやな思いをさせたりすることがあることをしっかり押さえたい。そして、分かり合えたときに築かれる信頼感を感じとらせ、自分の考えをしっかり表現できるようにさせたい。メールは便利であるが、使い方によっては、相手を傷つけたりいやな思いをさせたりすることを知らせ、相手の立場に立って、自分の思いや考えを表現し、よりよい人間関係を築いていこうとする心情を育てたい。また、普段のコミュニケーションのとり方を見つめなおす機会としたい。

【豊田市立藤岡中】 学校裏サイト(ネットいじめ)

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 1年生4クラスを対象に、情報教育モラル教育「学校裏サイト〜ネットいじめ〜」を行いました。この題材は、ある中学校のバスケットボール部が舞台になっています。数年前に部活内の「連絡目的」で開設した掲示板に、後輩が何気ない気持ちで、先輩の放ったシュートが失敗した写真を載せてしまったところ、部活に参加できなくなってしまったという内容です。
 授業では、どの学級も盛んに意見が飛び交っていました。生徒の目つきは真剣そのもので、生徒の感想からは、ネット上のいじめは、「絶対に許される行為ではない」「常に相手のことを考えて行動しなければならない」という思いが伝わってきました。「いったん流れた情報は二度と消せないこと」、「相手を傷つける書き込みは犯罪につながること」を伝えました。今後も、学年の実情に合わせて情報モラル教育の授業を実践していきたいと思いました。
 【生徒の感想】
・学校裏サイトを開設するべきではないと思うし、一歩間違えたら大変なことになる。その人の永遠のいじめとなる。
・いじめる側にもいじめられる側にもなりたくありません。いじめをしていると気づく前に、自分がやっていることは正しいのか、しっかり考えていきたいです。
・ネットいじめというのは、悪口や自分がしていないことや嘘があることは知っていたけれど、悪質な悪口やコメントがあるということを知って、改めて驚きました。信用を失うことはすごく怖いことだと思いました。

【豊田市立平和小】情報モラルの学習

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 平和小学校の教育目標は「考える 思いやる 鍛える」です。学校生活において,人との関わりの中で共生していくには,相手を認め,相手の立場を考えて思いやる行動が大切です。
 情報機器がめざましく発展し,便利になる一方で,子どもたちが,いやがらせや中傷などのトラブルに巻きこまれることもあります。そこで,インターネット上におけるモラルや使い方の学習を通して,思いやりの心を育てるために,4年生の学級で授業を行いました。
 「情報機器を通して,今まで不愉快なことを感じたことがありますか?」という問いに
子どもたちから,次のようなことが挙げられました。
・いたずら電話 ・たび重なる勧誘,請求,お知らせ ,メールでの悪口,からかいなど
 この現状から,いやな思いをした人の気持ちを聞き,相手の立場になって考えることの大切さを伝え合いました。そして,どうしたらいやな思いをする人がなくなるか,また,どのように対応すればよいかを話し合ったところ,次のような意見が出ました。
・相手に優しい気持ちをもつ   
・相手に言いたいことがあったら直接言う
・危険なサイトにアクセスしない
・インターネットの使用範囲の制限をする
・誰にでもメールアドレスやID番号を知らせない 
・知らない人に友達のアドレスや番号を教えない
・困ったら,親や警察の人に相談する
 この学習の機会を通して,情報機器の正しい使い方や人としてのマナーを学ぶことができました。

【日進市立香久山小】「情報の信ぴょう性」

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 本校は、4年生に情報の信ぴょう性についての情報モラル学習を行いました。NHKエデュケーショナル(株)の「春野家ケータイ物語」というビデオ教材で学習しました。
 インターネット上のサイトに掲載された情報が必ずしも正しいとは限らないこと。真偽を確かめるには、テレビ・新聞雑誌・ほかのメディアなどでどのように伝えられているか調べて比較検討したり、発信した人に直接尋ねたりすることが必要であることを学習しました。
 また、情報の発信をする側としても、正確な情報を発信し、間違えた場合には必ず訂正し、お詫びをすることが大切であるという、情報発信者としての責任を学習しました。
 本学級で、自分の携帯電話を所持している児童は、約半数。情報をうのみにせず、上手にインターネットを活用してほしいと思います。

