【高浜市立港小】6年生が「ケータイ教室」で勉強しましたもうひとつの大きな話題、それはインターネットの特徴です。 1 有益、有害にかかわらずいろいろな情報があふれていること 2 知らない人と簡単につながること 3 情報がすぐに広がることと、一度ネット上で広がると残ってしまうこと について、それぞれ実例を交えながらお話を聞きました。 特に、「1時間以内に1人が5人に情報を伝えた場合、日本全国に知れ渡るのにわずか11時間しかかからない」という事実には、自分の予想との大きな違いに驚きの表情を示していました。また、コミュニティサイトなどで安易に個人情報をアップすると、たちまち悪用される危険性があることについてもDVDのドラマを見て実感できました。 携帯電話の所持が当たり前になっているような現在においては、携帯電話やネット社会とどう向き合っていくかが大きな課題です。今回の「ケータイ教室」は、大変に良い勉強の機会になりました。 【設楽町立設楽中】自分で自分をコントロールできる生徒の育成をめざした活動本学年の実態として、携帯電話を持っている生徒は多く、休み時間に携帯電話の話題で盛り上がっていることも多い。「ケータイメール」(中学校道徳『自作資料集』:明治図書)の読み物資料は、携帯電話が生活の一部になってしまった主人公の心の弱さを描いている。本学年の生徒たちも携帯電話には興味・関心を持っていることから、主人公の心情に共感する生徒は多かった。そこで、主人公の気持ちを考える2つの発問をしたところ、以下のような思いが発表された。 Q :時間を決めて、携帯電話を使いなさいと親に言われたとき、主人公はどんなことを思ったでしょう? A1:メールが送られてきたら、すぐ返さなければいけないから、仕方がないよ。 A2:メールは自分のために送ってくれるんだから、返事をしなくちゃいけない。 A3:時間を決めなくてもいいんじゃないか。 A4:メールが来たとき、すぐに返事をしたいから、時間を決められない。 Q :“今のままでいいのかな?”と引っかかるものを感じた主人公は、どんなことを考えたでしょうか? A1:メールばかり気にしすぎたかな。少しはガマンした方がいいのかな。 A2:大人になったとき不安だな。 A3:友だちとのつながりはなくしたくはないが、これからの自分に悪い影響が出てくるんじゃないか。 テストの順位が悪くなっても、父親に携帯電話を取り上げられても、携帯電話が気になってしょうがない主人公が、話の終盤で、“今のままでいいのかな?”と心の中に引っかかるものを感じた場面では、このままではいけないと生徒たちも感じていた。 自分で自分をコントロールすることの大切さを一人一人が感じ始める機会となった。 【幸田町立坂崎小】パスワードについて学ぼうそこで、愛知県教育委員会情報モラル専用サイト「i - モラル」の「情報モラル教育推進の手引」をもとにパスワードの役割について学習しました。 はじめに、パスワードとはどんなものかについて知っていることを出し合いました。児童からは、パスワードとは「正しく入るためのもの」「変なふうにならないようにするためのもの」など、安全なものであるというイメージが強くありました。その後、資料「あれ?たいへんだぁ!」を読み、主人公の智樹君のネットゲームが勝手にいじられたのはどうしてか話し合いました。自分のパスワードを友達に教えることや覚えやすく簡単なパスワードに設定することの危険性を知り、自分にとって覚えやすく且つ安全なパスワードを自分で作って、本当に見破られないか発表し合いました。 電話番号とイニシャルを組み合わせたパスワードは友達が簡単に見破ってしまったため、児童は、家族の複数のイニシャルや誕生日を組み入れるなど、自分にしか分からないオリジナルのパスワードを作る必要性をつかむことができました。A君は母親の車のナンバープレートをアルファベットと数字で表す工夫を凝らしたパスワードを作ることができました。 また今回は、友達のパスワードが広まっていることを知ったときにはどうすればよいかを考えさせたところ、B君は「聞かなかったことにする」と言いましたが、それを聞いてCさんが「これ以上広まると悪いことに使われるかもしれないから、その友達にパスワードを変更するように伝えた方が良いと思う」と答えるなど、パスワードを知ってしまったときの冷静な対応に気づくことができました。さらに、自分のパスワードが漏れないように、人前で入力することやパスワードが書かれたメモなどを人目にふれるところには置かないことを確認しました。 スマートフォンやタブレット端末の普及により、現代の子どもたちにもこういった情報機器にふれる機会が多くなっています。みんなやってるから、危ないものではないという偏見や興味本位でのアクセスが危険を伴うということなど現代の子どもたちが備えておくべき情報モラルを養っていけるよう、生活の実態に合わせた教育を継続していきたいと思います。 【東海市立明倫小】携帯電話の正しい使い方、個人情報について学び、考えました