【日進市立相野山小】「個人情報・IDとパスワード」

  4年生では「個人情報・IDとパスワード」について学習しました。
〈めあて〉
・個人情報とは何か、なぜ、大切にしないといけないのか、その理由を考えさせる。
・ID・パスワードとは何か?なぜ、ID・パスワードが必要なのか、その機密性を理解させる。
〈指導の流れ〉
・個人情報・ID・パスワードはどんなものか知る。
・スクールイントラパック 情報モラルNaviのコンテンツから、
ア個人情報「ほしかったあの商品が無料でもらえる!」、
イIDとパスワード「友だちだもん、貸してね」、
ウ法の遵守「これって法律違反なの?」を使用しました。
 導入として、児童になじみの深いアニメで情報モラルの事例を見せることにより、興味をもたせました。その後、話し合わせ、それぞれの事例で、何が良くなかったのかを児童一人一人に考えさせ、発表させました。最後に、注意事項を確認しました。
 上の授業の流れで、ア個人情報「ほしかったあの商品が無料でもらえる!」では、最初は、無料でもらえるからいいという意見もありましたが、まとめで、「アクセスした懸賞サイトは、個人情報を集める目的で運営されていたニセもの。商品は絶対に当たらず、そこに書いた個人情報は、知らないうちにあやしい人の手に!」ということをきちんと理解することができました。
 イIDとパスワード「友だちだもん、貸してね」では、最初は、友達だから、ID・パスワードを貸し借りしてもよいという意見もありましたが、まとめで、「ID・パスワードは大切な個人情報なので、友だちでも、ID・パスワードは決して貸してはいけない」ということをきちんと理解することができました。
 ウ「これって法律違反なの?」では、最初は、友達だから、ID・パスワードを勝手に使ってもよいという意見もありましたが、まとめで、「他人のIDやパスワードを無断で使用すると、当人に大きな被害が及ぶことがあり、また、ログインしただけで法律違反になる」ということをきちんと理解することができました。

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【津島市立神島田小】「つなごう 思いやりの心を」・・情報モラルを意識して

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 情報モラル教育としてメールの使用にあたっては,「個人情報をむやみに出さない」「相手の立場や気持ちを考えてメールを作成する」の2点を特に注意して実践しました。
 神島田小学校6年生は福島県いわき市立泉小学校の6年生と,メールでお便りや画像の交換をしました。メールの中で泉小学校のみなさんの復興をになう決意を知りました。被災地とつながるために,道徳や総合的な学習の時間に学んだことを伝えていきました。
 自分たちが大好きな歌を,思いやりの心をこめて歌い,それを,泉小学校のみなさんにプレゼントしました。地球星歌,MIDORI,新しい道など、精一杯歌いました。メールでかえってきた感想から,被災地とのつながりを実感しました。これからも,ずっと,被災地に心を寄せていこうと決意しました。
 情報モラルを意識して,メールの利点を生かした取組みをしました。

【岡崎市立恵田小】携帯電話の使い方

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 6年生が携帯電話を使って情報モラル教育の授業実践を行った。
授業の導入では、携帯電話について知っていることを発表し、事例で学ぶNetモラル「ケータイと私たちの生活〜この差はなんなの〜」を50インチモニターを通して見た。
 展開では、映像クリップを視聴した後、二人のケータイの使い方について気づいたことを話し合い、ケータイを取り上げられた子のよくなかった点、ケータイを活用していた子の良い点を取り上げ、2人の使い方の違いを考えた。さらに、整理の段階では、まとめのクリップを見て、今日の学習で考えたことを書き、意見交流を行った。そして自分が携帯を持った時のことを想定して書くようにした。
 子どもたちの感想には「必要でないときは使わないようにしたい」「携帯に生活が振り回されるのはいやだ」というものもあり、携帯電話を持っていない子が大多数の本学級において、携帯電話の使い方について意識を持たせるには有効であったと思う。また、子どもたちが携帯を持つと、メール使用も確実である。後日、すぐにメールの使い方についてのクリップも見させた。携帯の指導と共にメールを使う際の留意点も押さえておきたい。

【岡崎市立細川小】言葉とメールの違いについて

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 本校の3年生では20名ほどの児童が自分の携帯電話を持っている。しかし、通話機能しかついておらず、メールの送受信を行った経験はないと答えている。現在、学級で携帯電話やパソコン等に関するトラブルの事例はないが、トラブルを未然に防ぐことが大切であると考えた。
 そこで「事例で学ぶNetモラル」から、電話とメールでのやりとりに関する動画クリップを視聴した。「いいよ。」という言葉が受け取り方によって、全く違う意味の言葉になってしまうことを理解した上で、電話での「いいよ。」とメールでの「いいよ。」では、どのように気持ちに受け取り方が違うかを考えた。
 子供たちの意見では、電話だと声の速さや大きさ、残念そう・うれしそうな感じが声から伝わるが、メールでは相手の様子がよく分からないために、言葉を正確に文章にしないと間違えてしまうという意見が出された。そこで、どのような文章でメールを打てば正確に伝わったかを考えていった。
 「行けない」「ごめん」という言葉を使う、断りの文章のあとに「またさそってね」などの文章を付け足すなど、メールの特性を踏まえ、どのように対処していけばよいかを考えることができた。また、現実の生活でも相手の気持ちを思いやる必要があるという意見を引き出すことができた。

【岡崎市立矢作北小】インターネット―便利さの裏の危険性

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 3年生は国語科の学習でローマ字を学習します。インターネットを使った調べ学習でも自分でローマ字入力し、目的のサイトまで一人でたどりつくことができるようになってきました。今後家庭でも、インターネットを使用する機会がますます増えることが考えられます。インターネットを利用するに当たっての守るべきマナーやルールについては、初期の段階から正しく身に付けることで自分自身を守ることができると思います。
 今回は、netモラル「プロフ(自己紹介サイト)」「困ったwebページにたどりついたときどうするの?」を使って、3年生の子供が直面しそうな場面を提起しながら、解決方法を考えていきました。
 学習後は、「インターネットは便利なだけではなく危険もあることを初めて知った」 
「名前や住所を簡単に書き込んではいけない」「困ったことが起きたらすぐにおうちの人に相談する」「なるべくおうちの人と一緒にインターネットを使うようにする」「フィルタリングがとても役に立つことを知ったので自分の携帯にかけてもらいたい」などの感想が聞かれました。 
 子どもたちは、この授業を通して、個人情報の大切さや便利なインターネットの裏にある危険性を知ることができたと思います。

【豊田市立藤岡中】学校裏サイト(ネットいじめ)

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 1年生対象に、情報教育モラル教育「学校裏サイト〜ネットいじめ〜」を行いました。この題材は、ある中学校のバスケットボール部が舞台になっており、数年前に部活内の「連絡目的」で開設したものに、後輩が何気ない気持ちで失敗してしまった写真を載せてしまったところ、写真の先輩が部活に参加できなくなってしまったという内容です。
 授業では、どの学級も盛んに意見が飛び交っていました。生徒の目つきは真剣そのもので、生徒の感想からは、ネット上のいじめに対して、「絶対に許される行為ではない」「常に相手のことを考えて行動しなければならない」ということが伝わってきました。今回の授業を通して、いったん流れた情報は二度と削除されないこと、相手の立場に立たなければ、関わる人すべての人の信用を裏切ること、そして、相手を傷つけるような書き込みは犯罪につながることを伝えました。今後も、学年の実情に合わせて情報モラル教育の授業を継続的に実践していかなければならないと思いました。
 【生徒の感想】
・ 学校裏サイトは、一歩間違えたら大変なことになる。個人への誹謗中傷の書き込みは、その人への永遠のいじめとなる。
・ いじめる側にもいじめられる側にもなりたくありません。いじめをしていると気づく前に、自分がやっていることは正しいのか、しっかり考えていきたいです。
・ ネットいじめというのは、悪口や自分がしていないことや嘘があることは知っていたけれど、悪質な悪口やコメントがあるということを知って、改めて驚きました。信用を失うことはすごく怖いことだと思いました。

【岡崎市立東海中】インターネットにおけるルールとマナーを学ぶ

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 近年、携帯電話やスマートホンを使ったトラブルが増加している。本校でも、携帯電話でのウェブサイトやスマートホンのアプリでの個人情報の書き込み等のトラブルが増加している。そこで、岡崎市のOKネットに掲載されているネットモラル関係の教材を授業で実際に活用している。
 また、本校で行った携帯電話・スマートホンのアンケート結果から、携帯電話所有率が上がっていることから、本校では2月にNTTドコモの職員による「ケータイ安全教室」を行った。今後も携帯電話やスマートホンなどの情報機器の安心・安全な使い方や使う上でのルールやマナーなどを理解し、トラブルに巻き込まれないように、今後も情報モラルについて学ぶ機会を設けていく予定である。