NTTdocomoの方に来ていただき、6年生を対象とした携帯電話の安全な使い方を教えていただきました。
特に、写真を撮る際には、自由に撮ってもよいのかということを考える中で、個人情報とは何なのかについて教えていただきました。 全員立った状態で、「女の子だけ立ってください。」「○○が好きな子は立ってください。」といったように質問を続けていくと…特定の名前など詳しい情報を教えていないのにある児童だけが残ってしまいました。 名前や住所など直接自分を特定できるものだけが個人情報なのではなく、個人に関わる様々な情報が個人情報だということを学ぶことができました。 【東浦町立生路小】携帯電話を安全に使うためにゲームで遊んでお金を使い過ぎてしまうケースやチェーンメールで友達とトラブルになったり,なりすましメールや個人情報漏えいによって巻きこまれたりする事件などの紹介により,携帯電話の使用に伴う危険を知ることができました。実際に起きた事例・体験談も交えながらのお話だったので,子どもたちはとても真剣にその話に耳を傾けていました。 携帯電話のゲームにお金を使い過ぎてしまうことについてのドラマを見た子どもたちは,「つい,アイテムを買って強くなりたいと思ってしまう。ドラマのように,お金を使い過ぎたり,携帯電話を使い過ぎてしまったりするのは怖い」と実際,起こり得るケースに身を引き締めていました。ルール・マナーについても,〇×ゲームやクイズで楽しく学びました。また,家庭でのルール作りや携帯電話に使う時間・お金について,保護者とよく相談しながら携帯電話を使っていくことの大切さを学びました。 子どもたちは,「ゲームでお金を使うのを止められなくなることが怖かった」「自転車に乗りながら携帯電話をさわると危険なことが分かった」「今日学んだことを家族に話そうと思う」などと感想をもち,気持ちを引き締め,携帯電話を持つときの注意点を子どもたちなりに理解することができました。 最後に,講師の方に携帯電話を使う際の心構えを「いくじ」の文字を使ってキャッチフレーズにしていただきました。教室に掲示して,これからも情報モラル意識を高めていきたいと思います。 「い」・・・一緒に守ろう!ケータイルール 「く」・・・クリックしません!あやしいサイト 「じ」・・・自分でとめよう!チェーンメール 【蒲郡市立中部中】ケータイ・パソコンを通した人づきあいはじめに、ケータイ・パソコンのメールで友達からの誘いを断る、良い例と悪い例が紹介されました。その後、自分なら何と言って断るかを、具体的な会話文を完成させることで考えさせました。 生徒の感想には、「ごめんねと一言付け加えるだけで、すごく柔らかくなる感じがした」や「メールは相手の表情が見えない分、やさしく伝えないと変な伝わり方になってしまう」、「ありがとうやごめんねなどのクッション言葉を使って、相手を傷つけないようにしたい」などの言葉がありました。 ケータイ・パソコンの便利さの反面には、顔の見えない相手との会話の中で知らない間に相手を傷つけてしまうという怖さもあると考えさせる時間になりました。 【瀬戸市立東山小】情報モラル教育このような状況の本校でも、最近、携帯電話を持つ児童が多くなっている。また、家庭で自分ひとりでインターネットを行っている児童も多い。しかし、携帯電話を使ったり、インターネットを行ったりする中で、その危険性を十分認識しているとは言えない。そのため、インターネットで自分や友達の名前、電話番号、住所などを簡単に発信してしまう可能性がある。 こうしたことから、インターネット・携帯電話等に潜む危険性を様々な事例を提示することにより児童に知らせ、教育ソフト等を利用して身を守るための対策を実践できるように学習を進めている。また、メールや情報をやり取りする場合にも必要なモラルがあることを知らせ、個人情報を保護することの大切さを理解できるように学習を進めている。 【大府市立共長小】携帯安全教室映像教材を見終わった後には、教師がパソコンを操作し、「チェーンメール」や「ウイルスを持っているメール」についての危険性や注意の仕方などを解説しました。たった一度クリックを行っただけでウイルスにかかってしまう様子に、児童たちも驚いていました。 「携帯電話を持ったときには、今日学習したことに注意して使いたい」「携帯電話は楽しいだけではないことが分かった」といった感想が聞かれました。今後、中学生になり、多くの児童が携帯電話を所持することになると思います。