【碧南市立西端中】「13歳の息子へ、新しいiPhoneと使用契約書です。愛を込めて。母より」を使った情報モラル教育

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 「13歳の息子へ、新しいiPhoneと使用契約書です。愛を込めて。母より」と題されたブログが世界中で話題となった。米国のおかあさんが息子にプレゼントとして送ったiPhoneとともに添えられた使用契約書(18のルール)が素晴らしいと、ブログを和訳してくれたものです。以下の(1)〜(18)は使用契約書を要約したものです。
 使用契約書の要約 ※1
(1) このiPhoneは私が買ったもの。あなた(息子)に貸している。
(2) パスワードは私が管理する。
(3) これは電話です。鳴ったら必ず出ること。
(4) 学校がある日は午後7時半、週末は9時に親にあずけること。
(5) 学校に持っていかない。メールする友だちとは直接話しなさい。会話は人生のスキ   ルです。
(6) 破損したら、修理はあなたの責任。
(7) ウソをついたりバカにしたり、人を傷つけることにテクノロジーを使わない。
(8) 面と向き合って言えないことはメールで送らない。
(9) 友だちの親の前で言えないことをメールしてはいけない。
(10)ポルノ禁止。情報は私と共有すること。知りたいことは私かパパに聞いて。
(11)公の場では電源を切るかマナーモードにする。
(12)大事な部分の写真をやりとりなどしないこと。インターネットは巨大で強力。消す   のは難しい。
(13)写真やビデオのすべてを記録する必要はない。自分自身の体験を大切に。体験は永   遠に残るもの。
(14)ときどき家に置いていきなさい。携帯は生き物でもあなたの一部でもない。これな   しでも暮らしていける。取り残されるのを恐れず、器の大きい人間になりなさい。
(15)いい音楽をダウンロードして聴きなさい。視野を広げなさい。
(16)ワードゲームやパズル、知能ゲームで時々遊びなさい。
(17)上を向いて歩きなさい。周囲の世界に目を向けなさい。会話をしなさい。グーグル   で検索をしないで思考しなさい。
(18)約束を守れなかったら没収します。もう1度話し合い、はじめからやり直しましょ   う。あなたと私は常に学んでいるチームメイトです。一緒に答えを出していこう。
       (※1参考文献 J−CASTテレビウォッチ ワイドショー通信簿。)
考察
このブログをもとにネットモラルの授業を実践した。
1〜18のルールについてどう思うか意見を出し合い、母親がそれぞれのルールを決めた理由を考える授業をした。
〈授業後の感想より〉
・友達の家によってルールが違うことがわかった。
・自分も夜遅くまで使っていて寝不足になった経験があるので、親と話し合った方が良い と思った。
・スマホは自分のものだから自由にすればいいと思っていたけど、ルールはあった方がい いと思った。

【豊明市立沓掛小】ケータイ安全教室

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 3月7日に、5年生児童を対象に、ケータイ安全教室を開催しました。
 今回は、NTTドコモより、あんしんインストラクターの居藏様、石原様をお招きして、携帯電話でできることや携帯電話を使うときのマナー、携帯電話で行うゲームの課金やソーシャルゲームの危険性などについてのお話をいただきました。
 携帯電話を所有している児童はほとんどいないものの、親の携帯電話やスマートフォンを使ったことがある児童がほとんどだったので、とても興味深く話を聞いていました。特に、ゲーム内の魅力的なアイテムが1つ100円程度から買えることや、気付かないうちにたくさん買い込んでしまって膨大な金額になる場合があることを、スライドや動画などで分かりやすく説明していただきました。
 さらに、最近の携帯電話はインターネットを介して様々なことができるため、ネットいじめや知的所有権、違法ダウンロードなどについても話をしていただきました。本校は調べ学習でインターネットを使っているため、著作権や知的所有権については普段から話をしていましたが、エルマークというマークが権利者から許可を得ている印であることを知りました。今後、画像だけではなく音楽や動画の配信が今よりも活発になることが考えられるため、違法ダウンロードをすることがないように注意しながら学習活動を進めたいと思います。

【東海市立横須賀中】インターネット利用安心・安全講座を開催しました

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 横須賀中学校では,中学校1年生を対象にインターネット利用安全・安心講座を開催しました。愛知県警察本部生活安全部生活安全総務課サイバー犯罪対策室より講師をお招きして,インターネット上で起きる犯罪やトラブル,注意点について教えていただきました。また,技術・家庭科(技術分野)の情報に関する技術領域において,情報モラルの授業を行いました。日頃からよく利用しているソーシャルネットワーキングサービスや携帯電話,無料ゲームサイト,インターネットなどの実際に起きた事件や事例をもとに,便利さの裏に隠された問題となる面と、これから情報社会とどう関わっていくかを考え、話し合う授業を行いました。ブログへの悪口の書き込みの問題や,コミュニティサイトで知り合うことの危険性など実生活に基づいた問題を身近に感じ、深く考えるきっかけとなりました。
 今後は、道徳の授業でも3学年とも継続して実施することが課題です。