携帯電話を持っている児童に対してはもちろん、これから携帯電話を持つことになる児童にとっても、携帯電話を扱う際のマナーを考える機会は今後必要であると感じました。 【常滑市立鬼崎中】ネットモラル講習会そこで,ネットモラルを学び,正しくインターネットを利用してもらいたいと考え,金城学院大学教授の長谷川元洋先生を講師としてお招きし,3年生を対象にネットモラル講演会を行いました。実際のトラブルについて具体的な例を挙げるとともに,「チェーンメール等怪しいメールでは,自分のアドレスが悪用されることもある。絶対に他の人にメールを回さないようにする。」「個人のプロフィールサイトでは,知り合いだけでなく第三者にも個人を特定され,被害に遭うこともある。」「たとえ友達であっても,勝手に写真等をネット上に載せると著作権法に触れる場合がある。」などについて教えていただきました。 また講習を通して,ゲーム機をネットにつなげてゲームの体験版をダウンロードしたり,買い物をしたりしている生徒の実態も分かりました。生徒との対話形式で,質問に対する答えをスクリーンに映し出しながら会が進められたので,生徒が積極的に質問に答える姿が見られました。 携帯電話やゲーム機は身近にあり,簡単にインターネットを利用できます。便利な反面,様々なトラブルとも隣り合わせの状態です。正しい用途で,便利な道具として,適切に使うことができるよう,今後も指導していきたいと思います。 【蟹江町立蟹江中】あらゆる機会をとらえて情報モラル教育をまた本年度は、県の総合教育センター主催の「児童生徒の情報モラルの指導法に関する調査研究協議会に所属している本校の教員が、1年生を対象に研究授業を行い、情報モラル教育の研究実践を深めた。 さらに、どの教員も情報モラル教育を実践できるように、各教科授業のあらゆる機会をとらえて、5分でも10分でも情報モラルに触れて意識付けをする授業の実践に取り組んでいる。社会科では、世界の州や日本の都道府県を調べる学習で、資料の信憑性や著作権について学んだ。美術科の授業では、美術作品を模写する場合の著作権について、技術科ではダウンロードに絡む著作権について学んだ。保健体育科では、思春期の心の変化、薬物乱用防止、メディアとスポーツの単元で情報モラルを取り上げた。数学では、指数の計算の発展問題でチェーンメールの広がりを学習した。 今後もさまざまな授業の中で実践していく予定である。 【知多市立つつじが丘小】携帯電話の基本的なマナーを学ぶそこで,児童に身につけてほしい三つの基本的な内容について,DVDを活用した授業を行った。その内容は,(1)携帯電話のマナー,(2)個人情報の管理,(3)情報発信する場合の注意である。以下のように,携帯電話を持ってる児童もそうでない児童も真剣に考えることができた。 (1)「私は持っていないけど,駅や公共の場所ではマナーを守るようにお母さんやお父さんに言おうと思いました。」「ぼくは,今度から料金や時間を考えて使おうと思いました。」 (2)「チェーンメールや迷惑メールに返信したりアンケートに答えたりすると,友達や家族の人に迷惑をかけるので絶対しない。」「親が制限をかけて迷惑メールが来ないようにしてあって,(私は)解除してほしいと思っていたけど,制限は(私を)守ってくれていたんだと思いました。」 (3)「お店の商品などをブログに書くことはいけないと分かった。」「もしブログをやるようになったら,うその情報や人の悪口は絶対に書き込みません。」 最後に,小学生に携帯電話は必要ないことを伝えた上で,次の合い言葉でまとめて授業を終えた。 つ … 使うとき よく考えよう インターネット つ … 罪になる うそや悪口の 書き込みは じ … 自転車に 乗りながら 使っちゃだめ が … 画像や音楽 ほしいときは まず相談 お … お店の商品 勝手に写真は 撮っちゃだめ か … 簡単に 信用しないで なりすましかも 【北名古屋市立師勝北小】ケータイ安全教室を開きました
1月15日(火)6年生は、ケータイ安全教室に参加しました。携帯電話会社の2名を講師にお招きし、携帯電話やインターネットの正しい使い方について詳しく教えていただきました。
1 ケータイのルールとマナーについて お店で勝手に充電したり、大きな声で通話したりすること、自転車や自動車に乗りながらケータイを使うことなど、公共の場で使う際のルールやマナーについて、映像を見ながら考えました。 2 著作権と肖像権について 書店やコンビニエンスストアなどで販売している本や雑誌の記事をケータイで撮影したり、友達をはじめ他人をみだりに撮影したりすることは、著作権や肖像権を侵害しており、知らぬ間に法律違反をしている危険性があることを知りました。 3 無料ゲームについて 最初は無料ゲームのつもりでも、アイテムを増やすと有料になることが多く高額請求の可能性もあるので、ケータイ使用のルールをあらかじめ家族で決めておくことが必要であることを知りました。 4 迷惑メールが届いた場合について チェーンメールという迷惑メールが送られてきた場合、返信メールを送ったり他人に 転送したりすることを絶対にせず、無視して削除すること、またサイトを通じて知り合 った人が「会おう」と言ってきた場合、危険な目にあうかもしれないので絶対に会わな いことなどを強く言われました。 5 プロフ、ブログ、掲示板について 自分のプロフィールや写真を公開することは個人情報が漏れる可能性が高く大変危険 なので、自分だけでなく友達の個人情報が特定できるようなことは書き込まないことを 強く言われました。 今まで何気なく使っているケータイが、大変便利なツールである反面、間違った使い方をすると犯罪やトラブルに巻き込まれてしまう可能性があるため、ケータイとの正しい付き合い方を理解しなければいけないことをしっかり学習しました。ご家庭でも今回のケータイ安全教室の内容をぜひ話題にしていただけたらと思います。 【美浜町立野間小】情報モラルの話し合いから自由・自律についての考えを高める実践実践の上での教師の留意点は,トラブル回避への対処方法の指導に留まらず,道徳的心情や道徳的判断力を高めるような内容にすることです。自律的な行動に付随する積極的に責任を取ろうとする心の姿勢ついて話し合うことで,ねらいとする価値に迫りたいと考えました。 授業の話し合いの中では,「相手の気持ちを気遣うこと」や「自分のしたことに責任をもつこと」,「先を見通して行動することの大切さ」などの意見が見られ,今後,情報社会で生きていく子どもたちの道徳性を養えたのではないかと思います。 【岡崎市立奥殿小】ゲームを使うときのお約束今回は事例で学ぶNetモラルの映像を使って、1年生が分かりやすくゲームとの付き合い方を勉強できるようにしました。映像を見る中で、子どもたちは「明るい部屋でゲームはやるんだよ。」「時間過ぎてるよ。」「こんなにやったら、目が悪くなるよ。」など多くのつぶやきがありました。事例で学ぶNetモラルを使うことで、子どもにも親しみやすく集中して学ぶことができました。 【豊田市立東山小】 携帯電話のマナーや危険性について学習しました。便利ではあるが、その裏に潜む危険性を子供たちに伝えるため、高学年の道徳の授業で、携帯電話のルールやマナーについてDVDを見ながら学習を行っています。 授業では、A君とB君とのやり取りという設定で、教師が黒板に、まず、 A:今日の○○って馬鹿みたいだったよね。 B:ちょっときもかったしね。と書き、 次に B:△△ってちょっとうざくない。 A:ね、うざいよね。 という文を書きました。 すると、それを見た子供たちは、悪口はいけない。、陰で言うのはよくないと言い、このやり取りを悪意のあるやり取りとしてとらえました。次に、このやり取りを実際に声に出して話させてみました。すると、子供たちは、日常的に自分たちが発してしまっている言葉であることに気がつき、不思議そうな顔をしていました。 文字というのは、感情や表情が伝わらないため、間違った伝わり方をしてしまうことがあることや、いじめに発展することもあることを伝え、携帯電話の使い方について子供たちと一緒に考える機会としました。 また、この他にも携帯を使うときのルールやマナーについても学習しています。 【豊山町立豊山小】ケータイ安全教室
平成25年1月23日(水)の学校参観デーに合わせ、5年生の児童と保護者を対象に、NTTドコモの方2名を講師としてお招きして、「ケータイ安全教室」を実施しました。現在、小学生にとっても、携帯電話やスマートフォンが身近にあることが当たり前の世の中になっています。新聞などでも掲示板へのいたずら書き込みがいじめにつながったり、サイトの登録などで犯罪に巻き込まれたりすることがあることが度々報道されています。
こういったトラブルに巻き込まれないために、今回講師の方から、携帯電話を持つ際の予備知識や安心・安全な使い方、使用のルールやマナーを、わかりやすいスライドを基に具体的に教えていただきました。講師の方から出された様々なクイズに、子どもたちが真剣に考えて答える姿が印象的でした。 今回の「ケータイ安全教室」は、携帯電話の使い方を知ることを通して、情報リテラシーを高めるとてもよい機会となりました。 【小牧市立小牧西中】 「携帯電話・SNSの使い方を考えよう」
1年生3クラスで、携帯電話やSNSの利用について授業を行った。最近は、中学生でも携帯電話を持ち、SNSを利用している生徒が多くなってきた。小牧西中学校でもそれらによるトラブルに巻き込まれる事例が起きている。
そこで、携帯電話でのメールによって人間関係がおかしくなったり、SNSへの書き込みからいじめや中傷に発展ししまったりした事例を描いたショートアニメを視聴した上で、携帯電話やSNSの利用について考えさせた。授業では、ショートアニメの事例のどんなところがよくなかったのかを話し合って確認し、その後、トラブルを避ける方法や心構えについて話し合いを行った。 生徒からは、「人の悪口は、メールや書き込みをしない」「個人情報は、メールやネット上に載せない」などの予防策や「トラブルになりそうになったら、すぐ親に相談する」といった対応策が出された。 今後も、時々に情報モラルについての学習を行い、生徒の意識の高めていきたい。 【南知多町立日間賀中】 情報モラルを扱った道徳実践 資料名「幸せコアラ」近年、インターネットや情報機器の発展に伴い、中学生でも携帯電話を所持している割合が増え、また、インターネットに繋がるパソコンがある家庭も増えてきています。それは本校のある離島でも例外ではありません。さらには、自分自身でブログを開設している生徒もいます。また、スマートフォンで特定のグループとメール交換をする「ライン」というアプリケーションを使っている生徒もいます。 そこで、本授業では、道徳資料「幸せコアラ」を用い、メールの受け手である友人の気持ちを考えさせることを通して、情報モラル教育を推進しました。 授業を受けた生徒の感想では、メールは、想像以上に相手を傷つけたり、いやな思いをさせたりすることがあるので、使うときは思いやりの気持ちをもつこと、相手への配慮をすることが大切だと思う、という内容のものが多くありました。 今後も、意図的・計画的にこのような道徳授業を実践することで、情報モラルについて考えさせることが大切であると考えます。 【豊川市立桜町小】低学年における情報モラル教育
本校1年生の児童は、ほとんどの児童がゲームを持ち、よく遊んでいるようだ。一日の利用時間を聞くと、「時間のきまりはなくさまざま」「親に声をかけられてやめる」という児童が多かった。そこで、「安全や健康を害するような行動を抑制する」という視点で、資料「テレビゲームとたろう君」を用いて話し合いを行った。
資料は、ゲームに夢中になり夜更かしをしてしまった太郎が、学校で先生に「ボーッとせずにしっかりしなさい」と注意され、休み時間には、友達に、バトルゲームのようにキックやパンチをして遊んでしまうという話である。「太郎はどうしてボーッとしてしまうのか」「バトルゲームのまねをした太郎をどう思うか? やられた友達の気持ちは?」と、太郎のゲームの仕方の問題点を話し合い、よりよい使用法について考えた。 授業のふりかえりでは、 ・ゲームは、友達と楽しめていいけど、たくさんやると目が悪くなるので、長い時間やらない方がいいとわかった。 ・ゲームみたいに、友達をいじめたりキックやパンチをやったりしてはいけないと思った。 ・時計をゲームの近くにおいて、30分でやめようと思った。 ・まだゲームを持っていないけど、買ってもらったら気をつけようと思う。 という声があがった。 今後、自己の欲求をコントロールし、時間を決めて利用できる子になってくれればと願っている。 【豊橋市立老津小】インターネットを使う時のルールとマナーについて学びました「ドラえもんのまんがでわかるルールとマナー集」(小学館ファミリーネット)を利用しながら学習を進めました。「自分の身は自分で守る」「相手のことを思いやる」「声や表情は伝わらない」「パスワードは他人に教えない」「個人情報はすぐには答えない」「先生や親などの説明をよく聞く」などの項目について話し合いました。インターネットのルールとマナーについての理解を深めて、以下のような感想をもちました。 ・パスワードやユーザIDを絶対に誰にも教えてはいけないことが分かりました。 ・個人情報にはすぐに答えてはいけないことが分かりました。 ・インターネットは楽しいものだけど、お金をとられたりして、子どもや老人がひっかか りそうなあぶないことがたくさんあることが分かりました。 ・「ゲームをあげるからここをクリックして」というメールがきても、無視をしてクリッ クしないようにすることが大切だと思いました。 ・「殺す」「100万円はらえ」というこわいメールがきたら、無視をするか、先生や親 や警察に相談することが大切だと思いました。 ・インターネットには、人がいやな気持ちになるようなことを書いてはいけないことが分 かりました。相手の気持ちを考えて書き込みをしようと思いました。 ・インターネットにいやなことを書かれたら、先生や親に相談しないといけないことが分 かりました。 ・インターネットを使う時には、先生や親などの説明や注意をよく聞いて、マナーやルー ルを守って使わないといけないことが分かりました。 |